JPH062401B2 - 印刷機の切替式給紙方法および切替機構を組込んだ給紙装置 - Google Patents

印刷機の切替式給紙方法および切替機構を組込んだ給紙装置

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JPH062401B2
JPH062401B2 JP59170365A JP17036584A JPH062401B2 JP H062401 B2 JPH062401 B2 JP H062401B2 JP 59170365 A JP59170365 A JP 59170365A JP 17036584 A JP17036584 A JP 17036584A JP H062401 B2 JPH062401 B2 JP H062401B2
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    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は印刷機に関連し、さらに詳しくは、枚葉印刷機
の給紙の方法及び給紙装置に関連する。
(従来の技術) 回転式の印刷胴を備え枚葉紙に印刷する印刷機に於て
は、印刷胴の1回転につき1枚ずつ給紙して印刷を行う
のが普通である。このような場合枚葉紙の長さ(給紙進
行方向を紙の長さ方向とする)は、最大でも印刷胴の実
際に印刷のために使用することが出来る周囲長(これを
今後有効印刷周囲長と云う)とほぼ同じである。この紙
の長さを最大紙長さと呼ぶことにする。
(解決すべき課題) しかしながら、印刷される可き紙の寸法が、すでに定ま
っている場合、たとえば葉書や名刺などのように、紙が
印刷される前に定寸法に截断されている場合、従来の技
術では1枚の紙の長さが前記最大紙長さよりはるかに小
であっても、印刷胴の1回転につき1枚の給紙しか出来
ない。
より詳しくは印刷紙1枚の長さが、印刷胴の有効印刷周
囲長の1/2以下である場合にも、印刷胴1回転につき1
枚ずつ給紙し、印刷を行わざるを得なかった。しかしな
がら、このように紙の長さが有効印刷周囲長の1/2以下
の場合には、実際には印刷胴に、その有効印刷周囲長内
に2個の版を設置出来る筈であり、そして又印刷胴1回
転につき1枚ずつ2回の給紙も行える筈である。つま
り、そのような点で従来の印刷機は給紙方法に関して柔
軟性がなく、これが欠点となっていたのである。
本発明は上述の点に着目し、改善された給紙方法及び給
紙装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段および作用) 本発明では印刷機の給紙装置に切替機構を組込んでい
て、この切替機構をはたらかせることにより、印刷胴の
1回転につき、印刷紙1枚ずつ1回の間欠的給紙と1枚
ずつ、2回の、若くは1枚ずつ3回乃至それ以上の回数
の間欠的給紙とを選択的に行うことが出来る方法および
そのための装置を提供し、これにより従来技術の欠点を
消去したのである。
枚葉印刷機で給紙装置は、印刷される可き枚葉紙を堆積
している積紙部と、該積紙部から1枚ずつ紙を繰り出す
手段、そして紙を印刷胴に向けて送る輸送手段等を含ん
でいる。紙の繰り出し手段及び、輸送手段は従来いろい
ろの形式のものがある。ひとつの形式ではたとえば積紙
部で紙を上部から一枚ずつ吸着手段で吸着して給紙用輸
送コンベヤに送り込み、次で輸送コンベヤから給紙ロー
ラ、紙の前当てに引き渡され、次で印刷胴に送り込まれ
て印刷が行われる。その後に紙は排紙ローラを経て排紙
部に堆積される。
又別の形式では、積紙部で紙は、下側から間欠的に動作
する小コンベヤ又は車により摩擦力を利用して1枚ずつ
繰り出され、次で給紙輸送コンベヤを経て印刷胴に送り
込まれるようになっている。又他の形式では、中間の給
紙コンベヤを無くして、積紙部から紙を間欠的に繰り出
し、そして印刷胴も直接に送り込むようにしているもの
もある。
何れの場合にも給紙装置での紙の繰り出し及び輸送の手
段の運動、従って給紙の動作は印刷機の印刷胴の運動と
連動せしめられている。しかし先に述べたように従来技
術では紙の寸法が小になった場合でも印刷胴の1回転に
ついては、紙を1枚ずつ送り込むのみである。
本発明の場合は、方法に於て印刷胴に対する紙の送り込
みを、紙の大きさによって変えている。つまり紙の長さ
が印刷胴の有効印刷周囲長又は最大紙長さの半分より少
