JPH06238012A - 有酸素抵抗運動装具 - Google Patents

有酸素抵抗運動装具

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JPH06238012A
JPH06238012A JP1432893A JP1432893A JPH06238012A JP H06238012 A JPH06238012 A JP H06238012A JP 1432893 A JP1432893 A JP 1432893A JP 1432893 A JP1432893 A JP 1432893A JP H06238012 A JPH06238012 A JP H06238012A
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brace
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shoes
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JP1432893A
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William T Wilkinson
ウィリアム、ティ、ウィルキンソン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動作運動を有効に填補する有酸素抵抗運動装
具を提供する。 【構成】 本発明の有酸素抵抗運動装具(30)は、体に着
用される衣類手段(48)を、手または足に着用されるアン
カー部材(12,20) と共に有する。連結部材(32,34,36,3
8,39)が衣類手段とアンカー部材とに接続される。この
連結部材は、好ましくは弾性材料により構成され、これ
により動作運動における腕または脚の動きの間に抵抗を
与えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有酸素抵抗運動装具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、精密でかつ強度変化可能である便
利な低衝撃性有酸素運動に関する要求が高まってきてい
る。一般に種々の有酸素運動は、腕および脚部の動作を
含むものであった。有酸素運動は、より早いペースで運
動すること、より長持間運動すること、並びに、手また
は体につけた重り(ウェイト)を使用しおよび腕用の抵
抗バンドないしコードを使用して運動しながらより活発
に体、腕および/または脚を動かすことに分類される。
主たる有酸素動作運動が、主たる運動プログラムに関係
しながら腕および/または脚部の通常の動きの間に抵抗
が出現される填補的な運動によって、高められることが
できれば望ましいものである。
【0003】ステフェン アイ ブロックに対して発せ
られた米国特許中に記載されるように、使用者の腰部回
りに装着されるベルトの形態を有し、かつこのベルトに
一端部が装着され他端部が使用者の手によって保持され
る弾性コードを備えてなる運動用具を提供することが提
唱されている。さらに装着者が動いた場合はいつでも練
習運動[workout] を提供する長く薄いゴムバンドで組ま
れた装具を提供することも提唱されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記要求を
満たす方法において、主たる有酸素動作運動を填補する
有酸素抵抗運動装具を提供することを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決しようとするための手段】本発明の1つの
好ましい実施態様によれば、有酸素抵抗運動装具は、体
に着用される衣類手段を有する。手袋または靴のような
アンカー部材が手または足に着用される。好ましくは弾
性コードである連結部材が衣類手段とグローブおよび/
または靴とを接続する。
【0006】本発明は、数多くのバリエーションで実施
可能である。例えば、連結部材は弾性材料である必要は
ない。抵抗は、衣類手段のいくつかの部位が弾性を有す
ることによっても提供されることができるものである。
衣類手段は完全なボデースーツであることも、あるいは
ハーネスあるいはメッシュ式ベストのような部分的衣類
手段であることも可能である。コードは、腕および脚へ
と同様に、例えば腰、肩および背中などの種々の部位へ
と接続可能である。
【0007】本発明のさらに別の態様において、完全な
ボデースーツは弾性部位を有して提供され得、また該ス
ーツの腕または脚部位は、手および足がアンカー部材と
してなお機能するように、手によって保持できるあるい
は脚回りに配置できる調節可能なストラップが末端とな
り得る。
【0008】
【作用および実施例】該して、本発明は特別に設計され
たボデースーツを提供するものであり、ウェブ[web] ま
たは弾性コードのシステムが、このスーツ上に装着され
る、このスーツ上に接続される、あるいはこれに挿入さ
れるものである。アンカー部材は、主たる運動が実行さ
れている際に起きる動作の間に抵抗を提供するように、
ボデースーツの弾性部位の末端をつなぎ止めるために、
手あるいは足のような四肢末端において提供される。一
緒に機能するこれら種々の部材は1つの衣類を形成し、
この衣類は、例えば次のような方法において主たる運動
を助長することができるものである: 1.動作に対する抵抗が生じるように、1ないしそれ以
上の弾性コードが該スーツへと接続され得る; 2.該コードは、上半身、下半身あるいは全身運動がな
されるように該スーツの種々の部位へと接続され得る; 3.該コードは、人々のすべてのサイズに適合するよう
に調整可能な長さあるいは固定された長さであり得る; 4.該コードは、種々のレベルの練習運動を与えること
ができるおよび種々の体力の人々に適したものとなるよ
うに、種々の張力/抵抗のものであり得る; 5.該スーツは、腕部運動のためのコードを固定するた
めの常置あるいは着脱自在な手袋を有し得る; 6.該スーツは、身体の種々の部位への抵抗のためにお
よび種々のスポーツないし動作のために弾性コードを位
置させるガイド/ループを有することができる; 7.
