JPH0633273Y2 - 空気圧式温度調節装置 - Google Patents

空気圧式温度調節装置

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JPH0633273Y2
JPH0633273Y2 JP7770487U JP7770487U JPH0633273Y2 JP H0633273 Y2 JPH0633273 Y2 JP H0633273Y2 JP 7770487 U JP7770487 U JP 7770487U JP 7770487 U JP7770487 U JP 7770487U JP H0633273 Y2 JPH0633273 Y2 JP H0633273Y2
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JP
Japan
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temperature
spool
passage
microvalve
valve
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Application number
JP7770487U
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JPS63188714U (ja
Inventor
陽彦 兵田
洋市 中崎
忠夫 中村
Original Assignee
兵田計器工業株式会社
轟産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、蒸気、ガス、温水などを熱源とする装置に
対し、温度変化に応じて自動的に熱源を断続し、温度を
一定に保つための空気圧式温度調節装置に関するもので
ある。
〔従来の技術と問題点〕 各種流体を熱源として用いた装置において、装置内の温
度を一定に保つには、温度変化に応じて自動的に熱源を
断続する温度調節装置が必要であり、特に耐爆、耐蝕、
耐湿等の観点から空気圧式温度調節装置の採用が好まし
い。
従来の空気圧式温度調節装置は、第5図に示すように、
感温部1によってノズル2とフラッパー3の間隔を変化
させるようにした空気圧式感温部4と、パイロット弁5
及びダイヤフラム弁6との組合せからなり、温度変化に
よるノズル2とフラッパー3の間隔変動によってパイロ
ット弁5を作動させ、このパイロット弁5を介してダイ
ヤフラム弁6を開弁又は閉弁させる構造になっている。
ところで、上記のような構造の温度調節装置は、ノズル
フラッパーとパイロット弁5の組合せにより全体が大型
化すると共に、全体システムが高価になりがちである。
〔考案の目的〕
この考案は、上記のような問題を解決するためになされ
たものであり、小型軽量で、温度変化に対して比例的な
温度のコントロールが行える空気圧式温度調節装置を提
供することが目的である。
〔問題点を解決するための手段〕
上記のような問題点を解決するため、この考案は、入口
を圧力空気供給源と接続し、出口をダイヤフラム弁等と
接続する通路をスプールで開閉するようにしたマイクロ
バルブと、感温部と、前記感温部の温度変化による運動
をマイクロバルブのスプールに伝える制御部とで構成さ
れ、前記マイクロバルブは、通路のスプールより下流側
の位置に側孔が連通状に設けられてする構造としたもの
である。
〔作用〕
感温部の温度変化による運動が制御部を介してマイクロ
バルブのスプールに伝えられ、マイクロバルブは、スプ
ールの移動による通路の断続により、下流側に接続した
ダイヤフラム弁の開弁は閉弁を行なう。
スプールの移動によりマイクロバルブの入出力間の空気
抵抗が増加するにともない、下流側に設けた側孔によ
り、出力側圧力は減少し、従ってこの出力をダイヤフラ
ム弁に伝えることにより、温度変化に対して比例的なコ
ントロールが行える。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面の第1図乃至第4図
に基づいて説明する。
第1図のように、空気圧式温度調節装置は、マイクロバ
ルブ11と、感温部12と、この感温部12の温度変化
による運動をマイクロバルブ11に伝える制御部13と
で構成され、第2図の如く、このマイクロバルブ11と
制御部13は、ケース14内に収納し、温度指示調節計
を形成している。
前記感温部12は、温度を検出する感温筒15と、感温
筒15内の有機液体の熱膨張を主シリンダ16に伝える
主導管17と、周囲温度を保証するための副導管17a
及び副シリンダ18とによって構成されている。
上記感温部12の両シリンダ16、18の運動をマイク
ロバルブ11に伝える制御部13は、動作点19に一端
を枢止した主レバー20と、この主レバー20に枢止連
結した副レバー21で構成され、主レバー20の途中に
主シリンダ16のピストン22が、また副レバー21の
途中に、副シリンダ18のピストン23が各々連結さ
れ、主レバー20がマイクロバルブ11のローラ24に
当接している。
上記制御部13は、両レバー20、21により、主シリ
