JPH06278087A - 大形魚の自動切断方法、及び自動切断装置 - Google Patents

大形魚の自動切断方法、及び自動切断装置

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JPH06278087A
JPH06278087A JP6704593A JP6704593A JPH06278087A JP H06278087 A JPH06278087 A JP H06278087A JP 6704593 A JP6704593 A JP 6704593A JP 6704593 A JP6704593 A JP 6704593A JP H06278087 A JPH06278087 A JP H06278087A
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Chuya Takahashi
忠也 高橋
Tsutomu Kawai
務 河合
Yasuo Kakinuma
康夫 柿沼
Shigenori Yokota
重徳 横田
Itaru Koyama
至 小山
Toshio Hirose
俊雄 広瀬
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TOKYO BOEKI KK
Niigata Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大形魚を自動的に切断する。 【構成】 大形魚Wを切断機1で輪切りし、その輪切り
体Waを取出し装置2で支持装置3に渡し、人工視覚装
置4のビデオカメラで上下二つの切り口を撮影する。切
り口の映像から肉と中骨、血合等の形状と位置を割り出
し、これを制御装置5に出力する。搬送装置6は支持装
置3の輪切り体Waを切断機7に運ぶ。制御装置5は与
えられた切断情報と予め設定された切断条件に基づいて
切断機7と仕分け装置8の作動を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マグロ等の大形魚を直
方体状に切断する自動切断方法、及び自動切断装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】冷凍マグロは、通常、次の切断工程を経
て製品(サク)となる。 (1) 胴から頭と尾を切り離し、四つ割りに長さ方向
に切断する。 (2) 上記四つ割切断体を横断方向に複数に切断す
る。 (3) 上記(2)で切断された扇状切断体を縦横に切
断してほぼ直方体状の製品を切り出す。
【0003】従来、上記各工程における切断は、帯鋸を
使用して作業員が流れ作業で行っているが、危険である
上、多大な労力が必要であり、しかも経験の浅い作業員
が一人でもいるとスムーズな流れにならず、また歩留り
が著しく低下する、という問題点がある。
【0004】そこで本発明の出願人は、先に、水平に旋
回自在とされた第1旋回アームの自由端に、第2旋回ア
ームを水平に旋回自在に取り付けるとともに、該第2旋
回アームの先端に、一対の挟着具を互いに直交する三つ
の平面内において回動自在に取り付け、予め輪切りされ
た冷凍マグロを挟着具で挟着して両旋回アームと挟着具
の旋回及び回動により輪切り冷凍マグロの姿勢を自由に
変えて帯鋸で切断できるようにした装置を開発した(実
願平3−30698号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の切断装置によれ
ば、経験の有無に余り関係なく、安全かつ能率的に大形
魚を切断することができる。しかし、製品の切出しに
は、肉と中骨、及び血合等の形状と位置を作業員が一々
見極める必要があり、その分手間と時間がかかる。ま
た、製品の体積(重量)と形状を所定の範囲内に収める
ことが難しく、不揃いになり易いといった不満がある。
【0006】本発明は、肉と中骨、及び血合等の形状と
位置の作業員による見極めを必要とせずに、大形魚から