し小であるときは、印刷胴1回転につき1枚ずつ間欠的
に2回給紙するようにする。そして紙の長さがもっと小
であり、最大紙長さの1/3より小なるときは、1枚ずつ
間欠的に3回給紙するようにする。又はそれ以上の回数
の間欠的給紙も必要により実施し得ることは理解されよ
う。
本発明の上述の方法を実施するために、給紙装置に給紙
の動作を変えるための切替機構を組み込み、この機構を
はたらかせる。すなわち前述したように、紙の長さが最
大長さからその1/2まで又は1/2より小であるとき、又は
1/3より小であるとき、又はさらに小であるときのいち
いちの場合に対応して、この切替機構は、給紙装置の間
欠的な紙の繰り出し、及び輸送の動作を、印刷胴1回転
につき1回、2回又は3回若くはそれ以上の回数に切替
え変更出来るように構成されている。
ところで給紙装置はそれ自体、前述のようにいくつかの
形式があるので、切替機構そのものもそれに対応してい
ろいろの形式が有り得る。たとえば、ひとつの切替機構
の形式としては、印刷胴の駆動手段と協働するカム手段
が設けられ、前記駆動手段とカム手段とがクラッチを介
して作動的に連結されるごときものがある。
この場合には、クラッチを切替えるとカム軸の回転数が
変わり、従ってこれによって紙の繰り出し及び/輸送手
段の動作を変更することが出来る。又他の切替機構の形
式としては、印刷胴の駆動手段と協働する前述のごとき
ギヤークラッチ−カム手段を含み、輸送手段としてコン
ベヤを用いているときに、該コンベヤ自体を切替えるよ
うにし給紙動作を変更するものもある。又は切替機構の
別の形式としては、印刷胴の駆動手段と協働する単なる
切替可能のカム手段及び該カム手段と協働する電気スイ
ッチ手段の組合せもあり得る。この場合には紙の繰り出
し及び輸送の手段には電気モーターが含まれ、電気モー
ターの動作を前記スイッチ手段によって制御するように
することが出来る。
(実施例) 以下に本発明の印刷機の切替式の給紙方法、及び切替機
構を含む給紙装置について、2,3の実施例、及び関連
する図面に依って説明する。
なお先にも言及したように、本発明の給紙方法および装
置は、印刷給紙の長さが最大紙長さから始まり、及びそ
れの1/2より小である場合に適用がある。すなわち、紙
の長さによって、印刷胴の1回転についての給紙回数
は、1回〜数回の範囲で変化させることが考えられる。
しかし説明の都合上、印刷胴1回転につき給紙が1枚ず
つ2回である実施例について以下に説明する。給紙回数
がより以上に多い場合も、方法及び機構としては実質的
に変わりないので、2回給紙を応用することにより、容
易に達成され得ることは明らかである。
第1図は、印刷機の印刷胴及び給紙装置の附近の説明的
な図面である。先ず第1の実施例について述べるとし
て、11は版胴、12はゴム胴、13は圧胴であり、こ
れらをまとめて印刷胴10として示してある。又14は
インキ及び湿し水ローラである。
Pは枚葉印刷紙で、多数枚が堆積されこれが積紙部21
として示されている。22は紙Pを1枚ずつ間欠的に吸
着し繰り出しする真空式の給紙機である。又23は給紙
コンベヤ、24,25は給紙ローラ、28は印刷胴に送
り込まれる枚葉紙P1の前端を規定する前当て28であ
る。15は排紙ローラ、16は印刷された紙Pを堆積
し一時的に貯蔵する排紙部である。又20は給紙装置全
体を表すものとする。
さて、まず印刷胴の1回転につき1枚の紙を繰り込む場
合について述べると、給紙機22は、印刷胴10の回転
と同期し間欠的に紙Pを吸着し、給紙コンベヤ23に
対して繰り出す。給紙コンベヤ23は、印刷胴の周速と
等しい速度で運動していて、紙Pを、印刷胴10に向
けて送り出す。紙Pは、前当て28と給紙ローラ2
4,25の所へ送られて、そこで一旦停止し給紙タイミ
ングを待つ。
前当て28及び上側の給紙ローラ24は、ゴム胴12の
版面の位置と関連して動作するようになっている。すな
わち、紙Pが版面と整合する位置にゴム胴12が回転
してきたら、前当て28はそれと同期して上下動作を行
ない、上側の給紙ローラ24もゴム胴12の回転と同期
して回転し、それにより紙Pを、胴12,13の間に
向けて送り出す。そこで印刷された紙Pは、排紙部1
6に送り出されて堆積する。
次に、長さが前述の最大紙長さの半分より小である紙
を、印刷胴の1回転につき2回送り込む場合について以
下に説明する。
