JPH06254815A - 軽量木質パネル - Google Patents
軽量木質パネルInfo
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- JPH06254815A JPH06254815A JP4368093A JP4368093A JPH06254815A JP H06254815 A JPH06254815 A JP H06254815A JP 4368093 A JP4368093 A JP 4368093A JP 4368093 A JP4368093 A JP 4368093A JP H06254815 A JPH06254815 A JP H06254815A
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Landscapes
- Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軽量で、しかも十分な強度を有し、間仕切
り、壁材や建具、システムキッチン、洗面化粧台等の
扉、棚板、天板への使用に好適な木質パネルを安価に提
供することを目的とする。 【構成】 比重が０．３〜０．５の木質繊維板又は木質
削片板２の片面又は両面に、引張強度４kg/15mm 以上、
伸び率１０％以下の該木質板又は木質削片板２の厚みの
１／２０以下の厚みを有するシート状材３（特に、化粧
シート）を貼り合わせてなる軽量木質パネル１。
り、壁材や建具、システムキッチン、洗面化粧台等の
扉、棚板、天板への使用に好適な木質パネルを安価に提
供することを目的とする。 【構成】 比重が０．３〜０．５の木質繊維板又は木質
削片板２の片面又は両面に、引張強度４kg/15mm 以上、
伸び率１０％以下の該木質板又は木質削片板２の厚みの
１／２０以下の厚みを有するシート状材３（特に、化粧
シート）を貼り合わせてなる軽量木質パネル１。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は建材や住設家具に好適に
用いられる軽量で、曲げ強度の強い木質パネルに関する
ものである。
用いられる軽量で、曲げ強度の強い木質パネルに関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、化粧板を枠材の表裏に貼り合
わせたフラッシュパネルや化粧を施した木質繊維板、木
質削片板を用いた木質パネルは加工性に優れ、安価なこ
とから建材や住設家具等に多用されている。これらの木
質パネルはその特徴に応じて使い分けられているが、以
下のような問題もあった。
わせたフラッシュパネルや化粧を施した木質繊維板、木
質削片板を用いた木質パネルは加工性に優れ、安価なこ
とから建材や住設家具等に多用されている。これらの木
質パネルはその特徴に応じて使い分けられているが、以
下のような問題もあった。
【０００３】例えば、フラッシュパネルは軽量であり、
強度もある程度以上であるが、小型のパネルを製造する
際には加工するのに手間がかかり、中心部が空洞である
ため釘うちができない等の欠点を有している。
強度もある程度以上であるが、小型のパネルを製造する
際には加工するのに手間がかかり、中心部が空洞である
ため釘うちができない等の欠点を有している。
【０００４】また、木質繊維板や木質削片板を用いた木
質パネルは安価であり、小型のパネルであっても容易に
製造でき、生産工程の合理化がはかれるという特徴を有
している。しかしながら、従来の木質パネルには通常比
重が０．５を超えるような高比重の木質繊維板又は木質
削片板が使用されている関係上、かなり重いものであっ
て、住設家具等の生産、運搬、組立、施工時の作業性に
問題があった。特に、施工場所が高層マンションのよう
な場所の場合は人手を多く確保する必要が生じるため結
果的に高価な商品となっていた。
質パネルは安価であり、小型のパネルであっても容易に
製造でき、生産工程の合理化がはかれるという特徴を有
している。しかしながら、従来の木質パネルには通常比
重が０．５を超えるような高比重の木質繊維板又は木質
削片板が使用されている関係上、かなり重いものであっ
て、住設家具等の生産、運搬、組立、施工時の作業性に
問題があった。特に、施工場所が高層マンションのよう
な場所の場合は人手を多く確保する必要が生じるため結
果的に高価な商品となっていた。
【０００５】比重が０．５を下回る低比重の木質繊維板
や木質削片板も製造されているが、曲げ強度、その他の
物性が不十分であるためあまり使用されていなかった。
