JPH0647026B2 - 電磁気治療器 - Google Patents
電磁気治療器Info
- Publication number
- JPH0647026B2 JPH0647026B2 JP61162038A JP16203886A JPH0647026B2 JP H0647026 B2 JPH0647026 B2 JP H0647026B2 JP 61162038 A JP61162038 A JP 61162038A JP 16203886 A JP16203886 A JP 16203886A JP H0647026 B2 JPH0647026 B2 JP H0647026B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electromagnetic
- therapy device
- finger
- human body
- pressure sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electrotherapy Devices (AREA)
- Magnetic Treatment Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は、人体局部に交番電磁界を印加する電磁気治
療器の改良に関する。
療器の改良に関する。
(従来技術) 近時、低周波治療器、高周波治療器、超短波治療器等の
名称で各種の電磁気治療器が販売されている。これら
は、使用周波数に差があるとは云え、何れも発振器から
供給される交番電磁界を人体表面に接触させた電磁極に
印加し、人体局部に電磁気的刺戟を与えるものである。
名称で各種の電磁気治療器が販売されている。これら
は、使用周波数に差があるとは云え、何れも発振器から
供給される交番電磁界を人体表面に接触させた電磁極に
印加し、人体局部に電磁気的刺戟を与えるものである。
これらの電磁気治療器は、電磁極位置が正確に経穴に当
らなくても治療効果を得られ、手軽に使用出来る家庭用
治療器として販売されている。
らなくても治療効果を得られ、手軽に使用出来る家庭用
治療器として販売されている。
しかし、必らずしも経穴に当たらなくても一定の効果は
あるとは云え、経穴に当たる方が当然に効果は大きいこ
とは云う迄もない。電磁極はベルト等で人体表面に接触
固定するが、治療個所が複数の場合はその都度固定し直
さなければならない。印加電磁界の強さは症状によって
加減しなければならないが、症状の判断には熱練を要す
る。この種の家庭用治療器は、操作の困難さだけではな
く、心理的にも使用が面倒であり、実際には使用されな
いことが多い等の問題がある。
あるとは云え、経穴に当たる方が当然に効果は大きいこ
とは云う迄もない。電磁極はベルト等で人体表面に接触
固定するが、治療個所が複数の場合はその都度固定し直
さなければならない。印加電磁界の強さは症状によって
加減しなければならないが、症状の判断には熱練を要す
る。この種の家庭用治療器は、操作の困難さだけではな
く、心理的にも使用が面倒であり、実際には使用されな
いことが多い等の問題がある。
(この発明が解決しようとする問題点) この発明は、自由に治療個所を選定して接触固定し得る
と共に、印加電磁界の強さの簡単で微妙な調節を可能に
した電磁気治療器を得ようとするものである。
と共に、印加電磁界の強さの簡単で微妙な調節を可能に
した電磁気治療器を得ようとするものである。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) この発明においては、電磁気治療器の電磁極は手指に装
着しうるような指掛を有するもの等の小型のものとし、
該電磁極の上から押圧する指等の圧力を検出する圧力セ
ンサーを組込んだものとされる。そして、圧力センサー
の出力により、発振器の出力は、圧力が高くなれば増加
し、圧力が低くなれば低下するように制御される。
着しうるような指掛を有するもの等の小型のものとし、
該電磁極の上から押圧する指等の圧力を検出する圧力セ
ンサーを組込んだものとされる。そして、圧力センサー
の出力により、発振器の出力は、圧力が高くなれば増加
し、圧力が低くなれば低下するように制御される。
(作用) 上記電磁極は、従来のように治療部位に固定されるので
はなく、患者自身又は他人であってもよい治療に当る人
の指に固定され、必要部位に指で加圧することによって
電気刺戟を与える。従って、治療に当る人が経路体系に
ついての知識を有する人であれば、治療すべき部位に応
