JPH06310222A - フィルタコネクタ - Google Patents
フィルタコネクタInfo
- Publication number
- JPH06310222A JPH06310222A JP5095950A JP9595093A JPH06310222A JP H06310222 A JPH06310222 A JP H06310222A JP 5095950 A JP5095950 A JP 5095950A JP 9595093 A JP9595093 A JP 9595093A JP H06310222 A JPH06310222 A JP H06310222A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- capacitor
- connector housing
- plate
- spring pieces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コネクタハウジング内の端子にコンデンサを
接触させて電気的ノイズを除去するフィルタコネクタに
関するものである。 【構成】 導電板２に複数のばね片３を突設し、少なく
とも一つのばね片にアース用接触部を設けると共に、他
のばね片にコンデンサ５を設け、導電板をコネクタハウ
ジング８内に挿着して、アース用接触部とコンデンサと
を各々コネクタハウジング内の端子１１に接触させる。
接触させて電気的ノイズを除去するフィルタコネクタに
関するものである。 【構成】 導電板２に複数のばね片３を突設し、少なく
とも一つのばね片にアース用接触部を設けると共に、他
のばね片にコンデンサ５を設け、導電板をコネクタハウ
ジング８内に挿着して、アース用接触部とコンデンサと
を各々コネクタハウジング内の端子１１に接触させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクタハウジング内
の端子にコンデンサを接触させて電気的ノイズを除去す
るフィルタコネクタに関するものである。
の端子にコンデンサを接触させて電気的ノイズを除去す
るフィルタコネクタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図５は実開昭６２−１８４６７８号公報
に記載された従来のフィルタコネクタを示すものであ
る。該フィルタコネクタ１８は、基板１９に固定された
コネクタハウジング２０の金属外被２１から金属ブラケ
ット２２を突出させ、該コネクタハウジング２０から導
出されたピン状端子２３の先端方を該金属ブラケット２
２に貫通型コンデンサ２４を介して接続させると共に該
基板１８に接続させたものである。
に記載された従来のフィルタコネクタを示すものであ
る。該フィルタコネクタ１８は、基板１９に固定された
コネクタハウジング２０の金属外被２１から金属ブラケ
ット２２を突出させ、該コネクタハウジング２０から導
出されたピン状端子２３の先端方を該金属ブラケット２
２に貫通型コンデンサ２４を介して接続させると共に該
基板１８に接続させたものである。
【０００３】該貫通型コンデンサ２４はピン状端子２３
と金属ブラケット２２とにそれぞれハンダ２５を用いて
接続固定される。そして該コンデンサ２４により端子２
３とハウジング外被２１とからの電気的ノイズを吸収さ
せ、基板１９の図示しない回路にアースさせる。しかし
ながら、上記従来のフィルタコネクタ１８にあっては、
貫通型コンデンサ２４を端子２３に一つずつ手作業でハ
ンダ接続させなければならないために生産性が悪いとい
う問題があった。
と金属ブラケット２２とにそれぞれハンダ２５を用いて
接続固定される。そして該コンデンサ２４により端子２
３とハウジング外被２１とからの電気的ノイズを吸収さ
せ、基板１９の図示しない回路にアースさせる。しかし
ながら、上記従来のフィルタコネクタ１８にあっては、
貫通型コンデンサ２４を端子２３に一つずつ手作業でハ
ンダ接続させなければならないために生産性が悪いとい
う問題があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、コンデンサと端子との相互接続を手間をかけず
に簡単に行わせ得るフィルタコネクタを提供することを
目的とする。
に鑑み、コンデンサと端子との相互接続を手間をかけず
に簡単に行わせ得るフィルタコネクタを提供することを
目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、導電板に複数のばね片を突設し、少なく
とも一つの該ばね片にアース用接触部を設けると共に、
他の該ばね片にコンデンサを設け、該導電板をコネクタ
ハウジング内に挿着して、該アース用接触部と該コンデ
ンサとを各々該コネクタハウジング内の端子に接触させ
て成ることを特徴とするフィルタコネクタを採用する。
に、本発明は、導電板に複数のばね片を突設し、少なく
とも一つの該ばね片にアース用接触部を設けると共に、
他の該ばね片にコンデンサを設け、該導電板をコネクタ
ハウジング内に挿着して、該アース用接触部と該コンデ
ンサとを各々該コネクタハウジング内の端子に接触させ
