JPH0637123U - 被封緘体 - Google Patents
被封緘体Info
- Publication number
- JPH0637123U JPH0637123U JP074191U JP7419192U JPH0637123U JP H0637123 U JPH0637123 U JP H0637123U JP 074191 U JP074191 U JP 074191U JP 7419192 U JP7419192 U JP 7419192U JP H0637123 U JPH0637123 U JP H0637123U
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- Japan
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- sealed
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案はメール等に使用される封筒などの被
封緘体に関し、開封率を向上させ、容易に内容物保存を
図ることを目的とする。 【構成】 内容物を収納する箱体12に、フィルムテー
プ14により封緘体13を貼り付けて封緘する。そし
て、開封後、封緘体13をミシン線13aで分離させて
箱体12を内容物の保護カバーとして使用する構成とす
る。
封緘体に関し、開封率を向上させ、容易に内容物保存を
図ることを目的とする。 【構成】 内容物を収納する箱体12に、フィルムテー
プ14により封緘体13を貼り付けて封緘する。そし
て、開封後、封緘体13をミシン線13aで分離させて
箱体12を内容物の保護カバーとして使用する構成とす
る。
Description
【0001】
本考案は、メール等に使用される封筒などの被封緘体に関する。
【0002】
従来、被封緘体の中で代表的なものとして封筒がある。封筒とは、状箱又は状 袋などの総称であり、内容物を収納する。また、郵便封筒と称されるものは、郵 送、手渡に拘らず、封筒内に内容物を入れてメッセージ等を伝えるものとして使 用される。
【0003】 ところで、封筒を郵送する場合、原則として密封状態にしなければならず、プ ライベートな内容のものは容易に開封できないことが必要である。従って、開封 は鋏等を用いて行うなどの作業が必要となる。
【0004】 一方、開封後、その内容物は、封筒ごと廃棄されるか、内容物のみ又は封筒ご と保存される。
【0005】
しかし、ダイレクトメール等の広告、宣伝機能を有するものは、厳封性よりも 開封性が重要である。従って、開封にあたり、鋏等を使用するような作業は開封 効率が悪く、開封率が向上しないという問題がある。
【0006】 また、保存は、内容物がファイリングされ、封筒ごとまとめれら又は放置状態 とされることから保存性が好ましくなく、廃棄されることが多くなるという問題 がある。
【0007】 そこで、本考案は上記課題に鑑みなされたもので、開封率を向上させ、容易に 内容物保存を図る被封緘体を提供することを目的とする。
【0008】
上記課題は、一側面に開口部が形成され、内容物を収納して封緘され、又は単 一で該内容物を保護する箱体と、該箱体の該開口部に分離自在に形成され、該箱 体に封緘部材により取り付けられて該開口部を封緘する封緘体と、で構成するこ とにより解決され、適宜前記封緘部材は、剥離自在に密着された2層のフィルム により形成される。
【0009】
上述のように、本考案は箱体と封緘体により構成される。封緘時は箱体に内容 物を収納し封緘体を封緘部材により取り付けられて封緘される。
【0010】 開封時は、箱体より封緘体を剥離させ、さらに該封緘体を箱体より分離すると 、一側面が開口状態の箱体のみとなる。
【0011】 このように、開封は封緘体を剥離させればよいことから開口率が向上すると共 に、開封後、箱体に内容物を収納したまま内容物の種類等が記入された状態で本 立て等に立て掛けておくことができ、内容物の保存性を向上させることが可能と なるものである。
【0012】
以下、本考案の好ましい実施例を図により説明する。図1は、本考案の一実施 例の構成図であって、郵便封筒を例として、封緘時を示したものである。
【0013】 図1(A)において、被封緘体である郵便封筒11は、箱体12と封緘体13 とにより構成される。箱体12は、例えば紙製で一側面に開口部12aが形成さ れたものであって、所定の内容物を収納する。また、箱体の一つの面には封緘部 材であるフィルムテープ14(図2において説明する)が3辺にそれぞれ貼り付 けられる。
【0014】 なお、フィルムテープ14を全面に貼り付けてもよい。また、開口部12aの 反対側の側面は、内容物の種類等に関しての表示、例えば「総合カタログ」、「 ○○辞典」等の表示を行ってもよく、また使用者が適宜書き込みができるように 白紙状態としてもよい。
【0015】 一方、封緘体13が箱体12の開口部12aの部分に一体に形成されており、 その境界部分にミシン線13aが形成される。また、ミシン線13aより、開口 部12aの幅と同じ長さの位置に、折り線13bが形成される。
【0016】 そして、図1(B)に示すように、箱体12に内容物を収納させて、封緘体1 3をミシン線13aと折り線13bで折曲させ、箱体12のフィルムテープ14 に貼り付けて封緘するもである。
【0017】 この郵便封筒の大きさを、例えば長さ140〜235mm、幅90〜120m m、厚さ10mm以内とし、内容物を含めた全重量が25g以内又は50g以内 であれば、封緘体13に宛名を記入して定形内の郵便封筒として郵送することが できる。
