JPH0639A - 動物用敷きわら及びその製法 - Google Patents

動物用敷きわら及びその製法

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JPH0639A
JPH0639A JP16241692A JP16241692A JPH0639A JP H0639 A JPH0639 A JP H0639A JP 16241692 A JP16241692 A JP 16241692A JP 16241692 A JP16241692 A JP 16241692A JP H0639 A JPH0639 A JP H0639A
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cellulose
animal
straw
animal litter
particle size
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JP16241692A
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Legat Werner
レガート ヴェルナー
Bauer Gerd
バウアー ゲルト
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ZORUFUAI UMUBUERUTOHIEMII GmbH
Solvay Umweltchemie GmbH
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ZORUFUAI UMUBUERUTOHIEMII GmbH
Solvay Umweltchemie GmbH
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 セルロース又はセルロース含有材料、増量剤
及び増粘剤の混合により得られる動物用敷きわらに関す
る。出発材料としては有価物質回収からの農業上又は産
業上廃棄物又は材料、例えば木材廃棄物、紙廃棄物、ゼ
オライト、充填剤又は顔料を使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新しい種類の動物用敷き
わら及びその製法に関する。
【0002】
【従来の技術】セルロースを基礎とする、例えばおがく
ずの形の動物用敷きわらはすでに公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願の課題は改良され
た動物用敷きわらを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明による
動物用敷きわらにより解決する。
【0005】本発明による動物用敷きわらは、 a)セルロース、セルロース誘導体及び/又はセルロー
ス含有材料、 b)増量剤 c)増粘剤及び/又は結合剤 を包含し、かつ嵩密度が約500kg/m3を上まわ
り、かつ粘度が1mmを上まわる粒子の形で存在する。
【0006】本発明による動物用敷きわらは種々の供給
源からの天然に存在するセルロースを含有していてよ
い。それぞれ由来により異なる鎖長、例えば3000ま
での繰り返しモノマーグルコース単位を有するセルロー
スを使用することができる。
【0007】本発明による材料中には天然の又は工業的
に製造した親水性セルロース誘導体、例えばパルプ、ヘ
ミセルロース又はアルカリセルロースが含有されていて
よい。
【0008】本発明による動物用敷きわらは植物、例え
ば農業由来の、又は工業由来のセルロース及び/又はセ
ルロース誘導体を含有する材料を有利に含有する。この
中には木材又は木材の加工により得られた生成物又は木
材又は木材から製造される生成物、例えば紙、厚紙、接
着木材を包含する生成物があげられる。使用可能である
のは木材様物質、例えばわら、例えば、米のわら又は穀
物のわら及びこれらの直接加工製品、デンプン製造の残
分、例えばジャガイモの皮、砂糖産業の残分、例えば、
浸出後のビート切片等である。
【0009】本発明による動物用敷きわらはセルロース
