JPH06296504A - クッション作用流体充填袋を持つ靴底とこの袋を保持して外側・内側安定性を向上させるクリップ - Google Patents
クッション作用流体充填袋を持つ靴底とこの袋を保持して外側・内側安定性を向上させるクリップInfo
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- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
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- A43B13/14—Soles; Sole-and-heel integral units characterised by the constructive form
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- A43B13/00—Soles; Sole-and-heel integral units
- A43B13/14—Soles; Sole-and-heel integral units characterised by the constructive form
- A43B13/141—Soles; Sole-and-heel integral units characterised by the constructive form with a part of the sole being flexible, e.g. permitting articulation or torsion
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- A43B13/14—Soles; Sole-and-heel integral units characterised by the constructive form
- A43B13/18—Resilient soles
- A43B13/20—Pneumatic soles filled with a compressible fluid, e.g. air, gas
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 靴底のかかと部に収容されていて靴着用者の
かかとにクッション作用を与える流体充填袋を包含する
靴底を提供すると共に、流体充填袋を取り囲む靴底かか
と部内に収容され、流体充填袋の両外側部で靴底の外側
・内側安定性を与えながら靴底内に流体充填袋を確実に
位置決めする流体充填袋クリップを提供することにあ
る。 【構成】 本発明の靴底は、靴底の頂面と底面との間に
設けた空所と、この空所の下に設けてあり、空所の底壁
面を形成する頂面および靴底の外面の一部を形成する底
面を有する弾性ベースと、空所内へ挿入され、ベース頂
面上に支持されている流体充填袋とを包含し、流体充填
袋に加わる歩み衝撃による力に応じて靴底頂面から離れ
るように下方へベースが撓むことを特徴とする。
かかとにクッション作用を与える流体充填袋を包含する
靴底を提供すると共に、流体充填袋を取り囲む靴底かか
と部内に収容され、流体充填袋の両外側部で靴底の外側
・内側安定性を与えながら靴底内に流体充填袋を確実に
位置決めする流体充填袋クリップを提供することにあ
る。 【構成】 本発明の靴底は、靴底の頂面と底面との間に
設けた空所と、この空所の下に設けてあり、空所の底壁
面を形成する頂面および靴底の外面の一部を形成する底
面を有する弾性ベースと、空所内へ挿入され、ベース頂
面上に支持されている流体充填袋とを包含し、流体充填
袋に加わる歩み衝撃による力に応じて靴底頂面から離れ
るように下方へベースが撓むことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クッション作用流体充
填袋を包含する靴底ならびに靴底内に一定位置に袋を保
持し、靴底に対する外側・内側安定性を向上させるクリ
ップに関する。
填袋を包含する靴底ならびに靴底内に一定位置に袋を保
持し、靴底に対する外側・内側安定性を向上させるクリ
ップに関する。
【0002】
【従来の技術】多くの靴底、特に運動靴では、歩行時、
ランニング時その他の活動時に歩み衝撃を吸収し、靴装
着者の足へ或る程度の保護を与える或る量のクッション
作用が必要である。これは多くの運動靴のかかとで顕著
であり、靴底のかかと部は、普通、ランニング時に地面
と衝突する最初の部分である。しかしながら、靴底のか
かとに単にクッション作用を与えるだけでは、いくつか
の点で足を保護するのには不充分であることがわかっ
た。ランニング時には、足の運び毎に靴底の最初の衝突
は、普通、ランナーのかかとの外側縁に沿って生じる。
靴底かかとのクッション作用が歩み衝撃力の下に与えら
れるので、衝撃力はランナーのかかとの外側縁に集中
し、かかと面全体にわたって分布されることはない。ラ
ンナーのかかとの外縁にかかる初期衝撃は、また、脚に
対して足を回旋させる傾向がある。すなわち、回内運動
として普通に知られる足の内側縁の下降を生じさせる傾
向がある。過剰な回内運動は足の種々の障害に関係する
と考えられている。歩行、ランニングその他の活動時に
は、また、靴底の外側縁にかかる初期衝撃に続いて回外
運動、すなわち、足の内側縁の上昇が生じる可能性もあ
る。靴のクッション作用が衝撃下で生じると、衝撃力が
かかとの外側縁に集中し、かかと面にわたって分布され
ることはない。足の過剰な回外運動は、普通、足および
足首の種々の障害に関係していると考えられている。
ランニング時その他の活動時に歩み衝撃を吸収し、靴装
着者の足へ或る程度の保護を与える或る量のクッション
作用が必要である。これは多くの運動靴のかかとで顕著
であり、靴底のかかと部は、普通、ランニング時に地面
と衝突する最初の部分である。しかしながら、靴底のか
かとに単にクッション作用を与えるだけでは、いくつか
の点で足を保護するのには不充分であることがわかっ
た。ランニング時には、足の運び毎に靴底の最初の衝突
は、普通、ランナーのかかとの外側縁に沿って生じる。
靴底かかとのクッション作用が歩み衝撃力の下に与えら
れるので、衝撃力はランナーのかかとの外側縁に集中
し、かかと面全体にわたって分布されることはない。ラ
ンナーのかかとの外縁にかかる初期衝撃は、また、脚に
対して足を回旋させる傾向がある。すなわち、回内運動
として普通に知られる足の内側縁の下降を生じさせる傾
向がある。過剰な回内運動は足の種々の障害に関係する
と考えられている。歩行、ランニングその他の活動時に
は、また、靴底の外側縁にかかる初期衝撃に続いて回外
運動、すなわち、足の内側縁の上昇が生じる可能性もあ
る。靴のクッション作用が衝撃下で生じると、衝撃力が
かかとの外側縁に集中し、かかと面にわたって分布され
ることはない。足の過剰な回外運動は、普通、足および
足首の種々の障害に関係していると考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の運動靴の上記の
欠点を克服するのに必要とされるものは、靴底にクッシ
ョン作用を与えて歩み衝撃毎の力を足の外側縁あるいは
内側縁だけの場合よりも大きな足面積にわたって分布さ
せる装置である。上記の欠点を克服するのにまた必要と
されるものは、靴内で足を安定化させ、歩み衝撃毎の回
内、回外でランナーの足首が曲がる傾向を低下させる靴
底内装置である。
欠点を克服するのに必要とされるものは、靴底にクッシ
ョン作用を与えて歩み衝撃毎の力を足の外側縁あるいは
内側縁だけの場合よりも大きな足面積にわたって分布さ
せる装置である。上記の欠点を克服するのにまた必要と
されるものは、靴内で足を安定化させ、歩み衝撃毎の回
内、回外でランナーの足首が曲がる傾向を低下させる靴
底内装置である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来の靴底に
伴う上記欠点を克服すべく、靴底のかかと部に収容され
ていて靴着用者のかかとにクッション作用を与える流体
充填袋を包含する靴底を提供すると共に、流体充填袋を
取り囲む靴底かかと部内に収容され、流体充填袋の両外
側部で靴底の外側・内側安定性を与えながら靴底内に流
体充填袋を確実に位置決めする流体充填袋クリップを提
供する。本発明の種々の実施例では、流体充填袋は、全
体的にトロイド状の形態(自動的に決まる形態)あるい
は他の任意の形態を持ち、袋クリップは靴底の下底内で
袋まわりに係合し、それを支持する対応した形状を有す
る。
伴う上記欠点を克服すべく、靴底のかかと部に収容され
ていて靴着用者のかかとにクッション作用を与える流体
充填袋を包含する靴底を提供すると共に、流体充填袋を
取り囲む靴底かかと部内に収容され、流体充填袋の両外
側部で靴底の外側・内側安定性を与えながら靴底内に流
体充填袋を確実に位置決めする流体充填袋クリップを提
供する。本発明の種々の実施例では、流体充填袋は、全
体的にトロイド状の形態(自動的に決まる形態)あるい
は他の任意の形態を持ち、袋クリップは靴底の下底内で
袋まわりに係合し、それを支持する対応した形状を有す
る。
【0005】流体充填袋は2つまたはそれ以上の流体充
填室からなる。2つの室のうちの一方の室が袋の中央に
あり、第2の室がこの中央の室を完全に取り囲んでいる
と好ましい。各室は可撓性のあるプラスチック材料で作
ってあり、室の内部には複合流体が満たしてある。この
複合流体は、種々の粘性を有する2種類の流体または固
形物、たとえば、スポンジ状発泡体あるいは小さい中空
の球体を混ぜて浮遊させた流体を含み得る。2つまたは
それ以上の室はそれらの間に延びる複数の流体導管によ
って流体連絡するように接続してある。導管は室間の流
量を制限しながら室間を流体が流れるのを可能とするよ
うに構成してある。
填室からなる。2つの室のうちの一方の室が袋の中央に
あり、第2の室がこの中央の室を完全に取り囲んでいる
と好ましい。各室は可撓性のあるプラスチック材料で作
ってあり、室の内部には複合流体が満たしてある。この
複合流体は、種々の粘性を有する2種類の流体または固
形物、たとえば、スポンジ状発泡体あるいは小さい中空
の球体を混ぜて浮遊させた流体を含み得る。2つまたは
それ以上の室はそれらの間に延びる複数の流体導管によ
って流体連絡するように接続してある。導管は室間の流
量を制限しながら室間を流体が流れるのを可能とするよ
うに構成してある。
【0006】本発明の靴底は、それが下底のかかと部内
に流体充填袋を備える点を除いて、普通のランニング用
靴底と同様のものである。下底のかかと部へ外側・内側
安定性を与えると共に、袋が破裂するのを防ぎ、靴底内
の所望位置に袋を確実に位置決めするために、流体充填
袋クリップが下底に設けてある。このクリップは流体充
填袋まわりに係合し、靴底内の所定位置に袋を保持し、
また、袋の下方に保護材料層を与えて袋が靴底の外部の
物体によって破裂させられるのを防ぐようになってい
る。
に流体充填袋を備える点を除いて、普通のランニング用
靴底と同様のものである。下底のかかと部へ外側・内側
安定性を与えると共に、袋が破裂するのを防ぎ、靴底内
の所望位置に袋を確実に位置決めするために、流体充填
袋クリップが下底に設けてある。このクリップは流体充