体積と形状が所定の範囲に収められた製品を能率的に切
り出すことができる大形魚の自動切断方法、及び自動切
断装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、大形魚を予定された製品の長
さとほぼ等しい厚さで切断機で輪切りする輪切り工程
と、該輪切り工程で輪切りされた輪切り体の切り口から
肉と中骨、及び血合等の形状と位置を人工視覚装置で検
出する切断情報収集工程と、該切断情報収集工程で得ら
れた切断情報と予め設定された切断条件に基づいて制御
装置で切断機の作動を制御し、上記輪切り体の切り口を
ほぼ矩形状に切断して輪切り体の厚さとほぼ同一長さの
製品を切り出す製品切出し工程とを具備した構成とし
た。
【0008】また請求項2の発明は、請求項1の製品切
出し工程において、輪切り体の厚さと同一長さの所定の
直方体を製品の基準形状とし、該基準形状から予め定め
られた変形枠内で製品を切り出す構成とした。
【0009】また、請求項3の発明は、請求項2におい
て、体積がほぼ同一でかつ製品個数が最大となるように
製品を切り出す構成とした。
【0010】更に請求項4の発明は請求項1の切断情報
収集工程において、輪切り体の背中合わせの二つの切り
口から肉と中骨、及び血合等の形状と位置を人工視覚装
置で検出する構成とした。
【0011】更にまた、請求項5の発明は、大形魚の輪
切り体の切り口から肉と中骨、及び血合等の形状と位置
を検出する人工視覚装置と、輪切り体から製品を切り出
す切断機と、該切断機で切り出された製品を仕分ける仕
分け装置と、上記人工視覚装置で検出された切断情報と
予め設定された切断条件にしたがって上記切断機と仕分
け装置の作動を制御する制御装置とを具備した構成とし
た。
【0012】
【作用】請求項1の自動切断方法においては、人工視覚
装置が輪切り体の切り口から肉と中骨、及び血合等の形
状と位置を検出する。そして制御装置は、人工視覚装置
で得られた切断情報に基づいて切断機の作動を制御し、
製品を切り出させる。したがって、作業員が輪切り体の
切り口を見て肉や中骨等の形状と位置を知り、切断操作
をする必要がない。
【0013】請求項2の発明においては、形状のばらつ
き幅が小さい製品を切り出すことができ、また請求項3
の発明によれば、体積がほぼ同一とされた製品の切り出
し個数が最大となるため、正規製品の歩留りが向上す
る。
【0014】また、請求項4の発明によれば、二つの切
り口の間における、肉と中骨、及び血合等の形状と位置
を正確につかんで製品を歩留りよく切り出すことができ
る。
【0015】請求項5の自動切断装置によれば、人工視
覚装置で肉と中骨、及び血合等の形状と位置を検出して
製品を自動的に能率よく切り出し、またその製品を仕分
けることができる。
【0016】
【実施例】添付図面は本発明に係る大形魚の自動切断装
置の一実施例を示す。本自動切断装置は、図1に示すよ
うに、第1切断機1と、取出し装置2、支持装置3、人
工視覚装置4、制御装置5、搬送装置6、第2切断機
7、及び仕分け装置8とを主体とする。
【0017】第1切断機1はマグロ等の大形魚(一般に
は冷凍魚)Wを輪切り切断するもので、図2ないし図4
に示すように、支持機構11と切断機構12とを備え
る。支持機構11について説明すると、前後方向ガイド
バー13,13に可動台14が摺動自在に取り付けられ
ている。可動台14は横方向ガイドバー15,15を持
ち、シリンダ16により前後方向ガイドバー13,13
に沿って前後方向(図2で紙面に垂直な方向)に動かさ
れる。横方向ガイドバー15,15には、可動板17,
18,19が摺動自在に取り付けられている。
【0018】可動板17には、固定挟み具21とシリン
ダ22で下に動かされて固定挟み具21との間に大形魚
Wを挟む可動挟み具23とが設けられている。また、他
の可動板18,19には、可動挟み具24,25、2
6,27がガイド棒28,29に沿って上下自在に設け
られている。下方の可動挟み具24,26はシリンダ3
