JPH06348512A - 資源管理コンピュータ・システム - Google Patents

資源管理コンピュータ・システム

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JPH06348512A
JPH06348512A JP6077356A JP7735694A JPH06348512A JP H06348512 A JPH06348512 A JP H06348512A JP 6077356 A JP6077356 A JP 6077356A JP 7735694 A JP7735694 A JP 7735694A JP H06348512 A JPH06348512 A JP H06348512A
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    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L9/00Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
    • H04L9/40Network security protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/30Definitions, standards or architectural aspects of layered protocol stacks
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 事前構成された仮想計算機の形の処理資源
を、ネットワークを通して利用可能にするためのコンピ
ュータ・システムを提供する。 【構成】 複数の仮想計算機を使用し且つネットワーク
内に1つのステーションを形成し、該ネットワークは要
求時に該仮想計算機を使って1つのステーションにホス
ト・プロセスを行わせるプログラムを走らせる少なくと
も1つの他のステーションを含み、該システムはリクエ
ストをサービスするために事前構成された仮想計算機の
プールを与えるための資源を有し、該システムの使用は
該リクエストと関連の会話に関する事象に応答すること
によって該会話を管理するためのルーチンを含み、該会
話管理ルーチンはメイン・タスクとエラーの場合に該ル
ーチンからの終了を事前設定するためにメイン・タスク
により作成されるサブタスクからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークの各ステ
ーションにおけるコンピュータ・システムの資源の管理
に関するものであり、更に詳しく言えば、事前構成され
た仮想計算機の形で複数の処理資源を、そのネットワー
クを通して利用可能にすることに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ネットワーク内の1つのステーションに
おけるハードウエア及びオペレーティング・システムが
その設定及び複数の仮想計算機の利用をサポートする場
合、その仮想計算機が内部管理及びネットワーク管理を
サービスするためのそれ自身の必要条件及びアプリケー
ションの必要条件を備えた後では、そのような仮想計算
機のプールにネットワーク・リクエストのサービスを維
持させるに十分な資源が利用可能である。
【0003】そのネットワーク内の他のステーションに
よる独立のアプリケーションでの利用のために或いは異
例の要求の場合のそれ自身による利用のために、そのよ
うなシステムがそのような事前構成の仮想計算機をその
ネットワークを通して利用可能にできることは有利であ
る。なぜならば、そのような仮想計算機はログ・オンさ
れたままなのでそれら仮想計算機が要求時にだけログ・
オンされる時に生じるトランザクション相互間の初期設
定時間をセーブできるし、代わりにデータ・ファイルの
ようなローカル資源へのアクセスを行うこともできるた
めである。
【0004】このようなサービス・プールの概念は、I
BM社からVM/ESAオペレーティング・システムに
関する資料で提案された。特に、1990年6月にIB
M社により発行された刊行物「Virtual Machine/Enterp
rise Systems Architecture,Connectivity Planning, A
dministration, and Operation, Release 7」は Append
ix E(183−190ページ)では「Introduction to
Service Pool Support」を示している。そこでは、サー
ビス・プールを管理するための会話管理ルーチン(CM
R)と呼ばれるプロセスの必要性が検討され、そのよう
なルーチンにおいて実施されるべき基本的機能が「Cons
iderations For Writing and Installing a CMR」とい
う見出しで検討されている。
【0005】本願の発明者が知る限りでは、そのような
CMR(及びサービス・プールの概念そのもの)は現在
まで実施されていない。CMRを実施しようと努める場
合、種々な事象の処理を実施するだけでは不十分である
こと、及びCMRは利用可能なサービス・プール装置の
状態の十分広範囲なトレースと事象の異常終了がそのシ
ステムの主要な部分の保全性を損なわないようにするエ
ラー処理方法とを与えなければならないことがわかっ
た。これは、CMRを層構造(tiered stru
cture)として実施することによって得られる。そ
の構造では、メイン・タスクは監視管理だけを行い、実
際に事象を処理し且つサービス・プールにおける仮想計
算機の識別及び状態に関してデータ・アレーを管理する
サブプロセスを作成し又はウエイク・アップすることに
よってそれら事象に反応する。上記の刊行物はエグジッ
ト・フォローの異常終了をCMRオペレーションに与え
るサブタスクを設定する必要性を認識しているが、上記
の目標はサブタスクに事象そのものを処理させることに
よって促進されることがわかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、事前
構成された仮想計算機の形で複数の処理資源を、ネット
ワークを通して利用可能にするためのコンピュータ・シ
ステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるコンピュー
タ・システムは、複数の仮想計算機を使用し且つネット
ワーク内に1つのステーションを形成し、該ネットワー
クは要求時に該仮想計算機を使って該1つのステーショ
ンにホスト・プロセスを行わせるプログラムを走らせる
少なくとも1つの他のステーションを含み、該システム
はリクエストをサービスするために事前構成された仮想
計算機のプールを与えるための資源を有し、該システム
の使用は該リクエストと関連の会話に関する事象に応答
することによって該会話を管理するためのルーチンを含
み、該会話管理ルーチンはメイン・タスクとエラーの場
合に該ルーチンからの終了を事前設定するために該メイ
ン・タスクにより作成されるサブタスクとより成り、前
記サブタスクは会話に関する種々の事象を処理するため
に選択的に呼び出されるルーチンを含む。
【0008】
【実施例】そのようなシステムへの適用に制限されるも
のではないけれども、VM/ESAオペレーティング・
システムの下で動作し且つシステム・ネットワーク・ア
ーキテクチャ(SNA)ネットワークに接続された仮想
計算機システムへの例示的適用を参考に本発明を説明す
る。以下のものを含む多数のアクロニウム及び略号が使
用される。
【0009】ABEND:異常終了。 ALTUSER:作業計算機が遂行することを許可され
ている「エンド・ユーザ」のユーザID。作業を遂行し
ている作業計算機は「エンド・ユーザ」に代わって動作