を含有する材料、特に木材、木材加工製品又はわら、有
利に米、オート麦、小麦、ライ麦又は大麦のわらを含有
しているのが有利である。
【0010】本発明による動物用敷きわらがセルロース
又はセルロース含有材料の農業上又は産業上の加工にお
いて残分として生じるセルロース、セルロース誘導体及
び/又はセルロース含有材料を含有するのが特に有利で
ある。本発明による動物用敷きわらが有価物質回収から
由来するセルロース、セルロース誘導体及び/又はセル
ロース含有材料を含有することは同様に有利である。
【0011】例えば木工産業からの廃棄物、例えば木
材、へぎ板又は合板の切片、おがくず、紙産業、含料品
産業からの廃棄物、使用済の木製品、例えば古いパレッ
ト、木箱、家具、へぎ板、まくら木又は例えばセルロー
スを基礎とするフィルター助剤が特に好適である。
【0012】後で記載するが、動物用敷きわらの製造に
使用する前にセルロース、セルロース誘導体及び/又は
セルロース含有材料を、この材料がすでに破砕されてい
ないかぎり、1mm以下の粘度に破砕する。
【0013】本発明による動物用敷きわらは更に増量剤
を含有する。原則的には任意の材料特に無機材料を使用
することができる。これらの材料が健康上問題ないとい
うこと(このことはもちろん動物用敷きわらの他の成分
にもいえる)及び相応して高い密度を示すこと、有利に
は密度が約2g/cm3より上まわっていることがもち
ろん前提である。好適であるのは、例えばゼオライト、
プラスチック製造における充填剤又は顔料として使用さ
れる鉱物である。特に好適であるのは例えば重晶石又は
二酸化チタンである。長石、炭酸カリウム並びに炭酸カ
ルシウムを含有する鉱物、例えば大理石も良好に好適で
ある。
【0014】本発明による動物用敷きわら中の増量剤と
して添加するために特に好適であるのは、そのような材
料の製造又は加工の際に廃棄生成物として生じる無機材
料である。例えば、本発明による材料は長石又は大理石
のような鉱物の獲得及び加工の際に生じる廃棄物を含有
していてよい。本発明による材料の製造に使用するため
に特に好適であるのは、二酸化チタン又は硫酸バリウム
を基礎とする充填剤、顔料、ゼオライト又は造影剤の廃
棄物、残分、又は欠陥バッチである。
【0015】後に更に記載するが、すでに約0.1mm
より小さい粒度で存在しない場合には、増量剤を本発明
による動物用敷きわらへの適用の前に有利に約0.1m
mより小さい粒度に破砕する。
【0016】本発明による動物用敷きわらは更に増粘剤
を含有する。この増粘剤は、特性、特に出発材料の吸湿
性を改良するべきである。増粘剤として好適であるの
は、公知の吸湿性有機及び無機材料、例えば天然又は合
成の珪酸、珪酸系鉱物、ゼオライト及びアルミノ珪酸塩
である。非常に好適であるのは天然に存在する珪酸、例
えばシリカゲル、並びに合成珪酸、例えば、無定形珪
酸、特にアエロジル型である。ベントナイト、ラポナイ
ト(Laponite)、珪素マグネシウム、ゼオライ
トも非常に良好である。珪酸、珪酸系材料、ゼオライト
又はアルミノ珪酸塩の製造又は加工からの廃棄物又は欠
陥バッチも本発明による動物用敷きわら中に使用するた
めに同様に非常に良好である。
【0017】前記無機増粘剤の他にも有機増粘剤も本発
明による動物用敷きわら中への使用に好適である。例え
ば、微細に破砕したセルロース、例えばフィルター助剤
として可能であるようなセルロースも好適である。もち
ろん、他のフィルター助剤も使用可能である。もちろ
ん、すでに使用したフィルター助剤も使用することがで
きる。更に、セルロース誘導体、例えばセルロースエス
テル又はセルロースエステルも好適である。
【0018】高い水結合性を有する有機ポリマー、例え
ばポリアクリレート、ポリアクリレートのナトリウム
塩、ポリ(アルキルアクリレート)及びそのアルカリ塩
及び類似の化合物も非常に好適である。そのような物質
は“超吸収剤”として公知である。
【0019】もちろん、増粘剤の混合物も使用すること
ができる。
【0020】本発明による動物用敷きわらの特に有利な
実施形は増粘剤、例えばベントナイトも、“超吸収