該ガイドは、常置あるいは着脱自在のものであり得る; 8.該スーツは、腰の周りに特別なガイドベルトを有し
得る; 9.該ガイドは、任意の場所に位置し得るが、好ましく
は腕、手首、肩、胸、腰、脚、膝、背中および足首に位
置し得る; 10.該スーツの脚部は足のためのあぶみ[stirrup] を
有し得る、または、該コードは、スパッツまたはループ
によって、あるいは、例えば、クリップ、はと目もしく
はループをコード接続位置に有することによるようなコ
ードを接続するための空間を有する特別に設計された靴
によって、靴の上に接続し得る; 11.該スーツは、腕を体に接続する、腕を腕に接続す
るまたは脚同士を接続するパネルまたは弾性ウェブを有
し得る; 12.該ガイドは、弾性コードの滑り摩擦および圧力か
ら絶縁するための、詰物をされた裏張りを有し得る; 13.該弾性コードは、体の前面、背面または側面にお
いて走行し得る; 14.該弾性コードの数、長さ、強度あるいは位置を変
えることによって、使用者は個々の好みに抵抗を調整し
得、また“ある特定のスポーツ、運動ないし動作のため
のスーツ”に調子を合わせることができる; 15.該ガイドは、コード接続のためのはと目または孔
部を有し得る。
【0009】該して、抵抗装具は、ガイドあるいはルー
プおよび、着脱自在に弾性コードを装着するためのクリ
ップ、はと目、ホックのような着脱自在な留め具 [fast
ener] のある形態のものを有するスーツを含むものであ
る。さらに必要に応じて、コードのいくつかを手につな
ぎ留めるために手袋が供給され得る。同様に、別のコー
ドが靴へと着脱自在に接続され得る。弾性コードの調整
可能な長さは、該コードをスーツ、手袋または靴に接続
する手段と共に、強度を変更するためのものである。
【0010】本発明の好ましい実施態様において、該コ
ードは、頭部から足部へかけて見た場合に、両側に鏡像
様式において(左右対称に)配置されている。
【0011】コードが足につなぎ留められる本発明の実
施においては、適当な履物を使用することが望ましい。
該コードは、3つの基本的な方法において該履物へと接
続され得る。1つの方法においては、接続は、弾性コー
ドあるいはスーツ脚部がしっかり留められ得るはと目、
ループあるいはホックなどのような留め具を有する靴を
用いて、直接履物になされる。代替的方法は、靴ないし
履物の周り配置されたスパッツあるいはループによって
靴上部にコードを留めることである。第三に挙げられる
代替的方法は、ループまたはあぶみを用いて靴ないし履
物の内側において足周りにコードを挿入することであ
る。
【0012】係止位置として手を用いて本発明を実施す
る場合において、種々の変更態様が使用可能である。1
つの変更態様において、コードないしスーツの腕部は、
弾性コードあるいはスーツ腕部がしっかり留められ得る
はと目、ループあるいはホックなどのような留め具を有
する手袋に直接的に接続可能である。代替的方法におい
ては、手袋あるいは手袋の指部位の周りにめぐらされた
ループにより手袋の上部に該コードあるいはスーツ腕部
を配置される。さらに別の代替的方法においては、コー
ドあるいは腕部ループ上に着用される手袋により、手上
部にコードあるいは腕部ループが配置される。
【0013】本発明の好ましい実施においては、コード
あるいはスーツ腕部/脚部を手袋、手、靴または足に着
脱自在にしっかり留めることを都合よくなし得る留め具
が使用される。好ましい留め具には、ホック、クリッ
プ、ストラップ/バックル、スナップ、ベルクロ、バン
ド、ループおよびはと目が含まれる。このような留め具
は、弾性体であり得るが、可撓性/抵抗をコードあるい
はスーツの長さおよび/または強度によってのみ可変な
ものと限定するために、非弾性体であることが望まし
い。留め具は、調整可能なものであり得るが、同様に抵
抗を弾性コードあるいはスーツによってのみ可変なもの
と限定するために、調節できないものとすることが望ま
しい。
【0014】弾性コードが用いられる場合、該コードは
衣類手段ないしはスーツの外側部位に接続され得る。あ
るいはまた、該コードはスーツの下に着用されるベスト
