JPH0641029Y2 - 給水栓装置 - Google Patents

給水栓装置

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JPH0641029Y2
JPH0641029Y2 JP11036289U JP11036289U JPH0641029Y2 JP H0641029 Y2 JPH0641029 Y2 JP H0641029Y2 JP 11036289 U JP11036289 U JP 11036289U JP 11036289 U JP11036289 U JP 11036289U JP H0641029 Y2 JPH0641029 Y2 JP H0641029Y2
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Japan
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valve
water
valve body
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main
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JP11036289U
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JPH0349473U (ja
Inventor
正司 今井
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株式会社日東鉄工所
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は給水栓装置、特に人口雪製造装置における噴
水ノズルに給水するための給水栓装置のように、寒冷時
に使用されるのに適した給水栓装置に関する。
〔従来の技術〕
従来スキー場等においては、スキー場に配置した給水本
管に多数の給水栓装置を取付け、この給水栓装置に連接
した噴水ノズルから水を微粒子状にして空中に放散して
人口雪を製造しており、この給水栓装置は必要に応じて
他の給水時にも使用されている。
そしてそのために使用される給水栓装置の典型的なもの
としては、第5〜7図に示すようなものがあり、これの
概略について説明する。それは弁箱41の上にケーシング
42が連設されたものであって、弁箱41は下端に図示しな
い給水本管に着脱可能に連結される開口部43を有し、こ
の開口部43に弁座44が、その上方にドレン管45が設けら
れていて、ドレン管45内にはばね46で開口傾向が付与さ
れたボール弁47が設けられ、ケーシング42の上部には給
水支管48が分岐し、下端には支持板49が設けられ、ケー
シング42の内部には上端が外部に突出した操作杆50が回
転可能に設けられ、この操作杆50の上下部にはそれぞれ
ハンドル51及びねじ部52が設けられ、支持板49には上部
がねじ部52に螺着した弁棒53が回転が不可能であって上
下方向には移動可能に嵌入され、弁棒53の下端にはその
上下動によって弁座44の通水孔54を開閉する弁体55が設
けられている。
〔考案が解決しようとする課題〕
このような公知の装置にあっては、給水支管48から給水
するに際しては、第5図に示すように弁体55を上動して
通水孔54を開口し、反対に給水支管48からの給水を停止
するに際しては、第6図に示すように弁体55を下動して
通水孔54を閉鎖することとなり、そのために弁体55を移
動させるには、ハンドル51を操作して操作杆50を回動
し、弁棒53を上下動させることとなる。そして給水時に
は第5図において矢印に示すように高圧水が流れ、その
圧力によってドレン管45内のボール弁47がばね46の圧力
に抗して移動してドレン管45を閉鎖し、反対に給水停止
時には、通水孔54を閉鎖して弁箱41内に高圧水が流入し
ないで、ドレン管45内の圧力が低下するので、ボール弁
47がばね46に押されて移動してドレン管45を開口し、給
水栓装置内の水を排出して同装置内に水が滞留して凍結
するのを防止するようになっている。
ところでこの給水栓装置は前記のようになっていること
から、作業者が弁体55を上下させるのに操作杆50を回動
しなければならないが、寒冷時にあっては操作杆50と弁
棒53との螺着部の水分が凍結するので、操作杆50の回動
が困難になったり、又は無理に回動させると螺着部のね
じが破損するというようなことがあり、また弁体55を下
動する際はこれを流体の圧力に抗して移動させなければ
ならないので閉鎖作業が困難であるのに加えて、ドレン
管45が弁体55の上面より上方に開口されていることか
