JPH06334740A - 発信者資格確認方式 - Google Patents

発信者資格確認方式

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JPH06334740A
JPH06334740A JP11626293A JP11626293A JPH06334740A JP H06334740 A JPH06334740 A JP H06334740A JP 11626293 A JP11626293 A JP 11626293A JP 11626293 A JP11626293 A JP 11626293A JP H06334740 A JPH06334740 A JP H06334740A
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JP
Japan
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Withdrawn
Application number
JP11626293A
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English (en)
Inventor
Takayuki Nakanishi
尊之 中西
Toru Yamazaki
徹 山崎
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06334740A publication Critical patent/JPH06334740A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定のサービスを提供する構内交換機におけ
る発信者資格確認方式に関し、無資格者によるサービス
の利用を極力確実に阻止可能とすることを目的とする。 【構成】 局線(5)からサービス提供手段(100)
に接続を試みた発信者に暗証番号と発信電話番号との送
出を要求し、両番号が予め登録済かを検証する発信者検
証手段(201)と、前記両番号を登録済と判定した場
合に、接続を解放させた後、発信電話番号で発信し、応
答者に再度暗証番号を送出させ、送出番号が登録済と判
定した場合に接続を許容する発信者呼返検証手段(20
2)を設け、或いは発信者検証手段と、発信者呼返検証
手段と、応答者に不規則暗証番号を通知して再発信と不
規則暗証番号の送出とを要求し、同一不規則暗証番号を
送出した場合に接続を許容する再発信者検証手段(21
3)を設ける様に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定のサービスを提供
する構内交換機における発信者資格確認方式に関する。
【0002】近年、構内交換機にコンピュータ等のサー
ビス提供手段を具備し、構内交換機を介して前記サービ
ス提供手段に接続する内線に、例えば構内交換機の遠隔
保守等の各種サービスを提供する試みがなされている。
【0003】この様なサービス提供手段に、公衆通信網
に収容される特定の加入者から局線を経由して接続を許
容する場合には、発信者が当該サービスを利用する資格
を有しているか否かを確認することが、一層重要とな
る。
【0004】
【従来の技術】図8は従来ある構内交換機の一例を示す
図であり、図9は図8における発信者検証処理の一例を
示す図である。
【0005】図8に示される構内交換機(1)は、ネッ
トワーク(NW)(11)、中央制御装置(CC)(1
2)、主記憶装置(MM)(13)、局線トランク(C
OT)(14)、内線回路(EXT)(15)、PB受
信器(PBR)(16)および音声応答装置(TKU)
(17)を具備し、内線(2)および局線(3)を収容
すると共に、ローカルエリアネットワーク(LAN)
(4)を介してサービス提供装置(SVP)(5)を収
容しており、内線(2)のみならず、局線(3)から
も、サービス提供装置(SVP)(5)に接続し、サー
ビス提供装置(SVP)(5)が提供する所定のサービ
スを利用可能としている。
【0006】また主記憶装置(MM)(13)内には、
番号分析表(ANT)(131)およびサービス利用資
格登録表(SVT)(132)が設けられており、番号
分析表(ANT)(131)には、内線(2)または局
線(3)からの発信者(6)が、サービス提供装置(S
VP)(5)に接続する為にダイヤルすべきアクセス番
号(DNA1)が登録されており、またサービス利用資格
登録表(SVT)(132)には、サービス提供装置
(SVP)(5)への接続を許容された発信者(6)
が、予め登録した識別符号(ID)および暗証番号(P
W)が格納されている。
【0007】図8および図9において、サービス提供装
置(SVP)(5)の提供するサービスの利用を希望す
る発信者(6)が、図示されぬ公衆通信網および局線
(3)を経由して構内交換機(1)に着信した後、サー
ビス提供装置(SVP)(5)に対するアクセス番号
(DNA1)を、例えば押しボタンダイヤルを操作して選
択すると、構内交換機(1)においては、中央制御装置
(CC)(12)が、局線トランク(COT)(14)
を介して局線(3)からの着信を検出すると、ネットワ
ーク(NW)(11)を制御してPB受信器(PBR)
(16)を局線トランク(COT)(14)に接続し、
発信者(6)から送出される押しボタンダイヤル信号
〔以後PB信号と称する〕を、局線トランク(COT)
(14)、ネットワーク(NW)(11)およびPB受
信器(PBR)(16)を介して受信した後、受信数字
を分析し〔図9ステップS1〕、サービス提供装置(S
VP)(5)への接続を要求するアクセス番号(D
A1)と識別すると〔ステップS2〕、ネットワーク
(NW)(11)を制御して音声応答装置(TKU)