填袋まわりに係合し、靴底内の所定位置に袋を保持し、
また、袋の下方に保護材料層を与えて袋が靴底の外部の
物体によって破裂させられるのを防ぐようになってい
る。
【0007】本発明の一実施例では、流体充填袋クリッ
プは下底の材料内へ鋳込まれる。この実施例では、クリ
ップは下底の頂面から下底の材料内へ下向きに延びる中
空の空所によって形成されている。空所まわりに延び、
クリップの中空内部を構成するように側壁が下底に成形
してある。クリップ空所の底には、弾性のベース・スキ
ンが形成してある。ベースは空所側壁と一体に形成して
あり、側壁はベースの周縁から上向きに延びている。ベ
ースはその頂面と反対側に底面を有し、この底面はクリ
ップ空所の底壁面を構成する。ベース底面は靴底の外面
に露出しており、ほぼ凹面の形状を有する。この凹面形
状はベース底面から下底の底面上方へ隔たっており、弾
性ベースが靴着用者のかかとに向上したクッション作用
を与える際にとらんぽりん状に作用することができる。
クリップは靴かかと部内に下底全体を構成し、透明材料
で作ってあり、靴の外から下底クリップに収容された袋
を見ることができるようにしてある。クリップは、ま
た、袋を靴使用時に熱あるいは過剰な圧力から保護す
る。
プは下底の材料内へ鋳込まれる。この実施例では、クリ
ップは下底の頂面から下底の材料内へ下向きに延びる中
空の空所によって形成されている。空所まわりに延び、
クリップの中空内部を構成するように側壁が下底に成形
してある。クリップ空所の底には、弾性のベース・スキ
ンが形成してある。ベースは空所側壁と一体に形成して
あり、側壁はベースの周縁から上向きに延びている。ベ
ースはその頂面と反対側に底面を有し、この底面はクリ
ップ空所の底壁面を構成する。ベース底面は靴底の外面
に露出しており、ほぼ凹面の形状を有する。この凹面形
状はベース底面から下底の底面上方へ隔たっており、弾
性ベースが靴着用者のかかとに向上したクッション作用
を与える際にとらんぽりん状に作用することができる。
クリップは靴かかと部内に下底全体を構成し、透明材料
で作ってあり、靴の外から下底クリップに収容された袋
を見ることができるようにしてある。クリップは、ま
た、袋を靴使用時に熱あるいは過剰な圧力から保護す
る。
【0008】可撓性が低く、また、下底の材料よりも摩
耗が少ない材料で作った外底が下底の底面に取り付けて
ある。外底は靴底かかと部に設けた開口を備える。この
開口は下底ベース・スキンの凹面およびクリップ空所内
に支持された流体充填袋のすぐ下に位置している。それ
によって、弾性ベースの底面を靴底の踏み面よりも上に
することができる。
耗が少ない材料で作った外底が下底の底面に取り付けて
ある。外底は靴底かかと部に設けた開口を備える。この
開口は下底ベース・スキンの凹面およびクリップ空所内
に支持された流体充填袋のすぐ下に位置している。それ
によって、弾性ベースの底面を靴底の踏み面よりも上に
することができる。
【0009】本発明の別の実施例では、流体充填袋クリ
ップは、下底内に封入された、靴底の別体の構成部品と
して設けてある。クリップのこの実施例は、また、弾性
ベース・スキンを備え、このベース・スキンは流体充填
袋をクリップ内でベースの面上に確実に位置決めし、支
持するような形態の頂面を有する。クリップは、ベース
・スキン頂面の周縁の一体延長部として形成された側壁
を備える。この側壁はベース頂面上に支持された流体充
填袋の周面を下り囲み、それと係合する。ベース底面は
凹面形状に形成してあり、この凹面は下底の底面上方へ
ベース底面を隔たたせ、クリップが下底内に封入される
ようにしている。クリップは全体的に透明材料で作って
あり、クリップを封入している下底にはいくつかの孔が
形成してあり、これらの孔は下底内へクリップまで延
び、クリップ内に収容された袋を靴底の外から見えるよ
うにしている。
ップは、下底内に封入された、靴底の別体の構成部品と
して設けてある。クリップのこの実施例は、また、弾性
ベース・スキンを備え、このベース・スキンは流体充填
袋をクリップ内でベースの面上に確実に位置決めし、支
持するような形態の頂面を有する。クリップは、ベース
・スキン頂面の周縁の一体延長部として形成された側壁
を備える。この側壁はベース頂面上に支持された流体充
填袋の周面を下り囲み、それと係合する。ベース底面は
凹面形状に形成してあり、この凹面は下底の底面上方へ
ベース底面を隔たたせ、クリップが下底内に封入される
ようにしている。クリップは全体的に透明材料で作って
あり、クリップを封入している下底にはいくつかの孔が
形成してあり、これらの孔は下底内へクリップまで延
び、クリップ内に収容された袋を靴底の外から見えるよ
うにしている。
【0010】可撓性が低く、下底の材料よりも摩耗の少
ない材料で作った外底が下底の下面に取り付けてある。
外底には下底に封入された袋クリップの下方で開口が形
成してあり、クリップ・ベース・スキンの凹面の底面を
靴の外部に露出させている。クリップ底面の凹面は外底
の踏み面上方へ底面から隔たっており、クリップ・ベー
スおよびクリップによって支持された流体充填袋の下方
に間隙を形成する。
ない材料で作った外底が下底の下面に取り付けてある。
外底には下底に封入された袋クリップの下方で開口が形
成してあり、クリップ・ベース・スキンの凹面の底面を
靴の外部に露出させている。クリップ底面の凹面は外底
の踏み面上方へ底面から隔たっており、クリップ・ベー
スおよびクリップによって支持された流体充填袋の下方
に間隙を形成する。
【0011】本発明の両実施例において、袋クリップに
よって下底内に収容された流体充填袋は歩み衝突毎にか
かとにかかる衝撃にクッション作用を与えるように作用
する。袋の2つまたはそれ以上の室の間の導管を通って
流体が流れ得るようにしたことにより、ランナーのかか
とのより大きい面積にわたって歩み衝突時の衝撃を分布
させ、衝撃力を減らし、過剰な回外あるいは回内の可能
性を減らすことができる。流体充填袋の特殊な形態は、
安定性および支持性を高め、靴底内にかかとを抱え込
み、また、靴底に乗った足のかかとに注文仕様の着用感
を与えるように決める。
よって下底内に収容された流体充填袋は歩み衝突毎にか
かとにかかる衝撃にクッション作用を与えるように作用
する。袋の2つまたはそれ以上の室の間の導管を通って
流体が流れ得るようにしたことにより、ランナーのかか
とのより大きい面積にわたって歩み衝突時の衝撃を分布
させ、衝撃力を減らし、過剰な回外あるいは回内の可能
性を減らすことができる。流体充填袋の特殊な形態は、
安定性および支持性を高め、靴底内にかかとを抱え込
み、また、靴底に乗った足のかかとに注文仕様の着用感
を与えるように決める。
【0012】上述の袋クリップの2つの実施例において
流体充填袋を位置決めすることによって、クリップ内に
収容された袋のクッション作用に匹敵するクリップ側壁
の剛性増大があり、これが袋の周面まわりの下底の圧縮
に対する抵抗を高め、下底の外側・内側安定性を高め
る。クリップ側壁が流体充填袋の周面まわりに位置して
いるために、靴着用者のかかとに与えられる袋のクッシ
ョン作用からほとんど影響を受けることがない。
流体充填袋を位置決めすることによって、クリップ内に
収容された袋のクッション作用に匹敵するクリップ側壁
の剛性増大があり、これが袋の周面まわりの下底の圧縮
に対する抵抗を高め、下底の外側・内側安定性を高め
る。クリップ側壁が流体充填袋の周面まわりに位置して
いるために、靴着用者のかかとに与えられる袋のクッシ
ョン作用からほとんど影響を受けることがない。
【0013】袋クリップが靴底の下底内に形成されてい
る本発明の第1実施例においては、下底は透明な材料で
作ってあり、下底内の流体充填袋を見ることができる。
この実施例では、外底は不透明な材料で作ってあり、下
底内に収容された流体充填袋を見る妨げにならないとこ
ろで下底の下面に取り付けてある。下底内に封入された
袋クリップを備える第2実施例では、クリップは透明材
料で作ってあり、下底および外底の材料は不透明であ
る。この実施例の下底は袋クリップのまわりに形成して
あり、下底の外面からクリップの側壁を貫いて延びる1
つまたはそれ以上の孔を有し、クリップ内に収容された
流体充填袋を靴底の外から見えるようにしている。この
実施例では、外底に設けた開口も、そこを通して靴底の
外からクリップ内の袋を見るのを可能としている。
る本発明の第1実施例においては、下底は透明な材料で
作ってあり、下底内の流体充填袋を見ることができる。
この実施例では、外底は不透明な材料で作ってあり、下
底内に収容された流体充填袋を見る妨げにならないとこ
ろで下底の下面に取り付けてある。下底内に封入された
袋クリップを備える第2実施例では、クリップは透明材
料で作ってあり、下底および外底の材料は不透明であ
る。この実施例の下底は袋クリップのまわりに形成して
あり、下底の外面からクリップの側壁を貫いて延びる1
つまたはそれ以上の孔を有し、クリップ内に収容された
流体充填袋を靴底の外から見えるようにしている。この
実施例では、外底に設けた開口も、そこを通して靴底の
外からクリップ内の袋を見るのを可能としている。
【0014】
【実施例】本発明の靴底は、全体的には、下底と外底と
からなる。この下底は、流体充填袋を収容しており、流
体充填袋を収容しかつ支持するクリップ構造を備えてい
る。ここには靴底の2つの実施例を開示する。靴底の第
1実施例では、袋収容用クリップは靴底構造の一体部分
として形成してある。靴底の第2実施例では、袋収容用
クリップは靴底内に封入された別体の構成部品となって
いる。両実施例において、流体充填袋は靴底内にクリッ
プによって収容される。流体充填袋の好ましい実施例を
流体充填袋クリップの2つの実施例と一緒に開示し、説
明するが、他のタイプの流体充填袋も特許請求の範囲に
定義した発明の範囲から逸脱することなく本発明の袋ク
リップおよび靴底と共に使用できることは了解された
い。
からなる。この下底は、流体充填袋を収容しており、流
体充填袋を収容しかつ支持するクリップ構造を備えてい
る。ここには靴底の2つの実施例を開示する。靴底の第
1実施例では、袋収容用クリップは靴底構造の一体部分
として形成してある。靴底の第2実施例では、袋収容用
クリップは靴底内に封入された別体の構成部品となって
いる。両実施例において、流体充填袋は靴底内にクリッ
プによって収容される。流体充填袋の好ましい実施例を
流体充填袋クリップの2つの実施例と一緒に開示し、説
明するが、他のタイプの流体充填袋も特許請求の範囲に
定義した発明の範囲から逸脱することなく本発明の袋ク
リップおよび靴底と共に使用できることは了解された
い。
【0015】本発明の第1実施例では、流体充填袋10
は全体的な形状が図13、14に示す同心トロイドの形
となっている。袋は、透明で可撓性のある流体遮断材
料、好ましくは、接着可能なプラスチックタイプのフィ
ルムで作る。袋を形成するにはポリウレタンが好まし
い。しかしながら、特許請求の範囲から逸脱することな
く本発明の袋を構成するのに他のタイプの可撓性のある
流体遮断材料および他の方法も使用し得る。たとえば、
袋を真空成形してもよいし、可撓性流体漏れ防止材料で
押し出し吹き込み成形によって形成してもよい。吹き込
み成形の際、袋は2つの鏡像半片に形成し、これらをシ
ールして周縁まわりのシールが袋の周面からほんの0.
