JPH06248684A - 多孔溝管路を屈折湾曲させる構造 - Google Patents

多孔溝管路を屈折湾曲させる構造

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JPH06248684A
JPH06248684A JP7733293A JP7733293A JPH06248684A JP H06248684 A JPH06248684 A JP H06248684A JP 7733293 A JP7733293 A JP 7733293A JP 7733293 A JP7733293 A JP 7733293A JP H06248684 A JPH06248684 A JP H06248684A
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JP
Japan
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pipe
skeleton
groove
pipe line
bending
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JP7733293A
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English (en)
Inventor
Shigeaki Sugiyama
重昭 杉山
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 三構造にてなり多様な曲線、屈折を得る構造
であり、一つは管体の鉄筋と躯体の小孔に通した緊結筋
を連結し、鉄筋部のみを型枠に入れ、コンクリを打設し
躯体と一体化する構造と、二つは躯体の正背面部に突出
部を設け、突出部を管体の口径に挿入し、躯体部分を管
体形状に合わせてコンクリ打設し一体化する。三つは躯
体が上下、または左右別途にて構成され、管体の口径外
周に設けた溝部材の溝と躯体の口径外周の突起とを挿入
接合したのち躯体部をコンクリ打設により一体化する。 【効果】 製品製造時に直線部の型枠のみを使用して曲
がりや屈折等の角度を有した管体が製造できるため、型
枠が直線のみでよい。躯体の構造により管体間の曲がり
や屈折が自由に現場状況にて選択できるため、上下、左
右の多孔溝管路の屈折曲線を得る効果となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下水管路において上
下、左右管路の曲線、屈折部分に対して製造時及び現場
施工にて角度に対応しうる多孔溝管路を屈折湾曲させる
構造。
【0002】
【従来の技術】従来の構造物にて、下水管路として上
下、左右よりなる製品は市場にての販売実績は未だな
く、多孔管として線を防護する構造物は販売されている
のが現状である。しかし製品構想として上下、左右構造
体は承知事項である。また上下、左右の構造物の曲がり
管体を製造するには、日本において多層、多孔溝となる
下水管路は構想にてはあるが、管体製造する方法におい
て、従来の中枠中抜き工法においては曲がり管を製造す
るのは、緩い曲がりのみは製造しうるが、通常の既設下
水管路は施工上一層構造のため、曲がり等は適当な現場
打ちにて補っておるが、上下、左右構造となる多孔溝に
関する曲がり施工対策の工法は考えられておらず、単に
意匠性の出願構想のみで図面により曲がり管を描いてい
るのが現状であり、製造は施工上難しい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上下、左右よりなる管
路を曲がりにて敷設する状態において上下、左右構造と
なる管路を敷設しうる場合、製品製造又は敷設状況に対
し大きな問題となるのは曲がりや曲線、屈折部に対応し
うる状況において、通常曲がりをとり敷設した場合、外
側隙間が生じてしまう。製造においては、上下、又は左
右の構造において溝は曲がりにても製造しうるが、孔に
おいては管路にどのように曲がりを持たせるかなどの施
工上の問題と製造上の型枠構造上難しい問題点となる。
【0004】本発明は、上下、左右より下水管路を敷設
した状態において、曲がりや屈折部に対して、管路に生
