JPH0646626A - 保水剤、肥料、農薬等の土中散布注入装置 - Google Patents

保水剤、肥料、農薬等の土中散布注入装置

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JPH0646626A
JPH0646626A JP22535292A JP22535292A JPH0646626A JP H0646626 A JPH0646626 A JP H0646626A JP 22535292 A JP22535292 A JP 22535292A JP 22535292 A JP22535292 A JP 22535292A JP H0646626 A JPH0646626 A JP H0646626A
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JP
Japan
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JP22535292A
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JPH0771420B2 (ja
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Mitsugi Mikami
貢 三上
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GREEN TECHNO JAPAN KK
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GREEN TECHNO JAPAN KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は施工時に芝生表面には農薬等が付着
しない保水剤、肥料、農薬等の土中散布注入装置に関す
るものである。 【構成】 作業装置本体2と、この作業装置本体2の前
面に昇降自在に支持された散布注入装置本体4とから構
成され、散布注入装置本体4は、進行方向とは直交方向
をもって支持された平面方形の上方フレーム4Aと、こ
の上方フレーム4Aの下面に進行方向をもって並列状態
で垂下支持された適数個の散布注入装置単体4Bとから
構成され、この散布注入装置単体4Bは、上方フレーム
4Aの下面に垂下支持された揺動フレーム4Cと、この
揺動フレーム4Cに取付けられたカッター4Dと注入部
4Eと輾圧ローラ部4Fとから構成され、上方フレーム
4A上にバイブレーター5が配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に造園業及び農業、
林業にも利用できる保水剤、肥料、農薬等の土中散布注
入装置に関するものである。この場合、保水剤、肥料、
農薬をそれぞれ単独に、また、保水剤を加えた肥料ある
いは保水剤を加えた農薬を土中散布注入することを可能
とするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものにあっては、下記の
ようなものになっている。以前よりターフコンディショ
ナーはゴルフ場等既設の芝生に対するエアーレーション
効果、固い土壌を軟化させる効果を併せ持つ機械として
有効利用されている。シーダー機は芝の種を土中に適量
散布する機械で、皿状の丸刃で芝生を切りながら種を切
り口の中に落していく。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。 1.ターフコンディショナーによる施工は、切り口の切
り幅が大きく、ゴルフ場等スポーツ施設の芝生では施工
後すぐのプレイに支障があった。 2.既設の芝生に対する肥料、農薬等の表面散布による
地下水の汚染、散布時の作業員の安全に問題があった。 3.芝生に対する水管理としては散水以外に方法がな
く、水利権等水を使用することに多額の費用と労力を必
要とする。 4.ターフコンディショナーでの施工だけでは、芝生の
根に対する育成(発根作用)土壌に対する老硬化現象及
び透水性の向上には足りない。5.今までは芝生表面の
作業がほとんどで土中に対する作業機器が不足してい
た。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、次のようなことのできるものを提供しようとする
ものである。 1.切り口の切り幅を小さくしてスポーツ施設等の芝生
に対してプレーに支障のないように改良した。 2.土中散布、注入により芝生の表面には肥料、農薬等
が付着しない。 3.保水剤を使用することにより、肥料、農薬等雨水に
よる無駄を減少させる。 4.芝生に対する水管理を従来の1/2 以上減らし、散水