(17)を局線トランク(COT)(14)に接続し、
サービス提供装置(SVP)(5)への接続用に登録済
の識別符号(ID)および暗証番号(PW)の送出を要
求するガイダンスを音声応答装置(TKU)(17)に
発生させ、発信者(6)に返送させる〔ステップS
3〕。
【0008】前記ガイダンスを聴取した発信者(6)
が、自己の識別符号(ID1 )および暗証番号(P
1 )を、押しボタンダイヤルで選択すると、構内交換
機(1)においては、中央制御装置(CC)(12)
が、発信者(6)からPB信号により送出される数字
を、局線トランク(COT)(14)、ネットワーク
(NW)(11)およびPB受信器(PBR)(16)
を介して受信し、サービス利用資格登録表(SVT)
(132)を参照して分析し〔ステップS4〕、受信し
た識別符号(ID1 )および暗証番号(PW1 )が、サ
ービス利用資格登録表(SVT)(132)に登録済と
識別すると〔ステップS5〕、発信者(6)はサービス
提供装置(SVP)(5)の提供するサービスの利用資
格を有していると判定し、ネットワーク(NW)(1
1)およびローカルエリアネットワーク(LAN)
(4)を制御して局線トランク(COT)(14)をサ
ービス提供装置(SVP)(5)に接続させ〔ステップ
S6〕、サービス提供装置(SVP)(5)の提供する
サービスを、発信者(6)に利用可能とする。
【0009】なおステップS4において、発信者(6)
から送出される識別符号(ID)または暗証番号(P
W)を分析の結果、、サービス利用資格登録表(SV
T)(132)に未登録と識別した場合には〔ステップ
S5〕、音声応答装置(TKU)(17)にサービス不
完了を通知する可聴信号音を発生させ、発信者(6)に
返送させる〔ステップS7〕。
【0010】サービス不完了音を聴取した発信者(6)
が、サービス提供装置(SVP)(5)の提供するサー
ビスの利用を諦め、構内交換機(1)への接続を解放す
ると、中央制御装置(CC)(12)は局線トランク
(COT)(14)を介して接続解放を検出し、サービ
ス提供装置(SVP)(5)への接続要求を抹消する
〔ステップS8〕。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来ある構内交換機(1)は、発信者(6)が
サービス提供装置(SVP)(5)の提供するサービス
の利用資格を有しているか否かを、発信者(6)から送
出される識別符号(ID)および暗証番号(PW)がサ
ービス利用資格登録表(SVT)(132)に登録済か
否かのみによって識別していた為、サービス利用資格登
録表(SVT)(132)に登録済の識別符号(I
1 )および暗証番号(PW1 )が、サービス提供装置
(SVP)(5)の提供するサービスの利用無資格者に
漏洩した場合には、無資格者が漏洩した識別符号(ID
1 )および暗証番号(PW1 )を使用してサービス提供
装置(SVP)(5)へ接続しても、これを阻止出来な
かった。
【0012】本発明は、無資格者によるサービスの利用
を極力確実に阻止可能とすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を示
す図であり、同図(a) は本発明〔請求項1〕の原理を示
し、同図(b) は本発明〔請求項2〕の原理を示す。
【0014】図1において、200は本発明の対象とな
る構内交換機、3は構内交換機(200)に収容される
局線、100は所定のサービスを発信者に提供するサー
ビス提供手段である。
【0015】201は、本発明〔請求項1〕により構内
交換機(200)に設けられた発信者検証手段である。
202は、本発明〔請求項1〕により構内交換機(20
0)に設けられた発信者呼返検証手段である。
【0016】211は、本発明〔請求項2〕により構内
交換機(200)に設けられた発信者検証手段である。
212は、本発明〔請求項2〕により構内交換機(20
0)に設けられた発信者呼返検証手段である。
【0017】213は、本発明〔請求項2〕により構内
交換機(200)に設けられた再発信者検証手段であ
る。
【0018】
【作用】発信者検証手段(201)は、局線(5)から
サービス提供手段(100)に対して接続を試みた発信
者に、暗証番号と発信電話番号との送出を要求し、発信
者から送出された暗証番号および発信電話番号が、サー
ビス提供手段(100)に対応して予め登録済であるか
否かを検証する。
【0019】発信者呼返検証手段(202)は、発信者
検証手段(201)が受信した暗証番号および発信電話
番号を登録済と判定した場合に、発信者に一旦接続を解
放させた後、発信電話番号に対して発信し、応答者に再
度暗証番号の送出を要求し、応答者から送出された暗証
番号がサービス提供手段(100)に対応して登録済か
否かを検証し、暗証番号を登録済と判定した場合に、応
答者にサービス提供手段(100)への接続を許容す
る。
【0020】従って、本発明〔請求項1〕によれば、発
信者が予め登録済の電話番号に現存し、且つ予め登録済
の暗証番号を使用していることにより、発信者がサービ
ス提供手段の提供するサービスの利用資格を所有するこ
とを確認することとなり、前記サービスの利用無資格者
が暗証番号のみを不当に利用し、登録済の電話番号以外
から接続を要求することを阻止すると共に、呼返応答時
の暗証番号再要求により、最初の発信者以外の呼返応答
者への接続も阻止可能となり、発信者の資格確認の信頼
性が一層向上する。
【0021】発信者検証手段(211)は、局線(5)
からサービス提供手段(100)に対して接続を試みた
発信者に、暗証番号と発信電話番号との送出を要求し、
発信者から送出された暗証番号および発信電話番号が、
サービス提供手段(100)に対応して予め登録済であ
るか否かを検証する。