する。ALTUSER(エンド・ユーザ)は、資源への
アクセスに関して、作業計算機(サーバ)と同じ権限を
有する。
【0010】API:アプリケーション・プログラム・
インターフェース。 APPC/VM:拡張プログラム間コミュニケーション
/VM。これは、SNA LU6.2APPC機能にマッ
プ可能な2つのプログラム相互間でコミュニケートする
ためのAPIである。TSAF仮想計算機と共に、AP
PC/VMは、単一のシステム内で及びシステムの集合
体を通してこのコミュニケーションを行う。
【0011】 AVS:APPC/VM VTAMサポート。 これは、APPC/VMを使用するアプリケーション・
プログラムをIBMのSNAにより定義されたネットワ
ーク内のどこかでプログラムとコミュニケートさせるV
M/ESAのコンポーネントである。
【0012】CMS:会話型モニタ・システム。 これは、一般的な対話式タイムシェアリング機能、問題
解決機能、プログラム開発機能を与え、VM制御プログ
ラムの制御の下で動作するVM/ESAのVMオペレー
ティング・システム・コンポーネントである。
【0013】CP:制御プロググラム。 これは、複数のコンピュータ・システムが存在するよう
に見えるよう、単一のコンピュータの資源を管理するV
M/ESAのコンポーネントである。各仮想計算機は、
IBMシステム/370と機能的に等価である。
【0014】GCS:グループ制御システム。 これは、ユーザが仮想計算機においてIPLし且つ実行
する共用セグメントより成るVM/ESAのコンポーネ
ントである。それは、SNAネットワークをヘルプ・サ
ポートするために、シミュレートされたMVSサービス
及び独特のスーパバイザ・サービスを行う。
【0015】LU:論理ユニット。 LU 6.2:アプリケーション・プログラム相互間のコ
ミュニケーションのためにIBMのシステム・ネットワ
ーク・アーキテクチャによって定義されたプロトコル及
びサービスのセット。 PWS:プログラム可能ワークステーション(リクエス
トの源)。 SNA:システム・ネットワーク・アーキテクチャ。
【0016】TSAF:透過サービス・アクセス機能。 これは、APPC/VMパスに複数のVMシステムをス
パンさせることによってプログラム相互間のコミュニケ
ーションを処理するVM/SPのコンポーネントであ
る。TSAFは、ユーザID及びノードIDを指定する
代わりに、ターゲット・プログラムが知らせた名前を指
定することによってソース・プログラムをターゲット・
プログラムに接続させる。
【0017】VM:仮想計算機。
【0018】VTAM:仮想記憶通信アクセス方式。 これは、コンピュータ・ネットワークにおいてコミュニ
ケーション及びデータの流れを制御するプログラムであ
る。それは単一定義域、複数定義域、及び複数ネットワ
ーク機能を行う。VTAMは、MVS、OS/VSI、
VM/ESA、及びVSEの下で走る。
【0019】まず、図1を参照すると、コンピュータ・
ネットワークの一部分が概略的に示される。即ち、コン
ピュータ・システム1はVM/ESAオペレーティング
・システムを走らせるものであり且つそのシステムの下
で複数の仮想計算機をサポートする資源を有し、プログ
ラム可能ワークステーション(PWS)2はLU6.2
及びサービス・セットを利用してSNAネットワークに
おける論理ユニット及びステーションとして接続線3に
よって接続される。実際には、ネットワークはもっと広
範なものであり、もっと多くのVM/ESAシステムを
含み得るが、本発明は、本質的には、ネットワーク・ス
テーション又は論理ユニットにおけるサービス・プール
・リクエストの管理に関するものであるので、説明のた
めに十分なものしか示されない。従って、ステーション
2は、ステーション1の外部からのサービス・プール・
リクエストのソースを表わす。
【0020】ステーション1には、オペレーティング・
システムの種々のコンポーネントが示される。本発明を
理解するに必要なものとして、このようなコンポーネン
ト及びこれらコンポーネントのこのような特徴だけを説
明する。VM/ESAオペレーティング・システムのそ
れ以上の詳細は、それに関連するIBM社の刊行物及び
それらで参照された刊行物において見ることができる。
それらコンポーネントは、一般に、そのシステムに設定
された仮想計算機において動作する。参照番号4により
指定された仮想計算機の制御プログラムCPは、APP
C/VMを他の機能の間に導入する。参照番号5により
指定されたプログラムVTAM及び参照番号6で指定さ
れたプログラムAVSは、APPC/VMを使用して、
アプリケーション・プログラムが、VTAMにより管理
されたプロトコルを通してそのネットワーク上でコミュ
ニケートすることを可能にする。更に、仮想記憶通信ア
クセス方式用の拡張通信機能、ACF/VTAMを与え
るプログラムがある。更に、グループ・サポート・シス
テムGCSの共通セグメント及びプライベート・セグメ
ントであるコンポーネント8及び9によってネットワー
ク・サポート・サービスが与えられる。
【0021】ステーション1には、サービス・プール仮
想計算機10が設定され、そのうちの2つ、即ち、SP
1及びSP2が示される。これらは、プライベート資源
マネージャ14を走らせるプライベート・サーバ計算機
である。勿論、アプリケーション・プログラムと関連し
て、そのシステムにおける更なる仮想計算機、例えば、
SQLデータ・サーバ11がアクティブとなり得る。コ
ンポーネント12は、オペレーティング・システムのコ
ンポーネントである会話型モニタ・システム(CMS)
を表わす。サービス・プール計算機10によりネットワ
ークを通して会話を管理するために、会話管理ルーチン
(CMR)、即ち、コンポーネント20が、詳細に後述
されるように、GCSにおいて利用される。
【0022】サービス・プール計算機の使用を要求する
プログラムはそのネットワークにおけるステーション
(PWS)に、例えば、リクエストがステーション1に
おいて生じてもステーション2に存在する。
【0023】ユーザ・プログラムからのインバウンド接
続は、ゲートウエイの論理ユニット名及びトランザクシ
ョン・プログラム名(TPN)を宛先として指定する。
指定されたゲートウエイLUはそれと関連したCMRを
持たなければならない。CMRを使用するゲートウエイ
LUはサービス・プール・リクエストを受け取るだけで
あると仮定する。
【0024】リクエストが送られる仮想計算機IDは、
AVS(APPC/VM VTAMサポート)計算機に
おいて走るそのゲートウエイの関連CMRによって決定
される。CMRを含むAVS計算機は、そのサポートを
要求するCPシステムに対してローカル、即ち、同じス
テーションになければならない。CMRによって管理さ
れるサービス・プール計算機はそのCMRと同じCPシ
ステム上に存在しなければならない。説明される例示的
CMRは、透過サービス・アクセス機能(TSAF)を
介して遠隔的にサービス・プール計算機を管理しない。
【0025】CMRは2つのコンポーネント、即ち、C
MRメイン・タスク・コンポーネント及びCMRサブタ
スク・コンポーネントより成る。
【0026】CMRメイン・タスクは、AVSアクティ
ブ・ゲートウエイ・コマンドにおいてそのゲートウエイ
に対して指定された会話管理ルーチンのように見える。
AVSはGCSによって与えられたマクロを介してCM
Rメイン・タスクを呼び出す。CMRメイン・タスクの
責任は、(a)AVSから制御を受け取ること、(b)
CMRサブタスクを付加及び切り離すこと、(c)CM
RサブタスクECBをポストすること、(d)CMRサ
ブタスク及びシステムECBを待つこと、(e)AVS
に制御を戻すこと、である。
【0027】CMRサブタスクは、AVS事象を処理す
るためにCMRメイン・タスクによって作成される。C
