JPH06508551A - 混合装置 - Google Patents

混合装置

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JPH06508551A
JPH06508551A JP5501508A JP50150893A JPH06508551A JP H06508551 A JPH06508551 A JP H06508551A JP 5501508 A JP5501508 A JP 5501508A JP 50150893 A JP50150893 A JP 50150893A JP H06508551 A JPH06508551 A JP H06508551A
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ワルソール,ベン,ジェー.
カプル,マシュー,ヴイ.
マーフィ,トーマス,ジェー.
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アーヴィン サイエンティフィック セールス カンパニー
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    • B01F35/753Discharging at the upper side of the receptacle, e.g. by pressurising the liquid in the receptacle or by centrifugal force

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、流入する流体の流れを、流入する流体の流れにより混合されるべき物 質と混合するための混合装置に関する。特に、本発明は、予め決定された単位体 積量に粉末状の細胞培養媒体を再組成するのに特に適した混合装置に関する。
試験管内で培養される生存能力のある動物の細胞及び組織は、1900年代の初 期から公知である。今日でも動物の細胞培養は、非常に複雑な科学技術であるが 、基本的な培養技術は今世紀の初期から変化していない。細胞又は組織は、原始 的であれ変態したものであれ、一般的に“媒体”(media)として称される 液体の栄養のある混合物内で成長される。この媒体はアミノ酸、ビタミン、塩分 及び他の成分からなる複合の混合物である。媒体は、しばしば1%から10%の 精製された牛の胎児又は生まれたばかりの子牛の血清が追加される。細胞培養媒 体及び血清は多くの所から商業的に入手可能である。
基本的な細胞培養技術は、ここ数年認め得る程に変化はしていないが、細胞培養 の量及びこの研究技術の利用性は劇的に増加した。組織培養技術を利用するのは 学術研究所、製薬及び生物工学の会社であって、しかも彼等はしばしば比較的大 規模に実験を行っている。医薬関連会社は、商業的な使用のために、1日につき 数10又は数100リツトルの液体の媒体を消費し、組織培養から抗体、成長因 子又は精製された蛋白質を発生させるために多く研究者や科学者を雇用する必要 がある。このように、今日では組織培養方法に関連して、媒体の供給コストや従 業員の雇用時間が、かなりの費用を要する。
細胞培養媒体は、適当量の水を加えることにより再組成される乾燥粉末又は予め 包装された液体として商業的に入手可能である。一般的に使用前に媒体に添加さ れる添加剤も数多くある。これらはナトリウム重炭酸塩、グルタミン、添加の緩 衝剤又は抗生物質を含んでいる。
予め包装された液体は殺菌済みであり、適宜の大きさに等分され使用される。し かし、一般的に媒体は光に対して敏感であり、規定された貯蔵寿命を有している 。したがって、媒体は正規の基準で注文されなければならない。それは冷却下で 貯蔵され、予め包装された形態ゆえに、開封及び搬送にかなりの労働時間を必要 とする。さらに、予め包装された液体の運送費は次第に高くなってきている。
粉末状の媒体は、大量に又は予め測定された包装により提供される。それはより 長い貯蔵寿命を有する傾向にあり、液状形態のものよりも安価で、より少ない保 存空間と取扱い時間で済む。しかし、粉末状の媒体は、殺菌状態で溶解され等分 されなければならない。特に大容量の媒体を調製する場合は、取扱い及び調製時 間が増加するため、予め包装された液体の媒体を使用する方が、コストが高くな るにも拘らず望ましい選択となる場合が度々ある。このように容易に準備できる 粉末状の媒体は、液体の媒体よりも保存空間が少なくて済み、調製を最小限の労 力でなし得ることは、従来技術に勝る重要な改良点である。
粉末状の媒体を再組成(reconstitution)するには数段階の過程 がある。固体粉末から液体の媒体を調製し、特定の媒体量を得るため意図された 公知の粉末量が計測され、一般的に最終的な望ましい量よりも僅かに少ない量の 蒸留水に加えられる。粉末及び水は、固体が完全に溶解するまで攪拌される。そ して、特定量のナトリウム重炭酸塩が添加され溶解される。ナトリウム重炭酸塩 及び粉末状の媒体は、同時に水に添加されてはならず、さもなければカルシウム 炭酸塩の沈殿物が生じる。その後、ペーハー(水素イオン指数)は、酸を使用し て調整され、又は最終的な量まで媒体を増加させるためベースの追加の水が加え られる。全体の混合物は、殺菌フィルタを通遇される。その後、媒体は大きな殺 菌済容器に集められ、又は数個の小さな殺菌済容器に等分される。
粉末状の組織培養媒体は、非常に細かな粒径をなし、吸水性を有している。粉末 状の組織培養媒体は、水で混合されると、球状に固まったり又は凝集しようとす る。
このように、粉末状の媒体が水中で再組成されるとき、水との最初の接触により 形成し得る幾つかの固まりを解消するため十分な攪拌が必要とされる。小さな1 回分の定量を得るため、殺菌された磁性を有する撹拌棒が混合容器内に加えられ 得、そして容器は磁性の攪拌プレート上に配置される。撹拌棒を混合容器に追加 するため追加的な操作が必要とされる。一般的な研究所のセツティングでは、磁 性の攪拌プレートは、大容量の媒体を調製するための実用的な解決策にはならな い。
さらに、特に湿気の高い環境下で保存された場合、吸水性が原因となって、媒体 は水分を吸収する。湿った媒体は貯蔵寿命を短かくし、固まりだらけになり、再 組成するために積極的な攪拌が必要となる。したがって、予め測定されてシール され、乾燥の等分された部分標本が提供されるならば、粉末状の媒体の貯蔵寿命 は改善されるであろう。
再組成方法は、数段階の工程と数個の分離した装備とを必要とする。それには一 般的に再組成される媒体の全体の最終的な体積を包含するための十分に大きな少 なくとも1つの容器と、濾過後の殺菌された媒体を受取るために1又は2以上の 容器とを必要とする。殺菌された媒体は、通常上部が開放された容器に分配され る。このように大部分の媒体の調製は、層流をなすフード内でなされる。容器及 び殺菌された媒体を収容するための十分な空間がしばしば存しないので、フード 内で大容量の媒体を処理することは困難である。そのような生成物を最小限の物 理的な接触で調製可能とし、上記の不便性なしに媒体の調製を容易にする装置で あれば、科学的なコミユニティ−において長年に亘って必要性が唱えられていた ものを満足するであろう。
