JPH06303228A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JPH06303228A
JPH06303228A JP5088650A JP8865093A JPH06303228A JP H06303228 A JPH06303228 A JP H06303228A JP 5088650 A JP5088650 A JP 5088650A JP 8865093 A JP8865093 A JP 8865093A JP H06303228 A JPH06303228 A JP H06303228A
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祐治 土肥
Kimio Nakagawa
公夫 中川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 繰り返して不正アクセスされることを防ぐ。 【構成】 センタ側装置からのノーリンギング呼出に対
し、起動後、現在時刻、前回起動時刻をセンタ側装置へ
送信する。センタ側装置は端末側からの現在時刻、前回
起動時刻が正しければ不正アクセスがなかったものと
し、前回と同じ暗号キーを用いた暗号文で所定の通信を
行う。前回起動時刻が変わっていれば、不正アクセスが
あったと判断し、新しい暗号キーを設定し、そのキーを
用いた暗号文で所定の通信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレメータシステム等
の通信システムに関するもので、特にノーリンギングシ
ステム等のセンター発信方式に使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、水道、ガス、電気等の自動検
針、もしくは自動販売機における売上高に対する情報を
収集する方法として、一般公衆電話回線を用いたデータ
伝送方式が実用されている。この方式の中で、電話機の
ベルを鳴らさないで通信を行うノーリンギング通信方式
があり、センタ側装置と家庭内等の端末網制御装置との
間でノーリンギング通信が行われる。
【0003】ここで、第三者からの不正アクセスに対す
る安全対策として、従来では、共通鍵暗号系(DES,
FEAL等、およびそのサブセット)および簡便なパス
ワードを用いて不正アクセスを防止していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、固定的な
パスワードのみに頼っているため、不正アクセスが一旦
成功すると繰り返し行われる恐れがあった。また、破ら
れにくい複雑な暗号方式にするためには、端末網制御装
置のコストアップになった。
【0005】本発明では、上記に鑑み、簡便な暗号方式
を用いながら、不正アクセスを防止することができる通
信システムの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、図1の如く、第三者による不正なアクセスを防止
するために暗号方式を用いた通信システムにおいて、端
末機器がセンタ側装置からの呼び出しに応じて応答信号
を送信し、センタ側装置ではその応答信号が正しいか判
別を行い、不正なアクセスが行われたと判断すると、設
定されている暗号のキーを変更するものである。
【0007】そして、判断材料として、センタ側装置お
よび端末機器がそれぞれ有している時計を利用して、端
末機器から送信される時刻信号に基づいて不正アクセス
が行われたか否かを判断している。
【0008】
【作用】上記課題解決手段において、 (1)端末網制御装置は時計を持っており、センタ側装
置からのノーリンギング呼出に対し、起動後、現在時刻
(書き換え可能)、前回起動時刻(書き換え不可)をセ
ンタ側装置へ送信する。
【0009】(2)センタ側装置は端末側からの現在時
刻、前回起動時刻が正しければ不正アクセスがなかった
ものとし、前回と同じ暗号キーを用いた暗号文で所定の
通信を行い終了する。
【0010】(3)前回起動時刻が変わっていれば、不
正アクセスがあったと判断し、新しい暗号キーを設定
し、そのキーを用いた暗号文で所定の通信を行い終了す
る。
【0011】(4)現在時刻が端末網制御装置の時計の
誤差程度ずれていれば正しい時刻を設定し、その時刻を
現在時刻とし、前回と同じ暗号キーを用いた暗号文で所
定の通信を行う。
【0012】(5)現在時刻が端末網制御装置の時計の
誤差を越えてずれていれば、正しい時刻を設定し、か
つ、不正アクセスがあったと判断し、新しい暗号キーを
設定し、そのキーを用いた暗号文で所定の通信を行う。
【0013】したがって、不正アクセスがあれば、次回
の正規アクセス時に前回起動時刻が変わっていることで