MRサブタスクの責任は、(a)システムから制御を受
け取ること(CMRサブタスクが付加されている時)、
又はCMRサブタスクECBが送られる時に「ウエイク
・アップ」すること、(b)サブタスクによる事象の処
理中にABENDSが生じた場合に使用するために、事
前設定された終了ルーチンを設定し、必要ない場合には
それを取り消すこと、(c)AVS事象を処理するこ
と、(d)CMRメイン・タスクECBをポストするこ
と、(e)CMRサブタスクを待つこと、である。
【0028】CMRのトレースは、GCSによって与え
られる機能と使用して行うことが可能である。
【0029】CMRは、AVSが「ゲートウエイ活性
化」コマンドによってプライベート・ゲートウエイLU
を活性化する時、GCSにロードされる。CMRは、そ
のようなサポートを必要とする各CPシステムが必要で
ある(図1参照)。CMRを含むAVM計算機は、サポ
ートを必要とするCPシステムにとってローカルでなけ
ればならない。
【0030】AVSは、そのシステムへのアクセスを許
容するプライベート・ゲートウエイLUの所有者として
VTAMに対して定義される。ステーション1における
CPに対するすべてのインバウンド及びアウトバウンド
・プライベート会話は、このゲートウエイを通して処理
され、このゲートウエイを通したリクエストはローカル
のサービス・プール仮想計算機(SP1及びSP2)を
管理するCMRを呼び出す。資源マネージャは、アプリ
ケーション・リクエストを処理し且つサーバ計算機にお
ける独特である必要があるだけの共通の資源名によって
知られた一組のプログラム又はタスク・ハンドラであ
る。
【0031】以下の事象シーケンスはCPシステムへの
インバウンド・サービス・プール・リクエストのフロー
を説明する(図1参照)。
【0032】1.SP1はサービス・プール仮想計算機
ユーザIDであり、必要な時に自動ログされる。
【0033】2.リモート・プログラム(例えば、ステ
ーション2における)はプライベート・サービス・プー
ル資源との「割振り」会話を開始する。リモート・プロ
グラムはゲートウエイLU名及びTPNを指定する。T
PNは、すべてのサービス・プール計算機の資源マネー
ジャに割り当てられた共通の資源名である。
【0034】3.ゲートウエイ1はAVSにより所有さ
れるものとしてVTAMに対して定義されるので、VT
AMはAVSにリクエストを送る。
【0035】4.CMRはゲートウエイトと関連づけら
れるので、AVSはINALLOC(インバウンド割振
り)事象でもってそれを呼び出す。
【0036】5.CMRは選択されたサービス・プール
仮想計算機IDをAVSに送り戻す。この例では、それ
はSP1を送り戻す。
【0037】6.AVS1は、着信する接続リクエスト
を、SP1に位置指定されたプライベート資源マネージ
ャに対する「APPC/VM接続」リクエストに変換す
る。
【0038】7.CPは、リクエストと共に送られたユ
ーザID及びパスワードの対が有効であることをTSA
F集合体から検証する。
【0039】8.その対が有効でない場合、接続リクエ
ストは拒否され、接続は設定されず、AVSは「割振り
解除」事象でもってCMRを呼び出す。
【0040】9.それが有効である場合、CPは「AP
PC接続」リクエストをその検証されたユーザIDと共
にSP1資源マネージャに送る。
【0041】10.SP1がログ・オンされない場合、
CPはそれを自動的にログ・オンし、その資源マネージ
ャを呼び出す。
【0042】11.SP1の資源マネージャ(タスク・
ハンドラ)は「受諾」を発生して、リモート・プログラ
ムとの対話を設定する。
【0043】12.CPは、接続保留割り込みのフィー
ルドにおける起点PWSのユーザIDを持ったサービス
・プール計算機を与える。
【0044】13.このリクエストの完了時に、起点P
WSは「割振り解除」をSP1に発生する。
【0045】14.SP1のタスク・ハンドラは、会話
が終了したことを通知され、そして会話は割振りを解除
される。
【0046】15.AVSは、割振りを解除されたSP
1との会話を表わすためにCMRを呼び出す。
【0047】16.CMRはSP1を他のリクエストに
対して利用可能なものとしてマークする。
【0048】CMRメイン・タスクは、或AVS事象が
ゲートウエイと関連して生じる時、そのメイン・エント
リ・ポイントを介して呼び出される。CMRメイン・タ
スクは、どの事象がAVSによりそれに送られたパラメ
ータ・リストの「事象名」フィールドからの呼出を生じ
たかを決定する。このフィールドの内容に基づいて、C
MRメイン・タスクは、新しいCMRサブ・タスクを作
成(付加)すべきか又は既存のCMRサブタスクを「ウ
エーク・アップ」(ポスト)すべきかを決定する。
【0049】CMRサブタスクは、表1に示されるよう
に、送られた事象タイプに基づいて特殊機能を遂行しな
ければならない。これらの事象と関連したパラメータ・
リストが表2乃至表7に示される。
【0050】各AVSパラメータ・リストは1つのユー
ザワードを含んでいる。AVSはユーザワードには何も
せず、それをすべてのパラメータ・リストと共に送るだ
けであり、そしてCMRからの復帰時にその更新された
値を記憶する。CMRは「活性化」事象処理中にCMR
制御ブロックのアドレスをユーザワードに記憶する。そ
の後の事象パラメータ・リストはこのアドレスを含むの
で、CMR制御ブロックのアドレス可能度は維持され
る。
【0051】
【表1】 AVS事象。この表は事象タイプに基づいて
CMRサブタスクにより行われる機能を示す 事象 目的 活性化 サービス・プール環境を設定するために、 ・サービス・プール環境パラメータを読み取る ・ステータス等を示す各サービス・プール計算機に対するエント リでもってサービス・プール計算機制御ブロックを設定する 非活性化 サービス・プール環境を終了するために、 ・整理処理を行う(サブタスクを切り離す、メモリを自由にする ) インバウンド インバウンド・リクエストに対してサービス・プールを計算機を 割振り 割り当てるために、 ・利用可能なサービス・プール仮想計算機に対するサービス・プ ール制御ブロックをサーチする ・新しいステータスでもってサービス・プール制御ブロックを更 新する 割振り解除 サービス・プール計算機を新しいリクエストに対して利用可能に させるために、 ・新しいステータスでもってサービス・プール制御ブロックを更 新する アテンション VTAMからアテンション・ロスを受けるために、 ・ロス ・セッションと関連したサービス・プール計算機への接続を助け る ・サービス・プール計算機をログ・オフする ・初期設定ステータスでもってサービス・プール制御ブロックを 更新する 異常終了 AVS異常終了から回復するために、 ・サービス・プール計算機をログ・オフする
【0052】
【表2】 活性化事象パラメータ・リスト フィールド長 タイプ 内容 8 文字 「ACTIVATE(活性化)」(事象名) 1 数字 ゲートウエイLU名の長さ 1−17 文字 ゲートウエイLU名 4 ポインタ ユーザワードがCMR制御ブロックを指す
【0053】
【表3】 非活性化事象パラメータ・リスト フィールド長 タイプ 内容 8 文字 「DEACTIV(非活性化)」(事象名) 1 数字 ゲートウエイLU名の長さ 1−17 文字 非活性化されるゲートウエイ 4 数字 エラー非活性化を生じる会話(0=正規の非活性化 コマンド) 4 ポインタ ユーザワードがCMR制御ブロックを指す
【0054】
