JPH06309183A - グラフィックス資源共用アクセス方法および装置 - Google Patents

グラフィックス資源共用アクセス方法および装置

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JPH06309183A
JPH06309183A JP9599893A JP9599893A JPH06309183A JP H06309183 A JPH06309183 A JP H06309183A JP 9599893 A JP9599893 A JP 9599893A JP 9599893 A JP9599893 A JP 9599893A JP H06309183 A JPH06309183 A JP H06309183A
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Shoji Nakamura
昭次 中村
Shinji Kimura
信二 木村
Yumiko Sugita
由美子 杉田
Eriko Koda
恵理子 幸田
Masanori Honda
政則 本田
Tsutomu Tayama
努 田山
Toshiyuki Kuwana
利幸 桑名
Hideki Fujii
秀樹 藤井
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Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のAP(アプリケーションプログラム)
が共用するグラフィックス資源を、APのグラフィック
ス処理部分以外の不当アクセスから保護すると共に、高
速に排他制御を実行する。 【構成】 複数のAP106,109が共用する論理的
グラフィックス環境101を、グラフィックス特権動作
モードのAPだけが使用できるように、且つ、APがグ
ラフィックス特権動作モードへ移行する機構である仮想
グラフィックスゲート108,111を一時には1つの
プロセスだけが実行できるように、グラフィックスゲー
ト写像機構105a,105bにより制御する。 【効果】 APのグラフィックス処理部分以外における
不当アクセスからグラフィックス共用資源を保護して、
安全性が向上する。必要な時にだけ、グラフィックス共
用資源への排他制御を実行するので、オーバヘッドを軽
減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グラフィックス資源共
用アクセス方法および装置にかかり、特に、複数のアプ
リケーションプログラム(以下、APと呼ぶ)が論理的
に同一のグラフィックス資源を共用してグラフィックス
処理する際に、共用グラフィックス資源を相互排除およ
び保護する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のプロセス間で同一のグラフィック
スハードウェア資源を共用アクセスする従来技術とし
て、“Virtual Graphics”(Proceedings of SIG
GRAPH '88、pp.247-253)に述べられている方法が
ある。この方法は、仮想記憶マッピング機構を操作し
て、複数のAPからの共用資源であるグラフィックスハ
ードウェアを配置する仮想記憶空間を、一時には1プロ
セスの仮想記憶空間にだけ割り付けるようにし、アクセ
ス対象プロセスが他のプロセスに変わった時には、新し
くアクセスするプロセスが共用資源にアクセスするタイ
ミングで例外を発生させ、例外処理において、共用資源
についての仮想記憶マッピングを、旧プロセスの仮想記
憶空間については無効にし、新プロセスの仮想記憶空間
については有効とすることにより、グラフィックスハー
ドウェアを仮想化して、複数のAP間でグラフィックス
ハードウェアを共用可能としている。各APがアクセス
するグラフィックスハードウェア資源は、仮想化された
資源であり、論理的には各々独立のものである。この方
法により、論理的に同一の共用資源を、複数のAPが共
用する場合、共用資源の一貫性を保つために、APの共
用資源をアクセスする部分で排他制御する必要ある。
【0003】共用資源を排他制御する従来技術には、
「オペレーティング・システムの機能と構成」(岩波書
店、pp.142-156)に述べられている方法がある。この方
法は、プログラムの共用資源をアクセスする部分の前後
で、明示的に排他制御用命令を実行することにより、一
時には1プロセスだけが共用資源をアクセスするように
保証する方法である。ただし、APをシングルプロセス
で実行するような排他制御が不要な場合においても、必
ず排他制御命令を実行しなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】複数のプロセス間で同
一のグラフィックスハードウェア資源を共用アクセスす
る上記従来技術では、APのグラフィックス処理部分以
外のプログラム部分でも共用グラフィックス資源をアク
