JPH0643051U - マンホール蓋およびピット構造 - Google Patents
マンホール蓋およびピット構造Info
- Publication number
- JPH0643051U JPH0643051U JP077119U JP7711992U JPH0643051U JP H0643051 U JPH0643051 U JP H0643051U JP 077119 U JP077119 U JP 077119U JP 7711992 U JP7711992 U JP 7711992U JP H0643051 U JPH0643051 U JP H0643051U
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- JP
- Japan
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- pit
- manhole cover
- solar cell
- power source
- power
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ピット1の天井部2の開口5を閉塞するマン
ホール蓋6の外光に曝される外側に太陽電池8を組み込
む。マンホール蓋の太陽電池を電源とするヒータをピッ
ト1の内部に設ける。 【効果】 マンホール蓋6の外側に太陽電池8を設ける
ことにより、電源ケーブル等を通して遠隔地から電力を
供給することなく、低コストで電源を確保することがで
きる。太陽電池8で発生する電力をピット1の内部に設
けたヒータの電源としてピット1の内部空間の空気を加
熱することにより、ピット1の内部空間を常時低湿度に
維持して弁装置や管路の錆の発生を抑制することができ
る。
ホール蓋6の外光に曝される外側に太陽電池8を組み込
む。マンホール蓋の太陽電池を電源とするヒータをピッ
ト1の内部に設ける。 【効果】 マンホール蓋6の外側に太陽電池8を設ける
ことにより、電源ケーブル等を通して遠隔地から電力を
供給することなく、低コストで電源を確保することがで
きる。太陽電池8で発生する電力をピット1の内部に設
けたヒータの電源としてピット1の内部空間の空気を加
熱することにより、ピット1の内部空間を常時低湿度に
維持して弁装置や管路の錆の発生を抑制することができ
る。
Description
【0001】
本考案は、管路途中においてバルブ等を配置するために設けた弁室を構成する ピットの開口を閉塞するマンホール蓋およびピット構造に関する。
【0002】
従来、道路等の地下に管路を埋設する場合には、その途中に仕切弁等の弁装置 を介装しており、この弁装置を配置するための弁室をなす地下空間をピットで構 成している。このピットの天井部には弁室内に作業者が出入りするための開口を 設けており、開口を閉塞してマンホール蓋を設けている。
【0003】
しかし、上記した従来のピットにおいては、作業者が照明器具等を使用するた めの電源が備えられておらず、通常は発電機等を電源として電気器具を使用して いる。また、ピットに電源を常備するためには、別途に電気配線工事等が必要と なり、設備費用が高くなる問題があった。さらに、弁室内はピットの内壁面およ び管路表面における結露、地下水の漏水や弁装置からの漏水等のために、湿度が 非常に高く、弁装置や配管等に錆が発生し易くなる原因となっていた。
【0004】 本考案は、上記課題を解決するもので、ピット内で使用する電気器具の電源を 備えたマンホール蓋、および内部空間を低湿度に維持することができるピット構 造を提供することを目的とする。
【0005】
上記課題を解決するために、本考案のマンホール蓋は、ピット天井部の開口を 閉塞する蓋体であって、外光に曝される外側に太陽電池を組み込んだ構成とした ものである。
【0006】 また、本考案のピット構造は、前記マンホール蓋で天井に形成した開口を閉塞 し、前記マンホール蓋の太陽電池を電源とするヒータを内部に備えた構成とした ものである。
【0007】
上記構成により、マンホール蓋の外側に設けた太陽電池がピット外部の外光を 受けて電力を発生するので、この電力をピット内部で使用する電気器具の電源と することができ、電源ケーブル等を通して遠隔地から電力を供給する必要がなく 、低コストで電源を確保することができる。
【0008】 また、上述のマンホール蓋の太陽電池で発生する電力をピット内部に設けたヒ ータに供給し、ヒータによりピットの内部空間の空気を加熱することにより、ピ ットの内部空間を常時低湿度に維持することができ、ピット内に設ける弁装置や 管路の錆の発生を抑制することができる。
【0009】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図1〜図3において、ピ ット1は天井部2が地表に露出し、ピット1の内部空間には道路等の地下に埋設 した管路3の一部が露出している。この露出した管路3の途中には仕切弁4を介 装しており、ピット1の内部空間は弁室1aを形成している。
【0010】 ピット1の天井部2には作業者が出入りするために開口5を設けており、開口 5を閉塞するためにマンホール蓋6を設けている。このマンホール蓋6は開口5 の周縁部をなす受枠7で支持しており、マンホール蓋6の外光に曝される外側の 上部面には太陽電池8を装着するとともに、太陽電池8を覆って保護用の透明強 化ガラス9を設けている。
