JPH0647249Y2 - 植木鉢 - Google Patents

植木鉢

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JPH0647249Y2
JPH0647249Y2 JP11387388U JP11387388U JPH0647249Y2 JP H0647249 Y2 JPH0647249 Y2 JP H0647249Y2 JP 11387388 U JP11387388 U JP 11387388U JP 11387388 U JP11387388 U JP 11387388U JP H0647249 Y2 JPH0647249 Y2 JP H0647249Y2
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JP
Japan
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fitting recess
bowl
cylindrical projection
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leg
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JP11387388U
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JPH0234143U (ja
Inventor
進 高木
Original Assignee
サニー株式会社
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、有底筒状の嵌合凹部が底面の裏面側中央に形
成された鉢本体と、当該嵌合凹部に着脱自在に密嵌合す
る上部有底の筒状突起が形成された脚本体とから成る植
木鉢に関する。
(従来技術とその問題点) 有底筒状の嵌合凹部が底面の裏面側中央に形成された鉢
本体と、当該嵌合凹部に着脱自在に密嵌合する上部有底
の筒状突起が形成された脚本体とから成る植木鉢に於い
て、両者の組み立てや分解の際の着脱作業では、女性従
事者にとっては困難を感ずる程の異常な力を必要として
いた。
本考案は、この問題の解決を目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 鉢本体と脚本体との着脱の際に、異常な力を必要とする
のは、両者の合体を完璧なものとするために、両者の嵌
合部をきつく密嵌合するように形成しているためではあ
る事は当然であるが、研究の結果、それだけではなく次
の現象が大きな原因と成っていることを発見した。
即ち、組み立て時、即ち嵌合の際には、両嵌合部材間の
エアが逃げ場を失って圧縮され、その反発力が大きな抵
抗となっていること、 他方、分解時即ち引き抜きの際には、両嵌合部材間が負
圧と成っていくため、その吸引力が大きな抵抗となって
いること、が分かった。
そこで、本考案は、上記目的を達成する手段として、 有底筒状の嵌合凹部が底面の裏面側中央に形成された鉢
本体と、当該嵌合凹部に着脱自在に密嵌合する上部有底
の筒状突起が形成された脚本体とから成る植木鉢に於い
て、 当該筒状突起の底部に、嵌合凹部に対する着脱時に、当
該嵌合凹部と筒状突起との間隙に生ずる空気圧を解消す
るエア抜き孔を設けた構成とした。
(実施例) 以下、本考案を実施の一例を示す図面に基づいて説明す
る。実施例の植木鉢は、鉢本体10と水受皿20と脚部30と
から成るものである。
第1図に於て、図は鉢本体10と水受皿20と脚部30とを分
解した状態を示す斜視図である。
鉢本体10は、鉢底の裏面側、即ち底面の中央に嵌合凹部
11が形成されている。
嵌合凹部11は下方が開放された有底の筒状を呈してい
る。
この実施例の嵌合凹部11は、第2図から分るように、鉢
底中央を鉢内に窪ませており、この嵌合凹部11は環状に
取り巻いている所謂環状鉢底12は、鉢内から看ると、鉢
底の中央より低くなっている。
環状鉢底には、第1図に示すように、適当な形状の水抜
穴13が多数穿たれている。
水受皿20は、その中央に縦に貫く貫通孔21があり、この
貫通孔21の外周に水受部22が形成されている。
実施例の水受皿20は、円鉢型の鉢本体10の形状に合せ、
鉢本体10の底面裏面側を下から覆うよう、円形となって
いる。
従って、又、水受部22も上記環状鉢底12に対応して環状
となっている。
水受部22の断面形状は、実施例ではコ字型となっている
が、これに限らず、U字型等にしてもよい。その形は植
木鉢全体と調和する形状とするのが好ましい。
尚、水受部22は毎日の如く、鉢に注がれて漏れ出る水を
溜めるものであるから、容量を大きくする程、水受部22
