JPH06274633A - 特徴検出器生成装置および方法 - Google Patents

特徴検出器生成装置および方法

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JPH06274633A
JPH06274633A JP5062022A JP6202293A JPH06274633A JP H06274633 A JPH06274633 A JP H06274633A JP 5062022 A JP5062022 A JP 5062022A JP 6202293 A JP6202293 A JP 6202293A JP H06274633 A JPH06274633 A JP H06274633A
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JP
Japan
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detector
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supersphere
generating
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JP5062022A
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English (en)
Inventor
Kazumi Saito
和巳 斉藤
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2次元画像データの分類に有効な特徴検出器
を効率よく自動生成する装置および方法を提供する。 【構成】 特徴検出器の生成に用いる事例から重複しあ
るいは冗長である特徴ベクトルを除去する前処理部11
と、前処理の済んだ特徴ベクトルに基づいて特徴検出器
に対応する超球を生成する超球生成部12とを設ける。
超球生成部12には、超球生成の種を作るための超球初
期化手段23と、特徴ベクトルを用いて超球を拡張する
ための超球拡張手段24と、生成した超球が有効な特徴
検出器となっているかを判定するための超球判定手段2
5とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データ分類用の特
徴検出器の自動的に生成する装置および方法に関し、特
に、2次元画像データの局所的な特徴によってこの2次
元画像データの分類を行なう際に使用される特徴検出器
を自動的に生成する装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】2次元画像データを対象としたパタン認
識は、大別して、認識対象の画像データ(源データ)か
ら局所的な特徴を抽出するフェーズと、抽出した特徴に
基づいて分類を行なうフェーズとの2つのフェーズによ
って実行される。したがって、パタン認識においては、
源データからどのような特徴を抽出するかはきわめて重
要な事項であり、パタン認識の基本的な能力は、特徴抽
出によって決定される。源データから局所的な特徴を抽
出するために使用されるものを特徴抽出器という。特徴
抽出器は、源データの部分集合(局所データ)が入力さ
れたとき、所定の特徴が局所データ内にあるかどうかに
応じて、定められた値を出力するように構成されてい
る。
【0003】ところで、パタン認識を行う場合、その対
象となる画像の性質、品位などは千差万別である。した
がって、同じような特徴、例えば線分を抽出する特徴検
出器であっても、画像の性質や品位に応じ、分類のため
に最適なものが異なることとなる。このため、従来は、
パタン認識の各問題に対応させて特徴検出器を作り込む
方法や、比較的汎用の特徴検出器の集合を用いてパタン
認識を行なう方法などが採用されている。しかし、前者
の方法では、一般には人手によって特徴検出器を作成す
ることになるので作成者に対する負荷が大きくなるとい
う問題点がある。また後者の方法では、使用する特徴検
出器の集合が認識に有効な集合でないことがあって認識
能力が低下することが予想される。したがって、認識に
有効な特徴検出器を源データから自動生成する方法が検
討されている。
【0004】ニューラルネットを用いて分類に有効な特
徴検出器を自動生成する方法として、ネオコグニトロン
(Fukushima, K.;"Neocognitron: A Hierarchical Neur
al Network Capable of Visual Pattern Recognition",
Neural Networks, Vol. 1,No. 2, 1988, pp.119-13
0.)やバックプロパゲーション(Rumelhart, D. E., Hi
nton, G. E. and Williams, R. J.;"A Learning Intern