5mm突き出るようにすると、側部からおよびシールを
通して袋の中味をより良く見ることができる。
は全体的な形状が図13、14に示す同心トロイドの形
となっている。袋は、透明で可撓性のある流体遮断材
料、好ましくは、接着可能なプラスチックタイプのフィ
ルムで作る。袋を形成するにはポリウレタンが好まし
い。しかしながら、特許請求の範囲から逸脱することな
く本発明の袋を構成するのに他のタイプの可撓性のある
流体遮断材料および他の方法も使用し得る。たとえば、
袋を真空成形してもよいし、可撓性流体漏れ防止材料で
押し出し吹き込み成形によって形成してもよい。吹き込
み成形の際、袋は2つの鏡像半片に形成し、これらをシ
ールして周縁まわりのシールが袋の周面からほんの0.
5mm突き出るようにすると、側部からおよびシールを
通して袋の中味をより良く見ることができる。
【0016】図13、14でわかるように、流体充填袋
10は、全体的に、内側の小さいトロイド12と外側の
大きいトロイド14とからなる。小さいトロイド12は
流体18を充填した中空の環状内部室16を有する。ト
ロイド12の外形はその内周壁面20と外周壁面22と
によって定められる。小さいトロイド12の中心孔はこ
のトロイド装置を構成するのに用いた可撓性材料のウェ
ブ24で覆ってある。大きい方のトロイド14は小さい
トロイド12を完全に取り囲み、それと同心である。大
きいトロイド14も中空の環状内部室26を有する。大
きいトロイドの内部室26にも小さいトロイド12の内
部室16を満たしていると同じ流体18が充填してあ
る。トロイド14の外形は、それの内周壁面28と外周
壁面30とによって定められる。
10は、全体的に、内側の小さいトロイド12と外側の
大きいトロイド14とからなる。小さいトロイド12は
流体18を充填した中空の環状内部室16を有する。ト
ロイド12の外形はその内周壁面20と外周壁面22と
によって定められる。小さいトロイド12の中心孔はこ
のトロイド装置を構成するのに用いた可撓性材料のウェ
ブ24で覆ってある。大きい方のトロイド14は小さい
トロイド12を完全に取り囲み、それと同心である。大
きいトロイド14も中空の環状内部室26を有する。大
きいトロイドの内部室26にも小さいトロイド12の内
部室16を満たしていると同じ流体18が充填してあ
る。トロイド14の外形は、それの内周壁面28と外周
壁面30とによって定められる。
【0017】ウェブ部32が小さいトロイド12の外周
壁面22と大きいトロイド14の内周壁面との間に形成
してある。このウェブ部32は2つのトロイド12、1
4を図に示す相対位置に一緒に固着している。ウェブ部
32はトロイド装置を構成するのに用いたと同じ材料で
作ってある。
壁面22と大きいトロイド14の内周壁面との間に形成
してある。このウェブ部32は2つのトロイド12、1
4を図に示す相対位置に一緒に固着している。ウェブ部
32はトロイド装置を構成するのに用いたと同じ材料で
作ってある。
【0018】小さいトロイド12の外周壁面22と大き
いトロイド14の内周壁面28の間には3つの流体導管
33が延びている。これらの流体導管33は2つのトロ
イド12、14の内部室16、26と連通し、流体18
がこれらの導管を通してトロイド内部室間を流れ得るよ
うにしている。図13でわかるように、流体導管33は
2つのトロイド間にスポーク状に配置してあり、円弧状
のウェブ部32を分離している。中央のウェブ部24、
小さいトロイド12、流体導管33および大きいトロイ
ド14は、図14に示すように、すべてほぼ同一平面に
ある。
いトロイド14の内周壁面28の間には3つの流体導管
33が延びている。これらの流体導管33は2つのトロ
イド12、14の内部室16、26と連通し、流体18
がこれらの導管を通してトロイド内部室間を流れ得るよ
うにしている。図13でわかるように、流体導管33は
2つのトロイド間にスポーク状に配置してあり、円弧状
のウェブ部32を分離している。中央のウェブ部24、
小さいトロイド12、流体導管33および大きいトロイ
ド14は、図14に示すように、すべてほぼ同一平面に
ある。
【0019】トロイド装置10は透明で可撓性があり、
流体の漏れを阻止する材料の一対の重なり合ったシート
で作る。図14に示すように、上下のシート34、35
は、共に、それぞれ同心のトロイド形態を有する2つの
鏡像半片として形成してある。これは普通の押し出し吹
き込み成形法で行える。上方シート34は下方シート3
5の上に位置しており、この下方シートに接着してあ
る。これらのシートは、大小のトロイド12、14間の
円弧状ウェブ部32のところと、小さいトロイドの中央
ウェブ24のところで、大きいトロイド14の外側まわ
りに延びる周囲シーム36に沿って相互に接着してあ
る。上下のシートが円弧状部分32に沿って相互に取り
付けてあるので、隣り合った部分間の中間部は接着され
ておらず、小さいトロイドの内部室16を大きいトロイ
ドの内部室26と連通させる流体導管33を構成してい
る。この特別の構造において、周囲シーム36はトロイ
ド袋のほぼ中間に位置しており、袋の頂面、底面は互い
に鏡像となっている。シーム36は袋の周縁から約0.
5mmだけ突き出ており、側部からおよびシームを通し
て袋の流体をより良く見える。
流体の漏れを阻止する材料の一対の重なり合ったシート
で作る。図14に示すように、上下のシート34、35
は、共に、それぞれ同心のトロイド形態を有する2つの
鏡像半片として形成してある。これは普通の押し出し吹
き込み成形法で行える。上方シート34は下方シート3
5の上に位置しており、この下方シートに接着してあ
る。これらのシートは、大小のトロイド12、14間の
円弧状ウェブ部32のところと、小さいトロイドの中央
ウェブ24のところで、大きいトロイド14の外側まわ
りに延びる周囲シーム36に沿って相互に接着してあ
る。上下のシートが円弧状部分32に沿って相互に取り
付けてあるので、隣り合った部分間の中間部は接着され
ておらず、小さいトロイドの内部室16を大きいトロイ
ドの内部室26と連通させる流体導管33を構成してい
る。この特別の構造において、周囲シーム36はトロイ
ド袋のほぼ中間に位置しており、袋の頂面、底面は互い
に鏡像となっている。シーム36は袋の周縁から約0.