またはハーネスに接続され得る。さらに別の態様は、コ
ードをスーツそれ自身の内部に位置させるものであり、
例えば、多層スーツの層間にコードを位置させるこ
と、、あるいは四肢末端へつなぎ留められたスーツが弾
性部位を有することなどである。
【0015】本発明の実施に関して「コード」なる用語
が用いられる場合、このような用語はその最も広義なも
のとして使用され、そして円形断面のコードのみなら
ず、平たいタイプのコードやストリップも含むものであ
ることが、理解されるべきである。。
【0016】同様に本発明が靴ないし履物に言及された
場合、一般的なシューズ類、スニーカー類、ローカット
またはハイトップ類、ならびに、アイススケート類、ロ
ーラースケート類、ローラーブレード類またはクリート
[cleat] を有するシューズ類を含む任意の適当な履物が
使用可能である。後ろの方に述べたような、特殊な履物
は、本発明の抵抗装具の使用によって運動を補充するこ
とが望まれる特定の主たる有酸素運動において日常的に
使用されるであろう。
【0017】図1は本発明の基本的な実施態様を図示す
るものであり、複数の弾性コード10が手および足の上
のアンカー部材へとしっかり留められている。図示する
ように、例えば、靴12は、相互に離間された複数のル
ープ14を有するものとされ、1つの選択されたループ
14へコード10の一端が接続される。この相互離間さ
れた複数のループを備えることは、コード10からもた
らされる抵抗について、選択性を提供する。コード10
の他端は、手袋20のそで口(カフス)部18上の1つ
の選択されたループ16へ接続される。
【0018】図2〜3は、図1のものよりも本発明の構
想のより多くを用いた有酸素抵抗運動装具30を図示す
るものである。図2〜3に示すように、靴12は、種々
のコード32,34,36,38,39,40,42,
44,46が接続される複数のループ14を含むもので
ある。装具48は、一連のループないしガイド群52を
有するベルト50を備えた全身ボデースーツの形態であ
る。図3に示すようにベルト50は長さを調節可能であ
る。必要に応じて、トンネルないしガイド54が胸部に
おいて与えられ、同時に肩部は、一方の肩上の一連のル
ープまたは留め具56および他方の肩上の一連のループ
または留め具58を有する補強ストリップを含むものと
される。装具の背面はトンネルまたはガイド60および
付加的なループ56,58を含むものである。そで口部
あるいは補強バンドは、ループ59を有して肩部の近傍
に設けられる。装具48は、背中に沿ったジッパーの配
備によるというような、適当な方法によって、取付けら
れる。
【0019】図2〜3に示されるように、種々の筋肉を
発達させるための種々の異なる抵抗を提供するように、
種々のコードが適当な方法において取付けられる。例え
ば、コード32は一端において一方の靴12につなぎ留
められ、ベルト50上のループ52を通り、手袋20の
ループ18に他端がつなぎ留められている。コード34
は、一方の靴12に一端がつなぎ留められ、ベルト50
上のループ52を通り、肩のループ56に他端がつなぎ
留められている。同様に、コード36は反対側の靴12
に一端がつなぎ留められ、ベルト50上のループを通
り、肩のループ58に上端がつなぎ留められている。さ
らに別のコード38は、一方の靴12につなぎ留めら
れ、ベルト50上のループを通り、他端において手袋2
0につなぎ留められている。図3に示すように、コード
40,46は靴12につなぎ留められ、そして各々の肩
のループ58,59に接続されている。コード42は一
端において一方の靴12につなぎ留められ、ベルト50
のループを通り、他端において他方の靴12につなぎ留
められている。コード44は、それぞれの端部が手袋2
0上のループにつなぎ留められ、そして肩の近くのルー
プ59を通り、トンネルないしはガイド60を通ること
によって、一方の手から他方の手へと延ばされている。
手袋へとつなぎ留められるコード39および44は、両
肩部を横切る有効な引張力を提供する。
【0020】図4は、一対のコード10が、各々の靴1
