JPH06237863A - 飲料抽出装置の給湯装置 - Google Patents

飲料抽出装置の給湯装置

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JPH06237863A
JPH06237863A JP5061564A JP6156493A JPH06237863A JP H06237863 A JPH06237863 A JP H06237863A JP 5061564 A JP5061564 A JP 5061564A JP 6156493 A JP6156493 A JP 6156493A JP H06237863 A JPH06237863 A JP H06237863A
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信 石川
Akira Ogawa
明 小川
Minoru Sasaki
稔 佐々木
Yasuhiro Ono
康博 小野
Haruji Oguro
晴二 小黒
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Abstract

(57)【要約】 【目的】装置の大型化や高コスト化を招くことなく、長
期に亘って飲料原料に対して安定した温度および量の湯
を所定時間に給湯できて香り及び味のよい飲料を得るこ
とができ、しかも、1回の抽出量を客数に応じて容易に
変更可能な飲料抽出装置の給湯装置を提供することを目
的とする。 【構成】流量制御弁5、流量検出器6、給水電磁弁7を
備えた給水管系10を介して湯沸槽1の底部へ給水し、
予め湯沸ヒータ2により適温に加熱された湯沸槽1内の
湯を湯沸槽1の上部から給湯ポンプ15を備えた出湯管
系18により散水器16に導いて抽出器22内に散りか
ける構成とし、湯沸槽1内の水位調節は、水位検出器
3,4および流量制御弁5からの信号に基づいてマイク
ロコンピュータ30により給水電磁弁7および給湯ポン
プ15の動作を制御して行う構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばコーヒーや紅茶
あるいは緑茶等の飲料を抽出する飲料抽出装置の給湯装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】飲料抽出装置は、コーヒー等の原料粉に
湯を散りかける給湯装置を備えており、この給湯装置に
よる給湯状態が、飲料の味を大きく左右することが知ら
れている。また、給湯装置の基本性能として、 a)出湯温度が、抽出に使用する湯の温度は適性である
こと。給水温度等の影響を受けず安定していること。 b)出湯量が、抽出に使用する湯の量はコーヒー等の原
料粉の量に適合していること。出湯量は正確であるこ
と。 c)抽出時間が、抽出に適した時間で湯をコーヒー等の
原料粉に散りかけ抽出を行なうこと。 が重要とされている。一方、従来のコーヒー等の飲料抽
出装置は、図4に示すような構成となっていた。
【0003】すなわち、水位検出器aを内装し、ヒータ
b及び温度センサーc等により適温に制御された大気解
放型の湯沸タンクdを備える。湯沸タンクd内には熱交
換コイルeが内装されており、この熱交換コイルeの一
端側は流量制御弁fおよび流量検出器gを介して給水源
と連通しており、他端側は給湯電磁弁hを介して散水器
iと連通している。また、湯沸タンクdの底部は給水電
磁弁jを備えた管路kにより給水源と連通しており熱媒
体としての水を湯沸タンクd内に供給するようになって
いる。
【0004】また、この様に構成された給湯装置mの前
記散水器iの下方には、ペーパーフィルタn,コーヒー
粉pを収容した抽出器r、および貯液タンクsが配設さ
れている。貯液タンクsの底部には注出弁tを備えた注
出管uが接続されている。
【0005】しかして、コーヒー液を抽出するには、前
記流量検出器gからの出力パルス数をカウントして給湯
電磁弁hの「開」時間を制御して散水器iからの出湯量
を決定し、ペーパーフィルタnおよびコーヒー粉pを収
容した抽出器rの上面から散水し、下方の貯液タンクs
にコーヒー液を得るようになっている。