による費用も1/2 以上減額させる。 5.芝生の育成及び土壌の若返り作用をさらに促進させ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。すなわち、
本願のものは、作業装置本体2と、この作業装置本体2
の前面にブーム3を介して昇降自在に支持された散布注
入装置本体4とから構成され、散布注入装置本体4は、
進行方向とは直交方向をもって支持された平面方形の上
方フレーム4Aと、この上方フレーム4Aの下面に進行
方向をもって並列状態で垂下支持された適数個の散布注
入装置単体4Bとから構成され、この散布注入装置単体
4Bは、上方フレーム4Aの下面に垂下支持された揺動
フレーム4Cと、この揺動フレーム4Cに取付けられた
カッター4Dと注入部4Eと、輾圧ローラ部4Fとから
構成され、注入部4Eは前面に刃が形成されている後刃
4E1と、この後刃の後辺に添着した注入パイプ4E2
とから構成され、カッター4Dの後方に近接させ垂直状
態で支持され、上方フレーム4A上にバイブレーター5
が配設されている保水剤、肥料、農薬等の土中散布注入
装置である。
【0006】
【実施例】実施例について図面を参照しながら説明す
る。1は本発明の保水剤、肥料、農薬等の土中散布注入
装置で、公知のショベルを基調とする作業装置本体2
と、この作業装置本体2の前面にブーム3を介して昇降
自在に支持された散布注入装置本体4とから構成されて
いる。2Aは本体後部、2Bは本体前部、2Cは両者を
連結する縦ピンである。3Aは散布注入装置本体4を昇
降させる油圧シリンダー、3Bは散布注入装置本体4の
支持角度を調整する油圧シリンダーである。
【0007】散布注入装置本体4は、進行方向とは直交
方向をもって支持された平面方形の上方フレーム4A
と、この上方フレーム4Aの下面に進行方向をもって並
列状態で垂下支持された適数個の散布注入装置単体4B
とから構成されている。(実施例では、この散布注入装
置単体4Bは13個が隣接状態で配設されている。)そ
こで、この散布注入装置単体4Bは、上方フレーム4A
の下面に垂下支持された揺動フレーム4Cと、この揺動
フレーム4Cに取付けられたカッター4Dと注入部4E
と、輾圧ローラ部4Fとから構成されている。
【0008】そして、揺動フレーム4Cは上方フレーム
4Aの下面後方位置から下方に垂下された縦枠4C1
と、この縦枠4C1より前方向け連設されたリンク4C
2を介して連設されたメインフレーム4C3とから構成
され、さらに、メインフレーム4C3は進行方向と平行
な下方枠4C31の前後端に上方に向け連設した前後の
縦枠4C32,4C33とから構成されている。この下
方枠4C31の下辺には前後方向をもってソリ板4C3
4が添着されている。上方フレーム4Aとメインフレー
ム4C3における前の縦枠4C32との間には、常時所
定圧力で下方に作用するエアーシリンダー4Gが張設さ
れている。この結果、メインフレームは常時所定圧力で
押圧された状態になるよう構成されている。
【0009】カッター4Dは円状に構成され、メインフ
レーム4C3における下方枠4C31の前方位置で進行
方向とは直交する軸により回転自在に支持されている。
注入部4Eは前面に刃が形成されている後刃4E1と、
この後刃の後辺に添着した注入パイプ4E2とから構成
され、カッター4Dの後方に近接させ垂直状態で支持さ
れている。なお、この注入部4Eはメインフレーム4C
3における下方枠4C31に適当な支持金物4E3を利
用して取付けられている。
【0010】輾圧ローラ部4Fは、メインフレーム4C
3における後の縦枠4C33から後方に揺動自在に突設
したローラスティ4F1と、このローラスティの下端に
回転自在に取付けたローラ4F2とから構成され、か
つ、上方フレーム4Aとローラスティ4F1との間に
は、常時所定圧力で下方に作用するエアーシリンダー4
F3が張設されている。この結果、輾圧ローラ部は常時
所定圧力で押圧された状態になるよう構成されている。
【0011】5は上方フレーム4A上に配設されたバイ
ブレーター、5Aは油圧モーターである。図中、6はエ
アータンク、7は油圧チャンバー、8は油圧モーター、
9はギヤポンプ、10はコンプレッサー、11は油圧ポ
ンプ、12はエンジン、13は薬剤タンクである。ま
た、14は薬剤散布用のバルブ、14Aはこのバルブを
開閉するエアーシリンダーである。
【0012】さらに、図中、15はリリーフ弁、16は
圧力計、17はスロットルチェク弁、18はコントロー
ルバルブ、19はボールバルブ、20は流量調整弁、2
1は圧力計、22はリリーフ弁、23はルブコンユニッ
ト、24は圧力計、25はエアー調整弁である。
【0013】本発明のものは下記のように作用する。作
動順序は最先端のカッターによって芝生と土壌を約10
