JPH0629500Y2 - コンクリ−トポンプにおけるコンクリ−トシリンダのピストン - Google Patents

コンクリ−トポンプにおけるコンクリ−トシリンダのピストン

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JPH0629500Y2
JPH0629500Y2 JP1987099073U JP9907387U JPH0629500Y2 JP H0629500 Y2 JPH0629500 Y2 JP H0629500Y2 JP 1987099073 U JP1987099073 U JP 1987099073U JP 9907387 U JP9907387 U JP 9907387U JP H0629500 Y2 JPH0629500 Y2 JP H0629500Y2
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JP
Japan
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concrete
cylinder
piston
head
mouthpiece
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JP1987099073U
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JPS644870U (ja
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仁 藁科
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本考案はコンクリートシリンダにおけるシリンダバレル
の摩耗や、ピストンのパッキンの摩耗を防止するコンク
リートポンプにおけるコンクリートシリンダのピストン
に関する。
(b)従来の技術 従来のコンクリートポンプにおけるコンクリートシリン
ダのピストンは第3図に示すように、フロントヘッド(0
1)とリャヘッド(02)と前記フロントヘッド(01)とリャヘ
ッド(02)間に狭持された一対のパッキン(03)(03)より主
に構成されている。ところでピストン(04)の停止は停止
信号が出てからすぐに停止するものではないのでシリン
ダ(05)のストロークエンドで正確に止めるのはむずかし
い。
このため余裕をもってストロークエンドの前方で止める
ようにしている。
(B′:標準停止位置、C′:ストロークエンド停止位
置) 更に前方のパッキン(03)の先部(03a)もオーバーランし
てC′位置で停止した場合でも、コンクリートシリンダ
用口金(06)に乗り上げて損傷しないようにコンクリート
シリンダ用口金(06)の少し後方で停止するようにしてあ
る。
またフロントヘッド(01)は前方のパッキン(03)の先部(0
3a)より少し後方の位置に取付けられている。
(c)考案が解決しようとする問題点 前記構造のため、ピストン(04)を前進させて生コンクリ
ートを圧送し、標準停止位置(B′)で停止した後、スイ
ングバルブ(07)とスイングバルブ(07)後端に設けたスイ
ングバルブ用口金(08)が揺動する。
すると生コンクリートはコンクリートシリンダ用口金(0
6)前端面とスイングバルブ用口金(08)後端面とで剪断さ
れて、シリンダバレル(09)内とコンクリートシリンダ用
口金(06)内の生コンクリートは後方に押され、生コンク
リート内の骨材によりシリンダバレル(09)内面と前方の
パッキン(03)の先部(03a)が摩耗するという問題があっ
た。
(d)問題点を解決するための手段 本考案は前記問題点を解決するためになされたもので、
コンクリートシリンダのピストンを往復動させて生コン
クリートをスイングバルブを通して圧送するコンクリー
トポンプにおいて、前記ピストンはフロントヘッドとリ
ャヘッドと、前記フロントヘッドとリャヘッド間に狭持
されたパッキンより構成され、前記フロントヘッドはコ
ンクリートシリンダの前端に設けられたコンクリートシ
リンダ用口金の内径よりもやや小さく、かつ、その前端
面は前記パッキンの前端よりも前方のコンクリートシリ
ンダ用口金の後端面まで突出した構成であることを特徴
としている。
(e)作用 ピストンを前進させて生コンクリートを圧送し、標準停
止位置(B)で停止した後、スイングバルブとスイングバ
ルブ用口金が揺動する。
すると生コンクリートはコンクリートシリンダ用口金前
端面とスイングバルブ用口金後端面とで剪断されるが、
コンクリートシリンダ用口金内の生コンクリートが後方
に押されても生コンクリート内の骨材はフロントヘッド
前端面に当たるだけで、シリンダバレル内面や前方のパ
ッキンの先部に当ることはない。
(f)実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、
(1)は断面矩形状のシリンダケーシングで、このシリン
ダケーシング(1)の前端にはバルブケーシング(2)の後壁
(2a)が溶着されている。
前記シリンダケーシング(1)内にはピストン(3)を内装し
た円筒形のシリンダバレル(4)よりなる一対のコンクリ
ートシリンダ(5)(5)が並列に設けられている。
前記コンクリートシリンダ(5)(5)の前端部はバルブケー
シング(2)内に開口するようになっている。前記バルブ
ケーシング(2)の上方にはホッパ(6)が設けられ、内部に
はスイングバルブ(7)が揺動可能に設けられている。
前記スイングバルブ(7)の後方上部にはバルブケーシン
