JPH0645200Y2 - 水中航走体の起爆装置 - Google Patents

水中航走体の起爆装置

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JPH0645200Y2
JPH0645200Y2 JP3559289U JP3559289U JPH0645200Y2 JP H0645200 Y2 JPH0645200 Y2 JP H0645200Y2 JP 3559289 U JP3559289 U JP 3559289U JP 3559289 U JP3559289 U JP 3559289U JP H0645200 Y2 JPH0645200 Y2 JP H0645200Y2
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JP
Japan
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detonator
explosive
rotor assembly
cylinder
underwater vehicle
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Application number
JP3559289U
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JPH02128000U (ja
Inventor
進 波江
義典 尾崎
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防衛庁技術研究本部長
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は水中航走体の弾頭部に適用される起爆装置に関
する。
〔従来の技術〕
水中航走体の弾頭部は一般に第2図に示すように弾頭部
21の主たる部分をなす炸薬22と、炸薬22を起爆するため
の起爆器23及び伝爆薬筒24とからなっている。この弾頭
部の従来の起爆装置は第3図(a)に示すような構造を
なしており、水中航走体が発射されるとアーミングワイ
ヤ31が引抜かれ、ピストン組立32のばね33の力により鋼
球34が上方に押し上げられる。それとほぼ同時に下方桿
35も上方に引き上げられロータ組立36の溝から引抜かれ
て機械的ロックを解除する。その後起爆器37のモータ軸
38が回転するとロータ軸39が回転しロータ組立36が90°
回転する。(起爆状態となる) 第3図(b)は伝爆薬筒40の安全状態と起爆状態におけ
る雷管41と伝爆薬42の関係位置を示した図である。通
常、伝爆薬筒40は第3図(c)の上の図に示すように安
全状態になっており雷管41と伝爆薬42とは断面上で90°
ずれており、万一雷管41が発火しても伝爆薬42が発火し
ないようになっている。水中航走体が発射され起爆装置
に作動信号が与えられると起爆器37のモータが回転しロ
ータ軸39を介して回転が与えられ第3図(c)の下の図
に示すようにロータ組立36が90°回転する。この時、雷
管41と伝爆薬42は一直線に並び、この状態において雷管
41が発火すると伝爆薬42も発火する。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の弾頭には解決すべき次の課題があった。
(1)伝爆薬筒単独では安全状態(*1)になっており
外力で作動しないよう機械的にロックされていなければ
ならない。
(2)起爆器と結合させた時、ロックが解除され起爆器
により作動しなければならない。
(*1)伝爆薬筒の雷管と伝爆薬が一列につながってい
ない状態である。この状態では雷管が発火しても伝爆薬
に着火しない。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記課題の解決手段として、起爆器と伝爆薬筒
とからなり伝爆薬筒内の伝爆薬とロータ組立体とが同軸
上で回転して伝爆薬とロータ組立体内の雷管とが一直線
上に並ぶことによって起爆状態となる水中航走体の起爆
装置において、起爆器と伝爆薬筒とが分離されている場
合は伝爆薬とロータ組立体とが相互に回転不能にロック
され、起爆器と伝爆薬筒との組立によってのみロックが
解除されるロック手段を具備してなることを特徴とする
水中航走体の起爆装置を提供しようとするものである。
〔作用〕
本考案は上記のように構成されるので次の作用を有す
る。即ち、伝爆薬筒単独ではロック手段によって伝爆薬
とロータ組立とが相互に回転できないため、伝爆薬と雷
管とが一直線上に並べず、従って起爆状態とならないの
で安全である。伝爆薬筒に起爆器を組付けると起爆状態
となり得るので起爆機能が保証される。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図により説明する。図において
1は伝爆薬筒のケース、2はロータ組立、2aは後述の溝
部、3はロータ組立を保持するためのロータホルダ、4
は雷管、5は詳細を後述するロックピン、6はロックピ
ン5を上方に押し上げているばね、7は導爆薬、8はロ
ータ軸、9は起爆器、9aは起爆器9の下面、10は伝爆薬
筒である。これら構成部材はロック機構をなしており、
伝爆薬筒10が起爆器9と組み合わされるまで、ロータ組
立2が回転しないように構成されている。即ち、伝爆薬
筒10は起爆器9と組み合せる前、第1図(a)及び第1
図(c)の左の図に示すようにロックピン5がばね6に
より上方に押されてロータ組立2の溝部2aにはまり込ん
でいる。即ち、安全状態となっている。このためロータ
軸8は回転させようとしても回転しない。
以上の状態にある伝爆薬筒10を起爆器9と組み合せる
と、第1図(b)に示すように起爆器9の下面9aがロッ
クピン5の頂部に当り、ロックピン5を押し下げる。こ
の結果、ロックピン5は第1図(c)の右の図に示すよ
うに、ロータ組立2の溝部2aから外れる。即ち、安全解
除状態となる。第1図(d)はロックピン5の方位方向
における伝爆薬筒10内での位置関係を示す図である。
以上の通り本実施例によれば、伝爆薬筒10単独ではロー
タ組立2をロックして安全状態を保証すると共に起爆器
9と結合させた状態では確実にロックの解除を保証する
ものである。
〔考案の効果〕
本考案は上記のように構成されるので次の効果を有す
る。
(1)伝爆薬筒単独での取扱上の安全性が向上する。
(2)機構が単純で部品数が少ないロック機構が得られ
るので信頼性が高く、かつスペースもあまり必要でない
ため起爆装置の小型化が果たされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る一実施例の図で(a)は縦断面
図、(b)は(a)の右側近傍の拡大図、(c)は
(b)のc−c矢視で示したロックピン5のロック状態
(安全状態)と、ロック解除(安全解除)の各状態を示
す図、(d)は(b)のd−d矢視断面図、第2図は水
中航走体の一般的な弾頭部の縦断面図、第3図は従来の
図で(a)は縦断面図、(b)はaの囲いbの拡大図、
(c)は(b)のc−c矢視で示したロータ組立36の安
全状態と起爆状態の図である。 1…ケース,2…ロータ組立, 3…ロータホルダ,4…雷管, 5…ロックピン,6…ばね, 7…導爆薬,8…ロータ軸, 9…起爆器,10…伝爆薬筒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】起爆器と伝爆薬筒とからなり伝爆薬筒内の
    伝爆薬とロータ組立体とが同軸上で回転して伝爆薬とロ
    ータ組立体内の雷管とが一直線上に並ぶことによって起
    爆状態となる水中航走体の起爆装置において、起爆器と
    伝爆薬筒とが分離されている場合は伝爆薬とロータ組立
    体とが相互に回転不能にロックされ、起爆器と伝爆薬筒
    との組立によってのみロックが解除される手段を具備し
    てなることを特徴とする水中航走体の起爆装置。
JP3559289U 1989-03-30 1989-03-30 水中航走体の起爆装置 Expired - Lifetime JPH0645200Y2 (ja)

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JP3559289U JPH0645200Y2 (ja) 1989-03-30 1989-03-30 水中航走体の起爆装置

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JP3559289U JPH0645200Y2 (ja) 1989-03-30 1989-03-30 水中航走体の起爆装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02128000U JPH02128000U (ja) 1990-10-22
JPH0645200Y2 true JPH0645200Y2 (ja) 1994-11-16

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JPH02128000U (ja) 1990-10-22

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