JPH06289794A - 動画式展示体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 動画化された降雪状況を模擬発生させ、展示
体の不動部分を強調させ得る広告用展示体を提供するこ
と。 【構成】 サブアセンブリー１７が降雪状況をその内部
に模擬発生させるチャンバー１８を画定する。前方プレ
ート２０及び後方プレート２２の間部分に一定量の液体
が維持される。サブアセンブリー１７はモーター３０に
より縦方向軸３２を中心に一体的に廻動され、指状部材
２６、２８がチャンバー１８の底部３８位置に堆積する
粒状物３６を取り上げる。サブアセンブリー１７を連続
廻動させることにより粒状物３６がチャンバー１８の頂
部４０に搬送され頂部４０で液体２４中に釈放される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は広告用展示体に関し、詳
しくは、粒状物を連続的に上昇及び釈放して降雪状況を
模擬発生させ、展示体の不動部分を目立たせてなる広告
用展示体に関する。

【０００２】

【従来技術】競争の激しい広告業界ではデザイナーは常
に、安価でしかも目立つ広告用展示体を開発するべく努
力を続けている。消費者の関心を引きつけるための１つ
の方法は、広告用展示体を動画化することである。異な
る部分を相互に動かして展示し、それらの動く部分の相
対位置に異なるメッセージを展示することが知られてい
る。これと同じ概念は照明式展示体に於ても使用され
る。展示体内の光源からの光が相対運動する部分を照射
し、これら部分の相対位置及びその切欠き部分の整合状
況に基き、異なる光量及び光の配列模様がそれら切欠き
部分を貫き異なるメッセージが創出される。広告業界で
はこれらデバイスを数十年間にわたり成功裡に使用し視
覚に強く訴える展示体を作り出しているが、こうしたデ
バイスには１つの根本的欠陥がある。展示体を変化させ
て注意を引き付けようとしても、その変化が反復的なの
である。既知のデバイスを使用して作り出された模擬降
雪状況により、興味深い別の視覚的効果が実現された。
これらデバイスは代表的にはシールされ、部分的に透明
なケース内に微量の液体が封入された。液体内にはミニ
チュアの情景及び或は絵が取付けられる。離散状態の白
色の粒状物が液体中に懸濁された。この粒状物は液体を
通して重力降下するに十分な重さを有していた。ユーザ
ーはケースを手で持上げこれを”雪”の粒状物がケース
上部に溜るに十分な時間逆さに保持する。そしてケース
を下に戻すと粒状物はふわふわとゆっくり下降し、情景
及び或は絵の中に雪を降らせる。本件出願人の知る限
り、模擬降雪の概念が広告業界で使用されたことは無
い。これは、ケースを反復して逆転させることが非実用
的であることがその大きな理由であると考えられる。粒
状物は通常、液体中を短時間で降下するのでデバイスを
反復して”動画化”状態に維持するのは非実際的であ
る。”降雪”の発生しない通常の状態では展示体は一般
に所望される視覚的効果に乏しい。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】動画化された降雪状況
を模擬発生させ、展示体の不動部分を強調させ得る広告
用展示体を提供することである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は１つ以上の離散
状態の粒状物を使用し、これら粒状物が流体中を連続的
に移動してその存在が強調される広告用展示体を提供す
る広告用装置を指向するものである。詳しくは、本発明
によれば、枠或はケースにして、このケースが流体のチ
ャンバーを画定する構造部分を具備してなるケースと、
前記チャンバーの少なくとも１部分がそこを通して見え
る壁と、離散状態の粒状物と、この粒状物を連続的に、
ａ）第１の位置から第２の位置へと上昇させ、ｂ）第２
の位置で釈放して重力下に前記チャンバーを通し前記第
１の位置にに戻すための構造部分とを含んでいる広告用
装置が提供される。流体はその１形態に於ては液体であ
り、粒状物はこの液体中を無作為に移動する形状を有し
得る。１形態に於て、チャンバー内には複数の離散状態
の粒状物が収納される。これら粒状物は白色、銀色その
他、雪に似た反射性の色のものと成し得る。この目的の
ためにビニールチップが特に効果的であることが分かっ
た。単数或は複数の粒状物を運ぶために、好ましくは移
動する複数の指部材が設けられる。１形態に於て、これ
ら指部材は軸中心に回転するよう取付けられる。好まし
くは、複数の指部材はリング上で円周方向に間隔を置い
て取付けられる。これらの指部材は肩部を有し、この肩
部に粒状物を乗せ、リングの回転に従いこれを前進させ
る。指部材を異なる形状とし、粒状物が異なる位置で釈
放されるように為し、チャンバー内で粒状物をより一様
に分布させ得る。１形態に於て、指部材にへん平表面を
具備する肩部を画定し、この肩部をリングの回転方向に
於て内側に角度付けし、指部材が粒状物のための個別の
ポケットを画定するように為す。交互する指部材に異な
る形状のポケット及び異なる方向の肩部を設け、粒状物
がこれらの指部材にその他の指部材よりも長時間引っか
かるように為され得る。リングをギア付きシャフトを具
備するモーターにて駆動し得る。前記ギアはリング上の
円周方向に離間した歯と歯合する。装置の外観を更に向
上させるために光源を設け、流体を通して、液体中を降
下する離散状態の粒状物を照射し得る。１形態に於て、
光源は液体を光で包み込む弓型形状を有する。ケースに
反射体を設け、光源からの光をケースの壁面に当て、光
の分布及び強度を最大化させ得る。ケースは、その内部
に広告用物体を配置しその物体に流体を通し粒状物が降
り注ぐような効果を持たせることにより、その物体の宣
伝目的上の存在感を強調するための空間をも画定し得
る。本発明は枠或はケースを含む広告用装置にして、閉
じたチャンバーを壁で囲み、この壁を通し前記チャンバ
ーの少なくとも一部分が見えるようにしてなる広告用装
置をも意図するものである。複数の離散状態の粒状物が
キャビティ内に提供される。この粒状物を連続的に、
ａ）第１の位置から第２の位置へと上昇させそしてｂ）
第２の位置で釈放し、重力下に前記チャンバーを通し前
記第１の位置へと連続的に戻すための構造部分が設けら
れる。