al Representations byError Propagation", Rumelhar
t, D. E. and MaClelland, J. L. eds., Parallel Dist
ributed Processing, MIT Press, Cambridge, Mass., 1
986.)などの方法が提案されている。ネオコグニトロン
は、局所的な特徴検出フェーズとボケ変換とを多段に繰
り返し、いわゆる教師なし学習を行なうものである。一
方、バックプロパゲーションは、目的関数との自乗誤差
を減らすように多層ネットワークの結合値を再帰的に学
習するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ニューラルネ
ットを用いたこれらの従来の方法は、以下の2つの点で
効率的でない。第1には、比較的小規模な問題でも比較
的多くのニューロンおよび事例の繰り返し提示学習が必
要となり、中規模な問題への適用すらかなりの計算量が
必要となることである。第2には、問題の規模が大きく
なった場合に重複した特徴や分類に不必要な特徴が多数
現れるが、それらの特徴を単純に入力事例として扱って
いるので学習が大変非効率となることである。
【0006】本発明の目的は、2次元画像データの分類
に有効な特徴検出器を効率よく自動生成する装置および
方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴検出器生成
装置は、2次元画像データからの特徴抽出に使用される
特徴検出器を自動生成する特徴検出器生成装置におい
て、前記2次元データは複数の要素の並びとして表現さ
れ、前記2次元画像データの部分データであって所定の
数の要素からなるものを特徴ベクトルとし、前記特徴検
出器の生成に用いる事例を特徴ベクトルとして格納する
第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段から特徴ベクト
ルを順次読出し、重複しあるいは冗長である特徴ベクト
ルを除去する前処理手段と、前処理の済んだ前記特徴ベ
クトルに基づいて特徴検出器に対応する超球を生成する
超球生成手段と、生成された超球を格納する第2の記憶
手段とを有する。
【0008】本発明の特徴検出器生成方法は、2次元画
像データからの特徴抽出に使用される特徴検出器を自動
生成する特徴検出器生成方法において、前記2次元デー
タは複数の要素の並びとして表現され、前記2次元画像
データの部分データであって所定の数の要素からなるも
のを特徴ベクトルとし、入力した前記特徴ベクトルから
重複しあるいは冗長なものを除去する前処理工程と、特
徴検出器として使用される超球を生成するために前記超
球の種を初期化する超球初期化工程と、前記前処理工程
を行なったのちの特徴ベクトルに基づいて前記超球を拡
張する超球拡張工程と、生成された超球が有効な特徴検
出器となっているかを判定する超球判定工程とを有す
る。
【0009】
【作用】画像を局所的に観察すれば、一般に、同じパタ
ンの繰り返しが多数現われる。本発明では、予め前処理
として重複(冗長)している情報を除去するので、効率
よく特徴検出器を生成できる。また、実際に特徴検出器
を使用する場合、検出対象の画像に現われる特徴は、典
型的な特徴を中心として若干変形していることが想定さ
れる。本発明では、特徴検出器として典型的な特徴から
の"距離"に応じて反応する超球を用いるので、特徴の若
干の変形などにうまく対応でき、有効に事例の分類を行
なう特徴検出器を生成することができる。本発明におけ
る超球の拡張は、従来のニューラルネットを用いたもの
におけるニューロンの学習に相当するものである。
【0010】以下、本発明についてさらに詳しく説明す
る。
【0011】本発明が対象とする入力事例は、既に既に
正負に分類された2次元の画像データの集合である。こ
こで正の事例とは、特徴検出器が抽出すべき特徴に対応
する事例であり、負の事例とはこの特徴検出器が抽出し
てはならない特徴に対応する事例である。例えば、アル
ファベット{A,B,C}を対象として、Aに関する特
徴検出器を生成したい場合には、{A}が正の事例、
{B,C}が負の事例となる。各事例は、N×Nの行列
で表現され、各行列の成分は"0"または"1"の2値をと
るものとする。なお、正の事例の数は1つとは限らな
い。
【0012】本発明において、特徴検出器は超球として
表現される。ここで超球とは、内部データとして、重心
(G;Gravity)と呼ばれるK×K次元のベクトルと半径
(R;Radius)と呼ばれるスカラー量を保持し、K×K
次元の入力ベクトルXが与えられれば、以下の規則で出
力が決定されるもののことである。
【0013】
【数1】 ただし、|G−X|は2つのベクトルG,X間の適当に
定義された距離を表わす。なお本発明では、計算処理負
