JPH06309111A - 磁気ディスク制御方法 - Google Patents

磁気ディスク制御方法

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JPH06309111A
JPH06309111A JP5096316A JP9631693A JPH06309111A JP H06309111 A JPH06309111 A JP H06309111A JP 5096316 A JP5096316 A JP 5096316A JP 9631693 A JP9631693 A JP 9631693A JP H06309111 A JPH06309111 A JP H06309111A
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JP
Japan
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class
cluster
data
area
magnetic disk
Prior art date
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JP5096316A
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English (en)
Inventor
Yoshiki Fushimi
佳樹 伏見
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、磁気ディスク制御方法に関し、デ
ータ圧縮を行ったデータを磁気ディスク装置に格納する
際の、セグメントクリーニング等のオーバヘッドを最小
限にする。 【構成】 仮想ディスク装置上の所定のデータブロック
(1トラック)を圧縮して、実ディスク装置の任意の1
クラスタ(1トラック)上の所定の領域に格納する際、
データ圧縮後のデータサイズをクラスと呼ばれる単位
に分類し、実磁気ディスク装置上の領域は、上記各クラ
ス別に割り当てられたクラスタ単位で管理される磁
気ディスク装置において、上記仮想ディスク装置上の任
意のデータブロック(トラック)を圧縮した時のデータ
サイズに対応して、上記各クラス別に、クラスタ単
位で管理されている上記磁気ディスク装置の、上記所定
のクラスに割り当てられている所定のクラスタ上の
空きブロックに格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク制御方法
に関し、特に、データ圧縮を行ったデータを磁気ディス
ク装置に格納する際の、セグメントクリーニング等のオ
ーバヘッドを最小限にする磁気ディスク制御方法に関す
る。
【0002】最近のデータ処理装置におけるデータ量の
増大化に伴って、データを圧縮して、磁気ディスク装置
等のファイル記憶装置にファイリングするようになって
いる。
【0003】このとき、該当のデータを読み出し、更新
した後、元の位置に格納しようとすると、上記更新の内
容に伴って、圧縮サイズが異なってしまい、更新前の領
域に書き戻すことができないことから、データ格納領域
を動的に管理する必要がある。
【0004】このため、従来からLFS(Log structure
d Filing System)と呼ばれるディスク記憶管理方法が知
られている。上記LFS(Log structured Filing Syste
m)の詳細については、例えば、「“ログ構造型ファイル
システムの設計と構築",メンデル ローゼンブルム, ジ
ョンK.オイスタアウト著,ACMトランズアクション オン
コンピュータシステムズ、2月,1992 年」("The Desi
gn and Implementation of a Log Structured File Sys
tem",Mendel Rosenblum and John K.Ousterhout,ACM Tr
ansaction on Computer Systems,February 1992)に詳し
いが、要約すると、更新後の圧縮データを、複数個まと
めて有効なデータが格納されていない別の連続領域に書
き込み、更新前に、該データが格納されていた領域を無
効にする方法であり、書き込みを行う分だけ、データの
記録されていない連続領域が必要であり、セグメントク
リーニングと呼ばれる、無効になった領域を移動して、
