JPH0639096U - 組合せ玩具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 身に付けて楽しむことに加えて、身振り手振
り動作により装飾品から音声発生手段等の作動部を作動
させる。 【構成】 一方の装飾具２には赤外線発光ダイオード６
と、該赤外線発光ダイオード６を駆動する発光ダイオー
ドドライバ７と、該発光ダイオードドライバ７に連係さ
れたスイッチとが設けられ、他方の装飾具３には上記赤
外線発光ダイオードから発光する赤外線を検知する検知
回路１３と、該検知回路１３からの信号により音声を発
生する音声発生回路１４とが設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は身に付けた装飾品が、身振り手振り動作により、音声発生手段等の作 動部が作動する組合せ玩具に関する。

【０００２】

【従来技術】 一般に装飾具はヘアバンド、リボン、コサージュ、スカーフ 、ブレスレット等があり身に付けて楽しむものが知られている。ところで、最近 はこのような装飾具を単にただ身に付けているだけでは物足りなくなってきてい る。このため装飾具に付加的な要素を取り組むことによって装飾としてだけでは なく意外性のある変化にとんだ遊びを楽しむことのできるものが望まれている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は上記の事情にかんがみてなされたものであって、身に付けて楽しむこ とに加えて、身振り手振り動作により装飾品が音声等を発生することができる、 意外性のある組合せ玩具を提案することをその目的とする。

【０００４】

【課題を解決するためのの手段】

上記課題を解決するための手段として、本考案に係る組合せ玩具は、すくなく とも二つの装飾具の組み合わせからなる玩具であって、下記要件を備えることを 特徴とする。 （イ）一方の装飾具には、赤外線等の発光手段と、該発光手段に連係されたスイ ッチとが設けられていること （ロ）他方の装飾具には、上記発光手段から発光される赤外線等を検知する検知 手段と、該検知手段からの信号により音声を発生する音声発生手段等の作動部と が設けられていること

【０００５】

【考案の作用、効果】

上記構成のように、本考案に係る組合せ玩具によれば、例えば一方の装飾具を 腕に、他方の装飾具を頭に取着した状態において、身振り手振り動作により一方 の装飾具から放出される赤外線等を他方の装飾具に設けた検知手段が検知するこ とで音声発生手段等の作動部が作動し、所定の音声を発生させることができる。 これによって、身に付けて楽しむだけではなく、奇抜で変化のある遊びを楽しむ ことができる。

【０００６】

【実施例】

以下、図面によって本考案の実施態様の一例について説明する。

【０００７】 図１において、符号１は本考案に係る組合せ玩具を示し、該組合せ玩具１は二 つの装飾具２、３によって構成されている。

【０００８】 一方の装飾具２はブレスレット形の時計を模して形成されるとともに、その上 部には蓋部材４が開閉可能に設けられている。また、上記装飾具２の内部には三 つの発光ダイオード５と二つの赤外線発光ダイオード６と発光ダイオードドライ バ７と上記蓋部材４を開閉することによってオン、オフするスイッチ８と電源電 池９とが設けられている。上記発光ダイオード５は装飾具２の上面に設けた三つ の貫通孔１６から露出され、また二つの赤外線ダイオード６は上記装飾具２の上 面と側面に設けられた貫通孔１８から露出されている。

【０００９】 他方の装飾具３はリボンを模して形成されるとともにベルト１０を介して頭部 に取付けられるように形成されている。また、上記装飾具３の内部には赤外線発 光ダイオードの赤外線を検知する検知手段が設けられ、該検知手段はセンサ１１ と検知回路１２とから構成されている。さらに装飾具３の内部には音声発生回路 １３と電源電池１４とが設けられている。

【００１０】 音声発生回路１３は赤外線発光ダイオード６からの赤外線を検知することによ って所定の音声を発生するように構成されている。

【００１１】 組合せ玩具は上述のように構成されているので、その使用にあたっては、一方 の装飾具２を腕部２０に、他方の装飾具３を頭部２１にそれぞれ取付けた状態に おいて、上記装飾具２の蓋部材４を開けると、その蓋部材４に連係してスイッチ ８がオンになる。それにより発光ダイオードドライバ７が作動し、発光ダイオー ド５が点灯し動作状態を示すと共に、赤外線発光ダイオード６より赤外線が放出 される。この状態で遊戯者は呪文を唱えながら手を上げ下げしたり、回したりし て変身動作を行う。その際、装飾具２の赤外線発光ダイオード６より放出された 赤外線が、他方の装飾具３の赤外線ダイオードの赤外線を検知するセンサ１１に 当たる。センサ１１に赤外線が当たると検知回路１２が検知し、検知した信号が 音声発生回路１３を動作させ、該音声発生回路１３から変身メロディーが発生さ れる。

【００１２】 上述のように、組合せ玩具１によれば、一方の装飾具２から放出された赤外線 を他方の装飾具３のセンサ１１で検知することによって、音声発生回路１３から 変身メロディーの音声を発生することができる。このように身に付けて楽しむば かりではなく、音声や光を発生させて遊びに意外性と変化をもたらすことができ る。

【００１３】 なお、装飾具２は腕に付けるものにこだわらずコンパクト、ステッキを模して もよいし、音声を発生させてもかまわない。また装飾具３もペンダント、コサー ジュを模してもよいしヘルメットや帽子に組み込まれてもかまわない。さらに音 声も変身メロディーにとどまらずサイレンの音など遊びに応じた音声や、光を発 生させても面白い。

【図面の簡単な説明】

【図１】組合せ玩具の斜視図

【図２】組合せ玩具の使用状態

【図３】組合せ玩具の電気的な構成要素のブロック図

【符号の説明】

１ 組合せ玩具 ６ 赤外線発光ダイオード ７ 発光ダイオードドライバ ８ スイッチ １２ センサ １３ 検知回路 １４ 音声発生回路

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁵ 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０１Ｊ 1/02 Ｐ 7381−2Ｇ Ｇ１０Ｋ 15/04 ３０２ Ｆ 9381−5Ｈ // Ｇ０１Ｖ 9/04 Ｚ 7256−2Ｇ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 すくなくとも二つの装飾具の組み合わせ
   からなる玩具であって、下記要件を備えることを特徴と
   する組合せ玩具。 （イ）一方の装飾具には、赤外線等の発光手段と、該発
   光手段に連係されたスイッチとが設けられていること （ロ）他方の装飾具には、上記発光手段から発光される
   赤外線等を検知する検知手段と、該検知手段からの信号
   により音声を発生する音声発生手段等の作動部とが設け
   られていること