【0006】しかしながら、この様な飲料抽出装置にお
いて、コーヒー抽出に際してコーヒー粉pに散りかける
湯は、湯沸タンクd内の湯と熱交換コイルeにより略1
5℃から略95℃まで加熱され所定の流量で取り出され
る必要がある。
【0007】給水源となる水道水の温度は年間一定では
なく、地域によっては、夏期には略30℃、冬期には0
℃近くまで温度が変化する。このため出湯温度は給水温
度の影響を受け、特に極度に低い0℃に近い温度で給水
された場合、コーヒー抽出に適した温度の湯が得られ
ず、低い温度でコーヒーが抽出されるためコーヒー粉の
持つ良質成分を抽出することができずコーヒーの味を悪
くしていた。
【0008】また、コーヒー抽出の際、給水源から供給
される水は給水圧が、地域あるいは時間により略0.5
kg/cm2 から10kg/cm2 の範囲で変化するため、
流量制御弁fを使用して流量を安定化し、流量検出器g
で出湯量の制御を行なっている。
【0009】一回当たりのコーヒー抽出量を大容量およ
び小容量と2つの抽出条件を装備させた場合、良質のコ
ーヒーを得るための抽出条件はコーヒー粉pに散りかけ
る湯の量、すなわち、出湯量は大容量コーヒー抽出及び
小容量コーヒー抽出において変わるが、散りかける時
間、すなわち出湯時間は略同一時間であることが重要と
されている。
【0010】従来装置の場合、コーヒー粉pに散りかけ
る湯の計量を優先し、散りかける時間は、流量制御弁f
で流量を一定流量に安定化しているため、出湯量に正比
例して変化する。このため大容量抽出時に適正な出湯時
間に設定した場合、小容量抽出時の出湯時間は適正時間
から大幅に外れ、コーヒーの味を悪くしていた。
【0011】また、給水された水を湯沸タンクd内の熱
交換コイルe部分でコーヒー抽出に適した時間(出湯時
間)で略15℃から略95℃まで加熱して散水器iから
出湯させるためには、例えば出湯量を3.2リットル、
出湯時間を3分とした場合、約6KWもの大容量の湯沸
ヒータbが必要となる。
【0012】しかし、一般に電源事情の制約から、湯沸
ヒータbの容量を3KW程度に押さえ、熱交換コイルe
部分での熱交換時間を長く設定し、出湯時間を犠牲にし
て実施している。
【0013】このため、コーヒー粉pに散湯する時間
は、コーヒー抽出に適した時間から倍長くなるため、適
正な抽出条件から外れ、コーヒーの味覚に悪影響を与え
ていた。適正な抽出条件でコーヒーを抽出した場合、コ
ーヒー粉pと湯の浸漬時間が適切であるため、コーヒー
粉pの良質成分のみ抽出されるが、出湯時間が長くなり
コーヒー粉pと湯の浸漬時間が長くなると、本来は抽出
されてはならないコーヒー粉pの雑味成分まで抽出され
るため、コーヒーの味を低下させていた。
【0014】また、湯沸タンクd内の湯温の制御上限
は、水の沸点等を考慮して略95℃に制限されるため、
熱交換後の出口温度をコーヒー抽出に適した温度(93
〜95℃)とするためには、熱媒体として湯沸タンクd
内の湯温と、被加熱体としての熱交換コイルeの出口温
度間に温度差が少なく、更にコーヒー抽出に適した流量
で熱交換させるためには、長大な長さの熱交換コイルe
を必要とし装置の大型化が避けられなかった。
【0015】また、熱交換コイルe内では、給水された
水が昇温することにより、溶解していた石灰分が析出さ
れる。そして、この石灰分が熱交換コイルe内に付着し
て熱交換を妨げると共に流路断面積を減少させ、単位時
間当たりの流量を減少させる。このため、出湯温度が低
下すると同時に出湯時間が長くなり、コーヒー抽出の適
正条件から外れてコーヒーの味を落としていた。
【0016】また、飲料抽出装置においてコーヒーや紅
茶あるいは緑茶等の飲料を抽出する際、給水系の断水、
異常な給水圧力の低下、給水元栓の開け忘れ、あるいは
浄水器の経時的な目詰り等により、所定時間内に給水が
完了しないと、装置が正常に作動せず飲料の抽出ができ
ない場合が起っていた。この場合、不具合の原因が給水
系にあるのか装置側にあるのか1目で判断できず非常に
不便であった。
【0017】従来、この動作時の給水圧の適否を確認す
るために、給水系に圧力計を取付けて目視で確認した