セス可能であるため、一つのAPが共用グラフィックス
資源を不当アクセスした場合、他のAPにも影響を与え
てしまい、安全性について問題がある。また、共用資源
をアクセスするプログラム部分において明示的に排他制
御命令を実行することにより、共用資源を排他制御する
上記従来技術では、排他制御が不要な状況(共用資源を
アクセスするAPをシングルプロセスで実行するような
状況)においても、必ず排他制御が実行されるので、オ
ーバヘッドが大きくなる問題がある。そこで、本発明の
目的は、共用グラフィックス資源についての安全性を向
上しながら、排他制御のオーバヘッドを軽減して、論理
的に同一なグラフィックス資源を共用アクセスするグラ
フィックス資源共用アクセス方法および装置を提案する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、グラフィックス特権動作モードを設け、そのグラフ
ィックス特権動作モードの時だけグラフィックス共用資
源をアクセス可能とし、アプリケーションプログラムの
グラフィックス処理部分でグラフィックス特権動作モー
ド移行機構を実行してグラフィックス共用資源をアクセ
スするようにし、且つ、グラフィックス特権動作モード
移行機構の実行権を制御して、互いに独立なグラフィッ
クス共用資源毎に、グラフィックス特権動作モードへ移
行できるプロセスを1つに制限することを特徴とするグ
ラフィックス資源共用アクセス方法を提供する。
【0006】第2の観点では、本発明は、グラフィック
ス特権動作モード移行手段と、グラフィックス特権動作
モードの時にだけグラフィックス資源をアクセス可能に
するアクセス制御手段と、アプリケーションプログラム
毎にグラフィックス資源とグラフィックス特権動作モー
ド移行手段を対応付ける資源対応付け手段と、同一のグ
ラフィックス資源をアクセス対象とするアプリケーショ
ンプログラム間でグラフィックス特権動作モード移行手
段の実行権を制御する実行権制御手段とを備えたことを
特徴とするグラフィックス資源共用アクセス装置を提供
する。
【0007】
【作用】本発明のグラフィックス資源共用アクセス方法
および装置では、グラフィックス特権動作モードを設
け、グラフィックス特権動作モードの時だけグラフィッ
クス共用資源をアクセス可能とすると共に、グラフィッ
クス特権動作モード移行機構の実行権を制御して、互い
に独立なグラフィックス共用資源毎に、グラフィックス
特権動作モードへ移行できるプロセスを一つに制限する
ことにより、グラフィックス資源を共用アクセスする。
したがって、APのグラフィックス処理部分でグラフィ
ックス特権動作モード移行機構を実行すれば、グラフィ
ックス特権動作モード移行機構の実行権が制御されるた
め、必要な時だけグラフィックス共用資源への排他制御
が実行され、排他制御のオーバヘッドが軽減される。ま
た、APのグラフィックス処理部分以外における不当ア
クセスから、グラフィックス共用資源を保護でき、安全
性が向上する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を用いて説明す
る。図1は、本発明によるグラフィックス資源共用アク
セス方法の概念を示す概略図である。論理グラフィック
ス環境101は、グラフィックス共用データ102と、
仮想グラフィックスハードウェア104と、実グラフィ
ックスゲート103とから構成される。前記グラフィッ
クス共用データ102および前記仮想グラフィックスハ
ードウェア104は、グラフィックス特権動作モードで
だけアクセス可能なグラフィックス共用資源である。ま
た、前記実グラフィックスゲート103は、グラフィッ
クス特権動作モード移行機構を持っている。前記仮想グ
ラフィックスハードウェア104は、実グラフィックス
ハードウェア201にマッピングされる。
【0009】AP106,109は、グラフィックス処
理を達成するため、グラフィックスライブラリ107,
110を呼び出す。そのグラフィックスライブラリ10
7,110は、論理グラフィックス環境101をアクセ
スして、実質的なグラフィックス処理を実行する。前記
グラフィックスライブラリ107,110の論理グラフ
ィックス環境101へのアクセスは、グラフィックスゲ
ート写像機構105a,105bが仮想グラフィックス
ゲート108,111を実グラフィックスゲート103
にマッピングすることにより行われる。グラフィックス
ゲート写像機構105a,105bは、このマッピング
を、一時には1つの仮想グラフィックスゲート(108
または111)に対してだけ行う。例えば、グラフィッ
クスゲート写像機構105aが仮想グラフィックスゲー
ト108を実グラフィックスゲート103にマッピング
すると、グラフィックスゲート写像機構105bが仮想
グラフィックスゲート111を無効にして同じ実グラフ
ィックスゲート103へはマッピングしなくなる。従っ
て、1つのグラフィックス共用資源101に対して、一