2につなぎ留められ、ベルト50上のループを通り、使
用者の胸において十文字に交差し、そしてそれぞれの肩
のループ56,58につなぎ留められている態様を図示
するものである。
【0021】図5は、一体型(ワンピース)ボデースー
ツ64が統合された履物部66および統合された手袋部
68を含む本発明の態様を図示するものである。図示す
るように、複数のコード70,72,74,76,78
が設けられている。これらのコードは常置的に、足位置
80、肩位置82および手位置84につなぎ留められて
いる。これらのコードはまたトンネルないしガイド8
6,88を通って配置されている。
【0022】図6は、衣類手段90が、メッシュないし
はスパッデックス系素材のような弾性ないし伸長可能な
素材で形成されている本発明の態様を図示するものであ
る。グローブ20には、非弾性コード92がそれぞれの
端部でつなぎ留められており、この非弾性コードは、ガ
イドないしトンネル94を通って延ばされている。第2
の非弾性コード96は、その両端においてベルト50へ
とつなぎ留められ、そして前記非弾性コード92におけ
ると同じガイド94を通っている。
【0023】図7は、下半身装具ないしパンツ100
が、切離されたないしは一体となった靴102、および
ベルト50を備えてなるさらに別の態様を図示するもの
である。コード104は一端部において靴102に、ま
た他端部においてベルト50につなぎ留められている。
【0024】図8はハンドグリップ106が手袋の代わ
りないし手袋の真下に用いられる本発明の態様を図示す
るものである。ハンドグリップ106は、例えば、図示
するような様式において指の周りに保持される革製スト
ラップであり得る。ハンドグリップ106は一連のルー
プ108を含むものであり、このループ108は、コー
ド112がループ108によって与えられる任意の位置
でハンドグリップ106に着脱自在にしっかりと留めら
れることができるように、コード112に接続される一
般的スプリング留め具110を有している。
【0025】図9は手袋114が複数のループ108を
有し、そして手首位置においてベルクロファスナーによ
り調節可能に接続される態様を図示するものである。
【0026】図10は、靴、手袋、ベルト等に用いられ
るクリップ式留め具の一般的な形態を示すものであり、
該留め具は、アンカー部材へ常置的に接続されたループ
118を、該ループ118に常置的に接続されたハウジ
ング120と共に含むものである。スプリングピン12
2が、ハウジング120において設けられており、この
スプリングピン122は、コネクター128における舌
部126の穴124へとつなぎ留められるためのもので
あり、さらにこのコネクター128は、このコネクター
128に常置的に接続されたループ132にしっかりと
留められるコード130を有するものとなる。
【0027】図11は、通路138を有するハウジング
を用いることによって、コード134の長さを調節可能
とする態様を示すものであり、コード134は、固定さ
れたループ142を通る適当な大きさの環部を形成する
突出部位140を有するように、前記通路138を通っ
て延長されている。カム部材144が適所において公知
の方法によりコード134をロックする。
【0028】図12〜14は、本発明の実施において利
用可能な種々のタイプの履物を示すものである。図12
は一連のループないしはと目148を有する靴146の
一形態を図示するものであり、コードは該ループないし
はと目148へと留められる。あるいはまた、ループは
タブ149へと留められ得る。靴146は調整可能なス
トラップ150などのような適当な方法によって足へと
取付けられる。
【0029】図13は、スパッツないしバンド152が
靴154の周りに配置されてなる態様を図示するもので
あり、このスパッツないしバンド152はコードの取付
けのための固定用ループ156をそれ自身が有してい
る。
【0030】図14は、本発明がどのように特殊な運動
用履物を用いることができるかを例示するものである。
図示するように、靴158は、ローラーブレード型運動