り、圧力を電気信号に変換して制御装置に入力して出力
信号で作動する警報装置により自動的に確認したり、あ
るいは特公平3−109011号公報に記載されている
装置の如く給水時間を計測して給水圧の適否を判定する
ようにしていた。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来の飲料
抽出装置の給湯装置にあっては、給水温度や給水圧の影
響により出湯温度や出湯量がばらつき、飲料原料に安定
した温度および量の湯を所定時間で散りかけることがで
きず、最良の飲料を得ることができない場合があった。
また、大容量の湯沸ヒータや長大な長さの熱交換コイル
を必要とし、装置の大型化や高コスト化を招く。出湯温
度及び出湯時間の経年変化が避けられなかった。さら
に、1回の抽出量を客数に応じて容易に変更し得ないと
いった問題があった。
【0019】また、給湯装置への給水圧を監視するため
に、給水圧を圧力計を使用して目視で行なう場合、給湯
装置への給水圧は装置休止時の静止水圧と装置作動時の
動水圧で異なることや給湯装置が作動中の圧力を連続し
て監視することは抽出時において他の操作の必要もあり
非常に困難であり、さらに部品として圧力計が必要とす
るため装置のコストアップの要因となっていた。
【0020】一方、給水圧力を電気信号に変換して制御
信号を制御装置に入力して出力信号で作動する警報装置
により確認する方式の場合は、圧力を電気信号に変換す
る変換装置が必要であり、同変換装置は給水源の圧力側
と電気部品を分離するためベローズ等の水密構造を必要
とするなど高価な部品となっていた。
【0021】また、特公平3−109011号公報に記
載されている装置の場合、給水時間を計測して給水状態
の適否や判定する方法であるため同一の給水時間すなわ
ち毎回のコーヒー抽出量が同一抽出量である場合は適用
できるが、1回のコーヒー抽出量が20杯あるいは10
杯等複数の抽出条件をもつ機械には実施できない欠点を
有している上に時間を計測して信号を出力し、給水電磁
弁等の制御をするタイマー回路を必要としていた。
【0022】本発明は、上記事情に基づきなされたもの
で、その第1の目的とするところは、装置の大型化や高
コスト化を招くことなく、長期に亘って飲料原料に対し
て安定した温度および量の湯を所定時間に給湯できて香
り及び味のよい飲料を得ることができ、しかも、1回の
抽出量を客数に応じて容易に変更可能な飲料抽出装置の
給湯装置を提供することにある。
【0023】また、第2の目的とするところは、部品を
追加することなしに給湯装置への給水条件の適否判定を
行ない、しかも複数の抽出量切替を備えた装置にも同一
判定方法を使用し、高コスト化を招くことなく使い勝手
のよい安全な飲料抽出装置の給湯装置を提供することに
ある。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記第1の目
的に対応する課題を解決するための手段として、発熱手
段を備えた湯沸槽と、この湯沸槽の底部へ給水源の水を
導く給水管系と、この給水管系の途中に設けられ流量を
制御する流量制御手段と、前記給水管系内の流量を検出
する流量検出手段と、前記給水管系に設けられ給水を制
御する管路開閉手段と、前記湯沸槽内の水位を検出する
水位検出手段と、前記湯沸槽内の上部の湯を散水器へ導
くための出湯管系と、この出湯管系の途中に設けられ前
記湯沸槽内の湯を前記散水器に送出する送出手段と、前
記水位検出手段により前記湯沸槽内の水位が上位の所定
レベルに達すると前記送出手段の運転を開始すると同時
に前記流量検出手段からの出力パルスが予め設定された
規定パルスに達すると前記管路開閉手段を閉じ、かつ前
記湯沸槽内の水位が下位レベルに達すると前記送出手段
の運転を停止するように制御する制御手段とを具備して
なる構成としたものである。
【0025】また、本発明の上記第2の目的に対応する
課題を解決するための手段として、発熱手段を備えた湯
沸槽と、この湯沸槽の底部に給水源の水を導く給水管系
と、この給水管系の途中に設けられ流量を制御する流量
制御手段と、前記給水管系内の流量を検出する流量検出
