JPH0650805A - 水中音速計 - Google Patents
水中音速計Info
- Publication number
- JPH0650805A JPH0650805A JP22460192A JP22460192A JPH0650805A JP H0650805 A JPH0650805 A JP H0650805A JP 22460192 A JP22460192 A JP 22460192A JP 22460192 A JP22460192 A JP 22460192A JP H0650805 A JPH0650805 A JP H0650805A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- cell
- frequency
- sound velocity
- ultrasonic
- Prior art date
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- Pending
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- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構成が簡単で、高精度な水中音速計を提供す
る。 【構成】 ブロック1内に試料である水又は低濃度の水
溶液を満たした既知の長さのセル2が設けられている。
セル2の一方の端部には送信用超音波振動子3が設けら
れ、他方の端部には受信用超音波振動子4が設けられて
いる。受信用超音波振動子4の出力にはAGC増幅器5
を介して送信用超音波振動子3が接続されている。AG
C増幅器5の出力には周波数カウンタ6も接続されてい
る。試料中を伝搬する超音波の周波数のモードロックを
送信用超音波振動子3及び受信用超音波振動子4自体の
共振周波数を用いて行い、周波数カウンタ6の示す値か
ら試料中の音速を求める。
る。 【構成】 ブロック1内に試料である水又は低濃度の水
溶液を満たした既知の長さのセル2が設けられている。
セル2の一方の端部には送信用超音波振動子3が設けら
れ、他方の端部には受信用超音波振動子4が設けられて
いる。受信用超音波振動子4の出力にはAGC増幅器5
を介して送信用超音波振動子3が接続されている。AG
C増幅器5の出力には周波数カウンタ6も接続されてい
る。試料中を伝搬する超音波の周波数のモードロックを
送信用超音波振動子3及び受信用超音波振動子4自体の
共振周波数を用いて行い、周波数カウンタ6の示す値か
ら試料中の音速を求める。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波を用いて、水又
は低濃度の水溶液中での音速を測定する水中音速計に関
するものである。
は低濃度の水溶液中での音速を測定する水中音速計に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】水又は低濃度の水溶液中の音波の伝搬速
度を正確に計測することは、水又は低濃度の水溶液の構
造化の状態を知る上で重要な手掛かりになる。
度を正確に計測することは、水又は低濃度の水溶液の構
造化の状態を知る上で重要な手掛かりになる。
【0003】従来においても水中音速計として、超音波
を利用したものが知られている。
を利用したものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例では、構成が複雑でありながら高精度の測定ができ
ないという問題点がある。
来例では、構成が複雑でありながら高精度の測定ができ
ないという問題点がある。
【0005】本発明の目的は、構成が簡単で高精度の測
定が可能な水中音速計を提供することにある。
定が可能な水中音速計を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明に係る水中音速計は、測定対象の試料である
水又は低濃度の水溶液を満たした既知の長さのセルと、
該セルの両端に設けて超音波を送受信し同じ共振周波数
を有する超音波振動子と、前記試料中を伝搬した前記超
音波を増幅する増幅器と、前記試料中を伝搬した前記超
音波の周波数を測定する周波数カウンタとから成り、前
記超音波の周波数のモードロックに前記超音波振動子の
共振周波数を使用することを特徴とするものである。
めの本発明に係る水中音速計は、測定対象の試料である
水又は低濃度の水溶液を満たした既知の長さのセルと、
該セルの両端に設けて超音波を送受信し同じ共振周波数
を有する超音波振動子と、前記試料中を伝搬した前記超
音波を増幅する増幅器と、前記試料中を伝搬した前記超
