JPH06266230A - 現像剤貯蔵装置 - Google Patents

現像剤貯蔵装置

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Publication number
JPH06266230A
JPH06266230A JP5076222A JP7622293A JPH06266230A JP H06266230 A JPH06266230 A JP H06266230A JP 5076222 A JP5076222 A JP 5076222A JP 7622293 A JP7622293 A JP 7622293A JP H06266230 A JPH06266230 A JP H06266230A
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JP
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developer
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storage device
container
closing lid
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Application number
JP5076222A
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English (en)
Inventor
Masashi Ohashi
将志 大橋
Yuichi Takagi
裕一 高城
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】現像剤補給時に、現像剤が飛散して付近の部材
を汚染したり、補充容器内に現像剤の補給残しが発生し
たりするのを防止する。 【構成】貯蔵装置1の貯蔵容器10の補給口11を開閉
蓋20で開閉自在に覆う。補給用の現像剤を収納した補
充容器3の容器本体30の供給口31を従動蓋50、フ
ィルム60によって開閉自在に覆う。開閉蓋20を矢印
K2方向に開放し、引き出し部材61を介してシート6
0を引いて従動蓋50をK2方向に開放し、容器本体3
0内の現像剤を貯蔵容器10に補給する。開閉蓋20の
下面にロック部材91、残量検知部材92を取り付け
る。貯蔵容器10内の現像剤残量が少ないときは、残量
検知部材92が下がり、ロック部材91を解除位置M2
に押しあげて開閉蓋20の開放を許容する。残量が多い
ときは、残量検知部材92が上がり、ロック部材91が
下がって開放を禁止し、現像剤の補給を不能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真装置等の画像
形成装置において、像担持体上に形成した静電潜像を現
像する際に使用する微粉状の現像剤を貯蔵するための現
像剤貯蔵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
〈従来の技術1〉画像形成装置の現像装置には、現像剤
貯蔵装置(以下単に「貯蔵装置」という。)が付属設置
されており、この貯蔵装置内の現像剤は、画像形成プロ
セスの進行に伴い現像装置を介して消費されるため、適
宜な補給が必要とされている。現像剤の補給は一般に現
像剤の補充容器に収納されている現像剤を貯蔵装置内に
移し替えることにより遂行される。ところで、現像剤
は、流動性の高い超微粒体で構成されているため非常に
飛散しやすい。したがって、上述のように、現像剤を補
充容器から貯蔵装置に移し換える際、あるいは移し換え
終了後補充容器を貯蔵装置から取り外した直後に現像剤
が飛散し、この飛散した現像剤によって付近の部材が汚
染されるおそれがあった。
【0003】そこで、貯蔵装置と補充容器のそれぞれに
スライド式の開閉蓋を取り付け、一方の開閉蓋を他方の
開閉蓋に従動させることで現像剤の補給動作を密閉した
環境内で行うようにした貯蔵装置が提案されている(例
えば、特公昭57−38673号公報)。
【0004】さらに、補充容器側の現像剤の供給口とな
る開口部を引き剥し可能なシ−ト部材によって密封し、
補充容器の輸送時などにも、現像剤が漏れないようにし
たものや、異物の混入等を防ぐため、貯蔵装置の開閉蓋
をロックし、現像剤の補給動作時にのみ開閉可能とした
貯蔵装置も提案されている(例えば、特公平1−369
43号公報)。
【0005】上述のロック機構のついた貯蔵装置では、
貯蔵装置の開閉蓋がロックされているため、補給動作以
前に貯蔵装置内の現像剤の残量を確認することが不可能
である。このため現像剤補給時に、補充容器から貯蔵装
置に過度の現像剤が補充されるおそれがあり、実際、過
度の現像剤が補給された場合には、補充容器が貯蔵装置
から外れなくなる、あるいは開閉蓋が半開の状態で補充
容器が貯蔵装置から外れてしまい、現像剤が周囲に飛散
するなどが考えられる。
【0006】このような過度の現像剤補給に対して、貯
蔵装置の一部に余剰の現像剤を収納するための補助室を
設けることによって、上述の問題を解決する装置が提案
されている。
【0007】また、貯蔵装置内に、ピエゾ式のセンサ等