において使用されるローラーブレード160を含むもの
である。一連のループ162がコードの接続のために設
けられている。同様に、靴としては、アイススケート、
ローラースケート、スパイク、クリートあるいは特定の
運動のために用いられる特殊な形態のその他の任意の靴
ないし履物を含むものである。
【0031】図15は、ハーネス164がループ取付け
のための衣類手段として用いられる本発明のさらに別の
態様を図示するものである。図示するように、ハーネス
164は、体の周りにぴったりと適合させるための複数
のストラップ166を含むものである。加えて、ベルト
部位168並びに装着感をよくするために詰物をされた
肩部位170を備えている。ベルト168および肩部位
170は、前記したようなループあるいはその他の留め
具172,174を含むものである。ハーネス164
は、スーツ、スウェットシャツなどのような運動着の上
に直接装着することも、あるいは、前記したような手お
よび/または足をつなぎ留めるために外方へ延長された
コードを有する装具のすぐ下に着用することもできる。
また、ハーネス164を、多層スーツの層間に位置させ
ることも可能である。
【0032】図16〜18は、ワンピーススーツ176
を含む本発明のさらに別の実施形態を図示するものであ
る。スーツ176は、該スーツの真下あるいは直上に装
着され得る弾性コードを含むが、好ましくは、コード1
78は、図17に図示するように、個々の層180,1
82の間に配置されることによってスーツの内部に形成
されることがのぞましい。スーツ176は、長い薄肉の
ゴムバンドを内包している従来の抵抗スーツとは異なっ
ており、四肢末端部位にアンカー部材を含むものであ
る。例えば、図16は、足または靴188のまわりにぴ
ったりと適合させたループないしバンド186へしっか
りと留められたコード184を含むための、スーツ17
6の脚部末端を図示するものである。同様に、スーツ1
76の腕部末端は、図8に図示されたものと同様の様式
において指の周りに配置されたループ191へとつなぎ
留められたコード190を含むものである。図18はス
ーツ176の腕部の別の接続形態を図示するものであ
り、ここにおいては、一端部においてスーツ176のそ
で口部位204に位置202で常置的に固定され、かつ
他端部に、手袋194のバンドないしそで口192にあ
るループ200を通ってしっかりと留められるフック状
端部198を有している非弾性コネクター196が用い
られている。
【0033】図16の態様は、全身スーツ176が腕お
よび脚部の先端に大きさ調整可能なループを含むことで
実施可能である。加えて、全身スーツ176のためのア
ンカー部材は、手袋または靴であってこれらに接続され
るコード178を有するものを含み得、あるいは一体化
された手袋または靴を含み得る。図16に示すように、
コードはスーツ176の本体部並びに腕および脚部全体
にわたり延長されている。
【0034】図19は、全身ボデースーツ210が弾性
材料により作製されており、これゆえボデースーツにお
いて弾性コードないしストリップを有する必要のないも
のである、本発明のさらに別の態様を図示するものであ
る。図19に示すように、腕部の先端におけるそで口2
12は、そこに取付けられたループないしストラップ2
14を有しており、このループないしストラップ214
は手の周りを巻き包むものである。ストラップ214
は、適当な寸法を与えるようにベルクロファスナーを包
含するといった手段により、長さ調節可能なものとして
作製され得、これにより手部における有効な係止を保証
することができる。同様に、足首部は脚部の末端にバン
ド216を含み、このバンドは同様にストラップないし
ループ218を含むものであり、さらにこのストラップ
ないしループ218は、使用者の靴ないし足の周りを巻
き包むための長さにおける調整を可能とするという思慮
において、前記ストラップないしループ214と同様の
ものであり得る。
【0035】図20はハーネス220が全身ハーネスで
ある以外は、図15と同様な態様を示すものであり、こ
