JPH06307503A - トルクアクチュエータ用手動装置 - Google Patents
トルクアクチュエータ用手動装置Info
- Publication number
- JPH06307503A JPH06307503A JP12348893A JP12348893A JPH06307503A JP H06307503 A JPH06307503 A JP H06307503A JP 12348893 A JP12348893 A JP 12348893A JP 12348893 A JP12348893 A JP 12348893A JP H06307503 A JPH06307503 A JP H06307503A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- manual
- torque actuator
- operation shaft
- worm
- Prior art date
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- Pending
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- Mechanically-Actuated Valves (AREA)
- Gear Transmission (AREA)
- Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 トルクアクチュエータの上部出力軸を塞が
ず、自動操作と手動操作の切替えを容易に行うことがで
きるトルクアクチュエータ用手動装置を提供する。 【構成】 一端をトルクアクチュエータの出力軸に係合
し他端を操作機器の入力軸に係合して、トルクアクチュ
エータの出力を操作機器に伝達する操作軸１１と、該操
作軸１１に固着され該操作軸１１の周りに該操作軸１１
と一体に回動するウォームホイール３と、軸受部により
回動自在に支承され一端に手動用ハンドル車６を固着し
た手動操作軸１９と、該手動操作軸１９に固着され該手
動操作軸１９の周りに該手動操作軸１９と一体に回動し
て該ウォームホイール３に噛合するウォーム４とを備
え、該手動操作軸１９の軸受部の位置を移動して該ウォ
ームホイール３とウォーム４の噛合を噛合状態と離脱状
態に切替え調節する噛合調節機構を有するトルクアクチ
ュエータ用手動装置。
ず、自動操作と手動操作の切替えを容易に行うことがで
きるトルクアクチュエータ用手動装置を提供する。 【構成】 一端をトルクアクチュエータの出力軸に係合
し他端を操作機器の入力軸に係合して、トルクアクチュ
エータの出力を操作機器に伝達する操作軸１１と、該操
作軸１１に固着され該操作軸１１の周りに該操作軸１１
と一体に回動するウォームホイール３と、軸受部により
回動自在に支承され一端に手動用ハンドル車６を固着し
た手動操作軸１９と、該手動操作軸１９に固着され該手
動操作軸１９の周りに該手動操作軸１９と一体に回動し
て該ウォームホイール３に噛合するウォーム４とを備
え、該手動操作軸１９の軸受部の位置を移動して該ウォ
ームホイール３とウォーム４の噛合を噛合状態と離脱状
態に切替え調節する噛合調節機構を有するトルクアクチ
ュエータ用手動装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はバルブ等の操作機器を自
動操作するトルクアクチュエータの作動不能時等にバル
ブ等を手動操作するための手動装置に関する。
動操作するトルクアクチュエータの作動不能時等にバル
ブ等を手動操作するための手動装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】バルブ等を自動的に開閉するために、油
圧又は空気圧で作動するトルクアクチュエータが広く用
いられている。このトルクアクチュエータが何等かの理
由により、正常に作動しなくなった場合に、バルブ等を
手動で操作する必要がある。通常のトルクアクチュエー
タは上下に出力軸を突出し、下方に突出する出力軸をバ
ルブ等の操作機器に結合し、上部に突出する出力軸に
は、位置決め用のポジショナー、リミットスイッチ、電
磁弁等の附属機器を取り付けるのが普通である。