【表4】 インバウンド割振り事象パラメータ・リスト フィールド長 タイプ 内容 8 文字 「INALLOC(インバウンド割振り)」(事象 名) 1 数字 割振りを伴うゲートウエイLU名の長さ 1−17 文字 割振りを伴うゲートウエイLU名 1 数字 パートナーLU名の長さ 1−17 文字 パートナーLU名 8 文字 ログオン・モード名 1 数字 トランザクション・プログラム名の長さ 1−64 文字 トランザクション・プログラム名 1 数字 アクセス・ユーザIDの長さ 1−10 文字 アクセス・ユーザID 4 数字 VTAM会話ID 8 数字 VTAMセッションID 8 文字 出力LU名修飾子(プライベート・サーバ接続とし て接続を続行させるためにはユーザIDでなければ ならない) 8 文字 出力:接続時に使用するためのLU名 8 文字 出力:代替えユーザID(ALTUSER)のため のID 4 数字 出力:完了フラッグ 4 ポインタ ユーザワードがCMR制御ブロックを指す
【0055】
【表5】 割振り解除事象パラメータ・リスト フィールド長 タイプ 内容 8 文字 「DEALLOC(割振り解除)」(事象名) 2 数字 VM会話ID 4 数字 VTAM会話ID 4 ポインタ ユーザワードがCMR制御ブロックを指す
【0056】
【表6】 アテンション・ロス事象パラメータ・リスト フィールド長 タイプ 内容 8 文字 「ATTENLOSS(アテンション・ロス)」 (事象名) 4 ポインタ VTAM ACBアドレス 4 数字 VTAMサブエグジットのアドレス 4 ポインタ R/O VTAM RPLのアドレス 4 ポインタ ユーザワードがCMR制御ブロックを指す
【0057】
【表7】 異常終了事象パラメータ・リスト フィールド長 タイプ 内容 8 文字 「ABEND(異常終了)」(事象名) 4 ポインタ ユーザワードがCMR制御ブロックを指す CMRはデータ記憶のためのいくつかのファイル及び制
御ブロック、即ち、サービス・プール構成ファイル、ア
ラート・データを記録するためのアラート・ファイル、
CMRコミュニケーション領域、CMR制御ブロック、
サービス・プール制御ブロック、メッセージ生成のため
の入力パラメータ・リスト、CMR診断作業領域、及び
CMRエラー・トレース情報を利用する。
【0058】サービス・プール構成ファイルはCMRサ
ブタスクによって設定されたサービス・プール制御ブロ
ックに対するデータを与えるために、活性化事象中だけ
アクセスされる。CMRはGCSマクロを介してサービ
ス・プール構成ファイルをアクセスする。このファイル
は、CMRにとって利用可能なサービス・プール仮想計
算機IDのリストを含むようにシステム・アドミニスト
レータによってCMSにおいて作成される。サービス・
プール構成ファイルは1つの制御レコードを含み、その
制御レコードはそれに続くそのファイル内の詳細レコー
ドの数を指定する。各詳細レコードはサービス・プール
計算機のユーザIDを含んでいる。GCSファイル・コ
マンドによって指定されたファイルの名前は、CMRと
関連したゲートウエイの名前である。CMRはAVS活
性化事象におけるこのファイルをアクセスし、従って、
それの制御ブロックを設定する。
【0059】与えられるべき各CMRに対して、1つの
独立したファイルが利用可能にされる。複数のCMRが
同じシステム上に存在する場合、システム・アドミニス
トレータは各AVS活性化コマンドの前にGCSファイ
ル指定コマンドを発生しなければならない。そのコマン
ドは、次の活性化コマンドにおける指定されるべきCM
Rに対応したファイル名を指定する。各コマンドに対し
て指定されたファイル名はゲートウエイ名でなければな
らず、そのファイル名は各CMRに対して異なっていな
ければならない。相異なった各CMRは他のいずれのC
MRによっても管理されないサービス・プール計算機を
管理することが必要であり、従って、各CMRは、他の
いずれのサービス・プール構成ファイルにも含まれない
サービス・プール計算機IDを含むサービス・プール構
成ファイルを持つ。このファイルの内容は、ゲートウエ
イの活性化の時に読み取られるだけであり、従って、関
連のゲートウエイが非活性化されそして再活性化される
まで、このファイルに対する如何なる変更も効を奏さな
い。
【0060】CMRコミュニケーション領域は、表8に
示されるように、呼出相互間にCMRメイン・タスクと
サブタスクとの間で送られた情報を含んでいる。CMR
制御ブロックは表9に示されるように、CMRサブタス
クによって初期設定され、CMRサブタスクに対するロ
ーカル記憶装置を与える。サービス・プール制御ブロッ
クは活性化事象ルーチンの間にサブタスクによって初期
設定され、非活性化サブルーチンの間に解放され、そし
て、表10に示されるように、各サービス・プール仮想
計算機に対するステータス・データ及びサービス・プー
ル構成ファイルからのデータを記憶する。表11、表1
2及び表13に示されるように、メッセージ入力パラメ
ータに対する入力パラメータ・リスト、診断作業領域、
及びトレース情報領域は、後述のように、エラー処理と
関連して使用される。
【0061】
【表8】 CMRコミュニケーション領域 フィールド長 タイプ 説明 8 文字 ラベル 4 ポインタ CMRメイン・タスクECBを指す 4 ポインタ CMRサブタスクECBを指す 4 数字 システムECB 4 数字 タスク識別子 4 ポインタ AVSパラメータ・リストを指す 8 文字 AVS事象名 2 数字 ゲートウエイ長 17 文字 ゲートウエイ名 8 文字 構成ファイルに対して使用されたDDNAME
【0062】
【表9】 CMR制御ブロック フィールド長 タイプ 説明 8 文字 ラベル 1 文字 CMRが遮断モードにあり、非活性化事象以外の如 何なるリクエストも処理していない場合、フラッグ を立てる 1 文字 サービス・プール制御ブロックが存在するかどうか を表わす 4 ポインタ サービス・プール制御ブロックにおける第1エント リのはじめを指す 4 数字 サービス・プール制御ブロック・アレーにおけるエ ントリの数を含む
【0063】
【表10】 サービス・プール制御ブロック(プール内
の各VMに対して1つのエントリ) フィールド長 タイプ 内容 8 文字 ラベル 8 文字 VMユーザID(アレーに固有) 1 文字 サービス・プールIDの現ステータス 4 数字 VTAM会話ID 8 数字 VTAMセッションID 8 文字 このプールIDに対する最新AVS事象
【0064】
【表11】 メッセージ制御ブロック フィールド長 タイプ 内容 8 文字 呼出し側のモジュール名 4 ポインタ サブリストの開始を指す 4 ポインタ メッセージ・テキスト領域を指す 2 数字 メッセージ長 2 数字 メッセージ識別子 1 数字 メッセージ・フォーマット
【0065】
【表12】 診断作業領域 フィールド長 タイプ 内容 8 文字 異常終了させたマクロ 4 文字 システム異常終了コード 4 文字 ユーザ異常終了コード 4 ポインタ 自動記憶を指す 1 文字 前の異常終了インディケータ 3 文字 予備 60 文字 再試行レジスタ 4 文字 起こり得る異常終了に対する保管領域。各々が16 レジスタよりなる複数エレメントのアレー 300 文字 終了ルーチンに対する自動記憶 3 文字 実行されるべき次の命令のアドレス
【0066】
【表13】 CMRトレース情報 フィールド長 タイプ 内容 8 文字 呼出し側のモジュール名 8 文字 AVSゲートウエイ 8 ビット トレース・フラッグ(第1ビットはトレース発生が 可能であることを表わす) 3 文字 未使用 1 文字 トレース識別(トレース・タイプを指定する) 4 数字 トレースされるべき戻りコードの値 4 ポインタ トレースされるべき制御ブロックを指す 8 文字 トレースされるべきユーザIDの値 8 数字 トレースされるべきVTAM RPLセッションI D 4 ポインタ CMR会話作業領域を指す 40 文字 自由形式テキスト 図2を参照すると、AVS及びCMRの間のプロセス・
フロー全体は次のようになる。即ち、 (1)CMRが呼び出される(a)。AVSがCMRメ
イン・タスクのエントリ・ポイントでCMRを呼び出