を用いた残量検知センサを設け、過補給に対する警告を
電気的に行う方法も考えられている。 〈従来の技術2〉従来、複写機等の画像形成装置におい
て、現像装置にトナーを補給するための現像剤貯蔵装置
(以下単に「貯蔵装置」という。)を備えたものが知ら
れている。
【0008】図14に、貯蔵装置を備えた従来の画像形
成装置の概略を図示する。この画像形成装置は感光体1
01を有し、感光体101上に不図示の帯電器、露光装
置等によって静電潜像を形成し、この静電潜像に現像装
置102によって現像剤を付着させて可視像を形成す
る。可視像は、給紙カセット103に収納されて給紙ロ
ーラ105、搬送ローラ106、107等を介して感光
体101に供給された転写材Sに、転写装置109によ
って転写される。可視像が転写された転写材Sは、搬送
装置110によって定着装置111に搬送される。転写
材Sは、定着装置111において現像剤による可視像が
加熱され固着されて永久画像となり、その後、装置本体
外部に最終的なコピーとして排出される。
【0009】上述の画像形成装置においては、現像装置
102によって現像剤が消費される。現像装置102
は、現像剤を収納する現像容器102aと、現像容器内
102a内の現像剤を感光体101上の静電潜像に付着
させる現像スリーブ102bとを備えており、画像形成
を繰り返すに伴い、現像容器102a内の現像剤が順次
消費されて、現像容器102a内の現像剤の残量が減少
していく。したがって、現像装置102に対して適宜現
像剤を補給することが必要となる。
【0010】この現像装置102に対する現像剤の補給
回数を低減するために、現像装置102の上方に、現像
剤の貯蔵装置112を配設している。貯蔵装置112
は、多量の現像剤を収納できるように大きめに形成され
ており、この貯蔵装置112から順次現像装置102の
現像容器102aに対して現像剤を自動的に補給するこ
とにより、人手を介した煩雑な現像剤の補給作業の回数
を大幅に低減するようにしている。なお、図14におい
て、113で示す部材は、画像形成装置本体内の排熱を
目的とした排熱ファンである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
〈第1の発明の課題〉しかしながら、前述の従来の技術
1の、補助室を設けるものにあっては、余剰の現像剤が
少ない場合は有効に対応できるものの、余剰の現像剤が
多くて補助室の収納容積を越える場合には、補充容器内
に多量の現像剤が残ることがあり、この残った現像剤が
飛散したり、さらに無駄になったりすることがあった。
【0012】一方、電気的な方法によって、貯蔵装置内
の現像剤の残量を検知し過補給に対する警告を行うもの
にあっては、現像剤補給時の検知部と表示部とが通電状
態にないときは(一般に現像剤補給時は、不通電の状態
となる)、有効に動作しない。
【0013】そこで、第1の発明は、残量検知部材とロ
ック部材とを組合せた簡単な機械的な機構によって、貯
蔵装置内に所定量以上の現像剤が残留しているときには
貯蔵装置側の開閉蓋の開放を禁止し、現像剤の飛散や無
駄が発生しないようにした貯蔵装置を提供することも目
的とするものである。 〈第2の発明の課題〉しかしながら、上述の従来の技術
2によると、現像剤の貯蔵装置112としては、現像装
置102の上方に、しかも大型のものを配置すること
が、補給回数を低減するために有効である。したがっ
て、図14に示すように、貯蔵装置112の一部が定着
装置111に近接しがちとなる。このため定着装置11
1の熱の影響を受けて、貯蔵装置112内の現像剤(特
に融点が低い現像剤)が融着固化してしまうおそれがあ
った。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明(第1の発明及び
第2の発明)は、上述事情に鑑みてなされたものであっ
て、それぞれ以下のような構成をとる。 〈第1の発明の手段〉第1の発明は、上面に現像剤の補
給口を有する箱状の貯蔵容器と、前記補給口を開閉自在
に覆う開閉蓋とを備え、前記補給口に現像剤の補充容器
をセットするとともに、前記開閉蓋を開放することによ
り、該開閉蓋に連動する前記補充容器側の従動蓋を開放
し、前記補充容器内の現像剤を前記補給口を介して前記
貯蔵容器に補給してなる現像剤貯蔵装置において、前記
開閉蓋の開放を禁止する拘束位置と該開閉蓋の開放を許
容する解除位置とをとるロック部材と、該ロック部材に
係脱可能に配設されるとともに、前記貯蔵容器内の現像
剤の残量が所定量を超えるか否かに対応して前記ロック
部材をそれぞれ拘束位置に保持し、または解除位置に移
動させる残量検知部材とを備えることを特徴とする。
【0015】この場合、前記ロック部材と残量検知部材
とを前記開閉蓋の内側面に取り付け、さらに、前記開閉
蓋の開放時に、前記ロック部材と残量検知部材とが前記
補給口の開口部分から退避するような構成とすると好ま
しい。 〈第2の発明の手段〉また、第2の発明は、感光体上に
形成された静電潜像に現像剤を付着させる現像装置に対
し、現像容器から現像剤を補給してなる現像剤貯蔵装置
において、前記貯蔵容器本体内に収納した現像剤を冷却
する現像剤冷却手段を備えることを特徴とする。
【0016】この場合、前記現像剤冷却手段を画像形成
