JPH06284758A - 単極磁石およびその磁石を用いた発電池 - Google Patents

単極磁石およびその磁石を用いた発電池

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JPH06284758A
JPH06284758A JP7163593A JP7163593A JPH06284758A JP H06284758 A JPH06284758 A JP H06284758A JP 7163593 A JP7163593 A JP 7163593A JP 7163593 A JP7163593 A JP 7163593A JP H06284758 A JPH06284758 A JP H06284758A
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JP
Japan
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magnet
monopole
core
coil
pole
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Pending
Application number
JP7163593A
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English (en)
Inventor
Shinichi Seike
新一 清家
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M II I JAPAN KK
Original Assignee
M II I JAPAN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単極磁石を開発し、もって外的エネルギーを
付与することなく、電気エネルギーを得ることができる
発電池を提供すること。 【構成】 磁性体を、メビウス巻きコイルにてNSNま
たはSNSである準単極に着磁し、これを3分割するこ
とにより得られる単極磁石と、その磁石を用いたロット
コア、そのロットコアの軸方向に複数個を離隔して設け
た,該ロットコアと同極の準単極磁石であるコロイダル
コア、このコロイダルコアにメビウス巻き巻かれた該ロ
ットコアと同極の単極磁性体であるコンデンサーコイ
ル、および並列共振回路を作るコンデンサーから主とし
て構成される発電池である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、単極磁石およびその
磁石を用いた発電池に関し、特に、機械的エネルギーを
付与することなく、電気エネルギーを得ることができる
発電池の技術についての提案である。
【0002】
【従来の技術】一般に、磁性体をソレノイドコイルによ
って着磁すると、その磁性体は、必ずNSの2極に着磁
される。しかも、この着磁された磁性体を2等分に切断
しても、必ずNSの2極となる。このように、従来の技
術では、単極磁石はもちろん、NSNまたはSNSから
なる準単極磁石をも製造することは不可能であった。
【0003】一方、空間には、無尽蔵に磁子が存在する
ので、これを直接電気エネルギーに変換できれば、太陽
電池と同様に熱エネルギーを媒体とせず、しかも、可動
部分もなく静かで、クリーンな発電法が可能となる。し
かし、磁子を利用した従来技術にかかる発電機では、外
力(機械的エネルギー)が必要であり、コイル中の磁石
を外力(機械的エネルギー)により振動させることによ
り、磁子を振動させ、これによりコイルに交流を発生さ
せていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、単
極磁石を開発し、もって機械的エネルギーを付与するこ
となく、電気エネルギーを得ることができる発電池を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的実現のために鋭
意研究を重ねた結果、発明者は、以下の内容を要旨構成
とする本発明に想到したのである。すなわち、本発明
は、磁性体をメビウス巻きコイルにて着磁することによ
り、NSNまたはSNSで構成される準単極の磁石と
し、この磁石を3分割することによりS極部分またはN
極部分を切断除去して得られてなるN単極またはS単極
からなる単極磁石であり(第1発明)、また、単極磁子
を空間から取り入れるための単極磁石からなる棒状のロ
ットコアと、そのロットコアの軸方向に複数個を離隔し
て設けた,該ロットコアと同極の準単極磁石であるトロ
イダルコアと、そのトロイダルコアにメビウス巻きに巻
かれた, 該ロットコアと同極に着磁された磁性体である
コンデンサーコイルと、そのコイルに発生する電圧から
並列共振回路を作るコンデンサーとから主として構成さ
れることを特徴とする発電池である(第2発明)。ここ
で、本発明でいう「単極」とは、単極ならびに単極に近
いものの両方を含むものとする。
【0006】
【作用】第1発明の特徴は、磁性体を、メビウス巻きコ
イルにて着磁してなる点にあり、これにより、従来不可
能であった,いわゆる単極磁石の提供が可能となる。ま
た、第2発明の特徴は、複雑な回転子等を用いることな
く、単に、単極磁石からなる棒状のロットコアによって
単極磁子を振動させ、トロイダルコアに巻いたメビウス
巻きコイルにて、核電気共鳴器と共振回路を作るだけで
発電させる点にある。これにより、外部から機械的エネ
ルギーや熱的エネルギーを全く与えることなく、無尽蔵
に存在する空間または宇宙エネルギー(ビレンキン粒子
やヒッグス粒子など)を電気エネルギーに変換すること
ができるようになる。すなわち、従来の発電機のように
回転して発電させる形式のものではなく、コイルとコン
デンサーだけで空間から電気エネルギーを取り出すもの
である。
【0007】ここで、本発明において、メビウス巻きコ
イルとは、「メビウスの輪」の原理に基づき、コイルを
磁性体に巻く際に、毎回、1回ひねってくぐらせて巻い
てなるコイルである。
【0008】次に、本発明の発電池を具体例を挙げて詳
細に説明する。本発明の発電池は、例えば、図1に示す
ような構成からなる。図1において、符号1は、単極磁
子を空間から取り入れるための単極磁石からなる棒状の
ロットコアである。この磁石は永久磁石ならいずれを用
いることも可能であるが、より高い出力の交流を発生さ
せるには、マンガン系磁石や希土類磁石,とりわけネオ
ジウム系磁石が好適である。符号2は、ロットコア1と
同極の準単極磁石からなるトロイダルコアである。この
磁石も永久磁石ならいずれを用いることも可能である
が、より高い出力の交流を発生させるには、マンガン系