種々の解決策があるが、それらは、最小限の物理的な接触となる状態で順序立っ た溶解や成分の添加を必要とする。研究所において、粉末状態、小分けされた粉 末又は小分けされた濃縮物として購入され、使用前に調製されるべきである化学 物質の範囲がある。有害な物質もあるため取扱いは最小限とされるべきである。
いくつかの化学物質は、人の手に存するようなヌクレアーゼに接触しないように する必要があり、使用前に殺菌を必要とする。さらに、埃、バクテリア、ウィル ス及び菌類を有する汚染物から隔離されるべき他の化学物質もある。粉末として 購入するには安価である一方、予め包装され、濾過され殺菌された液状形態で購 入し受取るにはかなり高価であるが、液体としてこれらの物質は予め決定された 貯蔵寿命を有することができる。
発明の要約 本発明の1つの態様にしたがって、流入する流体の流れにより濃縮された物質を 混合するための混合装置が提供される。該混合装置は、混合されるべき濃縮され た物質を包含するための実質的に円筒状の混合チャンバを有するハウジングと、 混合チャンバと流体源との間を連通ずるためにハウジング内に流入ポートとを有 している。
流入ボートは、混合チャンバの内壁の略接線方向の軸線に沿って流入する流体を 案内するように方向付けられて配置されており、それによって、圧力下での流体 の導入に基づいて混合チャンバ内で回転を伴う流体の速度を発生させる。未混合 の粉末状の物質が混合チャンバから実質的に流出するのを防止するため、フィル タが混合チャンバから流出する流れの途中に設けられているのが望ましい。
流入する流体の流れにより混合されるべき第2の濃縮された物質を包含するため 、第2混合チャンバは、第1混合チャンバの流出物と連通ずるように設けられて いるのが望ましい。望ましい実施例において、第1混合チャンバと第2混合チャ ンバとは、第1フイルタを経由して相互に連通している。第2混合チャンバから 流出する流れは、未溶解の物質の流出を実質的に防止するため第2フイルタに通 され、殺菌されるべき物質を使用する実施例においては、第3の殺菌フィルタが 第2混合チャンバから流出する流れの途中に設けられるのが望ましい。
本発明の他の態様によれば、緩衝溶液内に粉末状の物質を再組成する方法が提供 される。該方法では、第1混合チャンバに粉末状の培養媒体を有する渦流をなす 混合装置と、第2混合チャンバに緩衝物質を有する装置とが使用される。
流入する流体の流れは、粉末状の培養媒体と接触し混合する渦流を発生するため 、圧力下で第1混合チャンバに導入される。その後、流体の流れは第1混合チャ ンバから流出され、緩衝物質と接触するため第2混合チャンバに導入される。
望ましい実施例において、第2混合チャンバから流出する流れは、殺菌フィルタ を通過して受取容器に案内される。受取容器の容積、粉末状の培養媒体及び緩衝 剤の体積は、全て調整されているのが望ましく、その結果、容器を実質的に満た すための十分な流体の体積を第1チヤンバに導入することにより、再組成される 培養媒体の単位体積が提供される。
本発明のさらに他の態様にしたがって、流入する流体の流れが2又は3以上の流 体の流れに分けられ、分けられた各流れが分離された混合チャンバに作用するよ うに並列的な流れをなす混合装置が提供される。水駆動による混合方法の変更態 様として、水駆動のみによって渦流を発生させる方法、又は内部の混合用刃と共 に水駆動により渦流を発生させる方法がある。あるいは、内部の混合用刃と共に 回転するように結合された外部の水駆動によるタービンを有する外部水駆動混合 手段も使用され得る。磁力駆動による攪拌棒又は回転するように結合されたモー タ駆動式の混合手段等の追加の外部の機械的な混合装置を備えることもできる。
本発明に基づくこれら及び追加的な特徴及び変更態様は、添付図面及び請求の範 囲を参照して考察すると、以下に示す望ましい実施例の詳細な説明から当業者に 明ら図1は本発明の1実施例に係る混合チャンバ、殺菌フィルタ及び受取容器シ ステムを示す全体的な概略図である。
図2は図1に示された混合チャンバ及び外部の殺菌フィルタを分解して示す図で ある。
図3は流入する流路の接線方向を示す図1の3−3線に沿う断面図である。
図4は図1の下側混合チャンバ内の流体の渦流を示す縦断面図である。
図5は本発明に係る混合チャンバの他の実施例を示す斜視図である。
図6は同一水平面内で補足的な流入する流路を備え、2つの流入ポートを有する さらに他の実施例を示す断面図である。
図7は回転可能な攪拌棒を有する本発明のさらに他の実施例を示す斜視図である 。
発明の詳細な説明 図1は本発明に係る混合装置20、フィルタ36及び受取容器40の1実施例の 全体的なシステムを示している。混合装置20は、少なくとも1つ、望ましくは 2つのチャンバを備えている。全体的に円筒状の第1チヤンバ22は、ここに示 される望ましい実施例において下側チャンバを構成し、第2チヤンバ24は、こ の望ましい実施例の上側チャンバを構成している。記述の簡易化のため本明細書 において、2つのチャンバを備えた実施例では“化学物質A”は第1チヤンバ2 2に含まれている物質を、“化学物質B”は第2チヤンバ24に含まれる物質を 示すものとする。
流入する流体の流れは、流入ポート26を通過して混合チャンバ20に流入する 。流入ポートの軸は第1チヤンバ22の内壁に実質的に接する角度で第1チヤン バに入り、流入ポート26を通過して第1チヤンバに流入する液体はチャンバの 内側面に沿って流れ、第1混合チャンバ内で流体の流れにより化学物質Aの混合 を容易にする円状の混合する動作を発生する。化学物質Aが液体に溶解し追加の 液体が第1チヤンバ22に流入すると、液面は分離器30を通過して上昇し、第 2チヤンバ24に流入する。チャンバ分離器30を通過し上側のチャンバに流入 する化学物質Aを含む流体は、化学物質Bと接触する。
望ましい実施例において、化学物質Bは化学物質Aよりも溶解特性が高く、その 結果、化学物質Aを既に含有している液体に化学物質Bの溶解を容易にするため に攪拌することはもはや必要でない。その後、溶解した化学物質A及びBを含有 する液体は、望ましくはフィルタ64(図2)を通過した後に流出ポート32を 通過して第2混合チャンバ24から流出する。流出ポート32を通過する液体は 、その後、出口チューブ34に、望ましい実施例においては殺菌フィルタ36に 進入する。その後、化学物質A及びBを含有する殺菌された液体は、フィルタ3 6を流出し受取容器40に入る。
さらに、最終的な生成物が1又は2以上の他の液体の添加剤を追加することを必 要としたり、容器40内のものが連続した異なる容器に排出されることも考えら れる。
