JPH06250687A - 不特定話者用音声認識装置 - Google Patents

不特定話者用音声認識装置

Info

Publication number
JPH06250687A
JPH06250687A JP5036830A JP3683093A JPH06250687A JP H06250687 A JPH06250687 A JP H06250687A JP 5036830 A JP5036830 A JP 5036830A JP 3683093 A JP3683093 A JP 3683093A JP H06250687 A JPH06250687 A JP H06250687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recognition
pattern matching
order
recognition target
speaker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5036830A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Iritani
隆義 入谷
Toshiyuki Ito
敏之 伊藤
Hirokazu Saito
宏和 斉藤
Hiroshige Asada
博重 浅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP5036830A priority Critical patent/JPH06250687A/ja
Publication of JPH06250687A publication Critical patent/JPH06250687A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 認識所要時間の短縮を図ること。 【構成】 特定話者用辞書4には、特定話者毎に複数の
認識対象語di が予め記憶されている。認識部3は、音
声入力部1及び音声切出部2を介して切り出された不特
定話者の音声入力パターンcと、特定話者用辞書4から
使用回数の多い順に読み出されてくる認識対象語di
のパターンマッチングを行なう。制御部6は、上記認識
対象語di の読出順序すなわちパターンマッチング順序
を制御し、認識部3でパターンマッチングのとれた認識
対象語di の使用回数をカウントし、使用回数が多い認
識対象語di の順にパターンマッチング順序を並べ換え
る処理を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は不特定話者用音声認識装
置、詳しくは、不特定話者の音声入力パターンと、特定
話者用辞書に予め記憶された複数の認識対象語とのパタ
ーンマッチングを行なうことにより、不特定話者の発声
を認識する不特定話者用音声認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、不特定話者用音声認識装置とし
て、特公平4−45839号公報に記載されるものが知
られている。
【0003】この公報記載の不特定話者用音声認識装置
は、特定話者用辞書を構成する複数の辞書を容易かつ正
しく選択してパターンマッチングを行なうために、誤認
識が多く生じた辞書とのパターンマッチングを中止する
よう構成したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、誤認識が少なかった辞書の中に、パ
ターンマッチングがほとんどとれなかった辞書も存在し
うるため、このような使用頻度の極めて低い辞書との間
でも常にパターンマッチングを行なうことになり、この
ため、認識のための所要時間が増加するという問題があ
る。
【0005】本発明は、上記問題点を解決し、認識所要
時間の短縮を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る不特定話者用音声認識装置は、複数の
認識対象語が予め記憶されている特定話者用辞書と、不
特定話者の音声入力パターンと前記特定話者用辞書の認
識対象語とのパターンマッチングを行なう認識部と、前
記パターンマッチングを行なう順序を制御する制御部
と、を備え、前記制御部は、前記認識部でパターンマッ
チングのとれた認識対象語の使用回数をカウントし、使
用回数が多い認識対象語の順に前記パターンマッチング
順序を並べ換える処理を行なうことを特徴とする。
【0007】
【発明の作用効果】認識部は、不特定話者の音声入力パ
ターンと特定話者用辞書の認識対象語とのパターンマッ
チングを行ない、いずれかの認識対象語でパターンマッ
チングがとれると、以後のパターンマッチングを中止す
るとともに、当該認識対象語を制御部に知らせる。制御
部は、この通知を受け、当該認識対象語の使用回数を
「1」だけインクリメントし、使用回数が多い認識対象
語の順にパターンマッチング順序を並べ換える。そし
て、次回の認識時、認識部は、上記並べ換え後のパター
ンマッチング順序でパターンマッチングを行なう。
【0008】このように、本発明は、使用回数の多い認
識対象語から順にパターンマッチングを行ない、パター
ンマッチングのとれた時点で以後のパターンマッチング
を中止するようにしたため、認識所要時間を大幅に短縮
することが可能になる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0010】図1は、一実施例に係る不特定話者用音声
認識装置の構成をブロックで示している。
【0011】図1において、音声入力部1は、マイクロ
ホン等からなり、不特定話者の音声aを入力する。
【0012】音声切出部2は、音声入力部1を介して入
力された音声入力パターンbを認識対象語cに対応する
区間毎に切り出す処理を行なう。
【0013】認識部3は、切り出された音声入力パター
ンcと認識対象語dとのパターンマッチングを行なう。
【0014】特定話者用辞書4は、m個からなる認識対
象語di (i=1〜m)を予め記憶している。そして、
特定話者が複数人からなる場合には、各特定話者毎に同
一の認識対象語di を記憶している。
【0015】認識結果出力部5は、認識部3による認識
結果eを出力する。
【0016】制御部6は、認識部3がパターンマッチン
グを行なう際に特定話者用辞書4から読み出す認識対象
語di の読出順序、すなわちパターンマッチング順序、
を示す指示信号fを特定話者用辞書4に出力する。そし
て、認識部3からパターンマッチングのとれた認識対象
語di の通知gを受けると、当該認識対象語di の使用
回数を「1」だけインクリメントし、使用回数の多い認
識対象語di から順番にパターンマッチングが行なわれ
るようパターンマッチング順序を並べ換える処理を行な
う。
【0017】次に、上記構成の不特定話者用音声認識装
置による処理の第1の例を、図2のフローチャートを参
照して順に説明する。
【0018】1) まず、音声入力部1により不特定話者
の音声aを入力する(ステップ100)。
【0019】2) 次に、音声切出部2により切り出され