装置が作動可能状態になるとほぼ同時に作動させるとよ
い。
【0017】さらに、温度検知手段を有し、該温度検知
手段の出力によって、前記現像剤冷却手段の作動、停止
を切り換えて、一定温度に温度調整するようにし、例え
ばこの一定温度を60℃以下にするとよい。
【0018】さらに、前記貯蔵容器本体表面を凹凸状に
形成するとよい。
【0019】
【作用】
〈第1の発明の作用〉以上構成に基づき、第1の発明に
よると、貯蔵容器内の現像剤の残量の、所定量以上、以
下に対応して残量検知部材がロック部材をそれぞれ拘束
位置、解除位置に移動させ、前者の拘束位置では開閉蓋
の開放を禁止し、後者の解除位置では開閉蓋の開放を許
容する。したがって、貯蔵容器内の現像剤の残量の所定
量を、例えば、所定量以下であれば補充容器内の現像剤
をすべて貯蔵容器内に補給し尽くすことが可能な量に設
定しておけば、補給時に補充容器内に、補給残しの現像
剤が残留することはない。
【0020】また、ロック部材及び残量検知部材の動作
は、機械的な機構によって行われるので、電気的な方法
を使用することができない現像剤の補給時にも使用する
ことができる。
【0021】さらに、ロック部材及び残量検知部材を開
閉蓋に取り付け、これらの部材が開閉蓋の開放時に、貯
蔵容器上面の補給口の開口部分から退避するようにする
と、現像剤がこの開口部分を介して補充容器から貯蔵容
器に補給される際に、これらの部材が現像剤の移動を妨
げるおそれがない。 〈第2の発明の作用〉また、第2の発明によると、貯蔵
装置本体内の現像剤を冷却して、現像剤の融着固化を防
止することができる。
【0022】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。 〈第1の発明の実施例1〉図1、図2、図3に、本発明
に係る現像剤貯蔵装置(貯蔵装置)1と、この貯蔵装置
1に現像剤Tを補給する補充容器3とを図示する。な
お、図1は貯蔵装置1の一部破断斜視図を示す。ここ
で、以下の説明に使用する「前後左右」について、図1
の矢印K1方向を「前」、矢印K2方向を「後」、矢印
K3方向を「左」、矢印K4方向を「右」と決める。こ
れに従うと、図2は、貯蔵装置1に補充容器3をセット
した状態の前後方向(矢印K1、K2方向)の縦断面図
である。また、図3は、図2のA−A線矢視図である。
【0023】まず、図2、図3を参照して補充容器3を
説明する。補充容器3は、箱状の容器本体30と、従動
蓋50とを備えている。容器本体30は、ほぼ直方体状
に形成され、その一面に大きく開口する現像剤Tの供給
口31を有する。供給口31は、前後方向に長い長方形
状に形成されており、その前後方向の長さ、左右方向の
幅は、それぞれL3 、W3 に設定されている。この供給
口31の周囲には、前後左右にそれぞれ突出する鍔状の
フランジ部32a、32b、32c、32dが形成され
ている。これらフランジ部のうち左右のフランジ部32
c、32dには、前後方向にガイド溝33c、33dが
形成されていて、従動蓋50の前後方向のスライド動作
をガイドする。これらガイド溝33c、33dは、供給
口31の4つの周端縁の周囲に額縁状に形成されたシー
ト固着面31a、31b、31c、31dに対して、僅
かな段差をもって形成されている。
【0024】従動蓋50は、上面視がほぼ長方形の板状
に形成され、その左右両端縁には、前述のガイド溝33
c、33dに案内されるガイド部51c、51dが前後
方向に長く形成されている。また、従動蓋50の中央に
は、前後方向に貫通する水平なスリット52が形成され
ている。このスリット52の前後方向の長さは、前述の
補充容器3の供給口31の前後長さL3 よりも長く、左
右方向の幅は、同じく左右幅W3 よりも広く設定されて
いる。従動蓋50の前端には、下方に向けて閉鎖用突起
53が突設されている。
【0025】上述の容器本体30の供給口31は、フィ
ルム状の熱可塑性のシート60によって封止されてい
る。シート60の左右幅は、供給口31の左右幅W3
りも広く、また前後長さは、供給口31の前後長さL3
の2倍よりもさらに長く設定されている。シート60
は、その始端部60bを前述の後側のシート固着面31
bに固着され、その左右両端縁を左右のシート固着面3
1c、31dに固着され、その中央部を前側のシート固
着面31aに固着された後、従動蓋50の前端縁にて折
り返されて折り返し部60aが形成され、従動蓋50の
スリット52を貫通して従動蓋50の後部に引き出され
た上、その終端部60cをシート引き出し部材61に固
着されている。なお、シート60の全長は、シート引き
出し部材61が、後述のように開閉蓋20によって補充
容器3から外されたとき、作業者がこれをつかんで引っ
張ることができる程度の長さに設定されており、シート
引き出し部材61が補充容器3に係止されているとき
は、シート60の余剰部分は、補充容器3の外部に出な
いように開閉蓋20とシート引き出し部材61との間に
折りたたまれた状態で収納されている。シート60の固
着は、例えば熱溶着によって行われ、シート引き出し部
材61に対する終端部60cの固着が剥離不能に行われ
るのに対して、シート固着面31a、31b、31c、
31dに対するシート60の固着は、容器本体30内に
収納した現像剤Tの漏れを防止するに十分な強度で、し