ずる隙間部分をどう埋めるか、また曲がりや屈折部をど
のように対処し解決するかを目的とし、曲がり部や屈折
部を持たせる構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明は製造段階において、長手方向の左右の面長
を相違させた躯体の正背面に貫通した小孔を設け、管体
の配金と躯体の小孔に貰通させた緊結筋を緊結し一体化
したのち、鉄筋部分を管体型枠に納めコンクリにて打設
し躯体と管体とを一体化することにより曲がり、屈折部
を製造する。
【0006】上記の手段と、長手方向の左右の面長を相
違させ、多様な曲がりを持たせた躯体の正背面部の両面
を、管体の口径に合わせて突出させ、突出部を管体口径
内に挿入し、現場にて躯体をコンクリ打設して管体と一
体化させる現場施工にて曲がり、屈折度に対応して施工
する。
【0007】また上記の突出部は管体口径内に挿入する
ものであるが、さらに、管体の口径の外周に添って溝部
材にて溝状とし、溝部材の溝に合わせた外周の突起を有
した躯体の一方は、突起より内径が突出した雄部とし、
もう一方は突起より凹んでなる雌部とした躯体内径が管
体躯体と同口径にてなり、躯体を管体の溝にはめ込み接
合することにより、管体内径と躯体内径は同一管径とな
り、管路と躯体間に段差が生じず流水をスムーズに流
し、躯体の曲がりにより現場施工曲線に合わせ、躯体部
をコンクリ打設にて管体と一体化する事が出来る。
【0008】
【作用】上記のように構成された多孔溝管路を屈折湾曲
させる構造を使用することにより外側隙間を無くし、敷
設施工においては通常の管路接合と同じ工法にて敷設で
き、また現場施工においても曲がりや屈折部は躯体にて
調節し、躯体内径と管体内径が挿入により接合されてい
るため、管路内にモルタル、コンクリが入らずにコンク
リ打設により躯体を覆い、管体と同形の構造物として上
下、左右構造体のあらゆる曲がりや屈折に対応できる。
【0009】
【実施図】実施例について図面を参照として説明する
と、図1は工場製造にてあらかじめ曲がりや屈折を設け
た製品を製造する場合に、長手方向の左右の面長1長さ
が相違した躯体2の正背面部に、管体の口径か溝と同一
形状の孔か溝が、貫通または開口されており、正背面部
に貫通した小孔3を複数設けてなる。管体の配金となる
鉄金4と躯体2の小孔3内に貫通させた緊結筋5を鉄筋
4と緊結し一体化することにより、躯体2と配金された
鉄筋4が一体化され、鉄筋部分は管体型枠に納めコンク
リ打設により躯体2は管体と接合し一体化され、曲がり
や屈折を有した管体となる。多孔溝管路を屈折湾曲させ
る構造である。
【0010】図2は現場施工にて管体と一体化させる構
造となる。長手方向の左右の面長1の長さを相違させた
躯体2の正背面部に、管体の内径または溝径の内径に収
まる径の管体の内径を外径とした突出6を正面7、背面
8にとり、躯体2の突出6の曲がりや躯体2の面長1の
相違により角度や曲がり、屈折を設けることができ管体
の孔溝に突出6を挿入したのち管体と躯体間をコンクリ
打設により一体化する構造である。
【0011】図3もやはり、現場施工において曲がりや
屈折を必要とする施工区間に使用する。躯体2は曲がり
や屈折を持たせてなる、長手方向の面長を相違させた構
造であり、躯体2の正背面部の孔溝外周に添って突起部
11を設ける。施工順序としては曲がりや屈折となる部
分の間の下層部に先ず、正面7の外周に添ってなる突起
部11より内径の管径部12の突出を長くした雄部と
し、背面8は外周に添った突起部11が内径の管径部1
2より突出し、内径は凹んでなる雌部とし、管体9の孔
溝外周に添って設けた溝部材13の溝に躯体2の突起部
11を挿入し、次いで上層に、躯体2の正背面に突起部
11を有した、溝となる開口型にては管体9の接合内部
の目地部14と同様に躯体2の正背面に目地部14を有
し、躯体2の突起部11を管体9の溝部材13に挿入し
たのちコンクリにて打設し管体9と躯体2を一体化する
構造となる。本図は、下部暗渠、上部開渠にての構造物
であり、上下暗渠構造物においては下層部の躯体2と同
様の躯体2を使用する。このように管体9と躯体2を接
合したのちコンクリを打設して一体化するが、打設は下
層を接合して上層底部までコンクリを打設したのち上層
