JPH0628316Y2 - 複合筆記具 - Google Patents
複合筆記具Info
- Publication number
- JPH0628316Y2 JPH0628316Y2 JP1987104526U JP10452687U JPH0628316Y2 JP H0628316 Y2 JPH0628316 Y2 JP H0628316Y2 JP 1987104526 U JP1987104526 U JP 1987104526U JP 10452687 U JP10452687 U JP 10452687U JP H0628316 Y2 JPH0628316 Y2 JP H0628316Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- writing
- permanent magnet
- writing instrument
- flat
- magnet body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は二つの筆記具単体を対にして組み合わせた複合
筆記具に関するものである。
筆記具に関するものである。
（従来の技術） 複合筆記具として、個々の独立した筆記具を組み合わせ
る提案は従来からあるが、組み合わせる手段に問題があ
り、実用に供されたものは殆どない。
る提案は従来からあるが、組み合わせる手段に問題があ
り、実用に供されたものは殆どない。
（考案が解決しようとする課題） 本考案はかかる現状に鑑みて、極めて簡単な構成で、複
合筆記具としての本来の使命を十分発揮し得る極めて実
用的で新規な筆記具単体の組み合わせによる複合筆記具
を提供しようとするものである。
合筆記具としての本来の使命を十分発揮し得る極めて実
用的で新規な筆記具単体の組み合わせによる複合筆記具
を提供しようとするものである。
（課題を解決するための手段） 本考案の要旨とするところは、筆記軸本体１の一つの平
坦側面２に表面が平坦な永久磁石体３を付設してなる筆
記具単体Ａと、前記筆記軸本体１と同一形状の筆記軸本
体１′の、前記平坦側面２に対応する平坦側面２′に表
面が平坦な永久磁石体もしくは強磁性体３′を付設して
なる筆記具単体Ｂとを一対とし、これら両筆記具単体
Ａ、Ｂを、永久磁石体３の面と永久磁石体または強磁性
体３′の面とを対向するように組み合わせた場合、また
は永久磁石体３の面と永久磁石あるいは強磁性体３′の
面同士が同一平面を構成するように組み合わせた場合の
いずれにおいても、筆記先端部４、４′が一つの共通キ
ャップ５により被嵌され得るようにしたことを特徴とす
る複合筆記具にある。
坦側面２に表面が平坦な永久磁石体３を付設してなる筆
記具単体Ａと、前記筆記軸本体１と同一形状の筆記軸本
体１′の、前記平坦側面２に対応する平坦側面２′に表
面が平坦な永久磁石体もしくは強磁性体３′を付設して
なる筆記具単体Ｂとを一対とし、これら両筆記具単体
Ａ、Ｂを、永久磁石体３の面と永久磁石体または強磁性
体３′の面とを対向するように組み合わせた場合、また
は永久磁石体３の面と永久磁石あるいは強磁性体３′の
面同士が同一平面を構成するように組み合わせた場合の
いずれにおいても、筆記先端部４、４′が一つの共通キ
ャップ５により被嵌され得るようにしたことを特徴とす
る複合筆記具にある。
（構成・作用） 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第１図は本考案の筆記具単体Ａ、Ｂを、第２図に示す如
く、筆記具単体Ａの筆記軸本体１の平坦側面２に付設し
た表面が平坦な永久磁石体３と、筆記具単体Ａと同一形
状の筆記具単体Ｂの筆記軸本体１′の平坦側面２′に付
設した表面が平坦な永久磁石体または強磁性体３′の面
が相対向するように組み合わせて、両筆記具単体の各筆
記先端部４、４′に共通のキャップ５（鎖線で示す）を
被嵌した状態を示す斜視図である。
く、筆記具単体Ａの筆記軸本体１の平坦側面２に付設し
た表面が平坦な永久磁石体３と、筆記具単体Ａと同一形
状の筆記具単体Ｂの筆記軸本体１′の平坦側面２′に付
設した表面が平坦な永久磁石体または強磁性体３′の面
が相対向するように組み合わせて、両筆記具単体の各筆
記先端部４、４′に共通のキャップ５（鎖線で示す）を
被嵌した状態を示す斜視図である。
筆記軸本体１、１′の平坦側面２、２′に付設する永久
磁石体または強磁性体３、３′の大きさは必要な磁力が
得られるように任意に選択することができ、第２図に示
す実施例態様に限定されるものではない。
磁石体または強磁性体３、３′の大きさは必要な磁力が
得られるように任意に選択することができ、第２図に示
す実施例態様に限定されるものではない。
本考案の複合筆記具は第２図に示す如く、通常は、両筆
記具単体Ａ、Ｂの筆記軸本体１、１′の平坦側面２、
２′を相対向させて、すなわち永久磁石体３の面と永久