5mmだけ突き出ており、側部からおよびシームを通し
て袋の流体をより良く見える。
【0020】上述した要領で構成したトロイド袋の場
合、2つのトロイドの内部室には複合流体18が満たし
てある。この複合流体は異なった粘性の2種の流体から
のものでもよいし、固形物、たとえば、限定する意味は
ないが、スポンジ状の発泡体あるいは小さい中空の球体
あるいは粒子を浮遊させた流体であってもよい。本発明
のトロイド装置10を製造する上記の方法は説明のため
に例示したものであり、これに限定するつもりはない。
さらに、上述したように、本発明の靴底の流体充填袋ク
リップは上述した形態以外の異なった形態の流体充填袋
と一緒に使用してもよい。
合、2つのトロイドの内部室には複合流体18が満たし
てある。この複合流体は異なった粘性の2種の流体から
のものでもよいし、固形物、たとえば、限定する意味は
ないが、スポンジ状の発泡体あるいは小さい中空の球体
あるいは粒子を浮遊させた流体であってもよい。本発明
のトロイド装置10を製造する上記の方法は説明のため
に例示したものであり、これに限定するつもりはない。
さらに、上述したように、本発明の靴底の流体充填袋ク
リップは上述した形態以外の異なった形態の流体充填袋
と一緒に使用してもよい。
【0021】本発明の好ましい実施例では、流体充填袋
10は靴底の下底内に収容される。本発明の靴底の第1
実施例においては、靴底38は図1−8に示す構成部品
からなる。靴底は、全体的に、外底40と甲44に連結
した下底42とからなる。図1でわかるように、外底お
よび下底は靴の底を長手方向に横切って延びており、前
足部46、土踏まず部48およびかかと部50とを包含
する。
10は靴底の下底内に収容される。本発明の靴底の第1
実施例においては、靴底38は図1−8に示す構成部品
からなる。靴底は、全体的に、外底40と甲44に連結
した下底42とからなる。図1でわかるように、外底お
よび下底は靴の底を長手方向に横切って延びており、前
足部46、土踏まず部48およびかかと部50とを包含
する。
【0022】下底42は2つの構成部品からなり、すな
わち、前足部、土踏まず部およびかかと部にわたって靴
の長手方向長さに沿って延びる上部52と、靴底のかか
と部のみに沿って長手方向に延びる下方下底部54とか
らなる。上方下底52は可撓性のある不透明な材料で構
成してあり、靴着用者の足を支えながら足の下面にクッ
ション作用を与える。下方下底54は透明な可撓性材料
で作ってある。下方可塑54の材料も可撓性であるが、
上方下底52の可撓性材料よりも幾分剛性があって靴底
の使用によって摩耗するのを防ぐ能力を高めている。下
方下底の前部56は比較的薄い可撓性フラップとして形
成してあり、このフラップは上方下底52の下面60に
形成した凹面58に嵌合する。上方下底の凹面58によ
り、上方下底60の下面と下方下底62の下面とで下底
42の連続した下面を形成し、図3に示すように上下の
下底を組み立てることができる。下方下底の頂面66に
はほぼ矩形の3片隆起64が形成してある。上方下底6
0の下面には対応する形状の3片スロット68が形成し
てあり、隆起64をスロット68に嵌合させて上下の下
底を相互に組み立てたときに下方下底を上方下底に対し
て所望の位置にしっかりと保持することができる。上下
の下底は、接着剤あるいは他の任意の均等な方法で相互
に固着してもよい。隆起64の対向した長さ部分が下底
のかかと部に向かって長手方向後方へ延びているので、
これらの長さ部分は下底かかとの厚みのある部分と一体
に結合される。隆起は下底かかと部の対向した側部をか
かとのすぐ前方にある靴底の中間部分と連結するのに役
立ち、それによって、靴底のこの領域の捩り剛性を高め
ると共に安定性を高める。下底頂面60から上向きに突
き出る隆起64はこの頂面を覆う補強ウェブとして作用
し、下底の捩り剛性を高めている。下底の前部56を構
成する材料は、下底の他の部分よりも剛性の高い材料で
あり、その捩り剛性をさらに高めている。
わち、前足部、土踏まず部およびかかと部にわたって靴
の長手方向長さに沿って延びる上部52と、靴底のかか
と部のみに沿って長手方向に延びる下方下底部54とか
らなる。上方下底52は可撓性のある不透明な材料で構
成してあり、靴着用者の足を支えながら足の下面にクッ
ション作用を与える。下方下底54は透明な可撓性材料
で作ってある。下方可塑54の材料も可撓性であるが、
上方下底52の可撓性材料よりも幾分剛性があって靴底
の使用によって摩耗するのを防ぐ能力を高めている。下
方下底の前部56は比較的薄い可撓性フラップとして形
成してあり、このフラップは上方下底52の下面60に
形成した凹面58に嵌合する。上方下底の凹面58によ
り、上方下底60の下面と下方下底62の下面とで下底
42の連続した下面を形成し、図3に示すように上下の
下底を組み立てることができる。下方下底の頂面66に
はほぼ矩形の3片隆起64が形成してある。上方下底6
0の下面には対応する形状の3片スロット68が形成し
てあり、隆起64をスロット68に嵌合させて上下の下
底を相互に組み立てたときに下方下底を上方下底に対し
て所望の位置にしっかりと保持することができる。上下
の下底は、接着剤あるいは他の任意の均等な方法で相互
に固着してもよい。隆起64の対向した長さ部分が下底
のかかと部に向かって長手方向後方へ延びているので、
これらの長さ部分は下底かかとの厚みのある部分と一体
に結合される。隆起は下底かかと部の対向した側部をか
かとのすぐ前方にある靴底の中間部分と連結するのに役
立ち、それによって、靴底のこの領域の捩り剛性を高め
ると共に安定性を高める。下底頂面60から上向きに突
き出る隆起64はこの頂面を覆う補強ウェブとして作用
し、下底の捩り剛性を高めている。下底の前部56を構
成する材料は、下底の他の部分よりも剛性の高い材料で
あり、その捩り剛性をさらに高めている。
【0023】下方下底54が前部56から後方へ延びて
いるので、その垂直方向の厚さは靴装着者の足のかかと
のすぐ下に位置する下方下底領域で増大する。下方下底
のこのかかと部では、頂面66に空所70が形成されて
いる。この空所70は、先に述べたトロイド状の流体充
填袋10の形状に対応する内部ボリューム形状となって
おり、袋の周面を取り囲み、そのまわりに係合する側壁
72と、空所70の底を横切って延びており、袋の外面
に対応する形状の頂面を有する弾性ベース・スキン74
とを有する。異なった形状の袋の場合、空所は袋の特殊
な形状に対応する異なった形状も有する。図6で最も良
くわかるように、空所70には、袋の小さいトロイド用
の中央くぼみ76と、袋の大きいトロイド用の周囲くぼ
み78とが形成してある。高くなった円79がこれら2
つのくぼみを分離している。図3−5でわかるように、
空所側壁72は、空所の底から袋10の頂面の一部を通
して下方下底の頂面66にある空所の開口82まで、弾
性ベース・スキン74の一体延長部として上向きに延び
ている。こうして、弾性ベース74はその頂面に流体充
填袋10を支持し、空所側壁72は空所内に袋をしっか
りと保持する。空所側壁72を形成している可撓性材料
も、袋よりも幾分剛性が高くなっており、図4で見て袋
の両側部のところで下底の耐圧縮性を高めている。この
ことは、下底の外側安定性を高めるのに役立つと共に、
靴着用者による過剰な足首の回内あるいは回外を防ぐの
に役立つ。
いるので、その垂直方向の厚さは靴装着者の足のかかと
のすぐ下に位置する下方下底領域で増大する。下方下底
のこのかかと部では、頂面66に空所70が形成されて
いる。この空所70は、先に述べたトロイド状の流体充
填袋10の形状に対応する内部ボリューム形状となって
おり、袋の周面を取り囲み、そのまわりに係合する側壁
72と、空所70の底を横切って延びており、袋の外面
に対応する形状の頂面を有する弾性ベース・スキン74
とを有する。異なった形状の袋の場合、空所は袋の特殊
な形状に対応する異なった形状も有する。図6で最も良
くわかるように、空所70には、袋の小さいトロイド用
の中央くぼみ76と、袋の大きいトロイド用の周囲くぼ
み78とが形成してある。高くなった円79がこれら2
つのくぼみを分離している。図3−5でわかるように、
空所側壁72は、空所の底から袋10の頂面の一部を通
して下方下底の頂面66にある空所の開口82まで、弾
性ベース・スキン74の一体延長部として上向きに延び
ている。こうして、弾性ベース74はその頂面に流体充
填袋10を支持し、空所側壁72は空所内に袋をしっか
りと保持する。空所側壁72を形成している可撓性材料
も、袋よりも幾分剛性が高くなっており、図4で見て袋
の両側部のところで下底の耐圧縮性を高めている。この
ことは、下底の外側安定性を高めるのに役立つと共に、
靴着用者による過剰な足首の回内あるいは回外を防ぐの
に役立つ。
【0024】上方下底52の、下方下底空所70のすぐ
上の底面すなわち下面60も袋10の頂面の形状および
下方下底に形成された空所開口82に対応する形状が与
えられている。図7、8に示すように、上方下底の下面
60には突出リング84が形成してある。リング84の
中央には中央くぼみ88が形成してあり、上方下底の下
面はリング84から外方へ傾斜して流体充填袋の外側ト
ロイドに対応するようになっている。下方下底空所7
0、流体充填袋10および上方下底の底面60の間の対
応するしまりばめ関係が図3−5に示してある。ここに
は、上下の下底とそれらの間に収容された流体充填袋と
の組み立て関係が示してある。
上の底面すなわち下面60も袋10の頂面の形状および
下方下底に形成された空所開口82に対応する形状が与
えられている。図7、8に示すように、上方下底の下面
60には突出リング84が形成してある。リング84の
中央には中央くぼみ88が形成してあり、上方下底の下
面はリング84から外方へ傾斜して流体充填袋の外側ト
ロイドに対応するようになっている。下方下底空所7
0、流体充填袋10および上方下底の底面60の間の対
応するしまりばめ関係が図3−5に示してある。ここに
は、上下の下底とそれらの間に収容された流体充填袋と
の組み立て関係が示してある。
【0025】全体的に凹面のくぼみ90が、下底空所7
0内に流体充填袋を支持している弾性ベース・スキン7
4のすぐ下で下方下底の底面62に形成してある。くぼ
