JPH06239243A - ステアリングホイール取付用アタッチメント - Google Patents

ステアリングホイール取付用アタッチメント

Info

Publication number
JPH06239243A
JPH06239243A JP5027023A JP2702393A JPH06239243A JP H06239243 A JPH06239243 A JP H06239243A JP 5027023 A JP5027023 A JP 5027023A JP 2702393 A JP2702393 A JP 2702393A JP H06239243 A JPH06239243 A JP H06239243A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
screw
ring plate
boss
steering wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5027023A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Suematsu
茂 末松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MAKINA KK
Original Assignee
MAKINA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MAKINA KK filed Critical MAKINA KK
Priority to JP5027023A priority Critical patent/JPH06239243A/ja
Publication of JPH06239243A publication Critical patent/JPH06239243A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 標準仕様以外の、ねじ挿通孔のサークル径が
異なる異種のステアリングホイールを、ボス交換を必要
とせずに取り付けることを可能とする。 【構成】 各種ステアリングホイール10、20に取付
可能とされた第1のリングプレート51の係合ピン54
を、ボス30に取り付けられて係合ピン54の頭部56
を抜けないよう係合するリングユニット50に係合させ
る。ボス30に対する取付対象を第1のリングプレート
51で一定させることにより、各種ステアリングホイー
ル10、20を1つのボス30に取り付けることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用ステアリングホ
イールを、ステアリングシャフトに固定されるボスに取
り付けるため、両者の間に介装するアタッチメントに係
り、特に取付用ねじのサークル径が異なる異種のステア
リングホイールを、それ専用のボスを交換することなく
取り付けることができるようにしたアタッチメントに関
する。
【0002】
【従来の技術】車両の運転席前方に装備される操舵用の
ステアリングホイールを、操舵輪である前輪に連結され
たステアリングシャフトに取り付けるには、ステアリン
グシャフトの先端に固定したボスに、ステアリングホイ
ールのスポーク芯部をねじ止めする手段が一般的であ
り、通常、ボスの取付面に同心円的に形成された複数の
ねじ孔と、これらねじ孔に対応してステアリングホイー
ルのスポーク芯部に形成された複数のねじ挿通孔を合わ
せ、各ねじ挿通孔に通したねじをボスのねじ孔にねじ付
けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような取付構造に
おいては、ボスとステアリングホイールとは、ねじ止め
用のねじ孔およびねじ挿通孔が互いに一致するセットと
なっており、たとえば、標準仕様以外でユーザーの好む
異種のステアリングホイールを取り付けたい場合に、そ
のステアリングホイールに形成されている複数のねじ挿
通孔のサークル径がボスに一致しないと取り付け不能で
あり、したがって、そのステアリングホイールを取り付
けるには、それ専用のボスとともにセットで購入しなけ
ればならないのが現状である。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あって、たとえば標準仕様以外の、ねじ挿通孔のサーク
ル径が異なる異種のステアリングホイールを、ボス交換
を必要とせずに取り付けることを可能とするステアリン
グホイール取付用アタッチメントを提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされ、ステアリングシャフトに固定される
ボスの取付面に同心円的に形成された複数のねじ孔に対
応して、ステアリングホイールのスポーク芯部に複数の
ねじ挿通孔が形成され、これらねじ挿通孔に通したねじ
をボスのねじ孔に締結して、ステアリングホイールをボ