0,31のピストンロッドに連結され、また上方の可動
挟み具25,27はシリンダ30,31の本体に連結さ
れており、シリンダ30,31の縮小作動で可動挟み具
24,25、26,27が上下に動いて互いに近付き、
大形魚Wを挟む。なお、可動挟み具24,25、26,
27は大形魚Wの床面への落下と横振れを単に押えるだ
けで、実際には挟んだ大形魚Wによって支えられてい
る。
【0019】可動板17には、モータ33と、シリンダ
34が設けられている。モータ33は出力軸にピニオン
35を備え、該ピニオン35を可動台14に固定された
ラック36に噛み合わせている。可動板17はモータ3
3によるピニオン35の回転で横方向ガイドバー15,
15に沿って図2で左右に動かされる。シリンダ34は
そのピストンロッドを可動板18に連結しており、可動
板18を可動板17に対して左右に動かす。また、可動
板19にはシリンダ37がそのピストンロッドを可動台
14に連結して設けられている。可動板19はシリンダ
37により横方向ガイドバー15,15に沿って左右に
動かされる。
【0020】切断機構12は、四角形の各隅部に位置し
て鉛直面内に配設された4個のプーリ38(図2では1
個しか示されていない。)にエンドレスの帯鋸39を巻
き掛け、駆動モータ(図示せず)によるプーリ38の回
転で帯鋸39を動かして大形魚Wを輪切り切断する構成
とされている。
【0021】取出し装置2は、第1切断機1で切断され
た輪切り体Waを可動挟み具26,27から受け取って
次の支持装置3に渡すものであり、輪切り体Waを可動
挟み具26,27から受け取る受取り機能と、受け取っ
た輪切り体Waを水平に旋回させて支持装置3に運ぶ旋
回機能と、輪切り体Waを上下に90度回動させて切断
面を上又は下にして支持装置3に渡す上下回動機能とを
有する。
【0022】支持装置3は、図5と図6に示すように、
支柱41の上端に輪切り体Waを挟着する挟着機構42
を備える。挟着機構42は輪切り体Waの左右の側面を
挟んで輪切り体Waを支持するものであり、水平軸43
を中心に上下に回動(反転)自在に、また垂直軸44を
中心に左右に旋回自在とされている。水平軸43と垂直
軸44とはサーボモータ等によって個々に回転させられ
る。支持装置3は、輪切り体Waを取出し装置2から受
けて人工視覚装置4のビデオカメラ46の下に支持し、
また搬送装置6に渡すものである。
【0023】人工視覚装置4は図7に示すように、ビデ
オカメラ46と画像処理装置47とから成る。ビデオカ
メラ46は輪切り体Waの二つの切り口を別々に撮影
し、画像処理装置47は、ビデオカメラ46で得られた
輪切り体Waの二つの切り口の映像A1,A2(図8)
から普通肉aと中骨b、及び血合c等の形状と位置を割
り出す。なお、符号dは背骨、eは鰭、fは腹、gは皮
である。
【0024】ここで、人工視覚装置4による肉aと中骨
b、及び血合c等の形状と位置の検出について詳しく説
明する。大形魚Wが冷凍魚である場合、通常輪切り体W
aの切り口に霜が付着するため、霜の影響を受けにくい
赤から赤外線領域の映像A1,A2をビデオカメラ46
で取得する。輪切り体Waと背景hのコントラストをは
っきりさせるため、背景hは黒にする。これによって得
られる映像A1,A2の各部の明るさは、中骨b>普通
肉a>血合c=背景hとなる。
【0025】一枚の画像は、図9に示すように、例え
ば、横512、縦448、合計512×488画素に分
割されてフレームメモリに格納される。各画素はその輝
度に応じて、図9の四角内の数字のように、例えば、0
(暗)〜255(明)に定める。
【0026】特徴座標は、点もしくは、点列で表す。肉
aや中骨b等の認識は次の手順で行う。すなわち、画像
全体の輝度レベルのヒストグラムを作成する。このヒス
トグラムは図10のように二つの大きな山Ya,Yhを
持つ。明るい山Yaは普通肉aであり、暗い山Yhは背
景hである。この二つの山Ya,Yhの間の谷Taをし
きい値として二値画像を作成する。これにより、普通肉