や木質削片板も製造されているが、曲げ強度、その他の
物性が不十分であるためあまり使用されていなかった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は軽量で、しか
も十分な強度を有し、間仕切り、壁材としての建材用途
や、建具、システムキッチン、洗面化粧台等の天板、
扉、棚板等への使用に好適な木質パネルを安価に提供す
ることを目的とする。
も十分な強度を有し、間仕切り、壁材としての建材用途
や、建具、システムキッチン、洗面化粧台等の天板、
扉、棚板等への使用に好適な木質パネルを安価に提供す
ることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、比重が
０．３〜０．５の木質繊維板又は木質削片板２の片面又
は両面に、引張強度４kg/15mm 以上、伸び率１０％以下
で該木質板又は木質削片板２の厚みの１／２０以下の厚
みを有するシート状材３を貼り合わせてなる軽量木質パ
ネル１が提供され更に、前記シート状材３が化粧シート
である前記軽量木質パネル１が提供される。
０．３〜０．５の木質繊維板又は木質削片板２の片面又
は両面に、引張強度４kg/15mm 以上、伸び率１０％以下
で該木質板又は木質削片板２の厚みの１／２０以下の厚
みを有するシート状材３を貼り合わせてなる軽量木質パ
ネル１が提供され更に、前記シート状材３が化粧シート
である前記軽量木質パネル１が提供される。
【０００８】すなわち、軽量ではあるが、強度が不十分
な木質繊維板又は木質削片板の片面又は両面に特定の物
性を有し、厚みの薄いシート状材を貼り合わせて得られ
た木質パネルは、シート状材の厚さが極めて薄いにもか
かわらず曲げ強度が大幅に上昇することを見いだし本発
明に到達した。
な木質繊維板又は木質削片板の片面又は両面に特定の物
性を有し、厚みの薄いシート状材を貼り合わせて得られ
た木質パネルは、シート状材の厚さが極めて薄いにもか
かわらず曲げ強度が大幅に上昇することを見いだし本発
明に到達した。
【０００９】以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明
する。木質繊維板又は木質削片板２とは木質材の繊維又
は小片を接着剤で結合して得られるものを意味し、ファ
イバーボード、パーティクルボードと称されるものであ
る。一般に、木質繊維板や木質削片板の曲げ強度は、比
重の増加に比例して上昇することが知られているが、本
発明においては比重が０．３〜０．５と低比重で、曲げ
強度が通常は１００kg/cm2未満の、そのままでは上述し
た用途への使用に適さないものが用いられる。比重が
０．５を超える場合は、強度的にはなんらさしつかえな
いが、重くなりすぎるので好ましくない。また、本発明
においては厚物の木質パネルを目的としており、全体の
強度も必要なことから、木質繊維板又は木質削片板２の
厚みは８mm以上であることが好ましく、１２〜２５mm程
度が特に好ましい。
する。木質繊維板又は木質削片板２とは木質材の繊維又
は小片を接着剤で結合して得られるものを意味し、ファ
イバーボード、パーティクルボードと称されるものであ
る。一般に、木質繊維板や木質削片板の曲げ強度は、比
重の増加に比例して上昇することが知られているが、本
発明においては比重が０．３〜０．５と低比重で、曲げ
強度が通常は１００kg/cm2未満の、そのままでは上述し
た用途への使用に適さないものが用いられる。比重が
０．５を超える場合は、強度的にはなんらさしつかえな
いが、重くなりすぎるので好ましくない。また、本発明
においては厚物の木質パネルを目的としており、全体の
強度も必要なことから、木質繊維板又は木質削片板２の
厚みは８mm以上であることが好ましく、１２〜２５mm程
度が特に好ましい。
【００１０】シート状材３としては引張強度４kg/15mm
以上、伸び率１０％以下であって、厚みが上記木質繊維
板又は木質削片板２の厚みの１／２０以下のものであれ
ば特に制限はなく、素材として紙、不織布、合成樹脂シ
ート、金属箔等から上記条件を満たすものが使用でき
る。引張強度が４kg/15mm 未満になると曲げ応力を下面
で支えるための強度に欠け、補強効果があまり期待でき
ないので好ましくなく、伸び率が１０％を超える場合も
同様な理由で好ましくない。また、一般にシート状材３
の厚みを厚くすると高強度の木質パネルが得られるが、
あまり厚くすると本発明の目的である軽量化がはかれな
くなり、またコスト高になるので好ましくなく、木質繊
維板又は木質削片板２の厚みの１／２０以下の厚みが好
ましく、特に、０．５mm以下であることが好ましい。