音波の周波数を測定する周波数カウンタとから成り、前
記超音波の周波数のモードロックに前記超音波振動子の
共振周波数を使用することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】上述の構成を有する水中音速計は、超音波の周
波数のモードロックを行うために超音波振動子自体の共
振周波数を使用する。
波数のモードロックを行うために超音波振動子自体の共
振周波数を使用する。
【0008】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は第1の実施例の水中音速計の構成図であ
る。ブロック1内に試料である水又は低濃度の水溶液を
満たした既知の長さのセル2が設けられている。セル2
の一方の端部には送信用超音波振動子3が設けられ、他
方の端部には受信用超音波振動子4が設けられている。
受信用超音波振動子4の出力にはAGC増幅器5が接続
され、AGC増幅器5の出力に送信用超音波振動子3が
接続されている。また、AGC増幅器5の出力には周波
数カウンタ6も接続されている。
する。図1は第1の実施例の水中音速計の構成図であ
る。ブロック1内に試料である水又は低濃度の水溶液を
満たした既知の長さのセル2が設けられている。セル2
の一方の端部には送信用超音波振動子3が設けられ、他
方の端部には受信用超音波振動子4が設けられている。
受信用超音波振動子4の出力にはAGC増幅器5が接続
され、AGC増幅器5の出力に送信用超音波振動子3が
接続されている。また、AGC増幅器5の出力には周波
数カウンタ6も接続されている。
【0009】なお、ブロック1は図示しない恒温槽内で
常に一定の温度に保たれており、またブロック1内での
温度のばらつきもないように調節されている。ブロック
1の材質としては超音波の減衰定数が大きく、試料以外
を通って超音波の伝搬を抑えることができる点から、ア
クリル材を用いることが好ましい。また、アクリル材は
不純物の溶出が少ないのも利点の1つである。
常に一定の温度に保たれており、またブロック1内での
温度のばらつきもないように調節されている。ブロック
1の材質としては超音波の減衰定数が大きく、試料以外
を通って超音波の伝搬を抑えることができる点から、ア
クリル材を用いることが好ましい。また、アクリル材は
不純物の溶出が少ないのも利点の1つである。
【0010】送信用超音波振動子3で発振され、セル2
内の試料中を伝搬し受信用超音波振動子4で受信された
超音波は、試料中を伝搬した際に減衰した分だけAGC
増幅器5で増幅され、送信用超音波振動子3を駆動す
る。即ち、試料中の超音波の伝搬とAGC増幅器5とで
クローズドループが形成されることにより自励発振が行
われる。このとき、送信用超音波振動子3及び受信用超
音波振動子4自身が例えば約3MHzの共振周波数を持
ち、機械的なバンドパスフィルタ(Q値が75、−3d
B帯域幅40kHz)を構成する。この帯域幅(40k
Hz)を、セル2中に存在する音波の波の数が、1だけ
変化した時の周波数変化幅より狭くなるようにしておけ
ば、超音波の発振周波数は自動的に3MHz付近でモー
ドロックされることになる。
内の試料中を伝搬し受信用超音波振動子4で受信された
超音波は、試料中を伝搬した際に減衰した分だけAGC
増幅器5で増幅され、送信用超音波振動子3を駆動す
る。即ち、試料中の超音波の伝搬とAGC増幅器5とで
クローズドループが形成されることにより自励発振が行
われる。このとき、送信用超音波振動子3及び受信用超
音波振動子4自身が例えば約3MHzの共振周波数を持
ち、機械的なバンドパスフィルタ(Q値が75、−3d
B帯域幅40kHz)を構成する。この帯域幅(40k
Hz)を、セル2中に存在する音波の波の数が、1だけ
変化した時の周波数変化幅より狭くなるようにしておけ
ば、超音波の発振周波数は自動的に3MHz付近でモー
ドロックされることになる。
【0011】ここで、試料中の音速をv、セル2のセル
長をL、共振回路6の共振周波数をf、セル2内の音波
の波の数をNとおくと、音速vは次式で示される。 v=f・L/N ・・・(1)
長をL、共振回路6の共振周波数をf、セル2内の音波
の波の数をNとおくと、音速vは次式で示される。 v=f・L/N ・・・(1)
【0012】セル長L=2×10-2[m]とし、また、
共振周波数f=3[MHz]とし、vに既知の水中音速
である例えばv=1.492×103 [m/s]を代入
すれば、セル2内の超音波の波の数は、Nが自然数とな
ることも考え合わせるとN=40[個]と求まる。ま
た、共振周波数f=3[MHz]を波の数N=40
[個]で除算すれば、75kHzとなり、これは送信用