ら、通水孔54の閉鎖時にそれらの間に水が滞留して凍結
して、有効なドレン抜きがなされず、また次の通水孔54
を開口させるための弁体55の上動が困難であるのに加え
て、圧力水を円滑に流通させることができなくなる等の
問題があった。
そこでこの考案の目的は、前記のような従来の給水栓装
置のもつ問題を解決し、主弁体による通水孔の閉鎖が軽
い操作力で確実に行われ、またドレン孔からのドレン抜
きが確実に行われて装置内における凍結を生ずることの
ない給水栓装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は前記のような目的を達成するために、給水本
管に着脱可能に取付けられる弁箱の底部に通水孔を、ま
た外周にドレン孔をそれぞれ設け、この弁箱上にケーシ
ングを連設し、このケーシングには給水支管が分岐して
設けられると共に、上部蓋に貫入した弁棒が上下動可能
に設けられ、この弁棒は弁箱の通水孔中を下方に延び
て、その下端に通水孔を開閉する主弁体が取付けられ、
この主弁体の上方において弁棒に支持体が取付けられ、
この支持体は弁箱内を上下方向に摺動するようになって
いて、ドレン孔を開閉する副弁体が取付けられており、
ケーシングの蓋体の一側に突設されたブラケットの上部
に基端を枢支された揺動枠が設けられ、この揺動枠に弁
棒の上端が連結されていることを特徴とするものであ
る。
〔作用〕
前記のようなこの考案の給水栓装置において、主弁体及
び副弁体は揺動枠の操作による弁棒の上下動と共に上下
動し、その上動によって主弁体が通水孔を閉鎖して弁箱
内への給水本管からの給水を遮断すると共に、副弁体は
ドレン孔を開口して装置内の水を装置外に排出して空に
し、主弁体の閉鎖位置への上動時には、給水本管内の圧
力が主弁体の移動方向にかかるので、それを軽快に閉鎖
位置へ移動し、また装置内が空になることによってここ
を凍結することがなく、次に弁棒が下動すると主弁体及
び副弁体の下動によって通水孔が開口して、給水本管か
らの水を給水支管に供給すると共に、副弁体はドレン孔
を閉鎖して、給水支管への給水以外の水の外部排出を防
止する。
〔実施例〕
図面に示す実施例につき説明する。
1は給水本管を示し、これに弁箱2が着脱可能に取付け
られ、この弁箱2の底部材3には中央に截頭円錐径の通
水孔4が、また外周よりにドレン孔6がそれぞれ設けら
れている。
弁箱2上にはケーシング7が連設され、このケーシング
7には給水支管8が分岐して設けられ、この給水支管8
には図示しない噴出ノズルが連結される。このケーシン
グ7の蓋体9には、水密的に貫入した弁棒11が上下動可
能に設けられ、この弁棒11の下端は弁箱2の通水孔4中
を下方に延びて、そこに主弁体12が取付けられており、
この主弁体12は通水孔4の周囲の弁座部分と当接する外
周にゴム製シール材が設けられている。
この主弁体12の上方において弁棒11に水平な支持体13が
取付けられ、この支持体13にはドレン孔6に水密的に摺
嵌する副弁体14が取付けられており、この支持体13はそ
の両端が弁箱2内に上下方向に設けられた案内溝15中を
摺動するようになっている。
ケーシング7の蓋体9の一側にブラケット16が突設さ
れ、このブラケット16の上部に基端を枢軸17によって枢
支された揺動枠18が設けられ、この揺動枠18に設けられ
た横長孔19に、弁棒11の上端に設けた偏平部材22に取付
けた水平杆21が摺嵌されている。揺動枠18の自由端側の
連結部材23には、操作杆24が挿脱可能に装着されるよう
になっている。また揺動枠18には水平杆26が設けられ、
この水平杆26に上下方向異る位置において係合する係合
凹部27,28を有する係止具29が蓋体9に枢軸31によって
枢支されている。
前記のような給水栓装置において、第1、第2図の実線
位置は開口位置Aを示し、この位置で主弁体12は下動し
て通水孔4が開口し、副弁体14はドレン6孔に嵌入して
これを閉鎖しており、給水本管1からの水は給水支管8
に供給される。この際揺動枠18は下向きに傾斜した状態
となっていて、水平杆26が係止具29の下方の凹部28に係
止して、上方への揺動が抑止され、その後操作杆24を揺
動枠18から引き抜いておく。
この状態から、通水孔4を閉鎖しようとする際は、揺動
枠18に操作杆24を差し込んだ上、係止具29を第1図にお
いて反時計方向に揺動して水平杆26と凹部28との係止を
解除し、操作杆24をもって反時計方向へ揺動し、鎖線に
示す閉鎖位置Bへ移動し、係止具29の上方凹部27に水平
杆26を係止する。このような揺動枠18の移動によって、
水平杆21、偏平部材22を介して弁棒11を上動し、その下
部にある主弁体12を上動して通水孔4を閉鎖すると共