て成ることを特徴とするフィルタコネクタを採用する。
【０００６】
【作用】コネクタハウジング内の複数の端子は各ばね片
のコンデンサを介して導電板にジョイント接続される。
それとは別に、ある端子はアース用接触部を介してばね
片から該導電板に接続され、各コンデンサは該端子を介
してアースされる。
のコンデンサを介して導電板にジョイント接続される。
それとは別に、ある端子はアース用接触部を介してばね
片から該導電板に接続され、各コンデンサは該端子を介
してアースされる。
【０００７】
【実施例】図１〜４は本発明に係るフィルタコネクタの
一実施例を示すものである。該フィルタコネクタ１は、
図１のような導電金属板２に複数のばね片３を切り起こ
して形成させ、該ばね片３の頂部４に薄型矩形状のコン
デンサ５及びアース用接触金属６を固設してなるジョイ
ント接続板７を図２〜３の如く合成樹脂製のコネクタハ
ウジング８の底部側に挿着して成るものである。
一実施例を示すものである。該フィルタコネクタ１は、
図１のような導電金属板２に複数のばね片３を切り起こ
して形成させ、該ばね片３の頂部４に薄型矩形状のコン
デンサ５及びアース用接触金属６を固設してなるジョイ
ント接続板７を図２〜３の如く合成樹脂製のコネクタハ
ウジング８の底部側に挿着して成るものである。
【０００８】該ジョイント接続板７はほぼ長方形状を呈
し、端子材である薄板状の導電金属板２に形成した複数
（本例では五本）のばね片３のうち四本にコンデンサ５
を有し、片側の一本３1 にアース用接触金属６を有す
る。該ばね片３は長方形の導電金属板２の狭幅方向に向
けて並列に形成され、該金属板２の前端方から立ち上が
った傾斜部９と、該金属板２の後半部において該傾斜部
９の終端に連成された水平な平坦面を有する前記頂部４
と、該金属板２の後端方において該頂部４の終端から斜
め下向きに湾曲した端子ガイド部１０とにより構成され
る。なお該アース用接触金属６はばね片３1 の頂部４1
を打ち出し成形して一体に形成させてもよい。
し、端子材である薄板状の導電金属板２に形成した複数
（本例では五本）のばね片３のうち四本にコンデンサ５
を有し、片側の一本３1 にアース用接触金属６を有す
る。該ばね片３は長方形の導電金属板２の狭幅方向に向
けて並列に形成され、該金属板２の前端方から立ち上が
った傾斜部９と、該金属板２の後半部において該傾斜部
９の終端に連成された水平な平坦面を有する前記頂部４
と、該金属板２の後端方において該頂部４の終端から斜
め下向きに湾曲した端子ガイド部１０とにより構成され
る。なお該アース用接触金属６はばね片３1 の頂部４1
を打ち出し成形して一体に形成させてもよい。
【０００９】該コンデンサ５とアース用接触金属６は、
ばね片３の頂部４にクリームハンダ（図示せず）を塗布
して炉内で一括的に接着される。該コンデンサ５は上面
及び下面に端子部を有し、下面を該頂部４に、上面をコ
ネクタハウジング８内の端子１１に接触させる。
ばね片３の頂部４にクリームハンダ（図示せず）を塗布
して炉内で一括的に接着される。該コンデンサ５は上面
及び下面に端子部を有し、下面を該頂部４に、上面をコ
ネクタハウジング８内の端子１１に接触させる。
【００１０】図２〜３の如く該コネクタハウジング８に
は複数の端子収容室１２を並設し、該収容室１２の底部
側に、ジョイント接続板７に対する挿通溝１５を形成し
てある。該挿通溝１５は端子収容室１２に連通する縦溝
部１３と該縦溝部１３の下側に直交連通する横溝部１４
とにより構成され、該縦溝部１３にはばね片が、横溝部
１４には導電金属板２がそれぞれ収容される。該導電金
属板２は横溝部１４に圧入固定され、該ばね片３の頂部
４及びコンデンサ５ないしアース用接触金属６は端子収
容室１２内に突出して位置する。
は複数の端子収容室１２を並設し、該収容室１２の底部
側に、ジョイント接続板７に対する挿通溝１５を形成し
てある。該挿通溝１５は端子収容室１２に連通する縦溝
部１３と該縦溝部１３の下側に直交連通する横溝部１４
とにより構成され、該縦溝部１３にはばね片が、横溝部
１４には導電金属板２がそれぞれ収容される。該導電金
属板２は横溝部１４に圧入固定され、該ばね片３の頂部
４及びコンデンサ５ないしアース用接触金属６は端子収
容室１２内に突出して位置する。
【００１１】そして図３の如く端子１１を収容室１２内
に挿入させることにより、ばね片３が端子１１に押され
て縦溝１３内で下方に撓み、コンデンサ５及びアース用
接触金属６の上面を該端子１１の底面にばね反力で押接
させる。そして図４の回路図の如く、各端子１１はコン
デンサ５を介して導電金属板２にジョイント接続され、
該導電金属板５はアース用のばね片３1 と接触金属６を
介してアース用端子１１1 に接続される。
に挿入させることにより、ばね片３が端子１１に押され
て縦溝１３内で下方に撓み、コンデンサ５及びアース用
接触金属６の上面を該端子１１の底面にばね反力で押接
させる。そして図４の回路図の如く、各端子１１はコン
デンサ５を介して導電金属板２にジョイント接続され、
該導電金属板５はアース用のばね片３1 と接触金属６を
介してアース用端子１１1 に接続される。