振動子3及び受信用振動子4の持つ帯域幅40kHzよ
り大きいので、発振周波数のモードロックの条件が満た
される。
共振周波数f=3[MHz]とし、vに既知の水中音速
である例えばv=1.492×103 [m/s]を代入
すれば、セル2内の超音波の波の数は、Nが自然数とな
ることも考え合わせるとN=40[個]と求まる。ま
た、共振周波数f=3[MHz]を波の数N=40
[個]で除算すれば、75kHzとなり、これは送信用
振動子3及び受信用振動子4の持つ帯域幅40kHzよ
り大きいので、発振周波数のモードロックの条件が満た
される。
【0013】セル2内に試料である水又は低濃度の水溶
液を注入し、セル長L=2×10-2[m]、波の数N=
40[個]とし、共振周波数fの正確な値を周波数カウ
ンタ6で測定すれば、(1) 式より試料中の音速vを求め
ることができる。
液を注入し、セル長L=2×10-2[m]、波の数N=
40[個]とし、共振周波数fの正確な値を周波数カウ
ンタ6で測定すれば、(1) 式より試料中の音速vを求め
ることができる。
【0014】ここで、試料の水溶液の濃度により試料中
の音速vが大きく変化し、N=39或いはN=41等、
N=40以外の数になることもあり得るが、試料を水又
は低濃度の水溶液と限定し、音速vが純水と比較して2
%以上変化する濃度の試料の測定は行わないとすれば、
N=40以外の数はとり得なくなる。実際に、温度25
℃で、濃度が0.1mol/リットルのNaCl水溶液
中の音速を測定したところ、1.498×103 [m/
s]が得られた。
の音速vが大きく変化し、N=39或いはN=41等、
N=40以外の数になることもあり得るが、試料を水又
は低濃度の水溶液と限定し、音速vが純水と比較して2
%以上変化する濃度の試料の測定は行わないとすれば、
N=40以外の数はとり得なくなる。実際に、温度25
℃で、濃度が0.1mol/リットルのNaCl水溶液
中の音速を測定したところ、1.498×103 [m/
s]が得られた。
【0015】第1の実施例では超音波のモードロックを
共振回路を使用せずに行うため、共振回路の発熱、雑音
等により信号波形及び発振周波数が不安定になってしま
うことがなく、より精度の高い水中音速計から得られ
る。
共振回路を使用せずに行うため、共振回路の発熱、雑音
等により信号波形及び発振周波数が不安定になってしま
うことがなく、より精度の高い水中音速計から得られ
る。
【0016】この水中音速計の精度を決める要因として
は、セル2のセル長Lの測定精度、アクリル性ブロック
1の熱膨張によるセル2のセル長Lの変動等が挙げられ
る。しかし、試料である水又は低濃度の水溶液の構造の
変化を把えることが主目的であれば、試料である水又は
低濃度の水溶液中の音速の絶対速度を求めるのではな
く、基準試料に対する音速比を求めるだけでも十分有効
な場合もある。この場合には、セル長の変動等の外乱を
補正して正確な音速を測定することができる。
は、セル2のセル長Lの測定精度、アクリル性ブロック
1の熱膨張によるセル2のセル長Lの変動等が挙げられ
る。しかし、試料である水又は低濃度の水溶液の構造の
変化を把えることが主目的であれば、試料である水又は
低濃度の水溶液中の音速の絶対速度を求めるのではな
く、基準試料に対する音速比を求めるだけでも十分有効
な場合もある。この場合には、セル長の変動等の外乱を
補正して正確な音速を測定することができる。
【0017】図2は第2の実施例の相対水中音速計の構
成図である。ブロック11内に基準試料及び試料である
水又は低濃度の水溶液をそれぞれ満たし、その長さが既
知で等しいセル12a、12bが設けられている。セル
12aの一方の端部には送信用超音波振動子13aが設
けられ、他方の端部には受信用超音波振動子14aが設
けられている。受信用超音波振動子14aの出力にはA
GC増幅器15aが接続され、AGC増幅器15aの出
力には送信用超音波振動子14aが接続されている。ま
た、AGC増幅器15aの出力には周波数カウンタ16
aも接続されている。また、セル12bについても、同
様に送信用超音波振動子13b、受信用超音波振動子1
4b、AGC増幅器15b、周波数カウンタ16bが設
けられている。
成図である。ブロック11内に基準試料及び試料である
水又は低濃度の水溶液をそれぞれ満たし、その長さが既
知で等しいセル12a、12bが設けられている。セル
12aの一方の端部には送信用超音波振動子13aが設
けられ、他方の端部には受信用超音波振動子14aが設
けられている。受信用超音波振動子14aの出力にはA
GC増幅器15aが接続され、AGC増幅器15aの出
力には送信用超音波振動子14aが接続されている。ま