したがって、複数の入口ポート42として全体的に設計された複数の入口ポート が一般的に備えられている。望ましい添加剤の溶液を連続的に排出したり流入す るのを制御するため、各出口ポート42に流れを制止する調節器44が備えられ ているのが望ましい。
図2は望ましい混合装置の実施例の各構成要素を分解して示す図である。混合装 置基部46は、シール50を伴って下側チャンバのハウジング48と結合されて いる。
下側チャンバハウジング48及び基部46は、圧力下で流入ポート26から流入 させられる流体の回転速度を最も効果的にするために形が実質的に円筒状になっ ているのが望ましい。シール50は、エラストマー素材からなるOリングとされ るのが望ましいが、当業者に周知のガスケット又は他のシーリング器具とするこ ともできる。
下側チャンバのハウジング48は、略ハウジングの内壁に接するように方向付け られた流入ポート26を備えている。流入ポート26はハウジング48と一体成 形されることもでき、また接着剤、溶剤又は熱融着の種々の公知方法によりハウ ジングに取付けられ得る。流入ポート26はハウジング48の下半分に配置され るのが望ましく、ハウジング48の4分の1よりも下側に沿って配置されている のがより望ましい。ホースの逆輔や他の従来の連結器が流入ポート26に取付け られているのが望ましい。
ハウジング48の内部表面の上部は円形の肩部又は支持構造52を備えているの が望ましい。支持構造52は、この望ましい実施例において、微細孔を有する多 孔質の円形のフィルタディスク54であるチャンバ分離器を支持するためのレッ ジ又はリップを形成するため、チャンバハウジング48と一体成形して、又は嵌 入して設けるのが望ましい。あるいは、支持構造52は、円筒状ケーシングと同 一の材質からなる複数の支持ペグ又は溝を備えることもできる。
フィルタディスク54は、微細孔を有する多孔質のボレックス(登録商標: P orex)のプラスチック(ボレックステクノロジー、フェアバーン、ジョーシ ア)からなるのが望ましいが、さらにガラス、ウール、微細メツシュ又は装置内 で使用される溶剤及び粉末と望ましい適合性を有する他の種々の不活性物質とす ることもできる。フィルタの材質は、粉末状の媒体の流出を防止するため十分に 小さな微細孔寸法を有するのが望ましい。ここに記載された望ましい実施のため に、フィルタは略90から130ミクロンの微細孔幅を有しているのが望ましい 。
フィルタディスクは、液体が第2チヤンバへ通過するのを可能とするが、一般的 に未溶解の固体が第1チヤンバ22から第2チヤンバ24へ通行するのを遮断す る。さらに、微細孔を有するフィルタに遮断された未溶解の固体は、その後フィ ルタを通過する連続的な流体の流れにより溶解される。
2つのチャンバは互いに隣接し、微細孔を有するプラスチックのフィルタディス ク54により相互に分離されているのが望ましい。しかし、第1チヤンバ22及 び第2チヤンバ24が、それらが液体を供給して循環する際、相互に液体が流通 するように配され得る限り、距離をおいて相互分離していることも考えられる。
図2は望ましい実施例を示しており、液体は第1チヤンバ、すなわち、下側チャ ンバに進入し、円形のフィルタディスク54を通過して第2チヤンバ、すなわち 、上側チャンバへと流れるように、第1チヤンバ22及び第2チヤンバ24は、 液密状態で同軸上に直線的に配されている。この構造において、エラストマーか らなるOリング等の第2シール56は、上側チャンバと下側チャンバとの間を液 密状態に保つために使用される。製造段階において、化学物質Aは、円形の微細 孔を有するフィルタディスク54が所定位置に配置される前に、第1チヤンバ内 に設けられるのが望ましい。構造物の材質は以下で論じることにする。
望ましい実施例において、下側チャンバ22は、上側チャンバ24と同一の材質 からなっている。
上側チャンバのハウジング60もまたフィルタの支持構造62を備えているのが 望ましい。流出フィルタ64である第2の円形フィルタディスクは、化学物質B の追加の後にフィルタ支持構造62の上部に置かれる。第3シール66は、混合 チャンバのキャップ68と上側チャンバのハウジングとの間を液密状態に保つた めに使用されるのが望ましい。流出フィルタ64は、キャップ70の内表面から 少なくとも約8分の1インチの所に位置しているのが望ましい。これは化学物質 A及びBを含有する液体が流出フィルタを通過し、流出ポート32を経て流出す るための空間を形成する。
殺菌された物が必要とされるとき、流体は流出ボート32を通過して殺菌装置3 6に入るのが望ましい。本発明が必要とするタイプの殺菌装置は、多数の供給者 から購入され得る。1つの商業的な供給者は、メイン州のコートランドに存する ポール コーポレーションである。
殺菌手段として使用され得る殺菌フィルタ装置は、一般的に0. 2μmの微細 孔のフィルタを有している。フィルタはナイロンやセルロースアセテートを有す ることもてきる。
さらに、フィルタ寸法の他のタイプが別の機能のために選ばれ得ることが考えら れる。例えば、電気泳動による緩衝剤の調製には、清浄さは要求されるが、殺菌 された溶液は必ずしも必要ではなく、0.45μmのフィルタであれば十分であ る。同様に、より粘性を有する溶液の調製は、より大きな微細孔寸法のフィルタ を必要とするであろう。ここに記載されたちの以外の本発明の適用例では、フィ ルタ装置を設ける必要がない。その場合、液体は可撓性を有するチューブを通過 して受取容器へと直接流れる。もし殺菌フィルタが使用されるのであれば、チュ ーブと、複数の入口ポート42及び受取容器40とに流入する全ての追加的な化 学物質は当然に殺菌されるべきである(図1)。
使用に際し、液体は流入ポート26を通過して混合チャンバに流入する。ホース は流入ボートに取付けられ、ホースの逆鯨の連結器を経て所定箇所に位置してい るのが望ましい。ホースの逆輔のネックを通過する程度に十分大きく、ホースの 逆輔のノズルをシールする程度に十分小さい直径をなす標準的な可撓性を有する 実験用チューブが、混合チャンバに流入する流体の流れを案内するために使用さ れているのが望ましい。可撓性チューブの他端は流体源に直接接続されているの が望ましい。本発明に係る望ましい培養媒体の実施において、流入ポート26は 、最も科学的な実験用の蒸留されイオンが除去された水(ddH20)のコック に見出だされる接続ノズルを有するddH2o源に連通して配されている。他の チューブ材質、ノズルアダプタ及びポンプは、他の水源や液体の溶剤を使用する ために必要とされ得る。
約1ps iより大きなコック圧や他の流入する流体による圧力は、一般的に望 ましい装置機能をなすのに十分可能である。約25psiの圧力領域における通 常のコック圧は、本発明の多くの実施例を行うには十分である。
最小限の効果的な圧力は、当業者により理解され得るように、第1混合チャンバ の大きさ、第1混合チャンバに含まれる化学物質Aの体積及び流入する管腔の直 径に応じて決められる。特定の実施に対してこれらのパラメータを最適化するた め、いくつかの定型的な実験が必要とされ得る。1つの模範的な実施例において 、約1ps iから10psiの流入圧力で使用した場合、第1チヤンバは内径 約4.5インチ、内部の高さ約4インチ及び流入ポートの直径約16分の3イン チである円筒状のチャンバである。