部を打設する二度打ちか上下層を一度に打設する一度打
ちのどちらでも施工状況により打設工法は選定できる。
素材の選定や細部について変更が可能であり、他の分野
での応用や技術の附加も本発明に含まれる。
【0012】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、次のような特有の技術的効果がある。
【0013】製造において、躯体と管体の配金された鉄
筋が、躯体内部に貫通した小孔内の緊結筋と一体化され
ているため、従来の直線部分の型枠使用により、直線部
を構成するため、曲がりや屈折部は躯体により変化で
き、コンクリ打設により躯体と一体構造となるため、製
造上の中抜き工法は直線部の型枠のみにて製造できるた
め型枠制作費の削減及び施工において直線管体との接合
による曲がり、屈折部に対応できる。
【0014】現場施工において躯体の正背面が突出部と
なり、突出部の角度により曲がりや屈折を設けることが
できる。
【0015】直線管体の口径に突出部を挿入した躯体と
管体を接合したのち、躯体部のみをコンクリ打設にて管
体と躯体を一体構造とした躯体部の突出構造によりあら
ゆる曲がり、屈折が現場にて施工できる。
【0016】管体と躯体の、溝部材の溝と突起を接合す
ることにより、上下または左右の変形曲がりや屈折に対
応できる。
【0017】上下また左右となる躯体が別々のために段
差や勾配変化にも対応できる。
【0018】コンクリ打設により管体と躯体は一体構造
物となり、管口径内にコンクリ打設時にコンクリなどが
入らず、一体化のため漏水防止、外形美観を損なわず、
強度も支持強度を得られる。以上のように、本発明は多
大な多孔溝の曲がり部、屈折部、段差部などに対応し現
場施工、製品製造において有用性のある発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】多孔溝管路を屈折湾曲させる構造の躯体と鉄筋
を一体化した状態の側面図である。
【図2】正背面が突出した構造となる多孔溝管路を屈折
湾曲させる構造の躯体側面図。
【図3】多孔溝管路を屈折湾曲させる構造として管体と
躯体の突出部と溝部材の接合により躯体を敷設する状態
を示した側面断面図。
【符号の説明】
1 面長 2 躯体 3 小孔 4 鉄筋 5 緊結筋 6 突出 7 正面 8 背面 9 管体 10 口径 11 突起部 12 管径部 13 溝部材 14 目地部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲線か角度をようした上下、左右におけ
    る二区分以上とした管路の屈折や曲線をようする構造物
    において、長手方向の左右の面長を相違させ且つ正背面
    に上下、左右となる孔溝を形成した躯体の管体を管口形
    状と同一形体とし、管路構造物の鉄筋配金と正背面部に
    抜けた小孔を複数設けた躯体の小孔に緊結筋を貫通さ
    せ、管路体の鉄筋に緊結し一体化させ、管路鉄筋部を管
    路型枠内におさめ管路型枠のみにコンクリを打設し管路
    に曲線、屈折を持たせることを特徴とした多孔溝管路を
    屈折湾曲させる構造。
  2. 【請求項2】 長手方向の左右の面長を相違させた正背
    面に上下、左右となる孔溝を形成した躯体の正背面部
    を、管体の内口径を外径とした正背面を突出させ、突出
    部を管体口径に挿入し、躯体部にコンクリを打設し管体
    と一体化させ躯体突出部の曲がりにより管路に曲線、屈
    折を持たせることを特徴とした請求項1記載の多孔溝管
    路を屈折湾曲させる構造。
  3. 【請求項3】 長手方向の左右の面長を相違させた躯体
    の正背面部の孔溝外周に添って突起部を設ける。正面部
    は、外周の突起部より内径の管径部の突出を長くし且つ
    背面部は外周の突起部が突出し、内径は凹んでなる躯体
    を管体の孔溝外周に添って設けた溝部材に躯体の突起を
    挿入したのち、躯体間をコンクリにより打設し管体と一
    体化しうることを特徴とした請求項1、2記載の多孔溝
    管路を屈折湾曲させる構造。
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