剤”、特にポリアクリレートも含有する。増粘剤対“超
吸収剤”の重量比は有利には約10:1〜50:1であ
る。無機増粘剤の作用はここでは数倍強化される。
【0021】更に、本発明による動物用敷きわらは結合
剤も含有していてよい。動物用敷きわらの成分が十分に
相互に接着しない場合、例えばセルロース材料が平滑な
粒子からなる場合、結合剤は必要である。特に好適な結
合剤はベントナイトである。
【0022】前記成分、すなわちセルロース又はその誘
導体、増量剤及び増粘剤が不均質混合物としてでなく、
粒状凝集物として存在するのが有利である。このような
凝集物は後に書く本発明による製法により得られる。
【0023】本発明による動物用敷きわらは、使用特性
を更に改良する添加物を含有してもよい。
【0024】例えば、殺菌剤、例えば鉱酸性アルミナ、
特に硫酸アルミニウム、又はペルオキシド化合物、例え
ばカルシウムペルオキシドを含有していてよい。
【0025】本発明による動物用敷きわらは腐敗助剤、
例えばカルシウムペルオキシドを含有してよい。
【0026】本発明による動物用敷きわらは更に臭気結
合作用強化剤、有利に塩基性剤、特に炭酸性アルカリ金
属塩、例えば炭酸ナトリウム又は炭酸水素ナトリウムを
含有する。もちろん、他の助剤、例えば香料又は色素が
存在していてもよい。
【0027】本発明による動物用敷きわら中の個々の成
分の含量は広い範囲で変化させることができる。
【0028】次の重量記載は完成した動物用敷きわらの
全量を100重量%として関係づけたものである。
【0029】a)にあげたセルロースもしくはセルロー
ス製品を20〜60重量%、有利に40〜50重量%の
量で、増量剤を20〜70重量%、有利に40〜60重
量%、の量で、及び増粘剤を0.5〜50重量%、有利
に1〜20重量%、特に4〜8重量%の量で動物用敷き
わら中に含有してよい。
【0030】殺菌剤を0〜4重量%、有利に1〜3重量
%の量で、腐敗助剤を0〜15重量%、有利に4〜8重
量%の量で、臭気結合強化剤を0〜15重量%、有利に
5〜10重量%の量で、かつ香料及び色素を0〜3重量
%の量で含有してよい。
【0031】付着している水を0〜10重量%、例えば
1〜5重量%の量で含有する。
【0032】嵩密度及び特に動物用敷きわらの粒度は広
い範囲で変動させることができる。動物用敷きわらは有
利に嵩密度550〜1000kg/m3、特に600〜
750kg/m3を示す。粒度は有利に1〜10mm、
特に2〜7mmの間である。
【0033】この動物用敷きわらは家畜、特に猫及びけ
っ歯類の動物にも、産業上かわれている動物、特に毛皮
採取用動物にも好適である。特に猫のための使用に好適
である。動物用敷きわらの最適な粒度はそれぞれの使用
目的により決められる;小さな粒子は小さな動物に好適
である。猫のためには粒度が粒度スペクトルの均質な分
布において2〜6mmの範囲にあるのが最適である。
【0034】次に、本発明による動物用敷きわらの製造
を記載する。動物用敷きわらの製造のための本発明によ
る方法は粒度1mmまでのセルロース、セルロース誘導
体及び/又はセルロース含有材料、増量剤及び増粘剤を
水の存在で相互に混合し、存在する水を分離し、かつ残
った残分を1mmを上まわる粒度に破砕し、かつこの際
増量剤を動物用敷きわらの嵩密度が約500kg/m3
を上まわるような量で添加することを特徴とする。
【0035】該方法への適用のために予定されているセ
ルロース、セルロース誘導体もしくはセルロース含有材
料の粒度が、記載したように1mmより下まわる、有利
には0.5mmより下まわる、例えば0.1mmと0.
3mmの間にまだなく、かつこれらが例えば木材、木片
又は古いパレットである場合、この材料を本発明方法に
おける適用の前に、例えばのこぎりで挽くとか、又は細
かく切断する。増量剤は製造への適用の前に有利に0.
2mmを下まわる。有利には0.1mmを下まわる。例
えば0.05mmと0.07mmとの間の粒度に存在す
る。増量剤がすでにこのような粒状で存在しない場合、
本発明方法に使用する前に破砕、たとえば粉砕又は砕壊
する。増粘剤は0.1mmを下まわる粒度、有利に0.