aは図11のように二値画像の明るい領域となって表れ
る。暗い背景hと明るい肉aの境界を輪切り体Waの輪
郭Raとして取得する。血合cは輪郭Ra内の暗い領域
として表われるので、この領域の輪郭Rcを血合として
取得する。
【0027】その後、輪郭Ra内部で輝度レベルのヒス
トグラムを作成する。このヒストグラムは図12のよう
に三つの山Yb,Ya,Ycを持つ。これまで捕らえる
ことのできなかった中骨bが領域が絞られることにより
浮かび上がる。図12で最も明るい山Ybは中骨bであ
り、真ん中の山Yaは普通肉a、暗い山Ycは血合であ
る。隣り合う二つの山Yb,Yaの間の谷Tbをしきい
値として二値画像を作成する。これにより、中骨bは図
13に示すように、二値画像の明るい領域となって表れ
る。この領域の境界を中骨bの輪郭Rbとして取得す
る。そして、中骨bの領域の中心を輪切り体Waの中心
とする。
【0028】腹fの切落し位置f1 は、手操作により入
力する。鰭eは切り口に表れないことがある。このた
め、鰭eの切落し位置e1(図14)は、魚 種、重量ご
とに予め計測して得られたデータにより決定する。
【0029】人工視覚装置4には加工座標演算装置9が
接続されている。加工座標演算装置9は、人工視覚装置
から与えられた切断情報と、予め設定された切断条件に
基づいて製品M(図15)の切出しパターンを演算し、
決定する。切断条件としては、製品Mの形状と重さ等が
ある。製品Mの基準形状は、例えば、図15のような直
方体とする。魚の形状は複雑であり輪切り体Waの一端
から他端まで連続的に変化している。このため、骨、
皮、血合を避けて基準形状の製品Mのみを取ろうとする
と、骨、皮、血合付近にたくさんの半端な部分が生じ
て、完全な製品Mの割合が低くなる。
【0030】そこで、許容変形枠を設ける。製品Mの変
形には、輪切り体Waの両切り口の製品端面M1,M2
が製品Mの幅wi方向にずれる変形、製品端面M1,M
2が厚さ方向にずれる変形、製品Mの幅wiが徐々に小
さく(或いは大きく)なる変形、製品Mの厚さもが徐々
に小さく(或いは大きく)なる変形、及び上記変形の2
以上を含む複合変形等があるが、変形の度合いは適宜指
定する。変形を認めないで基準形状の製品Mだけを切り
出すこともできる。いずれにしても製品Mの体積(重
量)は一定にする。
【0031】なお、製品Mの長さlは輪切り体Waの厚
さに一致するが、製品端面M1,M2が厚さt方向にず
れるように変形している製品Mの場合は、見掛け上の長
さlは輪切り体Waの厚さよりも大きくなる。
【0032】加工座標演算装置9による製品切出しパタ
ーンの決定例について説明すると、加工座標演算装置9
は、まず、製品Mの幅wiで輪切り体Waを図16のよ
うに縦に分割する。縦の1本目のラインLy1は上下面
(一方の切り口が上面、他方が下面)別々に背骨dに沿
って決定する。第1ラインLy1は上下面で平行である
必要があるため、上下面の平均した傾きを持つラインを
上下面の普通肉a側に決定する。この際の上下面の第1
ラインLy1,Ly1のずれは制限内に収める。基準形
状の製品Mの場合はずれは生じない。
【0033】第1ラインLy1以降の第2ラインLy
2、第3ラインLy3…は第1ラインLy1より基本的
に等間隔に決定する。この際、許容変形枠の範囲で間隔
の調整を行い一番多くのブロックが取れるようにする。
【0034】ブロックの作成後に、ブロック毎に製品M
取りを行う。横の1本目のラインLx1は血合c側に取
る。第1ラインLx1は上下面別々にブロックのライン
Ly1,Ly2…と直角に決定する。この際、ブロック
のラインLy1,Ly2…が上下面で平行であるため、
第1ラインLx1,Lx1の平行は保たれる。上下面の
第1ラインLx1,Lx1のずれは許容変形枠内に収め
る。
【0035】第1ラインLx1以降の第2ラインLx
2,第3ラインLx3…は、図17に示すように許容変
形枠の範囲で定め、一番多くの製品Mがとれるようにす
る。幅wi方向の上記横取りで余った領域は、厚さt方