検出でき、そのとき暗号キーを変更するため、繰り返し
て不正にアクセスされることを防止できる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の通信システムにおけるセンタ
側と端末側との接続シーケンス図、図2はノーリンギン
グ通信システム図、図3はセンタ側装置における不正ア
クセス防止のためのフローチャートである。
【0015】本発明の通信システムは、図2の如く、セ
ンタ側装置として、センタ制御CPU1とセンタ網制御
装置2とを備えている。センタ網制御装置2は、センタ
制御CPU1に接続されるとともに、ノーリンギング回
線3を介してセンタ側交換機4に接続されている。
【0016】一方、端末側では、端末網制御装置5、電
話機6、メータセンサ等の端末機器7を備えている。
【0017】端末網制御装置5は、電話回線8を介して
端末側交換機9に接続され、端末側およびセンタ側交換
機4,9が電話回線10により接続されている。また、
端末側交換機9には、インターフェース線を介してノー
リンギングトランク(NRT)11が接続されている。
【0018】また、端末網制御装置5には、リンガーの
検知や電話回線の極性反転などを検知する回路、センタ
網制御装置2と通信するモデム回路、マイクロコンピュ
ータが内蔵され、自己のID番号、センタ側の電話番
号、指定された日時、現在時刻などが記憶されている。
【0019】そして、この通信システムでは、センタ側
装置からリンガー信号(呼び出し信号)が発信される
と、ノーリンギングトランク11を通して端末網制御装
置5を電話機7のベルを鳴らさずに起動し、端末機器6
のメータを検針することができる。また、第三者による
不正なアクセスを防止するためにバーナム法等の比較的
計算量の少ない暗号方式が用いられている。
【0020】センタ制御CPU1は、センタ網制御装置
2を制御してノーリンギング通信を行う機能と、センタ
網制御装置2からの呼び出しに応じて端末網制御装置5
から送信された応答信号が正しいか判別を行う機能と、
不正なアクセスが行われたと判断すると、設定されてい
る暗号のキーを変更する機能とを有しめられている。
【0021】このときの判断は、端末網制御装置5から
受信した前回起動時刻と記憶している端末網制御装置5
の前回起動時刻、および端末網制御装置5から受信した
現在時刻とセンタ制御CPU1が有している時計の現在
時刻とを比較することによって行われ、比較の結果どち
らも正しければ、不正なアクセスがないと見なす。ただ
し、現在時刻のずれの程度が誤差範囲内がどうかによっ
て、その判断は分かれるようになっている。
【0022】次に、本通信システムの動作を図1,3に
基づいて説明する。まず、センタ制御CPU1はセンタ
網制御装置2を制御して、ノーリンギング通信の通常の
シーケンスでNRTSを送信して端末網制御装置5を呼
び出す。
【0023】この呼び出しに対して、第1ダイヤルのと
きのように、端末側と接続ができなければ、SDR信号
が返信され、NRTS OFF信号を送信して、SDR
OFF信号を受信すれば、通信は終了する。
【0024】しかし、第2ダイヤルのときのように、端
末網制御装置5は極性反転後のNRS信号が自分の番号
と一致すれば、半ループ状態になり、応答信号(”
#”)を送信する。
【0025】その後、端末網制御装置5自身の持つ時計
に基づく現在時刻と記憶されている前回起動時刻を平文
でセンタ側に送信する。センタ制御CPU1では、随時
修正されほぼ正しい時刻になっている自身の時計の現在
時刻と受信した現在時刻、また、記憶されている端末網
制御装置5の前回起動時刻と今回受信した前回起動時刻
を各々比較する。
【0026】比較の結果、どちらも正しければ不正な
アクセスがなかったと判断し、前回と同じ暗号キーを用
い転置、換字等の暗号化を行い、まずID+パスワード
を送信し、同一の暗号化による正常応答が返えれば所定
の通信を行う。このときの現在時刻を前回起動時刻とし
て、センタ制御CPU1、端末網制御装置5ともに記憶
する。端末網制御装置5では、ID+パスワードを前回
と同じ暗号キーで復号化した結果正しくなければ、復旧
し、前回起動時刻は変更しない。
【0027】比較の結果、前回起動時刻が正しくなけ
れば、センタ制御CPU1は不正なアクセスがあったと
判断し、暗号キーを変更するよう端末網制御装置5に指
示し、センタ制御CPU1も端末網制御装置5に対する
暗号キーを変更し、新しいキーを用いて、ID+パスワ
ードを送信する。以下、と同じ動作を行う。
【0028】比較の結果、前回起動時刻が正しく、現
在時刻が正しくないが、誤差の範囲内である場合は、不
正なアクセスがないと判断し、端末網制御装置5の時計
がずれていると見なし、正しい時刻を設定し、その時刻