図3は図1の流入ボート26に結合されたホースの逆[71を示す3−3線に沿 う横断面図である。上記したように、液体は圧力下で実質的にチャンバの内壁に 接して下側チャンバに流入する。装置に流入する液体の速度は、流入する液体の 流れの圧力により決定され、さらに流入ポートの直径や第1チヤンバの容積を変 更することにより操作され得る。流入ポートの直径が減少するとチャンバに流入 する液体の速度が増加し、反対に流入ボートの直径が増加すると液体の速度が減 少する。適合性のある流入ボートの直径と結合した液体の流れの圧力は、装置に 流入する液体がチャンバケーシングの内表面に沿って流れ、図3の矢印により示 される通路に沿って流れるような十分な液体の速度を付与する。もし液体の回転 速度が十分大きければ、その後、液体の運動は、流入する液体と第1チヤンバの 内容物とを混合するのに役立つ乱れた渦流をなす。
図4は図1の混合装置を示す縦断面図である。破線で示された水平線74は、中 心部に略円錐状の空気75領域を形成する渦巻状の流体を示している。渦巻きの 渦流は、第1チヤンバ22の内容物を混合する。チャンバに流入する追加の流体 は、渦流を第1チヤンバの側面に押上げ、微細孔を有する多孔質のフィルタディ スク54を通過して第2チヤンバへと流入する。
一度、流体が第2チヤンバに到達すると、流れは層流状となる。上側チャンバ内 に存する化学物質Bは、化学物質Aよりも溶解特性が高いのが望ましく、したが って、化学物質Aを含有する液体に容易に溶解する。上側チャンバは満杯になり 、化学物質A及びBを含有する流体は、流出フィルタを通過して上側チャンバか ら流出し、キャップの貯蔵空間76に入る。本実施例において、流出フィルタは 円形のフィルタディスク54と同一の材質からなっている。流出ボート32は、 混合生成物のための出口を形成している。あるいは、殺菌フィルタ36が未溶解 の固体の遮断機能をなす場合は、流出フィルタ64が省略されることも考えられ る。
十分な流入速度を得るため、液体は化学物質Aを混合又は溶解するために十分な 圧力下で混合チャンバ内に流入しなければならない。以下に紹介する実施例に記 載された装置の若干の変更は、混合装置の他の適用のために適切な機能を必要と されることが考えられる。例えば、液体が水であり、生成物が組織培養媒体なら ば、望ましい流出ポートの寸法と適合して、通常のコックの圧力は、望ましい回 転の流体速度を発生するために十分な液圧を発生するであろう。混合チャンバの 流入ボートの直径は、流入速度に直接的に影響する。上記したように、流入ポー トの直径は、十分な渦流を形成して速度を調節するため増減し得る。
第1チヤンバの内面は、実質的に円筒状の外形を有しているのが望ましい。これ により、液体の流れのための渦流の方向付けを確立する。さらに、シリンダの直 径は、流入する流体の速度を補足しなければならない。所定の流入する流れに対 して十分に大きな第1チヤンバの直径は、渦流を維持するため内周面に沿った十 分に大きな遠心力を支えきれないであろう。内径が十分に小さければ、最初に過 度の乱流が発生して渦流をなしえず、不十分な混合となってしまう可能性がある 。流入速度及び流入角度と符号した実質的な円筒形状は、望ましい渦流を発生す るために組み合わさる。
あるいは、径方向の対称性を示す他のチャンバの形状が、第1チヤンバとして使 用され得る。例えば、球状、半球状、円錐曲面回転体又はそれに類するものが選 択され得る。さらに、さい頭註錐形のような直線に包囲された非円筒形のチャン バも使用され得る。
図2に詳細に示された望ましい実施例において、第1チヤンバの直径は、最適に それの高さに比例しているように見受けられる。直径に対する高さの割合が約2 .5:1を越えると、一般的に1分間に約1から3リツトルの流入量においての 十分に強い渦流の発生に耐えきれない。
図5は本発明に係る混合装置の第2の実施例を示す斜視図である。ここで、第1 チヤンバ22は、第2チヤンバの高さよりもかなり高くなっている。望ましい流 入する液体の流れの速度の下で、この装置は図2に記載された実施例よりも化学 物質Aの量をより多く収容することができる。
本発明の望ましい実施において、混合装置は組織培養する粉末状の媒体で予め満 たされ混合チャンバが提供されることが考えられる。例えば、1リツトル、10 リツトル、20リツトル、50リツトル及び100リツトル又は100リツトル よりも大きな最終的な組織培養媒体の体積の調製品を収容するための混合チャン バの寸法が考えられる。下側チャンバに含まれる粉末量が増加すると、粉末が溶 解するまで渦流の範囲内で粉末の運動を維持し、十分な大きさの渦流を発生させ るため、増加された円筒の高さ及び/又は直径を必要となるであろう。さらに、 より大きな寸法は、渦流を維持するために十分な流入する流れを流入線上に発生 させるためのポンプを必要とし得る。したがって、調製される生成物の最終的な 体積を補足するために特別に設計された各装置が考えられる。
試験の結果、粉末化された培養媒体の実施のため、チャンバ体積の約50%より も大きい粉末量とすると、不十分な渦流の混合となり、液体の再組成が非能率的 になることが分かった。さらに、試験により、ここに記載された混合装置の操作 中、時折、略5秒間、流入を中断することにより液体中の粉末の再組成が改善さ れることが分かった。流れを一時的に中断することにより、チャンバ内の圧力を 解放し、粉末の固まりが内部に流体を引付けることが可能となる。
予め調製された容器40は、媒体の調製の最終目的を決定するために使用される 。あるいは、予め決定された液体量がシステムを通じて注入され得、又は流量計 もしくは蓄圧器が最終的な生成物の体積を制御するために使用され得る。さらに 、液体生成物の最終的な体積が重量により決められ得ることが考えられる。受取 容器が重量計の上に配置され、容器は最終的な目標重量の生成物が得られるまで 満たされる。
装置の効果的な操作のため、使用前に培養媒体の粉末が比較的乾燥していること が重要である。吸湿性の粉末は、湿気のある条件下で凝集する傾向にあり、再組 成が困難となる。したがって、真空下で包装及び/又は望ましくは乾燥剤と共に 提供された粉末を有する混合装置システムを備えた商業的製品が考えられる。
本発明に係る混合装置の製造は、当業者に公知の材質及び技術を使用して達成さ れ得る。望ましい実施例において、混合チャンバの基部及びキャップは、ポリカ ーボネート等の不活性のプラスチック重合体からなっている。