【0022】発信者呼返検証手段(212)は、発信者
検証手段(211)が受信した暗証番号および発信電話
番号を登録済と判定した場合に、発信者に一旦接続を解
放させた後、発信電話番号に対して発信し、応答者に再
度暗証番号の送出を要求し、応答者から送出された暗証
番号が前記サービス提供手段(100)に対応して登録
済か否かを検証し、暗証番号を登録済と判定した場合
に、不規則に発生させた暗証番号を前記応答者に通知し
た後、再度サービス提供手段(100)への発信接続を
要求した上で、応答者への接続を解放する。
【0023】再発信者検証手段(213)は、発信者呼
返検証手段(212)が前記発信電話番号への接続を解
放後、予め定められた時間以内に再度サービス提供手段
(100)に対して接続を試みた発信者に対して、発信
者呼返検証手段(212)が通知した暗証番号の送出を
要求し、発信者が送出した暗証番号が不規則暗証番号と
一致するか否かを検証し、発信者が送出した暗証番号が
不規則暗証番号と一致することを確認した場合に、発信
者にサービス提供手段(100)への着信を許容する。
【0024】従って、本発明〔請求項2〕によれば、発
信者が予め登録済の電話番号に現存し、且つ予め登録済
の暗証番号を使用しており、更に発信者から構内交換機
に再度接続させ、検証過程で通知した不規則暗証番号を
知っていることを確認することにより、発信者がサービ
ス提供手段の提供するサービスの利用資格を所有するこ
とを確認することとなり、前記サービスの利用無資格者
が暗証番号のみを不当に利用し、登録済の電話番号以外
から接続を要求することを阻止するのみならず、サービ
ス提供手段へ接続を許容した際に、発信者から局線への
接続に対する公衆通信網の通話料金が発信者に課金され
ることとなり、発信者の資格確認の信頼性が一層向上す
ると共に、公衆通信網の通話料金が適性に課金されるこ
ととなる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図2は本発明〔請求項1〕の一実施例による構内交
換機を示す図であり、図3は図2における発信者検証処
理の一例を示す図であり、図4は図2における発信者呼
返検証処理の一例を示す図であり、図5は本発明〔請求
項2〕の一実施例による構内交換機を示す図であり、図
6は図5における発信者検証処理の一例を示す図であ
り、図7は図5における発信者呼返検証処理の一例を示
す図である。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物
を示す。
【0026】最初に、本発明〔請求項1〕の一実施例を
図2乃至図4を用いて説明する。図2においては、図1
(a) における構内交換機(200)として、図8に示さ
れると同様の構成を有する構内交換機(1)が示され、
また図1(a) におけるサービス提供手段(100)とし
て、図8に示されると同様に、ローカルエリアネットワ
ーク(LAN)(4)を介して構内交換機(1)に接続
されるサービス提供装置(SVP)(5)が示されてい
る。
【0027】構内交換機(1)内の中央制御装置(C
C)(12)には、図1(a) における発信者検証手段
(201)として発信者検証部(121)が設けられ、
また図1(a) における発信者呼返検証手段(202)と
して発信者呼返検証部(122)が設けられている。
【0028】また主記憶装置(MM)(13)内に設け
られているサービス利用資格登録表(SVT)(13
2)には、識別符号(ID)および暗証番号(PW)の
他に、発信電話番号(DNS )の格納領域が設けられて
いる。
【0029】図2乃至図4において、サービス提供装置
(SVP)(5)の提供するサービスの利用を希望する
発信者(6)が、図示されぬ公衆通信網および局線
(3)を経由して構内交換機(1)に着信した後、サー
ビス提供装置(SVP)(5)に対するアクセス番号
(DNA1)を、押しボタンダイヤルを操作して選択する
と、構内交換機(1)においては、中央制御装置(C
C)(12)が、局線トランク(COT)(14)を介
して局線(3)からの着信を検出すると、ネットワーク
(NW)(11)を制御してPB受信器(PBR)(1
6)を局線トランク(COT)(14)に接続し、発信
者(6)からPB信号により送出される数字を、局線ト
ランク(COT)(14)、ネットワーク(NW)(1
1)およびPB受信器(PBR)(16)を介して受信
・分析し〔図3ステップS11〕、サービス提供装置
(SVP)(5)への接続を要求するアクセス番号(D
A1)と識別すると〔ステップS12〕、発信者検証部
(121)を起動する。
【0030】起動された発信者検証部(121)は、ネ
ットワーク(NW)(11)を制御して音声応答装置
(TKU)(17)を局線トランク(COT)(14)
に接続し、サービス提供装置(SVP)(5)への接続
用に登録済の識別符号(ID)および暗証番号(PW)
の送出を要求するガイダンスを音声応答装置(TKU)
(17)に発生させ、発信者(6)に返送させる〔ステ
ップS13〕。
【0031】前記ガイダンスを聴取した発信者(6)
が、自己の識別符号(ID1 )および暗証番号(P
1 )を押しボタンダイヤルで選択すると、発信者検証
部(121)は、発信者(6)からPB信号により送出
される数字を、局線トランク(COT)(14)、ネッ
トワーク(NW)(11)およびPB受信器(PBR)
(16)を介して受信し、サービス利用資格登録表(S
VT)(132)を参照して分析し〔ステップS1
4〕、受信した識別符号(ID1 )および暗証番号(P
1 )がサービス利用資格登録表(SVT)(132)
に登録済と識別すると〔ステップS15〕、続いて発信
者(6)が目下発信中の電話番号〔以後発信電話番号
(DNS )と称する〕の送出を要求するガイダンスを音