以上、伸び率１０％以下であって、厚みが上記木質繊維
板又は木質削片板２の厚みの１／２０以下のものであれ
ば特に制限はなく、素材として紙、不織布、合成樹脂シ
ート、金属箔等から上記条件を満たすものが使用でき
る。引張強度が４kg/15mm 未満になると曲げ応力を下面
で支えるための強度に欠け、補強効果があまり期待でき
ないので好ましくなく、伸び率が１０％を超える場合も
同様な理由で好ましくない。また、一般にシート状材３
の厚みを厚くすると高強度の木質パネルが得られるが、
あまり厚くすると本発明の目的である軽量化がはかれな
くなり、またコスト高になるので好ましくなく、木質繊
維板又は木質削片板２の厚みの１／２０以下の厚みが好
ましく、特に、０．５mm以下であることが好ましい。
【００１１】これらの条件を満足するシート状材３とし
ては、例えば、紙の場合は、８０g/m2以上、好ましくは
１５０g/m2以上のm2秤量の薄くて強度のある強化紙、樹
脂含浸紙等が好ましく、特に、樹脂含浸紙は表面硬度、
耐久性、化粧性の優れたものが得られるので好ましい。
不織布の場合は、引張強度には特に問題ないが、伸びや
すいので樹脂含浸したものが好ましい。合成樹脂シート
としては塩化ビニル樹脂シート、ポリエステル樹脂シー
ト等が挙げられる。金属箔としてはアルミニウム、ステ
ンレス、鉄等が挙げられるが、加工性のよいアルミニウ
ム箔が好ましく、硬質タイプのものであれば厚み２０μ
以上あれば十分である。更に、アルミニウム箔に接着性
などの加工性を付与するために他の基材とラミネートし
たものが特に好ましい。
ては、例えば、紙の場合は、８０g/m2以上、好ましくは
１５０g/m2以上のm2秤量の薄くて強度のある強化紙、樹
脂含浸紙等が好ましく、特に、樹脂含浸紙は表面硬度、
耐久性、化粧性の優れたものが得られるので好ましい。
不織布の場合は、引張強度には特に問題ないが、伸びや
すいので樹脂含浸したものが好ましい。合成樹脂シート
としては塩化ビニル樹脂シート、ポリエステル樹脂シー
ト等が挙げられる。金属箔としてはアルミニウム、ステ
ンレス、鉄等が挙げられるが、加工性のよいアルミニウ
ム箔が好ましく、硬質タイプのものであれば厚み２０μ
以上あれば十分である。更に、アルミニウム箔に接着性
などの加工性を付与するために他の基材とラミネートし
たものが特に好ましい。
【００１２】また、上記シート状材３として表面に、塗
料のコーティング、模様の印刷、凹凸の付与などを施し
た、いわゆる化粧シートを使用すると木質パネル１の意
匠性、美観、耐摩耗性、耐候性等が向上するので更に好
ましい。
料のコーティング、模様の印刷、凹凸の付与などを施し
た、いわゆる化粧シートを使用すると木質パネル１の意
匠性、美観、耐摩耗性、耐候性等が向上するので更に好
ましい。
【００１３】本発明の軽量木質パネル１は上述した木質
繊維板又は木質削片板２の片面又は両面にシート状材３
を通常の方法で接着剤等を介して貼り合わせることによ
って製造できる。本発明においては両面にシート状材３
を貼り合わせた方が、熱膨張係数の違いによるゆがみや
ねじれ等を防止でき、また表面と裏面の曲げ強度の差が
少なく使い勝手もよいので好ましいが、片面のみに上述
した特性を有するシート状材３を貼着しても木質パネル
１として十分使用できる曲げ強度を発揮させることがで
きるのでなんら差し支えない。
繊維板又は木質削片板２の片面又は両面にシート状材３
を通常の方法で接着剤等を介して貼り合わせることによ
って製造できる。本発明においては両面にシート状材３
を貼り合わせた方が、熱膨張係数の違いによるゆがみや
ねじれ等を防止でき、また表面と裏面の曲げ強度の差が
少なく使い勝手もよいので好ましいが、片面のみに上述
した特性を有するシート状材３を貼着しても木質パネル
１として十分使用できる曲げ強度を発揮させることがで
きるのでなんら差し支えない。
【００１４】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明す
る。 実施例１ 厚みが１５mm、比重が０．４５のパーティクルボード
（曲げ強度８０kg/cm2）の両面に、シート状材としてm2
秤量が１３０g/m2、厚み０．１１mmの、木目模様を印刷
した混抄紙（ビニロン繊維５０％、パルプ５０％）を用
い、酢ビ−アクリルエマルジョン系接着剤を介して貼り
合わせ本発明の軽量木質パネルを得た。この木質パネル
の比重は０．４６であり、パーティクルボード単独の場
合とほとんど変わらなかったが、曲げ強度が１４０kg/c
m2あり、建材や住設家具に十分使用可能なものであっ
