JPH0636197Y2 - 搾乳用囲柵 - Google Patents

搾乳用囲柵

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JPH0636197Y2
JPH0636197Y2 JP13103589U JP13103589U JPH0636197Y2 JP H0636197 Y2 JPH0636197 Y2 JP H0636197Y2 JP 13103589 U JP13103589 U JP 13103589U JP 13103589 U JP13103589 U JP 13103589U JP H0636197 Y2 JPH0636197 Y2 JP H0636197Y2
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Japan
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frame
vertical
inlet
outlet
rods
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JP13103589U
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JPH0374759U (ja
Inventor
紀明 土谷
Original Assignee
株式会社土谷特殊農機具製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は搾乳用囲柵に関する。
従来の技術 従来乳牛から搾乳するに際しては、乳牛を前後縦杆及び
それらを上部で連接する横杆を有する1対の縦枠を、中
間に乳牛収容室を形成するように横梁で連結して構成し
た囲柵中に乳牛を収容し、この囲枠に乳牛を拘束して搾
乳を行っていた。
考案が解決しようとする課題 しかしながらこのような囲柵あっては、この囲柵に対す
る乳牛の出し入れが困難なのに加えて、この囲柵内にお
ける搾乳作業が困難であり、全体として搾乳に長時間を
要するとともに搾乳作業の安全性も損なわれるというよ
うな問題があった。
そこでこの考案の目的は、前記のような従来の囲柵をも
つ問題を解決し、乳牛の出し入れ及び搾乳作業が容易に
成されて全体としての搾乳時間を短縮し、さらに搾乳作
業を安全に遂行することのできる囲柵を提供することで
ある。
課題を解決するための手段 この考案は前記のような目的を達成するために、前後縦
杆及びそれらに上部で連接している横杆並びに横杆の中
間に垂設された中間縦杆からなる縦枠を少くとも3組、
各縦枠間に第1、第2収容室を形成するように並立し、
これらの縦枠を横梁で連結して囲枠を構成し、両収容室
の前部及び後部一側にはそれぞれ出口及び入口が構成さ
れ、隣接する2組の縦枠の前縦杆に水平方向に回動して
前記出口を開閉する出口枠の基端を枢着し、囲枠にこれ
らの出口枠を開閉する第1作動部材を設け、第2収容室
の入口を有する縦枠の中間縦杆に垂直方向に回動して該
入口を開閉する第1入口枠を枢着し、囲枠に該入口を開
閉する第2作動部材を設け、第1収容室の入口を有する
縦枠の中間縦杆に水平方向に回動して該入口を開閉する
第2入口枠を枢着し、第1収容室の入口と反対側の縦枠
には出口が設けられていないものである。
作用 前記のようなこの考案の搾乳用囲柵において、乳牛を囲
柵内に収容するに際しては、第1作動部材の作動によっ
て出口枠を回動して両収容室の出口を閉鎖したうえ、第
2作動部材の作動によって第1入口枠を回動して第2収
容室の入口を開口し、これによって形成された第1入口
から1頭目の乳牛を第2収容室へ導入し、このようにし
て導入された乳牛がこの第2収容室を横切って前進する
と、第2入口枠を押圧してこれを回動して第1収容室の
入口を開口して同収容室に入った後、90度向きを変えて
この第1収容室内に収容され、第2入口枠は水平方向に
復動して原位置に復帰する。
ついで2頭目の乳牛を開口している第1入口枠から第2
収容室へ導入し、その後第2作動部材の作動によって第
1入口枠を閉鎖し、このようにして2頭目の乳牛の囲柵
内への収容を完了する。
つぎに前記のような乳牛を囲柵から引出すに際しては、
第1作動部材の作動によって第1入口枠を回動して、両
収容室の出口を開口し、このようにして開口した第1、
第2収容室の前面から囲柵外に引出し、その後第1作動
部材の作動によって第1入口枠を閉鎖して原状に復帰す
る。
実施例 図面に示す実施例について説明する。
1,1′,1″はそれぞれ第1、第2、第3縦枠を示し、こ
れらの縦枠1,1′,1″前縦杆2,2′,2″、後縦杆3、これ
らの縦杆2,2′,2″3を連接する横杆4及び横杆4から
垂設された中間縦杆5,5′,5″を有する。このような縦
枠1,1′,1″は間隔をおいて並立され、それらの中間に
第1、第2収容室7,8を形成するように横梁9で相互に
連接されて囲枠を構成している。このようにして形成さ
れた収容室7,8の前部には出口が、また後部一側には入
口がそれぞれ形成される。
前縦杆2′,2″には出口柱10,10′が回動可能に枢支さ
れ、この出口柱10,10′の上下には第1,第2収容室7,8の
前方を横方向に延びる出口枠11が取付けられており、第
3縦枠1″の横杆4の前部に横向きの第1エアシリンダ
