JPH06508388A - 環状エステルに基づく共重合体および外科用移植片としてのその利用 - Google Patents

環状エステルに基づく共重合体および外科用移植片としてのその利用

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JPH06508388A
JPH06508388A JP5500806A JP50080693A JPH06508388A JP H06508388 A JPH06508388 A JP H06508388A JP 5500806 A JP5500806 A JP 5500806A JP 50080693 A JP50080693 A JP 50080693A JP H06508388 A JPH06508388 A JP H06508388A
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JP5500806A
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グレイプマ,ディルク ヴィベ
ヴァン ヴェイク,ピーター ギールト テオドール
ネイエンフイス,アツェ ヤン
ペニングス,アルベルトゥス ヨハネス
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デーエスエム エヌ.ファウ.
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    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/64Polyesters containing both carboxylic ester groups and carbonate groups
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L31/00Materials for other surgical articles, e.g. stents, stent-grafts, shunts, surgical drapes, guide wires, materials for adhesion prevention, occluding devices, surgical gloves, tissue fixation devices
    • A61L31/04Macromolecular materials
    • A61L31/06Macromolecular materials obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 環状エステルに基づく共重合体および外科用移植片としてのその利用 本発明は、共重合体の環状エステルから誘導された全単位の0.01〜5 m  o 1%は1〜リメチレンカーボネー1〜(TMC)から誘導され、99゜99 〜95mo1%は他の環状エステルから誘導された、環状エステルから誘導され た生物分解性共重合体に関する。
発明の背景 環状エステルに基づく共重合体は、EP−A−0,108,635または対応ア メリカ出願US−A−4,550,449から周知である。EP−A−0,10 8,635は、たとえば、ラクチドおよびグリコリドから生成することができる 共重合体について述べている。
かかる共重合体は、幾つかの分野で利用されている。環状エステルのうち多くの 重合体および共重合体に生物分解性があり、これは、かかる重合体や共重合体か ら作られた物を人間や動物の体内に外科的に移植する場合の利点となり得る。こ の材料は生物分解性があるので、それを取除くための余分の操作が不要であり、 自然材料が次第に移植材料の機能を引受けることができるようになる。
このような用途は一般に知られており、たとえばEP−A−0,108,635 に述べられている。
EP−A−0,108,635に記載された共重合体の短所に、該材料の衝撃抵 抗が幾つかの用途の場合には不充分であるという点がある。優れた衝撃抵抗は、 高い応力集中を有する急激な高い衝撃に耐えなければならない材料に要求される 特性である。このことは、たとえば、外科用移植片としてのねじに使用される材 料に当てはまる。
低い衝撃抵抗の解決策は、繊維により材料を強化することである。かかる解決策 は、たとえばEP−A−334,046に記載されている。繊維強化材料の短所 として、均質性に乏しいために予測できない方法で分解が進行するということが ある。生物分解性を有した繊維には、材料を充分に強化するだけの充分な強さが なく、また大半の繊維には生物分解性がない、さらに繊維と母材とを結合するた めの複雑なステップが追加されることになる。