時には、1つのグラフィックスライブラリ(107また
は110)だけがアクセス可能となる。そして、グラフ
ィックスライブラリ107が論理グラフィックス環境1
01をアクセスして実質的なグラフィックス処理を実行
終了するまで、グラフィックスライブラリ110は待た
されることになる。
【0010】図2は、APとデータの関連を示す説明図
である。複数の論理グラフィックス環境101,10
1’は、それぞれ論理的に独立である。これら論理グラ
フィックス環境101,101’の仮想グラフィックス
ハードウェア104,104’が、実グラフィックスハ
ードウェア201を共用している。なお、活性化されて
いるプロセスが使用する論理グラフィックス環境の仮想
グラフィックスハードウェアだけが実グラフィックスハ
ードウェア201にマッピングされる。AP106,1
07は、論理グラフィックス環境101を共用してい
る。従って、AP106が論理グラフィックス環境10
1をアクセスしている時は、AP107はグラフィック
ス処理を実行できない。一方、AP210は、論理グラ
フィックス環境101’を占有している。従って、AP
106,107と並行に、グラフィックス処理を実行で
きる。
【0011】図3は、本発明によるグラフィックス資源
共用アクセス方法を実施するグラフィックス資源共用ア
クセス装置300の構成図である。301は、プロセッ
サや主記憶装置を含む処理装置である。当該処理装置3
01上で、OS(オペレーティングシステム)303が
動作し、また、APやグラフィックライブラリや仮想グ
ラフィックゲートなどのプログラム群302が動作す
る。さらに、論理グラフィックス環境群308が構築さ
れる。
【0012】304は、管理情報メモリであり、論理グ
ラフィックス環境情報305と、APグラフィックス環
境現在値情報306と、APプロセス管理情報307と
を格納している。論理グラフィックス環境情報305
は、論理グラフィックス環境を管理するデータで、論理
グラフィックス環境対応に備えられる。APグラフィッ
クス環境現在値情報306は、各APの任意時における
論理グラフィックス環境使用状況を管理するための情報
である。APプロセス管理情報307は、APのグラフ
ィックス特権動作モードの状態を管理するための情報で
ある。APグラフィックス環境現在値情報306とAP
プロセス管理情報307は、AP対応に備えられ、OS
303のプロセス管理部分により維持される。
【0013】201は、実グラフィックスハードウェア
である。309は実画面の表示データを格納するための
表示用記憶装置(フレームバッファ)、310は前記表
示用記憶装置309の内容が実際に表示されるディスプ
レィ装置である。前記表示用記憶装置309の内容をデ
ィスプレィ装置310へ展開するための制御装置は、デ
ィスプレィ装置309内に含んでいる。311は磁気デ
ィスク装置等の補助記憶装置、312はキーボードやマ
ウス等の入力装置である。313は、上記各装置を接続
するバスである。
【0014】次に、動作を説明する。プログラム群30
2中のAPは、論理グラフィックス環境の生成およびそ
の論理グラフィックス環境との結合をOS303に依頼
する。OS303は、論理グラフィックス環境情報30
5やAPグラフィックス環境現在値情報306を生成・
更新して、APと論理グラフィックス環境の関係を管理
する。次に、APは、論理グラフィックス環境をアクセ
スするために仮想グラフィックスゲートを実行する。こ
の実行後に、仮想グラフィックスハードウェアが実グラ
フィックスハードウェア201にマッピングされる。A
Pは、仮想グラフィックスハードウェアをアクセスする
ことを介して、実グラフィックスハードウェア201に
アクセスする。これにより、グラフィックス処理を実行
できる。
【0015】図4は、論理グラフィックス環境情報30
5と、APグラフィックス環境現在値情報306と、A
Pプロセス管理情報307の内容の説明図である。ま
ず、論理グラフィックス環境情報305について説明す
る。論理グラフィックス環境識別子401は、対応する
論理グラフィックス環境を示す識別子である。グラフィ
ックス共用データ管理情報402と仮想グラフィックス
ハードウェア管理情報403は、対応する論理グラフィ
ックス環境内の各々のデータを管理するための情報であ
る。使用中フラグ404は、対応する論理グラフィック
ス環境をいずれかのAPが使用(アクセス)しているか
を示す情報である。割り当て中フラグ405は、対応す
る論理グラフィックス環境を使用する権利がいずれかの
APに割り当てられていることを示す情報である。割り
当て中AP識別子406は、対応する論理グラフィック
ス環境が割り当てられているAPのプロセス識別子であ
る。実グラフィックスゲート管理情報407は、実グラ
フィックスゲートの実体を管理するための情報である。
当該実体は、同一の論理グラフィックス環境を共用する
AP間で共用するので、グラフィックス共用データ管理