た、AGC増幅器15aの出力には周波数カウンタ16
aも接続されている。また、セル12bについても、同
様に送信用超音波振動子13b、受信用超音波振動子1
4b、AGC増幅器15b、周波数カウンタ16bが設
けられている。
【0018】ここで、セル12a、12b内の試料中の
音速をそれぞれva、vb、セル12a、12bのセル長を
それぞれLa、Lb、セル12a、12b内の試料中の超音
波の周波数をそれぞれfa、fb、波長をそれぞれλa 、λ
b 、波の数をそれぞれNa、Nbとおくと、音速va、vbは次
式で示される。 va=fa・λa =fa・La/Na ・・・(2) vb=fb・λb =fb・Lb/Nb ・・・(3)
音速をそれぞれva、vb、セル12a、12bのセル長を
それぞれLa、Lb、セル12a、12b内の試料中の超音
波の周波数をそれぞれfa、fb、波長をそれぞれλa 、λ
b 、波の数をそれぞれNa、Nbとおくと、音速va、vbは次
式で示される。 va=fa・λa =fa・La/Na ・・・(2) vb=fb・λb =fb・Lb/Nb ・・・(3)
【0019】周波数fa、fbを約3MHz、セル12a、
12bのセル長La、Lbを約2cmと設計すると、水中の
音速の基本的な値1.492×103 [m/s]から、
波長λa 、λb は約0.5mm、波の数Na、Nbは40個
と予想される。波の数Na、Nbは第1の実施例と同様の理
由で40個以外の数はとり得ず、また送信用超音波振動
子13a、13b及び受信用超音波振動子14a、14
bのバンドパスフィルタを40kHzと十分小さくして
いること、セル12a、12bの作製時のセル長La、Lb
の誤差及び熱膨張による変動は波長の0.5mmに比べ
て十分に小さいことも考えると、等しく40個となるこ
とが分かる。
12bのセル長La、Lbを約2cmと設計すると、水中の
音速の基本的な値1.492×103 [m/s]から、
波長λa 、λb は約0.5mm、波の数Na、Nbは40個
と予想される。波の数Na、Nbは第1の実施例と同様の理
由で40個以外の数はとり得ず、また送信用超音波振動
子13a、13b及び受信用超音波振動子14a、14
bのバンドパスフィルタを40kHzと十分小さくして
いること、セル12a、12bの作製時のセル長La、Lb
の誤差及び熱膨張による変動は波長の0.5mmに比べ
て十分に小さいことも考えると、等しく40個となるこ
とが分かる。
【0020】従って、波長λa 、λb の値はこの場合に
セル長La、Lbに依存し、波長の比λa /λb を求めれ
ば、セル長La、Lbの製作誤差及び熱膨張による誤差を補
正することができる。ここで、音速の比va/vbは(2) 式
及び(3) 式より次式で示される。 va/vb=fa/fb・λa /λb ・・・(4)
セル長La、Lbに依存し、波長の比λa /λb を求めれ
ば、セル長La、Lbの製作誤差及び熱膨張による誤差を補
正することができる。ここで、音速の比va/vbは(2) 式
及び(3) 式より次式で示される。 va/vb=fa/fb・λa /λb ・・・(4)
【0021】(4) 式中、fa/fbの値は周波数カウンタ1
6a、16bから得られるので相対音速比va/vbは定数
λa /λb が求まれば計算により得られる。ここで、セ
ル12a、12bに同一の基準試料を入れると、当然va
/vbの値は1となり、λa /λb はfa/fbの値の逆数fb
/faという形で求めることができる。以上により、基準
試料と試料の相対音速比を求める場合、以下の手順をふ
めばセル長La、Lbの製作誤差及び熱膨張による誤差を補
正でき、正確に水中の相対音速比va/vbを測定できる。
6a、16bから得られるので相対音速比va/vbは定数
λa /λb が求まれば計算により得られる。ここで、セ
ル12a、12bに同一の基準試料を入れると、当然va
/vbの値は1となり、λa /λb はfa/fbの値の逆数fb
/faという形で求めることができる。以上により、基準
試料と試料の相対音速比を求める場合、以下の手順をふ
めばセル長La、Lbの製作誤差及び熱膨張による誤差を補
正でき、正確に水中の相対音速比va/vbを測定できる。
【0022】手順(1) セル12a、12bの両方に基準
試料を入れ、周波数カウンタ16a、16bの値からλ
a /λb の値を求める。
試料を入れ、周波数カウンタ16a、16bの値からλ
a /λb の値を求める。
【0023】手順(2) セル12aに基準試料、セル12
bに試料を入れ、周波数カウンタ16a、16bの値及
び手順(1) で求めたλa /λb の値から、相対音速比va
/vbを求める。
bに試料を入れ、周波数カウンタ16a、16bの値及