圧又は空気圧で作動するトルクアクチュエータが広く用
いられている。このトルクアクチュエータが何等かの理
由により、正常に作動しなくなった場合に、バルブ等を
手動で操作する必要がある。通常のトルクアクチュエー
タは上下に出力軸を突出し、下方に突出する出力軸をバ
ルブ等の操作機器に結合し、上部に突出する出力軸に
は、位置決め用のポジショナー、リミットスイッチ、電
磁弁等の附属機器を取り付けるのが普通である。
【０００３】従来このトルクアクチュエータに手動装置
を設ける必要がある場合には、図１及び図２に示すよう
に、上部に突出する出力軸１に連動板２を、出力軸１に
対して回動不能に装着すると同時に、これに積層してウ
ォームホイール３を出力軸１に回動自在に遊嵌し、ウォ
ームホイール３と噛み合うウォーム４を固着した軸５を
トルクアクチュエータ本体に固着した軸受により回転自
在に支承する。ウォーム４の軸５にハンドル車６を固着
し、ウォームホイール３と連動板２にそれぞれ出力軸１
から等距離の位置にピン孔７を設ける。そして手動操作
が必要な時に両ピン孔７に貫通してピン８を係合するこ
とにより、連動板２とウォームホイール３を一体に回動
するようにして、ハンドル車６を回動することにより、
トルクアクチュエータの出力軸１を手動で回動しうるよ
うにする方法が知られている。
を設ける必要がある場合には、図１及び図２に示すよう
に、上部に突出する出力軸１に連動板２を、出力軸１に
対して回動不能に装着すると同時に、これに積層してウ
ォームホイール３を出力軸１に回動自在に遊嵌し、ウォ
ームホイール３と噛み合うウォーム４を固着した軸５を
トルクアクチュエータ本体に固着した軸受により回転自
在に支承する。ウォーム４の軸５にハンドル車６を固着
し、ウォームホイール３と連動板２にそれぞれ出力軸１
から等距離の位置にピン孔７を設ける。そして手動操作
が必要な時に両ピン孔７に貫通してピン８を係合するこ
とにより、連動板２とウォームホイール３を一体に回動
するようにして、ハンドル車６を回動することにより、
トルクアクチュエータの出力軸１を手動で回動しうるよ
うにする方法が知られている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のトルクアク
チュエータ用手動装置は手動操作が必要な時に、先ずウ
ォームホイール３を回動して、連動板２とウォームホイ
ール３のピン孔７を一致させて、これにピン８を係合さ
せる必要があり、両ピン孔７を一致させるのが容易でな
い。また従来のトルクアクチュエータ用手動装置はトル
クアクチュエータに各種附属機器を取付けるための上部
出力軸に取り付ける必要があり、その他の附属機器を取
付けるのが困難となる。
チュエータ用手動装置は手動操作が必要な時に、先ずウ
ォームホイール３を回動して、連動板２とウォームホイ
ール３のピン孔７を一致させて、これにピン８を係合さ
せる必要があり、両ピン孔７を一致させるのが容易でな
い。また従来のトルクアクチュエータ用手動装置はトル
クアクチュエータに各種附属機器を取付けるための上部
出力軸に取り付ける必要があり、その他の附属機器を取
付けるのが困難となる。
【０００５】従って本発明は、トルクアクチュエータと
バルブ等の操作機器の間に取付けて、トルクアクチュエ
ータの上部出力軸を塞がず、自動操作と手動操作の切替
えを容易に行うことができるトルクアクチュエータ用手
動装置を提供することを目的とする。
バルブ等の操作機器の間に取付けて、トルクアクチュエ
ータの上部出力軸を塞がず、自動操作と手動操作の切替
えを容易に行うことができるトルクアクチュエータ用手
動装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明者は鋭意研究を重ねた結果、トルクアクチュエー
タの出力軸と操作機器の入力軸を繋ぐ操作軸にウォーム
ホイールを固着し、このウォームホイールとウォームと
の噛合を離脱、係合調節可能に構成することにより、上
記目的を達成しうることを見出し、本発明を完成するに
至った。
本発明者は鋭意研究を重ねた結果、トルクアクチュエー
タの出力軸と操作機器の入力軸を繋ぐ操作軸にウォーム
ホイールを固着し、このウォームホイールとウォームと