情報402内にある。
【0016】次に、APグラフィックス環境現在値情報
306について説明する。AP識別子411は、対応す
るAPのプロセス識別子が格納している。現在論理グラ
フィックス環境識別子412は、対応するAPがアクセ
ス対象にしている論理グラフィックス環境を示す識別子
であり、前記論理グラフィックス環境識別子401に相
当する値が格納される。論理グラフィックス環境管理情
報413と仮想グラフィックスゲート管理情報414
は、対応するAPのプロセスの仮想空間上で、関連する
論理グラフィックス環境内のデータ群を管理するための
情報である。使用権フラグ415は、対応するAPに関
連する論理グラフィック環境を使用する権利が割り当て
られているか否かを示す情報である。
【0017】次に、APプロセス管理情報307につい
て説明する。グラフィックス特権状態フラグ421は、
対応するAPのプロセスがグラフィックス特権動作モー
ドであるか否かを示すための情報である。
【0018】図5は、APがOS303に対して渡すパ
ラメータおよびリターン値の内容を示す説明図である。
図5の(a)は、論理グラフィックス環境の生成機能に
関するパラメータおよびリターン値である。501は、
論理グラフィックス環境生成機能パラメータであり、生
成対象の論理グラフィックス環境識別子502とグラフ
ィックス共用データサイズ503からなる。504は、
論理グラフィックス生成機能リターン値であり、生成さ
れた論理グラフィックス環境のグラフィックス共用デー
タアドレス505と仮想グラフィックスハードウェアア
ドレス506からなる。図5の(b)は、論理グラフィ
ックス環境の消去機能に関するパラメータである。50
7は、論理グラフィックス環境消去機能パラメータであ
り、消去対象の論理グラフィックス環境識別子508か
らなる。図5の(c)は、論理グラフィックス環境−仮
想グラフィックスゲート結合機能に関するパラメータで
ある。509は、論理グラフィックス環境−仮想グラフ
ィックスゲート結合機能パラメータであり、結合対象の
論理グラフィックス環境識別子510と仮想グラフィッ
クスゲートアドレス511および仮想グラフィックスゲ
ートサイズ512からなる。
【0019】次に、図6〜図9を参照して、本発明のグ
ラフィックス資源共用アクセス方法に関してOS303
が提供する処理について説明する。図6は、OS303
における論理グラフィックス環境生成処理のフロー図で
ある。この処理は、APが、OS303に対して、前記
論理グラフィックス環境生成機能パラメータ501を指
定して、論理グラフィックス環境の生成を依頼すること
により実行される。ステップ601では、論理グラフィ
ックス環境情報305用の領域を割り当てる。この領域
を、図6では、G1と表わす。ステップ602では、依
頼元のAPが指定した論理グラフィックス環境生成機能
パラメータ501の論理グラフィックス環境識別子50
2を、論理グラフィックス環境情報305のグラフィッ
クス環境識別子401に設定する。603では、依頼元
のAPが指定した論理グラフィックス環境生成機能パラ
メータ501のグラフィックス共用データサイズ503
の大きさのグラフィックス共用データ領域を割り当て、
そのグラフィックス共用データ領域のアドレスやサイズ
等の管理情報を、論理グラフィックス環境情報305の
グラフィックス共用データ管理情報402に設定する。
【0020】ステップ604では、生成する論理グラフ
ィックス環境用の仮想グラフィックスハードウェアを生
成する。そして、その管理情報を、論理グラフィックス
環境情報305の仮想グラフィックスハードウェア管理
情報403に設定する。ステップ605では、論理グラ
フィックス環境情報305内の上記以外のパラメータを
初期化する。すなわち、使用中フラグ404をFalse、
割り当て中フラグ405をFalse、割り当て中AP識別
子406を不定、実グラフィックスゲート管理情報40
7を不定、に設定する。以上の論理グラフィックス環境
生成処理の後、OS303は、依頼元のAPに、論理グ
ラフィックス環境生成機能リターン値504を返す。
【0021】図7は、論理グラフィックス環境−仮想グ
ラフィックスゲート結合処理のフロー図である。この処
理は、APが、OS303に対して、論理グラフィック
ス環境−仮想グラフィックスゲート結合機能パラメータ
509を指定して、論理グラフィクス環境と仮想グラフ
ィックスゲートの結合を依頼することにより実行され
る。ステップ701では、依頼元のAPのプロセス識別
子をAP識別子411に持つAPグラフィックス環境現
在値情報306を検索する。このAPグラフィックス環
境現在値情報306を、図7では、A1と表わす。ステ
ップ702では、依頼元のAPが指定した論理グラフィ
ックス環境−仮想グラフィックスゲート結合機能パラメ
ータ509の論理グラフィックス環境識別子510を、
APグラフィックス環境現在値情報306の現在論理グ