す。CMRメイン・タスクは事象タイプを決定する。
【0067】(2)CMRサブタスクが生成される
(b)又は(c)。CMRサブタスクECBがポストさ
れる。事象タイプが「活性化」であるか又は無効である
場合、CMRメイン・タスクは「生成」マクロを発生し
てサブタスクを作成する(b)。サブタスクはその事象
を処理する。すべての有効な事象(「活性化」を除く)
に対して、CMRメイン・タスクは「ポスト」マクロを
発生してCMRサブタスクをトリガする(e)。「ポス
ト」マクロはCMRサブタスクをウエイク・アップさ
せ、その事象を処理する。
【0068】(3)CMRメイン・タスクECBがポス
トされるか(c)又はシステムECBがポストされる
(f)。すべての事象(「非活性化」又は無効な事象を
除く)を処理した後、CMRサブタスクは「ポスト」マ
クロを発生してCMRメイン・タスクをトリガする
(c)。そこで、CMRサブタスクはCMRサブタスク
ECBがポストされるのを待つ(e)。「非活性化」事
象又は無効事象を処理した後、CMRサブタスクは異常
終了ルーチンを取り消し、終了する。これはシステムE
CBをポストさせる。システム又はCMRメイン・タス
クECBがポストされる時、CMRメイン・タスクはウ
エイク・アップする。
【0069】(4)AVSに戻る。
【0070】AVS戻る前に、CMRメイン・タスク
は、CMRサブタスクが終了したかどうか(即ち、シス
テムECBがポストされたかどうか)を決定する。CM
Rサブタスクが終了した場合、CMRメイン・タスクは
そのサブタスクを切り離す。CMRメイン・タスクは制
御をAVSに戻す(d)。
【0071】CMRメイン・タスク及びCMRサブタス
クのモジュールを更に詳しく説明する。CMRメイン・
タスクは、或AVS事象がそれのゲートウエイLUと関
連して生じる時、それのメイン・エントリ・ポイントを
介して呼び出される。このモジュールは、どの事象がA
VSパラメータ・リストの事象名フィールドからの呼出
しを生じさせたかを決定する。
【0072】このモジュールによって遂行されるステッ
プは、 (1)事象タイプに基づいて、ユーザワード値を決定す
る。
【0073】(2)「活性化」事象タイプ又は無効事象
タイプに対して、CMRコミュニケーション領域に対し
て記憶装置を割り振り、それのラベルを挿入する。
【0074】(3)他のすべての事象タイプに対して、
CMRコミュニケーション領域のラベルが有効でない場
合、又はユーザワードがヌル(null)である場合、
アラートがCMRサブタスクによって発生されることを
保証する。アラートがCMRサブタスクによって書かれ
そして事象タイプが「インバウンド割振り」であった場
合、完了フラッグが再試行なしを表わすように更新され
ることを保証する。
【0075】(4)CMRコミュニケーション領域にお
ける残りのフィールドをセットする。DD名フィールド
は以下のように決定される。 a.事象タイプが「活性化」である場合、入力ゲートウ
エイ名の長さが有効(即ち、0より大きく、18よりも
小さい)ならば、そのゲートウエイ名を取り出し、それ
をDD名として使用する。入力ゲートウエイ名の長さが
ゼロでないならば、入力ゲートウエイ名の最初の17文
字を使用し、デフォルトDD名を使用する。入力ゲート
ウエイ名の長さがゼロならば、そのゲートウエイ名はヌ
ル・ストリングであり、デフォルトDD名が使用され
る。 b.事象タイプが無効である場合、ゲートウエイ名はヌ
ル・ストリングであり、デフォルトDD名が使用され
る。「インバウンド割振り」及び「非活性化」事象タイ
プに対して、入力ゲートウエイ名又はゲートウエイ名の
長さがCMRコミュニケーション領域における値と同じ
でない場合、デフォルトDD名をセットする。
【0076】(5)事象タイプが「活性化」である場
合、CMRコミュニケーション領域のアドレスにユーザ
ワードをセットする。
【0077】(6)CMRメイン・タスクECBをゼロ
にクリアする。
【0078】(7)事象タイプが「活性化」又は無効で
ある場合、CMRコミュニケーション領域におけるシス
テムECBをゼロにセットし、CMRサブタスクを生成
する。その生成が成功したならば、CMRコミュニケー
ション領域のタスク識別子をユーザワードの2つの下位
桁バイトにセットする。生成が失敗したならば、ユーザ
ワードをヌルにセットし、CMRコミュニケーション領
域を自由にし、AVSに戻る。
【0079】(8)すべての有効な事象タイプ(「活性
化」を除く)に対して、(サブタスクがCMRコミュニ
ケーション領域にセットしたポインタを使用して)CM
RサブタスクECBをポストする。
【0080】(9)CMRメイン・タスク又はシステム
ECBがポストされるのを待つ。
【0081】(10)システムECBがポストされる
時、(CMRコミュニケーション領域に保管されたタス
ク識別子を使用して)CMRサブタスクを切り離す。ユ
ーザワードをヌルにセットし、CMRコミュニケーショ
ン領域を自由にする。
【0082】(11)戻る。
【0083】CMRサブタスクのメイン・ラインは、生
成マクロの結果として又はCMRメイン・タスクにより
発生されたポスト・マクロの結果として呼び出される。
このモジュールは、どの事象がAVSパラメータ・リス
トの事象名フィールドからの呼出を生じさせたかを決定
する。このフィールドの内容に基づいて、それは適当な
外部事象ルーチンを起動する。
【0084】このモジュールにおけるステップは以下の
ようになる。
【0085】(1)レジスタがCMRコミュニケーショ
ン領域を指すことによって制御を受け取る。
【0086】(2)終了ルーチンとして設定する。
【0087】(3)トレース情報領域、CMR制御ブロ
ック、メッセージ領域及びCMRアラート・レコードに
対するアドレス可能度を設定する。
【0088】(4)連続フラッグを「真」にセットす
る。
【0089】(5)連続フラッグが「真」である間、以
下のステップを行う。 a.AVSに対するアドレス可能度を設定する。 b.事象タイプが有効である場合、ゲートウエイ名が
(CMRメイン・タスクによって決定されるように)未
知であるとき、後述のメッセージ発生サブルーチンを使
用して「ゲートウエイ名無効」を表わすメッセージを発
生する。「活性化」、「OUTALLOC(アウトバウ
ンド割振り)」及び「非活性化」以外のすべての事象に
対して、 ・CMRが遮断モードであるとき、メッセージ「非活性
化を受信しなかった」を発生する。 ・サービス・プール制御ブロックが存在しないとき、メ
ッセージ「サービス・プール制御ブロック非設定」を発
生する。 c.無効事象タイプに対しては、後述のサブルーチン呼
び出してCMRアラート・レコードを書き込む。 d.すべての有効事象に対しては、対応するCMRサブ
ルーチンを呼び出してその事象をしょりする。 e.処理された事象が「インバウンド割振り」であった
場合、次のようなAVSパラメータ・リスト出力変数、
即ち、LU名識別子、接続時に使用するためのLU名、
代替えのユーザIDに対するID、及び完了フラッグを
更新する。 f.CMRが遮断モードにあり且つエラーが生じた場
合、遮断保留フラッグをセットする。 g.「非活性化」及び無効事象を除くすべての事象に対
して、CMRサブタスクECBをゼロにクリアし、CM
Rメイン・タスクECBをポストし(CMRメイン・タ
スクECBGがポストされない場合)、及びCMRサブ
タスクECBを待つ。 h.「非活性化」及び無効事象タイプに対して、連続フ
ラッグを「偽(false)」にセットし(これは「W
HILE」ループを停止する)、CMRコミュニケーシ
ョン領域のサブタスクECBに対するポインタをヌルに
セットする。
【0090】(6)事前設定された終了ルーチンを取り
消す。 (7)戻る。(サブタスクが終了し、従って、GCSが
システムECBをポストする)。