かも、積極的な剥離動作に対して剥離可能に行われてい
る。シート引き出し部材61は、容器本体30の後側の
フランジ部32bに対して、後方からクリック、パッチ
ン等の手段によって、適度な強度で着脱可能に係合され
ている。シート引き出し部材61には、下方に向けて取
外し用突起62が突設されている。
【0026】次に、補充容器3からの現像剤Tの補給先
となる貯蔵装置1について図1ないし図3を参照して説
明する。
【0027】貯蔵装置1は、例えば複写機等の画像形成
装置において現像装置に対する付属装置として配設さ
れ、この現像装置に現像剤Tを供給する。現像装置は、
周知のように、感光体等に形成された静電潜像に現像剤
Tを付着させてこの静電潜像を顕像化するものであり、
貯蔵装置1は、画像形成に伴って現像剤Tが消費される
現像装置に対して適宜現像剤Tを供給するものである。
【0028】貯蔵装置1は、図1に示すように、上面に
現像剤Tの補給口11を有する貯蔵容器10と、補給口
11を開閉自在に覆う開閉蓋20とを備えている。
【0029】貯蔵容器10は、前後方向に長く、左右方
向に短い直方体状の箱型に形成され、内部には現像装置
に供給すべき現像剤Tが貯蔵されている。貯蔵容器10
の上面には、上方に向けて長方形状に大きく開口するの
現像剤Tの補給口11が形成されている。この補給口1
1の前後方向の長さL1 (図2参照)は、補充容器3の
供給口31の前後長さL3 よりも長く、また左右方向の
幅W1 (図3参照)は、供給口31の左右幅W3 よりも
広く設置されている。補給口11の左右両端縁には、セ
ット時の補充容器3の左右のフランジ部32c、32d
を下方から支持する支持部12c、12dが形成されて
いる。また、補給口11の前側には、フランジ部32a
に係合して、補充容器3の前後方向、上下方向に位置を
規制する凹部13が形成されている。さらに、左右の支
持部12c、12dの前後方向の中央部には、補充容器
3の左右のフランジ部31c、31dから突出するピン
(不図示)に係合して、補充容器3全体の位置を正確に
規制する位置決め部15c、15dが設けてある。さら
に貯蔵容器10上面の左右には、切欠部16、16が形
成され、それぞれ蓋解除機構70、70(ただし、図1
においては、切欠部16、蓋解除機構70とも左側のも
のを図示している。)蓋解除機構70は、図4(a)に
示すように、回転軸71によって回転自在に支持された
2個のロックアーム72、73を有する。これらのロッ
クアーム72、73は、ほぼ直角をなすように相互に固
定されるとともに、両者の先端には、爪部72a、73
aが形成されている。これらロックアーム72、73
は、板ばね等の弾性部材75によって、回転軸71を中
心に矢印R1方向に付勢されている。貯蔵容器10に配
置された蓋解除機構70は、貯蔵容器10に補充容器3
がセットされない状態では、図4(a)のように、爪部
73aが後述の開閉蓋20の係合孔21に係合して開閉
蓋20の開放を禁止している。図4(b)に示すよう
に、補充容器3が貯蔵容器10の所定位置にセットされ
ると、補充容器3側の突起35が一方のロックアーム7
2の爪部72aに係合することによって、ロックアーム
72、73が矢印R2方向に回転され、爪部73aの係
合孔21に対する係合が解除され、これにより、開閉蓋
20の矢印K2方向の開放が可能となる。一方、図4
(c)に図示するように、開放状態にあった開閉蓋20
を矢印K1方向に閉鎖すると、開閉蓋20のカム面22
によって、ロックアーム73が押し下げられ、他のロッ
クアーム72の爪部72aの、突起35に対する係合が
解除され、補充容器3の取外しが可能となる。すなわ
ち、蓋解除機構70は、貯蔵容器10に補充容器3が正
しくセットされたときのみ開閉蓋20の開放を可能と
し、また、開閉蓋20が閉鎖されたときのみ補充容器3
の取外しを可能とするものである。
【0030】貯蔵容器10の補給口11の左右両側に
は、前後方向のガイド溝17c、17d(図3参照)が
形成されていて、開閉蓋20の前後方向のスライド動作
をガイドするようになっている。
【0031】開閉蓋20は、貯蔵容器10の補給口11
(長さL1 、幅W1 )よりも大きい板状に形成され、閉
鎖時には補給口11を完全に覆うことができる。開閉蓋
20の後部には、把手23が形成され(図2参照)、そ
の内側には、前述のカム面22が形成されている。開閉
蓋20の上面には、前後方向に長い溝部25が形成さ
れ、溝部25の前端には、開閉蓋20の開放時に、前述
のシート引き出し部材61の取外し用突起62に係合し
て、シート引き出し部材61を補充容器3のフランジ部
32bから脱落させる係合面25aが形成されている。
また開閉蓋20の前部には、開閉蓋20の閉鎖時に、従
動蓋50の閉鎖用突起53に係合して従動蓋50を閉鎖
する係合面26aが設けてある。
【0032】開閉蓋20の下面(内側面)には、貯蔵容
器10内の現像剤Tの残量の多寡に応じて、開閉蓋20
の開放を許容したり禁止したりするロック機構90が設
けられている。
【0033】このロック機構90は、図5(a)に示す
ように、ロック部材91と、残量検知部材92とを備え
ている。ロック部材91は、長さの短い板状の部材によ
って形成され、開閉蓋20の下面にて左右方向に向けて