このような印刷を達成するためには、給紙機22、給紙
ローラ24及び前当て28の動作をそれぞれ2回にして
やれば良い。その動作を行なうためには、例えば圧胴1
3の回転軸と別に、ひとつの別の軸たとえば、カム軸を
設け、圧胴の回転軸とカム軸の間に回転速度を、例えば
2倍に変更し得るような手段を設ける必要があり、その
ような手段としてはギヤーとクラッチの組合せが考えら
れる。
又は圧胴13の回転軸に同軸的にカムを設け、このカム
のカム作用部を所望の給紙回数に応じて附け外しするこ
とにより、印刷胴の1回転について通常1回のところを
2回のカム作用を生じさせ、これにより給紙機、給紙ロ
ーラ及び前当ての動作を通常の2倍にすることも考えら
れる。
この第1の実施例では、第2図に特に明瞭に示すように
圧胴13の軸と並行にカム軸27を設け、さらに圧胴と
カム軸27の中間にクラッチ軸26を設けている。31
は圧胴13と同軸に且つそれに固定的に設けたギヤであ
り、32はクラッチ軸に固定のギヤ又は33,34はク
ラッチ軸に遊嵌的に設けたギヤである。又35,36は
カム軸に固定的に設けたギヤである。クラッチ軸26に
は、電磁式のクラッチ板38が該軸の軸方向では移動出
来るが円周方向には不動に取りつけられている。
クラッチ板38は電磁作用によりギヤ33又はギヤ34
と吸着し、圧胴13からの動力をギヤ36又はギヤ35
を介してカム軸27に伝達する。第2図の例では、ギヤ
31,32,33,35は夫々同一寸法のギヤである、
又ギヤ34,36はギヤ比が2対1のギヤである。
クラッチ板38がギヤ33と吸着したときは、カム軸2
7は圧胴13と同一の速度で回転する。しかしクラッチ
板38がギヤ34と吸着したときは、カム軸27は圧胴
13の2倍の速度で回転する。カム軸には、給紙ローラ
24、前当て28を駆動するためのカム(図には示して
いない)を設けて置き、カム軸の回転速度の変化に応じ
て給紙ローラ24、前当て28の動作を制御する。つま
り圧胴の1回転につき、1回又は2回の動作の何れかを
選択することが出来ることとなる。なお給紙機22につ
いては、たとえばカム軸27にチェーン車51とチェー
ン52を附設し駆動力を伝達し、これにより動作させる
ことも出来る。このようなギヤークラッチ−カム組立体
を全体として30で示す。
次に、第3図に関連し第2及び第3の実施例について述
べる。
第3図で21は積紙部である。この場合には紙Pは、そ
の最下端のものが間欠的に運動する小コンベヤ41によ
り摩擦力を利用して繰り出されるようになっている。こ
の摩擦式給紙機41の動作は、第1実施例で述べたよう
なギヤークラッチ−カムの組立体によって規制されても
良い。又は圧胴13と同一回転するカム(図面に示して
いない)を同軸的に設け、このカムのカム作用部分を所
望の給紙回数に応じて取り付け又は取り外すことによ
り、圧胴の1回転に対して1回又は2回のカム作用を出
現させ、これを利用して摩擦式給紙機41の動作を規制
することも可能である。
さらに第2実施例では、給紙コンベヤ43は第1実施例
のものとは異っている。すなわちこのコンベヤ42は、
第4A図(頂面平面図)に示すように4本のベルト要素
から成っている。このベルトにはそれぞれ総括的に43
で示す突起が設けられている。印刷胴13の1回転につ
き紙を1枚供給する場合には、4本のベルト上の突起が
第4A図のように一線に並ぶようにベルトを配置する。
この状況は、第3図(側面立面図)で見るとわかるが、
コンベヤ42において上側と下側に突起43があらわれ
ている。この時の突起43,43間のベルトの長手に沿
っての間隔をdとする。このdは最大紙長さよりやや大
きくしてある。又この時、枚葉紙の繰り出しをする摩擦
式給紙機41は、圧胴31の1回転に関して間欠的に1
回作動して紙Pを給紙コンベヤ42上に送り出す。こ
こで紙Pは、紙Pとして示される。次に第3図によ
り明かであるように、紙Pはその後端を突起43に押
されてコンベヤ41上を進行し、ゴム胴12と圧胴13
間で印刷された後、排紙ローラ15を経て、紙Pとし
て排紙部16に堆積される。
このコンベヤ42の場合は、前記4本のベルト要素は突
起を有し、このベルト要素を相互に長手方向にずらし、
ベルトの配置を変えることにより突起の間隔を変えるこ
とが出来る。たとえば第4A図で一線に整列している突
起43−1,43−2,43−3,43−4を、ベルト
要素を動かすことにより相対位置をずらし、第4B図で