【０００５】

【実施例】図面を参照するに、本発明に従う好ましい形
態の広告用展示体或は広告用展示装置が番号１０（以
下、単に装置１０とも称する）で表されている。装置１
０は枠或はケース１２を具備し、このケース１２が、装
置１０により広告されるべきメッセージの主体を成すと
ころの三次元物体１６のための内側キャビティ１４を画
定する。ここでは広告される三次元物体１６はソフトド
リンクその他である。装置１０により広告されるのは、
勿論、図案的なものである。内側キャビティ１４内の、
装置の前面位置には”雪チャンバー”サブアセンブリー
１７（以下、単にサブアセンブリー１７とも称する）が
設けられる。このサブアセンブリー１７は、降雪状況を
その内部に模擬発生させるチャンバー１８を画定する。
装置１０の前方から見ると”雪”が三次元物体１６に降
りかかるように見える。本発明の装置の好ましい形態で
は降雪状況が模擬発生されるが、同じ概念を使用して審
美的に楽しいその他の効果を創生可能である。サブアセ
ンブリー１７には前方プレート２０及び後方プレート２
２とが含まれこれら各プレートが相互にチャンバー１８
を画定する。前方プレート２０及び後方プレート２２は
シール状態で合致されるので、チャンバー１８内でそれ
ら各プレート間に一定量の流体、好ましくは水２４のよ
うな液体を維持可能である。取り外し式プラグ２３によ
りチャンバー１８への流体充填及び抜き出しのためのア
クセスが可能とされる。