あるいは、キャップ及び基部はポリスルホンを含有する他のプラスチックにより 成形することも可能である。他の材質は合金、プレクシガラス又はガラスを含有 してい6゜・1 図2に戻ってみると、基部46はチャンバハウジング48と適宜一体成形される 。あるいは、基部46は液密状態を形成するため下側チャンバハウジング48と 共に組立てられてもよい。下側チャンバハウジングは、一般的に意図する使用環 境において不活性であるポリスチレン、ポリエチレン、ポリカーボネート、プレ クシガラス、透明合成樹脂、ポリプロピレン又は合金等の種々の材質により成形 されるのが望ましい。チャンバハウジング48は、内容物の観察や混合する循環 の進行を可視とするため透明であるのが望ましい。
チャンバハウジング及び混合チャンバ基部は、エラストマー製の0リングを使用 して適宜液密状態に形成されている。第1チヤンバは、基部の円形凹部に嵌入又 は基部に通り抜は得るように噛合し得る。さらに、ハウジングは接着剤を用いて 、ヒートシール又は他の公知方法により基部にシールされ得る。
保護キャップは、流出ポートを被覆するために備えられ、使用前に粉末が噴出す るのを防止する。
望ましい実施例の装置の組立ての際、下側チャンバは粉末状の媒体が供給され、 ボレックスタイプの微細孔を有する円形のフィルタディスク(ジョーシア州、フ ェアバーン、ポレックス テクノロジー社製)又は90から130μmの微細孔 寸法を有する他のフィルタが、フィルタ支持構造の上に配置されている。上側チ ャンバハウシング60は、下側チャンバハウジング48にシールされ、Oリング 56又は他の何らかの方法により液体密状態とされているのが望ましい。上側チ ャンバハウジング60は、下側チャンバハウジングと同一の材質かラナっている のが望ましく、2つのチャンバハウジングは細長い円筒状ボディとして一体成形 されてもよい。しかしながら、さらに2つのチャンバは、異なる材質により製造 することも可能である。化学物質Bが上側チャンバに添加され、上側チャンバハ ウジングは、同様に流出ボート32を有する混合チャンバキャップに取付けられ る。混合チャンバキャップは、上側チャンバケーシングに取付けられ、ゴム製の Oリング又は他の既存のシーリング手段により取付けられているのが望ましい。
図2に示す混合チャンバ装置の製造のために多くの物質が使用され得る。物質の 選択は、再組成のために予定された溶剤及び化学物質の選択により規定される。
チャンバと溶剤との反応を避けるため、チャンバの材質及びシーリング装置は、 比較的に溶剤の分解に耐え得るものでなければならない。さらに、チャンバの材 質及びシーリングの機械部品の選択は、化学物質A又はBの溶剤との反応による 熱的作用の検討により規定される。すなわち、激しい発熱反応を起こす化学物質 は、一般的に混合装置に投入されるべきではなく、例えば、熱に敏感な接着剤で シールされた混合装置には投入されるべきではない。機能的な混合装置の組立て のための材質、溶剤及び化学物質の選択は、当業者にとって明らかである。上記 の材質は模範的なものであって、ここに記載した本発明を制限付けるものと解す べきではない。
もし殺菌され再組成された生成物が必要ならば、殺菌フィルタ装置36が備えら れているのが望ましい(図1)。システムの構成要素間を連通ずるための可撓性 チューブは、圧力釜又はガンマ線の照射等により殺菌され、製造の段階で一緒に 組立てられ得る。さらに、殺菌された受取容器が装置に備えられているのが望ま しい。殺菌された受取容器はガラス、プラスチック又は金属とでき、予め成形さ れ、又は可撓性のものとできる。望ましい実施例において、受取容器はメディア  マネージャー プロダクト(カリフォルニア州、サンタアナ、アープイン科学 所)等の殺菌された可撓性を有する収容袋を備えているのが望ましい。
望ましい実施例において、化学物質Aは、カリフォルニア州のサンタアナにある アープイン科学所よりDMEとして入手可能な粉末状の組織培養媒体であり、化 学物質Bは、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)及び/又は媒体に依存する他 の望ましい緩衝剤や添加剤である。再組成され緩衝された組織培養媒体は、図1 に示す受取容器40に流入する。
複数の入口ポート42は、再組成された媒体のペーハーを調節するため塩化水素 や水酸化ナトリウム等のさらなる添加剤を供給するために使用され得る。グルタ ミン及び追加の緩衝因子もまたこれらのボートを介して添加され得る。最終的な 生成物は、容器40を振って混合され、容器40の中から直接取出して使用され 、追加の殺菌された容器に割振られる。
以下、殺菌フィルタを備え、組織培養媒体の再組成のための容器を有する混合チ ャンバ装置の望ましい実施例を示す。
実施例1 混合装置は、イーグルの最小不可欠な媒体(Eagles Minimum E s5ential Medium) (M E M)を10リットル再組成する ために設計されたものである。装置の全体的な外形は、図1により示され得る。
装置は直径4.5インチ、高さ4インチの下側チャンバと、直径4.5インチ、 高さ1.5インチの上側チャンバとを有する円筒状の2つの部分からなるチャン バシステムとして形成されている。流入ボートは、16分の3インチの断面の直 径を有している。上側及び下側混合チャンバハウジングは、ポリスチレンにより 成形されている。混合チャンバの基部及び混合チャンバのキャップは、ポリプロ ピレンにより成形され、この特別な実施に対し、0.25インチのエアスペース が流出フィルタ64と混合チャンバのキャップ内表面との間に形成されている。
可撓性を有するシリコンチューブは、ポールコーポレーションから得られるナイ ロン製の殺菌フィルタを流出ボート32に接続する。
殺菌用シリコンチューブは、殺菌フィルタを10リツトル用のメディア マネー ジャー製受取容器(カリフォルニア州、サンタアナ、アープイン科学所)に接続 する。
混合チャンバの組立ての際、約70から120ミクロンの粒径を有するMEM粉 末が下側チャンバに添加され、粉末状のす) IJウム重炭酸基が上側チャンバ に添加される。MEM粉末は、アーフィン科学所から調製された粉末として購入 でき、個々の成分は当業者に知られた化学物質の販売会社から購入することがで きる。以下、一般的なMEM処方液を1倍の濃度で10リツトル調製するための 各成分の質量を示す。
Component Amount(g) Component Amount (g)CaC1□2. OKCI 4.0 Mg5042. ONaC168,0 Na2HPO41,4D−Glucose 10.0Phenol Red 0 . I L−Arginine 1.26L−Cystine O,24L−G lutamine 2.92L−Histidine O,42L−Isole ucine 0.52L−Leucine Q、 52 L−Lysine f lcl 0.72レ−Methionine O,15L−Phenylala nine 0.32しThreonine O,05L−Tryptophan  O,10L−Tyrosine Q、35 L−Valine O,46及び 10.0mgのD−Caパントテン酸塩、コリンクロライド、葉酸、ニコチンア ミド、ビリドキサル塩化水素、及びチアミン塩化水素が成分とされる。20mg の■−イノシトール及び1.0mgのりボフラビンがさらに添加される。