43−1と43−3の突起が一線に並び、又43−2と
43−4の突起が一線に並び、且つ整列した突起同志の
間隔を、当初の突起の間隔dの1/2になるようにするこ
とが出来る。さらに摩擦式給紙機41の動作を前述のギ
ヤークラッチ−カムの組立体の切替によって変更し、印
刷胴1回転について間欠的に2回とする。
このようにすると紙の長さが最大紙長さの半分より小な
場合に、この紙を印刷胴の1回転について1枚ずつ2回
給紙して印刷を行うことが出来ることとなる。
第5図、第6図は第3の実施例である。この場合には、
給紙コンベヤ52はローラチェーンからなっている。こ
の給紙用チェーンコンベヤは、実際は少くとも2條必要
とされるであろうが、ここではその1條の一部分のみが
図示されている。59は紙が載ってその上を輸送される
テーブルである。第5図、第6図で53の示すのは該ロ
ーラチェーンのひとつのリンクプレートと併設された小
板であり、このものは紙送り用突起54を備えている。
同じく第5図、第6図で55で示す小板はローラチェー
ンのピンのひとつに関して回動自在に設けられていて、
これにも紙送り用突起56が備わっている。
さらに、小板55につきローラチェーンのピンと反端側
の端部は別のピンがあり、このピンにローラ57が設け
られている。この場合には、該ローラチェーンが紙送り
のために進行する経路に沿って、小板55のローラ57
と係合し得る案内板58が設けられている。案内板58
は、第6図で左の方に見えるが、ローラチェーンから離
れている下方位置と、同チェーンに接近している上方位
置の2つの配置を選択的にとり得るようになっている。
案内板58が下方位置にあるときは、突起56はテーブ
ル59の上面から引っ込むので、給紙コンベヤ52につ
いての紙送りを行う突起は、リンクプレートに固定式の
突起54のみとなる。この配置は印刷胴1回転につき1
回の給紙に適合する。
これに対し案内板58が上方位置にあるときには、小板
55に付設のローラ57が該案内板により押し上げられ
るから、小板55は第6図で反時計方向に旋回される。
それにより、その紙送り突起56はテーブル59の上面
から突出し、従って紙送りに関与することになる。当然
のことだが、突起56の突出の位置は、突起54との関
係で給紙の寸法、回数に適合するように配置されてい
る。従って突起54と突起56の両方の紙送り突起が突
出している場合は、印刷胴1回転につき1枚ずつ2回の
給紙に適合するようにすることが出来る。
以上3つの実施例の給紙装置20に関連し、第1の実施
例ではギヤとクラッチとカムの組立体が給紙回数変更の
ための切替機構を構成しており、さらに真空式給紙機、
給紙ローラ、前当て等も切替機構として含まれることに
なる。
第2の実施例ではギヤとクラッチとカムの組立体;及び
給紙コンベヤで突起を有するベルト要素を含み、それら
の相互配置を変更出来るものとが給紙回数変更のための
切替機構を構成しており、さらに紙の繰り出しのための
摩擦式給紙機41も切替機構として含まれることにな
る。
第3の実施例ではギヤとクラッチとカムの組立体、及び
給紙コンベヤで突起を有し、且つ突起を出入式にしたロ
ーラチェーン式のコンベヤが給紙回数変更のための切替
機構を構成して居り、さらに紙の繰り出しのための摩擦
式給紙機も切替機構として含まれている。
実施例第1〜第3による本発明の上の説明では印刷機の
印刷胴1回転につき、1回又は2回の給紙の場合につい
て述べてきたが、紙の寸法がより小さい場合に対応し
て、給紙回数をより多く、たとえば3回又は4回とする
ことは方法として当然可能である。又そのための構造と
しては、ギヤークラッチ−カムの組合せについては、ギ
ヤーをギヤー比の異るものを用意して切替えることで対
応出来るであろう。又給紙コンベヤについてはベルト式
の場合はベルト要素をふやすことで対応出来るし、又ロ
ーラチェーン式の場合は突起をふやすことで対応出来
る。
又以上の実施例の外に図面にはないけれども、簡単な切
替式のカム装置としてはたとえば圧胴と共軸にカムを設
けて、このカムのカム作用部分を所望の給紙回数に応じ
て取りつけ、取り外しすることによって、給紙動作回数
を変更するような切替機構も考えられる。このような場
合にはカムにより電気スイッチの開閉を制御し、紙の吸
引又は紙の繰り出しの回数、時期等を制御することが出
来る。又電気モーターを利用しその速度を電気的に変速
することもあり得る。