び手順(1) で求めたλa /λb の値から、相対音速比va
/vbを求める。
【0024】温度25℃で、濃度が0.1mol/リッ
トルのNaCl水溶液中の音速と精製水中の音速の相対
音速比を測定したところ、精製水中の音速を1とする
と、NaCl水溶液中の音速は1.0040189とな
った。
トルのNaCl水溶液中の音速と精製水中の音速の相対
音速比を測定したところ、精製水中の音速を1とする
と、NaCl水溶液中の音速は1.0040189とな
った。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る水中音
速計は、超音波のモードロックを共振回路を使用せずに
行うため、共振回路の発熱、雑音等により信号波形及び
発振周波数が不安定になってしまうことがなく、従来の
音速計に比べてより高精度な測定が可能である。
速計は、超音波のモードロックを共振回路を使用せずに
行うため、共振回路の発熱、雑音等により信号波形及び
発振周波数が不安定になってしまうことがなく、従来の
音速計に比べてより高精度な測定が可能である。
【図1】第1の実施例の構成図である。
【図2】第2の実施例の構成図である。
1、11 ブロック 2、12a、12b セル 3、13a、13b 送信用超音波振動子 4、14a、14b 受信用超音波振動子 5、15a、15b AGC増幅器 6、16a、16b 周波数カウンタ
Claims (1)
- 【請求項1】 測定対象の試料である水又は低濃度の水
溶液を満たした既知の長さのセルと、該セルの両端に設
けて超音波を送受信し同じ共振周波数を有する超音波振
動子と、前記試料中を伝搬した前記超音波を増幅する増
幅器と、前記試料中を伝搬した前記超音波の周波数を測
定する周波数カウンタとから成り、前記超音波の周波数
のモードロックに前記超音波振動子の共振周波数を使用
することを特徴とする水中音速計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22460192A JPH0650805A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 水中音速計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22460192A JPH0650805A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 水中音速計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0650805A true JPH0650805A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=16816284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22460192A Pending JPH0650805A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 水中音速計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0650805A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108487901A (zh) * | 2018-05-23 | 2018-09-04 | 大庆市亿动科技有限公司 | 基于音速传感器的油井多功能自动液面监测仪 |
WO2019139121A1 (ja) * | 2018-01-12 | 2019-07-18 | 超音波工業株式会社 | 気体の音速関連固有値測定装置及びそれを応用した気体の成分割合測定装置、更にはそれを応用した地球環境モニター装置 |
-
1992
- 1992-07-31 JP JP22460192A patent/JPH0650805A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019139121A1 (ja) * | 2018-01-12 | 2019-07-18 | 超音波工業株式会社 | 気体の音速関連固有値測定装置及びそれを応用した気体の成分割合測定装置、更にはそれを応用した地球環境モニター装置 |
CN108487901A (zh) * | 2018-05-23 | 2018-09-04 | 大庆市亿动科技有限公司 | 基于音速传感器的油井多功能自动液面监测仪 |
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