声応答装置(TKU)(17)に発生させ、発信者
(6)に返送させる〔ステップS16〕。
【0032】前記ガイダンスを聴取した発信者(6)
が、目下使用中の発信電話番号(DN S1)を押しボタン
ダイヤルで選択すると、発信者検証部(121)は、発
信者(6)からPB信号により送出される数字を、局線
トランク(COT)(14)、ネットワーク(NW)
(11)およびPB受信器(PBR)(16)を介して
受信し、サービス利用資格登録表(SVT)(132)
を参照して分析し〔ステップS17〕、受信した発信電
話番号(DNS1)がサービス利用資格登録表(SVT)
(132)に予め登録済と識別すると〔ステップS1
8〕、発信者(6)に一旦構内交換機(1)への接続を
解放して待機することを促すサービス完了音を音声応答
装置(TKU)(17)に発生させて発信者(6)に返
送させる〔ステップS19〕。
【0033】サービス完了音を聴取した発信者(6)
が、構内交換機(1)への接続を解放すると、発信者検
証部(121)は局線トランク(COT)(14)を介
して接続解放を検出し、サービス提供装置(SVP)
(5)への接続要求を解放した後、発信者呼返検証部
(122)を起動する〔ステップS20〕。
【0034】なおステップS14において、発信者
(6)から送出される識別符号(ID)および暗証番号
(PW)を分析の結果、、識別符号(ID)または暗証
番号(PW)がサービス利用資格登録表(SVT)(1
32)に未登録と識別した場合〔ステップS15〕、ま
たはステップS17において、発信者(6)から送出さ
れる発信電話番号(DNS )を分析の結果、サービス利
用資格登録表(SVT)(132)に未登録と識別した
場合には〔ステップS18〕、音声応答装置(TKU)
(17)にサービス不完了を通知する可聴信号音を発生
させ、発信者(6)に返送させる〔ステップS21〕。
【0035】サービス不完了音を聴取した発信者(6)
が、サービス提供装置(SVP)(5)の提供するサー
ビスの利用を諦め、構内交換機(1)への接続を解放す
ると、発信者検証部(121)は局線トランク(CO
T)(14)を介して接続解放を検出し、サービス提供
装置(SVP)(5)への接続要求を抹消する〔ステッ
プS22〕。
【0036】一方、起動された発信者呼返検証部(12
2)は、局線トランク(COT)(14)を制御して局
線(3)に発信し、発信者検証部(121)が受信した
発信電話番号(DNS1)を局線(3)に送出することに
より、図示されぬ公衆通信網を経由して発信者(6)へ
の接続を試み〔図4ステップS31〕、被呼者が所定時
間以内に応答すると〔ステップS32およびS37〕、
ネットワーク(NW)(11)を制御して音声応答装置
(TKU)(17)を局線トランク(COT)(14)
に接続させ、サービス提供装置(SVP)(5)への接
続用に登録済の識別符号(ID)および暗証番号(P
W)の送出を要求するガイダンスを音声応答装置(TK
U)(17)に発生させ、応答者に返送させる〔ステッ
プS33〕。
【0037】前記ガイダンスを聴取した応答者が、自己
の識別符号(ID1 )および暗証番号(PW1 )を、押
しボタンダイヤルで選択すると、発信者呼返検証部(1
22)は、応答者からPB信号により送出される数字
を、局線トランク(COT)(14)、ネットワーク
(NW)(11)およびPB受信器(PBR)(16)
を介して受信し、サービス利用資格登録表(SVT)
(132)を参照して分析し〔ステップS34〕、受信
した識別符号(ID1 )および暗証番号(PW1 )がサ
ービス利用資格登録表(SVT)(132)に登録済と
識別すると〔ステップS35〕、被呼者はサービス提供
装置(SVP)(5)の提供するサービスの利用資格を
有する発信者(6)と判定し、ネットワーク(NW)
(11)およびローカルエリアネットワーク(LAN)
(4)を制御して局線トランク(COT)(14)をサ
ービス提供装置(SVP)(5)に接続させ〔ステップ
S36〕、サービス提供装置(SVP)(5)の提供す
るサービスを、発信者(6)に利用可能とする。
【0038】なおステップS34において、被呼者から
送出される識別符号(ID)および暗証番号(PW)を
分析の結果、サービス利用資格登録表(SVT)(13
2)に未登録と識別した場合には〔ステップS35〕、
識別符号(ID)または暗証番号(PW)が音声応答装
置(TKU)(17)にサービス不完了音を発生させ、
被呼者に返送させる〔ステップS39〕。
【0039】サービス不完了音を聴取した被呼者が復旧
すると、中央制御装置(CC)(12)は局線トランク
(COT)(14)を介して接続解放を検出し、局線
(3)への発信接続を解放する〔ステップS40〕。
【0040】またステップS32およびS37におい
て、発信電話番号(DNS1)により発信接続した結果、
被呼者が所定時間以内に応答しなかった場合には、発信
電話番号(DNS1)による発信接続を解放する〔ステッ
プS38〕。
【0041】以上の説明から明らかな如く、本発明〔請
求項1〕の実施例によれば、構内交換機(1)は発信者
(6)から送出された識別符号(ID1 )および暗証番
号(PW1 )をサービス利用資格登録表(SVT)(1
32)に登録済と識別すると、更に発信者(6)に目下
発信中の発信電話番号(DNS )を送出させた後、一旦
接続を解放させ、改めて発信電話番号(DNS1)に発信
接続し、再度応答者に送出させる識別符号(ID)およ
び暗証番号(PW)の検証を行い、応答者の送出する識
別符号(ID1 )および暗証番号(PW1 )が登録済と
識別した場合に、初めて応答者をサービス提供装置(S
VP)(5)の提供するサービスの利用資格を有する発
信者(6)と確認する為、無資格者が登録済の識別符号