連続した無効領域を作成する処理を頻繁に行う必要があ
り、磁気ディスク装置をアクセスする頻度が増大し、当
該計算機での十分なデータ処理性能が得られなくなる問
題があることから、データ圧縮後の効果的な格納方法が
必要とされる。
【0005】
【従来の技術】図6は、従来の磁気ディスク制御方法を
説明する図であり、図6(a) は、圧縮データを読み出
し、伸張して更新した後、再度圧縮した場合のデータ長
を説明する図であり、図6(b) は、セグメントクリーニ
ングの方法を示している。
【0006】図6(a) に示されているように、データ圧
縮を行う場合、圧縮前の元データが同じであっても、圧
縮されたデータを読み出し、データの一部を更新した
後、再圧縮すると、更新の内容によって、圧縮後のデー
タ長が大きく異なり、データ圧縮を施したデータを磁気
ディスク装置に記録する場合、更新前の領域に書き戻す
ことが不可能となる。
【0007】そこで、図6(b) に示したように、一旦、
複数個まとめて有効なデータが格納されていない別の連
続領域に書き込み、更新前に、該データが格納されてい
た領域を無効にするという、前述のLFSの管理方法を
採用する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法では、磁気
ディスク装置の記憶領域の各所に無効領域が散在するこ
とになる為、上記無効になった領域を、所定の領域に移
動して、連続した無効領域を作成するという、前述のセ
グメントクリーニング処理を、頻繁に行う必要がある。
【0009】従って、磁気ディスク装置に対するアクセ
ス頻度が増大し、セグメントクリーニング処理によるオ
ーバヘッドが増大して、データ処理装置の性能を十分に
生かしきれない問題があった。
【0010】本発明は上記従来の欠点に鑑み、仮想ディ
スク装置上の所定のデータブロック(1トラック)を圧
縮して、実磁気ディスク装置の任意の1クラスタ上の所
定の領域に格納する磁気ディスク制御方法において、デ
ータ圧縮を行ったデータを磁気ディスク装置に格納する
際の、セグメントクリーニング等のオーバヘッドを最小
限にすることができる制御方法を提供することを目的と
するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1,図2は、本発明の
原理説明図であり、図1は、圧縮データを磁気ディスク
装置に格納するときのマッピングの概念を示し、図2は
本発明の磁気ディスク制御回路の原理構成例を、マッピ
ング制御機構を中心に示している。上記の問題点は下記
の如くに構成した磁気ディスク制御方法によって解決さ
れる。
【0012】(1) 仮想ディスク装置上の所定のデータブ
ロック(1トラック)を圧縮して、実磁気ディスク装置
の任意の1クラスタ上の所定の領域に格納する際、デー
タ圧縮後のトラックをサイズによってクラスと呼ばれ
る単位に分類し、実磁気ディスク装置上の領域を、上記
各クラス別に割り当てられたクラスタ単位で管理さ
れる実磁気ディスク制御装置 2において、任意のクラス
へのデータの書き込み要求が発生すると、上記磁気デ
ィスク制御装置 2内のマッピング制御機構 5内の、クラ
ス管理機構 12 の、上記各クラス別に複数個のクラス
タを管理しているクラス管理テーブル 22 を検索し
て、該クラスに空きブロックが存在するか否かをチェ
ックし、該クラス上に空きブロックが存在する場合に
は、クラスタ管理機構 11 の各クラスタ毎の空きブロ
ックを管理しているクラスタ管理テーブル 21 を検索し
て、該クラスに割り当てられているクラスタ上の空
きブロックを検出し、このブロックに上記書き込み要求
の発生したデータを格納し、同時に、格納したブロック
の位置を、マッピング管理機構 10 に通知して、該マッ
ピング管理機構 10 が備えているマッピング管理テーブ
ル 20 上の、上記仮想ディスク装置の論理トラック(CCH
H)に対応する領域に、該クラスタの位置情報(CCHH)
と, 該当のブロック位置の番号を書き込み、該クラス
上に空きブロックが存在しない場合には、デバイス管理
機構 13 の、物理トラック上の空きブロックが1つ以上
存在しているトラックを管理しているデバイス管理テー
ブル 23 を検索して、何れのクラスにも割り当てられ
ていないクラスタを検出し、この検出したクラスタ
を、上記クラス管理機構 12に通知し、上記クラス管理
テーブル 22 上の該当のクラスの領域に、該クラスタ番
号を表示し、該クラス管理機構 12 に、ブロック分割を
指示して、空きブロックの位置に、上記書き込み要求の
発生したデータを格納し、上記デバイス管理機構 13 の
デバイス管理テーブル 23 を検索した時、全てのクラス
タが、何れかのクラスに割り当てられていることを
検出したとき、該デバイス管理機構 13 は、セグメント
クリーニング実行機構 14 に指示して、任意のクラス
に割り当てられている領域に対して、セグメントクリー
ニングを実行して、新たに、未割り当てのクラスタを
作成して、この作成したクラスタを、上記クラス管理
機構 12 に通知し、上記クラス管理テーブル 22 上の該
当のクラスの領域に、該クラスタ番号を表示し、該ク
ラスタ管理機構 11 に、該クラスタのブロック分割を
指示して、空きブロックの位置に、上記書き込み要求の
発生したデータを格納するように構成する。
【0013】(2) 仮想ディスク装置上の所定のデータブ
ロック(1トラック)を圧縮して、実ディスク装置の任
意の1クラスタ上の所定の領域に格納する際、データ圧
縮後のトラックサイズをクラスと呼ばれる単位に分割
し、実磁気ディスク装置上の領域を、上記各クラス別
に割り当てられたクラスタ単位で管理される実磁気ディ
スク制御装置 2において、任意のクラスへのデータの
書き込み要求が発生すると、該ディスク制御装置2内に
備えられているデータ転送機構 4のバッファ 40 の対応
するクラスの領域に、圧縮データを一時格納しておき、
上記マッピング制御機構 5内の、上記クラスタ管理機構
11 が、自己の管理しているクラス別のクラスタ管理テ
ーブル 21 上の連続した空き領域を検出したとき、上記
データ転送機構 4に通知し、上記一時記憶されているバ
ッファ 40 内の複数のトラック分の領域と、上記クラス
別のクラスタの連続した空き領域とが、例えば、一
致したとき、一括して、複数のトラック分のデータを、
上記該当のクラスタの連続した空き領域に格納するよう
に構成する。
【0014】
【作用】即ち、本発明の磁気ディスク制御方法において
は、仮想ディスク装置上の所定のデータブロック(1ト
ラック)を圧縮して、実ディスク装置の任意の1クラス
タ(1トラック)上の所定の領域に格納するのに、圧縮
データを、図1(a) に示されているようにサイズ毎にク
ラス分類し、仮想ディスク装置の1トラック(48Kバイ
ト) を圧縮したときのサイズによって、図1(b) に示さ
れているように、上記クラスを割り当て、実磁気ディ
スク装置の各クラスタ (1トラック)を、図1(c) に
示したように、上記割り当てられたクラスに対応する
ブロックサイズに分割して管理しておく。
【0015】そして、磁気ディスク制御装置を、上記の
各クラスの割り当てられたクラスタを管理するクラ
ス管理テーブルを備えたクラス管理機構と、各クラスタ
を、割り当てられたクラスのブロックに分割して、
各ブロック毎の使用状況を管理するクラスタ管理テーブ
ルを備えたクラスタ管理機構と、仮想ディスク装置の各
トラックが、実磁気ディスク装置のどのトラック{クラ
スタという}にマッピングされているかを管理するマ
ッピング管理テーブルを備えたマッピング管理機構と、
各クラスタが、何れのクラスに割り当てられている
かをクラスタ対応で管理するデバイス管理テーブルを備
えたデバイス管理機構と、セグメントクリーニング実行
機構とで構成する。
【0016】従って、任意のクラスへのデータの書き
込み要求が発生すると、上記磁気ディスク制御装置 2内
のマッピング制御機構 5内の、クラス管理機構 12 の、
上記各クラス別に複数個のクラスタを管理している
クラス管理テーブル 22 を検索して、該クラスに空き
ブロックが存在するか否かをチェックし、該クラス上
に空きブロックが存在する場合には、クラスタ管理機構
11 の各クラスタ毎の空きブロックを管理しているク
ラスタ管理テーブル 21 を検索して、該クラスに割り
当てられているクラスタ上の空きブロックを検出し、
このブロックに上記書き込み要求の発生したデータを格
納し、同時に、格納したブロックの位置を、マッピング
管理機構 10 に通知して、該マッピング管理機構 10 が
備えているマッピング管理テーブル 20 上の、上記仮想
ディスク装置の論理トラック(CCHH)に対応する領域に、
例えば、該クラスタの位置情報(CCHH)と、該当のブロ
ック位置の番号を書き込み、該クラス上に空きブロッ
クが存在しない場合には、デバイス管理機構 13 の、物
理トラック上の空きブロックが1つ以上存在しているト
ラックを管理しているデバイス管理テーブル 23 を検索
して、何れのクラスにも割り当てられていないクラス
タを検出し、この検出したクラスタを、上記クラス
管理機構 12に通知し、上記クラス管理テーブル 22 上
の該当のクラスの領域に、該クラスタ番号を表示し、
該クラス管理機構 12 に、ブロック分割を指示して、空
きブロックの位置に、上記書き込み要求の発生したデー
タを格納し、上記デバイス管理機構 13 のデバイス管理
テーブル 23 を検索した時、全てのクラスタが、何れ
かのクラスに割り当てられていることを検出したと
き、該デバイス管理機構 13 は、セグメントクリーニン
グ機構 14 に指示して、任意のクラスに割り当てられ
ている領域に対して、セグメントクリーニングを実行し
て、新たに、未割り当てのクラスタを作成して、この
作成したクラスタを、上記クラス管理機構 12 に通知
し、上記クラス管理テーブル 22 上の該当のクラスの
領域に、該クラスタ番号を表示し、該クラスタ管理機構
11 に、該クラスタのブロック分割を指示して、空き
ブロックの位置に、上記書き込み要求の発生したデータ
を格納するように動作する。
【0017】又、任意のクラスへのデータの書き込み
要求が発生すると、該ディスク制御装置 2内に備えられ
ているデータ転送機構 4のバッファ 40 の対応するクラ
スの領域に、圧縮データを一時格納しておき、上記マ
ッピング制御機構 5内の、上記クラスタ管理機構 11
が、自己の管理しているクラス別のクラスタ管理テーブ
ル 21 上の連続した空き領域を検出したとき、上記デー
タ転送機構 4に通知し、上記一時記憶されているバッフ
ァ 40 内の複数のトラック分の領域と、上記クラス別
のクラスタの連続した空き領域とが、例えば、一致し
たとき、一括して、複数のトラック分のデータを、上記
該当のクラスタの連続した空き領域に格納する。
【0018】従って、従来方法に比較して、セグメント
クリーニングを行うためのオーバヘッドが大きく削減さ
れ、クラスタに連続した空きブロックが存在している
場合には、複数トラックを連続して書き込むことができ
るので高速なデータ格納が実現できる効果が得られる。
【0019】
【実施例】以下本発明の実施例を図面によって詳述す
る。前述の図1,図2は本発明の原理説明図であり、図
3,図4は、本発明の一実施例を模式的にに示した図で
あり、図3は、クラス管理テーブルと、クラスタ管理テ
ーブルと、マッピング管理テーブルの構成例を示してお
り、図4は、デバイス管理テーブルの構成例を示してお
り、図5は、本発明の他の実施例を示した図である。
【0020】本発明においては、磁気ディスク制御装置
2内に、マッピング制御機構 5を設けて、磁気ディスク
装置 3に、圧縮,復元機構 1で圧縮されたデータを、上
記マッピング制御機構 5によって判定された磁気ディス
ク装置 3上の領域に格納する手段,及び、データ転送機
構 4中のバッファ 40 に一時格納されている圧縮データ
を、クラスタ管理機構 11 が通知してきた連続したブロ
ックの領域に、纏めて格納する手段が、本発明を実施す
るのに必要な手段である。尚、全図を通して同じ符号は
同じ対象物を示している。
【0021】以下、図1,図2を参照しながら、図3〜
図5によって、本発明の磁気ディスク制御方法を説明す
る。先ず、本発明の磁気ディスク制御装置 2は、図2に
示されているように、従来から備えられているデータ転
送機構 4に加えて、マッピング制御機構 5が備えられて
おり、磁気ディスク装置 3に、圧縮データを格納する場
合、更新後のデータは圧縮, 復元機構 1で圧縮後、マッ
ピング制御機構 5によって判定された磁気ディスク装置
3上の所定の領域 (クラス別に異なる領域) に格納さ
れ、又、圧縮データを読み出す時には、マッピング制御
機構 5によって指定された磁気ディスク装置 3上の領域
より読み出されたデータを、圧縮, 復元機構 1によって
復元した後、図示されていない本体装置に送出される。
【0022】本体装置では、仮想ディスク上の1トラッ
ク(48Kバイト)を、論理アドレスで指定してアクセ
スすると、上記マッピング制御機構 5が指定する磁気デ
ィスク装置 3上のブロックを読み出し、読み出した圧縮
データを、上記圧縮, 復元機構 1で復元したデータに対
して、所定の更新を施し、再び、上記圧縮, 復元機構1
で圧縮して、上記マッピング制御機構 5が指定する磁気
ディスク装置 5上の所定の領域に格納する。
【0023】このとき、圧縮前のデータが同じであって
も、圧縮後のデータ長は、上記更新内容によって大きく
異なるので、磁気ディスク装置 3上の元の領域に格納す
ることはできない。
【0024】そこで、本発明においては、図1(a),(b)
に示されているように、データ圧縮後の仮想ディスク上
の1トラックのデータは、圧縮後のデータサイズによっ
てクラスと呼ばれるものに分類され、磁気ディスク装
置 3上に格納される。
【0025】このとき、磁気ディスク装置 3上の領域
は、図1(c) に示されているように、クラスタと呼ば
れる単位で管理されており、このクラスタを単位とし
て、各クラスが動的に割り当てられる。又、任意のク
ラスに割り当てられたクラスタは、該クラスの最
大トラック長に等しい大きさのブロックと呼ばれる領域
に分割される。
【0026】図1は、上記のマッピングの一例を概念的
に示したものである。磁気ディスクに格納する圧縮後の
トラックは、図1(a) のように、16Kバイト毎に3つ
のクラスに分割されている。即ち、仮想磁気ディスク
装置 3上の各々のトラックは、図1(b) のように分類さ
れている。図1(c) は、実際の磁気ディスク装置 3上の
領域分割を示したもので、各クラスタ (実磁気ディス
ク装置のトラックに対応) に分割され、各々のクラスタ
が、上記のクラスの何れかのクラスに割り当てら
れている。
【0027】図2は、前述のように、本発明の磁気ディ
スク制御回路の原理構成例を、マッピング制御機構を中
心に示している。本発明のマッピング制御機構 5は、マ
ッピング管理機構 10 と、クラスタ管理機構 11 と、ク
ラス管理機構 12 と、デバイス管理機構 13 と、セグメ
ントクリーニング実行機構 14 より構成されている。
又、上記マッピング管理機構 10 は、仮想ディスク装置
の仮想的なシリンダアドレス(CC)と、ヘッド番号(HH)に
対応したデータに対応する圧縮データが、実磁気ディス
ク装置 3上の実際のシリンダアドレス(CC)、ヘッド番号
(HH)に対応するクラスタの第何ブロック目 (又は、絶
対アドレス) に格納されているかを示すマッピング管理
テーブル 20 を持ち、クラスタ管理機構 11 は、実磁気
ディスク上の各クラスタ (トラックに対応) の各ブロ
ックに対する圧縮データの格納状況を示すクラスタ管理
テーブル 21 を持ち、クラス管理機構 12 は、上記クラ
スに割り当てられたクラスタの番号, 又は、アドレ
スが格納されているクラス管理テーブル 22 を持ち、デ
バイス管理機構 13 は、全てのクラスタが、何れかの
クラスに割り当てられているか否かを、フラグ (空き
を表示するフラグ) で指示しているデバイス管理テーブ
ル23 を持っている。
【0028】ここで、任意のクラスへのデータの書き
込み要求が発生すると、図3(a),(b) に示されているよ
うに、上記磁気ディスク制御装置 2内のマッピング制御
機構5内の、クラス管理機構 11 の、上記各クラス別に
複数個のクラスタを管理しているクラス管理テーブル 2
2 上の、上記所定のフラグをみて検索して、該クラスに
空きブロックが存在するか否かをチェックし、該クラス
上に空きブロックが存在する場合には、クラスタ管理
機構 11 の各クラスタ毎の空きブロックを管理してい
るクラスタ管理テーブル 21 を検索して、該クラスに
割り当てられているクラスタ上の空きブロックを検出
し、このブロックに上記書き込み要求の発生したデータ
を格納し、{図3(a) 参照} 同時に、格納したブロックの位置を、マッピング管理機
構 10 に通知して、該マッピング管理機構 10 が備えて
いるマッピング管理テーブル 20 上の、上記仮想ディス
ク装置の論理トラック(CCHH)に対応する領域に、該ブロ
ックの位置(CCHH)の該当のブロック位置の番号 (又は、
絶対アドレス) を書き込み、{図3(b)参照} 該クラス上に空きブロックが存在しない場合には、図
4に示したデバイス管理機構 13 の、物理トラック上の
空きブロックが1つ以上存在しているトラックを管理し
ているデバイス管理テーブル 23 を検索して、何れのク
ラスにも割り当てられていないクラスタを、フラグ
欄を参照して検出し、この検出したクラスタを、上記
クラス管理機構 12 に通知し、上記クラス管理テーブル
22 上の該当のクラスの所定の領域に、該クラスタ番
号を表示し、該クラス管理機構 12 に、ブロック分割を
指示して、空きブロックの位置に、上記書き込み要求の
発生したデータを格納し、上記デバイス管理機構 13 の
デバイス管理テーブル 23 を検索した時、全てのクラス
タが、何れかのクラスに割り当てられていることを
検出したとき、該デバイス管理機構 13 は、セグメント
クリーニング実行機構 14 に指示して、任意のクラス
に割り当てられている領域に対して、セグメントクリー
ニングを実行して、新たに、未割り当てのクラスタを
作成して、この作成したクラスタを、上記クラス管理
機構 12 に通知し、上記クラス管理テーブル 22 上の該
当のクラスの所定の領域に、該クラスタ番号 (又は、
クラスタアドレス) を表示し、該クラスタ管理機構 11
に、該クラスタのブロック分割を指示して、空きブロ
ックの位置に、上記書き込み要求の発生したデータを格
納する。{請求項1に対応する実施例} 次に、図5により、請求項2に対応する実施例を説明す
る。
【0029】この実施例では、データ転送機構 4に、バ
ッファ 40 と、該バッファ 40 を管理するバッファ管理
機構 41 とを備えている。バッファ 40 は、図5(b) に
示されているように、クラス毎に分割されており、各
々数トラック (クラスタ) 分の領域を持っている。各ク
ラスに書き込まれる圧縮データは、上記バッファ 40
の該当するクラスに対応するクラスタの領域に一時
的に格納される。
【0030】該クラスに対応する各クラスタのバッ
ファ 40 に一定量のトラック{仮想ディスク装置のトラ
ック}分の圧縮データが格納されると、該バッファ 40
上のデータを纏めて、磁気ディスク装置 3の空きブロッ
クに書き込む。
【0031】具体的には、例えば、上記マッピング制御
機構 5内の、上記クラスタ管理機構11 が、自己の管理
しているクラス別のクラスタ管理テーブル 21 上の連続
した空き領域を検出したとき、上記データ転送機構 4に
通知し、上記一時記憶されているバッファ 40 内の複数
のトラック分の領域と、上記クラス別のクラスタの
連続した空き領域とが一致, 又は、大きいとき、一括し
て、複数のトラック分のデータを、上記該当のクラスタ
の連続した空き領域に格納することで、圧縮データの
高速な書き込みを実現することができる。
【0032】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
磁気ディスク制御方法によれば、従来方法に比較して、
セグメントクリーニングを行うためのオーバヘッドが大
きく削減され、クラスタに連続した空きブロックが存
在している場合には、複数トラックを連続して書き込む
ことができるので高速なデータ格納が実現できる効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図(その1)
【図2】本発明の原理説明図(その2)
【図3】本発明の一実施例を模式的にに示した図(その
1)
【図4】本発明の一実施例を模式的にに示した図(その
2)
【図5】本発明の他の実施例を示した図
【図6】従来の磁気ディスク制御方法を説明する図
【符号の説明】
1 圧縮, 復元機構 2 磁気ディス
ク制御装置 3 磁気ディスク装置 4 データ転送
機構 40 バッファ 41 バッファ管
理機構 5 マッピング制御機構 10 マッピング管理機構 11 クラスタ管
理機構 12 クラス管理機構 13 デバイス管
理機構 14 セグメントクリーニング実行機構 20 マッピング管理テーブル 21 クラスタ管
理テーブル 22 クラス管理テーブル 23 デバイス管
理テーブル クラス クラスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】仮想ディスク装置上の所定のデータブロッ
    ク(1トラック)を圧縮して、実磁気ディスク装置の任
    意の1クラスタ上の所定の領域に格納する際、データ圧
    縮後のトラックをサイズによってクラス()と呼ばれ
    る単位に分類し、実磁気ディスク装置上の領域を、上記
    各クラス()別に割り当てられたクラスタ()単位
    で管理される実磁気ディスク制御装置(2) において、 任意のクラス()へのデータの書き込み要求が発生す
    ると、上記磁気ディスク制御装置(2) 内のマッピング制