ンダ16と副シリンダ18を差動的に連動しており、従
って主レバー20の動作点19の動きは、感温筒15の
温度のみによって定まり、周囲温度の影響を受けること
がない。
前記動作点19には指針25が取付けられた、ケース内
の目盛板26とで温度指示が行なえるようにしている。
前記マイクロバルブ11は、通路27が貫通する本体2
8と、通路27と直交するよう本体28で支持されたス
プール29とで形成され、レバー30でスプール29が
押込まれると第3図Bのように通路27を遮断して下流
側と排気孔31をつなぎ、押込みを解くと第3図Aのよ
うに通路27を開いて排気孔31を閉じるようになって
いる。上記マイクロバルブ11における入口27aは圧
力空気供給源と接続し、出口27bは熱源の供給と停止
を行なうダイヤフラム弁に接続される。
このマイクロバルブ11における本体28には、スプー
ル29よりも下流側の位置に通路27と連通する小さな
径の側孔32が設けられ、スプール29が押されて通路
27の入出間の通気抵抗が増加するにともない、この側
孔32によって出力側圧力を減少させ、ダイヤフラム弁
を比例的に温度調節するようになっている。
なお、側孔32による比例帯の幅は、側孔32の直径を
大小選択することによって調節でき、また、この側孔3
2を絞り弁により可調構造にしてもよい。
図示の場合、マイクロバルブ11はマイクロベース33
上に取付け、設定調節軸34を中心とする回動によって
調節温度の設定が行なえるようになっており、目盛板2
6上には、温度調節設定目盛35と指針36が配置され
ている。
この考案の温度調節装置は上記のような構成であり、マ
イクロバルブ11は、ローラ24を有するレバー30で
スプール29が押込まれていないとき、第3図Aの如
く、通路27は入口27aが出口27bに通じ、ダイヤ
フラム弁は開弁又は閉弁の何れかになっている。
この状態で、感温部12が温度上昇を検出し、制御部1
3の作用によりレバー30を介してスプール29が押込
まれると、通路27の入口と出口間の連通量が減少し、
次第に入、出力間の通気抵抗が増加して行き、ついには
第3図Bのように入力側が閉じられると同時に出力側は
排気孔31に通じ、ダイヤフラム弁は圧力空気供給の停
止によって閉弁又は開弁することになる。
上記のようなマイクロバルブ11の作動時において、
入、出口間の通気抵抗が増加するにともない、側孔32
からの空気の流出によって出力側圧力は減少し、ダイヤ
フラム弁の温度に応じた比例的コントロールが行なえ
る。
第4図はこのシステムにおける出力圧力と温度特性の一
例を示しており、常開のダイヤフラム弁が0.7〜1.0Kg/c
m2で動作する場合、同図のハッチングの範囲で比例動作
を行なうことになる。
〔効果〕
以上のように、この考案によると、マイクロバルブの使
用により、全体を小型軽量とすることができ、温度調節
計としてコンパクトに組立て構成することができる。
また、マイクロバルブに通路の下流側と連通する側孔を
設けたので、ダイヤフラム弁等を温度変化に応じた比例
的なコントロールを行なうことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る温度調節装置の一部縦断正面
図、第2図は同上を用いた温度調節装置の正面図、第3
図AとBの各々はマイクロバルブの作動説明図、第4図
はマイクロバルブの空気圧出力特性を示すグラフ、第5
図は従来の温度調節装置を示す説明図である。 11……マイクロバルブ、12……感温部、13……制
御部、27……通路、28……本体、29……スプー
ル、32……側孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入口を圧力空気供給源と接続し、出口をダ
    イヤフラム弁等と接続する通路をスプールで開閉するよ
    うにしたマイクロバルブと、感温部と、前記感温部の温
    度変化による運動をマイクロバルブのスプールに伝える
    制御部とで構成され、前記マイクロバルブは、通路のス
    プールより下流側の位置に側孔が連通状に設けられてす
    る空気圧式温度調節装置。
JP7770487U 1987-05-23 1987-05-23 空気圧式温度調節装置 Expired - Lifetime JPH0633273Y2 (ja)

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JP7770487U JPH0633273Y2 (ja) 1987-05-23 1987-05-23 空気圧式温度調節装置

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Publication Number Publication Date
JPS63188714U JPS63188714U (ja) 1988-12-05
JPH0633273Y2 true JPH0633273Y2 (ja) 1994-08-31

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