13の基端が取付けられ、このエアシリンダ13によって水
平方向に移動するレバー14と、出口柱10,10′の上端か
ら水平方向に張出したアーム15とがターンバックル16で
連結されている。そして、エアシリンダ13の作動でター
ンバックル16、アーム15を介して出口枠11を水平方向に
回動して両収容室7,8の出口を開閉するようになってい
る。
第1縦枠1の中間縦杆5の中間よりやや上方に第1入口
枠17の中間よりやや前方が上下方向に回動可能に枢支さ
れている(第5図)。そして縦杆2,5間に形成された支
持枠体18に第2エアシリンダ19が設けられ、このシリン
ダ19の作動で第1入口枠17は上下方向に回動して第2収
容室8の入口を開閉するようになっている。
中央の中間縦杆5′には第2入口枠21が水平方向に回動
可能に枢支されている。この第2入口枠21の中間縦杆
5′への取付構造が第9図にして示されており、その
(A)は第7図と、また(B)は第8図とそれぞれ対応
している。入口枠21は縦杆5′に摺嵌しているスリーブ
22に取付けられており、スリーブ22にはその上下端に反
対方向に傾斜した切欠部23,23′が設けられ、この実施
例ではその下方の切欠部23に縦杆5′に設けたピン24が
係合するようになっており、第2入口枠21の向きを反対
にしたい場合は、スリーブ22を倒さに摺嵌すればよい。
縦杆3を横向きのスペーサ25で連結し、このスペーサ25
からカバー26が垂設され、その下端は前方に屈曲して樋
状部27が形成され、これがふん尿受けを形成している。
そしてその下部に横向きのキックレール28が形成されて
いて、搾乳時に乳牛はこれによって脚を上げることがで
きない。
前記のような搾乳用囲柵によって搾乳を行うに際して
は、第2エアシリンダ19を作動して第1入口枠17を第5
図示の閉鎖位置から、第6図示の開口位置へ回動して第
2収容室8の入口を開口し、1頭目の乳牛を第4図実線
に示すように同収容室8内へ導入する。このようにして
同収容室8へ導入された乳牛は、なおも実線に示すよう
に直進し、この直進によって第2入口枠21を押圧し、こ
の押圧によって第2入口枠21は第9図Aの状態からBの
状態に向けて上昇しながら回動して第1収容室7の入口
を開口し、この入口を介して乳牛が同収容室7内に導入
される。ここで乳牛は縦枠1″に妨げられて第4図実線
に示すように直角に姿勢を変えて同収容室7内に収容さ
れる。この姿勢変更によって第2入口枠21に対する押圧
が解除され、この入口枠21は自重によって切欠部23の傾
斜面がピン24上を摺動しながら逆方向に回転し、これに
よって、Aの状態に復帰して第2入口枠21により同収容
室7の入口を閉鎖する。
ついで2頭目の乳牛を開口している第2収容室8の入口
を経て同収容室8内へ導入すると、第4図点線に示すよ
うに進んで同収容室8内に収容される。そこで第2エア
シリンダ19を作動して、第2入口枠21を前とは反対方向
へ回動して、同収容室8の入口を閉鎖する。
このようにして両収容室7,8内に収容された乳牛につて
いて搾乳を行い、これが終了したら第1エアシリンダ13
を作動して出口枠11を水平方向に回動して開口し(第4
図)、このようにして開口された両収容室7,8から乳牛
を引出す。このようにして乳牛を引出したら第1エアシ
リンダ13を作動して出口枠11を原の状態に復帰する。
前記のようにして乳牛を両収容室7,8に収容している
際、排渫されるふん尿はカバー26によって外部へ出るこ
となく、樋状部27に受取られて収容室7,8の床を汚すこ
となく、またキックレール28は搾乳時に後足を一列に搾
乳者の近くに並べさせて、搾乳作業を容易にするととも
に、足上げによる搾乳者のけがの発生を防止する。
なお、この実施例は2つの収容室7,8を有するが、縦枠
1,1′,1″の組数を増やし、中間の縦枠を第1、第2収
容室7,8の中間の縦枠1′と同様に構成することによ
り、所望の数の収容室を形成することができ、また第2
入口枠21の復帰機構は図示のものにとどまらず、復帰ば
ねを用いたもの等であっても差支えない。
考案の効果 この考案は前記のようであって、少くとも3組の縦枠に
よってそれらの間に収容室を形成し、この収容室の出口
を第1作動部材で回動する出口枠で開閉し、収容室の第
1入口は第1作動部材で回動する第1入口枠で、また第
2入口は乳牛の移動によって回動する第2入口枠でそれ
ぞれ開閉するようになっているので、人間によって入口
枠、出口枠の開閉を必要としないで、乳牛の収容室内へ
の導入、収納が円滑に行き、また搾乳作業も容易なこと
から、搾乳作業全体の所要時間を短縮し、さらにその作
業が安全に遂行されることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の正面図、第2図は同背面
図、第3図は同平面図、第4図は出口枠の開口時におけ
る同平面図、第5図は同右側面図、第6図は第1入口枠
の開口時における同側面図、第7図は同左側面図、第8
図は第2入口枠の開口時における同側面図、第9図は第
2入口枠の閉鎖時及び開口時における要部の拡大図であ
る。 1,1′,1″…縦枠、2,2′,2″…前縦杆 3…後縦杆、4…横杆 5,5′…中間縦杆、7…第1収容室 8…第2収容室、9…横梁 11…出口枠、13…第1エアシリンダ 17…第1入口枠、19…第2エアシリンダ 21…第2入口枠