荷を軽減するため、距離として、両ベクトルG,Xの各
成分ごとの差の絶対値の和を用いることとする。なお、
以下では、入力値となるK×K次元の局所ベクトルを
「特徴ベクトル」と呼ぶ。
【0014】次に、本発明によって生成する特徴検出器
を用いた分類について、図1を説明する。図1は分類ア
ーキテクチャを説明する図である。
【0015】本発明によって生成した特徴検出器を用い
て分類を行なう場合、図1に示すように、同じ情報を持
つ超球91を、上下、左右にそれぞれ1ドットずつずら
して、N×Nの要素93からなる画像90の全域を完全
に覆うように配置する。すなわち、画像において、K×
K次元(図では3×3次元)の任意の特徴ベクトル92
を選択すれば、それに対応して1つの超球91が決まる
ようにする。
【0016】そして、各超球91にそれぞれ対応する特
徴ベクトル92を入力し、そのときの各超球91の出力
値を計算する。少なくとも1つのニューロン(超球)が
1(オン)となるか、すべてのニューロンが0(オフ)
となるかにより、事例の分類を行なう。なお、このモデ
ルを用いれば、事例に描かれた対象(オブジェクト)の
平行移動に関して不変な分類を行なうことが可能であ
る。なぜなら、各超球91はそれぞれ任意のK×K次元
の特徴ベクトル92に対応するように配置しているの
で、特徴の位置が移動したとしても分類には影響を与え
ないからである。
【0017】本発明の特徴検出器生成装置では、前処理
手段において、重複しあるいは冗長なものを除いた特徴
ベクトルを正および負の特徴ベクトルごとに記憶するよ
うにするとよい。そして、超球生成手段には、超球生成
のための種を生成する超球初期化手段と、正の特徴ベク
トルを順次読み出してその正の特徴ベクトルが超球に含
まれかつ超球が負の特徴ベクトルを含まないように超球
の拡張を行なう超球拡張手段と、結果として生成した超
球が有効な超球となっているかを判定する超球判定手段
とを設けるようにするとよい。
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図2は本発明の一実施例の特徴検出器生成
装置の構成を示すブロック図であり、図3は図2の特徴
検出器生成装置の動作を説明するフローチャートであ
る。
【0019】この特徴検出器生成装置は、特徴検出器の
生成に用いる入力事例を格納したスタック13、重複し
たまたは冗長な特徴ベクトルを除去するための前処理部
11、前処理の済んだ特徴ベクトルのうち負の特徴ベク
トルを格納するスタック14、前処理の済んだ特徴ベク
トルのうち正の特徴ベクトルを格納するスタック15、
特徴検出器に対応する超球の生成を行なう超球生成部1
2、結果として生成した超球を格納するためのスタック
16によって構成されている。スタック13には、入力
事例が特徴ベクトルの形式で格納されている。
【0020】前処理部11には、負および正の特徴格納
除去手段21,22が設けられている。負の特徴格納除
去手段21は、負の事例を対象として重複または冗長な
ものを除去し、残った特徴ベクトルをスタック14に格
納するためのものである。この場合、重複や冗長なもの
を検出するため、負の特徴格納除去手段21はスタック
14を随時参照する。スタック14には、負の特徴ベク
トルからなる1つの集合Nが形成される。正の特徴格納
除去手段22は、正の事例を対象として重複または冗長
なものを除去し、残った特徴ベクトルをスタック15に
格納するためのものである。正の特徴格納除去手段22
は、重複や冗長なものを検出するためにスタック15を
随時参照するとともに、スタック14とスタック15と
に同じ特徴ベクトルが含まれるべきではないので、スタ
ック14も参照して重複する正の事例があればその事例
をスタック15に格納しないようにする。スタック15
には、正の特徴ベクトルの集合が、正の事例ごとに格納
される。
【0021】超球生成部12には、超球生成の種を作る
ための超球初期化手段23と、特徴ベクトルを用いて超
球を拡張するための超球拡張手段24と、生成した超球
が有効な特徴検出器となっているかを判定するための超
球判定手段25とが設けられている。
【0022】次に、本実施例の動作について説明する。
【0023】まず、前処理部11において、スタック1
3から入力事例を読出し、重複しまたは冗長な特徴ベク
トルを除去する(ステップ31)。前処理部11では、
まず、すべての負の事例を対象として、重複する特徴ベ
クトルを除去して、負の特徴ベクトルからなる1つの集
合Nを作成し、この集合をスタック14に格納する(ス
テップ41)。次いで、各正の事例に対して、集合Nに
含まれるか、または、重複しあるいは冗長な特徴ベクト
ルを除去して、特徴べクトルの集合P(i)を作成し、ス
タック15に格納する(ステップ42)。この集合P
(i)は、それぞれ正の事例に対応している。
【0024】次に、超球生成部12において、超球の生