本発明の目的は、これまでに得られた衝撃抵抗よりも、有意に高い衝撃抵抗を有 しており、がっ繊維強化材料の短所を有していない環状エステルの生物分解性の ある共重合体を提供することである。
発明の要約 本発明は、環状エステルから誘導された全単位の0.01〜5mo 1%がTM Cから誘導された単位であることを特徴とする、環状エステルから誘導された単 位から成る生物分解性を有する共重合体に関する。
さらに本発明は、TMCから誘導されたものを環状エステルから誘導された単位 の0.01〜5mo1%有していることに加えて、環状エステルから誘導された 単位の99.99〜95mo1%が、グリコリドを有しないラクトンがら誘導さ れた単位である、環状エステルから誘導された生物分解性を有した共重合体に関 する。
さらに本発明は、環状エーテル、または環状無水物から誘導される共重合体の単 位をさらに有する、環状エステルから成る生物分解性を有する共重合体に関する 。
さらに本発明は、TMC単量体と非TMC環状エステル単量体を、触媒の存在下 でTMCと非TMC環状エステル単量体の重合に充分な温度と時間下でともに反 応させ、TMC単量体が反応物の全モルの0.01から5mo 1%まで、非T MC環状エステルが99.99mo1%から95m。
1%までであり、単量体と触媒が1,000〜3o、oooの単量体/触媒比を 有していることを特徴とする、環状エステルから誘導された生物分解性を有する 共重合体を作るための方法に関する。
さらに本発明は、環状エステルから誘導される全単位の0.01〜5m01%が TMCから誘導された単位であることを特徴とする、環状エステルから誘導され た単位から成る、生物分解性共重合体から形成される外科的に移植可能な成形物 に関する。
さらに本発明は、要素が環状エステルがら誘導された単位から成る生物分解性共 重合体を含み、および環状エステルから誘導された全単位の0゜01〜5mo  1%がTMCから誘導された単位であることを特徴とする、整形外科的要素を外 科的に取付ける方法に関する。
発明の詳細な説明 従来得られたものよりも、有意に高い衝撃抵抗を有する環状エステルの生物分解 性共重合体が、本発明に従って、TMCから誘導される環状エステルを全単位の 0.01〜5m01%および非TMC環状エステルから誘導される環状エステル を全単位の99.99〜95mo1%含む共重合体によって達成される。
好適実施例においては、共重合体における環状エステルから誘導される全単位の 0.1〜3m。
1%はTMCから誘導されている。さらに好適な実施例においては、環状エステ ルから誘導された全単位の0.25〜1.5mo 1%がTMCから誘導される 。
驚いたことに、このような生物分解性共重合体は、環状エステルから誘導された 他の共重合体の衝撃抵抗を大幅に越えた耐衝撃性を有している。
さらにまたこのような共重合体は、環状エステルから誘導される他の共重合体よ りも高い引張強度を有している。
環状エステルの例としては、ラクトン、環状カーボネートがある。ラクトンの例 と、しては、ラクチド、グリコリド、ε−カプロラクトン、ジオキサノン、1. 4−ジオキサン−2,3−グイオン、ベータープロピオラクトン、テトラメチル グリコリド、ベーターブチロラクトン、ガンマ−ブチロラクトンまたはピバロラ クトンである。
環状炭酸エステルの例としては、既に述べたTMC52,2−ジメチルートリメ チレンカーボネー1〜等がある。
好適な実施例においては、他方の環状単量体は、L−ラクチド、D−ラクチド、 またはり、L−ラクチド、またはそれらの組合わせである。より好適な実施例に おいては、L−ラクチドが使用される。
グリコリドよりもラクチドの方が好ましく、その理由は、グリコリドは、グリコ リドを含まない類似の組成よりも一層速やかに加水分解する共重合体組成となる からである。グリコリドから誘導されるこういった共重合体組成が、体内に外科 的に移植される物に形成される場合、加水分解がより速いために、組織反応の危 険性は、より高くなる。こういった組織反応は、グリコリドよりもラクチドから 誘発される共重合体組成と起こすことの方が有意に少ないと思われる。
環状エステルは一般に、概ね、図(1)に従った構造式を有している: さらに環状エステルは、概ね、図(II)に従った構造式を持つ環状ジエステル を含むとも理解される: ラクチドは一般に、図(II)に従った構造式を有するジラクチドであると理解 される:ラクチドは通常、2つの乳酸のエステル化による環形成の結果として形 成される。