の噛合を離脱、係合調節可能に構成することにより、上
記目的を達成しうることを見出し、本発明を完成するに
至った。
【０００７】即ち、本発明は一端をトルクアクチュエー
タの出力軸に係合し他端を操作機器の入力軸に係合し
て、トルクアクチュエータの出力を操作機器に伝達する
操作軸と、該操作軸に固着され該操作軸の周りに該操作
軸と一体に回動するウォームホイールと、軸受部により
回動自在に支承され一端に手動用ハンドルを固着した手
動操作軸と、該手動操作軸に固着され該手動操作軸の周
りに該手動操作軸と一体に回動して該ウォームホイール
に噛合するウォームとを備え、該手動操作軸の軸受部の
位置を移動して該ウォームホイールとウォームの噛合を
噛合状態と離脱状態に切替え調節する噛合調節機構を有
するトルクアクチュエータ用手動装置を要旨とする。
タの出力軸に係合し他端を操作機器の入力軸に係合し
て、トルクアクチュエータの出力を操作機器に伝達する
操作軸と、該操作軸に固着され該操作軸の周りに該操作
軸と一体に回動するウォームホイールと、軸受部により
回動自在に支承され一端に手動用ハンドルを固着した手
動操作軸と、該手動操作軸に固着され該手動操作軸の周
りに該手動操作軸と一体に回動して該ウォームホイール
に噛合するウォームとを備え、該手動操作軸の軸受部の
位置を移動して該ウォームホイールとウォームの噛合を
噛合状態と離脱状態に切替え調節する噛合調節機構を有
するトルクアクチュエータ用手動装置を要旨とする。
【０００８】
【実施例】次に本発明のトルクアクチュエータ用手動装
置の一例について、図面により詳細に説明する。図３は
本発明のトルクアクチュエータ用手動装置の一例の平面
断面図、図４は同正面断面図であり、図３は図４におい
てＡ−Ａ−Ｂ−Ｂ断面に沿って切断した断面図である。
９は手動装置本体、１０は本体の上部カバーである。１
１は操作軸であって、手動装置本体９及び上部カバー１
０にそれぞれ設けられた下部軸受１２及び上部軸受１３
により回動自在に支承された操作軸外筒１４と操作軸外
筒１４の内部にキー１５を介して操作軸外筒１４に対し
て回動不能に嵌合する操作内軸１６よりなり、操作軸外
筒１４の外側にはウォームホイール３が一体に結合され
ている。操作内軸１６の上端１７は角柱形に形成され、
トルクアクチュエータの出力軸に係合する。操作軸外筒
１４の下端には操作機器の入力軸と係合する角孔１８が
設けられている。操作軸１１は操作軸外筒１４と操作内
軸１６とに分離せず一体のものであってもよい。
置の一例について、図面により詳細に説明する。図３は
本発明のトルクアクチュエータ用手動装置の一例の平面
断面図、図４は同正面断面図であり、図３は図４におい
てＡ−Ａ−Ｂ−Ｂ断面に沿って切断した断面図である。
９は手動装置本体、１０は本体の上部カバーである。１
１は操作軸であって、手動装置本体９及び上部カバー１
０にそれぞれ設けられた下部軸受１２及び上部軸受１３
により回動自在に支承された操作軸外筒１４と操作軸外
筒１４の内部にキー１５を介して操作軸外筒１４に対し
て回動不能に嵌合する操作内軸１６よりなり、操作軸外
筒１４の外側にはウォームホイール３が一体に結合され
ている。操作内軸１６の上端１７は角柱形に形成され、
トルクアクチュエータの出力軸に係合する。操作軸外筒
１４の下端には操作機器の入力軸と係合する角孔１８が
設けられている。操作軸１１は操作軸外筒１４と操作内
軸１６とに分離せず一体のものであってもよい。
【０００９】４はウォームホイール３と噛合するウォー
ムであって、手動操作軸１９の外側に固着され手動操作
軸１９と一体に回動する。手動操作軸１９の両端部は前
部偏心ブッシュ２０及び後部偏心ブッシュ２１よりなる
軸受部により軸線Ｏ−Ｏの周りに回動自在に支承され、
更に前部偏心ブッシュ２０及び後部偏心ブッシュ２１は
それぞれ手動装置本体９に固着した前部軸受２２及び後
部軸受２３により軸線Ｉ−Ｉの周りに回動自在に支承さ
れている。一方前部偏心ブッシュ２０及び後部偏心ブッ
シュ２１は連結杆２４により結合され、互いに一体に軸
線Ｏ−Ｏの周りに回動する。
ムであって、手動操作軸１９の外側に固着され手動操作
軸１９と一体に回動する。手動操作軸１９の両端部は前
部偏心ブッシュ２０及び後部偏心ブッシュ２１よりなる
軸受部により軸線Ｏ−Ｏの周りに回動自在に支承され、