又ローラチェーン式などの場合は突起部を単につけ外し
式にして給紙回数を制御することも当然考えられる。又
給紙機を印刷胴と直接に連結し、給紙機から印刷胴に対
し直接的に紙を繰り出し且つ輸送するようにし、従って
給紙コンベヤを除外することも出来る。
(発明の効果) このようにして本発明の給紙方法によれば、すでに定寸
法に截断されている紙でその長手寸法が印刷胴の有効印
刷周囲長よりはるかに小なる場合にも好都合に印刷を行
うことが出来る。
又本発明の給紙装置では比較的簡単な切替機構を組み込
むことによって、通常寸法の紙の場合も、小さい寸法の
紙の場合でも容易に無駄のない印刷作業を実施すること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は印刷機の印刷胴及び給紙装置を含む説明的側面
図であり、 第2図は給紙切替機構のうちギヤークラッチ−カムの組
合体の断面部であり、 第3図は印刷機の印刷胴及び給紙装置で特に給紙コンベ
ヤに付設の切替機構を含む説明的側面図であり、 第4A、第4B図は給紙コンベヤに付設の切替機構につ
いての説明的平面図であり、 第5図は給紙コンベヤがローラチェーン式である場合に
それに付設の切替機構を含む説明的上面図、 第6図は第5図のローラチェーンの側面図である。 〔主要部分の符号の説明〕 10…印刷胴 P,P,P,P…印刷紙 20…給紙装置 22…真空式給紙機 23…給紙コンベヤ 24…給紙ローラ 28…前当て 30…ギヤークラッチ−カム組立体 41…摩擦式給紙機 42…ベルト式コンベヤ(給紙コンベヤ) 43…突起 52…ローラチェーン式コンベヤ(チェーン) 54,56…突起。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】堆積位置から枚葉印刷機の印刷胴に紙を間
    欠的に給紙する装置において、 該堆積位置から搬送位置へと所定のタイミングで紙を把
    持して移送する移送手段(22)と、 該搬送位置から給紙位置へと紙を搬送する搬送手段(2
    3)と、 該給紙位置から該印刷胴へと、前記所定のタイミングで
    給紙を行なう給紙手段(24,28)とからなり、 前記移送手段および給紙手段は、該印刷胴の一回転あた
    りの所望の給紙回数に基づき、複数の所定タイミングの
    一つを設定自在となっており、 前記搬送手段の搬送速度は、設定された所定のタイミン
    グに関わらず一定である装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
    て前記給紙手段は、該印刷胴と同期して回転自在となっ
    ているクラッチと、異なる速度比で回転を伝達自在な複
    数の歯車列と、該歯車列に駆動連結され、該印刷胴に対
    して給紙を行なうための給紙ローラとからなり、該クラ
    ッチは該歯車列の一つと係合自在となっており、それに
    より該印刷胴の回転速度に関連した所望の速度で、該給
    紙ローラを回転させるようになっている装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
    て、前記給紙手段は、該印刷胴と同期して回転自在とな
    っているクラッチと、異なる速度比で回転を伝達自在な
    複数の歯車列と、該歯車列に駆動連結され、回転自在と
    なっているカム軸と、該カム軸と同期して開位置と閉位
    置との間を往復動作する前当て部材からなり、該前当て
    部材が開位置にあるときに前記印刷胴に給紙が行なわ
    れ、該前当て部材が閉位置にあるときに前記印刷胴への
    給紙は中止されるようになっており、該クラッチは該歯
    車列の一つと係合自在となっていて、それにより該印刷
    胴の回転に関連した所望のタイミングで、該前当て部材
    を往復動作させるようになっている装置。
  4. 【請求項4】堆積位置から枚葉印刷機の印刷胴に紙を間
    欠的に給紙する装置において、 該堆積位置から搬送開始位置へと所定のタイミングで紙
    を移送する移送手段(41)と、 該搬送開始位置で該移送手段から紙を受け取って保持
    し、該印刷胴へと紙を搬送することにより、給紙を行な
    う給紙手段(43)とからなり、 前記移送手段は、該印刷胴の一回転あたりの所望の給紙
    回数に基づき、複数の所定タイミングの一つを設定自在