【０００６】前方プレート２０はチャンバー１８の後方
に向けて突出する指状部材２６、２８を有する。以下に
詳しく説明されるように、これらの指状部材は前方プレ
ート２０の周囲に環状に配列される。サブアセンブリー
１７はモーター３０により縦方向軸３２を中心に一体的
に廻動される。図示された構成に於てはサブアセンブリ
ー１７は矢印３４の方向に、即ち図２で時計方向に廻動
される。この時、指状部材２６、２８がチャンバー１８
の底部３８位置で堆積した粒状物３６から個々の粒状物
３６を取りあげる。サブアセンブリー１７を連続して廻
動させることにより、指状部材２６、２８は粒状物３６
を、チャンバー１８の頂部４０に達するまで弧状に前進
させる。指状部材２６、２８が頂部４０に達すると粒状
物は液体２４中に釈放され任意に漂いつつ降下する。装
置１０の詳細を以下に説明する。

【０００７】ケース１２は前方パネル４２及び後方の、
コップ型の後方パネル４４を有し、これら各パネルが協
動して内側キャビティ１４を包囲する。前方パネル４２
及び後方パネル４４はその組み立て状態に於て、サブア
センブリー１７と、三次元物体１６と、液体２４に照明
を当て且つサブアセンブリー１７を通し前方に反射光を
差し向ける光源４６とを捕捉状態に維持する。三次元物
体１６を反射器４８と組み合わせ得る。反射器４８は光
源４６からの光を、そこを通して三次元物体１６が見え
てなるケース１２の前壁５０を通して前方に差し向け
る。しかしながら反射器４８は随意的なものである。好
適な反射材がドイツ国のＭｉｒｒｏｒｆｌｅｘ社で作製
されＭｉｒｒｏｒｆｌｅｘの商標で米国で販売されてい
る。三次元物体１６の湾曲状前壁５４を覆って粘着ラベ
ル５２が付設され、所望に応じてもっと独特の識別用材
料或は発色を提供させる。三次元舞台１６のより目立た
せるために、別の光源５６を三次元物体１６の背後の凹
所５７に設け、この凹所を通し光を前方に照射させ得
る。

【０００８】チャンバー１８を一様な明るさで証明する
ために、可撓性の光源４６が弓形に形成され好ましくは
内側キャビティ１４内でケースの周囲２７０度を越えて
伸延される。この光源４６は斯くして液体２４を取り巻
くので、液体２４は光に包囲されることとなる。この適
用例のために好適な光源４６はニューヨーク州バッファ
ローのＬｉｔｅ Ｌａｂ Ｃｏｒｐを通し市販入手可能
である。変圧器５８が使用され電源６２から電線６０を
介し供給される１２０ボルトの電圧が変換される。光源
４６を１８ボルトで作動させた場合に装置１０が最も効
率的に証明されることが分かった。装置１０に関連する
冬の風情を高めるべく、前方パネル４２は雪塊形状の台
座６４が設けられ、後方パネル４４の相当部分にはこの
台座６４と形状的に合致する部分６６が設けられる。サ
ブアセンブリー１７の前方側にはインサートパネル６８
が設けられる。このインサートパネル６８は三次元物体
１６を凍った窓越しに見たような感じを与えるようなも
のである。

【０００９】ケース１２の後部は粘着ラベル７０で装飾
可能である。粘着ラベル７０は装置１０の主題を維持す
る任意の好適なデザインのものとし得る。本発明の望ま
しい特徴部分は、装置１０によって個々の粒状物３６が
目に見える範囲で実質的に一様に分配されるということ
である。これを達成するために指状部材２６及び２８は
少なくとも２つの異なる形状に作製される。指状部材２
６は一般にまっすぐな形状を有し且つサブアセンブリー
１７の回転方向に対し内側に角度付けされる。指状部材
２６は実質的にまっすぐな表面７２を有し、この表面７
２が粒状物３６をサブアセンブリー１７の回転に従い前
進させる肩部を画定する。指状部材２６は前方プレート
２０から突出するリム７４と共に、その内部にある量の
粒状物３６が堆積するポケット７６を画定する。サブア
センブリー１７が回転するに従い、これらのポケット７
６が逆転されると、その内部の粒状物３６は指状部材２
６から釈放され自重によりチャンバー１８内に滑り落ち
る。好ましい形態に於て、指状部材２６、２８を含んで
なる前方プレート２０は単一部片として成形される。