に、副弁体14をドレン孔6から引き抜いて開口し、装置
内の水をここから排出して空にする。
このようにして主弁体12を上動させるに際しては、給水
本管1内の水圧によってその上動が助勢され、操作者に
よる操作杆24の操作が軽快になされる。
〔考案の効果〕
この考案は前記のようであって、給水本管に着脱可能に
取付けられる弁箱の底部に通水孔を、また外周にドレン
孔をそれぞれ設け、この弁箱上にケーシングを連設し、
このケーシングには給水支管が分岐して設けられると共
に、上部蓋に貫入した弁棒が上下動可能に設けられ、こ
の弁棒は弁箱の通水孔中を下方に延びて、その下端に通
水孔を開閉する主弁体が取付けられ、この主弁体の上方
において弁棒に支持体が取付けられ、この支持体は弁箱
内を上下方向に摺動するようになっていて、ドレン孔を
開閉する副弁体が取付けられており、ケーシングの蓋体
の一側に突設されたブラケットの上部に基端を枢支され
た揺動枠が設けられ、この揺動枠に弁棒の上端が連結さ
れていて、揺動枠を操作して弁棒を上動した際は、通水
孔が弁棒に取付けられた主弁体によって閉鎖されると共
に支持体に取付けられた副弁体がトレン孔を開口し、下
動の際にはこれとは反対に主弁体が通水孔を開口すると
共に、副弁体がドレン孔を閉鎖するようになっているの
で、通水孔を閉鎖する際には主弁体が給水本管内の水圧
の助勢を受けて軽快に閉鎖作用が行われ、構造が簡単で
操作が容易であり、また閉鎖時に装置内の水は滞留する
ことなく全てドレン孔から排出され、このようにして常
に装置内において残留水が発生することがなく、したが
ってこの残留水に起因する凍結を生ずることがなく、耐
久性に富むという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の上半部の縦断正面図、第2
図は同上の下半部の縦断正面図、第3図は第2図の3−
3線による断面図、第4図は前記上半部の平面図、第5
図は従来のこの考案と同種の給水栓装置の開口時におけ
る縦断正面図、第6図は第5図の線5−5による断面
図、第7図は同上の閉鎖時における縦断正面図である。 1…給水本管、2…弁箱 4…通水孔、6…ドレン孔 7…ケーシング、8…給水支管 9…蓋体、11…弁棒 12…主弁体、13…支持体 14…副弁体、18…揺動枠 24…操作杆、26…水平杆 29…係止具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】給水本管に着脱可能に取付けられる弁箱の
    底部に通水孔を、また外周にドレン孔をそれぞれ設け、
    この弁箱上にケーシングを連設し、このケーシングには
    給水支管が分岐して設けられると共に、上部蓋に貫入し
    た弁棒が上下動可能に設けられ、この弁棒は弁箱の通水
    孔中を下方に延びて、その下端に通水孔を開閉する主弁
    体が取付けられ、この主弁体の上方において弁棒に支持
    体が取付けられ、この支持体は弁箱内を上下方向に摺動
    するようになっていて、ドレン孔を開閉する副弁体が取
    付けられており、ケーシングの蓋体の一側に突設された
    ブラケットの上部に基端を枢支された揺動枠が設けら
    れ、この揺動枠に弁棒の上端が連結されていることを特
    徴とする給水栓装置。
JP11036289U 1989-09-22 1989-09-22 給水栓装置 Expired - Lifetime JPH0641029Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11036289U JPH0641029Y2 (ja) 1989-09-22 1989-09-22 給水栓装置

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Publication Number Publication Date
JPH0349473U JPH0349473U (ja) 1991-05-14
JPH0641029Y2 true JPH0641029Y2 (ja) 1994-10-26

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ID=31658898

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JP11036289U Expired - Lifetime JPH0641029Y2 (ja) 1989-09-22 1989-09-22 給水栓装置

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