固定された軸93によって回動自在に支持されている。
ロック部材91の後端側には貯蔵容器10の後側の壁部
10aの内側面に係脱するロック面91aが形成され、
また中央部下面には切欠部91b、さらに前端側には、
ストッパ91cが形成されている。ロック部材91は、
自然状態において、その自重によってロック面91a側
が下がり、ストッパ91cが開閉蓋20の下面に当接し
た状態の拘束位置M1 で安定するようになっている。残
量検知部材92は、長い板状部材によって形成されると
ともに、ロック部材91に隣接して、軸93によって回
転自在に支持されている。残量検知部材92の後端側に
は、ロック部材91の切欠部91bに下方から係脱する
爪部92aが形成され、また前端側には、現像剤Tの表
面に接触する屈曲部92bが形成されている。残量検知
部材92は、自重によって屈曲部92b側が下がり、爪
部92a側が上がるように、軸93によって支持されて
いる。すなわち、残量検知部材92は、その屈曲部92
bが、現像剤Tの表面に上方から軽く当接し、現像剤T
表面の上下方向の移動、つまり貯蔵容器10内の現像剤
Tの残量に応じて、ほぼ上下方向に移動し、これにより
爪部92aがロック部材91を上下に移動させるように
なっている。例えば、貯蔵容器10内の現像剤Tの残量
が所定量(補充容器3内の補充用の現像剤Tを貯蔵容器
10に補給したときに、この現像剤Tを余すことなくす
べて貯蔵容器10に収納することが可能な残量のうち最
も多い量をいう。)になったときに、現像剤Tの表面の
位置が図5(b)に示す位置にあるものとすると、図5
(a)に示すように、残量が所定量以上の場合には、残
量検知部材92の屈曲部92bが上り、反対に爪部92
aが下がり、これにより、ロック部材91は係合面91
aが下がった拘束位置M1 をとり、開閉蓋20を矢印K
2方向に開放しようとしても、係合面91aが壁部10
aに当たって、開閉蓋20の開放を禁止する。一方、図
5(b)に示すように、現像剤Tの残量が減って、所定
量以下になると、残量検知部材92の屈曲部92bが下
がり、爪部92aが上がって、ロック部材91の係合面
91aを押しあげる。これにより、開閉蓋20を矢印K
2方向に開放しようとした場合に、ロック部材91は、
開閉蓋20の下面と壁部10a上端部との間の間隙gを
通過可能となり、開閉蓋20の開放が可能となる。な
お、ロック部材91が間隙gを通過する際、残量検知部
材92の爪部92aが、壁部10aの上端角部10bを
通過した後は、残量検知部材92は、上端角部10bに
よって押し上げられた状態、すなわち図5(c)のよう
な姿勢で間隙gを通過することができるようになってい
る。
【0034】次に、以上の構成の貯蔵装置1の動作につ
いて説明する。
【0035】まず、貯蔵装置1の貯蔵容器10の上面の
所定位置に補充容器3をセットする。すなわち、図6に
示すように、貯蔵容器10の前側の凹部13に容器本体
30の前側のフランジ部32aを差し込みながら、貯蔵
容器10の位置決め部15c、15dによって補充容器
3の位置決めを行う。これにより、図4(a)、(b)
に示すように、補充容器3側の突起35によって、蓋解
除機構70のロックアーム72、73が矢印R2方向に
移動され、その後突起35にロックアーム72が係合
し、補充容器3は、このロックアーム72によって後部
が、また凹部13によって前部が位置規制され、全体と
して上下方向の動きが禁止され、すなわち貯蔵容器10
からの取外しが禁止される。これと同時に、開閉蓋20
に対するロックアーム73の爪部73aの係合が解除さ
れ、開閉蓋20の開放が可能となる。
【0036】この場合でも、貯蔵容器10内の現像剤T
の残量が所定量以上の場合(図5(a)の状態)には、
開閉蓋20は、拘束位置M1 をとるロック部材91によ
って、矢印K2方向の開放動作が禁止される。
【0037】以下の説明では、貯蔵容器10内の現像剤
Tの残量が所定量以下の場合、すなわち、図6に示すよ
うに、ロック部材91が解除位置M2 にある場合につい
て説明する。このときは、開閉蓋20の矢印K2方向の
開放が可能である。
【0038】図7に示すように開閉蓋20を矢印K2方
向に引き出すと、開閉蓋20の下面に取り付けられたロ
ック部材91及び残量検知部材92は、開閉蓋20とと
もに移動し、間隙gを通過する。開閉蓋20が貯蔵容器
10の補給口11を全開する少し前に、開閉蓋20の上
面の溝部25の係合面25aがシート引き出し部材61
の取外し用突起62に係合し、シート引き出し部材61
は開閉蓋20の矢印K2方向への移動により容器本体3
0より離脱され始め、開閉蓋20の全開時には、図8に
示すように、シート引き出し部材61は容器本体30か
ら外れて、作業者がこれをつかんで引くことが可能な位
置にまで引き出される。このとき、貯蔵容器10の補給
口11は、完全に開放された状態となる。また、残量検
知部材92は、貯蔵容器10の壁部10aの鍔部10c
によって下方から支持され、この残量検知部材92及び
ロック部材91は、補給口11から完全に退避した状態
となり、現像剤Tの補給の妨げとならない。
【0039】次に、この状態からシート引き出し部材6
1を持ってシート60を図8の矢印K2方向に引くと、
シート60の折り返し部60aが矢印K2方向に移動