ラフィックス環境識別子412に設定し、依頼元のAP
のアクセス対象となる論理グラフィックス環境を指示す
る。
【0022】ステップ703では、アクセス対象となる
論理グラフィックス環境のグラフィックス共用データと
仮想グラフィックスハードウェアを、依頼元のAPの仮
想空間にマッピングする。そして、その管理情報を、A
Pグラフィックス環境現在値情報306の論理グラフィ
ックス環境管理情報413に設定する。ステップ704
では、依頼元のAPが指定した論理グラフィックス環境
−仮想グラフィックスゲート結合機能パラメータ509
の仮想グラフィックスゲートアドレス511および仮想
グラフィックスゲートサイズ512で示す領域を、アク
セス対象の論理グラフィックス環境についての仮想グラ
フィックスゲートとして認識する。そして、その管理情
報を、APグラフィックス環境現在値情報306の仮想
グラフィックスゲート管理情報414に設定する。ステ
ップ705では、APグラフィックス環境現在値情報3
06の使用権フラグ415をFalseに初期設定する。
【0023】上記論理グラフィックス環境生成処理(図
6)および論理グラフィックス環境−仮想グラフィック
スゲート結合処理(図7)の実行により、OS303の
グラフィックスゲート写像機構(図1)が、APに対し
て活性化される。
【0024】図8は、APグラフィックス環境現在値情
報生成処理のフロー図である。この処理は、OS303
がAPのプロセスを生成する処理において実行される。
ステップ801では、生成するAPプロセス用のAPグ
ラフィックス環境現在値情報306用の領域を割り当て
る。このAPグラフィックス環境現在値情報306用の
領域を、図8では、A1と表わす。ステップ802で
は、APグラフィックス環境現在値情報306を初期化
する。すなわち、AP識別子411を、生成するAPプ
ロセスのプロセス識別子に設定する。また、現在論理グ
ラフィックス環境識別子412を不定に、論理グラフィ
ックス環境管理情報413を不定に、仮想グラフィック
スゲート管理情報414を不定に、使用権フラグ415
をFalseに設定する。ステップ803では、生成するA
PのAPプロセス管理情報307のグラフィックス特権
状態フラグ421をFalseに初期設定する。
【0025】図9は、APグラフィックス環境現在値情
報消滅処理のフロー図である。この処理は、OS303
がAPのプロセスを終了する処理において実行される。
ステップ901では、終了するAPプロセスに対応する
APグラフィックス環境現在値情報306を検索する。
このAPグラフィックス環境現在値情報306を、図9
では、A1と表わす。ステップ902では、APグラフ
ィックス環境現在値情報306の使用権フラグ415が
True かを調べ、終了するAPに論理グラフィックス環
境の使用権が割り当てられているか検査する。使用権フ
ラグ415がTrue の場合は、ステップ903へ進み、
使用権フラグ415がTrue でない場合は、処理を終わ
る。
【0026】ステップ903では、APグラフィックス
環境現在値情報306の現在論理グラフィックス環境識
別子411をキーに論理グラフィックス環境情報305
を検索する。検索した論理グラフィックス環境情報30
5を、図9では、G1と表わす。ステップ904では、
論理グラフィックス環境情報305の使用中フラグ40
4をFalseに、割り当て中フラグ405をFalseに、割
り当て中AP識別子406を不定に設定し、APから論
理グラフィックス環境を切り離す。ステップ905で
は、領域A1を解放する。
【0027】次に、本発明のグラフィックス資源共用ア
クセス方法における全体の処理の関連と流れについて説
明する。図10は、APの処理とグラフィックスライブ
ラリの処理とOSの処理の関連を示す図である。APの
グラフィックス処理1000のステップ1001で、O
S303に対して論理グラフィックス環境の生成を依頼
し、論理グラフィックス環境を生成する。次に、ステッ
プ1002で、線分表示,多角形表示のようなグラフィ
ックス描画処理を実行するためのグラフィックスライブ
ラリを呼び出す。
【0028】グラフィックスライブラリ関数の処理10
10のステップ1002では、ステップ1011で、O
S303に対して、論理グラフィックス環境−仮想グラ
フィックスゲート結合を依頼し、当該グラフィックライ
ブラリを呼び出したAPが生成した論理グラフィックス
環境と仮想グラフィックスゲートを結合する。次に、ス
テップ1012では、当該論理グラフィックス環境をア
クセス可能にするため、前記ステップ1011で結合し
た仮想グラフィックスゲートの実行を試みる。しかし、
初期状態では、仮想グラフィックスゲートは前記APに
割り当てられておらず、無効であるため、メモリ参照関
連等の例外が発生し、OSの処理1020の論理グラフ
ィックス環境のlockハンドラ1021へ処理が移
る。
【0029】OSの処理1020における論理グラフィ