cmの深さに切る。カッターの後方に位置する後刃が振
動し固くなった土を砕く。そして、後刃の後部の注入パ
イプは必要な材料(保水剤、肥料、農薬等)を土中に注
入する。さらに、後刃の後方に位置するローラで、カッ
ターなどで刻設された切り口を押さえて切断面の幅を小
さくして目立たなくする。適数個(実施例では13個)
の散布注入装置単体4Bは各々独立しており、施工面の
起伏に合わせた動きをする。
【0014】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 1.芝生に対する水管理の労力、水量、設備の費用を減
額させる。 2.土壌の老硬化現象を防ぎ踏面も柔らかく、プレーヤ
ーの安全にも役立つ。 3.施工することにより芝根の発根作用を高め、芝自身
で水管理等を行い、病気に強い丈夫な芝生になる。 4.施工時に肥料、農薬等を混入することにより、芝生
表面には農薬等が付着しないので、プレーヤーによる農
薬被害がなくなる。地下水汚染も減少する。 5.保水剤と各種作用が一緒になり、芝生の管理費を減
額し、良い芝生を作り、より良いグラウンドコンディシ
ョンを作る。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の斜視図である。
【図2】散布注入装置単体の斜視図である。
【図3】同上の1部を切り欠いた分解斜視図である。
【図4】上方フレームの上面を中心に見た斜視図であ
る。
【図5】全体の側面図である。
【図6】図4における矢印A部分の拡大斜視図である。
【図7】油圧関係の系統図である。
【図8】薬剤関係の系統図である。
【図9】エアー関係の系統図である。
【符号の説明】
1 保水剤、肥料、農薬等の土中散布注入装置 2 作業装置本体 3 ブーム 4 散布注入装置本体 4A 上方フレーム 4B 散布注入装置単体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業装置本体(2)と、この作業装置本
    体(2)の前面にブーム(3)を介して昇降自在に支持
    された散布注入装置本体(4)とから構成され、散布注
    入装置本体(4)は、進行方向とは直交方向をもって支
    持された平面方形の上方フレーム(4A)と、この上方
    フレーム(4A)の下面に進行方向をもって並列状態で
    垂下支持された適数個の散布注入装置単体(4B)とか
    ら構成され、この散布注入装置単体(4B)は、上方フ
    レーム(4A)の下面に垂下支持された揺動フレーム
    (4C)と、この揺動フレーム(4C)に取付けられた
    カッター(4D)と注入部(4E)と、輾圧ローラ部
    (4F)とから構成され、注入部(4E)は前面に刃が
    形成されている後刃(4E1)と、この後刃の後辺に添
    着した注入パイプ(4E2)とから構成され、カッター
    (4D)の後方に近接させ垂直状態で支持され、上方フ
    レーム(4A)上にバイブレーター(5)が配設されて
    いることを特徴とする保水剤、肥料、農薬等の土中散布
    注入装置。
JP22535292A 1992-07-31 1992-07-31 保水剤、肥料、農薬等の土中散布注入装置 Expired - Lifetime JPH0771420B2 (ja)

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JPH0646626A true JPH0646626A (ja) 1994-02-22
JPH0771420B2 JPH0771420B2 (ja) 1995-08-02

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010119359A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Agritecno Yazaki Co Ltd 土壌消毒機
CN109479475A (zh) * 2018-11-28 2019-03-19 刘学 一种丘陵洒水施肥一体装置
IT201900010749A1 (it) * 2019-07-17 2021-01-17 Mlg Srl Dispositivo per diserbo a getto d'acqua sotterraneo

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CN109479475A (zh) * 2018-11-28 2019-03-19 刘学 一种丘陵洒水施肥一体装置
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