のハーネス220は、胸、腰および大腿部において適当
に配置された水平ストラップ、ならびにこれと相互に結
合された垂直ストラップ224を有し、かつ詰物をされ
た肩部226を有するものである。この全身ハーネス2
20は、図15に示すハーネスと同様に、弾性コードを
手および足ならびにハーネスの他の部位にしっかり留め
るためのループないし留め具をも含み得るものである。
例えば、図20はコード230により接続されたループ
ないしストラップ228を図示するものであり、このル
ープ228は使用者の足を周って延長されている。
【0036】本発明の利点、特に、種々のコネクターが
ボデースーツの種々の場所に配されると、特定の運動を
高めることが望まれる際に、弾性コードを使用者が選択
的に位置させることが可能であるということが理解され
るべきである。これゆえ、例えば、図5に関して、コー
ドを適当に留めることによって、同じ用具を用いて、上
半身のみの運動、下半身のみの運動あるいは全身運動を
行なうことが可能となる。
【0037】本発明の各種の態様は、この点によって、
図1に示す手首および腕バンドとこれらを相互に接続す
るコードを有する態様あるいは図19に示す腕および足
のループを有する全身弾性スーツの態様などのような非
常に単純な基本的形態から、運動部におけるより以上の
多様性を与えるより複雑な形態までの範囲にわたるもの
である。この多様性は、弾性コードの選択的接続のため
に種々の部位に適当に位置された複数のコネクターを有
し、これにより使用者の必要性と希望に従い種々の異な
る抵抗運動を与えるために使用することを同一構造体に
許容することとなる装具によって達成される。
【0038】本発明が履物または手袋の形態である四肢
アンカー部材を用いて好適に実施され得るものである
が、本発明はまた足首バンドまたは手首バンドの使用に
よっても広範に実施可能であることが理解されるべきで
ある。しかしながら、このような足首バンドまたは手首
バンドは、好ましいものとは言い難いものである。これ
は、靴または手袋の使用によって、あるいは手または足
の上にぴったりと取付けられたハンドバンドあるいはス
パッツの使用によって本発明を実施した場合には回避で
きる、脚または腕における幾らかの滑り上下動(ズレ)
が発生しやすいためである。
【0039】さらに、上記した種々の特定の実施態様に
おいて述べた特定の特徴は、他の実施態様においても使
用できることも理解されるべきである。
【0040】
【発明の効果】以上述べたことからも理解されるよう
に、本発明の有酸素抵抗運動装具は、主たる動作の有酸
素運動に有効な填補的運動を与えるものである。このよ
うな主たる運動としては、例えば、歩行、ジョギング、
ステッピング、サイクリング、エアロビクス、ウォーム
アップ、スケート、ハイキング、ウェイトトレーニン
グ、スキーおよび登山などが含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明の一実施態様の正面図、
【図2】は、本発明の別の実施態様の正面図、
【図3】は、図2に示す実施態様の背面図、
【図4】は、本発明のさらに別の実施態様の正面図、
【図5】は、本発明のさらに別の実施態様の正面図、
【図6】は、本発明に係わる改良された装具の正面図、
【図7】は、本発明に係わる改良されたさらに別の装具
の正面図、
【図8】は、本発明に係わる手のアンカー部材の斜視
図、
【図9】は、本発明に係わるアンカー部材として使用さ
れる手袋の斜視図、
【図10】は、本発明に係わる着脱自在な留め具の一態
様の斜視図、
【図11】は、本発明に係わる着脱自在な留め具の別の
態様の斜視図、
【図12】は、本発明に係わる履物の一態様の斜視図、
【図13】は、本発明に係わる履物の別の態様の斜視
図、
【図14】は、本発明に係わる履物のさらに別の態様の
斜視図、
【図15】は、本発明に係わるハーネスの正面図、
【図16】は、本発明に係わるボデースーツの正面図、
【図17】は、図16の17−17線に沿う断面図、
【図18】は、図16に示されるボデースーツにおける
着脱自在な留め具手段の拡大斜視図、
