JPH0650620A - スターリング冷凍機の駆動装置 - Google Patents

スターリング冷凍機の駆動装置

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Publication number
JPH0650620A
JPH0650620A JP20162692A JP20162692A JPH0650620A JP H0650620 A JPH0650620 A JP H0650620A JP 20162692 A JP20162692 A JP 20162692A JP 20162692 A JP20162692 A JP 20162692A JP H0650620 A JPH0650620 A JP H0650620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure vessel
piston
exciting
coil
drive device
Prior art date
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Pending
Application number
JP20162692A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Yamamoto
正之 山本
Tatsuo Koizumi
達雄 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP20162692A priority Critical patent/JPH0650620A/ja
Publication of JPH0650620A publication Critical patent/JPH0650620A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2309/00Gas cycle refrigeration machines
    • F25B2309/001Gas cycle refrigeration machines with a linear configuration or a linear motor

Landscapes

  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】冷媒ガスの清浄度を向上させることができるス
ターリング冷凍機の駆動装置を提供することを目的とす
る。また、気密シールを用いない密閉構造の圧力容器を
用いることができるスターリング冷凍機の駆動装置を提
供することを目的とする。 【構成】筒状の圧力容器(2)と、少なくとも部分的に
磁性体で形成され、前記圧力容器内に配置された往復動
可能なピストン(6)と、前記圧力容器外に配置され、
前記ピストンを駆動する磁力線を発生するための励磁手
段(24、26、34)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスターリング冷凍機の駆
動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】逆スターリングサイクルを利用したスタ
ーリング冷凍機が赤外線撮像装置等の冷却用として利用
されている。
【0003】このスターリング冷凍機の駆動装置の従来
例を図4に基づいて説明する。スターリング冷凍機は、
圧縮機1と図示しないコールドヘッドを有する。圧縮機
1は、ヘリウム等の冷媒ガスを充填した筒状の圧力容器
2と、該圧力容器2内に設けられたヨーク4とピストン
6を有する。
【0004】ヨーク4の中央部にはシリンダ室8が形成
され、このシリンダ室8内をピストン6が往復動する。
ピストン6の後端部には円筒形状のコイル支持部10が
一体的に形成され、このコイル支持部10には可動コイ
ル12が設けられている。可動コイル12はリード線1
4を介して圧力容器2外部のAC電源16に接続されて
いる。
【0005】このリード線14を圧力容器2の内部から
外部へ導くため、圧力容器2には孔18が形成されてい
る。この孔18には、冷媒ガスが圧力容器2から外部へ
洩れるのを防止するため、気密シールが設けられてい
る。
【0006】また、ヨーク4には、この可動コイル12
に対向して永久磁石20が固定されている。AC電源1
6からリード線14を介して電流を可動コイル12へ供
給すると、可動コイル12に電流が流れる。この電流と
永久磁石20によって発生する磁力線により、フレミン
グの法則にしたがって力が発生し、ピストン6が往復動
を行なう。
【0007】ピストン6の往復動により、シリンダ室8
内の冷媒ガスが圧縮・膨張を繰り返し、ガス圧力の変動
を生じる。このガス圧力の変動(脈動)は接続配管22
を介して図示しないコールドヘッドへ伝達され、コール