磁石体または強磁性体３′の面を相対向させて、磁力に
より両者が結合するように組み合わせ、第１図に示す如
く共通のキャップ５を筆記先端部４、４′に被嵌してお
く。
記具単体Ａ、Ｂの筆記軸本体１、１′の平坦側面２、
２′を相対向させて、すなわち永久磁石体３の面と永久
磁石体または強磁性体３′の面を相対向させて、磁力に
より両者が結合するように組み合わせ、第１図に示す如
く共通のキャップ５を筆記先端部４、４′に被嵌してお
く。
また、本考案の複合筆記具は、第３図に示す如く、両筆
記具単体Ａ、Ｂの筆記軸本体１、１′の平坦側面２、
２′に付設した永久磁石体３、３′の面または永久磁石
体３と強磁性体３′の面同士が同一平面上ににあるよう
に組み合わせ、この状態においても筆記先端部４、４′
にキャップ５を被嵌することができるように構成する。
記具単体Ａ、Ｂの筆記軸本体１、１′の平坦側面２、
２′に付設した永久磁石体３、３′の面または永久磁石
体３と強磁性体３′の面同士が同一平面上ににあるよう
に組み合わせ、この状態においても筆記先端部４、４′
にキャップ５を被嵌することができるように構成する。
この状態にしておけば、第４図に示す如く、強磁性体の
壁面６、例えば電気冷蔵庫の側壁、黒板、スチール製デ
スクの適宜の壁面等に磁力により付着させておくことが
できるので、筆記具の複合保管に好都合である。
壁面６、例えば電気冷蔵庫の側壁、黒板、スチール製デ
スクの適宜の壁面等に磁力により付着させておくことが
できるので、筆記具の複合保管に好都合である。
筆記具単体Ａ、Ｂの組み合わせは、色違いの同種の筆記
具でもよいし、異種の筆記具、例えばボールペン単体と
サインペン単体もしくはボールペン単体とシャープペン
シル単体等の組み合わせでもよく、種々の筆記具を適宜
に組み合わせた多種多様の複合筆記具を提供することが
できる。
具でもよいし、異種の筆記具、例えばボールペン単体と
サインペン単体もしくはボールペン単体とシャープペン
シル単体等の組み合わせでもよく、種々の筆記具を適宜
に組み合わせた多種多様の複合筆記具を提供することが
できる。
第１図の組み合わせ状態では両筆記具単体Ａ、Ｂは磁力
により強固に結合しているから、キャップ５を外して、
第５図に示す如く両筆記具単体Ａ、Ｂを組み合わせたま
ゝ筆記をしても、違和感なく円滑に筆記することがで
き、例えば黒色インキの水性ボールペン単体と赤色イン
キの水性ボールペン単体の組み合わせであれば、黒色イ
ンキと赤色インキによる筆記を時に応じて即座に使い分
けることができるので、至極便利である。
により強固に結合しているから、キャップ５を外して、
第５図に示す如く両筆記具単体Ａ、Ｂを組み合わせたま
ゝ筆記をしても、違和感なく円滑に筆記することがで
き、例えば黒色インキの水性ボールペン単体と赤色イン
キの水性ボールペン単体の組み合わせであれば、黒色イ
ンキと赤色インキによる筆記を時に応じて即座に使い分
けることができるので、至極便利である。
本考案の複合筆記具は、前記した如く両筆記具単体Ａ、
Ｂの結合手段して、一方の筆記軸本体１の平坦側面２に
永久磁石体３を付設し、他方の筆記軸本体１′の平坦側
面２′に永久磁石体もしくは強磁性体３′を付設した簡
単な構造を採り、両筆記具単体Ａ、Ｂの結合は磁力によ
る吸着力を利用するものであるから、筆記具単体を複合
筆記具化するための特別な結合手段を必要とせず、従っ
て筆記具単体同士の結合と分離独立の切替え操作ができ
わめて容易である。
Ｂの結合手段して、一方の筆記軸本体１の平坦側面２に
永久磁石体３を付設し、他方の筆記軸本体１′の平坦側
面２′に永久磁石体もしくは強磁性体３′を付設した簡
単な構造を採り、両筆記具単体Ａ、Ｂの結合は磁力によ
る吸着力を利用するものであるから、筆記具単体を複合
筆記具化するための特別な結合手段を必要とせず、従っ
て筆記具単体同士の結合と分離独立の切替え操作ができ
わめて容易である。
（考案の効果） 本考案によれば、以下のような実用的効果が奏される。
特に複合筆記具を構成するための複雑な機構を必要と
せず、安価に複合筆記具を提供できる。
せず、安価に複合筆記具を提供できる。
筆記具単体としては、色違いの同種の筆記具単体であ
れ、異種の筆記具単体であれ、適宜任意に如何なる組み
合わせでも選択できるので、多種多様な複合筆記具を提
供できる。
れ、異種の筆記具単体であれ、適宜任意に如何なる組み
合わせでも選択できるので、多種多様な複合筆記具を提
供できる。
筆記具単体は磁力により強力に結合しているから、キ
ャップを外して第５図に示す如く両筆記具単体を組み合
わせたまゝ筆記しても違和感がなく円滑に筆記すること
ができ、例えば黒色インキの水性ボールペン単体と赤色
インキの水性ボールペン単体による筆記を時に応じて即
座に使い分けることができる。
ャップを外して第５図に示す如く両筆記具単体を組み合
