JPH06335483A - 手術用ポイントマーカー - Google Patents
手術用ポイントマーカーInfo
- Publication number
- JPH06335483A JPH06335483A JP5151210A JP15121093A JPH06335483A JP H06335483 A JPH06335483 A JP H06335483A JP 5151210 A JP5151210 A JP 5151210A JP 15121093 A JP15121093 A JP 15121093A JP H06335483 A JPH06335483 A JP H06335483A
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- JP
- Japan
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- marker
- inner needle
- needle
- outer needle
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- Prior art date
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- Surgical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 手術用ポイントマーカにおいて、一旦マーキ
ングした後は組織を切除するまではずれないようにす
る。 【構成】 尖利な先端を有する外針３内に内針４を摺動
自在に挿通して２重構成とし、前記内針内には糸５を通
してその先端にマーカー６を固定した。
ングした後は組織を切除するまではずれないようにす
る。 【構成】 尖利な先端を有する外針３内に内針４を摺動
自在に挿通して２重構成とし、前記内針内には糸５を通
してその先端にマーカー６を固定した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は胸腔鏡下手術に際して、
例えば切除部位を明確にするために使用する手術用ポイ
ントマーカーに関する。
例えば切除部位を明確にするために使用する手術用ポイ
ントマーカーに関する。
【０００２】
【従来の技術】胸腔鏡下手術は、患者に与えるリスクを
いかに軽減するかが大きなポイントとなる。現在の胸腔
鏡下肺切除術は全身麻酔管理下において、患者を側臥位
とし４ケ所の穴をあけた状態にて行なう。この場合、切
除する組織には予めＸ線等にて該当部位を確認し、その
位置をマーキングすることが行なわれている。
いかに軽減するかが大きなポイントとなる。現在の胸腔
鏡下肺切除術は全身麻酔管理下において、患者を側臥位
とし４ケ所の穴をあけた状態にて行なう。この場合、切
除する組織には予めＸ線等にて該当部位を確認し、その
位置をマーキングすることが行なわれている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記したマーキングに
は種々の方式のものが既に提案されているが、いずれも
手術途中ではずれてしまう場合が多い。本発明は上記課
題を解決するためになされたものであり、患者のリスク
を少なくし、一旦マーキングした後は組織を切除するま
で、はずれることのない手術用ポイントマーカーを提供
することを目的としている。
は種々の方式のものが既に提案されているが、いずれも
手術途中ではずれてしまう場合が多い。本発明は上記課
題を解決するためになされたものであり、患者のリスク
を少なくし、一旦マーキングした後は組織を切除するま
で、はずれることのない手術用ポイントマーカーを提供
することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では尖利な先端を有する外針内に内針を摺動
自在に挿通して２重構成とし、更に内針内には糸を通し
てその先端にマーカーを固定するように構成した。
め、本発明では尖利な先端を有する外針内に内針を摺動
自在に挿通して２重構成とし、更に内針内には糸を通し
てその先端にマーカーを固定するように構成した。
【作用】まず装着時は、マーカー及び内針は外針内に引
っ込んだ状態にある。この状態で外針を組織内にさしこ
み、内針を押出してマーカーを組織外においてくる。次
いで、糸を引張ってマーカーを引き寄せ所定組織位置に
固定する。
っ込んだ状態にある。この状態で外針を組織内にさしこ
み、内針を押出してマーカーを組織外においてくる。次
いで、糸を引張ってマーカーを引き寄せ所定組織位置に
固定する。
【０００５】
【実施例】以下図面を参照して実施例を説明する。図１
は本発明による手術用ポイントマーカーの一実施例の全
体構成図である。図１において、１は手術用ポイントマ
ーカー本体を示し、ホルダー２に固定された外針３と、
外針３の内部に摺動自在に挿通された内針４と、内針４
の内部に挿通された糸５と、糸５の先端に固定されたマ
ーカー６とからなる。そして内針４の一方端部はホルダ
ー７に固定され、ストッパー８を介して筒部９上を摺動
移動可能となっている。なお、１０は糸５のストッパー
である。又、外針３の先端は尖っている。
は本発明による手術用ポイントマーカーの一実施例の全
体構成図である。図１において、１は手術用ポイントマ
ーカー本体を示し、ホルダー２に固定された外針３と、
外針３の内部に摺動自在に挿通された内針４と、内針４
の内部に挿通された糸５と、糸５の先端に固定されたマ
ーカー６とからなる。そして内針４の一方端部はホルダ
ー７に固定され、ストッパー８を介して筒部９上を摺動