た音声入力パターンcと、特定話者用辞書4から使用回
数の多い順序で読み出されてくる認識対象語di とのパ
ターンマッチングを行なう(ステップ101〜10
5)。以下、具体的に説明する。
【0020】制御部6は、今迄のパターンマッチングの
結果得られた各認識対象語di 毎の使用回数に基づい
て、使用回数の多い順序で認識対象語di が順に読み出
されるよう特定話者用辞書4に対し指示信号fを出力す
る。このため、特定話者用辞書4からは、最も使用回数
の多い認識対象語(以下、第1認識対象語という。)、
次に使用回数の多い認識対象語(以下、第2認識対象語
という。)、…、最も使用回数の少ない認識対象語(以
下、第m認識対象語という。)という順序で認識対象語
i が読み出されるようになる。
【0021】認識部3は、まず、第1認識対象語と音声
入力パターンcとの間でパターンマッチングを行なう。
すなわち、音声入力パターンcと第1認識対象語との間
の距離を求め(ステップ104)、この距離が所定値△
より小さいか否かを判断する(ステップ105)。「大
きい」と判断した場合は、次に、第2認識対象語と音声
入力パターンcとの間の距離を求め(ステップ10
4)、この距離が所定値△より小さいか否かを判断する
(ステップ105)。「大きい」と判断した場合は、第
3認識対象語以降の認識対象語について、「距離が所定
値△より小さい」と判断されるまで、上記のようなパタ
ーンマッチングを繰り返し行なう。ここで、上記距離
は、音声入力パターンc、認識対象語di 間の近似の程
度を表わしており、「距離が所定値△より小さい」とい
うことは、両者がよく近似していることを意味してい
る。
【0022】認識部3において、すべての認識対象語d
1 〜dm についてパターンマッチングが行なわれ、いず
れの認識対象語di についても「距離が所定値△より小
さい」と判断されなかった、換言すると、パターンマッ
チングがとれなかった場合は、処理を終了する。
【0023】なお、ステップ101,102,103に
示す「n」は、特定話者用辞書4から読み出された認識
対象語di の数を表わし、また、ステップ103に示す
「m」は、認識対象語di の総数を表わしている。
【0024】3) 認識部3は、いずれかの認識対象語d
i について「距離が所定値△より小さい」と判断する
と、この旨eを認識結果出力部5に通知し、認識結果出
力部5は、この旨eを表示等により発声者に知らせる。
【0025】4) この表示等を介して発声者が「この判
断は正しい」と判定した場合は、発声者は適宜の入力手
段を介して「正しい」旨を制御部6に通知する。制御部
6は、この通知を受けると(ステップ106)、認識部
3からのパターンマッチングのとれた認識対象語di
示す信号gを受け、当該認識対象語di の使用回数を
「1」だけインクリメントし(ステップ107)、次回
の認識時における認識対象語di の読出順序を、使用回
数の多い認識対象語di から順に読出されるよう並べ換
える(ステップ108)。そして、処理を終了する。
【0026】一方、発声者が「この判断は正しくない」
と判定した場合は、その旨制御部6に通知され、認識部
3は、次の認識対象語di についてのパターンマッチン
グを行なう。
【0027】以上説明したように、本実施例によると、
使用回数の多い認識対象語di から順にパターンマッチ
ングを行ない、パターンマッチングのとれた時点で以後
のパターンマッチングを中止するようにしたため、認識
所要時間を大幅に短縮することが可能になる。
【0028】図3は、上記不特定話者用音声認識装置が
行なう処理の第2の例を示している。
【0029】図3において、ステップ100〜108
は、図2に示したステップ100〜108と同一内容の
処理を表わしている。従って、本処理においても、図2
の処理と同様な処理が行なわれる。さらに、本処理にお
いては、その他、「距離が所定値△よりも小さい」と判
断されなかった認識対象語di の距離を記憶し(ステッ
プ109)、すべての認識対象語di についてパターン
マッチングがとれなかった場合には、上記記憶した距離
の中で最も小さな値の距離であった認識対象語d i をピ
ックアップし(ステップ110)、この認識対象語di
を認識結果出力部5を介して発声者に知らしめ、発声者
が「この判断は正しい」と判定した場合(ステップ11
1)に、上記図2の処理と同様、当該認識対象語di
使用回数のインクリメント(ステップ107)、及び、
認識対象語di の並べ換え(ステップ108)を行な
う。
【0030】従って、この第2の処理例によると、図2
の第1の処理例と同様、認識所要時間の短縮が図れる。
さらに、この第2の処理例によると、本来パターンマッ
チングがとれるはずであったにもかかわらず、発声の際
のノイズの影響等が原因でいずれの認識対象語について
もパターンマッチングがとれなかったような場合に、発
声を正しく認識することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係る不特定話者用音声認識装置のブ
ロック構成図
【図2】同装置による処理の第1の例を表わすフローチ
ャート
【図3】同装置による処理の第2の例を表わすフローチ
ャート
【符号の説明】
3 認識部 4 特定話者用辞書 6 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅田 博重 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の認識対象語が予め記憶されている
    特定話者用辞書と、 不特定話者の音声入力パターンと前記特定話者用辞書の
    認識対象語とのパターンマッチングを行なう認識部と、 前記パターンマッチングを行なう順序を制御する制御部
    と、 を備え、前記制御部は、前記認識部でパターンマッチン
    グのとれた認識対象語の使用回数をカウントし、使用回
    数が多い認識対象語の順に前記パターンマッチング順序
    を並べ換える処理を行なうことを特徴とする不特定話者
    用音声認識装置。
JP5036830A 1993-02-25 1993-02-25 不特定話者用音声認識装置 Pending JPH06250687A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5036830A JPH06250687A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 不特定話者用音声認識装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5036830A JPH06250687A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 不特定話者用音声認識装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06250687A true JPH06250687A (ja) 1994-09-09