【図19】は、本発明に係わる別のボデースーツの正面
図、
【図20】は、本発明に係わる全身ハーネスの平面図で
ある。
【符号の説明】
10…コード、 12…靴、14,
16…ループ、 18…そで口部、20…
手袋、 30…有酸素抵抗運動装
具、32,34,36,38,39,40,42,4
4,46…コード、48…装具、
52,54…ループ(ガイド)、50…ベルト、
56,58…ループ(留め具)、59
…ループ、 60…トンネル(ガイ
ド)、64…ボデースーツ、 66…履物
部、68…手袋部、70,72,74,76,78…コ
ード、80…足位置、 82…肩位
置、84…手位置、 90…衣類手
段、94…トンネル(ガイド)、 92,96…
非弾性コード、100…下半身装具(パンツ)、 1
02…靴、104…コード、 106
…ハンドグリップ、108…ループ、
112…コード、114…手袋、
118…ループ、120…ハウジング、
122…スプリングピン、124…穴、
126…舌部、128…コネクター、
130…コード、132…ループ、
134…コード、140…コードの突出部位、
142…ループ、144…カム部材、
146…靴、148…ループ(はと目)、
149…タブ、150…ストラップ、
152…スパッツ(バンド)、154…靴、
154…固定用ループ、158…靴、
160…ローラーブレード、16
2…ループ、 164…ハーネス、1
66…ストラップ、 168…ベルト部
位、170…詰物をされた肩部位、 172,17
4…留め具、176…ワンピーススーツ、 17
8…コード、180,182…多層スーツの層、 18
4…コード、186…ループ(バンド)、 18
8…足(靴)、190…コード、 1
91…ループ、192…手袋のそで口、 1
94…手袋、196…非弾性コネクター、 19
8…フック状端部、200…ループ、
204…スーツのそで口、210…弾性ボデースー
ツ、 212…そで口、214…ループ(ストラ
ップ)、 216…バンド、218…ループ(ストラ
ップ)、 220…全身ハーネス、222…水平スト
ラップ、 224…垂直ストラップ、226…
肩部、 228…ループ(ストラッ
プ)、230…コード。

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の体に着用される衣類手段と、少
    なくとも1つの四肢末端に装着される少なくとも1つの
    アンカー部材と、前記衣類手段を前記アンカー部材に接
    続する少なくとも1つの連結部材とを有し、前記連結部
    材および前記衣類手段の少なくとも一方が弾性を有し、
    使用者の運動時における四肢の動きに対し抵抗を与える
    ことを特徴とする有酸素抵抗運動装具。
  2. 【請求項2】 前記連結部材が非弾性コードであり、前
    記衣類手段の少なくとも1箇所が弾性を有するものとさ
    れている請求項1に記載の装具。
  3. 【請求項3】 前記連結部材が複数の弾性コードにより
    構成されているものである請求項1に記載の装具。
  4. 【請求項4】 前記衣類手段上に複数のガイド部材を有
    し、前記弾性コードがこのガイド部材に挿通されている
    ものである請求項3に記載の装具。
  5. 【請求項5】 前記アンカー部材が、両足に対するアン
    カー部材を含むものである請求項4に記載の装具。
  6. 【請求項6】 前記アンカー部材がさらに両手に対する
    アンカー部材を含むものである請求項5に記載の装具。
  7. 【請求項7】 前記アンカー部材のそれぞれが、前記コ
    ードを選択的かつ着脱自在に接続させる複数のコネクタ
    ーを含むものである請求項6に記載の装具。
  8. 【請求項8】 前記衣類手段が、前記コードを選択的に
    接続させるあるいは選択的に通過させる複数のガイド部
    材を有するベルトを含むものである請求項7に記載の装
    具。
  9. 【請求項9】 足用の前記アンカー部材が履物を含むも
    のである請求項7に記載の装具。
  10. 【請求項10】 手用の前記アンカー部材が手袋を含む