更に前部偏心ブッシュ２０及び後部偏心ブッシュ２１は
それぞれ手動装置本体９に固着した前部軸受２２及び後
部軸受２３により軸線Ｉ−Ｉの周りに回動自在に支承さ
れている。一方前部偏心ブッシュ２０及び後部偏心ブッ
シュ２１は連結杆２４により結合され、互いに一体に軸
線Ｏ−Ｏの周りに回動する。
【００１０】軸線Ｏ−Ｏと軸線Ｉ−Ｉは一致せず、一定
距離を隔てて平行し、両軸線は偏心しているので、前部
偏心ブッシュ２０及び後部偏心ブッシュ２１を一体に軸
線Ｉ−Ｉの周りに回動すると軸線Ｏ−Ｏは軸線Ｉ−Ｉの
周りを平行状態を保ちながら回動するように移動する。
距離を隔てて平行し、両軸線は偏心しているので、前部
偏心ブッシュ２０及び後部偏心ブッシュ２１を一体に軸
線Ｉ−Ｉの周りに回動すると軸線Ｏ−Ｏは軸線Ｉ−Ｉの
周りを平行状態を保ちながら回動するように移動する。
【００１１】ウォームホイール３は完全な円形である必
要はなく、図３に示すようにトルクアクチュエータの出
力軸の回動範囲においてウォーム４と噛合する略扇形の
大きさで充分である。
要はなく、図３に示すようにトルクアクチュエータの出
力軸の回動範囲においてウォーム４と噛合する略扇形の
大きさで充分である。
【００１２】前部偏心ブッシュ２０の前端近傍にハンド
ル２５を固着する。又前部軸受２２の側面にピンガイド
２６が突設され、ピンガイド２６内には内部をストッパ
ーピン２７が出没摺動するガイド孔２８が設けられ、ス
トッパーピン２７の先端は前部偏心ブッシュ２０の周面
の２個所に設けたピン孔２９、３０に嵌合、出没しうる
ようになっている。
ル２５を固着する。又前部軸受２２の側面にピンガイド
２６が突設され、ピンガイド２６内には内部をストッパ
ーピン２７が出没摺動するガイド孔２８が設けられ、ス
トッパーピン２７の先端は前部偏心ブッシュ２０の周面
の２個所に設けたピン孔２９、３０に嵌合、出没しうる
ようになっている。
【００１３】手動操作軸１９の前端には図４に鎖線円で
示すハンドル車６を固着する。３１乃至３５はそれぞれ
Ｏリングであって、各摺動部分をそれぞれ水密状態に保
ち、手動装置本体９内への雨水等の侵入を防止する。
示すハンドル車６を固着する。３１乃至３５はそれぞれ
Ｏリングであって、各摺動部分をそれぞれ水密状態に保
ち、手動装置本体９内への雨水等の侵入を防止する。
【００１４】
【作用】本発明のトルクアクチュエータ用手動装置を使
用するには、トルクアクチュエータの出力軸の嵌合孔に
角形の操作内軸１６先端を嵌合しつつ、トルクアクチュ
エータの下面に上部カバー１０を締結する。次にバルブ
等の操作機器の上面より突出する入力軸の角形の先端を
操作軸外筒１４の角孔１８に嵌合しつつ、手動装置本体
９下面に操作機器の上面を締結し、トルクアクチュエー
タと操作機器の間に本願発明のトルクアクチュエータ用
手動装置を挟んで全体を一体に結合する。
用するには、トルクアクチュエータの出力軸の嵌合孔に
角形の操作内軸１６先端を嵌合しつつ、トルクアクチュ
エータの下面に上部カバー１０を締結する。次にバルブ
等の操作機器の上面より突出する入力軸の角形の先端を
操作軸外筒１４の角孔１８に嵌合しつつ、手動装置本体
９下面に操作機器の上面を締結し、トルクアクチュエー
タと操作機器の間に本願発明のトルクアクチュエータ用
手動装置を挟んで全体を一体に結合する。
【００１５】操作機器をトルクアクチュエータにより自
動的に操作する通常の操作時には、ハンドル２５をｂ位
置に回動して、前部偏心ブッシュ２０及び後部偏心ブッ
シュ２１を回動し、手動操作軸１９を鎖線位置に回動
し、ストッパーピン２７をピン孔３０に嵌合して、前部
偏心ブッシュ２０及び後部偏心ブッシュ２１を回動不能
に保持する。この状態では、ウォーム４は鎖線で示すよ
うにウォームホイール３との噛合を外れ、操作軸１１は
トルクアクチュエータの作動により自由に回動し、その
トルクを操作機器に伝達する。
動的に操作する通常の操作時には、ハンドル２５をｂ位
置に回動して、前部偏心ブッシュ２０及び後部偏心ブッ
シュ２１を回動し、手動操作軸１９を鎖線位置に回動
し、ストッパーピン２７をピン孔３０に嵌合して、前部
偏心ブッシュ２０及び後部偏心ブッシュ２１を回動不能
に保持する。この状態では、ウォーム４は鎖線で示すよ