ックス環境のlockハンドラ1021は、対象となる
論理グラフィックス環境の使用状況に基づき、前記AP
の休止や,論理グラフィックス環境の割り当て等の論理
グラフィックス環境に対するアクセス権スケジューリン
グ処理を行なう。このスケジューリング処理で、前記A
Pに論理グラフィックス環境の使用権が与えられると、
再び前記ステップ1012を実行する。
【0030】グラフィックスライブラリ関数の処理10
10におけるステップ1012の再実行では、仮想グラ
フィックスゲートが有効であるので、実行される。実行
後は、前記APは、グラフィックス特権動作モードに移
行している。次に、ステップ1013では、前記AP
は、グラフィックス特権動作モードになっているので、
対象となる論理グラフィックス環境をアクセス可能であ
り、前記ステップ1002から要求されたグラフィック
ス描画処理を実行する。ステップ1013のグラフィッ
クス描画処理は、OS303のCPUスケジュール機能
によって、中断される場合がある。この場合は、OSの
処理1020の論理グラフィックス環境のスケジュール
ハンドラ1022によって、前記APの論理グラフィッ
クス環境への使用権はロックされ、他のAPプロセスへ
使用権が渡らないように制御される。グラフィックスラ
イブラリ関数の処理1010におけるステップ1013
のグラフィックス描画処理を終了すると、ステップ10
14で、非特権化処理を実行し、グラフィックス特権動
作モードから、通常のAP動作モードに戻る。
【0031】グラフィックスライブラリ関数の処理10
10におけるステップ1013のグラフィックス描画処
理の間に、他のプロセスが当該論理グラフィックス環境
の使用権を要求した場合には、前記ステップ1014の
実行開始時に、動作モード移行等の例外が発生し、OS
の処理1020の論理グラフィックス環境のunloc
kハンドラ1023へ処理が移る。OSの処理1020
における論理グラフィックス環境のunlockハンド
ラ1023は、他のプロセスへと論理グラフィックス環
境の使用権を移行可能にする。この後、再びグラフィッ
クスライブラリ関数の処理1010におけるステップ1
014へ戻り、前記非特権化処理を実行する。そして、
APのグラフィックス処理1000のステップ1002
へ処理が戻る。
【0032】図11は、図10のOSの処理1020に
おける論理グラフィックス環境のlockハンドラ10
21の処理のフロー図である。ステップ1101では、
対象APのプロセス識別子をキーに、APグラフィック
ス環境現在値情報306を検索する。そのAPグラフィ
ックス環境現在値情報306をA1で表わす。ステップ
1102では、APグラフィックス環境現在値情報A1
(306)の現在論理グラフィックス環境識別子412
をキーに、論理グラフィックス環境情報305を検索す
る。その論理グラフィックス環境情報305を、図11
では、G1で表わす。ステップ1103では、論理グラ
フィックス環境情報305の使用中フラグ404がTru
e かを調べ、使用中フラグ404がTrue の場合は、ス
テップ1104へ進む。使用中フラグ404がTrue で
ない場合は、ステップ1106へ進む。
【0033】ステップ1104では、当該APへの対象
論理グラフィックス環境の使用権割り当てを要求するた
め、論理グラフィックス環境情報305の割り当て中A
P識別子406が示すAP(つまり、現在使用権を持っ
ているAP)の非特権化処理(図10のステップ101
4)の実行の際に、OSの処理1020の論理グラフィ
ックス環境のunlockハンドラ1023を実行する
よう設定する。ステップ1105では、当該APプロセ
スを休止状態にして、unlockハンドラ1023か
ら、当該APプロセスが活性化されるのを待つ。APプ
ロセスが活性化された後、前記ステップ1103へ戻
る。
【0034】ステップ1106では、論理グラフィック
ス環境情報305の割り当て中フラグ405がTrue か
を調べる。割り当て中フラグ405がTrue の場合は、
ステップ1107へ進む。割り当て中フラグ405がT
rue でない場合は、ステップ1109へ進む。
【0035】ステップ1107では、論理グラフィック
ス環境情報305の割り当て中AP識別子406から、
割り当て中APのAPグラフィックス環境現在値情報3
06を検索する。そのAPグラフィックス環境現在値情
報306をA2とする。ステップ1108では、APグ
ラフィックス環境現在値情報A2に対応するAPから対
象論理グラフィックス環境の割り当てを奪うため、AP
グラフィックス環境現在値情報A2(306)の使用権
フラグ415をFalseに設定する。
【0036】ステップ1109では、APグラフィック
ス環境現在値情報A1(306)の使用権フラグ415
をTrue に、論理グラフィックス環境情報305の割り
当て中フラグ405をTrue に、論理グラフィックス環
境情報305の割り当て中AP識別子406をAPグラ