手段と、前記給水管系に設けられ給水を制御する管路開
閉手段と、前記湯沸槽内の水位を検出する水位検出手段
と、前記湯沸槽内の上部の湯を散水器へ導びくための出
湯管路系と、この出湯管路系の途中に設けられ前記湯沸
槽内の湯を散水器に送出する手段と、前記流量検出手段
からの出力パルスがサンプリング時間内に規定のパルス
数に達しない場合は前記管路開閉手段を閉じ、かつ警報
手段を作動させるよう制御する制御手段とを具備してな
る構成としたものである。
【0026】
【作用】上記第1の手段の飲料抽出装置の給湯装置によ
れば、
【0027】飲料抽出に際して、湯沸槽内で予め適温で
貯湯されている湯を送出手段により出湯する構成とした
から、送出手段の出湯流量を調整することにより、飲料
の抽出量に応じた最適の出湯時間で給湯できる。これに
より、常に最良の味と香りの飲料を得ることが可能とな
る。
【0028】さらに、飲料抽出に際して、給水した冷水
を湯沸槽の底部へ送り込み、予め湯沸槽内に適温で貯湯
された湯を同湯沸槽の上部から送出手段により出湯する
構成としたから、給水温度変化の影響を受けずに、常に
飲料の抽出に適した安定した温度の湯を給湯できる。こ
れにより、香りの高い味の良い飲料を得ることが可能と
なる。
【0029】また、散水器に導かれる湯は、湯沸槽内で
予め適温で貯湯されており、飲料抽出に際して、給水源
から給水管系を介して湯沸槽底部に供給された冷水と置
き換わる形で予め沸き上がった湯を送出手段を介して出
湯する構成としたから、湯沸用の発熱手段は、給水され
た水を次回の飲料抽出用として今回の飲料抽出サイクル
中に加熱すれば良く、長い加熱時間がとれるため小容量
の発熱手段で対応することが可能となる。
【0030】また、貯湯式であるため、従来必要であっ
た大容量の湯沸ヒータや長大な長さの熱交換コイルを必
要とせず、装置の小型化や低コスト化が可能となるとと
もに、抽出操作から出湯を開始するまでの時間も短くす
ることが可能となる。
【0031】また、貯湯式であるため、飲料抽出の際に
飲料粉に散りかける湯の温度は、従来の熱交換コイル式
の如く熱媒体としての水の沸点を考慮した制御温度の上
限の制限を受けて飲料抽出に適した温度から低目になる
などの悪影響を受けない。このため、最適温度で飲料抽
出が行なわれ、良質の香りの高い飲料を得ることが可能
となる。
【0032】また、貯湯式であるため、従来の熱交換コ
イル式の如く給水された水から昇温により析出した石灰
分が熱交換コイルの管路内に付着して熱交換効率が低下
して熱交換後の出湯温度が低くなったり管路断面積が減
少して流量が低下して飲料抽出に適した出湯温度および
規定の出湯時間が得られない等の不具合を発生しない。
これにより、常に最適条件で飲料抽出が行なわれ、常に
香り及び味のよい飲料を得ることが可能となる。
【0033】また、初動沸上時に、湯沸槽内での湯沸か
しによる湯の体積膨張分は、湯沸槽内において水位が上
昇するだけで次回出湯の一部として充当されるので計量
値には全く影響を及ぼさない。
【0034】また、上記第2の手段の飲料抽出装置の給
湯装置によれば、給水圧を監視する方法として出湯量計
量時の共通回路を使用し、流量検出手段からのパルス数
がサンプリング時間内に規定パルス数に達するか否かに
より給水圧が適正か判定するようにしたから、新しい部
品を追加することなしに、1回のコーヒー抽出量が20
杯、10杯などの抽出量切替を備えた装置にも同一判定
方法が適用でき、さらに、警告回路を付加することによ
り使い勝手のよい安全な飲料抽出装置の給湯装置とする
ことが可能となる。
【0035】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図3を
参照して説明する。
【0036】図1はコーヒー抽出装置の構成を概略的に
示すもので、図中1は図示しない筐体内に収容された湯
沸槽であり、この湯沸槽1内底部には発熱手段としての
湯沸ヒータ2が設けられている。
【0037】また、この湯沸槽1内には、上から順に基
準水位(計量水位)LV1 、待機水位LV2 、および空
焚防止水位LV3 が設定されている。そして、前記基準