【００１０】粒状物３６をチャンバー１８内に更に均等
に分布させるために、指状部材２８が、もっとサブアセ
ンブリー１７が回転してから粒状物を釈放するような異
なる形状に作製される。指状部材２８はＬ型とされ、第
１の脚７８が指状部材２６と一般に平行に伸延される。
第２の脚８０は指状部材２８がリム７４と結合する位置
から縦方向軸３２までの線に対し実質的に直角を成す状
態で突出するようオフセットされる。これにより、指状
部材２８により形成される各ポケット８２は、それが図
２でチャンバー１８の右側部分を越える位置に来るまで
は粒状物３６を釈放しない。指状部材２６、２８の全て
を指状部材２６の形状とすると、図２でチャンバー１８
の左側２／３の位置で大部分の粒状物３６が釈放されて
しまうことが分かった。指状部材２６、２８を交互さ
せ、指状部材２８の１つが円周方向で指状部材３つ目毎
に来るように成される。サブアセンブリー１７はモータ
ー３０により駆動されるシャフト８６の端部に設けたギ
ヤ８４を介しモーター３０により駆動される。ギヤ８４
は後方プレート２２の歯８８と歯合する。好ましい兄弟
では歯８８は後方プレート２２と一体の部片として一体
成型される。粒状物３６は任意の多数の異なる材料から
作製し得る。１形態に於て、ビニルチップが使用され
る。白色ビニル、銀色ビニルその他を使用し、光源４６
からの光を反射させて降雪状況を現出させ得る。ビニル
をダイカット或はシュレッダー処理して１／８乃至１／
４インチ（０．３１乃至０．６３センチメートル）の部
片とする。好適なビニル材料はイリノイ州ウエスモント
のＱ．Ｂ．Ｃ社から入手可能である。光源４６からの光
は液体２４を通し直接照射される。光源４６からの光
の、後方に照射される部分は反射器４８により前方に反
射されるので、装置１０の前方での光の強度は最大とな
る。装置１０の外観を、モーター３０の速度、粒状物３
６の寸法、流体２４の粘度、前方パネル２０、後方パネ
ル２２、インサートパネル６８の色を変更して変え、る
ことが可能であることから、装置１０の使用者に対する
かなりの融通性が与えられる。開示された特定の具体例
は、本発明に含まれる広い概念を例示するためのもので
ある。

【００１１】

【発明の効果】動画化された降雪状況を模擬発生させ、
展示体の不動部分を目立たせ得る広告用展示体が提供さ
れる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に従う広告用装置の分解斜視図である。

【図２】前壁の一部を取り外してなる広告用装置の正面
図である。

【図３】広告用装置の断面側面図である。

【図４】広告用装置の底面図である。

【符号の説明】

１０ 広告用展示体 １２ ケース １４ 内側キャビティ １６ 三次元物体 １７ ”雪チャンバー”サブアセンブリー １８ チャンバー ２０ 前方プレート ２２ 後方プレート ２３ 取り外し式式プラグ ２４ 液体 ２６ 指状部材 ２８ 指状部材 ３０ モーター ３６ 粒状物 ４０ 頂部 ４２ 前方パネル ４４ 後方パネル ４６ 光源 ４８ 反射器 ５０ 前壁 ５２ 粘着ラベル ５４ 湾曲状前壁 ５８ 変圧器 ６０ 電線 ６２ 電源 ６８ インサートパネル