向の縦取りを検討し、製品Mが最も多くなるものを採用
する。図18に製品切出しパータンの最終決定例を示
す。
【0036】皮gは輪郭Raに沿って取る。指定した形
状に対して周辺部で取れる製品Mは形状の欠損を生じ
る。加工座標演算装置9はこの欠損の重量、部位によっ
て製品Mのランクを決定する。なお、画像処理装置47
と加工座標演算装置9とは、互いのメインメモリに置か
れたプログラムにしたがって上記の処理や演算等を行
う。
【0037】制御装置5は、加工座標演算装置9から出
力信号を受け、加工座標演算装置9で決定された製品切
出しパターンに基づいて第2切断機7を作動させ、輪切
り体Waから製品Mを切り出すとともに、仕分け装置8
を動かし、製品Mを加工座標演算装置9で定められたラ
ンクに仕分けする。搬送装置6は、支持装置3から輪切
り体Waを受けてこれを第2切断機7に運ぶ。
【0038】第2切断機7は、上記のように、輪切り体
Waから製品Mを切り出すもので、その詳細構造の一例
は図19と図20に示されている。第2切断機7は、支
持機構48と切断機構49とから成る。支持機構48
は、支持台51と、第1旋回アーム52と、第1旋回用
駆動装置53と、第2旋回アーム54と、第2旋回用駆
動装置55と、旋回部材56と、第3旋回用駆動装置5
7と、俯仰部材58と、俯仰用駆動装置59と、固定装
置60と、傾斜用駆動装置61とを主体とし、また切断
機構49はエンドレスの帯鋸50を主体としている。
【0039】支持台51は、台座に取り付けられてお
り、第1垂直軸62を軸受け63で周方向に回転自在に
垂直に支持している。第1垂直軸62の上端にはパイプ
製の第1旋回アーム52が固着されている。第1旋回用
駆動装置53はサーボモータよりなり、その出力軸を第
1垂直軸62に接続して支持台51の内部に収められ、
第1旋回アーム52を第1垂直軸62を中心に左右に旋
回させる。
【0040】第1旋回アーム52は、その自由端に、第
2垂直軸64を周方向に回転自在に軸受け65で支持し
ている。第2垂直軸64の上端にはパイプ製の第2旋回
アーム54が水平に固着され、また下端にはサーボモー
タよりなる第2旋回用駆動装置55の出力軸が接続され
ている。第2旋回用駆動装置55は第1旋回アーム52
に固定されており、第2旋回アーム54を第2垂直軸6
4を中心に左右に旋回させる。
【0041】また、第2旋回アーム54はその自由端に
第3垂直軸66を周方向に回転自在に軸受け67で支持
している。第3垂直軸66の上端には旋回部材56が固
着され、また下端には、サーボモータよりなる第3旋回
用駆動装置57の出力軸が接続されている。第3旋回用
駆動装置57は第2旋回アーム54に固定されており、
旋回部材56を第3垂直軸66を中心に左右に旋回させ
る。
【0042】旋回部材56は、水平軸68を軸受け69
で水平に支持して周方向に回転自在にしている。水平軸
68はその軸方向を第3垂直軸66の軸方向に直交させ
ている。水平軸68の一端には俯仰部材58が固着さ
れ、また他端にはサーボモータよりなる俯仰用駆動装置
59の出力軸が接続されている。俯仰用駆動装置59は
旋回部材56に固定されており、俯仰部材58を水平軸
68を中心に前後に俯仰させる。
【0043】更に、俯仰部材58は回動軸70を軸受け
71で周方向に回転自在に支持している。回動軸70は
その軸方向を水平軸68の軸方向に直交させている。回
動軸70の一端には固定装置60が装着され、他端には
サーボモータよりなる傾斜用駆動装置61の出力軸が接
続されている。傾斜用駆動装置61は俯仰部材58に固
着されており、固定装置60を回動軸70を中心に左右
に傾斜させる。
【0044】固定装置60は、回動軸70に取り付けら
れており、上下一対の挟着具72,72を固定用シリン
ダ73,73で個々に動かして輪切り体Waを固定する
ものである。
【0045】帯鋸50は、一つの垂直面内に四角状に配
された4個のプーリ74(図19では2個しか現れてい
ない。)に巻き掛けられており、駆動モータ75によっ
