JPH06505889A - スプリングを取り付けた剛毛保持具を有するブラシ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 スプリングを取り付けた剛毛 保持具を有するブラシ 本発明はスプリングを取り付けた剛毛保持具を有するブラシに関するものである ０本発明は歯ブラシにおいて特に有用であり、下記にこの出願について説明する 。

一般にブラシにおいて、特に歯ブラシにおいてスプリングを取り付けた剛毛保持 具を備えることの有利性は古くから認識されており、かっこの目的に関する種々 のブラシ構造物のいくつかの特許が説明されている。たとえば種々のタイプのス プリングを取り付けた剛毛保持具を含むブラシ構造物は米国特許１１！２８８２ ５４４号、第２９３５７５５号、第３０８２４５７号、第３３８６１１８号、第 ３６８３４４２号、第４２４０４５１号、第４２４０４５２号、第４６３３５４ ２号、および第４６９４８４４号に説明されている。しかし私の知るがぎりにお いて、恐ら（ブラシ構造物の剛毛保持具の変位量が小さいこと、ブラシ構造物の 寿命が短いこと、および／またはブラシ構造物の製造に比較的大きい費用を要す ることの理由によって、これらの構造物のどれも広（商業的に使用されるに至っ ていない。

本発明の目的は上記に関し一つまたはそれ以上の改良点を有する、スプリングを 取り付けた剛毛保持具を備えた新奇なブラシ構造物を準備することである。

本発明によれば、一端にハンドルを有し、かつ反対端にブラシ類を含むブラシが 準備され、そのブラシ類は通常は剛毛保持具を外向きに押すが、しかし使用期間 中はそれらの内向きの移動を許す複数の剛毛保持具およびスプリング手段を含み 、スプリング手段は各剛毛保持具の下の、平面細片上における間隔をおいた位置 に複数の渦巻き状伸長要素を型打ちされた弾性材料から成り、細片と総合的に形 成された渦巻き状伸長要素を細片の同一平面内の各位置で規定し；各渦巻き状伸 長要素を各剛毛保持具の下に位置するらせん状伸長スプリング要素とするように 細片平面外へ押し出し、かつ細片から剛毛保持具へ向うにつれて直径を減少させ ることを特徴とするブラシが準備される。

上記の特徴によって構成されたブラシ、特に歯ブラシは公知の装置に（らべてい くつかの有利点を有する。それらは大きく変位することができ、かっ剛毛保持具 を高密度にすることができ、ブラシ作用の効果を高めることができ、比較的長い 寿命を持ち、金を掛けずに低いコストで大量生産することができる。

本発明の特徴および有利点は下記の説明によって明らかになるであろう。

本発明を添付図面を参照して実例によって説明する。

図１は本発明によって構成された歯ブラシの一つの形態を示す部分断面図である 。

図２は図１の歯ブラシの構造をより詳細に示す分解図である。

図３は図１および２のブラシに含まれるスプリング部分を示す平面図であり；か っ 図４は歯ブラシの構造の一変形を示す部分図である。

図１から３に示す歯ブラシは一端にハンドル２を、他端にブラシ類４を備えてい る。ブラシ類４は図１に示すように、剛毛保持具１０が図１に示す伸長位置へも 、または対応するソケット内の引っ込み位置へもそれぞれ移動できるように、対 応するソケット６内で滑動可能の剛毛保持具１０に取り付けられた複数の剛毛８ をそれぞれ受け入れる複数のソケット６を備えて形成されている。

図示されたブラシ類はさらに、通常は剛毛８をブラシを掛けられる表面に対して 押し付けるが、ブラシを掛けられる表面に各剛毛８が適用される圧力に応じて各 剛毛保持具を各ソケット６内の引っ込み位置へそれぞれ移動させる、すべての剛 毛保持具１０と共同作用するように取り付けられたスプリングを含んでいる。こ のように剛毛保持具１０を個別移動させるためにスプリング装着することによっ て、剛毛は歯の割れ目の間、および歯と歯の間に一層効果的に入り込み、有効な ブラシング作用を発揮する。加えてブラシング作用の期間中、剛毛保持具が内向 きに押されると剛毛はかな（なり、さらにブラシング作用を高める。

剛毛保持具１０を取り付けるスプリングは各剛毛保持具１０の下の、細片上の間 隔をおいた位置にある複数の渦巻き状に伸びるスリット１４（図３）を型打ちさ れた弾性材料の平面細片１２から成る。渦巻き状スリット１４は細片１２と総合 的に形成され、かつ細片と同一平面内にある複数の渦巻き状伸長要素１６を定義 する。細片がこのように形成された後で、図２の１６′に示すように渦巻き伸長 要素１６のそれぞれは細片１２の平面外へ押し出され、渦巻き伸長要素１６はら せん状伸長スプリング要素となって、さらに詳細に図１に示すように細片１２か ら各剛毛保持具１ｏに契合する外側端へと向うにつれてその直径を減少する。