22グラムのナトリウム重炭酸基が上側チャンバに添加される。
前記の物質は全て混合チャンバ、チューブ、殺菌フィルタ及び真空下で包装成形 され乾燥剤の付されたユーザ向けのメディア マネージャー製の受取容器を有す る密閉されたシステムに提供される。
実施例2 実施例1に記載した成分で満たされた装置は、使用のために包装から取り去られ る。付加的なチューブが二様の蒸留水源(ddH20,もしくはポンピング装置 に連結された水源が望ましい)に接続されている。特別な装備や殺菌する技術は 必要ではない。キャップがホースの逆輔の流入ポートから取り外され、チューブ がホースの逆線に取付けられる。メディア マネージャー製の容器は、秤の上に 配置され、混合チャンバ装置は、頑丈な表面の上に配置される。
水は装置へ導かれチャンバ及び殺菌フィルタを通過し、再組成された媒体は、メ ディア マネージャー製の容器へと流入する。操作中、水の流れは、システム内 の圧力を解放するために時々約5秒程度止められる。容器が満たされたとき、等 分された部分標本がペーハー試験され、6.8から7.5までの望ましい終点の ペーハーの範囲内に到達するため、塩化水素が複数の入口ボートの1つを通じて 添加され得る。さらに、他のアミノ酸、他の緩衝剤(すなわち、HE P E  S、C8H18N204 S)又は補足的な葡萄糖が複数の入口ポートを通じて 添加され得る。
容器は殺菌フィルタから取外されてキャップが被せられ、容器は使用前に内容物 を混合するために簡単に逆転され又は攪拌される。媒体は大容量の1回分の組織 培養のため直接に使用され、又は必要ならば小容積の容器に等分され得る。
上記の実施例は、組織培養に対する最小不可欠な媒体を再組成するために開示さ れた本発明の使用態様を記載している。開示された装置を使用して調製され得る 他の組織培養媒体は数多くある。これらはF−10の栄養のある混合物(Ham )、ダルベツコの緩和されたイーグルメディア(Dubecco ’ s Mo dified Media) (DME)、及びRPMIメディア1640を含 有するが、これらに限定されるものではない。さらに特別注文の媒体は、上記の 混合チャンバに供給され得、また他の種々の実験用化学物質及び緩衝剤か商業的 な使用のために提供され得ることが考えられる。バクテリアの成長媒体は、開示 された装置内に提供され得る。
ある実験用の試薬は、大きな規模で使用される。3重のアセテート緩衝剤、3重 の硼酸塩緩衝剤又は電気泳動の緩衝剤に基づくグリシンは、濾過装置と共に熟考 された混合チャンバ装置内に提供され得る。
さらに本発明に記載された装置は、多くの他の商業的又は工業的な実施を行うこ とができると考えられる。例えば、多くの液体の調合剤が、いくらかの頻度と量 でもって病院の調剤部で調製される。塩分を含有した溶液、栄養のある製剤、想 像する試薬、染料、殺菌溶液及び麻酔薬が、液体として再組成される。本発明に 記載された再組成の準備として予め測定され等分された部分標本は、従来技術に 対して利点を有する。
その他の実施例は、開示された本発明の方法を利用して全て再組成され得る殺虫 剤、化学肥料、及び牛乳又はアイスティー等の一般に粉末から調製される種々の 飲料の何かを有するが、これらに限定されるものではない。
さらに、本発明に使用され得る液体の溶剤は、水、アルコール、又は他の有機体 とすることが可能であると考えられる。使用されるべき溶剤の溶解特性、必要と される量、及び溶剤と再組成された化学物質との間の化学的な相互作用は、図2 と関連して示されるように、混合チャンバの寸法及び構成成分のための物質の選 択の指標を提供するのに役立つ。
本発明の変更態様は、異なる目的の使用のために構成され得る。例えば、図は第 1混合チャンバが第2混合チャンバの下に同軸上に配置され、微細孔を有する円 形フィルタディスクにより分離された望ましい実施例を示している。この実施例 において、上側及び下側チャンバの双方は、円筒状をなし、円形のフィルタディ スクは、チャンバケーシングの形状に従っている。下側チャンバは、十分な乱流 の回転の流体速度を容易にするため全体的に円筒形状をなしているのが望ましい 。
しかし、上側チャンバが円筒形状を有することは必ずしも必要ではない。第2チ ヤンバ及び微細孔を有するフィルタディスクの他の形状が考えられる。第2チヤ ンバは、長方形、卵形、又は実質的に球状とされ得る。さらに第1チヤンバ及び 第2チヤンバは、必ずしも相互の頂部に位置される必要はない。2つのチャンバ は横置き又は相互に間隔を置いて分離され、シリコン、ガラス又は他の既存のチ ューブにより連通ずるように配置されてもよいことが考えられる。
所定のシステムの化学作用によっては、必要とされるのは1つの混合チャンバで 全てとされ得る。あるいは、3以上のチャンバが、3つ以上の化学物質を連続的 に溶解したり再組成するため、同一の管状ハウジング内に連続的に結合すること もできる。各チャンバは、一般的にチャンバ分離器、望ましくは図2の実施例に 示す第1混合チャンバと第2混合チャンバとの間に位置する微細孔を有する濾過 ディスクのようなフィルタにより画定されているのが望ましい。このことにより 未溶解の固体がチャンバ間を通過するのを防止する。チャンバは全て1つのハウ ジング内に含まれ又は各々の隔離された装置として提供されていてもよい。これ らは、チューブ又は他の当業者に公知の結合装置により連続的に結合されている 。
開示された本発明の他の適用には、装置が2以上の流入ポートを有する必要があ ると考えられる。所定の粉末又は濃縮液の再組成のために2又は3以上の溶剤を 同時添加する必要のある化学的な混合物がある。例えば、本発明に開示された装 置を使用して、EDTA (エチレンジアミン テトラ酢酸)を含有する化学物 質を調製するには2つの流出ポートを必要とする。EDTAのナトリウム塩は、 溶液のペーハーが略8. 0となるまで必要ではない。したがって、EDTAを 含有する緩衝剤の調製は、水用の流入ポートと、提供されたチャンバ内に含有す る粉末を十分に溶解するための塩化ナトリウム用の追加の流入ポートとを必要と する。
流入ポートは、同一の垂直面に沿って同一の水平面上に、又は所定の実施を行う ため特定の必要物に依存する他の場所に位置され得る。図6は同一の水平面に沿 って位置された2つの流入ポート8o及び82を有する混合チャンバの1実施例 を示す横断面図である。混合することが、流体の乱流を発生するために単に流入 する流体圧に依存するならば、流入ポート80及び82は、第1チヤンバの内部 表面の接線に沿って直線的に配置されるのが望ましい。
図示された2つの部分を有する実施例において、流入ポート80及び82は、8 4及び86と等しいポートの直径を有している。直径は変化された流入する流体 の流れの速度ために各々に変更され得る。さらに、流入ポートは、ポート80か らの流入物がポート82からの流入物を干渉しないように位置されるべきである 。図6に図示された矢印は、渦流の動作を維持するため、双方のポートから混合 チャンバの接線に沿って流入する流体が同一方向に流れることを示している。