    となっており、 前記給紙手段の搬送速度は、設定された所定のタイミン
    グに関わらず一定である装置。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第4項に記載の装置におい
    て、前記給紙手段は搬送ベルトであり、その搬送面には
    複数の突起が植設されており、該突起は搬送面に載置さ
    れた紙の後端に当接し搬送ベルトと共に移動して、紙を
    給紙するように構成されており、該突起は、該搬送ベル
    トの搬送方向の植設位置を選択自在となっており、前記
    所定のタイミングに基づき該選択された突起の植設位置
    が決定される装置。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第4項に記載の装置におい
    て、前記給紙手段は搬送チェーンであり、その搬送部に
    は複数の突起が設けられており、該突起は搬送面に載置
    された紙の後端に当接し搬送チェーンと共に移動して、
    紙を給紙するように構成されており、該突起は、該搬送
    チェーンの搬送部から突出自在となっており、前記所定
    のタイミングに基づき該突起の突出位置が決定される装
    置。
  7. 【請求項7】堆積位置から枚葉印刷機の印刷胴に紙を間
    欠的に給紙する方法において、 該堆積位置から給紙位置へと所定のタイミングで紙を移
    送する移送段階と、 該給紙位置から該印刷胴へと紙を搬送する給紙段階とか
    らなり、 前記移送段階において、該印刷胴の一回転あたりの所望
    の給紙回数に基づき、複数の所定タイミングの一つを設
    定自在となっており、 前記給紙段階の搬送速度は、設定された所定のタイミン
    グに関わらず一定である方法。
  8. 【請求項8】堆積位置から枚葉印刷機の印刷胴に紙を間
    欠的に給紙する装置において、 該印刷胴の回転に応じて一定速度で循環移動する搬送部
    を有して、該搬送部により該堆積位置から該印刷胴まで
    紙を移送する給紙手段(41)が設けられ、 該搬送部には複数の突起(43-1-4,54,56)が設置されてお
    り、該突起は該堆積位置から該搬送部に載置された紙の
    後端に当接し、該搬送部と共に移動して紙を搬送するよ
    うに構成されており、 該複数の突起により該搬送部上に所定のパターンが形成
    され、該突起の設置位置を変更することにより、前記所
    定のパターンが変更されるようになっており、該印刷胴
    の一回転あたりの給紙回数は、前記所定のパターンによ
    り決定されるようになっている装置。
  9. 【請求項9】特許請求の範囲第8項に記載の装置におい
    て、前記搬送部は複数の搬送ベルトからなり、各搬送ベ
    ルトには前記突起が所定間隔で装着されており、該搬送
    ベルトの移動方向の位相をずらすことにより、前記所定
    のパターンを変更自在となっている装置。
  10. 【請求項10】特許請求の範囲第8項に記載の装置にお
    いて、前記搬送部は搬送チェーンであり、該搬送チェー
    ンには突出位置と非突出位置の何れかをとる複数の突起
    が設けられており、突出位置にある突起により、前記所
    定のパターンが形成される装置。
JP59170365A 1984-08-17 1984-08-17 印刷機の切替式給紙方法および切替機構を組込んだ給紙装置 Expired - Lifetime JPH062401B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5693548A (en) * 1979-12-01 1981-07-29 Roland Man Druckmasch Paper sheet offset printing press

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5693548A (en) * 1979-12-01 1981-07-29 Roland Man Druckmasch Paper sheet offset printing press

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