水位LV1 と空焚防止水位LV3 とを検知するためにフ
ロート3Aを有する第1の水位検出手段としての水位検
出器3が設けられ、待機水位LV2 を検出するためにフ
ロート4Aを有する第2の水位検出手段としての水位検
出器4が設けられている。
【0038】また、湯沸槽1の上面には、元端を水道等
の給水源(図示せず)に接続されるとともに中間に流量
制御手段としての流量制御弁5、流量検出手段としての
流量検出器6および管路開閉手段としての給水電磁弁7
の順で直列に設けた給水管8の一端が開口し、この一端
は給水源が負圧になった時、湯沸槽1内の水が逆流しな
いように湯沸槽1内の水面に対して一定距離を保って開
口している。また、給水管8から流下した水は、湯沸槽
1内に設けられた導水管9に流下するようになってい
る。そして、前記給水管8と導水管9とにより、湯沸槽
1の底部に給水源の水を導く給水管系10を構成してい
る。
【0039】一方、湯沸槽1の前記待機水位LV2 より
下方かつ空焚防止水位LV3 より上方に位置する側壁部
分には、送出手段としての回転数可変型の給湯ポンプ1
5の吸込管15Aが接続されている。さらに、給湯ポン
プ15の吐出側には、多数の小穴を有する散水器16と
連通する出湯管17が接続されている。そして、給湯ポ
ンプ15の吸込管15Aおよび出湯管17により湯沸槽
1内の上部の湯を散水器16へ導くための出湯管系18
を形成している。なお、湯沸槽1内の湯の温度は温度セ
ンサ19により測定されるようになっている。
【0040】この様な構成により、ペーパーフィルタ2
0および原料粉であるコーヒー粉21を収納した抽出器
22内に湯を散りかけ、コーヒーを抽出する給湯装置2
5を構成している。
【0041】散水器16の直下に設けられた抽出器22
は、装置筐体(図示せず)に対して着脱自在となってお
り、この抽出器22の装着位置の下方には、抽出された
コーヒー液を貯液する貯液タンク26が設けられてい
る。また、貯液タンク26の底面からは飲料注出管27
が導出され注出弁28に接続されている。
【0042】また、図2に示すように、前記流量検出器
6および前記温度センサ19は、制御手段としてのマイ
クロコンピュータ30に接続されている。さらに、マイ
クロコンピュータ30には、それぞれドライバ2A,7
A,15Aを介して、湯沸ヒータ2、給水電磁弁7、お
よび給湯ポンプ15が接続されている。
【0043】さらに、マイクロコンピュータ30には、
前記第1の水位検出器3の前記基準水位LV1 を検出す
る基準水位検出スイッチSW1 、前記第2の水位検出器
3の待機水位LV2 を検出する待機水位検出スイッチS
2 、および前記第1の水位検出器3の空焚防止水位L
3 を検出する空焚防止水位検出スイッチSW3 が接続
されている。
【0044】さらに、マイクロコンピュータ30には、
装置筐体の操作パネル部(図示しない)に配設された大
容量切替スイッチPB1 、小容量切替スイッチPB2
抽出スイッチPB3 が接続されているとともに、前記操
作パネル部に配設された電源表示灯PL1 、適温表示灯
PL2 、大容量切替表示灯PL3 、および小容量切替表
示灯PL4 、給水圧低下表示灯PL5 がそれぞれドライ
バPL1 A,PL2 A,PL3 A,PL4 A,PL5
を介して接続されている。次に、この様に構成された装
置の操作手順および作用について図3に示すタイミング
チャートを加えて説明する。先ず、電源スイッチ(図示
しない)を投入すると、電源表示灯PL1 が点灯した状
態になるとともに温度センサ19が感温状態になる。
【0045】一方、給水電磁弁7に通電されることによ
り給水管路10から湯沸槽1に給水を開始する。このと
き、第2の水位検出器4の待機水位LV2 を検出する待
機水位検出スイッチSW2 は「オフ」状態にある。
【0046】その後、湯沸槽1内の水位が上昇して第1
の水位検出器3の空焚防止水位LV3 を検出する空焚防
止水位検出スイッチSW3 が「オン」になると、湯沸ヒ
ーター2に通電が開始される。
【0047】水位は更に上昇し、第2の水位検出器4内
の待機水位LV2 を検出する待機水位検出スイッチSW