スに取り付ける構造にあたり、前記スポーク芯部に形成
された複数のねじ挿通孔のサークル径が前記ステアリン
グホイールと異なっている異種のステアリングホイール
を、前記ボスに取り付けるためのアタッチメントであっ
て、前記各種のステアリングホイールのスポーク芯部に
それぞれ形成された互いにサークル径の異なるねじ挿通
孔に対応する複数のねじ孔が形成され、スポーク芯部の
裏面に、スポーク芯部のねじ挿通孔に通したねじをねじ
孔に締結することにより着脱可能に取り付けられるとと
もに、その取付状態で、スポーク芯部の裏面方向に突出
し、小径部の先端側に小径部よりも大径の頭部が形成さ
れた係合ピンが複数設けられた第1のリングプレート
と、前記ボスの取付面に対し、この取付面のねじ孔に締
結されるねじにより取り付けられるリングユニットとか
らなり、リングユニットは、前記ボスの取付面に当接さ
れる第2のリングプレートと、この第2のリングプレー
トの上に同軸的に重ねられる第3のリングプレートと、
これら第2、第3のリングプレートの間に挟まれ周方向
に回動可能に介装される第4のリングプレートとが組ま
れてなり、第2、第3のリングプレートには、前記ボス
のねじ孔に対応して互いに共通するねじ挿通孔がそれぞ
れ形成されているとともに、前記係合ピンの頭部が嵌入
するピン嵌入孔が形成されており、第4のリングプレー
トには、前記係合ピンの頭部が嵌入される頭部孔と、こ
の頭部孔から連続して第4のリングプレートの回動方向
に延び、係合ピンの小径部のみが嵌入される小径部孔と
からなるロック孔が形成されるとともに、前記ボスに締
結されるねじが通されて自身の回動を許容する長孔状の
ねじ挿通孔が形成され、さらに、第4のリングプレート
におけるロック孔の頭部孔が第2および第3のリングプ
レートのピン嵌入孔に一致したセット位置、およびロッ
ク孔の小径部孔が第2および第3のリングプレートのピ
ン嵌入孔に一致したロック位置の2位置において、回動
を停止させるロック機構が設けられた構成であることを
特徴としている。
【0006】
【作用】本発明のステアリングホイール取付用アタッチ
メントによれば、第1のリングプレートをステアリング
ホイールのスポーク芯部に取り付け、リングユニットを
ボスの取付面に取り付け、リングユニットの第4のリン
グプレートをセット位置にしてロック孔の頭部孔を第
2、第3のリングプレートのピン嵌入孔に一致させた状
態から、第1のリングプレートの係合ピンを各ピン嵌入
孔およびロック孔の頭部孔に嵌入し、この後第4のリン
グプレートをロック位置まで回動させてロック機構によ
りその位置を固定する。すると、係合ピンの小径部がロ
ック孔の小径部孔に係合して頭部が抜けなくなり、ステ
アリングホイールがボスに取り付けられた状態となる。
第1のリングプレートには、ねじ挿通孔のサークル径が
異なる各種ステアリングホイールに応じたねじ挿通孔が
形成されているので、第1のリングプレートを各種ステ
アリングホイールに取り付け、第1のリングプレートの
係合ピンを上記のようにリングユニットに係合させるこ
とにより、ボスを交換することなく、この1つのボスに
対し各種ステアリングホイールを取り付けることができ
る。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。
【0008】図1および図2は、種類の異なる第1、第
2のステアリングホイール10、20を示しており、図
3はそのうちの第1のステアリングホイール10とこれ
に対応するボス30、そして本実施例のステアリングホ
イール取付用アタッチメント40を示している。
【0009】各ステアリングホイール10、20は、ホ
イール本体11、21とスポーク12、22とが一体化
された同様の構成であるが、スポーク12、22におけ
る中央のスポーク芯部13、23の円周等分複数箇(こ
の場合6箇所)に形成された複数のねじ挿通孔14、2
4が、数は同じであるもののサークル径R1、R2が異
なっている点で種類が異なっている。
【0010】ボス30は、図示せぬステアリングシャフ
トの先端に固定され、その表面の取付面31には、複数
のねじ孔32が形成されている。この場合のねじ孔32
は、第1のステアリングホイール10の各ねじ挿通孔1
4に一致するよう対応しており、すなわちこれらねじ孔
32のサークル径は、前記R1に設定されている。
【0011】アタッチメント40は、第1のリングプレ
ート51と、第2、第3、第4のリングプレート60、
70、80が同軸的に組まれて構成されるリングユニッ
ト50とからなるもので、第1のリングプレート51は
第1のステアリングホイール10あるいは第2のステア
リングホイール20に、またリングユニット50はボス
30にそれぞれ取り付けられる。
【0012】図4に示すように第1のリングプレート5
1には、第1、第2のねじ孔52、53が、周方向に沿
って、かつ、互いに近接して形成されている。これらね
じ孔52、53は、各ステアリングホイール10、20
の各ねじ挿通孔14、24にそれぞれ一致するよう対応