し、これによって、シート60の、容器本体30のシー
ト固着面31a、31c、31dに固着された部分が順
次剥されるとともに、この折り返し部60aによって従
動蓋50が矢印K2方向に移動され、図9に示すように
容器本体30の供給口31が次第に開けられ、容器本体
30内に収容されていた現像剤Tが、供給口31、補給
口11を介して貯蔵容器10内に落下補給される。
【0040】そして、容器本体30の供給口31が全開
されて、容器本体30側の全ての現像剤Tが貯蔵容器1
0内に落下し切った状態、すなわちシート60が引き出
され切った状態においても、シート60の、現像剤Tが
付着している面60dは従動蓋50のスリット52内に
あるため、作業者がシート60に付着している現像剤T
に触れることがなく、作業者の手や衣服及び貯蔵装置1
周囲の部材が現像剤Tによって汚染されることがない。
このため、シート60に付着した現像剤Tを掻き落すた
めのクリーニングパットが不要となり、貯蔵装置1の小
型化、コストダウンも図ることができる。また、開閉蓋
20は上述のように、シート60を容器本体30から剥
し始める際には、予め全開状態にあるため、容器本体3
0より落下する現像剤Tが開閉蓋20の上面を汚染する
こともない。
【0041】以上のようにして現像剤Tを補給した後、
開閉蓋20を図10の矢印K1方向に押し閉めると、開
閉蓋20の先端の係合面26aが従動蓋50の閉鎖用突
起53に係合して、従動蓋50は押し閉められ、容器本
体30外に引き出されたシート60およびシート引き出
し部材61を引き込みながら閉じる。このとき、容器本
体30内の現像剤Tがかたよっていたりして、貯蔵容器
10内で、現像剤Tが山になっていても、図10に示す
ように、開閉蓋20と従動蓋50とは互いに押し込みス
ライド方向先端にて係合しているので、現像剤Tが両者
の隙間に入り込むことはなく、現像剤Tの山をならすよ
うにして開閉蓋20、従動蓋50は閉じられる。そし
て、貯蔵容器10の補給口11が開閉蓋20によって、
また容器本体30の供給口31が従動蓋50によって完
全に閉鎖されると、シート60およびシート引き出し部
材61は、図11に示すようにシート引き出し部材61
が容器本体30から若干出た状態になる。
【0042】この状態から図4(c)に示すように、開
閉蓋20を矢印K1方向にさらに押し込むと、開閉蓋2
0のカム面22がロックアーム73の爪部73aを押
し、ロックアーム73、72は弾性部材75に抗して矢
印R2方向に回動し、爪部72aと容器本体30の突起
35との係合が解かれる。そして、容器本体30を、フ
ランジ部32aを凹部13から抜き出しつつ貯蔵容器1
0から取り外す。次いで作業者が開閉蓋20の押し込み
操作を止めると、開閉蓋20は、弾性部材75によって
矢印R1方向に付勢されているロックアーム73の爪部
73aがカム面22を押すことにより、開閉蓋20は再
び矢印K2方向にスライドを開始し、少しスライドした
後、爪部73aが開閉蓋20の係合孔21に弾性部材7
5の付勢力によって嵌まり込み、開閉蓋20は移動を停
止するとともに、開放禁止状態にロックされる。
【0043】次に、開閉蓋20の開閉動作におけるロッ
ク機構90、すなわちロック部材91、残量検知部材9
2等の動作について詳述する。
【0044】前述のように、補充容器3を貯蔵容器10
の上面にセットすると、開閉蓋20に対するロックアー
ム73の係合が解除され、開閉蓋20は一応、開閉可能
な状態となる。
【0045】さらに、ここで、貯蔵容器10内の現像剤
Tの残量が、図6に示すように所定量以下の場合には、
残量検知部材92の屈曲部92bが現像剤Tの上面の影
響を受けずに自重で矢印R3方向に回動しようとする。
そして、残量検知部材92の後端側の爪部92aが切欠
部91bを介してロック部材91を押し上げた状態で停
止する(図5(b)の解除位置M2 )。
【0046】この状態で開閉蓋20を矢印K2方向にス
ライドさせると、ロック部材91が貯蔵容器10の壁部
10aの上端部と、開閉蓋20の下面との間の間隙gを
通過し、開閉蓋20を開放することができる(図7)。
【0047】この状態で、残量検知部材92及びロック
部材91は開閉蓋20と一体となって移動するため、前
述のように、現像剤Tの補給動作を妨げることはない。
【0048】次に、補充容器3からの現像剤Tの補給が
終了した後、開閉蓋20を閉める場合には、図10に示
すように、貯蔵容器10内には現像剤Tが所定量以上充
填され、この状態で、開閉蓋20を閉めると残量検知部
材92の屈曲部92bは現像剤Tの上面に倣って進行し
てゆき、一方、ロック部材91は鍔部10cに沿って進
行し、開閉蓋20の閉鎖が終了すると壁部10a内側に
自重で落ちる(図11)。
【0049】上述の、貯蔵容器10内の現像剤Tの残量
が所定量以下の場合に対し、所定量以上の場合には、現
像剤Tを補給しようとして貯蔵容器10上面に補充容器
3をセットし、開閉蓋20をスライドして開けようとし
てもロック部材91のロック面91aが、壁部10aの
内側に当接するため、開閉蓋20を矢印K2方向(開放
方向)にスライドすることができない(図2の状態)。
これにより、現像剤の補給作業が不能となるのはもちろ
ん、貯蔵容器10内にまだ所定量以上の現像剤が残留し