フィックス環境現在値情報A1(306)のAP識別子
411と同じ値に設定して、対象論理グラフィックス環
境の使用権をAPグラフィックス環境現在値情報A1に
対応するAPに割り当てる。
【0037】図12は、図10のOSの処理1020に
おける論理グラフィックス環境のunlockハンドラ
1023の処理のフロー図である。ステップ1201
で、当該APのAPグラフィックス環境現在値情報30
6を検索する。このAPグラフィックス環境現在値情報
306を、図12では、A1で表わす。ステップ120
2では、APグラフィックス環境現在値情報306の現
在論理グラフィックス環境識別子412をキーに、論理
グラフィックス環境情報305を検索する。この論理グ
ラフィックス環境情報305を、図12では、G1で表
わす。ステップ1203では、論理グラフィックス環境
情報305の使用中フラグ404をFalseに設定する。
ステップ1204では、論理グラフィックス環境情報3
05の使用権フラグ415をFalseに設定する。ステッ
プ1205では、図11のステップ1105において休
止しているプロセスを復帰させる。
【0038】次に、図13と図14を参照し、OS30
3におけるCPUスケジューラの論理グラフィックス環
境制御に関する処理を説明する。図13は、論理グラフ
ィックス環境使用中プロセスに対するCPUスケジュー
リング喪失処理のフロー図である。この処理は、論理グ
ラフィックス環境を使用中のAPがCPU使用権を喪失
する場合に実行される。ステップ1301において、対
象APのAPプロセス管理情報307のグラフィックス
特権状態フラグ421がTrue かを調べる。グラフィッ
クス特権状態フラグ421がTrue の場合は、当該AP
がアクセス対象の論理グラフィックス環境を使用中であ
り、ステップ1302へ進む。グラフィックス特権状態
フラグ421がTrue でない場合は、当該APがアクセ
ス対象の論理グラフィックス環境を使用中でなく、処理
を終わる。
【0039】ステップ1302では、当該APのAPグ
ラフィックス環境現在値情報306を検索する。このA
Pグラフィックス環境現在値情報306を、図13で
は、A1で表わす。ステップ1303では、APグラフ
ィックス環境現在値情報306の現在論理グラフィック
ス環境識別子412をキーに、論理グラフィックス環境
情報305を検索する。その論理グラフィックス環境情
報305を、図13では、G1で表わす。ステップ13
04では、論理グラフィックス環境情報305の使用中
フラグ404にTrue を設定して、当該論理グラフィッ
クス環境の使用権を他のプロセスが獲得できないように
ロックする。
【0040】図14は、論理グラフィックス環境使用中
プロセスに対するCPUスケジューリング獲得処理のフ
ロー図である。ステップ1401では、対象APのAP
プロセス管理情報307のグラフィックス特権状態フラ
グ421がTrue かを調べる。グラフィックス特権状態
フラグ421がTrue の場合は、当該APはアクセス対
象の論理グラフィックス環境を使用中のまま休止してお
り、ステップ1402へ進む。グラフィックス特権状態
フラグ421がTrue でない場合は、処理を終わる。ス
テップ1402では、当該APのAPグラフィックス環
境現在値情報306を検索する。そのAPグラフィック
ス環境現在値情報306を、図14では、A1で表わ
す。ステップ1403では、APグラフィックス環境現
在値情報306の現在論理グラフィックス環境識別子4
12をキーに、論理グラフィックス環境情報305を検
索する。その論理グラフィックス環境情報305を、図
14では、G1で表わす。ステップ1404では、論理
グラフィックス環境情報305の使用中フラグ404に
Falseを設定し、当該APの非特権化処理(図10のス
テップ1014)の実行後には、他のAPが当該論理グ
ラフィックス環境を使用できるようにする。
【0041】
【発明の効果】本発明のグラフィックス資源共用アクセ
ス方法および装置によれば、排他制御のオーバヘッドを
軽減できると共に、APのグラフィックス処理部分以外
における不当アクセスからグラフィックス共用資源を保
護でき、安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のグラフィックス資源共用アクセス方法
の一実施例の概念図である。
【図2】図1のグラフィックス資源共用アクセス方法に
おけるデータとプログラムの関連を示す説明図である。
【図3】本発明のグラフィックス資源共用アクセス装置
の一実施例の構成図である。
【図4】図3の管理情報メモリの構成図である。
【図5】APがOSに対して渡す論理グラフィックス環
境制御機能パラメータおよびOSがAPに対して渡すリ
ターン値の内容を示す説明図である。
【図6】OSにおける論理グラフィックス環境生成処理
のフロー図である。
【図7】OSにおける論理グラフィックス環境−仮想グ