【0091】ゲートウエイLU(それに基づいてCMR
名が指定された)が「AVS活性化ゲートウエイ」コマ
ンドを通して活性化される時に生じる「活性化」サブル
ーチンが「活性化」事象を処理する。サービス・プール
環境を設定するために、このルーチンは以下のステップ
をとる。
【0092】(1)GCSオープン、読み取り、チェッ
ク、及びクローズ・マクロを使用してサービス・プール
構成ファイルを読み取る。第1の非コマンド・レコード
が制御レコードでない場合、このルーチンは、 a.メッセージ発生サブルーチンを呼び出してメッセー
ジ「制御レコードがない」を発生する。 b.エラーを表わす戻りコードをセットする。 c.制御をメインラインに戻す。 I/Oエラーが生じる場合、このルーチンは、 a.メッセージ発生サブルーチンを呼び出してメッセー
ジ「CMR構成ファイルの読み取りのエラー」を発生す
る。 b.エラーを表わす戻りコードをセットする。 c.制御をメインラインに戻す。
【0093】(2)制御レコードにおいて指定されたエ
ントリの数に基づいてサービス・プール制御ブロックに
対する十分な記憶装置を得る。これを行うための記憶装
置が得られない場合、このルーチンは、 a.メッセージ発生サブルーチンを呼び出してメッセー
ジ「不十分な記憶装置しか得られない」を発生する。 b.エラーを表わすエラー戻りコードをセットする。 c.制御をメインラインに戻す。
【0094】(3)サービス・プール構成ファイルが重
複したユーザIDを含む場合、メッセージ発生サブルー
チンを呼び出してメッセージ「詳細レコードは無効」を
発生する。
【0095】(4)サービス・プール構成ファイルから
実際に読み出されたレコードの数が制御レコード上で指
定されたエントリの数と一致することを検証する。この
2つの数が一致しない場合、 a.メッセージ発生サブルーチンを呼び出してメッセー
ジ「制御レコードは無効」を発生する。 b.エラーを表わすエラー戻りコードをセットする。 c.制御をメインラインに戻す。
【0096】(5)後述の更新サブルーチンを呼び出
し、以下のものを含む各サービス・プール計算機に対す
るエントリでもってサービス・プール制御ブロックを設
定する。 a.構成ファイルからのサービス・プール・ユーザID b.アイドルにセットされた現ステータス c.ゼロにセットされた会話及びセッション d.「活性化」にセットされた最新事象。
【0097】(6)サービス・プール計算機がログオフ
されることを保証するために、後述のログオフ・サブル
ーチンを呼び出す。
【0098】(7)制御をメイン・ラインに戻す。
【0099】「非活性化」サブルーチンはゲートウエイ
LUが非活性化される時に生じる「非活性化」事象を処
理する。サービス・プール環境を終了させるために、こ
のルーチンは以下のステップを含む。
【0100】(1)サービス・プール制御ブロックが存
在することをCMR制御ブロックが表わす場合、サービ
ス・プール制御ブロックに対する前に得られた記憶装置
を解放する。記憶装置を解放する試みでエラーが生じた
場合、アラート・レコードを書き込む。
【0101】(2)制御をメインラインに戻す。
【0102】「インバウンド割振り」サブルーチンは、
割振りリクエストがVTAMからAVSに流れる時に生
じるインバウンド割振り事象を処理する。インバウンド
・六エスとに対してサービス・プール計算機を割り当て
るために、このルーチンは、 (1)アイドル・サービス・ポストIDに対する現ステ
ータス・フィールドをチェックすることによって、利用
可能なサービス・プール仮想計算機に対するサービス・
プール制御ブロック・データ構造をサーチする。利用可
能なサービス・プール計算機がない場合、 a.可用性なしを表わすように完了フラッグ出力パラメ
ータをセットする。 b.制御をメインラインに戻す。
【0103】(2)計算機が利用可能である場合、出力
パラメータを割り当てる。 a.ターゲットLU名が選択されたサービス・プールユ
ーザIDにセットされる。 b.従って、完了フラッグがセットされる。
【0104】(3)更新サブルーチンを呼び出して(選
択されたサービス・プールユーザIDに対する)サービ
ス・プール制御ブロックを更新する。 ・サービス・プール計算機がアクティブであることを表
わすようにサービス・プール制御ブロックの現ステータ
ス・フィールドをセットする。 ・サービス・プール制御ブロックのセッションIDをV
TAMセッションIDにセットする。 ・サービス・プール制御ブロックの最新事象フィールド
を「インバウンド割振り」にセットする。
【0105】(4)制御をメインラインに戻す。
【0106】AVSから仮想計算機への接続が切り離さ
れる時に生じる「割振り解除」サブルーチンは割振り解
除事象を処理する。サービス・プール計算機を新しいリ
クエストに対して利用可能にするために、このルーチン
は、 (1)供給されたVTAM会話IDと一致するサービス
・プール制御ブロックエントリに対して、更新サブルー
チンを呼び出し、 ・サービス・プール計算機がアイドルであることを表わ
すようにサービス・プール制御ブロックの現ステータス
・フィールドをセットする。 ・サービス・プール制御ブロックの会話ID及びセッシ
ョンIDフィールドをゼロにセットする。 ・サービス・プール制御ブロックの最新事象フィールド
を「割振り解除」にセットする。
【0107】(2)制御をメインラインに戻す。
【0108】サブルーチン「アテンション・ロス」は、
VRAMがアテンション・ロスにおけるエラーをレポー
トする時に生じる「アテンション・ロス」事象を処理す
る。VTAMアテンション・ロスから回復するために、
このルーチンは、 (1)VTAMからセッションIDを得るために、その
セッションと一致するすべてのサービス・プール計算機
に対して、 a.ログオフ・サブルーチンを呼び出してサービス・プ
ール計算機をログオフする。 b.更新サブルーチンを呼び出して、 ・サービス・プール制御ブロックの現ステータス・フィ
ールドをアイドルにセットする。 ・サービス・プール制御ブロックの会話ID及びセッシ
ョンIDフィールドをゼロにセットする。 ・サービス・プール制御ブロックの最新事象フィールド
を「アテンション・ロス」にセットする。
【0109】(2)制御をメインラインに戻す。
【0110】ログオフ・サービス・プール計算機サブル
ーチンは、サービス・プール制御ブロックに含まれたサ
ービス・プール計算機のすべて又は1つを、それらの保
留ステータスに関係なくログオフする。このルーチンに
おけるステップは、 (1)1つの計算機しかログオフされない場合、ユーザ
ID入力パラメータによって指定されたサービス・プー
ル計算機をログオフするための命令を発生する。
【0111】(2)そうでない場合、すべてのサービス
・プール計算機がログオフされる必要がある。サービス
・プール制御ブロックにおけるすべてのエントリに対し
て以下のステップを繰り返す。 ・次のサービス・プール計算機に対するVMユーザID
をサービス・プール制御ブロックから得る。 ・サービス・プール計算機をログオフするための命令を
発生する。
【0112】更新サービス・プール制御ブロック・エン
トリ・サブルーチンは入力パラメータ・フィールドを使
用してサービス・プール制御ブロック・エントリを更新
する。この機能におけるステップは、 (1)「活性化」事象が処理される場合、入力ユーザI
Dを使用してサービス・プール制御ブロックのユーザI
Dフィールドを更新する。
【0113】(2)入力パラメータを使用してサービス
・プール制御ブロックにおける残りのフィールドを更新
する。
【0114】メッセージ発生サブルーチンは送られたパ
ラメータに基づいてCMRリポジトリにおける適当なエ
ラー・メッセージを選択し、適当な置換を行い、GCS
マクロを介してGCSオペレータ・コンソールにメッセ
ージを書き込む。そのメッセージを書く場合、このルー
