JPH0636989Y2 - リヤエンジンバスの吸排気装置 - Google Patents

リヤエンジンバスの吸排気装置

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JPH0636989Y2
JPH0636989Y2 JP8486688U JP8486688U JPH0636989Y2 JP H0636989 Y2 JPH0636989 Y2 JP H0636989Y2 JP 8486688 U JP8486688 U JP 8486688U JP 8486688 U JP8486688 U JP 8486688U JP H0636989 Y2 JPH0636989 Y2 JP H0636989Y2
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JP
Japan
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exhaust
intake
indoor air
engine
passage
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JP8486688U
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JPH026620U (ja
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功 林
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Subaru Corp
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Fuji Jukogyo KK
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、リヤエンジンバスの吸排気装置に関するもの
ある。
〔従来の技術〕
従来のバスにおいては、車体後方にエンジンを配置した
タイプの車両が多く、実開昭60-110127号公報や第3図
と第4図に示すように、車体後部にレイアウトされたエ
ンジンへの吸気路(ダクト)aを車体側面bへ延設し、
車体後面の外観などを考慮して車体側面bの吸気グリル
cに臨ませて外方から吸気が行われていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、昨今のバスにおいては、第4図に示すよ
うに、車室内後部に天井から側壁にかけて室内空気排気
路dを設け、この室内空気排気路dを上記車体側面bと
は逆サイドの車体側面eに設けた排気グリルfに臨ませ
て排気を行っていることから、車室内後部においては、
前記エンジン吸気路aと室内空気排気路dとが室内側に
突出して、後部の居住スペースを圧迫しているという問
題点があった。また室内空気排気は、強制排気ファンを
用いて強制的に排気を行うことから、前記室内空気排気
路の有効断面を小さくすることもできないという不都合
もある。
そこで室内空気排気とエンジン吸気とが行え、かつ室内
後部スペースの拡張が課題となされていた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記した従来の課題を考慮してなされたもの
で、強制排気ファンと開閉シャッターとを備えた室内空
気排気路の排気口を、車体側板に設けた一つの排気グリ
ルに臨ませ、前記排気口近傍の室内空気排気路にエンジ
ン吸気路を連結して、該エンジン吸気路の吸気方向を、
室内空気排気路方向と車体外方との2方向に設けたこと
を特徴とするリヤエンジンバスの吸排気装置を提供し
て、従来の課題を解消するものである。
〔作用〕
本考案においては、エンジン吸気方向が外方および室内
空気排気路のいずれかとなり、エンジン回転時には、強
制排気ファンの回転によることなく室内空気排気路およ
び外方から吸気でき、すなわち室内の空気の排気も行
い、またエンジン停止時には、強制排気ファンを回転さ
せて室内空気の排気を行うようになる。
〔実施例〕
つぎに、本考案を第1図と第2図とに示す実施例に基づ
いて詳細に説明する。
図中1は車体aの側方後部に位置する吸排気装置で、該
吸排気装置1は、室内空気排気路2を車体後方側面3に
向けて延設し、その排気口4を車体後方側面3に設けた
一つの排気グリル5に臨ませるとともに、エンジンルー
ムgからエンジン吸気路6を車体後方側面3に向けて延
設し、前記排気口4を共用するように排気口4の近傍の
室内空気排気路2に連結して、前記排気グリル5を介し
てこのエンジン吸気路6が外方に対して開放させ、前記
室内空気排気路2とエンジン吸気路6とを車室内後方の
一方の側部にまとめ上下に連続させたものである。
上記室内空気排気路2において、排気口4の近傍には、
この室内空気排気路4を閉塞可能な開閉シャッター7が
設けられているとともに、その奥には強制排気ファン8
が設けられていて、前記開閉シャッター7を開とし、強
制排気ファン8を駆動させることにより、車内空気を外
方に強制的に排出できるようになっている。
エンジン排気路6は、排気口4から開閉シャッター7と
の間の排気路2に連設されているもので、エンジンfが
回転している場合には上記開閉シャッター7が開となり
排気グリル5を介して外方から、また室内空気排気路2
から強制排気ファン8を回転させることなく吸気が行わ
れる(室内空気排気路からの吸気を矢印Aで示し、外方
からの吸気を矢印Bで示す)。室内空気の排気を行わな
い場合には前記開閉シャッター7を閉じ外方のみからエ
ンジン側に吸気が行われる。
そしてエンジンが停止した状態で室内空気の排気を行う
場合は、開閉シャッター7を開とし強制排気ファン8の
回転によって排気が行われる(室内空気の排気のみの状
態を矢印Cで示す)。
なお、図中iは車室内エンジンルームとを区画する隔壁
を示す。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、吸排気装置は、
強制排気ファンと開閉シャッターとを備えた室内空気排
気路の排気口を、車体側板に設けた一つの排気グリルに
臨ませ、前記排気口近傍の室内空気排気路にエンジン吸
気路を連結して、該エンジン吸気路の吸気方向を、室内
空気排気路方向と車体外方との2方向に設けたので、室
内空気排路とエンジン吸気路とが連続した状態でまとめ
られ、車室内後方の居住スペースを拡張できるようにな
る。また状態車体後部において分けられていた吸、排気
グリルは一つの排気グリルとなり、車体外観を向上させ
ることができるようになる。そして室内空気排気路の強
制排気ファンを回転させることなくエンジン吸気側の吸
気作用で室内空気が吸引して、室内空気の排気が行われ
るようになるなど、実用性にすぐれた効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るリヤエンジンバスの吸排気装置の
一実施例を実施したバスを示す説明図、第2図は一実施
例の要部を示す説明図、第3図と第4図は従来例を示す
説明図である。 1……吸排気装置 2……室内空気排気路 3……車体後方側面 4……排気口 5……排気グリル 6……エンジン吸気路 7……開閉シャッター 8……強制排気ファン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】強制排気ファンと開閉シャッターとを備え
    た室内空気排気路の排気口を、車体側板に設けた一つの
    排気グリルに臨ませ、前記排気口近傍の室内空気排気路
    にエンジン吸気路を連結して、該エンジン吸気路の吸気
    方向を、室内空気排気路方向と車体外方との2方向に設
    けたことを特徴とするリヤエンジンバスの吸排気装置。
JP8486688U 1988-06-27 1988-06-27 リヤエンジンバスの吸排気装置 Expired - Lifetime JPH0636989Y2 (ja)

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JP8486688U JPH0636989Y2 (ja) 1988-06-27 1988-06-27 リヤエンジンバスの吸排気装置

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JPH026620U JPH026620U (ja) 1990-01-17
JPH0636989Y2 true JPH0636989Y2 (ja) 1994-09-28

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