ドヘッドにより冷凍が行なわれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなスターリ
ング冷凍機の場合、冷媒ガスが充填されている圧力容器
2の内部に可動コイル12が配置されている。該コイル
12内にはコイル巻線が多重に巻回されており、水分等
の不純物を吸蔵しているため、スターリング冷凍機の駆
動中、可動コイル12内から空気等の不純物が冷媒ガス
中へ放出される。このため、冷媒ガスの清浄度が保てな
い。
【0009】また、可動コイル12に接続されているリ
ード線14を圧力容器2に設けた孔18から、外部へ導
出しているので、該孔18での気密シール部においてリ
ークが生じるおそれがある。
【0010】本発明の目的は、冷媒ガスの清浄度を向上
させることができるスターリング冷凍機の駆動装置を提
供することにある。また、本発明の他の目的は、気密シ
ールを用いない密閉構造の圧力容器を用いることができ
るスターリング冷凍機の駆動装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によるスターリン
グ冷凍機の駆動装置は、筒状の圧力容器と、少なくとも
部分的に磁性体で形成され、前記圧力容器内に配置され
た往復動可能なピストンと、前記圧力容器外に配置さ
れ、前記ピストンを駆動する磁力線を発生するための励
磁手段とを有する。
【0012】好ましくは前記励磁手段は、前記圧力容器
の外周を包囲する第1の励磁コイルと、前記圧力容器の
外周を包囲し、前記第1の励磁コイルから離れて配置さ
れた第2の励磁コイルと、前記2つの励磁コイルへ駆動
信号を供給する制御手段とを有する。
【0013】
【作用】励磁手段により磁力線を発生すると、少なくと
も部分的に磁性体で形成されたピストンが駆動され、圧
力容器内を往復動する。
【0014】励磁手段は圧力容器外に配置されているの
で、該励磁手段が冷媒ガスを汚染する要因にはならな
い。2つの励磁手段を用いた場合、制御手段により第1
の励磁コイルへ供給される信号をH(ハイ)にする。第
1の励磁コイルが励磁され、磁力を発生する。したがっ
て、ピストンは該第1の励磁コイルに吸引されて、圧力
容器内を移動する。
【0015】次に制御手段は第1の励磁コイルへの信号
をL(ロー)にし、第2の励磁コイルへの信号をHにす
るので、第1の励磁コイルが励磁されず、第2の励磁コ
イルが励磁されて磁力を発生する。したがって、ピスト
ンは第2の励磁コイルに吸引され、圧力容器内で反対方
向へ移動する。この運動を繰り返し、ピストンは圧力容
器内を往復動する。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明を説明する。図
1および図2は本発明によるスターリング冷凍機の駆動
装置の一実施例を示し、図1はその正面断面図、図2は
側面図である。
【0017】スターリング冷凍機は、圧縮機1と図示し
ないコールドヘッドを有する。圧縮機1は、ヘリウム等
の冷媒ガスを充填した筒状の圧力容器2と、ヨーク4と
ピストン6を有する。ヨーク4は圧力容器2の外周を包
囲して設けられており、ピストン6は圧力容器2の内部
に設けられている。圧力容器2はSUS等の非磁性体か
らなり、ヨーク4、ピストン6はいずれもたとえば純鉄
等の磁性体からなる。
【0018】圧力容器2の内部にはシリンダ室8が形成
され、このシリンダ室8内をピストン6が前後方向(図
面の左右方向)に往復動する。ピストン6の後端部と圧
力容器2間にはSUS等の非磁性体からなるバネ28が
設けられている。このバネ28はピストン6の中立点を
設定する。
【0019】ヨーク4には第1の励磁コイル24および
第2の励磁コイル26がそれぞれ圧力容器2の外周を包
囲して設けられている。これらの励磁コイル24,26
は互いに離れて配置され、第1の励磁コイル24はピス
トン6が最も後退した位置に対応し、第2の励磁コイル
26はピストン6が最も前進した位置に対応して設けら
れている。
【0020】第1の励磁コイル24はリード線30を介
して圧力容器2の外部のコントローラ34の出力端子A
へ接続されている。また、第2の励磁コイル26はリー
ド線32を介してコントローラ34の出力端子Bへ接続
されている。このコントローラ34は電源36に接続さ
れている。
【0021】図3はコントローラ34の出力端子A,B
からリード線30,32を介して励磁コイル24,26
へ供給される駆動信号を示す図である。同図に示すよう
に、コントローラ34の出力端子AはH(ハイ)とL
(ロー)の駆動信号を交互に一定時間毎に出力し、出力
端子Bは出力端子Aの駆動信号とは180度位相が異な
る駆動信号を出力する。
【0022】すなわち、コントローラ34は、第1の励
磁コイル24と第2の励磁コイル26へ、交互にH(ハ
イ)となる駆動信号を供給する。コントローラ34の出
力端子AからHの駆動信号が供給されると、第1の励磁
コイル24が励磁されて磁力線を発生する。したがっ