05mmを下まわる、例えば0.02mmと0.04m
mとの間の粒子の形で使用するのが有利である。ここで
も、場合によりあらかじめ破砕を、例えば粉砕又は砕壊
により行なわなければならない。
【0036】この混合は水の存在で行ない、こうして懸
濁液を形成する。水は有利に混合物の全量に対して20
〜80重量%の量で存在する。所望の場合、一部又は全
出発物質を本発明による方法中に水性調合物の形で、例
えば増量剤及び/又は増粘剤の懸濁液の形で使用するこ
とができる。
【0037】この混合は通常の装置、例えば撹拌装置に
より行なうことができる。
【0038】引き続き、存在する水を、例えば濾過、圧
縮及び/又は蒸発により分離する。有利に、水の残留量
は水分離後に得られた残分に対して10重量%より高く
てはならない。次いで、残った残分を所望の粒度に破砕
する。これは通常の破砕装置、例えば破砕機により行な
うことができる。1〜10mmの粒度に、特に2〜7m
mの粒度に破砕するのが有利である。
【0039】本発明による製法において増量剤を、完成
した動物用敷きわらが約550〜1000kg/m3
間、特に有利に600〜750kg/m3の嵩密度を示
すような量で使用するのが有利である。
【0040】それぞれの由来により異なる鎖長の異なる
源のセルロースを本発明による製法において使用するこ
とができる。天然の、又は産業上製造した親水性セルロ
ース誘導体、例えばパルプ、ヘミセルロース又はアルカ
リセルロースも使用することができる。
【0041】植物性の、農業上の又は産業上の由来のセ
ルロース及び/又はセルロース誘導体を含有する材料を
有利に使用する。木材、木工の生成物、例えば厚紙、接
着した木材、へぎ板、枕木を特に使用する。更に、使用
可能であるのは木材様物質、例えばわら及びこれから派
生したもの、デンプン製造の残分、砂糖産業の残分であ
る。
【0042】セルロースを含有する材料、特に木材、木
材加工製品又はわらを使用するのが有利である。
【0043】特にセルロース又はセルロース含有材料の
農業上の又は産業上の加工において残分又は廃棄物とし
て生じるか、又は有価物質回収、例えば木片、へぎ板片
又は合版片、木くず、のこくずのような廃棄物、紙産
業、合料品産業の廃棄物、使用済木製品、例えば古いパ
レット、木箱、家具、へぎ板、折れた木材、枕木又は例
えば使用済のセルロースを基礎とするフィルター助剤か
ら由来するセルロース、セルロース誘導体及び/又はセ
ルロース含有材料を使用するのが特に有利である。
【0044】増量剤としては原則的に任意の材料、特に
相応して高い密度を示す無機材料を使用する。有利には
密度が約2g/cm3を越える材料を使用する。例え
ば、プラスチック製造に充填物質として、造影剤として
又は顔料としても使用される鉱物を使用することができ
る。非常に好適であるのは、例えば重晶石又は二酸化チ
タンである。長石、炭酸カルシウム並びに炭酸カルシウ
ムを含有する鉱石、例えば大理石も非常に好適である。
【0045】増量剤として、前記材料の製造又は加工の
際に廃棄物として生じる無機材料を使用するのが有利で
ある。例えば長石又は大理石のような鉱物の獲得及び加
工の際に生じるような廃棄物を使用することができる。
例えば、二酸化チタン又は硫酸バリウムを基礎とする充
填剤、顔料、ゼオライト又は造影剤の製造における廃棄
物、残分又は欠陥バッチも非常に良好に使用することが
できる。
【0046】出発材料の特性の改良のために、増粘剤、
例えば天然又は合成由来の珪酸、珪酸系鉱物、ゼオライ
ト及び/又はアルミノ珪酸塩を使用する。適用のために
は、特に天然に存在する珪酸、例えばシリカゲル、又は
合成珪酸、例えば無定形珪酸が好適である。更に、非常
に好適であるのはベントナイト、ラポナイト、珪酸マグ
ネシウム、ゼオライト並びに珪酸、珪酸系鉱物、ゼオラ
イト又はアルミノ珪酸塩の製造又は加工からの廃棄物又
は欠陥バッチである。
【0047】本発明による方法においては、有利に使用
した前記無機増粘剤の他にも有機増粘剤、例えばフィル
ター助剤として通常使用される微細に破砕したセルロー
スも使用することができる。もちろんすでに使用したフ
ィルター助剤を使用することもできる。更に、増粘剤と
してセルロース誘導体、例えばセルロースエステル又は
セルロースエーテルも好適である。
【0048】増粘剤として高い水結合性を有する有機ポ
リマー、例えばポリアクリレート、ポリアクリレートの
ナトリウム塩、ポリ(アルキルアクリレート)及びその
アルカリ塩及び類似の化合物も混合することができる。
このような物質は“超吸収剤”として公知である。
【0049】もちろん、増粘剤の混合物も使用すること