Claims (21)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ケースと、 該ケース上にあって液体のためのチャンバーを画定する
   第１の手段にして、前記チャンバーの少なくとも１部分
   がそこを通して見えるようにしてなる壁を具備してなる
   第１の手段と、 離散状の粒状物と、 前記ケース及び前記第１の手段の少なくとも一方におけ
   る第２の手段にして、前記チャンバー内で前記粒状物を
   連続的に、ａ）第１の位置から第２の位置へと上昇さ
   せ、ｂ）前記第２の位置で釈放し、該粒状物を重力によ
   り前記チャンバーを通して落下させ前記第１の位置に戻
   すようにするための第２の手段とを包含してなる広告用
   装置。
2. 【請求項２】 第２の手段は、少なくとも１つの指状部
   材と、該少なくとも１つの指状部材を第１の手段及びケ
   ースの少なくとも一方に取付けこれを軸を中心として廻
   動させ粒状物を第１の位置から第２の位置へと上昇させ
   るための手段とを含んでなる請求項１の広告用装置。
3. 【請求項３】 チャンバー内の液体と組み合わせてなる
   請求項１の広告用装置。
4. 【請求項４】 第２の手段は、リングと、該リングをケ
   ースに取付けこれを軸を中心として廻動させるための手
   段とを含み、前記リングは円周方向に離間された複数の
   指状部材を含み、各前記指状部材が、粒状物と係合し該
   粒状物ををその第１の位置から第２の位置に前進させる
   ための肩部を画定してなる請求項１の広告用装置。
5. 【請求項５】 離散状態の複数の粒状物がチャンバー内
   に配設され、前記複数の粒状物が第２の手段により連続
   的に上昇及び下降されてなる請求項１の広告用装置。
6. 【請求項６】 離散状態の複数の粒状物は降雪状況を模
   擬発生するビニルチップである請求項５の広告用装置。
7. 【請求項７】 光源と、該光源をケース及び第１の手段
   の少なくとも一方に取付け、光源からの光が、ａ）チャ
   ンバーを貫き、離散状態の粒状物を通過して照射される
   と共に、ｂ）第１の手段の壁を貫いて照射されるように
   するための手段とを含んでなる請求項１の広告用装置。
8. 【請求項８】 リングは円周方向に離間した歯を具備
   し、第２の手段が、ギヤ付シャフトを具備するモーター
   と該モーターをケースに取付け、前記モーターの作動時
   に前記ギヤ付きシャフトを前記リングの歯と歯合させる
   ことにより前記リングを廻動させる手段とを含んでなる
   請求項４の広告用装置。
9. 【請求項９】 ケースが反射器を含み、該反射器が該反
   射器に向かう光線を第１の手段の壁に向けて再配向して
   なる請求項７の広告用装置。
10. 【請求項１０】 複数の指状部材は形状の異なる第１及
    び第２の指状部材を含み、第１の指状部材により前進さ
    れた粒状物が第２の指状部材による粒状物の釈放位置と
    は異なる位置で釈放されてなる請求項４の広告用装置。
11. 【請求項１１】 弓形の光源と該弓形の光源をケースに
    取付けるための手段を含んでなる請求項１の広告用装
    置。
12. 【請求項１２】 ケースがキャビティを画定し、第１の
    手段が該キャビティ内に設けられ且つ前記キャビティ内
    に広告用物体が取付けられ、該広告用物体が、前記第１
    の手段の壁を通し離散状態の粒状物が前記広告用物体に
    降り注ぐように見えるように取付けられそれにより、該
    広告用物体の存在が強調されるようにしてなる請求項５
    の広告用装置。
13. 【請求項１３】 ケースと、 該ケース上にあって実質的に閉じたチャンバーを画定し
    てなる第１の手段にして、前記チャンバーの少なくとも
    １部分をそこを通して見えるようにしてなる第１の手段