チンは、 (1)メッセージ・リポジトリにおける対応するメッセ
ージ・テキストを選択する。
【0115】(2)メッセージが存在しないか又はメッ
セージ・リポジトリがロード可能でない場合、このルー
チンはアラート・レコードを書き、呼出しを制御するた
めに戻る。
【0116】(3)適当なテキストを持ったGCS W
TOメッセージを発生する。
【0117】(4)制御を呼出しモジュールに戻す。
【0118】以下のサブルーチンは、事前設定された終
了サブルーチンとしてサブタスクにより設定される。そ
れは、事象処理中のCMRサブタスク・サブルーチン異
常終了によって呼び出されたGCSマクロを含む時に制
御を受ける。
【0119】そのようなマクロを使用する各ルーチン
は、そのマクロに対して異常終了が生じた時に制御を得
るべきアドレスを指定する。これは、CMR診断作業領
域のレジスタ・アレーにおける1つのエレメントの最後
のレジスタにそのアドレスを保管することによって達成
される。使用される他のレジスタの内容を保管するため
に、そのアレーにおける他のレジスタが使用される。各
マクロはCMR診断作業領域のアレーの異なるエレメン
トを使用する。そのアレーのその他のエレメントは、認
識されない異常終了を行うために使用される。
【0120】このルーチンにおけるステップは、 (1)システム異常終了コードを文字形式に変換し、そ
れをCMR診断作業領域に保管する。
【0121】(2)実行されるべき次の命令のアドレス
をCMR診断作業領域に保管する。
【0122】(3)発生した異常終了を表わすようにC
MR診断作業領域における前の異常終了インディケータ
をセットする。
【0123】(4)CMR診断作業領域のマクロ・フィ
ールドを使用して何がその異常終了を生じさせたかを決
定する。
【0124】(5)すべての既知のマクロに対して、 ・適当なレジスタ・アレー・エレメントを選択し、最後
のレジスタを除くすべてのレジスタをCMR診断作業領
域の再試行レジスタ・フィールドに保管する。 ・適当なレジスタ・アレー・エレメントを選択し、戻り
アドレスを与えるために最後のレジスタを保管する。
【0125】(6)未知の異常終了に対して、 ・適当なレジスタ・アレー・エレメントを選択し、最後
のレジスタを除くすべてのレジスタをCMR診断作業領
域の再試行レジスタ・フィールドに保管する。 ・最後のレジスタを選択し、戻りアドレスを与える。
【0126】(7)保管された戻りアドレスに制御を戻
す。
【0127】以下のサブルーチンは、可能な場合、トレ
ース・エラーを助ける。トレース・レコード書込サブル
ーチンはGCSトレース生成マクロを使用してトレース
・レコードを書き込む。このルーチンのステップは、 (1)データ及び時間を検索するためのGCSマクロを
発生する。
【0128】(2)トレース情報領域のトレース識別フ
ィールド使用してどの種類のトレースが要求されている
かを決定し、トレース・データ・レコードをフォーマッ
トする。
【0129】(3)GCSトレース生成マクロを発生す
る。
【0130】(4)トレース生成が可能であることを確
認するためにレジスタ内容を調べる。それが可能である
場合、トレース情報領域におけるトレース・フラッグ・
フィールドの「トレース・オン」ビットを「真」にセッ
トする(そうでない場合は、それを「偽」にセットす
る)。無効トレース生成状態が戻される場合、アラート
・レコードを書き込む。
【0131】CMRアラート・プロセス・サブルーチン
は、アラート・レコードをCMRアラート・ファイルに
書き込むことによってCMRアラート状況を処理する。
このルーチンは、セットされたフラッグ・フィールドの
トレース・オン・ビットが「真」である場合、トレース
・レコードを書き込むだけ。これは、トレース・ルーチ
ンがアラート・サブルーチンを呼び出す場合、そのアラ
ート・サブルーチンがトレース・レコードを書き込まな
いことを保証する。
【0132】このルーチンのステップは、 (1)CMRアラート・ファイルの排他的制御を要求す
るためのGCSマクロを発生する。このルーチンは、そ
れがCMRアラート・ファイルの制御を得るまで、制御
を再獲得しない。
【0133】(2)アラート・ファイルを識別する「F
ILEDEF」コマンドを実行するためのGCSマクロ
を発生する。
【0134】(3)「FILEDEF」が失敗し、トレ
ース情報領域におけるトレース・オン・ビットが「真」
である場合、 ・トレース・サブルーチンを呼び出して、「FILED
EF」エラーが生じたことを表わすトレース・レコード
を書き込む。
【0135】(4)「FILEDEF」が成功した場
合、CMRアラート・ファイルをオープンし、そしてそ
のオープンが成功する場合、 ・データ及び時間を検索するためのGCSマクロ発生す
る。 ・CMRアラート・レコード書き込むための書込マクロ
を作成し、発生する。 ・CMRアラート・ファイルをクローズするためのクロ
ーズ・マクロを発生する。
【0136】(5)CMRアラート・ファイルの制御を
解放するGCSマクロを発生する。
【0137】包括的エラー処理方法がCMRに導入され
る。AVSが異常終了する場合、又はCMR(AVSの
呼び出されたエンティティとして実行する)が異常終了
する場合、異常終了事象を指定するAVS異常終了エグ
ジット・ルーチンによってCMRが呼び出される。CM
Rは、サービス・プール計算機をログオフする異常終了
サブルーチンを遂行し、制御をAVSに戻す。異常終了
エグジット処理中に異常終了が生じた場合、AVS異常
終了処理が制御をとる。
【0138】CMRの機能にインパクトを与えるエラー
を内部CMRサブルーチンが検出する場合、CMRは、
CMR制御ブロックにおける保留遮断フラッグをセット
することによってそれ自身を遮断モードにする。一旦遮
断モードになると、CMRは「非活性化」事象を処理す
るだけ。その「非活性化」事象中、CMRは遮断フラッ
グをリセットすることによって遮断モードを取り消す。
CMRが遮断モードにある時に「非活性化」事象以外の
事象が試みられる場合、CMRは、ゲートウエイLUが
非活性化されることを要求するメッセージを発生する。
【0139】サービス・プール計算機の1つが異常終了
する場合、CMRも異常終了回復に関連する。1つのサ
ービス・プール計算機において異常終了が生じた場合、
そのサービス・プール計算機が自動ログされた時に指定
される異常終了エグジットに制御が与えられる。そのサ
ービス・プール計算機の異常終了エグジット・ルーチン
はクリーン・アップ処理を行い、サービス・プール計算
機をログオフする。これは、そのサービス・プール計算
機と操作されるべきネットワークとの間の接続を生じさ
せる。CMRは、サーバが割振り解除事象を生じた後に
制御を得る。CMRは割振り解除ルーチンを呼び出し、
使用のために利用可能なサービス・プール計算機をマー
クする。
【0140】AVSはコミュニケーション層不良のため
に終了したリモートLUと関連のすべてのLU 6.2セ
ッションに対してCMRを呼び出す。CMRはアテンシ
ョン・ロス事象によって呼び出される。そこで、CMR
はそのセッションに対するすべての接続を助け、そのセ
ッションと関連したサービス・プール計算機をログオフ
する。これらのサービス・プール計算機はリセットさ
れ、利用可能にマークされる。
【0141】CMRユーザに如何なるメッセージも直接
には発生しない。CMRはAVSのエンティティとして
実行し、従って、会話管理ルーチンに関する或条件がA
VSによって直接に通知される。エラー状況条件が生じ
た時、CMRは適当なGCSマクロを介してAVSオペ
レーションにエラー・メッセージをレポートする。
【0142】動作において、1つのステーションにおけ
る制御プログラム・システムは、それのサービス・プー
ル仮想計算機を管理する少なくとも1つの関連したCM