磁石や希土類磁石,とりわけネオジウム系磁石が好適で
ある。なお、ロットコア1の磁極がNの場合は、トロイ
ダルコア2はNSNの準単極磁石からなる。
【0009】符号3は、トロイダルコア2にメビウス巻
きに巻かれた, 上記ロットコア1と同極に着磁された単
極の磁性体であるコンデンサーコイルである。この単極
のコイルは、準単極に着磁した磁性体である電線を3分
割し、同極同志をはんだ付け等により接続して作製す
る。符号4は、チタン酸バリウムまたは誘電体セラミッ
クスからなる円盤状のコンデンサーであり、共振(同
調)装置としてエネルギーを増大する作用がある。この
ように円盤状にしている理由は、エネルギー効率を高め
るためである。符号5は、コンデンサーの端子であり、
純金が望ましいが、通常、金と鉄の合金が用いられる。
この端子を3つ具えているのは、3相交流を発生させる
ためである。
【0010】なお、図1において、他の部分は、必須の
構成要素ではないが、エネルギー効率を高めるために、
非磁性材料で、かつ誘電体であることが望ましい。例え
ば、チタンが好適に用いられる。
【0011】このような本発明の発電池から交流が発生
する具体的回路を図2に示す。この回路において発生す
る3相交流のうち1相の波形をオシロスコープで測定し
た結果を図3に示す。この図に示す結果から明らかなよ
うに、周波数f=20μsの交流,すなわち約85Hzの交
流が発生していることを確認した。なお、他の2相にお
いても、同様の波形が観察された。
【0012】
【実施例】(実施例1)メビウス巻きを左巻きで 200
回、右巻きで 200回、鉄電線に巻き電流を10A流して着
磁して、着磁状態を調べた。その結果、両端はN極で中
央はS極の磁石,いわゆる準単極磁石が得られることを
確認した(図4(a) 参照)。次に、この準単極磁石を3
分割し、中央部のS極部分を切断除去し、両端のN極を
はんだ付けして得られる磁石の磁束密度を測定して、単
極磁石となっているかどうかを調べた。その磁束密度の
測定結果を図4(b) に示す。この図から明らかなよう
に、準単極磁石を3分割して得られる本発明の磁石は、
限りなく単極に近い磁石,いわゆる単極磁石であること
を確認した。なお、上記準単極磁石をコンデンサーコイ
ルに用いた場合は発電せず、一方、上記単極磁石をコン
デンサーコイルに用いた場合は3.5Vの発電を生じた。
【0013】(実施例2)図1に示すような構成の本発
明の発電池において、ロットコアやコロイダルコアに用
いる永久磁石として、フェライト系磁石ならびにネオジ
ウム系磁石を用い、他の条件を下記条件に統一して、発
生する電流,電圧等を測定することにより、ロットコア
やコロイダルコアに用いる永久磁石の磁力の影響につい
て調べた。 記 コンデンサーコイル:鉄線をNSNに着磁したコイル コンデンサーの材質:チタン酸バリウム コンデンサー端子の材質:金
【0014】
【表1】
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、限
りなく単極に近い磁石,いわゆる単極磁石を容易に提供
でき、しかも、外部から機械的エネルギーや熱的エネル
ギーを全く与えることなく、無尽蔵に存在する空間また
は宇宙エネルギーを電気エネルギーに変換することがで
きる。これにより、熱エネルギーを媒体とせず、しか
も、可動部分もなく静かで、クリーンな発電法が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる発電池の一実施例を示す図であ
る。
【図2】本発明にかかる発電池の一実施例を示す回路図
である。
【図3】本発明にかかる発電池の出力波形の一例を示す
図である。
【図4】本発明にかかる(a) 準単極磁石および(b) 単極
磁石の磁束密度の一測定例を示す図である。
【符号の説明】
1 ロットコア 2 コロイダルコア 3 コンデンサーコイル 4 コンデンサー 5 コンデンサー端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体をメビウス巻きコイルにて着磁す
    ることにより、NSNまたはSNSで構成される準単極
    の磁石とし、この磁石を3分割することによりS極部分
    またはN極部分を切断除去して得られてなるN単極また
    はS単極からなる単極磁石。
  2. 【請求項2】 単極磁子を空間から取り入れるための単
    極磁石からなる棒状のロットコアと、そのロットコアの
    軸方向に複数個を離隔して設けた,該ロットコアと同極
    の準単極磁石であるトロイダルコアと、そのトロイダル
    コアにメビウス巻きに巻かれた, 該ロットコアと同極に
    着磁された磁性体であるコンデンサーコイルと、そのコ
    イルに発生する電圧から並列共振回路を作るコンデンサ
    ーとから主として構成されることを特徴とする発電池。
JP7163593A 1993-03-30 1993-03-30 単極磁石およびその磁石を用いた発電池 Pending JPH06284758A (ja)

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JP7163593A JPH06284758A (ja) 1993-03-30 1993-03-30 単極磁石およびその磁石を用いた発電池

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JPH06284758A true JPH06284758A (ja) 1994-10-07

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JP7163593A Pending JPH06284758A (ja) 1993-03-30 1993-03-30 単極磁石およびその磁石を用いた発電池

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008010190A1 (de) * 2008-02-20 2009-09-03 Piazolo, Pius, Dipl.-Ing. Elektrisches Stromerzeugungselement

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102008010190A1 (de) * 2008-02-20 2009-09-03 Piazolo, Pius, Dipl.-Ing. Elektrisches Stromerzeugungselement

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