(ID1)および暗証番号(PW1 )のみを不当に入手
し、自己の発信電話番号(DNS)を用いてサービス提
供装置(SVP)(5)への接続を要求しても、誤って
サービス提供装置(SVP)(5)に接続することが防
止可能となる。
【0042】なお本実施例においては、構内交換機
(1)は被呼者を、サービス提供装置(SVP)(5)
の提供するサービスの利用資格を有する発信者(6)と
確認した場合に、構内交換機(1)から発信者(6)に
発信接続した儘、発信者(6)にサービス提供装置(S
VP)(5)への接続を許容する為、発信者(6)がサ
ービス提供装置(SVP)(5)の提供するサービスを
利用している間に、図示されぬ公衆通信網は通話料金を
構内交換機(1)に対して発信課金することとなる。
【0043】然し、発信者(6)がサービス提供装置
(SVP)(5)の提供するサービスを利用している間
の通話料金は、発信者(6)が負担するのが順当である
為、構内交換機(1)は前述の通話料金を、別途発信者
(6)に請求する手間が生ずる。
【0044】次に、本発明〔請求項2〕の実施例を図5
乃至図7を用いて説明する。図5においては、図1(b)
における構内交換機(200)として、図8に示される
と同様の構成を有する構内交換機(1)が示され、また
図1(b) におけるサービス提供手段(100)として、
図8に示されると同様に、ローカルエリアネットワーク
(LAN)(4)を介して構内交換機(1)に接続され
るサービス提供装置(SVP)(5)が示されている。
【0045】構内交換機(1)内の中央制御装置(C
C)(12)には、図1(b) における発信者検証手段
(211)および再発信者検証手段(213)として発
信者検証部(123)が設けられ、また図1(b) におけ
る発信者呼返検証手段(212)として発信者呼返検証
部(124)が設けられている。
【0046】また主記憶装置(MM)(13)内に設け
られているサービス利用資格登録表(SVT)(13
3)には、識別符号(ID)および暗証番号(PW)の
他に、ランダム暗証番号(PWR )、発信電話番号(D
S )および再発信後の経過時間(T)の格納領域が設
けられている。
【0047】図5乃至図7において、サービス提供装置
(SVP)(5)の提供するサービスの利用を希望する
発信者(6)が、前述と同様に、図示されぬ公衆通信網
および局線(3)を経由して構内交換機(1)に着信し
た後、サービス提供装置(SVP)(5)に対するアク
セス番号(DNA1)を選択すると、構内交換機(1)に
おいては、中央制御装置(CC)(12)が、前述と同
様に、局線(3)からの着信を検出すると、発信者
(6)からPB信号により送出される数字を、PB受信
器(PBR)(16)を介して受信・分析し〔図6ステ
ップS51〕、サービス提供装置(SVP)(5)への
接続を要求するアクセス番号(DNA1)と識別すると
〔ステップS52〕、発信者検証部(123)を起動す
る。
【0048】起動された発信者検証部(123)は、ネ
ットワーク(NW)(11)を制御して音声応答装置
(TKU)(17)を局線トランク(COT)(14)
に接続し、サービス提供装置(SVP)(5)への接続
用に登録済の識別符号(ID)および暗証番号(PW)
の送出を要求すると共に、既に構内交換機(1)から後
述のランダム暗証番号(PWR )を通知されている場合
には、通知済のランダム暗証番号(PWR )の送出も要
求するガイダンスを音声応答装置(TKU)(17)に
発生させ、発信者(6)に返送させる〔ステップS5
3〕。
【0049】前記ガイダンスを聴取した発信者(6)
が、未だ構内交換機(1)からランダム暗証番号(PW
R )を通知されていない為、自己の識別符号(ID1
および暗証番号(PW1 )のみを選択すると、発信者検
証部(123)は、発信者(6)からPB信号により送
出される数字を、局線トランク(COT)(14)、ネ
ットワーク(NW)(11)およびPB受信器(PB
R)(16)を介して受信し、サービス利用資格登録表
(SVT)(133)を参照して分析し〔ステップS5
4〕、サービス利用資格登録表(SVT)(133)に
登録済のランダム暗証番号(PWR1)を受信していない
ことを認識すると〔ステップS55〕、受信した識別符
号(ID1 )および暗証番号(PW1 )はサービス利用
資格登録表(SVT)(132)に登録済と識別すると
〔ステップS56〕、前述と同様に、発信者(6)が目
下発信中の発信電話番号(DNS )の送出を要求するガ
イダンスを音声応答装置(TKU)(17)に発生さ
せ、発信者(6)に返送させる〔ステップS57〕。
【0050】前記ガイダンスを聴取した発信者(6)
が、目下使用中の発信電話番号(DN S1)を選択する
と、発信者検証部(123)は、発信者(6)からPB
信号により送出される数字を、PB受信器(PBR)
(16)を介して受信し、サービス利用資格登録表(S
VT)(133)を参照して分析し〔ステップS5
8〕、受信した発信電話番号(DNS1)が、サービス利
用資格登録表(SVT)(133)に予め登録済と識別
すると〔ステップS59〕、発信者(6)に一旦構内交
換機(1)への接続を解放して待機することを促すサー
ビス完了音を音声応答装置(TKU)(17)に発生さ
せて発信者(6)に返送させる〔ステップS60〕。
【0051】サービス完了音を聴取した発信者(6)
が、構内交換機(1)への接続を解放すると、発信者検
証部(123)は局線トランク(COT)(14)を介
して接続解放を検出し、サービス提供装置(SVP)
(5)への接続要求を解放した後、発信者呼返検証部
(124)を起動する〔ステップS61〕。
【0052】なおステップS54において、発信者
(6)から送出される識別符号(ID)および暗証番号
(PW)を分析の結果、識別符号(ID)または暗証番