を前回起動時刻として、センタ制御CPU1、端末網制
御装置5ともに記憶する。以下、と同じ動作を行う。
【0029】比較の結果、前回起動時刻が正しく、現
在時刻が誤差の範囲を越えて正しくない場合は、不正な
アクセスがあったと判断し、侵入者が前回起動時刻を正
しく見せるため現在時刻を設定したものと見なして、正
しい現在時刻を設定するとともに、暗号キーを変更す
る。以下、と同じ動作を行う。
【0030】このように、比較的計算量の少ない簡便な
暗号方式を用いながら、もし不正アクセスが有れば、次
回の正規アクセス時に前回起動時刻が変わっているこ
と、あるいは現在時刻が大きくずれていることから検出
でき、そのとき暗号キーを変更するため、繰り返して不
正にアクセスされることが防止でき、より安全な通信シ
ステムを確立することができる。
【0031】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0032】不正アクセスがあったか否かを判断する基
準として、本実施例では時刻を利用したが、前回起動時
刻の代わりに前回送信したときのデータ量、端末網制御
装置で発生させた乱数等を利用してもよい。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、端末機器がセンタ側装置からの呼び出しに応じ
て応答信号を送信し、センタ側装置ではその応答信号が
正しいか判別を行い、不正なアクセスが行われたと判断
すると、設定されている暗号のキーを変更しているの
で、もし不正アクセスがあっても、それを検出して暗号
キーを変えることで、不正アクセスが繰り返し行われる
ことを防止でき、より安全な通信システムを確立するこ
とができる。
【0034】また、センタ側装置および端末機器が備え
ている時計を利用して不正アクセスの有無を検知できる
ので、不正アクセス防止のために別に回路等を設けなく
てもよいといった効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信システムにおけるセンタ側と端末
側との接続シーケンス図
【図2】ノーリンギング通信システム図
【図3】センタ側装置における不正アクセス防止のため
のフローチャート
【符号の説明】
1 センタ制御CPU 2 センタ網制御装置 3 ノーリンギング回線 4 センタ側交換機 5 端末網制御装置 6 電話機 7 メータセンサや端末機器 8 電話回線 9 端末側交換機 10 電話回線 11 NRT(ノーリンギングトランク)電話回線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線を通じて端末機器とセンタ側装置と
    の間で通信を行うものであって、第三者による不正なア
    クセスを防止するために暗号方式を用いた通信システム
    において、前記端末機器が前記センタ側装置からの呼び
    出しに応じて応答信号を送信し、該センタ側装置ではそ
    の応答信号が正しいか判別を行い、不正なアクセスが行
    われたと判断すると、設定されている暗号のキーを変更
    することを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 端末機器から送信される時刻信号に基づ
    いて不正アクセスが行われたか否かを判断することを特
    徴とする請求項1記載の通信システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10504957A (ja) * 1995-06-23 1998-05-12 モトローラ・インコーポレイテッド 通信システムにおける認証方法および装置
WO2014136665A1 (ja) * 2013-03-07 2014-09-12 谷電機工業株式会社 通信システム、クライアント端末、サーバ、データ通信方法及びデータ通信プログラム
JP2016034108A (ja) * 2014-07-31 2016-03-10 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理システム、情報処理システムの制御方法、およびコンピュータプログラム

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JP2016034108A (ja) * 2014-07-31 2016-03-10 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理システム、情報処理システムの制御方法、およびコンピュータプログラム

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