うにウォームホイール３との噛合を外れ、操作軸１１は
トルクアクチュエータの作動により自由に回動し、その
トルクを操作機器に伝達する。
【００１６】次にトルクアクチュエータを作動せず手動
で操作機器を操作する際には、トルクアクチュエータの
操作圧を開放したのち、ストッパーピン２７を引いてピ
ン孔２９から抜き出し、ハンドル２５をａの位置まで回
動して、前部偏心ブッシュ２０及び後部偏心ブッシュ２
１を回動して、ウォーム４をウォームホイール３に噛合
させる。この位置でストッパーピン２７を押し込んで、
その先端をピン孔２９に嵌合して、前部偏心ブッシュ２
０及び後部偏心ブッシュ２１を回動不能に保持する。こ
の状態でハンドル車６を手動で回転すると、手動操作軸
１９に固着したウォーム４が回転し、これと噛合するウ
ォームホイール３が回動し、操作軸外筒１４が回動し
て、これに嵌合する操作機器の入力軸が回動する。
で操作機器を操作する際には、トルクアクチュエータの
操作圧を開放したのち、ストッパーピン２７を引いてピ
ン孔２９から抜き出し、ハンドル２５をａの位置まで回
動して、前部偏心ブッシュ２０及び後部偏心ブッシュ２
１を回動して、ウォーム４をウォームホイール３に噛合
させる。この位置でストッパーピン２７を押し込んで、
その先端をピン孔２９に嵌合して、前部偏心ブッシュ２
０及び後部偏心ブッシュ２１を回動不能に保持する。こ
の状態でハンドル車６を手動で回転すると、手動操作軸
１９に固着したウォーム４が回転し、これと噛合するウ
ォームホイール３が回動し、操作軸外筒１４が回動し
て、これに嵌合する操作機器の入力軸が回動する。
【００１７】本発明のトルクアクチュエータ用手動装置
において、ウォームホイール３とウォーム４の噛合を噛
合状態と離脱状態に切替え調節する噛合調節機構は上記
実施例に限定されるものではなく、ウォーム４の軸受の
位置を移動してウォームギアの噛合を離脱させることが
できる機構であれば、実施例以外の何れの機構も用いる
ことができる。
において、ウォームホイール３とウォーム４の噛合を噛
合状態と離脱状態に切替え調節する噛合調節機構は上記
実施例に限定されるものではなく、ウォーム４の軸受の
位置を移動してウォームギアの噛合を離脱させることが
できる機構であれば、実施例以外の何れの機構も用いる
ことができる。
【００１８】
【発明の効果】本発明のトルクアクチュエータ用手動装
置によれば、手動装置をトルクアクチュエータと操作機
器の間に介在させるため、トルクアクチュエータの上部
出力軸を塞ぐことがなく、上部出力軸に種々の任意の附
属機器を取り付けることができる。ウォーム４とウォー
ムホイール３の噛合を簡単な操作で、係合または離脱さ
せることができ、自動操作状態と手動操作状態とを簡単
に切り換えることができ、手動操作状態では、ハンドル
車６を回動することにより、容易に操作機器を手動操作
することができる。
置によれば、手動装置をトルクアクチュエータと操作機
器の間に介在させるため、トルクアクチュエータの上部
出力軸を塞ぐことがなく、上部出力軸に種々の任意の附
属機器を取り付けることができる。ウォーム４とウォー
ムホイール３の噛合を簡単な操作で、係合または離脱さ
せることができ、自動操作状態と手動操作状態とを簡単
に切り換えることができ、手動操作状態では、ハンドル
車６を回動することにより、容易に操作機器を手動操作
することができる。
【図１】従来のトルクアクチュエータ用手動装置の平面
図である。
図である。
【図２】従来のトルクアクチュエータ用手動装置の一部
断面正面図である。
断面正面図である。
【図３】本発明のトルクアクチュエータ用手動装置の一
例のＡＡＢＢ矢視平面断面図である。
例のＡＡＢＢ矢視平面断面図である。
【図４】本発明のトルクアクチュエータ用手動装置の一
例のＣＣ矢視正面断面図である。
例のＣＣ矢視正面断面図である。
１ 出力軸 ２ 連動板 ３ ウォームホイール ４ ウォーム ５ 軸 ６ ハンドル車 ７ ピン孔 ８ ピン ９ 手動装置本体 １０ 上部カバー １１ 操作軸 １２ 下部軸受 １３ 上部軸受 １４ 操作軸外筒 １５ キー １６ 操作内軸 １７ 上端 １８ 角孔 １９ 手動操作軸 ２０ 前部偏心ブッシュ ２１ 後部偏心ブッシュ ２２ 前部軸受 ２３ 後部軸受 ２４ 連結杆 ２５ ハンドル ２６ ピンガイド ２７ ストッパーピン ２８ ガイド孔 ２９、３０ ピン孔 ３１、３２、３３、３４ Ｏリング