【００１２】
【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、導電板
をコネクタハウジング内に挿着するという簡単な操作
で、コネクタハウジング内に挿入する端子と該導電板の
コンデンサ及びアース用接触部とを接続させることがで
きるから、生産性が格段に向上するものである。
をコネクタハウジング内に挿着するという簡単な操作
で、コネクタハウジング内に挿入する端子と該導電板の
コンデンサ及びアース用接触部とを接続させることがで
きるから、生産性が格段に向上するものである。
【図１】本発明に係るフィルタコネクタに挿着されるジ
ョイント接続板を示す斜視図である。
ョイント接続板を示す斜視図である。
【図２】ジョイント接続板をコネクタハウジングに挿着
した状態を示す正面図である。
した状態を示す正面図である。
【図３】同じく縦断面図である。
【図４】ジョイント接続板と端子との接続状態を示す回
路図である。
路図である。
【図５】従来例を示す側面図（円内は要部縦断面図）で
ある。
ある。
１ フィルタコネクタ ２ 導電金属板 ３ ばね片 ５ コンデンサ ６ アース用接触金属 ８ コネクタハウジング １１ 端子
Claims (1)
- 【請求項１】 導電板に複数のばね片を突設し、少なく
とも一つの該ばね片にアース用接触部を設けると共に、
他の該ばね片にコンデンサを設け、該導電板をコネクタ
ハウジング内に挿着して、該アース用接触部と該コンデ
ンサとを各々該コネクタハウジング内の端子に接触させ
て成ることを特徴とするフィルタコネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5095950A JPH06310222A (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | フィルタコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5095950A JPH06310222A (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | フィルタコネクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06310222A true JPH06310222A (ja) | 1994-11-04 |
Family
ID=14151545
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5095950A Withdrawn JPH06310222A (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | フィルタコネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06310222A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5166879B2 (ja) * | 2005-11-25 | 2013-03-21 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ジョイント部品およびこれを用いたワイヤーハーネス |
| US20180138884A1 (en) * | 2016-11-15 | 2018-05-17 | George M. Kauffman | Electrical power conditioning device |
| JP2020123527A (ja) * | 2019-01-31 | 2020-08-13 | 住友電装株式会社 | ジョイントコネクタ及びバスバー |
-
1993
- 1993-04-22 JP JP5095950A patent/JPH06310222A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5166879B2 (ja) * | 2005-11-25 | 2013-03-21 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ジョイント部品およびこれを用いたワイヤーハーネス |
| US20180138884A1 (en) * | 2016-11-15 | 2018-05-17 | George M. Kauffman | Electrical power conditioning device |
| US10587239B2 (en) * | 2016-11-15 | 2020-03-10 | George M. Kauffman | Electrical power conditioning device |
| JP2020123527A (ja) * | 2019-01-31 | 2020-08-13 | 住友電装株式会社 | ジョイントコネクタ及びバスバー |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000704 |