    と、 前記チャンバー内の離散状態の複数の粒状物と、 前記ケース及び前記第１の手段の少なくとも一方に設け
    られてなる第２の手段にして、前記粒状物を連続的に、
    ａ）第１の位置から第２の位置へと連続的に上昇させ、
    ｂ）第２の位置にて釈放し、該粒状物を前記チャンバー
    を貫いて前記第１の位置に戻すようにしてなる第２の手
    段と、 チャンバー内から壁を貫いて光を照射し、チャンバーを
    貫いて降下する離散状態の粒状物の存在を強調するため
    の手段とを包含してなる広告用装置。
14. 【請求項１４】 第２の手段が、複数の指状部材と、該
    指状部材をケース及び第１の手段の少なくとも一方に取
    付け、該指状部材を前決定通路内で移動させるための手
    段とを含み、前記指状部材の各々が、前記前決定通路を
    移動する際に離散状態の粒状物と係合し且つ該粒状物を
    前進させるための肩部を画定してなる請求項１３の広告
    用装置。
15. 【請求項１５】 指状部材をケース及び第１の手段の少
    なくとも一方に取付け、該指状部材を前決定通路内で移
    動させるための手段がリングを含み、該リングが軸を中
    心として廻動自在であり、少なくとも部分的にはへん平
    表面により肩部が画定され、前記へん平表面がリングの
    回転軸と交差しないようになっている請求項１４の広告
    用装置。
16. 【請求項１６】 複数の指状部材が第１及び第２の指状
    部材を含み、第１の指状部材が、離散状態の粒状物を第
    ２の指状部材とは別の位置で釈放するよう第２の指状部
    材とは異なる形状とされてなる請求項１４の広告用装
    置。
17. 【請求項１７】 指状部材をケース及び第１の手段の少
    なくとも一方に取付け、該指状部材を前決定通路内で移
    動させるための手段がリングを含み、該リングが軸を中
    心として廻動自在であり、前記指状部材が前記リングの
    円周方向に沿って離間され形状の異なる少なくとも第１
    及び第２の指状部材を含み、第１の指状部材が第２の指
    状部材とは異なる位置で離散状態の粒状物を釈放し、前
    記第１及び第２の指状部材が前記リングの円周方向に沿
    って交互に配設されそれにより、離散状態の粒状物がチ
    ャンバーの、実質的に壁を通して見える領域に均一に分
    与されてなる請求項１４の広告用装置。
18. 【請求項１８】 チャンバーは実質的に液漏れを生ぜ
    ず、チャンバー内には粒状物がそこを通過する液体が含
    まれてなる請求項１３の広告用装置。
19. 【請求項１９】 離散状態の粒状物がビニルチップを含
    み、該ビニルチップが、ａ）白色、銀色を有し、ｂ）降
    雪状況を模擬発生させるための光線反射性材料から作製
    されてなる請求項１８の広告用装置。
20. 【請求項２０】 チャンバー内から壁を貫いて光を照射
    し、チャンバーを貫いて降下する離散状態の粒状物の存
    在を強調するための手段が、光源と、該光源をケース及
    び第１の手段の一方に取付け、前記光源からの光線が液
    体及び前記第１の手段の壁を貫かせるようにしてなる請
    求項１９の広告用装置。
21. 【請求項２１】 液体中の離散状態の粒状物を連続的に
    分与するための広告用装置におけるサブアセンブリーで
    あって、 液体のためのチャンバーを画定し回転軸を具備してなる
    第１の手段と、 前記チャンバー内の多量の液体と、 前記チャンバー内の液体中の少なくとも１つの離散状体
    の粒状物と、 前記第１の手段が前記回転軸を中心に回転するに従い、
    前記チャンバー内で前記粒状物を連続的に、ａ）第１の
    位置から第２の位置に上昇させ、ｂ）前記第２の位置で
    釈放し、該粒状物を重力によって前記チャンバーを通し
    前記第１の位置に向けて戻すようにしてなるサブアセン
    ブリー。