て動かされて輪切り体Waを切断する。この切断機7の
各駆動装置53,55,57,59,61は制御装置5
に接続されており、制御装置5の指令信号で作動を制御
されて輪切り体Waを移動させ、また輪切り体Waの姿
勢を変化させる。図1の切断機7では、一台の切断機構
49の一本の帯鋸50の上昇側と下降側に各一台の支持
機構48が配設されている。
【0046】第2切断機7の近くには、仕分け装置8が
設けられている。仕分け装置8の詳細構造は図21ない
し図23に示されている。仕分け装置8は、固定シュー
タ80と、仕分け用旋回シュータ81と、サーボモータ
等の仕分け用駆動モータ82とを主体とする。固定シュ
ータ80は、切断機7の帯鋸50によって切り落とされ
る製品Mを受けて下端から仕分け用旋回シュータ81に
滑り落すもので、支持棒83に水平に回動可能に取り付
けられたアーム84に固定されている。固定シュータ8
0には帯鋸50が通るスリット80aが設けられてお
り、製品Mの切断は固定シュータ80の真上で行われる
構成とされている。
【0047】仕分け用旋回シュータ81は、支持棒83
に取り付けられたアーム85の先端に枢軸86で左右に
旋回自在に取り付けられている。枢軸86には仕分け用
駆動モータ82に付設された減速機87の出力軸88が
継手89で接続されている。仕分け用駆動モータ82
は、制御装置5の指令信号を受けて作動し、仕分け用旋
回シュータ81を切断機7で切り出された製品Mのラン
ク位置Z1,Z2,〜Z6につける。継手89の周囲部
分には、各ランク位置Z1〜Z6に対応してリミットス
イッチ90a,〜90fが配設されており、継手89に
固定されたドグ91a,〜90f(90b,〜90d、
91b,〜91dは図に示されていない。)で押されて
旋回シュータ81が指令ランク位置についた確認信号を
出力する。
【0048】また、切断機7の近くには図24に示す持
替え補助装置95が設けられている。持替え補助装置9
5は、前記支持機構48の固定装置60から半分切断さ
れた輪切り体Waを受け取って固定装置60にその輪切
り体Waを切断しやすいように持ち替えさせるものであ
り、固定座96と、シリンダ97によって動かされて固
定座96に輪切り体Waを挟さむ挟着板98とを備え
る。
【0049】次に上記のように構成された大形魚の自動
切断装置の作用を図25等を参照して説明する。大形魚
Wは第1切断機1の支持機構11によって水平に支持さ
れ、切断機構12によって予定された製品Mの長さlに
等しい厚さで輪切りされる。切断機1で切断された輪切
り体Waは、取出し装置2によって支持装置3に渡され
る。輪切り体Waを受け取った支持装置3はその輪切り
体Waを人工視覚装置4のビデオカメラ46の下に水平
に持ち込む。人工視覚装置4はビデオカメラ46で上の
切り口を撮影してその映像A1を得る。この撮影が済む
と、支持装置3は輪切り体Waを反転させ、それまで下
にあった切り口を上にする。人工視覚装置4は再びビデ
オカメラ46で上の切り口を撮影して映像A2を得る
(図25のステップS1)。映像A1,A2の信号はA
/D変換され、画像処理装置47のフレームメモリに格
納される(ステップS2)。
【0050】フレームメモリ上の画像データが、メイン
メモリ上に置かれた画像処理プログラムにより処理さ
れ、輪切り体Waの、外形、血合、中骨等の特徴座標が
算出される(ステップS3)。この特徴座標データは、
加工座標演算装置9に転送される(ステップS4)。
【0051】データが加工座標演算装置9に送られる
と、加工座標演算装置9は、そのデータをメインメモリ
上に置かれた加工座標演算プログラムにより処理して加
工座標を算出し(ステップS5)、その加工座標から、
第2切断機7等の機械装置の制御データを作成する(ス
テップS6)。機械装置の制御データは、制御装置5に
転送される(ステップS7)。
【0052】加工座標演算装置9が特徴座標データを処
理し、また制御データを作成している間に、撮影の終っ