た。なお、使用した混抄紙は引張強度１０kg/15mm 、伸
び率２．５％のものであった。
る。 実施例１ 厚みが１５mm、比重が０．４５のパーティクルボード
（曲げ強度８０kg/cm2）の両面に、シート状材としてm2
秤量が１３０g/m2、厚み０．１１mmの、木目模様を印刷
した混抄紙（ビニロン繊維５０％、パルプ５０％）を用
い、酢ビ−アクリルエマルジョン系接着剤を介して貼り
合わせ本発明の軽量木質パネルを得た。この木質パネル
の比重は０．４６であり、パーティクルボード単独の場
合とほとんど変わらなかったが、曲げ強度が１４０kg/c
m2あり、建材や住設家具に十分使用可能なものであっ
た。なお、使用した混抄紙は引張強度１０kg/15mm 、伸
び率２．５％のものであった。
【００１５】実施例２ シート状材としてm2秤量が２１０g/m2、厚み０．１７mm
の化粧厚紙（パルプ１００％）を使用した以外は実施例
１と同様にして本発明の軽量木質パネルを得た。この木
質パネルの比重は０．４７であり、パーティクルボード
単独の場合とほとんど変わらなかったが、曲げ強度は１
５０kg/cm2あり、建材や住設家具に十分使用可能なもの
であった。なお、使用した化粧厚紙は引張強度１３kg/1
5mm 、伸び率３．０％のものであった。
の化粧厚紙（パルプ１００％）を使用した以外は実施例
１と同様にして本発明の軽量木質パネルを得た。この木
質パネルの比重は０．４７であり、パーティクルボード
単独の場合とほとんど変わらなかったが、曲げ強度は１
５０kg/cm2あり、建材や住設家具に十分使用可能なもの
であった。なお、使用した化粧厚紙は引張強度１３kg/1
5mm 、伸び率３．０％のものであった。
【００１６】実施例３ シート状材として厚み５０μの硬質アルミニウム箔（単
色塗装済）を使用し、エポキシ系接着剤（コニシ
（株）、Ｅ−２５０）を介して両面に貼着硬化させた以
外は実施例１と同様にして軽量木質パネルを得た。この
木質パネルの比重は０．４６であり、パーティクルボー
ド単独の場合とほとんど変わらなかったが、曲げ強度は
２９０kg/cm2あり、建材や住設家具に十分使用可能なも
のであった。なお、アルミニウム箔の引張強度は１３kg
/15mm 、伸び率１．５％であった。
色塗装済）を使用し、エポキシ系接着剤（コニシ
（株）、Ｅ−２５０）を介して両面に貼着硬化させた以
外は実施例１と同様にして軽量木質パネルを得た。この
木質パネルの比重は０．４６であり、パーティクルボー
ド単独の場合とほとんど変わらなかったが、曲げ強度は
２９０kg/cm2あり、建材や住設家具に十分使用可能なも
のであった。なお、アルミニウム箔の引張強度は１３kg
/15mm 、伸び率１．５％であった。
【００１７】実施例４ 実施例１のパーティクルボードの表面にはm2秤量が２３
g/m2のプリント薄葉紙を、裏面にはm2秤量が２１０g/
m2、厚み０．１７mmの化粧厚紙（実施例２と同じ。）を
ポリ酢酸ビニルエマルジョン系接着剤を介して貼着して
本発明の木質パネルを得た。この木質パネルの比重は
０．４７と軽く、しかも表面からの曲げ強度が１６０kg
/cm2、裏面からの曲げ強度が９０kg/cm2であり、使用場
所によっては十分な強度を示した。なお、表面に用いた
プリント薄葉紙の引張強度は１．４kg/15mm、伸び率３
％であった。
g/m2のプリント薄葉紙を、裏面にはm2秤量が２１０g/
m2、厚み０．１７mmの化粧厚紙（実施例２と同じ。）を
ポリ酢酸ビニルエマルジョン系接着剤を介して貼着して
本発明の木質パネルを得た。この木質パネルの比重は
０．４７と軽く、しかも表面からの曲げ強度が１６０kg
/cm2、裏面からの曲げ強度が９０kg/cm2であり、使用場
所によっては十分な強度を示した。なお、表面に用いた
プリント薄葉紙の引張強度は１．４kg/15mm、伸び率３
％であった。
【００１８】比較例１ シート状材として通常よく使用されているm2秤量が３０
g/m2、厚み０．０４mmのプリント薄葉紙を酢酸ビニルエ
マルジョン系接着剤を介して両面に貼着して木質パネル
を得た。この木質パネルの比重は０．４５でありパーテ
クルボード単独の場合と変わらず軽かったが、曲げ強度
は９５kg/cm2にしか上昇せず、建材や住設家具には使用
できないものであった。なお、プリント薄葉紙の引張強
度は１．５kg/15mm 、伸び率３％であった。
g/m2、厚み０．０４mmのプリント薄葉紙を酢酸ビニルエ
マルジョン系接着剤を介して両面に貼着して木質パネル
を得た。この木質パネルの比重は０．４５でありパーテ
クルボード単独の場合と変わらず軽かったが、曲げ強度