ラフィックスゲート結合機能処理のフロー図である。
【図8】OSにおけるAPク゛ラフィックス環境現在値情報生成
処理のフロー図である。
【図9】OSにおけるAPク゛ラフィックス環境現在値情報消滅
処理のフロー図である。
【図10】APの処理とグラフィックスライブラリの処
理とOSの処理の関連を示す説明図である。
【図11】OSにおける論理グラフィックス環境のlo
ckハンドラの処理のフロー図である。
【図12】OSにおける論理グラフィックス環境のun
lockハンドラの処理のフロー図である。
【図13】OSにおける論理グラフィックス環境使用中
プロセスに対するCPUスケジューリング喪失処理のフ
ロー図である。
【図14】OSにおける論理グラフィックス環境使用中
プロセスに対するCPUスケジューリング獲得処理のフ
ロー図である。
【符号の説明】 101…論理グラフィックス環境 102…グラフィックス共用データ 103…実グラフィックスゲート 104…仮想グラフィックスハードウェア 105a、105b…グラフィックスゲート写像機構 106、109…アプリケーションプログラム 107、110…グラフィックスライブラリ 108、111…仮想グラフィックスゲート 201…実グラフィックスハードウェア 300…グラフィックス資源共用アクセス装置
フロントページの続き (72)発明者 幸田 恵理子 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 本田 政則 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 田山 努 茨木県日立市大みか町5丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 桑名 利幸 茨城県日立市大みか町5丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 藤井 秀樹 茨城県日立市大みか町5丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グラフィックス特権動作モードを設け、
    そのグラフィックス特権動作モードの時だけグラフィッ
    クス共用資源をアクセス可能とし、アプリケーションプ
    ログラムのグラフィックス処理部分でグラフィックス特
    権動作モード移行機構を実行してグラフィックス共用資
    源をアクセスするようにし、且つ、グラフィックス特権
    動作モード移行機構の実行権を制御して、互いに独立な
    グラフィックス共用資源毎に、グラフィックス特権動作
    モードへ移行できるプロセスを1つに制限することを特
    徴とするグラフィックス資源共用アクセス方法。
  2. 【請求項2】 グラフィックス特権動作モード移行手段
    と、グラフィックス特権動作モードの時にだけグラフィ
    ックス資源をアクセス可能にするアクセス制御手段と、
    アプリケーションプログラム毎にグラフィックス資源と
    グラフィックス特権動作モード移行手段を対応付ける資
    源対応付け手段と、同一のグラフィックス資源をアクセ
    ス対象とするアプリケーションプログラム間でグラフィ
    ックス特権動作モード移行手段の実行権を制御する実行
    権制御手段とを備えたことを特徴とするグラフィックス
    資源共用アクセス装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のグラフィックス資源共
    用アクセス装置において、グラフィックス資源毎に独立
    に、資源対応付け手段と実行権制御手段とを連動させる
    ことを特徴とするグラフィックス資源共用アクセス装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002075538A1 (fr) * 2001-03-19 2002-09-26 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Dispositif multimedia monte sur vehicule

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002075538A1 (fr) * 2001-03-19 2002-09-26 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Dispositif multimedia monte sur vehicule
US7231642B2 (en) 2001-03-19 2007-06-12 Mitsubishi Denki Kasbushiki Kaisha Vehicle-mounted multimedia device

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