成を行なう(ステップ32)。超球の生成を行なう場
合、ユーザが設定した回数だけ以下のステップ43〜4
5の処理を繰り返す。ここで、操り返し処理を行なうの
は、正の事例における特徴は1つとは限らず、より良い
特徴検出器の生成が目的となるからである。
【0025】まず、超球初期化手段23により、スタッ
ク15からランダムに正の事例を選択し、それを超球の
重心Gとし、半径Rを0とし、各集合P(i)をランダム
にシャッフルする(ステップ43)。ここで、事例をシ
ャッフルするのは、類似した特徴検出器の生成を避ける
ためである。また、この生成された超球を超球の種とい
う。
【0026】次いで、超球拡張手段24によって、超球
の拡張を行なうために、各正の特徴ベクトルに対して以
下の処理を繰り返す(ステップ44)。ここで、超球の
拡張を行うのは、特徴検出器をより一般的なものにする
ためである。まず、各集合P(i)から順番に特徴ベクト
ルVを選択する(ステップ51)。ただし、一巡するま
で同じ集合P(i)からの選択はしない。次いで、特徴ベ
クトルVを加えた超球に加えた場合の重心Gを計算し、
その重心Gが含まれる最小の半径Rを求めて超球を拡張
する(ステップ52)。ここで、ステップ52で生成し
た超球が集合Nの要素を特徴とする場合、直前の超球拡
張処理を取り消すようにする(ステップ53)。
【0027】最終的に生成された超球に対して、超球判
定手段25によって、有効な超球であるかどうかの判定
を行なう(ステップ45)。この判定は、結果である超
球が、すべてのP(i)の要素を少なくとも1つの特徴と
して有するかどうかをテストすることによって行なわれ
る。このテストに成功した場合には、その超球が、1つ
の特徴抽出器としてスタック16に出力される。
【0028】次に、本実施例を実際の問題に適用した例
について説明する。まず、図4を用いてT−C問題ヘ適
用した結果を説明する。
【0029】T−C問題は、文字"T","C"のそれぞれ
を90度単位で回転させた4種、合計8種の事例から構
成され、事例から2つの文字の回転に不変な特徴検出器
を発見する問題である。図4(a)は入力事例を示してお
り、"ClLASS T"および"CLASSC"は、それぞれ文字"T","
C"に対する入力事例である。このような入力事例を対
象として、本実施例の装置によって3×3次元の超球で
表わされる特徴検出器を生成したところ、実際に2種の
特微検出器61,62が生成された。図4(b)は生成され
た2種の特徴検出器61,62とそれぞれの特徴検出器
61,62に反応した特徴ベクトル63,64を示す。こ
こで、図示左側の第1の特徴検出器61はまさにT字検
出器であり、図示右側の第2の特徴検出器62はT字の
縦棒部分の検出器である。ちなみに、バックプロバゲー
ションを用いた場合にも、同様の特徴検出器を発見でき
ることが報告されている。しかし、それには数万回もの
事例の提示を行う多量の計算が必要である。一方、本発
明を用いれば、2種の特徴検出器を発見するのに、換算
すれば、わずか数十回の事例提示で計算できたことにな
る。
【0030】図5および図6はボンガルド問題ヘの適用
結果を説明する図である。ボンガルド間題とは、図形に
基づいた分類間題であり、各図に示すように、対象(オ
ブジェクト)が描かれた12個の事例(ボックス)71
から構成され、直線72で隔てられた左側の6個の事例
71はクラス1に属し、残りの右側6個の事例71はは
クラス2に属している。問題は、これらのボックスから
2つのクラスに対する識別概念を発見することである。
【0031】図5はボンガルド問題のうちBP3問題に
対する結果を示しており、いくつかの特徴検出器を発見
できた。これらの特徴検出器のうち、より多くの特徴ベ
クトルに反応するのは、図に示す2つの特徴検出器7
3,74であった。これらの特徴検出器73,74は、対
角線検出器と言えるものであり、白い図形と黒い図形を
識別するには、まさに妥当な検出器と言える。
【0032】図6はボンガルド問題のうちBP30問題
に対する結果を示しており、図に示す特徴検出器75を
発見することができた。この特徴検出器75は、交点検
出器に近いものであるが少し歪んだものである。歪んで
いることの理由の1つは、描かれた図形の交点が複雑で
あるからだと考えられる。
【0033】なお、上述した各ボンガルド問題におい
て、パーソナルコンピュータを用いた実験でも、数秒の
計算時間でこれらの特徴検出器を発見できた。
【0034】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明の特徴検出器生成装置および方法は、一般の
文字認識や物体認識のためにも適用することが可能であ
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、2次元画
像データに対して局所的な特徴の存在の有無を調べるこ
とによる分類を行なう際に使用される特徴検出器を生成