号(PW)がサービス利用資格登録表(SVT)(13
3)に未登録と識別した場合〔ステップS56〕、また
はステップS58において、発信者(6)から送出され
る発信電話番号(DNS )を分析の結果、サービス利用
資格登録表(SVT)(133)に未登録と識別した場
合には〔ステップS59〕、音声応答装置(TKU)
(17)にサービス不完了を通知する可聴信号音を発生
させ、発信者(6)に返送させる〔ステップS62〕。
【0053】サービス不完了音を聴取した発信者(6)
が、サービス提供装置(SVP)(5)の提供するサー
ビスの利用を諦め、構内交換機(1)への接続を解放す
ると、発信者検証部(123)は局線トランク(CO
T)(14)を介して接続解放を検出し、サービス提供
装置(SVP)(5)への接続要求を抹消する〔ステッ
プS63〕。
【0054】一方、起動された発信者呼返検証部(12
4)は、局線トランク(COT)(14)を制御して局
線(3)に発信し、発信者検証部(123)が受信した
発信電話番号(DNS1)を局線(3)に送出することに
より、図示されぬ公衆通信網を経由して発信者(6)へ
の接続を試み〔図7ステップS71〕、被呼者が所定時
間以内に応答すると〔ステップS72およびS79〕、
サービス提供装置(SVP)(5)への接続用に登録済
の識別符号(ID)および暗証番号(PW)の送出を要
求するガイダンスを音声応答装置(TKU)(17)に
発生させ、応答者に返送させる〔ステップS73〕。
【0055】前記ガイダンスを聴取した応答者が、自己
の識別符号(ID1 )および暗証番号(PW1 )を選択
すると、発信者呼返検証部(124)は、応答者からP
B信号により送出される数字を、PB受信器(PBR)
(16)を介して受信し、サービス利用資格登録表(S
VT)(133)を参照して分析し〔ステップS7
4〕、受信した識別符号(ID1 )および暗証番号(P
1 )がサービス利用資格登録表(SVT)(133)
に登録済と識別すると〔ステップS75〕、ランダム暗
証番号(PWR1)をランダムに発生させ、発生させたラ
ンダム暗証番号(PWR1)をサービス利用資格登録表
(SVT)(132)の、識別符号(ID1 )および暗
証番号(PW1 )に対応する格納領域に格納した後、音
声合成装置(ACU)(18)に伝達し、ランダム暗証
番号(PWR1)を通知すると共に、構内交換機(1)と
の接続を解放した後、所定の許容時間以内に再度サービ
ス提供装置(SVP)(5)へ発信接続を促す音声を合
成させ、音声応答装置(TKU)(17)を介して応答
者に返送させた後〔ステップS76〕、サービス完了音
を音声応答装置(TKU)(17)に発生させて発信者
(6)に返送させる〔ステップS77〕。
【0056】サービス完了音を聴取した発信者(6)
が、構内交換機(1)との接続を解放すると、発信者検
証部(124)は局線トランク(COT)(14)を介
して接続解放を検出し、発信電話番号(DNS1)による
局線発信接続を抹消した後、発信者(6)が再度構内交
換機(1)に発信接続する迄の経過時間の計測を開始
し、経過時間(T1 )をサービス利用資格登録表(SV
T)(133)の識別符号(ID1 )および暗証番号
(PW1 )に対応する領域に格納し、時間の経過と共に
更新する〔ステップS78〕。
【0057】なおステップS74において、応答者から
送出される識別符号(ID)または暗証番号(PW)を
分析の結果、、サービス利用資格登録表(SVT)(1
33)に未登録と識別した場合〔ステップS75〕、音
声応答装置(TKU)(17)にサービス不完了を通知
する可聴信号音を発生させ、発信者(6)に返送させる
〔ステップS80〕。
【0058】サービス不完了音を聴取した応答者が、サ
ービス提供装置(SVP)(5)の提供するサービスの
利用を諦め、構内交換機(1)への接続を解放すると、
発信者検証部(123)は局線トランク(COT)(1
4)を介して接続解放を検出し、サービス提供装置(S
VP)(5)への接続要求を抹消する〔ステップS8
1〕。
【0059】またステップS72およびS79におい
て、発信電話番号(DNS1)により発信接続した被呼者
が、所定時間以内に応答しなかった場合には、発信電話
番号(DNS1)による発信接続を解放する〔ステップS
82〕。
【0060】一方、構内交換機(1)からの着信接続を
解放した発信者(6)が、ガイダンスに従って図示され
ぬ公衆通信網および局線(3)を経由して構内交換機
(1)に接続した後、サービス提供装置(SVP)
(5)に対するアクセス番号(DN A1)を選択すると、
構内交換機(1)においては、中央制御装置(CC)
(12)が、前述と同様に、局線(3)からの着信を検
出すると、発信者(6)から送出される数字を受信・分
析し〔図6ステップS51〕、サービス提供装置(SV
P)(5)への接続を要求するアクセス番号(DNA1
と識別すると〔ステップS52〕、前述と同様に、再度
発信者検証部(123)を起動する。
【0061】起動された発信者検証部(123)は、前
述と同様に、サービス提供装置(SVP)(5)への接
続用に登録済の識別符号(ID)および暗証番号(P
W)の送出を要求すると共に、既に構内交換機(1)か
らランダム暗証番号(PWR )を通知されている場合に
は、通知済のランダム暗証番号(PWR )の送出も要求
するガイダンスを音声応答装置(TKU)(17)に発
生させ、発信者(6)に返送させる〔ステップS5
3〕。
【0062】前記ガイダンスを聴取した発信者(6)
は、既に構内交換機(1)からランダム暗証番号(PW
R )を通知されている為、自己の識別符号(ID1 )お
よび暗証番号(PW1 )と共に、通知済のランダム暗証
番号(PWR1)を選択すると、発信者検証部(123)