しており、すなわち第1のねじ孔52のサークル径はR
1、第2のねじ孔53のサークル径はR2に設定されて
いる。第1のリングプレート51の一方の面であって各
ねじ孔52、53の間には、係合ピン54が突出して設
けられている。これら係合ピン54は、基端側が小径部
55とされ、その先端側に小径部55よりも大径の頭部
56が形成されたもので、第1のリングプレート51に
リベット止め等の手段により一体に固着されている。
【0013】この第1のリングプレート51は、係合ピ
ン54が突出していない面を、第1のステアリングホイ
ール10(あるいは第2のステアリングホイール20)
におけるスポーク芯部13(23)の裏面に当て、ねじ
孔52(53)を、一致するねじ挿通孔14(24)に
合わせ、スポーク芯部13(23)の表側からねじ挿通
孔14(24)に通したねじ57をねじ孔52(53)
に締結することによって、第1のステアリングホイール
10(あるいは第2のステアリングホイール20)に着
脱可能に取り付けられる。
【0014】リングユニット50は、第2、第3のリン
グプレート60、70の間に第4のリングプレート80
が周方向に回動可能に挟まれ、第2、第4のリングプレ
ート60、80の外周部における互いに180度ずれた
位置に形成された各一対のねじ挿通孔71、81に通し
たねじ69を、第2のリングプレート60のねじ孔61
にねじ込むことにより、組まれている。そしてリングユ
ニット50全体は、ねじ33によりボス30に取り付け
られる。図5、図6、図7はそれぞれ第2、第3、第4
のリングプレート60、70、80を、また図8、図9
はリングユニット50を示している。
【0015】第2、第3のリングプレート60、70
は、その内径および外径が互いに同寸法で、外径が前記
ボス30の取付面31の外径に一致するよう設定されて
おり、ボス30の各ねじ孔32に一致するよう対応し
て、互いに共通する複数の第1のねじ挿通孔62、72
と、ボス30とは種類が異なり前記第2のステアリング
ホイール20に対応する図示せぬ異種のボスに形成され
ている複数のねじ孔に対応して、互いに共通する複数の
第2のねじ挿通孔63、73と、第1のリングプレート
51の係合ピン54の頭部56が嵌入可能とされ、互い
に共通する複数のピン嵌入孔64、74とが形成されて
いる。これらピン嵌入孔64、74に、第1のリングプ
レート51の係合ピン54が嵌入される。
【0016】第3のリングプレート70の表面における
第1、第2のねじ挿通孔72、73およびピン嵌入孔7
4の周囲には、座ぐり72a、73a、74aがそれぞ
れ形成されている。また、第3のリングプレート70の
裏面には、周方向に沿った溝75が全周にわたって形成
され、この溝75に、第4のリングプレート80が周方
向に摺動可能に収納されている。
【0017】第4のリングプレート80の表面(第3の
リングプレート70側の面)の外周部であって互いに1
80度ずれた位置には、ストッパピン89が突出して設
けられ、これらストッパピン89は、第3のリングプレ
ート70の裏面の外周部であって互いに180度ずれた
位置に形成された一対の戻しばね収納凹所76に嵌入さ
れている。これら戻しばね収納凹所76は周方向に沿っ
た長孔であり、ここに収納された戻しばね77によって
第4のリングプレート80は、図8、図9において反時
計回り方向に常に付勢されている。
【0018】ここで第4のリングプレート80において
は、常に戻しばね77によって付勢されストッパピン8
9が戻しばね収納凹所76の一端に当たって停止してい
る状態をロック位置(図9)、第4のリングプレート8
0を戻しばねに抗して時計回りに回動し停止した位置を
セット位置(図8)とされる。第4のリングプレート8
0の前記一対のねじ挿通孔81は、第4のリングプレー
ト80の回動を許容するため周方向に沿った長孔となっ
ている。
【0019】第4のリングプレート80には、ロック位
置からセット位置までの回動がねじ33に阻止されない
よう長孔状に形成された第1、第2のねじ挿通孔82、
83がそれぞれ形成されている。これらピン嵌入孔8
2、83は、図7において反時計回り方向側が第1のね
じ挿通孔82、他方が第2のねじ挿通孔83で、一端ど
うしが連続した状態となっている。
【0020】連続する各第1、第2のねじ挿通孔82、
83…の間には、前記係合ピン54の頭部56が嵌入可
能とされる頭部孔84と、この頭部孔84に連続し、図
7において時計回り方向に延び係合ピン54の小径部5
5のみの嵌入を許容する長孔状の小径部孔85とからな
るロック孔86が形成されている。これらロック孔86
は、第2、第3のリングプレート60、70の各ピン嵌
入孔64、74に対して第4のリングプレート80がセ
ット位置にあるとき頭部孔84が一致し、ロック位置に
あるとき小径部孔85が一致するようになっている。
【0021】第3、第4のリングプレートの外周部に
は、ロック機構90を構成するロック片78、88がそ