み90は、空所側壁の外側踏み面上方に弾性ベース74
を隔てており、ベースが流体充填袋を支持しかつ靴着用
者の足のかかとにクッション作用を与える際にトランポ
リン状に作用するのを可能とする。くぼみ90の領域か
ら下方下底の材料を取り除くことによって、ベース・ス
キン74の弾性が高まり、歩みかかと衝突による下底上
部52の頂面に加わる力に応答してベースがくぼみ90
下方に形成された空隙内へ下向きに撓む能力を高める。
0内に流体充填袋を支持している弾性ベース・スキン7
4のすぐ下で下方下底の底面62に形成してある。くぼ
み90は、空所側壁の外側踏み面上方に弾性ベース74
を隔てており、ベースが流体充填袋を支持しかつ靴着用
者の足のかかとにクッション作用を与える際にトランポ
リン状に作用するのを可能とする。くぼみ90の領域か
ら下方下底の材料を取り除くことによって、ベース・ス
キン74の弾性が高まり、歩みかかと衝突による下底上
部52の頂面に加わる力に応答してベースがくぼみ90
下方に形成された空隙内へ下向きに撓む能力を高める。
【0026】空所側壁の外側踏み面上方への弾性ベース
74の隔たり量は、下方下底62の底面に形成した円弧
状の隆起92と下方下底の底面に形成した後方タブ94
とによってさらに増大する。図3で最も良くわかるよう
に、隆起92およびタブ94は、さらに、弾性ベース7
4を空所側壁の外側踏み面上方へ隔てる。
74の隔たり量は、下方下底62の底面に形成した円弧
状の隆起92と下方下底の底面に形成した後方タブ94
とによってさらに増大する。図3で最も良くわかるよう
に、隆起92およびタブ94は、さらに、弾性ベース7
4を空所側壁の外側踏み面上方へ隔てる。
【0027】下底42の底面に外底40を位置させるこ
とによって、空所側壁の踏み面上方へ弾性ベース・スキ
ン74を高めると共に、靴底使用により下底が過剰に摩
耗するのを防ぐこともできる。外底40は、全体的に、
3つの構成部分、すなわち、靴底の前足部、土踏まず部
の下方に形成された前部96と、下方下底の底面62の
両側部に取り付けた一対の後方側部セグメント98、1
00とからなる。靴の踏み面は3つの外底部分96、9
8、100の下面に形成してあり、前述したように、下
底部分の材料よりも耐摩耗性の大きい弾性材料で外底部
分が形成してあるので、下底の露出部分の下方に外底部
分を位置させることにより、靴使用中に下底が過剰に摩
耗するのを防ぐことができる。図2、3でわかるよう
に、外底の第1部分96は、靴の前足領域および土踏ま
ず領域にわたってかつ下方下底の底面62に形成した円
弧状隆起92まで靴のかかと部に向かって後方へ延びる
ように2つの下底部分の下面を覆って取り付けられる形
態となっている。図3でわかるように、外底のこの前部
96は、外底部分96の下面に形成した踏み面上方へ下
方下底54をやや高め、それによって、下方下底が靴の
使用時に過剰に摩耗するのを防いでいる。外底前部96
は接着剤または他の任意の均等方法によって2つの下底
部分の下面に取り付けてある。
とによって、空所側壁の踏み面上方へ弾性ベース・スキ
ン74を高めると共に、靴底使用により下底が過剰に摩
耗するのを防ぐこともできる。外底40は、全体的に、
3つの構成部分、すなわち、靴底の前足部、土踏まず部
の下方に形成された前部96と、下方下底の底面62の
両側部に取り付けた一対の後方側部セグメント98、1
00とからなる。靴の踏み面は3つの外底部分96、9
8、100の下面に形成してあり、前述したように、下
底部分の材料よりも耐摩耗性の大きい弾性材料で外底部
分が形成してあるので、下底の露出部分の下方に外底部
分を位置させることにより、靴使用中に下底が過剰に摩
耗するのを防ぐことができる。図2、3でわかるよう
に、外底の第1部分96は、靴の前足領域および土踏ま
ず領域にわたってかつ下方下底の底面62に形成した円
弧状隆起92まで靴のかかと部に向かって後方へ延びる
ように2つの下底部分の下面を覆って取り付けられる形
態となっている。図3でわかるように、外底のこの前部
96は、外底部分96の下面に形成した踏み面上方へ下
方下底54をやや高め、それによって、下方下底が靴の
使用時に過剰に摩耗するのを防いでいる。外底前部96
は接着剤または他の任意の均等方法によって2つの下底
部分の下面に取り付けてある。
【0028】外底側部セグメント98、100は互いに
鏡像であり、下方下底底面62の側部のみを覆ってい
る。それぞれの外底側部セグメント98、100の主要
部分102、104は図2に示す位置において下方下底
62の底面を覆っている。図3−5でわかるように、そ
れぞれの外底側部セグメント96、98のこれらの主要
部分102、104もまた、下方下底14に形成した弾
性ベース・スキン74を側部セグメント98、100の
下面に形成した靴底踏み面上方に高め、ベース・スキン
および下底の底面が過剰に摩耗するのを防ぐのに役立
つ。側部セグメントの主要部分は、また、靴着用者のか
かとの歩み衝撃による使途および流体充填袋の頂部に加
わる力に応答してベースと靴底の踏み面の間に形成され
た空隙90内へベース・スキンが下向きに撓む能力を高
める。下底底面62の両側部のところで2つの外底主要
部分102、104が隔たっていることにより、下方下
底62の透明材料を通して底面からクリップ空所内の流
体充填袋10を見ることができる。外底主要部分10
2、104の下方下底底面62への取り付け状態は、そ
れぞれの主要部分102、104にある側部106、1
08、110、112によって高められる。これらの側
部は、下方下底60の両側部上方へ少しの距離延び、接
着剤または他の均等な方法によって取りけられている。
下方下底62の両側部にある対になった外底側部10
6、108および110、112は互いに長手方向に隔
たっていてそれらの間に下底窓を形成しており、これに
より、靴底の両側部から下方下底の透明材料を通して下
底クリップ空所内の流体充填袋を見ることができる。
鏡像であり、下方下底底面62の側部のみを覆ってい
る。それぞれの外底側部セグメント98、100の主要
部分102、104は図2に示す位置において下方下底
62の底面を覆っている。図3−5でわかるように、そ
れぞれの外底側部セグメント96、98のこれらの主要
部分102、104もまた、下方下底14に形成した弾
性ベース・スキン74を側部セグメント98、100の
下面に形成した靴底踏み面上方に高め、ベース・スキン
および下底の底面が過剰に摩耗するのを防ぐのに役立
つ。側部セグメントの主要部分は、また、靴着用者のか
かとの歩み衝撃による使途および流体充填袋の頂部に加
わる力に応答してベースと靴底の踏み面の間に形成され
た空隙90内へベース・スキンが下向きに撓む能力を高
める。下底底面62の両側部のところで2つの外底主要
部分102、104が隔たっていることにより、下方下
底62の透明材料を通して底面からクリップ空所内の流
体充填袋10を見ることができる。外底主要部分10
2、104の下方下底底面62への取り付け状態は、そ
れぞれの主要部分102、104にある側部106、1
08、110、112によって高められる。これらの側
部は、下方下底60の両側部上方へ少しの距離延び、接
着剤または他の均等な方法によって取りけられている。
下方下底62の両側部にある対になった外底側部10
6、108および110、112は互いに長手方向に隔
たっていてそれらの間に下底窓を形成しており、これに
より、靴底の両側部から下方下底の透明材料を通して下
底クリップ空所内の流体充填袋を見ることができる。
【0029】上述した方法で靴底を構成することによっ
て、本発明の靴底は、靴着用者の足のかかとのすぐ下の
靴底の最適位置に流体充填袋10を保持し、靴底および
流体充填袋の前記の実施例では、クリップ空所70の対
応する形状および上方下底部分の対応する下面が、靴底
のかかと部の所望位置にトロイド状の流体充填袋を確実
に固着するトロイド・ロックを提供する。クリップ空所
内で流体充填袋トロイドを取り囲んでいる下方下底の側
壁は、袋内に収容された流体よりも歩み衝撃による圧縮
により大きく耐えることのできる材料で作ることによっ
て靴底の外側縁に対して側方安定性を提供する。流体充
填袋の下に位置する弾性ベース・スキン74は靴底に対
する外部からの衝撃により流体充填袋が破裂するのを防
止し、下方下底が透明な材料であることにより、靴底の
下方からおよび靴底の両側部からも流体充填袋を見るこ
とができる。弾性ベース・スキンの下面の凹面形状およ
び外底セグメントによるベースの上昇により、弾性ベー
スがトランポリン状に作用することができ、これがベー
ス上に支持された流体充填袋が靴着用者の足のかかと領
域にクッション作用を与える能力を高めることができ
る。
て、本発明の靴底は、靴着用者の足のかかとのすぐ下の
靴底の最適位置に流体充填袋10を保持し、靴底および
流体充填袋の前記の実施例では、クリップ空所70の対
応する形状および上方下底部分の対応する下面が、靴底
のかかと部の所望位置にトロイド状の流体充填袋を確実
に固着するトロイド・ロックを提供する。クリップ空所
内で流体充填袋トロイドを取り囲んでいる下方下底の側
壁は、袋内に収容された流体よりも歩み衝撃による圧縮
により大きく耐えることのできる材料で作ることによっ
て靴底の外側縁に対して側方安定性を提供する。流体充
填袋の下に位置する弾性ベース・スキン74は靴底に対
する外部からの衝撃により流体充填袋が破裂するのを防
止し、下方下底が透明な材料であることにより、靴底の
下方からおよび靴底の両側部からも流体充填袋を見るこ
とができる。弾性ベース・スキンの下面の凹面形状およ
び外底セグメントによるベースの上昇により、弾性ベー
スがトランポリン状に作用することができ、これがベー
ス上に支持された流体充填袋が靴着用者の足のかかと領
域にクッション作用を与える能力を高めることができ
る。
【0030】靴底の第2実施例が図9−12に示してあ
る。この実施例も上述した同心トロイド形態を有する流
体充填袋10を使用する。しかしながら、この実施例で
は、トロイド流体充填袋の形態以外の形態を有する流体
充填袋も使用し得る。本発明の靴底の第2実施例は、そ
れが靴の甲118と連結した下底116と下底の下面に
連結した外底120とからなるという点で第1実施例に
類似している。下底116は、それが上下の部分からな