の排水間隔を長くすることができる。
脚部30は、鉢本体10や水受皿20の大きさに応じて、これ
らを安定的に支えるに足る底面を備えた脚本体31と、こ
の脚本体31の中心から上方に向けて突出形成した上部有
底の筒状突起32とから成っている。
筒状突起32は、上記水受皿20の貫通孔21を貫通して、そ
の先端部が鉢本体10の嵌合凹部11に嵌り込む長さ(高
さ)である。
筒状突起32が立脚する脚本体31の頂部は平面33とされて
おり、この平面33に水受皿20の底が載る。
第3図に於て、図は組立状態を示す断面図である。
同図のように組み上げるには、先ず、脚部30を据えて、
次に、脚部30の筒状突起32に水受皿20を挿通する。
然る後、筒状突起32の先端に嵌合凹部11を当てがってか
ら鉢本体10を押え込む。
鉢本体10を押え込むと、筒状突起32に嵌合凹部11が嵌合
し、鉢本体10と脚本体31とによって水受皿20が上下から
挟みつけられる。
この場合、挟みつけられた水受皿20の外周上端縁23が鉢
本体10の底面外周縁14と一致するようそれぞれの部材を
形成しておくと、組立上りの構造をより堅牢とすること
ができる。
又、筒状突起32と水受皿20の貫通孔21及び鉢本体10の係
合凹部11との嵌合は、容易には抜け落ちない程度の密嵌
合に形成しておくのがよい。
再び第1図及び第2図に於て、 実施例の筒状突起32は、内部中空の筒状形態のもので、
筒状突起32の底部即ち上端面34は、周縁側に沿った環状
の余地34Aを残して、その中央を円柱状に陥没させてい
る。
この陥没部34Bの形成によって、筒状突起32の直径方向
の耐圧性と弾力性とを高めている。
更に、この筒状突起32の上端面34(底部)には、実施例
ではその環状の余地34Aに、エアー抜き孔35を穿ってあ
る。
このエアー抜き孔35は、嵌合凹部11に筒状突起32を嵌合
する際に生ずる嵌合凹部11内の空気圧を逃がしたり、嵌
合凹部11から筒状突起32を引抜く際に生ずる嵌合凹部11
内の負圧を解消するためのものである。
このようなエアー抜き孔35を筒状突起32の底部即ち、上
端面34に形成することによって、組立てや分解作業を行
うに当たって、従来のように、女性では困難を感ずるほ
どの異常な力を必要とせず、楽に行なうことができる。
尚、実施例に示すように鉢本体10の嵌合凹部11、水受皿
20の貫通孔21や、脚部30の突起32等を筒状に形成してあ
るのは、組み立てや分解の際、ネジ込むように回し乍ら
嵌合させたり、引き抜いたりできるようにするためであ
る。
(考案の効果) 本考案によれば、嵌合凹部に対する着脱時に、当該嵌合
凹部と筒状突起との間隙に生ずる空気圧を解消するエア
抜き孔を筒状突起の底部に設けているので、組立てや分
解作業を行うに当たって、従来のように、女性では困難
を感ずるほどの異常な力を必要とせず、極めて容易に楽
に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものにして、 第1図は分解した状態での斜視図、 第2図は分解した状態での縦断面図、 第3図は組上げた状態を示す断面図である。 10……鉢本体、11……嵌合凹部 12……鉢底、13……水抜穴 20……水受皿、21……貫通孔 22……水受部、30……脚本体 31……脚本体、32……突起 35……エア抜き孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】有底筒状の嵌合凹部が底面の裏面側中央に
    形成された鉢本体と、当該嵌合凹部に着脱自在に密嵌合
    する上部有底の筒状突起が形成された脚本体とから成る
    植木鉢に於いて、 当該筒状突起の底部に、嵌合凹部に対する着脱時に、当
    該嵌合凹部と筒状突起との間隙に生ずる空気圧を解消す
    るエア抜き孔を設けたことを特徴とする植木鉢。
JP11387388U 1988-08-30 1988-08-30 植木鉢 Expired - Lifetime JPH0647249Y2 (ja)

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JP11387388U JPH0647249Y2 (ja) 1988-08-30 1988-08-30 植木鉢

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Publication Number Publication Date
JPH0234143U JPH0234143U (ja) 1990-03-05
JPH0647249Y2 true JPH0647249Y2 (ja) 1994-12-07

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