ブラシ類４は好ましくは射出成型のような方法によって適当なプラスチック材料 で作られ、かつ各ソケット６に対応しそのソケットの上端と連絡する複数の開口 １８を形成している。ブラシ類４の他の側は各ソケット６の水切り開口２２が形 成されているカバー板２０によって閉じられている。

細片１２は好ましくはステンレス鋼のような硬いスプリング性の材料で作られて も良いが硬質ナイロンのような硬いプラスチック材料もまた使用することができ る。スプリング要素はプラスチック細片１２の平面内に復帰変形することができ るので、らせん状伸長スプリング要素１６′はどんな厚さのブラシ類４に対して もブラシ保持具ｌＯを大きく変位させることができ、それらの対応するソケット ６内の無駄な空間（ｄｅａｄ　５ｐａｃｅ　）を節約することができる、加えて このような構造によって比較的高密度の剛毛を得ることが可能になり、かつブラ シ類に比較的永い使用寿命を与える。さらにスプリング要素１６′は単に細片１ ２を型打ちして要素を外向きに押すことによって製造することができるのでこの ような構造物は大量かつ低コストで製造することができる。

図４は歯ブラシの構造の一つの変形を示しており、ハンドル１０２および三列の 剛毛保持具を有するブラシ類１゜４を含んでいる。この場合には中央列内の各剛 毛保持具１１０はスプリング１１２によって外向きに押されているが二つの外側 の列の剛毛保持具１０８はブラシ類１０４に固定されている。

本発明を二つの好ましい実施態様について説明して来たが、これらは単に例示の 目的のためだけに示されたに過ぎないことは理解されるであろう、このように剛 毛保持具の列数がいろいろに異なっていても、その一部または全部をスプリング 装着しても良い、またある列に使用されたスプリングが他の列に使用されたもの よりも弱くても良い、さらに本発明は他のタイプの剛毛に含まれることができる 。

本発明の多くの他の変形、改良および応用が可能であることは明らかである。

国際調査報告 フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、　ＥＳ、　ＦＲ，ＧＢ、　ＧＲ，ＩＴ、　ＬＵ、　ＮＬ、　ＳＥ）、ＧＡ （ＢＦ、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、ＣＩ、ＣＭ、ＧＡ、ＧＮ、ＭＬ、ＭＲ，ＳＮ、ＴＤ 、ＴＧ）、ＡＴ、ＡＵ、　ＢＢ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＣＡ、　ＣＨ，Ｃ３，ＤＥ、 　ＤＫ。

ＥＳ、　ＦＩ、　ＧＢ、　ＨＵ、ＪＰ、　ＫＰ、　ＫＲ，ＬＫ、　ＬＵ、ＭＣ， ＭＧ、ＭＮ、ＭＷ、ＮＬ、Ｎｏ、ＰＬ、ＲＯ、ＳＤ、ＳＥ、ＳＵ

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）前記スブリング手段は、各剛毛保持具の下の、平面細片上の間隔をおいた 位置に複数の渦巻き状伸長要素を型打ちされた弾性材料から成り、細片と総合的 に形成された渦巻き状伸長要素を細片の同一平面内の各位置で規定し、各渦巻き 状伸長要素を各剛毛保持具の下に位置するらせん状伸長スブリング要素とするよ うに細片平面外へ押し出しかつ細片から剛毛保持具へ向うにつれて直径を減少さ せることを特徴とする、一端にハンドルを有し、かつ他端にブラシ頭を有し、前 記ブラシ頭はブラシ保持具を通常は外向きに押すが使用期間中はそれらの内向き の移動を許す、複数の剛毛保持具およびスブリング手段を有するブラシ。
2. （２）前記ブラシ頭は前記剛毛保持具の一つをそれぞれ受け入れる複数のソケッ トを備えて形成され、剛毛保持具はそれらの下に位置するらせん状伸長スブリン グ要素によってそれらに対応するソケットの外方に向って押されることを特徴と する請求の範囲第１項のブラシ。
3. （３）前記ブラシ頭は前記スブリング手段によって外向きに圧迫され、かつブラ シ頭に固定された一列の剛毛保持具によって分離された少なくとも二列の剛毛保 持具を含むことを特徴とする請求の範囲第１項のブラシ。
4. （４）弾性材料の前記細片はステンレス鋼で出来ていることを特徴とする請求の 範囲第１項から第３項までの内の一つのブラシ。