TMCは環状カーボネートである。カーボネートは、ジエステルとみなすことが できる。環状カーボネートは、概ね図(■)に従った構造式を有している: TMCは図(V)に従った構造式を有しているCH2C82CH2 1] まな、随意、2.2−ジメチルTMCのような代替TMCを使用することも可能 である。TMCは、1,3−ジオキサン−2−オンとしても知られている。
また、共重合体中に考えられる他の全ての単量体を取入れることも可能である。
好適には、開環重合によって反応できる単量体が取入れられる。
これらの単量体は、たとえば環状エーテルおよび環状無水物から成る基の中から 選択することかできる。
さらに、以下の単量体を共重合することができる。
α−ヒドロキシ醋酸 α−ヒ1〜ロキシイソ醋酸 α−ヒドロキシ吉草酸 α−ヒドロキシイソ吉草酸 α−ヒドロキシカプロン酸 α−ヒドロキシイソカプロン酸 α−ヒドロキシ−α−エチル酪酸 α−ヒドロキシ−β−メチル吉草酸 α−ヒドロキシへブタン酸 α−ヒドロキシオクタン酸 α−ヒドロキシデカン酸 α−ヒドロキシミリスチン酸 α−ヒドロキシステアリン酸、またはこれらの組合わせ、またはこれらの単量体 の分子間環状エステル。詳細なリストは、GB−A−1,604177または分 割出願GB−A−1,,604゜178または後顧の関連出願GB−A−2,0 33,411,または対応のアメリカ出願US−A−4,300,565および US−A−4,243,775に挙げられており、これらは参考文献によってこ の中に取入れられている。
TMCを含む環状エステルの共重合体は、GB−A−2,033,411に記載 されている。この特許の開示は、グリコリドおよびTMC単位の共重合を介して 得られる共重合体について述べている。この特許は、1〜99%のTMCを、好 適には1〜50%、さらに好適には1〜35%、最も好適には10〜20%のT MCを使用することが可能であることを教えている。例は8%のTMCの百分率 およびそれ以上を示している。したがって、この特許は、本発明に従った百分率 よりも高いTMCの百分率を教えている。この特許は、本発明に従ったTMCの 百分率を利用する利点については何も述べていない。
本発明に従った共重合体は、好適には、TMCから誘導された単位0.01〜5 mo 1%、グリコリドから誘導された単位0〜50mo 1%、他の環状エス テルから誘導された単位45〜99゜99mo1%から成る。
生物分解性共重合体は、たとえばここに参考文献によって取入れているEP−A −0,108゜365において、一般的な用語で記載されている、当技術の熟練 者に知られた方法によって合成することができる。
たとえば、TMCとその他の単量体を、触媒としてチンオクトエート(tin  octoate)を用いて、240時間にわたり110℃の重合温度にて、溶融 物の形でともに反応させることができる。
この反応で用いられる好適な重合温度は、たとえば、重合方法および触媒の濃度 に依存している。
一般に、環状エステル単量体(TMCまたはその他の単量体のどれでも)の融点 から200℃まで(200℃を含む)の範囲の重合温度が選択される。
重合は、数分という短時間、または数週間という長時間にわたって実施すること ができる。重合時間の範囲は、通常30分〜2週間である。好適な範囲は20〜 200時間である0重合時間のさらに好適な範囲は、60〜150時間である。
必要な、または好適な重合時間は、選択された温度および触媒に依存している。
重合反応は、溶融物、溶液、エマルジョン、懸濁液の形で、または使用すること ができる他のいかなる方法においても実施することができる。好適には、この反 応は、溶融物の形で行われる。
重合反応に使用することができる触媒は、たとえばチンオクトエート(tin  octoate) 、三フッ化アンチモン、金属亜鉛(粉末)、ジブチルオキソ スズ、およびシュウ酸スズである。その他の触媒は、EP−A−0,098,3 ’94または対応アメリカ出願US−A−4,429,080に記載されており 、これらの出願は本明細書中に参考文献によって取入れられている。さらにまた 、実際上は、当技術の熟練者に知られているであろう再エステル化触媒は全て使 用することができる。
単量体/触媒分子比は好適には1,000〜3oo、ooo、より好適には5, 000〜30゜000である。
この反応は、真空中、たとえば密封されたアンプル中、また窒素のような不活性 雰囲気中にて行うことかできる。
重合反応から得られる生物分解性共重合体は続いて精製することが可能であり、 または重合後、直接使用することも可能である。重合後に得られる材料、すなわ ちたとえば、さらに精製を行ったり、再溶融を行ったりしていない材料は゛重合 時のままの”材料として知られている。好適には、この材料は゛重合時のまま” で使用される。