移動可能となっている。なお、１０は糸５のストッパー
である。又、外針３の先端は尖っている。
【０００６】次に使用方法を説明する。図２は使用前の
装着状態を示す図であり、外針３の内部に内針４が引き
込まれている。したがって内針４の内部に挿通された糸
５もマーカー６と共に外針内に引き込まれている。
装着状態を示す図であり、外針３の内部に内針４が引き
込まれている。したがって内針４の内部に挿通された糸
５もマーカー６と共に外針内に引き込まれている。
【０００７】図２の状態で組織１１に差込み、組織の所
定位置まで達したところで内針４を押出した状態が図３
である。この場合は内針４と共にその先端にあるマーカ
ー６は内方に押出される。
定位置まで達したところで内針４を押出した状態が図３
である。この場合は内針４と共にその先端にあるマーカ
ー６は内方に押出される。
【０００８】押出した内針４はそのまま引抜く。その状
態を示したのが図４である。次に外針３を引抜く。
態を示したのが図４である。次に外針３を引抜く。
【０００９】外針３を引抜いた状態を示すのが図５であ
り、組織外にマーカー６が置いてこられた状態である。
次いで糸５を引張るとマーカー６は組織１１に折曲する
と共に、そのつけ根部分で接近し所定位置に固定され
る。
り、組織外にマーカー６が置いてこられた状態である。
次いで糸５を引張るとマーカー６は組織１１に折曲する
と共に、そのつけ根部分で接近し所定位置に固定され
る。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば外
針内にある内針に糸を挿通し、その先端にマーカーを固
定して装着時には内針を引込んだ状態とすると共にマー
カーを外針内に入った状態としておき、使用に際して外
針を組織にさし込み、更に内針を押出すると共に押出さ
れたマーカーを糸を引張って所定位置に固定するように
したので、手術中にマーカーがはずれることはなく、し
たがって手術が迅速かつ確実に実施できる。
針内にある内針に糸を挿通し、その先端にマーカーを固
定して装着時には内針を引込んだ状態とすると共にマー
カーを外針内に入った状態としておき、使用に際して外
針を組織にさし込み、更に内針を押出すると共に押出さ
れたマーカーを糸を引張って所定位置に固定するように
したので、手術中にマーカーがはずれることはなく、し
たがって手術が迅速かつ確実に実施できる。
【図１】本発明による手術用ポイントマーカーの一実施
例の全体構成図。
例の全体構成図。
【図２】使用前の装着状態を示す図。
【図３】組織内にさし込み内針を押出した状態を示す
図。
図。
【図４】内針を引抜いた状態を示す図。
【図５】外針を引抜いた状態を示す図。
【図６】マーカーが固定された状態を示す図。
１ 手術用ポイントマーカー本体 ２，７ ホルダー ３ 外針 ４ 内針 ５ 糸６ マーカー ８，１０ ストッパー ９ 筒部 １１ 組織
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成６年５月２３日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 手術用ポイントマーカー
Claims (2)
- 【請求項１】 尖利な先端を有する外針内に内針を摺動
自在に挿通して２重構成とし、前記内針内には糸を通し
てその先端にマーカーを固定したことを特徴とする手術
用ポイントマーカー。 - 【請求項２】 マーカーは筒状を有すると共にその一部
分を切欠き、かつ筒状の端部にストッパーを設けて糸を
固定したことを特徴とする請求項１記載の手術用ポイン
トマーカー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5151210A JP2890339B2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 手術用ポイントマーカー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5151210A JP2890339B2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 手術用ポイントマーカー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06335483A true JPH06335483A (ja) | 1994-12-06 |
| JP2890339B2 JP2890339B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=15513649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5151210A Expired - Fee Related JP2890339B2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 手術用ポイントマーカー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2890339B2 (ja) |
-
1993
- 1993-05-28 JP JP5151210A patent/JP2890339B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2890339B2 (ja) | 1999-05-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |