JPH06308082A - 蛋白回収器 - Google Patents

蛋白回収器

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JPH06308082A
JPH06308082A JP2410752A JP41075290A JPH06308082A JP H06308082 A JPH06308082 A JP H06308082A JP 2410752 A JP2410752 A JP 2410752A JP 41075290 A JP41075290 A JP 41075290A JP H06308082 A JPH06308082 A JP H06308082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gel
hollow chamber
gel piece
mounting
recovery device
Prior art date
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Pending
Application number
JP2410752A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehide Matsuda
武英 松田
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Jokoh Co Ltd
Original Assignee
Jokoh Co Ltd
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Publication date
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  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 コンパクトな容器形状の蛋白回収器を提供
し、かつディスク泳動槽に簡単に取付けられて、多種・
多数のサンプルを一度に回収できるようにする。 【構成】 収容部11上に泳動槽のゲル管取付部への取
付管部12を突設した上部材10と、上部材10の収容
部に着脱可能で、かつ中空室111と連通する中空室2
12を有するゲル片収容部21の中空室212と連通す
る蛋白回収室221を有する回収部22の先端先細り部
に環状膨出部分を有する係止部23とにより形成された
下部材20と、下部材20のゲル片収容部21内室に設
置されるゲル片を載せる目皿30とにより容器形状に形
成する。透析膜は、下部材20の先端部に張り付けら
れ、その上からOリング25によって係止部23の部分
で係止保持されさる。ゲル片を目皿30に載せた後、適
量の緩衝液を中空室212及び回収室221に入れ、上
下の部材10,20をネジ嵌合し、取付管部12を泳動
槽のゲル片取付部に嵌合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気泳動後のポリア
クリルアミドゲル(PAG)や寒天、アガロースゲル、
デンプンゲルから目的成分、すなわち、各分画部分の微
量の蛋白質(蛋白、酵素等)を電気泳動によって分離分
取・回収するために用いられる蛋白回収器に関する。
【0002】
【従来の技術】生化学のみならず、医学、薬学、農業、
水産、化学などの多くの分野において目的成分、すなわ
ち、蛋白質(蛋白、酵素等)の分離・分取・回収は、よ
り効果的な精密測定診断・判定を行う上で極めて重要な
ことになっている。例えば、リポ蛋白電気泳動によって
得られたゲル(支持体)上には、HDL(ハイデンシテ
ィリポプロテイン)、LDL(ローデンシティリポプロ
テイン)、IDL(インターミーディエイトデンシティ
リポプロテイン)、VLDL(ペリーローデンシティリ
ポプロテイン)の4分画が形成されているが、これから
医学上の診断、治療のための精密検査の試料を得るに
は、各分画毎にHDL、LDL、IDL、VLDLの蛋
白を分離分取して回収する必要がある。このような支持
体・ゲル上の各蛋白を分離分取する方法として超遠心分
離法、電気泳動法が従来より広く利用されている。超遠
心分離法は、電気泳動後のゲル(支持体)を超高速回転
の遠心分離にかけ、各分画部分を分離・分取して回収す
るものである。電気泳動法は、例えばマックスイールド
(商品名)蛋白回収装置を用い、電気泳動によって分離
された各分画部分を支持体(ゲル)から切り出し、この
切り出した目的物質を含む支持体を回収装置の回収カッ
プに収容後、通電し、目的物質を電気泳動によって透析
膜上に分取・回収するものである。
【0003】第6図は従来のマックスイールド蛋白回収
装置を示すもので、回収器本体1と、3個の回収カップ
2・・・と、回収メンブラン3、すなわち透析膜とから
なっている。回収器本体1は、冷却水の循環管路を有す
る冷却槽1Aと、この冷却槽1A内に設置されるカップ
ホルダー1Bと、その上部の冷却槽1A上に設置される
安全カバー1Cを有する。カップホルダー1Bは、回収
カップ2を取付ける取付穴を3個所に有する。各回収カ
ップ2にはゲル片を載せたゲルホルダー1Dが入れられ
る。また、安全カバー1Cの各回収カップ2との対応部
には、白金線を備えた電極線ターミナル1Eがそれぞれ
装着されている。安全カバー1Cと冷却槽1Aとには、
リード線1Fのプラス側とマイナス側とがそれぞれ接続
されている。各回収カップ2内に回収用緩衝液を入れて
ゲル片を載せたゲルホルダー1Dを入れた後、電極線タ
ーミナル1Eに所定時間通電すると、それぞれの回収カ
ップ2の回収部にゲル片上の目的成分が分取・回収され
る。その後、カップホルダーを取り出し、各回収カップ
2を取り外してその回収部から目的物質を回収すると、
回収カップ2に収容された3個のサンプル中の目的画分
の回収が終了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、超遠心
分離法による分取方法は、リポ蛋白質の場合、HDLで
48〜72時間/1サンプルと分取に極めて長時間がか
かり、また、その分取の技術は高い熟練を必要とし、だ
れでも簡単に行うという訳にはいかない。
【0005】また、第6図に示す従来のマックスイール
ド蛋白回収装置を用いた電気泳動法は、回収カップのみ
では分離分取を行えず、回収器本体を含む専用の装置が
必要であり、装置構成が極めて大がかりで複雑である。
さらに、それぞれの回収カップに1つずつ白金線を有す
る電極線ターミナルを取付けなければならず、装置構成
が繁雑である。また、回収カップの先端部はストレート
であり、そのため、折角取付けた透析膜が回収中にずり
落ち、回収サンプルを使用不能にしたり、透析膜の保持
固定が難しいという難点がある。さらに、従来の回収装
置は、一度に回収カップを3個のみしか取付けられず、
一度に多くの種類のサンプルから成分を回収するといっ
たことは行えなかった。
【0006】また、上記超遠心分離法による分取は、回
収したサンプル成分を取り出すとき、コンタミネーショ
ン(相互汚染)を引き起すという問題がある。
【0007】本発明は、従来のマックスイールド回収装
置とは異なったユニークな単体の容器形状・構造であっ
て、構造が極めて小型・コンパクトであり、ディスク電
気泳動槽のゲル管に替えてその取付部に簡単に組込むこ
とができ、その組込数の範囲で一度に多種・多数のサン
プルを同時に分取・回収することができると共にその種
類・数を選択することができ、かつ、サンプル回収中に
透析膜をしっかりと保持固定することのできる蛋白回収
器を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、中空の室を有する収容部上にディスク電
気泳動槽のゲル管取付部への取付管部が突設された上部
材と、該上部材の上記収容部に着脱可能であってその中
空室と連通する中空室を有するゲル片収容部と該ゲル片
収容部の中空室と連通する蛋白回収室を有する回収部と
該回収部の先端先細り部に環状膨出部分を有する透析膜
係止部とから成る下部材と、この下部材のゲル片収容部
内室に設置されるサンプル・ゲル片を載せる目盛とによ
り上記泳動槽の各ゲル管取付部に取付可能な容器形状に
形成し、下部材の先端先細り部に透析膜を張り付け、該
透析膜を先端の係止部にて係止部材により係止保持する
ようにした。
【0009】
【実施例】図1、図2は本発明に係る蛋白回収器を示す
もので、後述する図3のディスク電気泳動槽の各ゲル管
取付部に取付可能な容器形状・構造に形成されている。
本蛋白回収器は、透明樹脂材によって形成され、上部材
10と下部材20とにより容易に分割可能かつ組合せ・
一体化可能に構成されている。
【0010】上部材10は、下方に開口する中空室11
1を有する筒状の収容部11と、収容部11の上面中央
から上向きに突出するゲル管取付部への取付管部12と
から成っている。収容部11の中空室111の内側壁に
メネジ112が形成されており、このメネジ112に下
部材20のゲル管収容部21の外周壁に形成したオネジ
212がネジ込まれるようになっている。このオネジ2
12とメネジ112のネジ嵌合及び嵌合の取外しによ
り、本蛋白回収器は、上部材10と下部材20とを容易
に一体的に組合せて容器形状の使用状態とし、かつ、上
部材10と下部材20とを容易に分割して取外すことが
できる。上部材10の取付管部の径は、ディスク電気泳
動槽のゲル管取付部の取付孔の径と略同径、かつ、該取
付部に取付けられるゲル管の径と同径に設定されてい
る。
【0011】一方、下部材20は、全体が上部材10の
収容部11よりも小径のほぼ筒状に形成され、収容部1
1よりも小径のゲル片収容部21と、ゲル片収容部21
の下方に形成されたサンプル回収部22と、その先端先
細り部に形成された透析膜係止部23とにより概略構成
されている。ゲル片収容部21は、上方に開口する中空
室211を有し、下部材20を上部材10に組合せ一体
化したとき、上部材10の中空室111と連通するよう
になっている。さらに、ゲル片収容部21の上部外周壁
に上部材10の中空室壁部に形成したメネジ112とネ
ジ嵌合されるオネジ212が形成されている。
【0012】ゲル片収容部21の中空室212の下端に
サンプル・ゲル片を載せた目盛30が設置される。目盛
30は複数の孔301を形成されている。
【0013】さらに、下部材20の中空室212の下方
は略漏斗状に傾斜縮小すると共に、その下部に中空室2
12よりも小径の回収液を溜る室221が形成されてい
る。室221は、サンプル回収部22のサンプル回収室
であり、下部材20の下方先端部に開口している。サン
プル回収部22は、上下の中間部から下方に径が縮小す
る先細り状に形成されている。その先端先細り部に透析
膜の係止部23が形成されている。係止部23は、外方
に環状に膨出し、本実施例の場合、逆オーム状に膨出形
成されている。下部材20は、ゲル片収容部21と、サ
ンプル回収部22と、先端の透析膜係止部23とにより
略筒状に一体的に形成されている。
【0014】透析膜100は本回収器使用時に下部材2
0の下方先端部、すなわち、サンプル回収部22の先端
部に張り付けられ、その先端の係止部23にて係止部
材、例えばOリング25によって係止保持される。その
際、Oリング25は、透析膜100の上から係止部23
のくぼみの部分に外嵌合される。これによって透析膜1
00は、下部材20の先端部にしっかりと固定保持さ
れ、サンプル回収中の不用意な抜け落ち、ズレが防止さ
れる。そして、下部材20の先端部に張り付けてその上
からOリング25を係止部23に嵌め付けるだけで良い
ので、透析膜100の回収器への取付けは極めて容易簡
単である。また、透析膜100の取外しもOリング25
を係止部23から取外すだけで行えるので極めて簡単容
易である。
【0015】上記のように構成された本蛋白回収器は、
図3に示すディスク電気泳動槽の上槽に形成した各ゲル
管取付部に着脱可能に装着される。このディスク電気泳
動槽は、図3に示すように、上槽40と下槽50とによ
り構成され、下槽50の上に上槽40を載せて一体化
し、使用に供される。
【0016】上槽40の内底部中央に白金線411を巻
回した(−)電極部41が配置されている。白金線41
1は、内底部を通して外側に引き出され、リード線20
0の(−)側接続端子42に接続されている。上槽40
の内底部には、円周方向に一定ピッチ間隔で複数のゲル
管取付部、例えば12個のゲル管取付部43…が等配間
隔で配設されている。各ゲル管取付部43にはゴムリン
グ44が組付けられている。サンプルの電気泳動の際、
サンプルを入れたゲル管(不図示)がゴムリング44を
介して各ゲル管取付部43に装着される。また、サンプ
ルのゲル片からの分取・回収の際、本蛋白回収器の上部
材10の取付管部12がゴムリング44の取付孔に挿着
され、本蛋白回収器が各ゲル管取付部43に装着され
る。
【0017】一方、下槽50は、上槽40と同様に、内
底部中央に白金線511を巻回した(+)電極部51を
配設している。白金線511は内底部を通して外側に引
き出され、リード線200の(+)側接続端子52に接
続されている。
【0018】本発明の蛋白回収器が適用されるディスク
電気泳動槽は上記のように構成されている。
【0019】次に本発明に係る蛋白回収器を用いた電気
泳動によるサンプル回収手順の一例を説明する。 血清25μlを支持体のゲル上に重層し、初期設定
5mA/本の定電圧で泳動を行い、ゲル上に複数画分の
分画を得る。その際、リポ蛋白の易動した位置のマーカ
ーとして、例えばNarayan 染色法でリポ蛋白を染色した
ものを並べて同時に泳動させておく。
【0020】 マーカーのリポ蛋白の易動した位置を
目安に支持体上の各画分を切り出し、各画分のサンプル
を含むゲル片300を得る。
【0021】 で切り出した各画分のサンプルを含
むゲル片300…を本蛋白回収器の下部材20に設けた
ゲル片収容部21の中空室211内の目皿30上にそれ
ぞれ載せ、中空室211とサンプル回収部22のサンプ
ル回収室221内に緩衝液を所定量入れる。緩衝液は、
例えばあらかじめ10倍に希釈されて使用に供される。
このとき、蛋白回収器の下部材20の先端部には、上記
のような取付手順で透析膜100が張り付け・固定され
ている。したがって、緩衝液が漏れ出すことはない。
【0022】 次に、ゲル片300を収容した回収器
を所定本数ディスク電気泳動槽のゲル管取付部43…に
取付ける。その後、泳動槽の上槽40と下槽50に白金
線の電極部41,51が完全に浸るまで注入する。その
際、下槽50は、各回収器の下端が十分に浸るまで緩衝
液を入れる。これによってディスク電気泳動槽の上槽4
0と下槽50の間に各蛋白回収器を含む蛋白回収回路が
形成される。図4はこの状態を示している。次いで、白
金線の(+),(−)電極部41,51間に定電圧、例
えば200Vの定電圧で所定時間、例えば120分間通
電すると、図5に示すようにゲル片300から抽出され
たサンプル、すなわちリポ蛋白が下部材20のサンプル
回収室221に分離・分取される。その後、各蛋白回収
器を泳動槽から取り外し、その回収室221から抽出・
分取されているサンプル・リポ蛋白をピペット等を用い
て回収すると、回収工程が終了する。回収されたリポ蛋
白は各種診断、治療の精密検査の試料として用いられ
る。
【0023】なお、蛋白回収器の取付本数は、ディスク
電気泳動槽のゲル管の取付数の範囲であれば、任意に変
えることができる。これによって、一度に多くのサンプ
ルを同時に回収することができる。さらに、本蛋白回収
器は、リポ蛋白の回収ばかりでなく、アルカリフォスフ
ァターゼ、ヘモグロビン、LDHの酵素や蛋白の回収に
も適用可能である。また、アガロースゲルや等電点電気
泳動によって得られたゲル片からもそれぞれの蛋白を分
取・回収することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下記の効果が得られる。 従来のマックスイールド蛋白回収装置とは構成が全
く異なる単体の容器形状・構造であり、極めて小型・コ
ンパクトな構造の新規な蛋白回収器を提供することがで
きる。
【0025】また、従来のマックスイールド蛋白回収装
置のように、冷却槽やカップホルダー,ゲルホルダー,
安全カバーなどのような大型の部品は全く不要であり、
個々の回収カップ毎に白金線ターミナルを付けていたも
のを省くことができ、従来の回収カップに略相当する大
きさのコンパクトな回収器を提供することができる。
【0026】 ディスク電気泳動槽のゲル管の取付部
に簡単に取付けてサンプル回収を簡単に行うことができ
る。また、1つの泳動槽に複数の回収器を取付けられる
ので、その数の範囲であれば、一度に多種かつ多くのサ
ンプルを同時に回収できる。
【0027】 回収器先端の係止部の抜け止め作用に
より、サンプルの回収中に透析膜がズレ落ちたり、抜け
落ちたりする不具合な現象がなくなる。また、透析膜の
たるみもなくなる。さらに、係止部の部分に透析膜の上
から係止部材、例えばOリングを嵌め付け、または取外
すだけで良いので、取付け、取外しが簡単であり、膜に
キズをつけるようなこともない。
【0028】 従来の超遠心分離器を用いる回収のよ
うに、回収後のサンプルを取り出す際のコンタミネーシ
ョンは生じない。
【0029】 ゲル片中の微量のサンプルの回収に適
用できる。
【0030】 サンプルの回収時間は30分〜2時間
であり、超遠心分離法に比べて格段に時間を短縮でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る蛋白回収器の分解斜視図である。
【図2】本発明に係る蛋白回収器の組立状態を示す断面
図である。
【図3】本発明の回収器が適用されるディスク電気泳動
槽の断面図である。
【図4】本蛋白回収器を泳動槽に組込んだ使用前(回収
前)の状態を示す断面図である。
【図5】本蛋白回収器によってサンプルを回収した状態
を示す断面図である。
【図6】従来のマックスイールド蛋白回収装置を示す分
解斜視図である。
【符号の説明】
10 上部材 11 収容部 111 中空室 12 取付管部 112 メネジ 20 下部材 21 ゲル片収容部 212 中空室 22 サンプル回収部 221 サンプル回収室 23 係止部 30 目皿 100 透析膜 25 Oリング
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成2年12月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空の室を有する収容部上にディスク電
    気泳動槽のゲル管取付部への取付管部が突設された上部
    材と、該上部材の前記収容部に着脱可能であって前記中
    空室と連通する中空の室を有するゲル片収容部と該ゲル
    片収容部の中空室と連通する蛋白回収室を有する回収部
    と該回収部の先端先細り部に環状膨出部分を有する透析
    膜係止部とにより一体的に形成された下部材と、この下
    部材の前記ゲル片収容器部内室に設置されるサンプル・
    ゲル片を載せる目皿とにより容器形状に形成し、前記下
    部材の先端先細り部に透析膜を張り付け、該透析膜を前
    記係止部にて係止部材により係止保持するようにして成
    ることを特徴とする蛋白回収器。
  2. 【請求項2】 上部材の収容部と下部材のゲル片収容部
    とをネジ嵌合し、互いの中空室を連通させるようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載の蛋白回収器。
  3. 【請求項3】 下部材の先端先細り部に逆オーム状に膨
    出された係止部を形成し、該係止部のくぼみの部分にO
    リング等の係止部材により張り付けられた透析膜を係止
    保持するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の
    蛋白回収器。
  4. 【請求項4】 上部材の取付管部がディスク電気泳動槽
    に形成された複数のゲル管取付部と略同径であって、該
    ゲル管取付部に前記上部材の取付管部を嵌合装着した
    際、前記ディスク電気泳動槽内に上下の部材を含む蛋白
    回収回路が形成されるようにしたことを特徴とする請求
    項1に記載の蛋白回収器。
JP2410752A 1990-12-14 1990-12-14 蛋白回収器 Pending JPH06308082A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003534547A (ja) * 2000-05-25 2003-11-18 ジーン、バイオ‐アプリケーション、リミテッド ピペットアクセスのための開口を有する処理チャンバ
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