は、発信者(6)から送出される数字を受信し、サービ
ス利用資格登録表(SVT)(133)を参照して分析
し〔ステップS54〕、サービス利用資格登録表(SV
T)(133)に登録済の識別符号(ID1 )および暗
証番号(PW1 )に対応して保持済のランダム暗証番号
(PWR1)も受信されていることを認識すると〔ステッ
プS55〕、更にサービス利用資格登録表(SVT)
(133)に、識別符号(ID1 )および暗証番号(P
1 )に対応して設定済の経過時間(T1 )を参照し、
経過時間(T1 )が予め定められている許容時間以内で
あるか否かを分析し、前記許容時間以内であることを識
別すると〔ステップS64〕、発信者(6)はサービス
提供装置(SVP)(5)の提供するサービスの利用資
格を有する発信者(6)と判定し、ネットワーク(N
W)(11)およびローカルエリアネットワーク(LA
N)(4)を制御して局線トランク(COT)(14)
をサービス提供装置(SVP)(5)に接続させ〔ステ
ップS65〕、サービス提供装置(SVP)(5)の提
供するサービスを、発信者(6)に利用可能とする。
【0063】なおステップS64において、経過時間
(T1 )を分析の結果、経過時間(T 1 )が前述の許容
時間以内では無いと識別した場合には、音声応答装置
(TKU)(17)にサービス不完了音を発生させ、発
信者(6)に返送させる〔ステップS62〕。
【0064】サービス不完了音を聴取した発信者(6)
が、サービス提供装置(SVP)(5)の提供するサー
ビスの利用を諦め、構内交換機(1)への接続を解放す
ると、発信者検証部(123)は局線トランク(CO
T)(14)を介して接続解放を検出し、サービス提供
装置(SVP)(5)への接続要求を解放する〔ステッ
プS63〕。
【0065】また、ステップS64において、経過時間
(T1 )を分析した結果、許容時間を超過した場合にサ
ービス不完了音を返送させる代わりに、経過時間
(T1 )が許容時間を越えた時点でランダム暗証番号
(PWR1)をサービス利用資格登録表(SVT)(13
3)から登録抹消し、経過時間(T1 )以降に着信し、
ランダム暗証番号(PWR1)を受信してもサービス利用
資格登録表(SVT)(133)に登録されていない場
合に、発信者(6)にサービス不完了音を返送させるこ
とも考慮される。以上の説明から明らかな如く、本発明
〔請求項2〕の実施例によれば、構内交換機(1)は発
信者(6)から送出された識別符号(ID1 )および暗
証番号(PW1 )をサービス利用資格登録表(SVT)
(132)に登録済と識別すると、更に発信者(6)に
目下発信中の発信電話番号(DNS )を送出させた後、
一旦接続を解放させ、改めて発信電話番号(DNS1)に
発信接続し、再度応答者に送出させる識別符号(ID)
および暗証番号(PW)の検証を行い、応答者の送出す
る識別符号(ID1 )および暗証番号(PW1 )が登録
済と識別した場合に、ランダム暗証番号(PWR1)を通
知して再度接続を解放した後、再度サービス提供装置
(SVP)(5)へ接続させた後、許容時間以内に通知
済のランダム暗証番号(PWR1)を送出させ、通知済の
ランダム暗証番号(PWR1)を受信した場合に、初めて
発信者(6)をサービス提供装置(SVP)(5)の提
供するサービスの利用資格を有すると確認する為、無資
格者が登録済の識別符号(ID1)および暗証番号(P
1 )のみを不当に入手し、自己の発信電話番号(DN
S)を用いてサービス提供装置(SVP)(5)への接
続を要求しても、誤ってサービス提供装置(SVP)
(5)に接続することが防止可能となると共に、発信者
(6)から構内交換機(1)に発信接続した状態で、発
信者(6)にサービス提供装置(SVP)(5)への接
続を許容する為、発信者(6)がサービス提供装置(S
VP)(5)の提供するサービスを利用している間に、
図示されぬ公衆通信網は通話料金を発信者(6)に対し
て発信課金することとなり、図2乃至図4に示される実
施例の如く、公衆通信網から構内交換機(1)に発信課
金された通話料金を、発信者(6)に改めて請求し直す
必要が無くなる。
【0066】なお、図2乃至図7はあく迄本発明の一実
施例に過ぎず、例えば発信電話番号(DNS1)は一組登
録するものに限定されることは無く、複数組登録するこ
とも考慮されるが、かかる場合にも本発明の効果は変わ
らない。また本発明の対象となるサービス提供手段(1
00)は、図示されるサービス提供装置(SVP)
(5)に限定されることは無く、他に幾多の変形が考慮
されるが、何れの場合にも本発明の効果は変わらない。
また本発明の対象となる構内交換機(200)は、図示
される構内交換機(1)に限定されることは無く、他に
幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本発明の効
果は変わらない。
【0067】
【発明の効果】以上、本発明〔請求項1〕によれば、発
信者が予め登録済の電話番号に現存し、且つ予め登録済
の暗証番号を使用していることにより、発信者がサービ
ス提供手段の提供するサービスの利用資格を所有するこ
とを確認することとなり、前記サービスの利用無資格者
が暗証番号のみを不当に利用し、登録済の電話番号以外
から接続を要求することを阻止すると共に、呼返応答時
の暗証番号再要求により、最初の発信者以外の呼返応答
者への接続も阻止可能となり、発信者の資格確認の信頼
性が一層向上する。
【0068】また、本発明〔請求項2〕によれば、発信
者が予め登録済の電話番号に現存し、且つ予め登録済の
暗証番号を使用しており、更に発信者から構内交換機に
再度接続させ、検証過程で通知した不規則暗証番号を知
っていることを確認することにより、発信者がサービス
提供手段の提供するサービスの利用資格を所有すること