れぞれ一体に形成されている。これらロック片78、8
8は、同一寸法の台形状で径方向に延びている。第3の
リングプレート70のロック片78は、その厚さが溝7
5の形成された部分と同一で表面側が面一となって溝7
5はロック片78の部分で径方向に開口しており、さら
に、ロック片78の基端部の一方の側(図6で時計回り
方向側)に、溝75に連続する開口部79が形成されて
いる。第4のリングプレート80のロック片88には、
径方向に摺動可能で図示せぬばねにより常に径方向内側
に向かって付勢されるつまみ87が設けられている。
【0022】そして、第4のリングプレート80がロッ
ク位置にあるときには、つまみ87がその位置で不動状
態となり、つまみ87をばねに抗して径方向外方に引っ
張った状態でこのつまみ87により第4のリングプレー
ト80をセット位置まで回動させた後つまみ87を離す
と、つまみ87がばねにより第3のリングプレート70
の開口部79に嵌まってそこで不動状態となるよう構成
されている。すなわち第4のリングプレート80は、ロ
ック位置およびセット位置の2位置において、各ロック
片78、88およびつまみ87によりそれら位置で動か
ぬように設定されるわけである。
【0023】以上が本実施例のアタッチメント40であ
り、このアタッチメント40によって1つのボス30に
対し2種類のステアリングホイール10、20を取り付
けることができる。
【0024】まず、図9に示すように第2、第3、第4
のリングプレート60、70、80によりリングユニッ
ト50を組み、このリングユニット50を、ボス30に
取り付ける。すなわち、第2のリングプレート60をボ
ス30の取付面31に当て、各第1のねじ挿通孔62、
72、82をねじ孔32に合わせ、第3のリングプレー
ト70の表側からそれらねじ挿通孔62、72、82に
通したねじ33をねじ孔32に締結する。ねじ33は皿
ねじで、その頭部は第3のリングプレート70の第1の
ねじ挿通孔72の座ぐり72a内に埋まる。一方、第1
のリングプレート51を、前述の如く第1のステアリン
グホイール10に取り付ける。
【0025】続いて、図8に示すように、リングユニッ
ト50の第4のリングプレート80をセット位置まで回
動して、ロック孔86の頭部孔84が第2、第3のリン
グプレート60、70のピン嵌入孔64、74に一致し
た状態としてから、第1のリングプレート51が取り付
けられた第1のステアリングホイール10を持って各係
合ピン54をピン嵌入孔64、ロック孔86の頭部孔8
4、ピン嵌入孔74に嵌入する。この状態で、第1のリ
ングプレート51の表面が第3のリングプレート70の
表面に密着し、係合ピン54の頭部56は第2のリング
プレート60のピン嵌入孔64に嵌まり、小径部55は
第3、第4のリングプレート70、80のピン嵌入孔7
4およびロック孔86の頭部孔84を通っている。
【0026】次に、ロック機構90のつまみ87を引っ
張った状態で、つまりロック機構90を解除した状態で
第4のリングプレート80をロック位置まで回動する。
すると図9に示すように、第4のリングプレート80の
ロック孔86の小径部孔85が、係合ピン54の小径部
55に嵌まり、ロック機構90によりその状態が固定さ
れる。このロック位置において、第1のリングプレート
51の係合ピン54の頭部56が、第4のリングプレー
ト80のロック孔86の小径部孔85から抜け出ること
が不能で第4のリングプレート80に押さえられ、これ
によって第1のステアリングホイール10はボス30に
脱落不能とされて一体に取り付けられた状態になる。
【0027】さて、次に第2のステアリングホイール2
0をボス30に取り付ける手順を説明する。まず、第1
のステアリングホイール10をボス30から取り外さな
ければならないが、それには、ロック機構90を解除し
て第4のリングプレート80をセット位置にし、ロック
孔86の頭部孔84を第2、第3のリングプレート6
0、70のピン嵌入孔64、74に一致させ、係合ピン
54の頭部56を、各ピン嵌入孔64、74および頭部
孔84から抜くことにより、ボス30から第1のステア
リングホイール20を取り外す。また、第1のリングプ
レート60を第1のステアリングホイール10から取り
外し、第2のステアリングホイール20のスポーク芯部
23の裏面に、第1のリングプレート10を、ねじ挿通
孔24を利用してねじ57により取り付ける。
【0028】次いで、上記と同様の要領で、第4のリン
グプレート80をセット位置にした状態から、第2のス
テアリングホイール20を持って第1のリングプレート
51の各係合ピン54を、ピン嵌入孔74、ロック孔8
6の頭部孔84、ピン嵌入孔64に嵌入し、この後、第
4のリングプレート80をロック位置に回動させ、その
状態をロック機構90により固定する。
【0029】また、本実施例のアタッチメント40によ
れば、上記ボス30とは異種の、第2のステアリングホ
イール20に対応するボスに対して、第2のステアリン
グホイール20はもちろんのこと、第1のステアリング