た輪切り体Waは支持装置3から搬送装置6に渡され、
搬送装置6で第2切断機7に運ばれる。第2切断機7
は、搬送装置6の輪切り体Waを支持機構48の固定装
置60に受けて支持する。なお、これらの作動はすべて
制御装置5の指令信号によって行われる。
【0053】輪切り体Waが第2切断機7に運び込まれ
ると、制御装置5は前記の制御データに基づいて切断機
7等の機械装置の作動を制御し、製品Mを切り出すとと
もに(ステップS8)、製品Mをランク別に仕分ける。
【0054】上記の実施例では、輪切り体Waの二つの
切り口を人工視覚装置4のビデオカメラ46で撮影し
て、肉と中骨及び血合等の形状と位置を割り出している
が、割出し精度を余り問題にしないのであれば、一つの
切り口からだけでも、肉と中骨等の形状と位置を割り出
すこともできる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、大形魚を予定された製品の長さとほぼ等しい厚さで
切断機で輪切りする輪切り工程と、該輪切り工程で輪切
りされた輪切り体の切り口から肉と中骨、及び血合等の
形状と位置を人工視覚装置で検出する切断情報収集工程
と、該切断情報収集工程で得られた切断情報と予め設定
された切断条件に基づいて制御装置で切断機の作動を制
御し、上記輪切り体の切り口をほぼ矩形状に切断して輪
切り体の厚さとほぼ同一長さの製品を切り出す製品切出
し工程とを具備した構成とされているので、作業員が輪
切り体の切り口を製品切出しのたびに見て肉や中骨等の
形状と位置を知る必要がなく、その分手間が省け、また
危険もなく安全に製品を自動的に切り出すことができ
る。
【0056】また請求項2の発明は、請求項1の発明の
製品切出し工程において、輪切り体の厚さと同一長さの
所定の直方体を製品の基準形状とし、該基準形状から予
め定められた変形枠内で製品を切り出す構成とされてい
るので、請求項1の効果を持つほか、形状が揃った製品
を切り出すことができる。
【0057】更に、請求項3の発明は、請求項2の発明
において、体積がほぼ同一でかつ製品個数が最大となる
ように製品を切り出す構成とされているので、請求項1
及び2の効果をあげた上で、形状が許容変形枠内に収め
られた製品の歩留まりが向上する。
【0058】請求項4の発明は、請求項1の発明の切断
情報収集工程において、輪切り体の背中合わせの二つの
切り口から肉と中骨、及び血合等の形状と位置を人工視
覚装置で検出する構成とされているので、請求項1の効
果に加え、二つの切り口の間における肉と中骨等の形状
と位置をより正確に把握して製品を的確かつ歩留りよく
切り出すことができる。
【0059】また、請求項5の発明は、大形魚の輪切り
体の切り口から肉と中骨、及び血合等の形状と位置を検
出する人工視覚装置と、輪切り体から製品を切り出す切
断機と、該切断機で切り出された製品を仕分ける仕分け
装置と、上記人工視覚装置で検出された切断情報と予め
設定された切断条件にしたがって上記切断機と仕分け装
置の作動を制御する制御装置とを具備した構成とされて
いるので、製品を自動的に能率よく切り出し、またその
製品をランク別に自動的に仕分けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る大形魚の自動切断装置の一実施
例を示す平面図である。
【図2】 第1切断機の正面図である。
【図3】 同じく、平面図である。
【図4】 同じく、側面図である。
【図5】 支持装置とビデオカメラの関係を示す正面図
である。
【図6】 同じく、平面図である。
【図7】 人工視覚装置と加工座標演算装置、及び制御
装置のブロック図である。
【図8】 ビデオカメラで撮影された二つの切り口の映
像を示す図である。
【図9】 ビデオカメラの各画素の輝度の分布例を示す
図である。
【図10】 図8の映像における輝度レベルの度数分布
図である。
【図11】 図10における背景と肉の間の谷をしきい
値とした二値画像の図である。
【図12】 肉の輪郭内における輝度レベルの度数分布