Claims (2)
- 【請求項１】一端をトルクアクチュエータの出力軸に係
合し他端を操作機器の入力軸に係合して、トルクアクチ
ュエータの出力を操作機器に伝達する操作軸と、該操作
軸に固着され該操作軸の周りに該操作軸と一体に回動す
るウォームホイールと、軸受部により回動自在に支承さ
れ一端に手動用ハンドルを固着した手動操作軸と、該手
動操作軸に固着され該手動操作軸の周りに該手動操作軸
と一体に回動して該ウォームホイールに噛合するウォー
ムとを備え、該手動操作軸の軸受部の位置を移動して該
ウォームホイールとウォームの噛合を噛合状態と離脱状
態に切替え調節する噛合調節機構を有するトルクアクチ
ュエータ用手動装置。 - 【請求項２】該噛合調節機構が、該手動操作軸を支承す
る軸受部全体を、該手動操作軸の軸線と一定距離離れ、
これと平行な軸線を中心に回動可能に支承し、該手動操
作軸を該軸受部自体の回動軸線に対して偏心した軸線を
中心に回動するように構成し、該軸受部を回動すること
により、該手動操作軸の位置を移動させ該ウォームホイ
ールとウォームの噛合を噛合状態と離脱状態に切替え調
節する噛合調節機構である請求項１記載のトルクアクチ
ュエータ用手動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12348893A JPH06307503A (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | トルクアクチュエータ用手動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12348893A JPH06307503A (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | トルクアクチュエータ用手動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06307503A true JPH06307503A (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=14861872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12348893A Pending JPH06307503A (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | トルクアクチュエータ用手動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06307503A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014020492A (ja) * | 2012-07-20 | 2014-02-03 | Sadayuki Nakanishi | 流体圧駆動装置用の手動操作装置 |
| CN107554399A (zh) * | 2017-09-30 | 2018-01-09 | 林桂炳 | 车辆扩展空间升降装置 |
| CN108368923A (zh) * | 2015-12-25 | 2018-08-03 | 株式会社小糸制作所 | 固定部件，自动调心轴承机构，致动器以及灯具 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60143285A (ja) * | 1983-08-23 | 1985-07-29 | キ−ストン・インタ−ナシヨナル・インコ−ポレ−テツド | 流れ制御装置 |
| JPS60153872A (ja) * | 1984-01-25 | 1985-08-13 | 根本 牧子 | 腟洗滌器具 |
-
1993
- 1993-04-26 JP JP12348893A patent/JPH06307503A/ja active Pending
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