ができ、この混合物は同時に又は順次混合することがで
きる。
【0050】本発明方法の特に有利な実施形において、
増粘剤、例えばベントナイトも、超吸収剤”、特にポリ
アクリレートも混合する。増粘剤対“超吸収剤”の重量
比は有利には約10:1〜50:1である。無機増粘剤
の作用はこの範囲では数倍強化される。
【0051】更に、結合剤も混合することができる。こ
のことは、動物用敷きわらの成分が十分に相互に付着し
ない場合、例えばセルロース材料が平滑な粒子からなる
場合、必要である。特に良好な結合剤はベントナイトで
ある。
【0052】前記成分の混合はあまり厳密ではない。所
望の場合、まず2つの成分、例えばセルロース及び増粘
剤の予混合を行ない、かつ第3の成分を添加することが
できる。製造に必要な水は、成分1種以上中に含有され
ていてもよいし、別に添加してもよい。もちろん必要な
成分を直接混合してもよい。
【0053】本発明による製法の前、実施の前、実施の
際又は実施の後に、更に、使用特性を更に改良する添加
物を添加することができる。例えば、抗バクテリア剤、
殺菌剤、腐敗助剤、臭気結合作用強化剤、及び他の助
剤、例えば香料又は色素を混合することができる。
【0054】殺菌剤としては有利に鉱酸性アルミナ、特
に硫酸アルミニウム、又はペルオキシド化合物、例えば
カルシウムペルオキシドを使用する。腐敗助剤としては
有利にカルシウムペルオキシドを使用する。臭気結合作
用を強化する薬剤としては有利に塩基性薬剤、特に炭酸
性アルカリ金属塩、例えば炭酸ナトリウム又は炭酸水素
ナトリウムを使用する。
【0055】本発明による製法中で使用すべき出発成分
の量比は広い範囲で変化させることができる。有利に成
分を、a)にあげたセルロースもしくはセルロース製品
を20〜60重量%、有利に40〜50重量%の量で、
増量剤を20〜70重量%、有利に40〜60重量%の
量で、及び増粘剤を0.5〜50重量%、有利に1〜2
0重量%、特に4〜8重量%の量で完成動物用敷きわら
中に含有されているような量で混合する。
【0056】助剤を混入する場合、この助剤の作用が繰
り広げられるために必要な量で助剤を使用する。殺菌剤
を例えば0〜4重量%、有利に1〜3重量%の量で、腐
敗助剤を0〜15重量%、有利に4〜8重量%の量で添
加し、臭気結合強化剤を0〜15重量%、有利に5〜1
0重量%の量で、及び香料及び色素を0〜3重量の量で
使用する。
【0057】前記パーセンテージはそれぞれ完成した動
物用敷きわらの全重量に関連する。
【0058】所望の場合、この動物用敷きわらを乾燥さ
せ、こうして水は全く付着していないか、又はほとんど
付着していないようにすることができる。所望の場合、
水含量が完成動物用敷きわらの全量にたいして10重量
%まで、例えば1〜5重量%であるように、場合により
水の添加下に、又は部分的乾燥下に製造することもでき
る。
【0059】更なる課題はこの方法により得られた動物
用敷きわら、有利には動物用敷きわらの全量に対して増
粘剤及び/又は結合剤の含量が0.5〜50重量%であ
る動物用敷きわら、特に有利には増量剤の含量が動物用
敷きわらの全量に対して20〜70重量%である動物用
敷きわらである。
【0060】
【実施例】次に実施例につき本願を詳細に説明するが、
本願はこれにより限定されるものではない。
【0061】例1 ベントナイト58g及びラポナイト7gを水1300g
中に迅速な回転下に添加した。その後、更なる撹拌下に
増量剤として重晶石(BaSO4)約428gを安定な
懸濁液が生じるまで添加した。この懸濁液を新しい木材
のおがくずの形のセルロース500gを介して濾液が透
明な液体として出てくるまで濾過した。この際、無機材
料が一様におがくず中に分布した。この際生じたフィル
ターケーキは次いでフィルター加圧機上で付着した水の
主量と分離された。この際生じた板状物を平均粒径7m
mに粋壊し、粒状ポリアクリレートと混合した。
【0062】この混合物を80℃で乾燥させ、かつ過篩
すると、使用することのできる製品が得られた。主に、
平均粒度約7mmの粒子からなった。
【0063】篩を通過した2mmを下まわる分を圧縮工
程に再び戻した。
【0064】例2 例1を繰り返した。しかし、ここでは生じた板状物を粒
度4mmに破砕し、ポリアクリレートと混合し、乾燥さ
せ、かつ過篩すると、使用可能な製品が得られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲルト バウアー ドイツ連邦共和国 ハーン−グルイテン アン デン ローレン 17

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)セルロース、セルロース誘導体及び/