るものではなく、下底116の材料内に封入された弾性
流体充填袋クリップ122を包含するという点では第1
実施例と異なる。
る。この実施例も上述した同心トロイド形態を有する流
体充填袋10を使用する。しかしながら、この実施例で
は、トロイド流体充填袋の形態以外の形態を有する流体
充填袋も使用し得る。本発明の靴底の第2実施例は、そ
れが靴の甲118と連結した下底116と下底の下面に
連結した外底120とからなるという点で第1実施例に
類似している。下底116は、それが上下の部分からな
るものではなく、下底116の材料内に封入された弾性
流体充填袋クリップ122を包含するという点では第1
実施例と異なる。
【0031】袋クリップ122は、図12に最も良く示
してあり、ここでは、下底の内部から取り出した状態で
示してある。クリップは透明で弾力性、可撓性のある材
料で作ってある。クリップには、その底部を横切って延
びる弾性ベース・スキン126と、クリップの内部ボリ
ューム130まわりを上向きに延びるベースの一体延長
部として形成された弾性側壁128とが設けてある。側
壁の最も上の頂縁は、特に袋の外形に対応するように設
計した内部形態を有する空所を形成するクリップ内部へ
開く開口132を形成している。本発明の第1実施例と
同様に、ベース26の頂面にはその中央に袋の中央の小
さいトロイドを受け入れるように形成したくぼみ134
と、袋の大きいトロイドを受け入れるように周縁まわり
に設けたより大きい環状のくぼみ136とを有する。ク
リップ側壁128は流体充填袋10の外面まわりにベー
ス・スキン126の周縁の一体延長部として延びてお
り、流体充填袋をクリップの内部空所内にしっかりと保
持しかつ確実に位置決めする。これに関して、クリップ
122は第1実施例のクリップとほぼ同じである。
してあり、ここでは、下底の内部から取り出した状態で
示してある。クリップは透明で弾力性、可撓性のある材
料で作ってある。クリップには、その底部を横切って延
びる弾性ベース・スキン126と、クリップの内部ボリ
ューム130まわりを上向きに延びるベースの一体延長
部として形成された弾性側壁128とが設けてある。側
壁の最も上の頂縁は、特に袋の外形に対応するように設
計した内部形態を有する空所を形成するクリップ内部へ
開く開口132を形成している。本発明の第1実施例と
同様に、ベース26の頂面にはその中央に袋の中央の小
さいトロイドを受け入れるように形成したくぼみ134
と、袋の大きいトロイドを受け入れるように周縁まわり
に設けたより大きい環状のくぼみ136とを有する。ク
リップ側壁128は流体充填袋10の外面まわりにベー
ス・スキン126の周縁の一体延長部として延びてお
り、流体充填袋をクリップの内部空所内にしっかりと保
持しかつ確実に位置決めする。これに関して、クリップ
122は第1実施例のクリップとほぼ同じである。
【0032】図9−11でわかるように、袋クリップ1
22は下底116の材料内に封入してある。下底116
は、クリップの透明で弾力性のある材料よりもやや可撓
性の大きい弾性不透明材料で作ってある。クリップ12
2の材料の剛性が高いことにより、クリップ側壁128
が下底116の両側部に隣接して耐圧縮性を高め、靴底
の外側安定性を高めることができる。図示したように、
下底116の材料は流体充填袋を収容しているクリップ
122のまわりに成形される。クリップは、靴着用者の
足のかかとのすぐ下の下底の所望位置に袋を確実に位置
決めする。下底の材料には3つの孔138、140、1
42が成形してあり、これらの孔は下底の両側部および
後部の外面からクリップの側壁128まで延びている。
これら3つの孔により、クリップの透明な材料を通して
クリップ内の流体充填袋を見ることができる。クリップ
の弾性ベース・スキン126のすぐ下で下底116には
より大きな孔またはくぼみ144が成形してある。この
孔はクリップのベース126のすぐ下に全体的に凹面の
くぼみを形成し、靴底にかかる歩みかかと衝撃により下
底および流体充填袋に加えられる力に応答してベースが
凹面くぼみによって形成される空隙146内へとらんぽ
りんのように撓むことができるようにしている。こうし
て、袋クリップ122の弾性ベースは本発明の第1実施
例のベースと同じ要領で作用する。クリップ・ベースが
透明材料であることにより、靴底の下からクリップ内の
流体充填袋を見ることができる。
22は下底116の材料内に封入してある。下底116
は、クリップの透明で弾力性のある材料よりもやや可撓
性の大きい弾性不透明材料で作ってある。クリップ12
2の材料の剛性が高いことにより、クリップ側壁128
が下底116の両側部に隣接して耐圧縮性を高め、靴底
の外側安定性を高めることができる。図示したように、
下底116の材料は流体充填袋を収容しているクリップ
122のまわりに成形される。クリップは、靴着用者の
足のかかとのすぐ下の下底の所望位置に袋を確実に位置
決めする。下底の材料には3つの孔138、140、1
42が成形してあり、これらの孔は下底の両側部および
後部の外面からクリップの側壁128まで延びている。
これら3つの孔により、クリップの透明な材料を通して
クリップ内の流体充填袋を見ることができる。クリップ
の弾性ベース・スキン126のすぐ下で下底116には
より大きな孔またはくぼみ144が成形してある。この
孔はクリップのベース126のすぐ下に全体的に凹面の
くぼみを形成し、靴底にかかる歩みかかと衝撃により下
底および流体充填袋に加えられる力に応答してベースが
凹面くぼみによって形成される空隙146内へとらんぽ
りんのように撓むことができるようにしている。こうし
て、袋クリップ122の弾性ベースは本発明の第1実施
例のベースと同じ要領で作用する。クリップ・ベースが
透明材料であることにより、靴底の下からクリップ内の
流体充填袋を見ることができる。
【0033】外底120は接着剤または他の任意の均等
方法によって下底116の底面に取り付けられる。外底
120には開口148が形成してあり、この開口は袋ク
リップ・ベース126、流体充填袋10および靴着用者
の足のかかとのすぐ下の位置で外底を完全に貫いて延び
ている。この外底は弾性のある不透明な材料で形成して
あり、クリップ122と下底116の材料よりもやや剛
性が高く、靴底の他の構成部品よりは耐摩耗性は低い。
外底120はその下面に形成した靴底踏み面の上方にク
リップ・ベース126の底面を高めており、靴底の使用
による過剰な摩耗からベースを保護している。ベース1
26を高めることにより、靴底の外部の物体により流体
充填袋が破裂させられるのを防ぐと共に、ベースおよび
その頂面に支持された流体充填袋のトランポリン状クッ
ション作用効果を高めることができる。
方法によって下底116の底面に取り付けられる。外底
120には開口148が形成してあり、この開口は袋ク
リップ・ベース126、流体充填袋10および靴着用者
の足のかかとのすぐ下の位置で外底を完全に貫いて延び
ている。この外底は弾性のある不透明な材料で形成して
あり、クリップ122と下底116の材料よりもやや剛
性が高く、靴底の他の構成部品よりは耐摩耗性は低い。
外底120はその下面に形成した靴底踏み面の上方にク
リップ・ベース126の底面を高めており、靴底の使用
による過剰な摩耗からベースを保護している。ベース1
26を高めることにより、靴底の外部の物体により流体
充填袋が破裂させられるのを防ぐと共に、ベースおよび
その頂面に支持された流体充填袋のトランポリン状クッ
ション作用効果を高めることができる。
【0034】図15−20に示す本発明のさらに別の実
施例では、流体充填袋210は靴着用者の足の形状に対
応するように設計した解剖学的形状を有する。第1実施
例と同様に、袋210は第1実施例の場合とほぼ同じ要
領で透明で可撓性のある流体遮断材料で作ってある。袋
の第2実施例がその形態を除いて第1実施例とほぼ同一
であるため、一般的にのみ用いられる下底クリップと一
緒に説明する。流体充填袋210には内側の流体室21
2と外側の流体室214とが形成してある。より小さい
内側室212は、第1実施例に関連して説明したと同じ
流体18を満たした中空の内部を有する。内側室212
の外形は、第1実施例と同じ要領で袋の重なり合った層
を構成している材料に成形された室の内周壁面216に
よって定められる。
施例では、流体充填袋210は靴着用者の足の形状に対
応するように設計した解剖学的形状を有する。第1実施
例と同様に、袋210は第1実施例の場合とほぼ同じ要
領で透明で可撓性のある流体遮断材料で作ってある。袋
の第2実施例がその形態を除いて第1実施例とほぼ同一
であるため、一般的にのみ用いられる下底クリップと一
緒に説明する。流体充填袋210には内側の流体室21
2と外側の流体室214とが形成してある。より小さい
内側室212は、第1実施例に関連して説明したと同じ
流体18を満たした中空の内部を有する。内側室212
の外形は、第1実施例と同じ要領で袋の重なり合った層
を構成している材料に成形された室の内周壁面216に
よって定められる。
【0035】より大きい外側室214は、内側室212
を取り囲むほぼ馬蹄型の形態を有する。大きい室214
も本発明の第1実施例と同じ流体18を満たした内部ぼ
りゅむを有する。外側室214の外形は袋を構成してい
る重なり合った材料層に形成した内周壁面218と外周
壁面220とによって構成されている。袋の内外の室間
にはウェブ部222が形成してある。これらのウェブ部
222は第1実施例のウェブ部と同じ要領で形成され、
同じ要領で作用する。
を取り囲むほぼ馬蹄型の形態を有する。大きい室214
も本発明の第1実施例と同じ流体18を満たした内部ぼ
りゅむを有する。外側室214の外形は袋を構成してい
る重なり合った材料層に形成した内周壁面218と外周
壁面220とによって構成されている。袋の内外の室間
にはウェブ部222が形成してある。これらのウェブ部
222は第1実施例のウェブ部と同じ要領で形成され、
同じ要領で作用する。
【0036】この解剖学的な形状の流体充填袋210
は、トロイド形状の袋に関して上述した袋クリップの2
つの実施例で用いられる。解剖学的な袋と共に用いられ
る袋クリップの2つの実施例は、各クリップの内部空所
が解剖学的な形状の流体充填袋210を受け入れるよう