ホイール10を取り付けることができる。そのために
は、第1のリングプレート51を、ねじ挿通孔24を利
用して第2のステアリングホイール20に取り付け、ま
た、リングユニット50を、各第2のねじ挿通孔63、
73、83を利用してそのボスに取り付ければよい。
【0030】上記アタッチメント40によれば、1つの
ボス30に対し異種のステアリングホイール10、20
を取り付けることができる。したがって、各ステアリン
グホイール10、20ごとに、それに対応するボスに交
換する必要がなく、このアタッチメント40のリングユ
ニット50を常にステアリングシャフトに固定してお
き、第1のリングプレート51を、第1あるいは第2の
ねじ孔52、53を利用して、取り付けたい第1あるい
は第2のステアリングホイール10(20)に取り付け
ればよいわけである。
【0031】また、第1のリングプレート51の複数の
係合ピン54をリングユニット50に嵌める構造である
ことから、強度的に充分なものが得られ、さらにロック
機構90により抜け止めが完全になされるので安全であ
る。さらに、第1〜第4の複数(この場合4枚)のリン
グプレート51、60、70、80を重ねて構成される
ことにより全体として薄いものにできるので、ステアリ
ングホイールが運転者側にせり出す量が極力抑えられ、
運転者に違和感を与えない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のステアリ
ングホイール取付用アタッチメントによれば、ねじ挿通
孔のサークル径が異なる各種ステアリングホイールに応
じたねじ挿通孔が形成された第1のリングプレートを各
種ステアリングホイールに取り付け第1のリングプレー
トの係合ピンをリングユニットに係合させることによっ
て、ボスを交換することなく、この1つのボスに対し各
種ステアリングホイールを取り付けることができる。ま
た、第1のリングプレートの複数の係合ピンをリングユ
ニットに係合させる構造であるから、強度的に充分なも
のが得られ、さらにロック機構により抜け止めが完全に
なされるので安全である。さらに、第1〜第4の複数の
リングプレートを重ねて構成されることにより全体とし
て薄いものにできるので、ステアリングホイールが運転
者側にせり出す量をが極力抑えられ運転者に違和感を与
えない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1のステアリングホイールの正面図である。
【図2】第2のステアリングホイールの正面図である。
【図3】本発明の一実施例のアタッチメントにより第1
のステアリングホイールをボスに取り付ける状態を示す
斜視分解図である。
【図4】第1のリングプレートの平面図および側面図で
ある。
【図5】第2のリングプレートの平面図および側面図で
ある。
【図6】第3のリングプレートの平面図および側面図で
ある。
【図7】第4のリングプレートの平面図および側面図で
ある。
【図8】第4のリングプレートがセット位置にある状態
のリングユニットの平面図である。
【図9】第4のリングプレートがロック位置にある状態
のリングユニットの平面図である。
【符号の説明】
10…第1のステアリングホイール、13…第1のステ
アリングホイールのスポーク芯部、14…第1のねじ挿
通孔、20…第2のステアリングホイール、23…第2
のステアリングホイールのスポーク芯部、24…第2の
ねじ挿通孔、30…ボス、31…ボスの取付面、32…
ボスのねじ孔、51…第1のリングプレート、52…第
1のリングプレートの第1のねじ孔、53…第1のリン
グプレートの第2のねじ孔、54…係合ピン、55…小
径部、56…頭部、60…第2のリングプレート、62
…第2のリングプレートの第1のねじ挿通孔、63…第
2のリングプレートの第2の挿通孔、64…第2のリン
グプレートのピン嵌入孔、70…第3のリングプレー
ト、72…第3のリングプレートの第1のねじ挿通孔、
73…第3のリングプレートの第2のねじ挿通孔、74
…第3のリングプレートのピン嵌入孔、80…第4のリ
ングプレート、82…第4のリングプレートの第1のね
じ挿通孔、83…第4のリングプレートの第2のねじ挿
通孔、84…頭部孔、85…小径部孔、86…ロック孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングシャフトに固定されるボス
    の取付面に同心円的に形成された複数のねじ孔に対応し
    て、ステアリングホイールのスポーク芯部に複数のねじ
    挿通孔が形成され、これらねじ挿通孔に通したねじをボ
    スのねじ孔に締結して、ステアリングホイールをボスに
    取り付ける構造にあたり、 前記スポーク芯部に形成された複数のねじ挿通孔のサー
    クル径が前記ステアリングホイールと異なっている異種
    のステアリングホイールを、前記ボスに取り付けるため
    のアタッチメントであって、 前記各種のステアリングホイールのスポーク芯部にそれ