する場合に、重複しあるいは冗長な情報を前処理によっ
て除去し、さらにニューロンの学習を超球の拡張に置き
換えることにより、事例の分類に有効な特徴検出器を効
率よく自動生成できるようになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】分類アーキテクチャを説明する模式図である。
【図2】本発明の一実施例の特徴検出器生成装置の構成
を示す模式図である。
【図3】図1の装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】T−C問題への適用結果を示す図である。
【図5】ボンガルド問題(BP3問題)への適用結果を
示す図である。
【図6】ボンガルド問題(BP30問題)への適用結果
を示す図である。
【符号の説明】
11 前処理部 12 超球生成部 13〜16 スタック 21 負の特徴格納除去手段 22 正の特徴格納除去手段 23 超球初期化手段 24 超球拡張手段 25 超球判定手段 31,32,41〜45,51〜53 ステップ 61,62,73〜75 特徴検出器 63,64 特徴ベクトル 71 事例 90 画像 91 超球 92 特徴ベクトル 93 要素

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元画像データからの特徴抽出に使用
    される特徴検出器を自動生成する特徴検出器生成装置に
    おいて、 前記2次元データは複数の要素の並びとして表現され、
    前記2次元画像データの部分データであって所定の数の
    要素からなるものを特徴ベクトルとし、 前記特徴検出器の生成に用いる事例を特徴ベクトルとし
    て格納する第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段から特徴ベクトルを順次読出し、重
    複しあるいは冗長である特徴ベクトルを除去する前処理
    手段と、 前処理の済んだ前記特徴ベクトルに基づいて特徴検出器
    に対応する超球を生成する超球生成手段と、 生成された超球を格納する第2の記憶手段とを有するこ
    とを特徴とする特徴検出器生成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の特徴検出器生成装置で
    あって、 前記前処理手段が、負の特徴ベクトルを記憶する第3の
    記憶手段と、重複しあるいは冗長である特徴ベクトルを
    除いた負の特徴ベクトルを前記第3の記憶手段に格納す
    る手段と、正の特徴ベクトルを記憶する第4の記憶手段
    と、重複しあるいは冗長である特徴ベクトルを除いた正
    の特徴ベクトルを前記第4の記憶手段に格納する手段と
    からなり、 前記超球生成手段が、超球生成のための種を生成する超
    球初期化手段と、前記第3の記憶手段から正の特徴ベク
    トルを順次読み出して該正の特徴ベクトルが超球に含ま
    れかつ前記超球が前記第4の記憶手段に含まれる負の特
    徴ベクトルを含まないように前記超球の拡張を行なう超
    球拡張手段と、結果として生成した超球が有効な超球と
    なっているかを判定する超球判定手段とからなる、特徴
    検出器生成装置。
  3. 【請求項3】 2次元画像データからの特徴抽出に使用
    される特徴検出器を自動生成する特徴検出器生成方法に
    おいて、 前記2次元データは複数の要素の並びとして表現され、
    前記2次元画像データの部分データであって所定の数の
    要素からなるものを特徴ベクトルとし、 入力した前記特徴ベクトルから重複しあるいは冗長なも
    のを除去する前処理工程と、 特徴検出器として使用される超球を生成するために前記
    超球の種を初期化する超球初期化工程と、 前記前処理工程を行なったのちの特徴ベクトルに基づい
    て前記超球を拡張する超球拡張工程と、 生成された超球が有効な特徴検出器となっているかを判
    定する超球判定工程とを有することを特徴とする特徴検
    出器生成方法。
JP5062022A 1993-03-22 1993-03-22 特徴検出器生成装置および方法 Pending JPH06274633A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016001387A (ja) * 2014-06-11 2016-01-07 日本電信電話株式会社 画像分類前処理装置、画像分類装置、画像分類前処理方法、画像分類方法及びプログラム
CN114104666A (zh) * 2021-11-23 2022-03-01 西安华创马科智能控制系统有限公司 煤矸识别方法及煤矿运送系统

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