に形成してあるという点を除いて、2つの先に述べたク
リップ実施例とほぼ同一である。これらのクリップが第
1実施例のものとほぼ同一であるため、図18−20に
示すクリップの1つの実施例のみを以下に説明する。ク
リップのこの実施例は図1−8に示す第1実施例に対応
し、ほぼ同じ要領で作用する。したがって、図18−2
0に示すクリップの実施例は第1実施例と同じ程度に詳
しくは説明しない。
は、トロイド形状の袋に関して上述した袋クリップの2
つの実施例で用いられる。解剖学的な袋と共に用いられ
る袋クリップの2つの実施例は、各クリップの内部空所
が解剖学的な形状の流体充填袋210を受け入れるよう
に形成してあるという点を除いて、2つの先に述べたク
リップ実施例とほぼ同一である。これらのクリップが第
1実施例のものとほぼ同一であるため、図18−20に
示すクリップの1つの実施例のみを以下に説明する。ク
リップのこの実施例は図1−8に示す第1実施例に対応
し、ほぼ同じ要領で作用する。したがって、図18−2
0に示すクリップの実施例は第1実施例と同じ程度に詳
しくは説明しない。
【0037】第1実施例と同様に、下底の第2実施例は
上方部分230と下方部分232とを含む2つの構成部
品として構成してある。上方下底部分は不透明な材料で
作ってあり、下方下底部分は透明な材料で作ってある。
下方下底の前部234は、第1実施例の可撓性フラップ
として形成してあり、上方下底の下面238に形成した
くぼみ面236に嵌合する。下方下底の頂面242には
ほぼ矩形の3片隆起240が形成してある。上方下底の
下面には対応する形状の3片スロット244が形成して
あり、隆起240がこのスロット244に嵌合し、上下
の下底が一緒に組み立てられる。この実施例の隆起、ス
ロットは、第1実施例の隆起、スロットと同じ要領で作
用する。
上方部分230と下方部分232とを含む2つの構成部
品として構成してある。上方下底部分は不透明な材料で
作ってあり、下方下底部分は透明な材料で作ってある。
下方下底の前部234は、第1実施例の可撓性フラップ
として形成してあり、上方下底の下面238に形成した
くぼみ面236に嵌合する。下方下底の頂面242には
ほぼ矩形の3片隆起240が形成してある。上方下底の
下面には対応する形状の3片スロット244が形成して
あり、隆起240がこのスロット244に嵌合し、上下
の下底が一緒に組み立てられる。この実施例の隆起、ス
ロットは、第1実施例の隆起、スロットと同じ要領で作
用する。
【0038】下方下底232が前部234から後方へ延
びるにつれて、その垂直方向の厚さが靴着用者の足のか
かとのすぐ下の下底領域で増大する。この下方下底領域
には空所248が形成してある。この空所248は前述
した解剖学的袋210の形状に対応する形状の内部ボリ
ュームを有する。空所は、袋の周面を取り囲み、そのま
わりに係合する側壁250、空所248の底を横切って
延びる弾性ベース・スキン252および袋の外面に対応
する形状の頂面によって定められている。図18に示す
ように、空所248には袋210のより小さい内側室の
ための中央くぼみ256と、袋のより大きい馬蹄型室の
ための周辺くぼみ258とが形成してある。空所の側壁
250は、空所の底から袋の頂面の一部を通って下方下
底の頂面242にある空所の開口260まで上向きに弾
性ベース・スキン252の一体延長部として延びてい
る。こうして、弾性ベース252はその頂面に流体充填
袋210を支持し、空所内に袋をしっかりと保持する。
空所側壁250およびベース252は先に述べた実施例
と同じ要領で作用する。
びるにつれて、その垂直方向の厚さが靴着用者の足のか
かとのすぐ下の下底領域で増大する。この下方下底領域
には空所248が形成してある。この空所248は前述
した解剖学的袋210の形状に対応する形状の内部ボリ
ュームを有する。空所は、袋の周面を取り囲み、そのま
わりに係合する側壁250、空所248の底を横切って
延びる弾性ベース・スキン252および袋の外面に対応
する形状の頂面によって定められている。図18に示す
ように、空所248には袋210のより小さい内側室の
ための中央くぼみ256と、袋のより大きい馬蹄型室の
ための周辺くぼみ258とが形成してある。空所の側壁
250は、空所の底から袋の頂面の一部を通って下方下
底の頂面242にある空所の開口260まで上向きに弾
性ベース・スキン252の一体延長部として延びてい
る。こうして、弾性ベース252はその頂面に流体充填
袋210を支持し、空所内に袋をしっかりと保持する。
空所側壁250およびベース252は先に述べた実施例
と同じ要領で作用する。
【0039】上方下底230の、下方下底空所248の
すぐ上の底面または下面238は解剖学的袋210の頂
面および下方下底に形成された空所開口260の形状に
対応する形状を与えられている。上方下底には突出する
馬蹄型の隆起262が形成してある。隆起の中央には中
央くぼみ264が形成してあり、上方下底の下面は隆起
262から離れるように傾斜していて流体充填袋210
の対面に対応する面を形成している。下方下底空所25
0、流体充填袋210、上方下底の底面238間の対応
するしまりばめ関係は図20でわかる。この図は本発明
のこの付加的な実施例を形成するように一緒に組み込ん
だ構成部品の展開図である。図20に示す構成部品は図
8に関連して先に説明したとほぼ同じ要領で組み立てて
ある。図18−20に示す実施例の他の特徴は図1−8
の先に述べた実施例のものと同じである。特に、下方下
底232の外側底面は、それが流体充填袋210のすぐ
下に凹面くぼみを包含するという点で先の実施例と同じ
である。図1−8の先の実施例と同じである図18−2
0に示す靴底の実施例の構成部品には、先の実施例と同
じ参照符号にダッシュ記号(′)を付けて示してある。
すぐ上の底面または下面238は解剖学的袋210の頂
面および下方下底に形成された空所開口260の形状に
対応する形状を与えられている。上方下底には突出する
馬蹄型の隆起262が形成してある。隆起の中央には中
央くぼみ264が形成してあり、上方下底の下面は隆起
262から離れるように傾斜していて流体充填袋210
の対面に対応する面を形成している。下方下底空所25
0、流体充填袋210、上方下底の底面238間の対応
するしまりばめ関係は図20でわかる。この図は本発明
のこの付加的な実施例を形成するように一緒に組み込ん
だ構成部品の展開図である。図20に示す構成部品は図
8に関連して先に説明したとほぼ同じ要領で組み立てて
ある。図18−20に示す実施例の他の特徴は図1−8
の先に述べた実施例のものと同じである。特に、下方下
底232の外側底面は、それが流体充填袋210のすぐ
下に凹面くぼみを包含するという点で先の実施例と同じ
である。図1−8の先の実施例と同じである図18−2
0に示す靴底の実施例の構成部品には、先の実施例と同
じ参照符号にダッシュ記号(′)を付けて示してある。
【0040】本発明を特殊な実施例について説明してき
たが、特許請求の範囲に定義した発明の範囲から逸脱す
ることなく発明の修正、変更をなし得ることは了解され
たい。
たが、特許請求の範囲に定義した発明の範囲から逸脱す
ることなく発明の修正、変更をなし得ることは了解され
たい。
【図1】本発明の靴底の第1実施例の部分側面図であ
る。
る。
【図2】図1の靴底の部分底面図である。
【図3】図2の3−3線に沿った断面を示す部分側面図
である。
である。
【図4】図3の4−4線に沿った断面を示す部分背面図
である。
である。
【図5】図1の靴底の断面を示す部分立面図である。
【図6】本発明の袋クリップの第1実施例の頂面図であ
る。
る。
【図7】図6の袋クリップを受け入れるように形成した
靴底下底の底面図である。
靴底下底の底面図である。
【図8】図1の靴底の構成部品を示す側面図である。
【図9】本発明の靴底の第2実施例の部分側面図であ
る。
る。
【図10】図9の10−10線に沿った断面を示す部分
背面図である。
背面図である。
【図11】図10の11−11線に沿った断面を示す部
分側面図である。
分側面図である。
【図12】流体充填袋クリップの第2実施例の断面図で
ある。
ある。
【図13】本発明の流体充填袋の立面図である。
【図14】図13の14−14線に沿った流体充填袋の
断面を示す側面図である。
断面を示す側面図である。
【図15】流体充填袋の第2実施例の立面図である。
【図16】図15の流体充填袋の16−16線に沿った
断面を示す端面図である。
断面を示す端面図である。
【図17】図15の袋の側面図である。
【図18】図6の袋クリップの変形例の頂面図である。
【図19】図18のクリップを受け入れるように形成し
た靴底下底の底面図である。
た靴底下底の底面図である。
【図20】図18、19の靴底の構成部品を示す側面図
である。
である。
10 流体充填袋 12 小さいトロイド 14 大きいトロイド 16 中空環状内部室 18 流体 20 内周壁面 22 外周壁面 24 ウェブ 26 中空環状内部室 28 内周壁面 30 外周壁面 32 ウェブ部 33 流体導管 34 上方シート 35 下方シート 36 周囲シーム 38 靴底 40 外底 42 下底 44 甲 46 前足部 48 土踏まず部 50 かかと部 52 上方部分 54 下方部分 56 前部 58 くぼみ面 60 上方下底 62 下方下底 64 3片隆起 66 頂面 68 3片スロット 70 空所 72 側壁 74 弾性ベース・スキン 78 周囲くぼみ 79 高くなった円 82 開口 84 突出リング 90 凹面くぼみ 92 円弧状隆起 94 後部タブ 96 前部 98 後部側方セグメント 100 後部側方セグメント 102 主要部分 104 主要部分 106 側部 108 側部 110 側部 112 側部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ニール エフ エックス キンボール アメリカ合衆国 マサチューセッツ 01701 フラミンガム フェンウッド ス トリート 57 (72)発明者 アーロン アゼベド アメリカ合衆国 マサチューセッツ 02116 ボストン コロンバス スクエア ナンバー5 10 (72)発明者 フィリップ エル ブレイク アメリカ合衆国 マサチューセッツ 01945 マーブルヘッド アパートメント ナンバー1 アボット ストリート 19 (72)発明者 エックハード ノエップケ アメリカ合衆国 マサチューセッツ 02332 デュクスベリイ パイオニア ド ライブ 31 (72)発明者 ジョン エイ ヘイズ アメリカ合衆国 マサチューセッツ 02186 ミルトン アヴァロン ストリー ト 58 (72)発明者 ジョン エイ ヒーリー アメリカ合衆国 ニュー ハンプシャー 03820 マドべリー マハリメット ドラ イブ 24 (72)発明者 クリストファー イー エディントン アメリカ合衆国 マサチューセッツ 01545 シュルーズベリー アーバー ド ライブ 3231