わせたまゝ筆記しても違和感がなく円滑に筆記すること
ができ、例えば黒色インキの水性ボールペン単体と赤色
インキの水性ボールペン単体による筆記を時に応じて即
座に使い分けることができる。
本考案の複合筆記具は、筆記具単体同士を磁力により
結合する機構を採るものであるから、結合と分離独立の
切替えを容易かつ迅速に行うことができる。
結合する機構を採るものであるから、結合と分離独立の
切替えを容易かつ迅速に行うことができる。
本考案の複合筆記具は、両筆記具単体の平坦側面に付
設した永久磁石体と永久磁石体または強磁性体の面同士
が同一平面上ににあるように組み合わせ、両筆記先端部
に共通のキャップを被嵌すれば、両筆記具単体を複合さ
せた状態で、第４図に示す如く適宜の強磁性体壁面に付
着させて保管することができる。
設した永久磁石体と永久磁石体または強磁性体の面同士
が同一平面上ににあるように組み合わせ、両筆記先端部
に共通のキャップを被嵌すれば、両筆記具単体を複合さ
せた状態で、第４図に示す如く適宜の強磁性体壁面に付
着させて保管することができる。
第１図〜第３図は本考案の複合筆記具の実施態様を示す
斜視図、第４図は本考案の複合筆記具の強磁性体壁面へ
の付着保管の態様を示す説明図、第５図は本考案の複合
筆記具の使用状態を示す説明図である。 Ａ，Ｂ：筆記具単体、１，１′：筆記軸本体、 ２，２′：平坦側面、３：永久磁石体、 ３′：永久磁石体または強磁性体、 ４，４′：筆記先端部、５：キャップ、 ６：強磁性体の壁面
斜視図、第４図は本考案の複合筆記具の強磁性体壁面へ
の付着保管の態様を示す説明図、第５図は本考案の複合
筆記具の使用状態を示す説明図である。 Ａ，Ｂ：筆記具単体、１，１′：筆記軸本体、 ２，２′：平坦側面、３：永久磁石体、 ３′：永久磁石体または強磁性体、 ４，４′：筆記先端部、５：キャップ、 ６：強磁性体の壁面
Claims (1)
- 【請求項１】筆記軸本体１の一つの平坦側面２に表面が
平坦な永久磁石体３を付設してなる筆記具単体Ａと、前
記筆記軸本体１と同一形状の筆記軸本体１′の、前記平
坦側面２に対応する平坦側面２′に表面が平坦な永久磁
石体もしくは強磁性体３′を付設してなる筆記具単体Ｂ
とを一対とし、これら両筆記具単体Ａ、Ｂを、永久磁石
体３の面と永久磁石体または強磁性体３′の面とを対向
するように組み合わせた場合、または永久磁石体３の面
と永久磁石あるいは強磁性体３′の面同士が同一平面を
構成するように組み合わせた場合のいずれにおいても、
筆記先端部４、４′が一つの共通キャップ５により被嵌
され得るようにしたことを特徴とする複合筆記具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987104526U JPH0628316Y2 (ja) | 1987-07-09 | 1987-07-09 | 複合筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987104526U JPH0628316Y2 (ja) | 1987-07-09 | 1987-07-09 | 複合筆記具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS649789U JPS649789U (ja) | 1989-01-19 |
| JPH0628316Y2 true JPH0628316Y2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=31336325
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987104526U Expired - Lifetime JPH0628316Y2 (ja) | 1987-07-09 | 1987-07-09 | 複合筆記具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0628316Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5329424U (ja) * | 1976-08-11 | 1978-03-13 | ||
| JPS57159491U (ja) * | 1981-04-01 | 1982-10-06 | ||
| JPS57191591U (ja) * | 1981-05-31 | 1982-12-04 |
-
1987
- 1987-07-09 JP JP1987104526U patent/JPH0628316Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS649789U (ja) | 1989-01-19 |
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