Rを持つ。各ゲートウエイLUは、「AVS活性化ゲー
トウエイ」コマンドで指定された1つのCMRをそれと
関連させるだけである。
【0143】CMRは、典型的には、前のGCSグロー
バル「LOADLIB」コマンドによって知らされたG
CS loadlibに存在する。AVSオペレータが
「AVS活性化ゲートウエイ」コマンドを発生する時、
関連のCMRがGCSプライベート記憶装置にロードさ
れる。AVSは活性化事象に対するパラメータ・リスト
共にCMRを呼び出す。これは、リクエストの処理のた
めにCMRにサービス・プール環境を準備させる。従っ
て、CMRの第1呼び出しはいつも「活性化」事象を指
定する。
【0144】AVSと各CMRとの連係は、レジスタが
それぞれアドレスのリストにパス指定する標準的なGC
S。なお、それらアドレスの各々は、レジスタ保管領
域、戻りアドレス、及びエントリ・ポイント・アドレス
に対するパラメータのアドレスを含む。
【0145】CMRのその後の呼び出しは、そのゲート
ウエイLUと関連した他の事象が生じた時に起こる。そ
の時、CMRはそれのメイン・エントリ・ポイントを介
して呼び出され、その事象による表2乃至表7の1つに
従ってパラメータ・リストのアドレスを送られる。
【0146】PWSにおけるリモート・リクエスタは、
非専用のプライベート・ゲートウエイLUにあるプライ
ベート資源への接続を要求することによってサービス・
プールを与えるシステムとの会話を開始する。AVS計
算機及びゲートウエイLUは共に、そのゲートウエイを
所有するAVS計算機にリクエストを経路指定するVT
AMに対して定義される。ゲートウエイLUに対して定
義されたCMRはAVSによって呼び出される。CMR
はこのリクエストが経路指定されるべきサービス・プー
ル仮想計算機IDを選択する。そこで、AVSは到来す
る接続リクエストを、その選択されたサービス・プール
仮想計算機に対するAPPC/VM接続リクエストに変
換する。サービス・プール仮想計算機がログオンされな
い場合、それは自動ログされ、それのタスク・ハンドラ
が呼び出される。CMRはインバウンド接続リクエスト
時に一対(ユーザID及びパスワード)の流れを必要と
し、制御プログラムはその流れたユーザID及びパスワ
ードの対が有効であることを検証する。それが有効であ
る場合、制御プログラムはサービス・プール仮想計算機
ユーザIDに対する接続保留割り込みの待ち行列をつく
る。その対が有効でない場合、接続リクエストは拒否さ
れ、接続は設定されない。
【0147】
【発明の効果】本発明によれば、事前構成された仮想計
算機の形で複数の処理資源を、ネットワークを通して利
用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】VM/ESAオペレーティング・システムの下
で動作し、ネットワーク接続を介してリモート・システ
ムとコミュニケートするシステムを概略的に示す。
【図2】会話管理ルーチンの概略的流れ図を示す。
【符号の説明】
1 コンピュータ・システム 2 プログラム可能ワークステーション 3 接続線 4 仮想計算機 5 プログラムVTAM 6 プログラムAVS 7 教養のACH/VTAM 11 SQLデータ・サーバ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の仮想計算機を使用し、ネットワーク
    内に1つのステーションと該1つのステーションが使用
    する仮想計算機を用いて、要求に応じて、ホスト・プロ
    セスを実行するためのプログラムを走らせる少なくとも
    他の1つのステーションを形成するコンピュータ・シス
    テムにおいて、 前記システムはリクエストにサービスするために事前構
    成された仮想計算機のプールを与えるための資源を有
    し、 前記コンピュータ・システムの使用は該リクエストに関
    連する会話に関する事象に応答することによって該会話
    を管理するためのルーチンを含み、 該会話管理ルーチンはメイン・タスクとエラーの場合に
    該ルーチンからの終了を事前設定するために該メイン・
    タスクにより作成されるサブタスクとよりなり、 前記サブタスクは会話に関する種々の事象を処理するた
    めに選択的に呼び出されるルーチンを含み且つ前記事前
    構成された仮想計算機のプールにおける仮想計算機の識
    別及びステータスに関するデータを与えるための手段と
    関連付けられ、 該手段は該事象に従って前記サブタスクによって維持さ
    れ、 前記メイン・タスクは1つの事象に直接応答して前記サ
    ブタスクの作成及びウエーク・アップを制御し且つ1つ
    の事象のサブタスク・フォロー処理からのメッセージに
    応答して前記サブタスクを停止又は休止させるルーチン
    である、ことを特徴とするコンピュータ・システム。
  2. 【請求項2】前記サブタスクによって処理される事象は
    前記会話管理ルーチンの活性化及び非活性化、前記プー
    ルにおける仮想計算機の割振り及び割振り解除、ネット
    ワーク・アテンション・ロスの発生、及びサブタスク・
    ルーチンの異常終了の発生であることを特徴とする請求
    項1に記載のコンピュータ・システム。
  3. 【請求項3】前記メイン・タスクは活性化事象又は無効
    事象に応答して前記サブタスクを作成すること、前記サ
    ブタスクは作成時に前記終了を事前設定するサブルーチ
    ン及び非活性化事象又は無効事象の処理に応答して前記
    終了を取り消し且つ前記サブタスクを停止するよう前記
    メイン・タスクに信号する戻りルーチンを含むことを特
    徴とする請求項2に記載のコンピュータ・システム。
  4. 【請求項4】前記サブタスクはサブルーチンの異常終了
    を識別し、記録し、外部に信号し、異常終了事象を開始
    するエラー処理ルーチンを含むことを特徴とする請求項
    2に記載のコンピュータ・システム。
  5. 【請求項5】前記会話管理ルーチンは前記メイン・タス
    ク及び前記サブタスクの間で送られたデータを記憶する
    コミュニケーション領域制御ブロックと関連付けられる
    こと、及び前記サブタスクは前記サブタスクにより初期
    設定され且つ前記サブタスクによって使用されるデータ
    を記憶する制御ブロックと関連付けられることを特徴と
    する請求項1に記載のコンピュータ・システム。
  6. 【請求項6】前記サブタスクは診断、エラーのトレース
    及びエラー・メッセージの生成に関するデータを記憶す
    る制御ブロックと関連付けられることを特徴とする請求
    項5に記載のコンピュータ・システム。
  7. 【請求項7】複数の仮想計算機を使用し、ネットワーク
    内に1つのステーションと該1つのステーションが使用
    する仮想計算機を用いて、要求に応じて、ホスト・プロ
    セスを実行するためのプログラムを走らせる少なくとも
    他の1つのステーションを形成するコンピュータ・シス
    テムにおいて、 前記システムはリクエストにサービスするために事前構
    成された仮想計算機のプールを与えるための資源を有
    し、 前記コンピュータ・システムの使用は該リクエストに関
    連する会話に関する事象に応答することによって該会話
    を管理するためのルーチンを含み、 該会話管理ルーチンはメイン・タスクと該メイン・タス
    クにより作成されるサブ・タスクを有し、 該サブ・タスクが会話の管理に関する異なる事象を処理
    するために選択的に呼び出されるルーチンを有すること
    を特徴とするコンピュータ・システム。
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