て、ピストン6は該第1の励磁コイル24に吸引されて
図面上右方向へ移動する。
【0023】また、コントローラ34の出力端子Bから
Hの駆動信号が供給されると第2の励磁コイル26が励
磁されて磁力線を発生する。したがって、ピストン6は
該励磁コイル26へ吸引され、図面上左方向へ移動す
る。ピストン6はこのような運動を繰り返して、往復動
する。
【0024】なお、コントローラ34からの駆動信号
は、ピストン6とバネ28とから構成される運動系の振
動に共振するように設定されている。ピストン6の往復
動により、シリンダ室8内の冷媒ガスが圧縮・膨張を繰
り返し、ガス圧の変動を生じる。このガス圧の変動(脈
動)は接続配管22を介して図示しないコールドヘッド
へ伝達され、コールドヘッドにより冷凍が行なわれる。
【0025】以上説明したように本実施例のスターリン
グ冷凍機の駆動装置においては、冷媒ガスが充填されて
いる圧力容器2の外部に励磁コイル24,26が配置さ
れている。
【0026】このため、スターリング冷凍機の駆動中、
励磁コイル24,26内から冷媒ガス中へ空気等の不純
物ガスが放出されることはない。したがって、スターリ
ング冷凍機の冷媒ガスの清浄度を向上させることができ
る。
【0027】また、励磁コイル24,26に接続されて
いるリード線30,32を圧力容器2の内部から外部へ
導出する必要がない。したがって、圧力容器2を密閉構
造とすることができ、気密シールを介したリークを防止
することができる。
【0028】また、圧力容器2内の構造が非常に簡単と
なり、小型化が可能となると共に、保守が容易となる。
以上、本発明を図面に示した実施例に基づいて説明した
が、本発明はこの実施例には限定されず、種々変形可能
である。
【0029】たとえば、励磁コイルを2つ設けた例を示
したが、1つだけとすることもできる。また、ピストン
を永久磁石を含むものにすることもできる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、冷媒ガスの清浄度を向
上させることができるスターリング冷凍機の駆動装置が
提供される。
【0031】また、本発明によれば、気密シールを用い
ない密閉構造の圧力容器を用いることができるスターリ
ング冷凍機の駆動装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスターリング冷凍機の駆動装置の
一実施例の正面断面図である。
【図2】図1の実施例の側面図である。
【図3】コントローラからコイルへ供給される駆動信号
を示す図である。
【図4】従来例によるスターリング冷凍機の駆動装置を
示す正面断面図である。
【符号の説明】
A,B 出力端子 1 圧縮機 2 圧力容器 4 ヨーク 6 ピストン 8 シリンダ室 10 コイル支持部 12 可動コイル 14 リード線 16 AC電源 18 孔 20 マグネット 22 接続配管 24 第1の励磁コイル 26 第2の励磁コイル 28 バネ 30,32 リード線 34 コントローラ 36 電源

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の圧力容器と、 少なくとも部分的に磁性体で形成され、前記圧力容器内
    に配置された往復動可能なピストンと、 前記圧力容器外に配置され、前記ピストンを駆動する磁
    力線を発生するための励磁手段とを有するスターリング
    冷凍機の駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記励磁手段は、 前記圧力容器の外周を包囲する第1の励磁コイルと、 前記圧力容器の外周を包囲し、前記第1の励磁コイルか
    ら離れて配置された第2の励磁コイルと、 前記2つの励磁コイルへ交互に駆動信号を供給する制御
    手段とを有するスターリング冷凍機の駆動装置。
JP20162692A 1992-07-28 1992-07-28 スターリング冷凍機の駆動装置 Pending JPH0650620A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010062134A2 (ko) * 2008-11-27 2010-06-03 Chae Soo Joh 열펌프

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010062134A2 (ko) * 2008-11-27 2010-06-03 Chae Soo Joh 열펌프
WO2010062134A3 (ko) * 2008-11-27 2010-10-21 Chae Soo Joh 열펌프
CN102227553A (zh) * 2008-11-27 2011-10-26 蔡洙祚 热泵

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991019