    御機構(5) 内の、クラス管理機構(12)の、上記各クラス
    ()別に複数個のクラスタ()を管理しているクラ
    ス管理テーブル(22)を検索して、該クラス()に空き
    ブロックが存在するか否かをチェックし、 該クラス () 上に空きブロックが存在する場合には、
    クラスタ管理機構(11)の各クラスタ () 毎の空きブロ
    ックを管理しているクラスタ管理テーブル(21)を検索し
    て、該クラス () に割り当てられているクラスタ
    () 上の空きブロックを検出し、このブロックに上記
    書き込み要求の発生したデータを格納し、 同時に、格納したブロックの位置を、マッピング管理機
    構(10)に通知して、該マッピング管理機構(10)が備えて
    いるマッピング管理テーブル(20)上の、上記仮想ディス
    ク装置の論理トラック(CCHH)に対応する領域に、該クラ
    スタ()の位置情報(CCHH)と,該当のブロック位置の
    番号を書き込み、 該クラス () 上に空きブロックが存在しない場合に
    は、デバイス管理機構(13)の、物理トラック上の空きブ
    ロックが1つ以上存在しているトラックを管理している
    デバイス管理テーブル(23)を検索して、何れのクラス
    () にも割り当てられていないクラスタ () を検出
    し、この検出したクラスタ () を、上記クラス管理機
    構(12)に通知し、上記クラス管理テーブル(22)上の該当
    のクラスの領域に、該クラスタ番号を表示し、該クラス
    管理機構(12)に、ブロック分割を指示して、空きブロッ
    クの位置に、上記書き込み要求の発生したデータを格納
    し、 上記デバイス管理機構(13)のデバイス管理テーブル(23)
    を検索した時、全てのクラスタ()が、何れかのクラ
    ス()に割り当てられていることを検出したとき、該
    デバイス管理機構(13)は、セグメントクリーニング実行
    機構(14)に指示して、任意のクラス()に割り当てら
    れている領域に対して、セグメントクリーニングを実行
    して、新たに、未割り当てのクラスタ()を作成し
    て、この作成したクラスタ () を、上記クラス管理機
    構(12)に通知し、上記クラス管理テーブル(22)上の該当
    のクラス()の領域に、該クラスタ番号を表示し、該
    クラスタ管理機構(11)に、該クラスタ()のブロック
    分割を指示して、空きブロックの位置に、上記書き込み
    要求の発生したデータを格納することを特徴とする磁気
    ディスク制御方法。
  2. 【請求項2】仮想ディスク装置上の所定のデータブロッ
    ク(1トラック)を圧縮して、実ディスク装置の任意の
    1クラスタ上の所定の領域に格納する際、データ圧縮後
    のトラックサイズをクラス()と呼ばれる単位に分割
    し、実磁気ディスク装置上の領域を、上記各クラス
    ()別に割り当てられたクラスタ単位で管理される実
    磁気ディスク制御装置(2) において、 任意のクラス()へのデータの書き込み要求が発生す
    ると、該ディスク制御装置(2) 内に備えられているデー
    タ転送機構(4) のバッファ(40)の対応するクラス()
    の領域に、圧縮データを一時格納しておき、 上記マッピング制御機構(5) 内の、上記クラスタ管理機
    構(11)が、自己の管理しているクラス別のクラスタ管理
    テーブル(21)上の連続した空き領域を検出したとき、上
    記データ転送機構(4) に通知し、上記一時記憶されてい
    るバッファ(40)内の複数のトラック分の領域と、上記ク
    ラス()別のクラスタ()の連続した空き領域とを
    比較し、上記クラスタ()の連続した空き領域が、上
    記バッファ(40)内の連続した複数のトラック分の領域と
    同じか, 或いは、大きいことが検出されたとき、一括し
    て、複数のトラック分のデータを、上記該当のクラスタ
    () の連続した空き領域に格納することを特徴とする
    磁気ディスク制御方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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