あるいは第2流入ボートは、第1流入ボートのように同一垂直面内に位置される こともできる。十分な速度で第2ボートに流入する流体は、第1ボートから流入 する流体により発生された渦流を助長する。大量の乾燥粉末又は粘性を有する溶 液を再組成するため、2つの流入ポートが完全な混合をより容易になし得る。こ のように、水又は他の溶剤が渦流の発生を支持するため、2以上の流入ポートか ら単に加えられ得る。あるいは、複数の流入ポートを通過して装置に流入する液 体は、異なる化学的な構成物とすることができる。
複数のポートが使用された場合、各ポートの内径と流入する圧力は、望ましい試 薬の混合を促進するために変更され得る。径の大きいポートの上方に位置された 径の小さいポートは、径の大きいポートに勝って追加の流入速度を提供する。こ のように、効果的な渦流は、所定の粉末混合物の再組成を最大化するために維持 され得る。
これらの設計上の特徴が、特定の実施における粉末の溶解性に依存して、チャン バ寸法に対する粉末量や所定の液体調製物を再組成するために必要な化学作用に より加えられたり含められたりする。
1又は2以上の化学物質を再組成するため追加の乱流が必要であるならば、上記 の接線に沿った流入の渦流による混合の代わりに、又は該混合に加えて、混合を 容易にするため追加的な水を駆動する回転装置が追加され得る。例えば、下側チ ャンバに追加されたタービン状の回転刃は、追加的な乱流を追加し得る。図7を 参照すると、回転刃88は中心軸89を中心として自由に回転可能である。流入 ポート26に流入する流体は、刃88の回転運動を開始させ、刃の回転はチャン バ内で増加した乱流を維持し、追加の流入する流体のための流体の回転を形成す る。図示された実施例において、流入ポート90の軸は、刃88に向かって直接 に流入する流れを案内するために直線的に配置されている。あるいは、刃88は 図2又は図6に示す実施例のように、接線に沿った直線的な配置とすることも可 能である。
あるいは、水を駆動して混合する実施例において、流入する流体の流れは、先ず 混合チャンバの外側に位置する外部のタービンを通過し1望ましいしくは分離さ れたタービンチャンバの範囲内を通過して案内される。圧力下での液体の力が、 外部のタービン刃の回転を開始させ、回転は装置に流入する追加の液体の速度に より維持される。動作中のタービン刃を通り過ぎる流体は、その後、接線の流入 ポート又は混合チャンバに続く他9流入ボートを通過して案内される。
タービンチャンバから混合チャンバに流入する液体は、図7に示した刃のシステ ムに類似する混合用刃のセットに接触する。これらの刃は、タービンチャンバの 刃からの回転エネルギーにより、望ましくは圧力下の流入する液体の接線方向の 流入する流れにより駆動される。
本発明は、化学物質の単位量を公知の最終的な液体量に再組成するだめの密閉さ れた自己作動型の混合システムを提供する多くの実施例を開示している。上記の 説明は開示された装置を、幅広い範囲で実施するために、変更され得る設計上の 特徴を指摘するのに役立つ。特定の流入ポートの角度、位置、数量及びチャンバ の大きさに従った直径、流体圧及び外部の乱流の発生器の必要性の望ましい態様 は、当業者が常套的な手法で再組成して容易に最適化し得る設計上の特徴である 。
本発明のさらに他の実施例においては、第2の水駆動による混合チャンバは、全 体的に円筒状の第2チヤンバの内壁の接線に沿って直線状に配置された開口部を 通過して、第1チヤンバから流出物を所定方向に流動させる構成として提供され る。この実施例において、化学物質Bが溶解するためにいくらかの攪拌を必要と する場合、同一の流入する流れは、直列関係にある2つの連続する渦流をなす混 合チャンバを順次に駆動するために使用される。
本発明の他の実施例では、流入する流れが第1混合チャンバに流入する前に2又 は3以上の並列な流路に分配され、各流路が分離された混合チャンバに案内され る混合チャンバが提供される。この実施例において、2又は3以上の混合チャン バは、並列の流体の流れ関係をなし、2又は3以上の化学物質が個別的に同時に 再組成され得るよう各チャンバが分離された化学的内容物を有する状態に提供さ れる。さらに、並列の混合チャンバが複数に存在すると、独立して再組成された ユニットとして維持され、又は流出する流れが再組成された生成物を一体的に生 成するために再結合され得ることが考えられる。物理的に複数の混合チャンバは 、分離構造又は共通のハウジング内に分離したチャンバを有する混合チャンバと 共に結合された状態で存在し得る。
例えば、図5に記載された実施例の変更態様において、流入する流れは、流入ポ ート26と、チャンバ24の内壁の接線方向に直線状に配置された第2流入ポー ト(図示せず)とを通過する流入する流れを形成するために分けられる。
この実施例において、2つのチャンバ間の直接的な連通を解除することによって 両方の化学物質が再組成された後、化学物質Aと化学物質Bとの混合が発生する 。さらに、流入する流れは、複数のチャンバ間で不均等に分配され得ることが考 えられる。この実施例において、流体を分ける分岐点又は流入ポートは、第1チ ヤンバに大部分の流体を案内し、第2チヤンバに僅かの流体を案内するため変更 された直径の流路を有することができる。
このことは、両方の化学物質を同時に再組成する際、第1チヤンバ内の渦流の形 成を促進する。
ここに記載された望ましい実施例は、粉末状の化学物質を使用しているが、本発 明に係る混合装置は、濃縮された液体又は液体及び粉末の一連の結合物の再組成 に対しても同様に十分に作用することが考えられる。
溶解性が減ぜられた粘性の大きい溶液や化学物質は、外部から動力供給された機 械による混合操作を必要とし得る。装置が磁力による攪拌プレート上に存すると き、磁力による撹拌棒は、混合を容易にするため下側又は上側チャンバのいずれ かに提供され得る。さらに、モータ駆動式の羽根車が、乾燥粉末を再組成するた めの十分な力の渦流を発生するためモータに結合されて提供され得る。
追加の実施例において、機械により作動する羽根車又は内部の回転装置は、開示 された自己動作型の単位量の再組成システムに含有された化学物質を再組成する ための十分な液体の乱流を発生するために、回転力を提供するために使用される 。モータ駆動式の羽根車又は他の回転装置により十分な混合力が発生され得るな らば、流体は接線の角度でチャンバ内に流入する必要はなく、2以上の流入ポー トが必要な場合、これらのポートは同−垂直面又は同一水平面内にそろえて配置 される必要はない。