は９５kg/cm2にしか上昇せず、建材や住設家具には使用
できないものであった。なお、プリント薄葉紙の引張強
度は１．５kg/15mm 、伸び率３％であった。
【００１９】
【効果】従来、強度が不足するため建材、住設家具に使
用ができなかった、低比重の木質繊維板又は木質削片板
の両面に極めて薄い（厚みが２０μくらいしかないアル
ミニウム箔でも可能）シート状材を貼り合わせることに
より、低比重を保持したままで、大幅な強度アップをは
かることができた。したがって、本発明により間仕切
り、壁材等の建材や住設家具の天板、扉、棚板等の用途
に好適に使用できる安価で生産性のよい軽量木質パネル
の提供が可能となった。
用ができなかった、低比重の木質繊維板又は木質削片板
の両面に極めて薄い（厚みが２０μくらいしかないアル
ミニウム箔でも可能）シート状材を貼り合わせることに
より、低比重を保持したままで、大幅な強度アップをは
かることができた。したがって、本発明により間仕切
り、壁材等の建材や住設家具の天板、扉、棚板等の用途
に好適に使用できる安価で生産性のよい軽量木質パネル
の提供が可能となった。
【図１】本発明の軽量木質パネル１の断面図である。
１ 軽量木質パネル ２ 木質繊維板又は木質削片板 ３ シート状材
Claims (2)
- 【請求項１】比重が０．３〜０．５の木質繊維板又は木
質削片板２の片面又は両面に、引張強度４kg/15mm 以
上、伸び率１０％以下で該木質板又は木質削片板２の厚
みの１／２０以下の厚みを有するシート状材３を貼り合
わせてなる軽量木質パネル１。 - 【請求項２】前記シート状材３が化粧シートである請求
項１記載の軽量木質パネル１。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4368093A JPH06254815A (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 軽量木質パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4368093A JPH06254815A (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 軽量木質パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06254815A true JPH06254815A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=12670556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4368093A Pending JPH06254815A (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 軽量木質パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06254815A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005115705A1 (ja) * | 2004-05-31 | 2005-12-08 | Sumitomo Forestry Co., Ltd. | パーティクルボードの製造方法 |
-
1993
- 1993-03-04 JP JP4368093A patent/JPH06254815A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005115705A1 (ja) * | 2004-05-31 | 2005-12-08 | Sumitomo Forestry Co., Ltd. | パーティクルボードの製造方法 |
| JPWO2005115705A1 (ja) * | 2004-05-31 | 2008-03-27 | 住友林業株式会社 | パーティクルボードの製造方法 |
| US7781052B2 (en) | 2004-05-31 | 2010-08-24 | Sumitomo Forestry Co., Ltd. | Method for making particle board |
| JP4860466B2 (ja) * | 2004-05-31 | 2012-01-25 | 住友林業株式会社 | パーティクルボードの製造方法 |
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