Claims (28)
- 【請求項1】 靴底の頂面と底面との間に設けた空所
と、この空所の下に設けてあり、空所の底壁面を形成す
る頂面および靴底の外面の一部を形成する底面を有する
弾性ベースと、空所内へ挿入され、ベース頂面上に支持
されている流体充填袋とを包含し、流体充填袋に加わる
歩み衝撃による力に応じて靴底頂面から離れるように下
方へベースが撓むことを特徴とする靴底。 - 【請求項2】 請求項1記載の靴底において、頂面およ
び底面を有する下底と頂面および底面を有する外底から
なり、下底の頂面と底面の間に空所が設けてあり、この
空所の下方で下底にベースが設けてあり、外底の頂面が
下底の底面に取り付けてあり、外底がその頂面から底面
まで延びる開口を有し、この開口が下底に設けた空所お
よびベースの下方に位置しており、ベース底面を靴の外
に露出させていることを特徴とする靴底。 - 【請求項3】 請求項2記載の靴底において、下底が第
1の可撓性材料で作ってあり、外底が第2の、第1材料
と異なる可撓性材料で作ってあることを特徴とする靴
底。 - 【請求項4】 請求項2記載の靴底において、外底底面
が靴の外側踏み面となっており、ベース底面が外底踏み
面の上方に隔たって外底開口上方に空隙を形成する凹面
形状を有し、流体充填袋に加わる歩み衝撃による力に応
答して空隙内へ下向きにベースが撓むようになっている
ことを特徴とする靴底。 - 【請求項5】 請求項1記載の靴底において、空所およ
びベースが共に靴底に形成してあり、ベースが靴底の一
体部分として形成してあり、靴底が透明材料で作ってあ
り、空所内に挿入され、ベース頂面に支持されている流
体充填袋を靴底の外から靴底を通して見ることができる
ようになっていることを特徴とする靴底。 - 【請求項6】 請求項1記載の靴底において、空所およ
びベースが、共に、靴底の別体の構成部品となってお
り、靴底内に封入された流体充填袋クリップに形成して
あり、ベースがクリップの底として形成してあり、この
クリップベースの一体延長部として形成された少なくと
も1つの側壁を包含し、この側壁がベースの周縁から上
向きに延びていてクリップの内部ボリュームを取り囲
み、クリップ内部の空所を構成しており、流体充填袋が
クリップ内部の空所内に挿入され、クリップ側壁が袋の
周面まわりに係合することを特徴とする靴底。 - 【請求項7】 請求項6記載の靴底において、袋クリッ
プが透明材料で構成してあり、靴底内に封入されてお
り、靴底の外面から靴底を貫いてクリップまで延びる少
なくとも1つの孔が形成してあり、靴底の外から孔およ
びクリップの材料を通してクリップに挿入された流体充
填袋を見ることができるようになっていることを特徴と
する靴底。 - 【請求項8】 請求項5記載の靴底において、下底が第
1の透明な可撓性材料で作ってあり、外底が第2の不透
明な可撓性材料で作ってあり、下底の透明材料により、
空所内に挿入された流体充填袋を靴底の外から下底を通
して見ることができるようになっていることを特徴とす
る靴底。 - 【請求項9】 長手方向長さに沿って配置した前足部、
土踏まず部およびかかと部を有し、また、頂面および底
面を有し、さらに、これら頂面、底面の間でかかと部に
設けた中空の空所を有する下底と、少なくともかかと部
を有し、このかかと部の底面に取り付けた頂面と、靴底
の外側踏み面として形成した底面とを有し、さらに、頂
面から底面まで延びる開口が形成してあり、この開口が
下底の空所の下方に位置する外底と、下底のかかと部に
空所の底を横切って延びるように設けた弾性ベースであ
り、空所内の頂面と靴底の外面にある底面とを有し、ベ
ース底面が外底を貫く開口内に位置している弾性ベース
とを包含することを特徴とする靴底。 - 【請求項10】 請求項9記載の靴底において、下底の
空所内に流体充填袋が設けてあり、この流体充填袋がベ
ースの頂面上に支持されていることを特徴とする靴底。 - 【請求項11】 請求項9記載の靴底において、ベース
底面が実質的に凹面形状を有し、ベース底面と外底の踏
み面との間にベース下方の空隙を形成していることを特
徴とする靴底。 - 【請求項12】 請求項11記載の靴底において、下底
が第1の可撓性材料で作ってあり、外底がこの第1可撓
性材料と異なる第2の可撓性材料で作ってあることを特
徴とする靴底。 - 【請求項13】 請求項12記載の靴底において、ベー
スが空所の底を横切って下底の一体延長部として形成し
てあることを特徴とする靴底。 - 【請求項14】 請求項12記載の靴底において、空所
およびベースが下底のかかと部に形成してあり、このベ
ースが使途の一体延長部であり、ベース底面が下底底面
の一体延長部であり、ベース底面の凹面形状が下底の底
面内へくぼんでおり、ベース頂面が空所の底を形成して
いることを特徴とする靴底。 - 【請求項15】 請求項14記載の靴底において、流体
充填袋が下底の空所内に挿入してあり、ベースの頂面上
に支持されており、空所がこの袋を取り囲む少なくとも
1つの側壁を有し、この側壁がベースの一体延長部であ
り、下底の頂面までベースから上向きに延びていること
を特徴とする靴底。 - 【請求項16】 請求項15記載の靴底において、下底
が透明な第1可撓性材料で作ってあり、外底が不透明な
第2可撓性材料で作ってあることを特徴とする靴底。 - 【請求項17】 請求項12記載の靴底において、ベー
スがクリップの一部であり、このクリップが下底内に流
体充填袋を保持し、下底空所内に封入してあり、また、
このクリップがベースの一体延長部として形成された少
なくとも1つの側壁を包含し、この側壁がベースの周縁
から上向きに延び、クリップの中空内部ボリュームを取
り囲んでおり、クリップの内部ボリューム内には流体充
填袋が収容されており、この流体充填袋がベースの頂面
上に支持されており、クリップの側壁が袋まわりに係合
していることを特徴とする靴底。 - 【請求項18】 請求項17記載の靴底において、流体
充填袋が円形の形状を有し、クリップの内部ボリューム
が袋に対応する円形の形状を有し、ベース周面および側
壁が円形であり、側壁が袋まわりに係合し、袋をクリッ
プ内部ボリューム内にしっかりと保持することを特徴と
する靴底。 - 【請求項19】 請求項17記載の靴底において、ベー
スが弾力性を有し、ベース頂面に支持された袋にかかる
歩み衝撃力に応答してベース下方の空隙内へ下向きに撓
むようになっていることを特徴とする靴底。 - 【請求項20】 第1材料で作ってあり、頂面および底
面を有し、この底面が踏み面として作用する靴底の外側
底面となる外底と、第1材料と異なる第2材料で作って
あり、頂面および底面を有し、この底面が外底頂面に取
り付けてある下底と、下底に設けてある中空の空所と、
この空所下方で下底に設けてあり、空所の底壁面を構成
する頂面および靴底の外側底面の一部となる底面を有す
る弾力性ベースであり、このベースの底面が外底によっ
て踏み面に対して高くなっていることを特徴とする靴
底。 - 【請求項21】 請求項20記載の靴底において、外底
を貫いてその頂面から底面まで延びる開口が設けてあ
り、この開口がベースおよび空所の下方に位置している
ことを特徴とする靴底。 - 【請求項22】 請求項21記載の靴底において、ベー
スの底面が外底の踏み面との間に空隙を構成する凹面形
状であり、ベースの頂面にかかる歩み衝撃による力に応
答して空隙内へ下向きにベースが撓むようになっている
ことを特徴とする靴底。 - 【請求項23】 請求項21記載の靴底において、流体
充填袋が空所内に挿入されており、ベースの頂面上に支
持されていることを特徴とする靴底。 - 【請求項24】 請求項22記載の靴底において、空所
およびベースが、共に、下底に形成してあり、ベースが
下底の一体部分となり、ベース底面が下底底面の一体延
長部となり、ベース底面の凹面形状が下底の底面に向か
って形成してあることを特徴とする靴底。 - 【請求項25】 請求項24記載の靴底において、流体
充填袋が空所内に挿入されており、ベースの頂面上に支
持されており、空所がベースの一体延長部として下底の
第2材料に形成された少なくとも1つの側壁を有し、こ
の側壁がベースの周面から上向きに延び、袋の周面まわ
りに係合していることを特徴とする靴底。 - 【請求項26】 請求項25記載の靴底において、第1
材料が不透明であり、第2材料が透明であり、靴底の外
から下底を通して空所内に挿入された袋を見ることがで
きることを特徴とする靴底。 - 【請求項27】 請求項22記載の靴底において、空所
およびベースが、共に、流体充填袋クリップに形成して
あり、このクリップが靴底の別体の構成部品であり、下
底の第2材料内へ封入されており、ベースがクリップの
底として形成してあり、クリップがベースの一体延長部
として形成された少なくとも1つの側壁を包含し、この
側壁がクリップの内部ボリュームを取り囲むベースの周
面から上向きに延び、下底に設けた空所を構成してお
り、クリップの内部ボリューム内に流体充填袋が収容さ
れており、この流体充填袋がベースの頂面上に支持され
ており、クリップの側壁が袋の周面まわりに係合してい
ることを特徴とする靴底。 - 【請求項28】 請求項27記載の靴底において、袋の
クリップが第3の透明な材料で作ってあり、靴底内に封
入されており、靴底の外面から靴底を貫いてクリップま
で少なくとも1つの開口が形成してあり、靴底の外から
孔およびクリップの材料を通してクリップ内の流体充填
袋を見ることができることを特徴とする靴底。
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