【0018】 ここで、図2に、図1の封緘部材を説明するための図を示す。図2において封 緘部材である、フィルムテープ14は、透明な2層のフィルム14a,14bが 剥離自在に密着された状態で形成され、その両面に粘着材14cが形成される。 このフィルム14a,14bは、例えばポリエチレンテレフタレート(PET) で厚さ9μm〜12μmのものが使用される。また、粘着材14cは、例えば厚 さ25μm〜30μmで設けられ、箱体12、封緘体13間をそれぞれ接着する 。
【0019】 この2層のフィルム14a,14bは、当初剥離自在な密着状態であり、剥離 後は再度接着することがなく、接着不能となる。すなわち、剥離すると、2層の フィルム14a,14bが分離して、それぞれの箱体12及び封緘体13に残る ことになる。
【0020】 次に、図3に、本考案の開封を説明するための図を示す。まず、図3(A)の 封緘状態から、図3(B)に示すように封緘体13を箱体12より剥離させると 、箱体12にはフィルムテープ14のフィルム14aが残り、封緘体13にフィ ルム14bが残る。
【0021】 この状態で、開封者は内容物を見ることができる。そして、図3(C)に示す ように、封緘体13をミシン線13aで箱体12より分離する。残った箱体12 に、内容物を収納して、図3(D)に示すように、立て掛けておくことができる 。すなわち、箱体12は、封緘体13の分離後、内容物の保護カバーとしての役 割を有するものである。
【0022】 このように、箱体12と封緘体13を2層フィルムの封緘部材により貼り付け ることから、例えばダイレクトメール等に適用する場合、開封が剥離作業だけで 行われ、開封効率が向上して開封率を向上させることができる。
【0023】 また、開封後、箱体12が保護カバーとしての機能を有することから、メール 等の廃棄を減少させ、内容物の保存性を向上させることができる。
【0024】 なお、上記実施例では、郵送する場合に、郵便封筒11の大きさを定形内とし て説明したが、定形外又は小包用としてもよい。一般に定形外や小包では封袋や 段ボール箱等が用いられ、開封後は内容物に関係なく廃棄されるか、又は他に流 用されるが、本考案のように箱体12を内容物の保護カバーとして、又は保護カ バー単独して使用することができるものである。
【0025】
以上のように本考案によれば、箱体に内容物を収納して封緘部材により封緘体 を貼り付けて封緘し、開封後封緘体を分離させて箱体を内容物保護として使用す ることにより、開封率を向上させ、容易に内容物の保存性を向上させることがで きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の構成図である。
【図2】図1の封緘部材を説明するための図である。
【図3】本考案の開封を説明するための図である。
11 郵便封筒 12 箱体 12a 開口部 13 封緘体 14 フィルムテープ 14a,14b フィルム 14c 粘着材
Claims (2)
- 【請求項1】 一側面に開口部が形成され、内容物を収
納して封緘され、又は単一で該内容物を保護する箱体
と、 該箱体の該開口部に分離自在に形成され、該箱体に封緘
部材により取り付けられて該開口部を封緘する封緘体
と、 を有することを特徴とする被封緘体。 - 【請求項2】 前記封緘部材は、剥離自在に密着された
2層のフィルムにより形成されることを特徴とする請求
項1記載の被封緘体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP074191U JPH0637123U (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 被封緘体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP074191U JPH0637123U (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 被封緘体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0637123U true JPH0637123U (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=13540041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP074191U Pending JPH0637123U (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 被封緘体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0637123U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6043580B2 (ja) * | 1977-07-14 | 1985-09-28 | 株式会社東芝 | テ−プレコ−ダ回路 |
JPH031058U (ja) * | 1989-05-26 | 1991-01-08 |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP074191U patent/JPH0637123U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6043580B2 (ja) * | 1977-07-14 | 1985-09-28 | 株式会社東芝 | テ−プレコ−ダ回路 |
JPH031058U (ja) * | 1989-05-26 | 1991-01-08 |
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