図である。
【図13】 図12における肉と中骨の間の谷をしきい
値とした二値画像の図である。
【図14】 腹と鰭の切落し位置の説明図である。
【図15】 製品の基準形状の一例を示す外観図であ
る。
【図16】 加工座標演算装置による縦の分割ラインの
決定例を示す図である。
【図17】 加工座標演算装置による横の分割ラインの
決定例を示す立体図である。
【図18】 加工座標演算装置による製品切出しパター
ンの決定例を示す図である。
【図19】 一部を破断した第2切断機の正面図であ
る。
【図20】 第2切断機の一部を破断した固定装置部分
の平面図である。
【図21】 仕分け装置の一例を示す正面図である。
【図22】 同じく、平面図である。
【図23】 仕分け用旋回シュータの枢軸部分の断面図
である。
【図24】 持替え補助装置の正面図である。
【図25】 映像処理のフロー図である。
【符号の説明】
1 第1切断機 4 人工視覚装置 5 制御装置 7 第2切断機 8 仕分け装置 9 加工座標演算装置 a 肉 b 中骨 c 血合 M 製品 W 大形魚 Wa 輪切り体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B26D 7/27 8916−3C (72)発明者 高橋 忠也 東京都大田区蒲田本町1−9−3 株式会 社新潟鉄工所機械事業部チクサンセンター 内 (72)発明者 河合 務 東京都大田区蒲田本町1−9−3 株式会 社新潟鉄工所機械事業部チクサンセンター 内 (72)発明者 柿沼 康夫 東京都千代田区霞が関1−4−1 株式会 社新潟鉄工所機械事業部チクサンセンター 内 (72)発明者 横田 重徳 神奈川県横浜市磯子区新磯子町27 株式会 社新潟鉄工所横浜開発センター内 (72)発明者 小山 至 静岡県清水市島崎町161−13 東洋冷蔵株 式会社内 (72)発明者 広瀬 俊雄 愛知県名古屋市中村区名駅4−27−23 東 京貿易株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大形魚を予定された製品の長さとほぼ等
    しい厚さで切断機で輪切りする輪切り工程と、該輪切り
    工程で輪切りされた輪切り体の切り口から肉と中骨、及
    び血合等の形状と位置を人工視覚装置で検出する切断情
    報収集工程と、該切断情報収集工程で得られた切断情報
    と予め設定された切断条件に基づいて制御装置で切断機
    の作動を制御し、上記輪切り体の切り口をほぼ矩形状に
    切断して輪切り体の厚さとほぼ同一長さの製品を切り出
    す製品切出し工程とを具備したことを特徴とする大形魚
    の自動切断方法。
  2. 【請求項2】 製品切出し工程において、輪切り体の厚
    さと同一長さの所定の直方体を製品の基準形状とし、該
    基準形状から予め定められた変形枠内で製品を切り出す
    ことを特徴とする請求項1の大形魚の自動切断方法。
  3. 【請求項3】 体積がほぼ同一でかつ製品個数が最大と
    なるように製品を切り出すことを特徴とする請求項2の
    大形魚の自動切断方法。
  4. 【請求項4】 切断情報収集工程において、輪切り体の
    背中合わせの二つの切り口から肉と中骨、及び血合等の
    形状と位置を人工視覚装置で検出することを特徴とする
    請求項1の大形魚の自動切断方法。
  5. 【請求項5】 大形魚の輪切り体の切り口から肉と中
    骨、及び血合等の形状と位置を検出する人工視覚装置
    と、輪切り体から製品を切り出す切断機と、該切断機で
    切り出された製品を仕分ける仕分け装置と、上記人工視
    覚装置で検出された切断情報と予め設定された切断条件
    にしたがって上記切断機と仕分け装置の作動を制御する
    制御装置とを具備したことを特徴とする大形魚の自動切
    断装置。
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