このように、開示された本発明は、単一工程による調製のための方法及び装置を 提供し、必要であるならば所定の化学物質の殺菌を行う方法及び装置も提供する 。システムは密閉され、したがって取扱いの手間は最小限とされている。全ての 化学物質は、予め測定されてお′す、従業員の効率は最大化されている。さらに 、密閉されたシステムは、複合の連続的な又は複合の成分からなるものを再組成 可能としたり、汚染の危険性がなく技術者の誤りや1回分の変化の結果、目的の 生成物における変化が最小となるように適宜の位置で殺菌工程を実行可能とする 。さらに、真空乾燥を伴った同種の液体の生成物に比ベクローズドシステムと結 合させると、比較的長期の貯蔵寿命を有し、温度変化に対する改良された耐性を 有する予め包装されたユニットを製造することができる。
本発明は多くの実施例を開示し、本発明の特定の実施例は詳細に記載されたけれ ど、開示された実施例は、本明細書中で論じられた所定の形態を変更し得ること は当業者にとって明らかである。したがって、前の記載は、限定的なものではな (むしろ例示的なものであると解されるべきであり、本発明の真の範囲は、以下 の請求の範囲に記載されている。
FIG、 4 U FIo、 7 フロントページの続き (72)発明者 力プル、マシュー、ヴイ。
アメリカ合衆国 92506 カリフォルニアリバーサイド サニーサイド ド ライブ(72)発明者 マーフィ、トーマス、ジエー。
アメリカ合衆国 92692 カリフォルニアζツンヨン ヴイージョ レフエ レジ第

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.濃縮された物質を流入する流体の流れにより混合するするための装置であっ て、混合されるべき濃縮した物質を収容するための実質的に円筒状の第1混合チ ャンバを有するハウジングと、 前記第1混合チャンバと流体源とを連通するための前記ハウジングに設けられた 流入ポートと、前記ハウジングに設けられた流出ポートとを有し、前記流入ポー トは、前記第1混合チャンバの内壁の略接線方向の軸線に沿って流入する流体を 案内するように配置され、圧力下での流体の導入に基づき前記第1混合チャンバ 内で回転する流体の速度を発生させることを特徴とする混合装置。
  2. 2.未混合の粉末状の物質が前記第1混合チャンバから流出することを実質的に 防止するため、前記流出ポートにフィルタを有していることを特徴とする請求項 1に記載の混合装置。
  3. 3.流入する流体の流れにより混合されるべき第2の濃縮された物質を収容する ため、前記第1混合チャンバと連通する第2混合チャンバを有することを特徴と する請求項1に記載の混合装置。
  4. 4.流体の通過を可能とし、実質的に未混合の濃縮物質を遮断するため、前記第 1混合チャンバと前記第2混合チャンバとの間にフィルタを有することを特徴と する請求項3に記載の混合装置。
  5. 5.前記第2チャンバからの流出する流れの途中に流出フィルタを有することを 特徴とする請求項4に記載の混合装置。
  6. 6.粉末状の細胞培養媒体を再組成するための装置であって、 該装置内に略円筒状の第1混合チャンバを有する細長い管状のハウジングと、 前記第1混合チャンバの円筒状の内壁の接線に略沿って流入する流体の流れを案 内するため、前記ハウジングに設けられた流入ポートと、 前記第1混合チャンバと連通する前記ハウジング内にある第2混合チャンバと、 前記第1混合チャンバ及び前記第2混合チャンバを経由して前記流入ポートに連 通するように前記ハウジングに設けられた流出ポートとを有し、 前記流入ポートに流入する流体が前記第1混合チャンバ内で渦流を発生させるこ とを特徴とする装置。
  7. 7.前記第1混合チャンバと前記第2混合チャンバとを分離するための第1フィ ルタを有することを特徴とする請求項6に記載の再組成装置。
  8. 8.前記第2混合装置の下流側に第2フィルタを有することを特徴とする請求項 7に記載の再組成装置。
  9. 9.流体を殺菌するため、前記第2混合チャンバの下流側に第3フィルタを有す ることを特徴とする請求項8に記載の再組成装置。
  10. 10.緩衝溶液内の粉末状媒体を再組成するための方法であって、 第1混合チャンバ内に粉末状の培養媒体と第2混合チャンバ内に緩衝物質とを有 する渦流混合装置を用意し、粉末状の培養媒体とを接触させ混合する渦流を発生 させるため、圧力下で前記第1混合チャンバ内へ流入する流体の流れを導入し、 その後、前記緩衝物質と接触させるため流体を前記第2混合チャンバ内に案内す ることを特徴とする緩衝溶液内の粉末状媒体を再組成するための方法。
  11. 11.流体内で粉末状物質の単位体積を再組成するための単位体積を混合する容 器であって、 第1エンド及び第2エンドと、前記第1エンド及び前記第2エンドを連通する流 路とを有する細長い略円筒状のハウジングと、 前記流路内にあり前記ハウジングの第1エンドに近接する前記第1混合チャンバ と、 前記流路内にあって、ハウジングの前記第2エンドに近接する第2混合チャンバ と、 流体の投入前に粉末状物質及び添加剤を分離するため、前記第1混合チャンバと 前記第2混合チャンバとの間にあるフィルタと、 ハウジング内にあり、前記第1混合チャンバの内壁の接線に略沿った方向に、加 圧流体の流れを前記第1混合チャンバ内に流入させることにより、前記第1混合 チャンバ内に混合する渦流を発生させる流入ポートとを有し、前記第1混合チャ ンバは、再組成された物質の単位体積を生成するための十分な量の粉末状物質を 含み、前記第2混合チャンバは再組成された物質の単位体積を生成するための十 分な量の添加剤を含み、圧力下で予め決められた流体の体積を添加することによ り溶解された、粉末状物質及び添加剤を有する流体の単位体積を生成することを 特徴とする単位体積を混合する容器。
  12. 12.前記添加剤は緩衝剤を有することを特徴とする請求項11に記載の単位体 積を混合する容器。
  13. 13.前記第2混合チャンバの下流側の流体の流れの途中にフィルタを有するこ とを特徴とする請求項11に記載の単位体積を混合する容器。
  14. 14.前記フィルタは殺菌フィルタを有することを特徴とする請求項13に記載 の単位体積を混合する容器。
  15. 15.溶解された粉末状物質及び添加剤を有する単位体積の流体を受取るため、 前記殺菌フィルタの下流側の流体の流れの途中に受取容器を有することを特徴と する請求項14に記載の単位体積を混合する容器。
  16. 16.前記受取容器はプラスチック製容器を有することを特徴とする請求項15 に記載の単位体積を混合する容器。
  17. 17.前記チャンバ内の混合を容易にするため、前記第1混合チャンバ内に混合 用刃を有することを特徴とする請求項1又は6又は11に記載の装置。
  18. 18.前記混合用刃は、流入する流体の流れによる水力に反応して回転可能であ ることを特徴とする請求項17に記載の装置。
  19. 19.前記混合用刃は、回転可能に外部モータに接続されていることを特徴とす る請求項17に記載の装置。
JP5501508A 1991-06-26 1992-06-09 混合装置 Pending JPH06508551A (ja)

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