を確認することとなり、前記サービスの利用無資格者が
暗証番号のみを不当に利用し、登録済の電話番号以外か
ら接続を要求することを阻止するのみならず、サービス
提供手段へ接続を許容した際に、発信者から局線への接
続に対する公衆通信網の通話料金が発信者に課金可能と
なり、発信者の資格確認の信頼性が一層向上すると共
に、公衆通信網の通話料金が適性に課金されることとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を示す図であり、同図(a) は本
発明〔請求項1〕の原理を示し、同図(b) は本発明〔請
求項2〕の原理を示す
【図2】 本発明〔請求項1〕の一実施例による構内交
換機を示す図
【図3】 図2における発信者検証処理の一例を示す図
【図4】 図2における発信者呼返検証処理の一例を示
す図
【図5】 本発明〔請求項2〕の一実施例による構内交
換機を示す図
【図6】 図5における発信者検証処理の一例を示す図
【図7】 図5における発信者呼返検証処理の一例を示
す図
【図8】 従来ある構内交換機の一例を示す図
【図9】 図8における発信者検証処理の一例を示す図
【符号の説明】
1、200 構内交換機 2 内線 3 局線 4 ローカルエリアネットワーク(LAN) 5 サービス提供装置(SVP) 6 発信者 11 ネットワーク(NW) 12 中央制御装置(CC) 13 主記憶装置(MM) 14 局線トランク(COT) 15 内線回路(EXT) 16 PB受信器(PBR) 17 音声応答装置(TKU) 18 音声合成装置(ACU) 100 サービス提供手段 121、123 発信者検証部 122、124 発信者呼返検証部 131 番号分析表(ANT) 132、133 サービス利用資格登録表(SVT) 201、211 発信者検証手段 202、212 発信者呼返検証手段 213 再発信者検証手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のサービスを発信者に提供するサー
    ビス提供手段(100)と、局線(5)とを収容する構
    内交換機(200)において、 前記局線(5)から前記サービス提供手段(100)に
    対して接続を試みた発信者に、暗証番号と発信電話番号
    との送出を要求し、前記発信者から送出された暗証番号
    および発信電話番号が、前記サービス提供手段(10
    0)に対応して予め登録済であるか否かを検証する発信
    者検証手段(201)と、 前記発信者検証手段(201)が受信した前記暗証番号
    および発信電話番号を登録済と判定した場合に、前記発
    信者に一旦接続を解放させた後、前記発信電話番号に対
    して発信し、応答者に再度暗証番号の送出を要求し、前
    記応答者から送出された暗証番号が前記サービス提供手
    段(100)に対応して登録済か否かを検証し、前記暗
    証番号を登録済と判定した場合に、前記応答者に前記サ
    ービス提供手段(100)への接続を許容する発信者呼
    返検証手段(202)とを設けることを特徴とする発信
    者資格確認方式。
  2. 【請求項2】 所定のサービスを発信者に提供するサー
    ビス提供手段(100)と、局線(5)とを収容する構
    内交換機(200)において、 前記局線(5)から前記サービス提供手段(100)に
    対して接続を試みた発信者に、暗証番号と発信電話番号
    との送出を要求し、前記発信者から送出された暗証番号
    および発信電話番号が、前記サービス提供手段(10
    0)に対応して予め登録済であるか否かを検証する発信
    者検証手段(211)と、 前記発信者検証手段(211)が受信した前記暗証番号
    および発信電話番号を登録済と判定した場合に、前記発
    信者に一旦接続を解放させた後、前記発信電話番号に対
    して発信し、応答者に再度暗証番号の送出を要求し、前
    記応答者から送出された暗証番号が前記サービス提供手
    段(100)に対応して登録済か否かを検証し、前記暗
    証番号を登録済と判定した場合に、不規則に発生させた
    暗証番号を前記応答者に通知した後、再度前記サービス
    提供手段(100)への発信接続を要求した上で、前記
    応答者への接続を解放する発信者呼返検証手段(21
    2)と、 前記発信者呼返検証手段(212)が前記発信電話番号
    への接続を解放後、予め定められた時間以内に再度前記
    サービス提供手段(100)に対して接続を試みた発信
    者に対して、前記発信者呼返検証手段(212)が通知
    した前記不規則暗証番号の送出を要求し、前記発信者が
    送出した暗証番号が前記不規則暗証番号と一致するか否
    かを検証し、前記発信者が送出した暗証番号が前記不規
    則暗証番号と一致することを確認した場合に、前記発信
    者に前記サービス提供手段(100)への着信を許容す
    る再発信者検証手段(213)とを設けることを特徴と
    する発信者資格確認方式。
JP11626293A 1993-05-19 1993-05-19 発信者資格確認方式 Withdrawn JPH06334740A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6005941A (en) * 1996-05-24 1999-12-21 Oki Electric Method and apparatus for providing optional service functions in a private branch exchange

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