この生物分解性共重合体から、たとえば再溶融、射出成形、溶解、再結晶、引伸 ばし、フライス削り(milling) 、旋削(turling )によって 、および随時その他の形式の適用可能な処理を使用して物品を作ることができる 。゛°重合時のままの”材料の分子構造は、実際には、たとえばフライス削りま たは旋削によって影響を受けない。
本発明に従った生物分解性共重合体は、外科的処置、たとえば外科的移植片に使 用することができる。少なくとも11kJ/m2、および100k J 、/  m 2もの高い衝撃抵抗と、少なくとも51MPa、および200MPaもの高 い引張強度を有する物品を作ることができる。かかる優れた特性を有する類似の 物について文献に述べられたことは全くない。
好適な実施例においては、本発明に従った物品は、高い機械的負荷を受けること になる外科用移植片に使用される。骨に骨プレートを留めるために使用されるね じが典型的実施例である。他のこれに限定されない実施例には、ビンまたは他の 外科用ファスナーを含めることができる。
以下の例に限定されることはないが、それらの例を用いて本発明を説明する。
耐衝撃性IFtは、DIN53453に従った切欠きのないDyn5tat試験 片を用いて測定された。
固有粘性[η]は、Ubbe 1ohde粘度計Oa型を用いて、ASTM D −445に従って、クロロホルム中25℃にて測定した。
溶融温度Tm、エントロピーΔH、ガラス遷移温度Tgは、較正Perkin  Elmer DSC−7を用いて約10mgの試験片のDSC測定によって10 ℃/分の走査速度で測定した。Tgは溶融から冷却後の第2測定ステツプにおい て測定した。
引張温度σと破断時の伸びεとを、In5tron4301引張試験機(Lim 1ted high Ilycombe)を用いて得られた応力/ひすみ曲線を 用いて、5000−N ロードセルおよび10mm/分のクロスヘッドスピード で測定した。
例I L−ラクチドTMC重ム の重4 (C,C1^、 Biochew、オランダより入手した)し−ラクチド58. 9g、および(炭酸ジエチルとプロパンジオールの重縮合によって生成された低 分子量ポリ−TMCの解重合によって得られた)TMCo、6gをガラスアンプ ル中で、ラクチド: TMC分子比を98.6:1.4として溶融した。11m gのチンオクトエート(tinoctoare )を添加したく単量体/触媒比 15,000:1)。この溶融物を110℃で10日間保持した。取入れられた TMCの量は、300−MHz NMRによって、はぼ1.0mo1%と測定さ れた。衝撃抵抗は、このようにして得られた゛重合時のままの°“共重合体およ びある量の再溶融(圧縮成形)材料において測定された。さらにまた引張強さお よび破断時の伸びを測定した。結果は表1に示されている。
11〜 XIII 々の のTMC 種々の百分率のTMCを用いて、例Iの手順を繰返した。百分率と結果について は表1に示されている。
比較試験At−A9 百分率のより高いTMCを用いて、例■の手順を繰返した。それらの百分率と測 定結果は表1に示されている。
比較試験AIO TMCを用いずに、例Iの手順を繰返した。測定結果は表1に示されている。
重合および測定の結果 Tl1C* (η) Tl ΔHTg o t 1.S。
II O,4+ −192,472,Q 56.9 52.0 5.9 17. 711T O,59,0−−−53,67,623,7IV O,”I −11 15,364,956,15g、0 9.3 28.91 1.0 10.2  − − − 53.2 8.1 34.0、V 1.1 +0.2 190.8  65.0 56.7 57.5 +4.0 24.9Vl 1.1 8.0  − − − 55.4 12.1 −Vll 1.2 − − − − 54. 9 8.6 +6.2νIll 1.4 − 186.8 67.5 5+、4  57.0 19.9 22.0IX 1.46 − 190.5 70.8  55j 55.6 17.4 14.6磨効懺 AI 5.6 7.2 1115.11 66.2 54.1 − − 6.0 ^2 73 − 185.6 60.0 − 50.9 13.3 5.8A3  g、4 − 179.4 50.+1 52.9 50.4 15.6 6. 8A4 9.7 − 168.8 64.5 − − − 5.6^5 10. 6 5.4 185.0 50.9 − 48.7 15.1 −A6 10. 8 2.7 − − − − − 5.5A7 15.5 7.8 183.5  56.0 47.9 34.1! 11.9 5.0A819.1 − 17 9.7 51.5 47.4 − − 6.2^9 31.1 − 173.8  311.7 37.3 27.6 33.0 29.7TMCmo1%が比較 的高いところでは、材料の衝撃抵抗はかなり高いように思われる。驚くべきこと に、この材料は0.01〜5mo 1%のTMC濃度でかなりの衝撃抵抗の増大 を示すと思われる。衝撃抵抗のピーク値は1mo1%のTMCのあたりにあり、 34 k J / m 2になる。
5〜20mo 1%のTMCを含む共重合体は、かなり衝撃抵抗が低い。
本発明に従ったTMC濃度では、共重合体の引張強さは事実上、比較試験AIO で測定さ°れたように、“重合時のままの”ホモラクチドの引張強さと同じであ り、TMCの百分率がより高い共重合体の引張強さは著しく低い。
再溶融試料および圧縮成形試料について測定された衝撃抵抗値はずっと低い。
国際調査報告 Im、−+lゆ、、、、、−N、PCT/NL 92100098フロントペー ジの続き (72)発明者 ネイエンフイス、アツェ ヤンオランダ国 9712 エヌツ ェー グロニンゲン ニラ エビンゲストラート3−1ア− (72)発明者 ペニングス、アルベルトウス ヨハネスオランダ国 9331  ベーエー ノルグ エテンラーン 3

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.環状エステルから誘導された全単位の0.01〜5mol%がTMCから誘 導された単位である、環状エステルから誘導された単位ら成る生物分解性共重合 体。
  2. 2.環状エステルから誘導された前記単位の99.99〜95mol%がグリコ リドを含まないラクトンから誘導される、請求項1に記載の共重合体。
  3. 3.前記グリコリドを含まないラクトンがラクチドである、請求項2に記載の共 重合体。
  4. 4.前記ラクチドが、D−ラクチド、L−ラクチド、D.L−ラクチド、および これらの混合物から成る基から選択される、請求項3に記載の共重合体。
  5. 5.前記ラクチドがL−ラクチドである、請求項4に記載の共重合体。
  6. 6.前記共重合体がTMCから誘導された単位0.01〜5mol%、グリコリ ドから誘導された単位0〜50mol%、他の環状エステルから誘導された単位 45〜99.99mol%から成ることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1 項に記載の共重合体。
  7. 7.環状エステルから誘導される全単位の0.1〜3mol%がTMCから誘導 されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の共重合体。
  8. 8.環状エステルから誘導される全単位の0.25〜1.5mol%がTMCか ら誘導されている、請求項7に記載の共重合体。
  9. 9.環状エーテルまたは環状無水物から誘導される単位をさらに含む、請求項1 〜8のいずれか1項に記載の共重合体。
  10. 10.触媒の存在下において、TMC単量体と他の環状エステル単量体を重合す るためにTMC単量体と他の環状エステル単量体を共に反応させることを含む、 環状エステルに基づく生物分解性共重合体を生成するための方法であって、TM C単量体が反応物質の全モルの0.01〜5mol%,他の環状エステル単量体 が反応物質の全モルの99.99〜95mol%であり、前記単量体と前記触媒 が1000〜30000の単量体/触媒分子比を有する、生物分解性共重合体生 成のための方法。
  11. 11.反応段階が、前記単量体の融点と200℃の間の温度において、30分か ら2週間の間の期間において行われる、請求項10に記載の方法。
  12. 12.請求項1〜9のいずれか1項に記載の生物分解性共重合体、または、請求 項10に記載の方法によって得られた前記重合体から形成される外科的に移植可 能な成形品。
  13. 13.有記品が、11kJ/m2から100kJ/m2までの衝撃抵抗と51M Paから200MPaまでの引張強さを有する、請求項12に記載の外科的に移 植可能な成形品。
  14. 14.前記品が、ねじ、ピン、または他の外科用留めものである、請求項12ま たは請求項13に記載の外科的に移植可能な成形品。
  15. 15.整形外科用要素が環状エステルから誘導される単位から成る生物分解性共 重合体を含み、環状エステルから誘導される全単位の0.01〜5mol%がト リメチレンカーボネート(TMC)から誘導される単位であることを特徴とする 、骨に前記整形外科用要素を外科的に取付ける方法。
JP5500806A 1991-06-11 1992-06-09 環状エステルに基づく共重合体および外科用移植片としてのその利用 Pending JPH06508388A (ja)

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