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後縦杆及びそれらに上部で連接している
    横杆並びに横杆の中間に垂設された中間縦杆からなる縦
    枠を少くとも3組、各縦枠間に第1、第2収容室を形成
    するように並立し、これらの縦枠を横梁で連結して囲枠
    を構成し、両収容室の前部及び後部一側にはそれぞれ出
    口及び入口が構成され、隣接する2組の縦枠の前縦杆に
    水平方向に回動して前記出口を開閉する出口枠の基端を
    枢着し、囲枠にこれらの出口枠を開閉する第1作動部材
    を設け、第2収容室の入口を有する縦枠の中間縦杆に垂
    直方向に回動して該入口を開閉する第1入口枠を枢着
    し、囲枠に該入口枠を開閉する第2作動部材を設け、第
    1収容室の入口を有する縦枠の中間縦杆に水平方向に回
    動して該入口を開閉する第2入口枠を枢着し、第1収容
    室の入口と反対側の縦枠には出口が設けられていない搾
    乳用囲柵。
JP13103589U 1989-11-13 1989-11-13 搾乳用囲柵 Expired - Lifetime JPH0636197Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13103589U JPH0636197Y2 (ja) 1989-11-13 1989-11-13 搾乳用囲柵

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JPH0374759U JPH0374759U (ja) 1991-07-26
JPH0636197Y2 true JPH0636197Y2 (ja) 1994-09-21

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