    ぞれ形成された互いにサークル径の異なるねじ挿通孔に
    対応する複数のねじ孔が形成され、スポーク芯部の裏面
    に、スポーク芯部のねじ挿通孔に通したねじをねじ孔に
    締結することにより着脱可能に取り付けられるととも
    に、その取付状態で、スポーク芯部の裏面方向に突出
    し、小径部の先端側に小径部よりも大径の頭部が形成さ
    れた係合ピンが複数設けられた第1のリングプレート
    と、 前記ボスの取付面に対し、この取付面のねじ孔に締結さ
    れるねじにより取り付けられるリングユニットとからな
    り、 リングユニットは、 前記ボスの取付面に当接される第2のリングプレート
    と、この第2のリングプレートの上に同軸的に重ねられ
    る第3のリングプレートと、これら第2、第3のリング
    プレートの間に挟まれ周方向に回動可能に介装される第
    4のリングプレートとが組まれてなり、 第2、第3のリングプレートには、前記ボスのねじ孔に
    対応して互いに共通するねじ挿通孔がそれぞれ形成され
    ているとともに、前記係合ピンの頭部が嵌入するピン嵌
    入孔が形成されており、 第4のリングプレートには、前記係合ピンの頭部が嵌入
    される頭部孔と、この頭部孔から連続して第4のリング
    プレートの回動方向に延び、係合ピンの小径部のみが嵌
    入される小径部孔とからなるロック孔が形成されるとと
    もに、前記ボスに締結されるねじが通されて自身の回動
    を許容する長孔状のねじ挿通孔が形成され、 さらに、第4のリングプレートにおけるロック孔の頭部
    孔が第2および第3のリングプレートのピン嵌入孔に一
    致したセット位置、およびロック孔の小径部孔が第2お
    よび第3のリングプレートのピン嵌入孔に一致したロッ
    ク位置の2位置において、回動を停止させるロック機構
    が設けられていることを特徴とするステアリングホイー
    ル取付用アタッチメント。
JP5027023A 1993-02-16 1993-02-16 ステアリングホイール取付用アタッチメント Pending JPH06239243A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5027023A JPH06239243A (ja) 1993-02-16 1993-02-16 ステアリングホイール取付用アタッチメント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5027023A JPH06239243A (ja) 1993-02-16 1993-02-16 ステアリングホイール取付用アタッチメント

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06239243A true JPH06239243A (ja) 1994-08-30

Family

ID=12209491

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5027023A Pending JPH06239243A (ja) 1993-02-16 1993-02-16 ステアリングホイール取付用アタッチメント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06239243A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5855451A (en) * 1997-04-21 1999-01-05 General Motors Corporation Coupling between steering wheel and steering shaft
WO2019062478A1 (zh) * 2017-09-28 2019-04-04 杨春洪 一种汽车方向盘结构
US10453625B2 (en) 2017-11-08 2019-10-22 Works Bell Inc. Switch attachment member
DE102020116454A1 (de) 2020-06-23 2021-12-23 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Lenkübertragungsanordnung für ein Kraftfahrzeug sowie Lenkanordnung

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50138534A (ja) * 1974-04-23 1975-11-05
JPS5297377U (ja) * 1975-12-17 1977-07-21
JPS54118973U (ja) * 1978-02-10 1979-08-20