じて、その経路線上の経穴に電気刺戟を与えることは極
めて容易である。そして、例えば指圧療法においては、
指による押圧は治療であると同時に触診であると同様、
指による押圧によって疾患の程度を判断しながら、強く
押圧することによって強い刺戟を与え、圧力を弱めるこ
とによって刺戟を弱める等、自由な調節が可能となる。
はなく、患者自身又は他人であってもよい治療に当る人
の指に固定され、必要部位に指で加圧することによって
電気刺戟を与える。従って、治療に当る人が経路体系に
ついての知識を有する人であれば、治療すべき部位に応
じて、その経路線上の経穴に電気刺戟を与えることは極
めて容易である。そして、例えば指圧療法においては、
指による押圧は治療であると同時に触診であると同様、
指による押圧によって疾患の程度を判断しながら、強く
押圧することによって強い刺戟を与え、圧力を弱めるこ
とによって刺戟を弱める等、自由な調節が可能となる。
人体表面から電圧を印加する方式の電気治療法において
も、電気針による治療法においても、印加される周波
数、波形によってその効果が影響を受けることが知られ
ている。(例えば、米国特許第4055190号)一般
に、電圧の印加によって電気的双極子の誘導配向が生
じ、双極子が一様に分布している場合には、この配向に
よって電圧印加部に電位が誘起される。一方、経穴に
は、その経路線で結ばれる臓腑の失患によって生体電位
の異常が表われることはよく知られている。このように
臓腑の健康と経穴の電位との間に深い関係があるのに、
経穴に異常電位を誘起するのは治療目的に反する結果と
なる。そして、交番電圧を印加したとしても、印加を止
めた瞬間の電圧の方向によって誘起された配向電位が電
圧印加を止めた後にも残ることとなる。また、人体に交
番磁界を印加した場合も同様の現象が生じる。このよう
な残留電位を除くためには、500Hzないし100KHz
程度の低、高周波を用い、+方向と−方向の波高が同じ
であり、且つ振幅が漸減して零となる波形の交番電磁界
を印加するのが良いことを、先に本発明者は発見してい
る。この波形を発振器によって作り出してもよいことは
勿論であるが、この発明の電磁気治療器においては、人
体を押圧している力をゆっくりと抜いて行けば、圧力の
低下につれて発振器からの出力は低下して行くことを利
用し、自然に上記のような波形を得ることも出来る。
も、電気針による治療法においても、印加される周波
数、波形によってその効果が影響を受けることが知られ
ている。(例えば、米国特許第4055190号)一般
に、電圧の印加によって電気的双極子の誘導配向が生
じ、双極子が一様に分布している場合には、この配向に
よって電圧印加部に電位が誘起される。一方、経穴に
は、その経路線で結ばれる臓腑の失患によって生体電位
の異常が表われることはよく知られている。このように
臓腑の健康と経穴の電位との間に深い関係があるのに、
経穴に異常電位を誘起するのは治療目的に反する結果と
なる。そして、交番電圧を印加したとしても、印加を止
めた瞬間の電圧の方向によって誘起された配向電位が電
圧印加を止めた後にも残ることとなる。また、人体に交
番磁界を印加した場合も同様の現象が生じる。このよう
な残留電位を除くためには、500Hzないし100KHz
程度の低、高周波を用い、+方向と−方向の波高が同じ
であり、且つ振幅が漸減して零となる波形の交番電磁界
を印加するのが良いことを、先に本発明者は発見してい
る。この波形を発振器によって作り出してもよいことは
勿論であるが、この発明の電磁気治療器においては、人
体を押圧している力をゆっくりと抜いて行けば、圧力の
低下につれて発振器からの出力は低下して行くことを利
用し、自然に上記のような波形を得ることも出来る。
(実施例) 第1図は電極3を指サック1、2の先端に設け、親指と
人差し指とに装着した場合の概念図であり、4は印加電
力供給と圧力センサー出力の取出し用のコードである。
人差し指とに装着した場合の概念図であり、4は印加電
力供給と圧力センサー出力の取出し用のコードである。
電極3は従来と同様、導電性パッドで、使用時には水で
濡らす等の方法で、人体表面への電気的接触を良くす
る。圧力センサー5は第2図に示すように、電極3の裏
側に配置され、指による電極3の押圧力に応じた出力を
発生するものであればよく、各種の圧力センサが利用可
能である。
濡らす等の方法で、人体表面への電気的接触を良くす
る。圧力センサー5は第2図に示すように、電極3の裏
側に配置され、指による電極3の押圧力に応じた出力を
発生するものであればよく、各種の圧力センサが利用可
能である。