    ものである請求項9に記載の装具。
  11. 【請求項11】 前記衣類手段が、ループにて末端とな
    る腕および脚部を含むものである請求項8に記載の装
    具。
  12. 【請求項12】 前記衣類手段が、複数のコードコネク
    ターを有する詰物をされた肩部を含むものである請求項
    8に記載の装具。
  13. 【請求項13】 前記衣類手段がハーネスである請求項
    12に記載の装具。
  14. 【請求項14】 前記衣類手段がボデースーツである請
    求項12に記載の装具。
  15. 【請求項15】 前記コードが2組与えられ、それぞれ
    が他方の組の鏡像であるようにそれぞれ使用者の身体の
    片側において取付けられるものである請求項12に記載
    の装具。
  16. 【請求項16】 前記衣類手段が全身ボデースーツであ
    り、前記アンカー部材が前記全身ボデースーツに一体的
    に統合された手袋および靴である請求項3に記載の装
    具。
  17. 【請求項17】 前記衣類手段が、複数のコードコネク
    ターを備えたベルトを有するパンツである請求項5に記
    載の装具。
  18. 【請求項18】 前記履物が、ローラー、スケート、ブ
    レード、スパイクおよびクリートからなる群から選ばれ
    てなる下方延長部分を含むものである請求項9に記載の
    装具。
  19. 【請求項19】 前記アンカー部材が、複数のコードコ
    ネクターを有する足首バンドおよび手首バンドである請
    求項6に記載の装具。
  20. 【請求項20】 前記コードが長さ調節可能なものであ
    る請求項3に記載の装具。
  21. 【請求項21】 全胴体部分並びに腕および脚部を有す
    るボデースーツ、前記全胴体部分を通って並びに前記腕
    および脚部を通って延長された複数の弾性コード、およ
    び、使用者の手および足に適合装着される前記腕および
    脚部に接続されたアンカー部材を有することを特徴とす
    る動作運動を填補する有酸素抵抗運動装具。
  22. 【請求項22】 前記アンカー部材がループを有するも
    のである請求項21に記載の装具。
  23. 【請求項23】 前記ループが長さ調節可能なものであ
    る請求項22に記載の装具。
  24. 【請求項24】 前記アンカー部材が、手袋および靴を
    有するものである請求項21に記載の装具。
  25. 【請求項25】 前記手袋および靴が、前記スーツに一
    体的に統合されたものである請求項24に記載の装具。
  26. 【請求項26】 使用者の足に装着される一対の靴、前
    記靴のそれぞれに複数設けられたコネクター、使用者の
    手に装着される一対の手袋、前記手袋のそれぞれに複数
    設けられたコネクター、および前記コネクターの選択さ
    れたものへの接続によって前記靴および前記手袋に接続
    される複数の弾性コードを有することを特徴とする動作
    運動を填補する有酸素抵抗運動装具。
  27. 【請求項27】 使用者の胴体に衣類手段を配置し、使
    用者の手に手袋を配置し、使用者の足に靴を配置し、手
    袋および靴および衣類手段から選択された対の間を、2
    組の弾性コードを用いかつそれぞれが他方の組の鏡像と
    なる配置をもって接続し、前記弾性コードが動作運動か
    らの腕および脚の動作に対し抵抗を与えるものとする動
    作運動を填補する方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008055126A (ja) * 2006-09-01 2008-03-13 Yoshiyuki Nakajima ウエストマッサージ器
KR200484476Y1 (ko) * 2016-03-14 2017-09-08 조강원 권투훈련을 위한 튜빙 밴드 착용 벨트

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