    又はセルロース含有材料、 b)増量剤 c)増粘剤及び/又は結合剤 を包含し、かつ嵩密度が約500kg/m3を上まわ
    り、かつ粒度が1mmを上まわる粒子の形で存在する動
    物用敷きわら。
  2. 【請求項2】 セルロース含有材料を含有する請求項1
    記載の動物用敷きわら。
  3. 【請求項3】 増量剤として鉱物を含有する請求項1又
    は2記載の動物用敷きわら。
  4. 【請求項4】 増粘剤として合成又は天然珪酸、珪酸系
    鉱物及び/又はアルミノ珪酸塩、ゼオライトを含有する
    請求項1から3までのいずれか1項記載の動物敷きわ
    ら。
  5. 【請求項5】 更に、殺菌剤を含有する請求項1から4
    までのいずれか1項記載の動物用敷きわら。
  6. 【請求項6】 更に、腐敗助剤を含有することを特徴と
    する請求項1から5までのいずれか1項記載の動物用敷
    きわら。
  7. 【請求項7】 臭気結合強化塩基性剤を含有する請求項
    1から6までのいずれか1項記載の動物用敷きわら。
  8. 【請求項8】 嵩密度が550〜1000kg/m3
    示す請求項1から7までのいずれか1項記載の動物用敷
    きわら。
  9. 【請求項9】 粒度が1〜10mmである請求項1から
    8までのいずれか1項記載の動物用敷きわら。
  10. 【請求項10】 粒度1mmまでのセルロース、セルロ
    ース誘導体及び/又はセルロース含有材料、増量剤及び
    増粘剤を水の存在で相互に混合し、存在する水を分離
    し、かつ残った残分を1mmを上まわる粒度に破砕し、
    かつこの際増量剤を動物用敷きわらの嵩密度が乾燥後に
    約500kg/m3を上まわるような量で添加すること
    を特徴とする請求項1記載の動物用敷きわらの製法。
  11. 【請求項11】 出発成分の混合の前、混合の際又は混
    合の後に殺菌剤、腐敗助剤及び/又は臭気形成減少剤を
    更に添加する請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 セルロース含有材料として木材、木材
    製品、木工残分及び/又はわらを使用する請求項10又
    は11記載の方法。
  13. 【請求項13】 増量剤として鉱物を使用する請求項1
    0から12までのいずれか1項記載の方法。
  14. 【請求項14】 増粘剤として合成又は天然珪酸、珪酸
    糸鉱物及び/又はアルミノ珪酸塩を使用する請求項10
    から13までのいずれか1項記載の方法。
  15. 【請求項15】 嵩密度を550〜1000kg/m3
    に調節する量で増量剤を添加する請求項10から14ま
    でのいずれか1項記載の方法。
  16. 【請求項16】 混合物の後に残った残分を1〜10m
    mの粘度に細かくする請求項10から15までのいずれ
    か1項記載の方法。
  17. 【請求項17】 増粘剤及び/又は結合剤の含量が動物
    用敷きわらの全量に対して0.5〜50重量%である請
    求項1から9までのいずれか1項記載の動物用敷きわ
    ら。
  18. 【請求項18】 増量剤の含量が動物用敷きわら全量に
    対して20〜70重量%である請求項1から9までのい
    ずれか1項記載の動物用敷きわら。
JP16241692A 1992-06-22 1992-06-22 動物用敷きわら及びその製法 Pending JPH0639A (ja)

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JP16241692A JPH0639A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 動物用敷きわら及びその製法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005096461A (ja) * 2004-08-30 2005-04-14 Daiki:Kk 吸収体及び該吸収体を使用するシーツ
KR101040990B1 (ko) * 2011-02-10 2011-06-16 신동익 소독제 함유 축사깔개용 톱밥 및 그 제조방법
US20190083990A1 (en) * 2017-09-19 2019-03-21 Boe Technology Group Co., Ltd. Air purifier

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