グ(2)の後壁(2a)を貫通して油圧シリンダ(8)に連結され
ており、この油圧シリンダ(8)を駆動させると、一対の
コンクリートシリンダ(5)(5)をバルブケーシング(2)の
前方の吐出管(9)に交互に連通させるようになってい
る。
前記シリンダバレル(4)(4)の前端にはコンクリートシリ
ンダ用口金(10)がバルブケーシング(2)の後壁(2a)にボ
ルト(11)……止めされており、スイングバルブ(7)の後
端にはスイングバルブ用口金(12)が設けられており、ス
イングバルブ(7)とコンクリートシリンダ用口金(10)と
の間に狭持されている。
次にピストン(3)を詳細に説明すると、ピストンロッド
(13)にはリャヘッド(14)がナット(15)により固着されて
おり、このリャヘッド(14)とフロントヘッド(16)間に内
リンク(17)と、この内リンク(17)の外に外リンク(18)
と、この外リンク(18)の前後に一対のパッキン(19)(19)
を介装し、ボルト(20)……によりリャヘッド(14)と内リ
ンク(17)とフロントヘッド(16)とを固着してある。
なおパッキン(19)は基部(19a)と先部(19b)とより構成さ
れており、フロントヘッド(16)には洗浄孔(21)……を設
けてある。
前記フロントヘッド(16)はコンクリートシリンダ用口金
(10)の内径よりもやや小さく、かつ、その前端面はパッ
キン(19)の前端よりも前方のコンクリートシリンダ用口
金(10)の後端面まで突出する形状としてある。
今、ピストン(3)と油圧シリンダ(8)とを作動させると、
ホッパ(6)内の生コンクリートは交互に一対のコンクリ
ートシリンダ(5)(5)内に吸入して、この吸入した生コン
クリートをスイングバルブ(7)を通して吐出管(9)に圧送
することになるが、このとき、ピストン(3)のフロント
ヘッド(16)は標準停止位置(B)で停止し、その後スイン
グバルブ(7)とスイングバルブ用口金(12)が揺動すると
生コンクリートはコンクリートシリンダ用口金(10)前端
面とスイングバルブ用口金(12)後端面とで剪断される
が、このときコンクリートシリンダ用口金(10)内の生コ
ンクリートが後方に押されても生コンクリート内の骨材
はフロントヘッド(16)前端面に当たるだけでシリンダバ
レル(4)内面や前方のパッキン(19)の先部(19b)に当るこ
とはない。またピストン(3)がオーバーランしてストロ
ークエンド停止位置(C)で停止しても前記と同様であ
る。
(g)考案の効果 以上の如く本考案は、ピストンのフロントヘッドをコン
クリートシリンダ用口金の内径よりも小さく、かつその
前端面をパッキンの前端よりも前方のコンクリートシリ
ンダ用口金の後端面まで突出させたので、生コンクリー
トはコンクリートシリンダ用口金前端面とスイングバル
ブ用口金後端面とで剪断され、コンクリートシリンダ用
口金内の生コンクリートが後方に押されるが、この生コ
ンクリート内の骨材はフロントヘッド前端面に当るだけ
でシリンダバレル内面やパッキンに当ることがなく摩耗
することはない。
【図面の簡単な説明】 第1図はコンクリートポンプにおけるコンクリートシリ
ンダの前方部の平面図、第2図は第1図のA−A断面
図、第3図は従来のコンクリートシリンダのピストンの
断面図である。 (3)はピストン、(5)はコンクリートシリンダ、(10)はコ
ンクリートシリンダ用口金、(12)はスイングバルブ用口
金、(14)はリャヘッド、(16)はフロントヘッド、(19)は
パッキンである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリートシリンダのピストンを往復動
    させて生コンクリートをスイングバルブを通して圧送す
    るコンクリートポンプにおいて、前記ピストンはフロン
    トヘッドとリャヘッドと、前記フロントヘッドとリャヘ
    ッド間に狭持されたパッキンより構成され、前記フロン
    トヘッドはコンクリートシリンダの前端に設けられたコ
    ンクリートシリンダ用口金の内径よりもやや小さく、か
    つ、その前端面は前記パッキンの前端よりも前方のコン
    クリートシリンダ用口金の後端面まで突出してなるコン
    クリートポンプにおけるコンクリートシリンダのピスト
    ン。
JP1987099073U 1987-06-26 1987-06-26 コンクリ−トポンプにおけるコンクリ−トシリンダのピストン Expired - Lifetime JPH0629500Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS644870U JPS644870U (ja) 1989-01-12
JPH0629500Y2 true JPH0629500Y2 (ja) 1994-08-10

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ID=31325896

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50129903U (ja) * 1974-04-08 1975-10-24
JPS5641171U (ja) * 1979-09-10 1981-04-16

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JPS644870U (ja) 1989-01-12

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