Family

ID=12480668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5036830A Pending JPH06250687A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 不特定話者用音声認識装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06250687A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007069372A1 (ja) * 2005-12-14 2007-06-21 Mitsubishi Electric Corporation 音声認識装置
CN106847265A (zh) * 2012-10-18 2017-06-13 谷歌公司 用于使用搜索查询信息的言语识别处理的方法和系统
JP2018033048A (ja) * 2016-08-25 2018-03-01 Jcc株式会社 メタデータ生成システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007069372A1 (ja) * 2005-12-14 2007-06-21 Mitsubishi Electric Corporation 音声認識装置
US8112276B2 (en) 2005-12-14 2012-02-07 Mitsubishi Electric Corporation Voice recognition apparatus
CN106847265A (zh) * 2012-10-18 2017-06-13 谷歌公司 用于使用搜索查询信息的言语识别处理的方法和系统
JP2018033048A (ja) * 2016-08-25 2018-03-01 Jcc株式会社 メタデータ生成システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8700397B2 (en) Speech recognition of character sequences
EP0109190B1 (en) Monosyllable recognition apparatus
JP2023539948A (ja) ロングコンテキストエンドツーエンド音声認識システム
JPH06250687A (ja) 不特定話者用音声認識装置
US6157911A (en) Method and a system for substantially eliminating speech recognition error in detecting repetitive sound elements
JPS6332394B2 (ja)
JPH0792989A (ja) 音声認識方法
JP4364493B2 (ja) 信号抽出システム、信号抽出方法および信号抽出プログラム
JP4282354B2 (ja) 音声認識装置
JP3039453B2 (ja) 音声認識装置
JPH07230293A (ja) 音声認識装置
JPH0556519B2 (ja)
JPH0713598A (ja) 特定タスク音声データベース生成装置
KR960001950B1 (ko) 음성인식방법 및 그 장치
JPS599080B2 (ja) 音声認識方法
JP2995941B2 (ja) 不特定話者用音声認識装置
JPH0424697A (ja) 音声認識装置
JPH071434B2 (ja) 標準パタン作成方式
JP2006039383A (ja) 音声認識装置
JPH10177393A (ja) 音声認識装置
JPH01253799A (ja) 音声の認識方法
JPH03155599A (ja) 音声認識装置
JPH0744188A (ja) 音声認識装置
JPH05197397A (ja) 音声認識方法及びその装置
JPS61165797A (ja) 音声認識装置