ていることをあらためて確認することができる。
【0050】上述の実施例においては、現像剤補給時の
現像剤Tの飛散を防止するため、密閉した空間内で現像
剤Tを補給する方式のものであったが、第1の発明は、
貯蔵装置1が開閉可能であるものについては、密閉式で
なく、開放式のものについても同様に有効であること
は、いうまでもない。
【0051】また、上述の実施例では、現像装置に現像
剤Tを供給するための貯蔵装置1について説明したが、
貯蔵装置1が貯蔵部として現像装置の一部に一体的に組
みこまれた構成されたものについても上述と同様の効果
をあげることができる。
【0052】なお、上述実施例においては、残量検知部
材92及びロック部材91を開閉蓋20側に取付けた場
合について説明を行ったが、これらの部材を貯蔵容器1
0側に取り付けても上述の実施例とほぼ同等の効果を期
待することができる。その具体的な構成としては、ロッ
ク部材91、残量検知部材92を回転自在に支持する軸
93を貯蔵容器10によって支持し、さらに、ロック部
材91が下方の拘束位置M1 に位置したときに、ロック
部材91のストッパ91cが、開閉蓋20下面に、その
開放が不能なように係合するようにすればよい。ただ
し、このような構成の場合には、開閉蓋20を開放して
補給口11を開口してもロック部材91、残量検知部材
92等を補給口11から退避させることができない。こ
のときは、例えばこれらの部材を棒状に形成することに
よって、補給時の現像剤Tの移動に対する悪影響を最小
限に抑えることができる。 〈第2の発明の実施例1〉図12に、第2の発明に係る
貯蔵装置120を適用した画像形成装置の一部破断斜視
図を示す。貯蔵装置120は、画像形成装置本体の内側
の上部において、現像装置102の上方に配置されてい
る。貯蔵装置120は、箱状の貯蔵容器本体121と貯
蔵容器本体121に対向するようにして配置された冷却
ファン(冷却手段)122とを備えている。貯蔵容器本
体121は、下面に不図示の現像剤供給口を有し、この
供給口を介して現像装置102に現像剤を補給するよう
になっている。現像装置102の現像剤の残量が所定量
以下になると、貯蔵装置120から現像剤が自動的に供
給され、このため貯蔵容器本体121内の現像剤も順次
消費される。この貯蔵容器本体121に対する現像剤の
補給は、作業者等によって手動で行われる。したがっ
て、貯蔵容器本体121を可及的大型化することで、現
像剤の補給作業の頻度を大幅に低減している。このため
貯蔵容器本体121の一方の端部121aが、発熱を伴
う定着装置111に近接し、貯蔵容器本体121内の現
像剤が融着固化してしまうおそれがある。例えば、画像
形成装置本体上面の電源スイッチ115をONすると、
前述の従来の技術2で説明したように、感光体上に形成
された静電潜像に、現像装置102によって現像剤が付
着されて可視像が形成され、この可視像(現像剤)は、
転写材S上に転写される。この転写材S上の現像剤が定
着装置111によって170℃程度に加熱され、溶融さ
れて転写材S上に固着される。したがって、この定着装
置111からの熱によって、貯蔵容器本体121の端部
121a近傍に収納されている現像剤が融着固化しがち
となる。
【0053】この現像剤の融着固化を防止するために、
端部121aの近傍に冷却ファン122を配置し、現像
剤を冷却する。冷却ファン122としては、特殊な構成
のものでなく、一般的なものでよく、その風量について
は、貯蔵装置120の温度を所定温度以下(例えば、6
0℃以下)に抑えることができる風量を発生することが
できるものであれば十分である。なお、上述の所定温度
は、必要以上に低く設定するには及ばず、したがって、
使用する現像剤の溶融温度等を考量した上で、適宜な温
度を設定するようにすればよい。
【0054】また、冷却ファン122の作動タイミング
は、電源スイッチ115の投入時とすることができる
が、これに限らず、貯蔵装置120が所定の温度以上に
昇温した場合に作動するようにシーケンス制御を行って
もよいのはもちろんである。
【0055】さらに、貯蔵容器本体121の表面を凹凸
状に形成してその表面積を大きくし、冷却効果を高める
ようにすると好ましい。 〈第2の発明の実施例2〉現像剤冷却手段としては、実
施例1では冷却ファン122を設けたが、図13に示す
実施例2では、従来の排熱ファン113、ダクト123
の一部を利用している。
【0056】図13は、従来の技術2で説明した排熱フ
ァン113を上方から見た図である。排熱ファン113
の背面側と前面側とには、熱気を有効に排出するための
気流を形成するダクト123が配置されている。このダ
クト123の一部に、バイパス123aを設けることに
より、気流の一部を貯蔵装置120に導いてその冷却を
行うものである。この構成によると、気流の発生源とし
て、従来からあった排熱ファン113を利用するため、
冷却ファンを別個に配設する必要がなく、全体構成が簡
単になる。
【0057】以上の実施例1及び実施例2において、貯
蔵装置120を冷却するための気流の発生源として、実
施例1では冷却ファン122、また実施例2では排熱フ
ァン113を使用しているが、貯蔵装置120を有効に
冷却することができる限り、これらのファン122、1