JPS55139958U (ja) * 1979-03-27 1980-10-06
JPS6227874U (ja) * 1985-08-05 1987-02-20
JPH0265671U (ja) * 1988-11-08 1990-05-17
JPH0240823Y2 (ja) * 1985-07-31 1990-10-31

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50138534A (ja) * 1974-04-23 1975-11-05
JPS5297377U (ja) * 1975-12-17 1977-07-21
JPS54118973U (ja) * 1978-02-10 1979-08-20
JPS55139958U (ja) * 1979-03-27 1980-10-06
JPH0240823Y2 (ja) * 1985-07-31 1990-10-31
JPS6227874U (ja) * 1985-08-05 1987-02-20
JPH0265671U (ja) * 1988-11-08 1990-05-17

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5855451A (en) * 1997-04-21 1999-01-05 General Motors Corporation Coupling between steering wheel and steering shaft
WO2019062478A1 (zh) * 2017-09-28 2019-04-04 杨春洪 一种汽车方向盘结构
US10453625B2 (en) 2017-11-08 2019-10-22 Works Bell Inc. Switch attachment member
DE102020116454A1 (de) 2020-06-23 2021-12-23 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Lenkübertragungsanordnung für ein Kraftfahrzeug sowie Lenkanordnung

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5067758A (en) Lock handle assembly with limited angular movement
US7266901B2 (en) Multiple-bolt insertion tool
US7150502B2 (en) Reclining seat
US4718127A (en) Helmet visor with locking hinge assemble
US6209368B1 (en) Combination lock
US4900095A (en) Miniature vehicle wheel mounts
GB2078896A (en) Locking arrangement for nuts
US20100019515A1 (en) Resilient device for door handle and knob
JPH06239243A (ja) ステアリングホイール取付用アタッチメント
US20060156770A1 (en) Restraining plate cooperating with a locking/unlocking control bar for use in a door lock mechanism
US3513673A (en) Wheel lock
CN108349566B (zh) 自行车快速释放机构的锁定装置
US5575164A (en) Combination lock
US20060238019A1 (en) Brakable wheel hub device
GB2394263A (en) Vehicle wheel nut locking assembly
US20200254814A1 (en) Interchangeable hub system for bicycle
EP1518717B1 (en) Wheel having detachably securing spokes
US3679039A (en) Ribbon spool
TWI555902B (zh) Lock and key
JP2000302395A (ja) フォークリフトのフォーク固定装置
US20210146870A1 (en) Steering wheel
JP3095131B2 (ja) キャスタ
JP4858423B2 (ja) 車両用電球ソケット
US1123713A (en) Hub for demountable wheels.
JP2551776Y2 (ja) ステアリングコラムカバー

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950516