また、このような圧力センサーを備えた電磁極を椅子の
背等に設け、体重をかける程度を調節することによって
印加電磁界の強さを変える治療器を得る等、この発明の
範囲内で各種の設計変更が可能である。
背等に設け、体重をかける程度を調節することによって
印加電磁界の強さを変える治療器を得る等、この発明の
範囲内で各種の設計変更が可能である。
発明の効果 この発明は上記の構成によって 従来のこの種の電磁気治療器のように、発振器等の
セットによって印加電磁界の強さが決定されるのではな
く、患部の状態を触診しながら押圧力を調節することに
よって微妙な印加電磁界の調節が可能となる。
セットによって印加電磁界の強さが決定されるのではな
く、患部の状態を触診しながら押圧力を調節することに
よって微妙な印加電磁界の調節が可能となる。
或る程度の熟練者が利用すれば、正確に経穴に電気
刺戟を与えることが可能であり、指等による指圧効果と
電磁気刺戟の伴用による治療効果を期待出来る。また、
この場合は治療に当る者と患者とのコミニュケーション
により心理的な効果も期待出来る。
刺戟を与えることが可能であり、指等による指圧効果と
電磁気刺戟の伴用による治療効果を期待出来る。また、
この場合は治療に当る者と患者とのコミニュケーション
により心理的な効果も期待出来る。
押圧力をゆっくり弱めることにより、連続発振特性
を持つ発振器を用いながら印加電磁界の強さを漸減して
零にすることが出来、双極子配向による異常電位が残る
ようなことを簡単に防止出来、治療効果を更に上げるこ
とが出来る。
を持つ発振器を用いながら印加電磁界の強さを漸減して
零にすることが出来、双極子配向による異常電位が残る
ようなことを簡単に防止出来、治療効果を更に上げるこ
とが出来る。
第1図は、この発明の電磁気治療器の電極を指に装着し
た状態の概念図、第2図はその回路構成の概念図であ
る。 1、2:指掛、3:電磁極、4:コード、5:圧力セン
サ
た状態の概念図、第2図はその回路構成の概念図であ
る。 1、2:指掛、3:電磁極、4:コード、5:圧力セン
サ
Claims (1)
- 【請求項1】人体に接触押圧され、交番電磁界が印加さ
れる電磁極を有し、該電磁極には圧力センサーが組込ま
れ、該電磁極に供給される電気的出力が上記圧力センサ
ーの出力によって制御されることを特徴とする電磁気治
療器
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61162038A JPH0647026B2 (ja) | 1986-07-11 | 1986-07-11 | 電磁気治療器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61162038A JPH0647026B2 (ja) | 1986-07-11 | 1986-07-11 | 電磁気治療器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6319162A JPS6319162A (ja) | 1988-01-26 |
JPH0647026B2 true JPH0647026B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=15746900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61162038A Expired - Lifetime JPH0647026B2 (ja) | 1986-07-11 | 1986-07-11 | 電磁気治療器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0647026B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4297401B2 (ja) * | 1998-09-15 | 2009-07-15 | トランスポート・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド | イオン浸透療法による薬剤供給電極 |
-
1986
- 1986-07-11 JP JP61162038A patent/JPH0647026B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6319162A (ja) | 1988-01-26 |
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