13に代えて、画像形成装置本体内に配設されている他
のファンを利用してもほぼ同様の効果が得られる。
【0058】
【発明の効果】
〈第1の発明の効果〉以上説明のように、本発明による
と、開閉蓋の開放を禁止する拘束位置と開放を許容する
解除位置とを取るロック部材と、貯蔵容器内の現像剤の
残量が所定量以上のときにロック部材を拘束位置に保持
し、所定量以下のときにロック部材を解除位置に移動す
る残量検知部材とを備えることによって、貯蔵容器内に
所定量以上の現像剤が残っている場合には、開閉蓋の開
放を禁止して、現像剤の補給を阻止し、補充容器内に現
像剤の補給残しが発生して、トナーが飛散したり、この
トナーが他の部材を汚染したりすることを有効に防止す
ることができる。 〈第2の発明の効果〉以上説明したように、現像剤貯蔵
装置を冷却することにより、貯蔵容器本体内に収納され
た現像剤が融着固化することを有効に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明に係る貯蔵装置の構成を示す一部破
断斜視図。
【図2】同じく貯蔵装置に補充容器をセットした状態の
前後方向の縦断面図。
【図3】同じく図2のA−A線矢視図。
【図4】同じく(a)、(b)、(c)は蓋解除機構の
ロックアームの動作説明図。
【図5】同じく(a)、(b)、(c)はロック機構の
ロック部材、残量検知部材の動作説明図。
【図6】同じくロック部材が解除位置に位置し、開閉蓋
が開放可能な状態を示す図。
【図7】同じく開閉蓋を少し開放した状態を示す図。
【図8】同じく開閉蓋を全開して、引き出し部材を取り
外した状態を示す図。
【図9】同じくシートを引いて従動蓋を開放し、現像剤
を補給している状態を示す図。
【図10】同じく開閉蓋の閉鎖途中の状態を示す図。
【図11】同じく開閉蓋を閉鎖した状態を示す図。
【図12】第2の発明の実施例1の貯蔵装置を画像形成
装置に装着した状態を示す一部破断斜視図。
【図13】同じく実施例2の排熱ファン、ダクトの上面
図。
【図14】同じく従来の画像形成装置の概略を示す断面
図。
【符号の説明】
1 現像剤貯蔵装置(貯蔵装置) 3 補充容器 10 貯蔵容器 11 補給口 20 開閉蓋 30 容器本体 50 従動蓋 91 ロック部材 92 残量検知部材 M1 拘束位置 M2 解除位置 T 現像剤 101 感光体 102 現像装置 120 現像剤貯蔵装置(貯蔵装置) 121 貯蔵容器本体 122 現像剤冷却手段(冷却ファン)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に現像剤の補給口を有する箱状の貯
    蔵容器と、前記補給口を開閉自在に覆う開閉蓋とを備
    え、前記補給口に現像剤の補充容器をセットするととも
    に、前記開閉蓋を開放することにより、該開閉蓋に連動
    する前記補充容器側の従動蓋を開放し、前記補充容器内
    の現像剤を前記補給口を介して前記貯蔵容器に補給して
    なる現像剤貯蔵装置において、 前記開閉蓋の開放を禁止する拘束位置と該開閉蓋の開放
    を許容する解除位置とをとるロック部材と、 該ロック部材に係脱可能に配設されるとともに、前記貯
    蔵容器内の現像剤の残量が所定量を超えるか否かに対応
    して前記ロック部材をそれぞれ拘束位置に保持し、また
    は解除位置に移動させる残量検知部材とを備える、 ことを特徴とする現像剤貯蔵装置。
  2. 【請求項2】 前記ロック部材と残量検知部材とが前記
    開閉蓋の内側面に取り付けられている、 ことを特徴とする請求項1記載の現像剤貯蔵装置。
  3. 【請求項3】 前記開閉蓋の開放時に、前記ロック部材
    と残量検知部材とが前記補給口の開口部分から退避して
    なる、 ことを特徴とする請求項2記載の現像剤貯蔵装置。
  4. 【請求項4】 感光体上に形成された静電潜像に現像剤
    を付着させる現像装置に対し、貯蔵容器本体から現像剤
    を補給してなる現像剤貯蔵装置において、 前記貯蔵容器本体内に収納した現像剤を冷却する現像剤
    冷却手段を備える、 ことを特徴とする現像剤貯蔵装置。
  5. 【請求項5】 前記現像剤冷却手段を、画像形成装置が
    作動可能状態になるとほぼ同時に作動する、 ことを特徴とする請求項4記載の現像剤貯蔵装置。
  6. 【請求項6】 温度検知手段を有し、該温度検知手段の
    出力によって、前記現像剤冷却手段の作動、停止を切り
    換えて、一定温度に温度調整する、 ことを特徴とする請求項4記載の現像剤貯蔵装置。
  7. 【請求項7】 前記一定温度が60℃以下である、 ことを特徴とする請求項6記載の現像剤貯蔵装置。
  8. 【請求項8】 前記貯蔵容器本体表面を凹凸状に形成す
    る、 ことを特徴とする請求項4記載の現像剤貯蔵装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006163226A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Seiko Epson Corp 画像形成装置
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