【0011】 また、ピット1の内部には照明装置10およびヒータ11を設けており、照明 装置10およびヒータ11は太陽電池8を電源としている。尚、必要に応じて蓄 電池を接続することも可能である。
【0012】 以下、上記構成における作用を説明する。マンホール蓋6の外側は常に外光に 曝されているので、外光を受けて太陽電池8により電力が発生する。通常時には 、前記電力をピット1の内部に設けたヒータ11に供給し、ヒータ11によりピ ット1の内部空間を加熱する。このことにより、結露および漏水等によって湿度 が高くなる弁室1aを常時低湿度に維持することができ、ピット11における仕 切弁4や管路3の錆の発生を抑制することができる。
【0013】 また、ピット1の内部で作業を行うときには、太陽電池8で発生する電力を照 明装置10の電源として利用し、あるいは作業者が利用する電気工具等の電源と して利用する。したがって、電源ケーブル等を通して遠隔地から電力を供給する 必要がなく、低コストで電源を確保することができる。
【0014】
以上述べたように本考案によれば、マンホール蓋の外側に太陽電池を設けるこ とにより、電源ケーブル等を通して遠隔地から電力を供給することなく、低コス トで電源を確保することができる。
【0015】 太陽電池で発生する電力をピット内部に設けたヒータの電源としてピットの内 部空間の空気を加熱することにより、ピットの内部空間を常時低湿度に維持して 弁装置や管路の錆の発生を抑制することができる。
【図1】本考案の一実施例におけるピットの断面図であ
る。
る。
【図2】同実施例におけるマンホールの断面図である。
【図3】同実施例におけるマンホールの平面図である。
1 ピット 2 天井部 5 開口 6 マンホール蓋 8 太陽電池 11 ヒータ
Claims (2)
- 【請求項1】 ピット天井部の開口を閉塞する蓋体であ
って、外光に曝される外側に太陽電池を組み込んだこと
を特徴とするマンホール蓋。 - 【請求項2】 請求項1記載のマンホール蓋で天井に形
成した開口を閉塞し、前記マンホール蓋の太陽電池を電
源とするヒータを内部に備えたことを特徴とするピット
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP077119U JPH0643051U (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | マンホール蓋およびピット構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP077119U JPH0643051U (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | マンホール蓋およびピット構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0643051U true JPH0643051U (ja) | 1994-06-07 |
Family
ID=13624911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP077119U Pending JPH0643051U (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | マンホール蓋およびピット構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0643051U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100791953B1 (ko) * | 2007-05-10 | 2008-01-04 | (주)씨엠엔텍 | 맨홀뚜껑 |
JP2016183456A (ja) * | 2015-03-25 | 2016-10-20 | 富士通株式会社 | 太陽光発電装置、センシング装置及び情報処理システム |
WO2022044331A1 (ja) * | 2020-08-31 | 2022-03-03 | 日本電信電話株式会社 | 湿度調整装置及び湿度調整方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6051230A (ja) * | 1983-08-27 | 1985-03-22 | Nippo Kinzoku Kogyo Kk | 結氷防止鉄蓋 |
JP4089137B2 (ja) * | 2000-06-22 | 2008-05-28 | 株式会社Sumco | シリコン単結晶の製造方法およびエピタキシャルウェーハの製造方法 |
-
1992
- 1992-11-10 JP JP077119U patent/JPH0643051U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPWO2022044331A1 (ja) * | 2020-08-31 | 2022-03-03 |
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