2 が「オン」し、所定時間後に給水電磁弁7を閉じ給水
を停止する。
【0048】湯沸槽1内に給水された水は、湯沸槽1に
取付けられた温度センサ19により制御される湯沸ヒー
タ2により所定温度まで加熱される。そして、湯沸槽1
内の湯温がコーヒー抽出に適した温度になると、適温表
示灯PL2 が点灯する。また、初期沸上状態において冷
水が加熱されて生ずる体積膨張分は基準水位LV1 と待
機水位LV2 の空間内に収容される。まず、大容量抽出
について説明する。抽出に際して、まず、大容量切替ス
イッチPB1 を押す。これにより大容量切替表示灯PL
3 が点灯する。
【0049】ついで、湯沸槽1内の湯温がコーヒー抽出
に適した温度になっていることを示す適温表示灯PL2
が点灯していることを確認した後、ペーパーフィルタ2
0およびコーヒー粉21をセットした抽出器22を、散
水器16の下方に設けられている抽出器装着部に装着す
る。
【0050】この後、抽出スイッチPB3 を押すと、マ
イクロコンピュータ30の出力側の給水電磁弁7が開
き、流量制御弁5、流量検出器6を備えた給水管系10
を介して湯沸槽1に給水される。このとき、給水された
水は、湯沸槽1内に設けられた導水管9により湯沸槽1
の底部に給水される。
【0051】そして、湯沸槽1内の水位が上昇し、基準
水位LV1 に達すると、第1の水位検出器3内に設けら
れた基準水位検出スイッチSW1 が動作し、給湯ポンプ
15を作動させる。これにより、湯沸槽1内上部の湯
は、出湯管系18を介して散水器16に導かれ、抽出器
22内のコーヒー粉21に散湯される。
【0052】給水管系10から給水される水量は、流量
検出器6とマイクロコンピュータ30により所定量にな
ったか否かが検出される。すなわち、流量検出器6の単
位流量毎に発生するパルスがマイクロコンピュータ30
に入力されて、予め設定された大容量コーヒー抽出の出
湯量に相当するパルス数と比較される。そして、所定の
パルス数、すなわち所定の水量に達するとマイクロコン
ピュータ30から給水電磁弁7のドライバ7Aに駆動信
号が出力され、これにより給水電磁弁7が閉じられて湯
沸槽1内への給水が停止される。
【0053】一方、前記給湯ポンプ15の運転による給
湯動作に伴い、湯沸槽1内の水位は低下して行き、やが
て待機水位LV2 に達すると第2の水位検出器4に設け
られた待機水位検出スイッチSW2 が作動する。そし
て、給湯ポンプ15が停止し同時に散水器21からの出
湯も停止する。
【0054】抽出器22内では散水器16から散水され
た湯が、コーヒー粉21およびペーパーフィルタ20を
通過してコーヒー液となって貯液タンク26に流下し貯
液される。
【0055】ここで給湯ポンプ15の単位時間当たりの
吐出量は、大容量コーヒー抽出に適した流量になるよう
に回転数制御するようにマイクロコンピュータ30内に
プログラム化されているため理想的な抽出条件で大容量
コーヒー抽出が行なわれることになる。
【0056】この大容量抽出において、給水管系10か
ら給水は、流量検出器6とマイクロコンピュータ30に
より規定の条件が確保されているか否かが判定される。
すなわち、流量検出器6の単位流量毎に発生するパルス
がマイクロコンピュータ30に入力されて予め設定され
たサンプリング時間(例えば10秒)内の測定パルス数
と比較される。
【0057】そして、サンプリング時間内の測定パルス
が規定のパルス数に達していない場合は給水電磁弁7の
ドライバ7Aに駆動信号が出力され、これにより給水電
磁弁7が閉じて湯沸槽1内への給水が停止されると同時
に給水圧低下表示灯PL5 のドライバーPL5 Aに駆動
信号が出力されて、これにより給水圧低下表示灯が点灯
し、警告を表示する。次に、小容量抽出時について説明
する。抽出に際して、まず、小容量切替スイッチPB2
を押す。これにより小容量切替表示灯PL4 が点灯す
る。
【0058】ついで、湯沸槽1内の湯温がコーヒー抽出
に適した温度になっていることを示す適温表示灯PL2
が点灯していることを確認した後、ペーパーフィルタ2
0およびコーヒー粉21をセットした抽出器22を、散
水器16の下方に設けられている抽出器装着部に装着す
る。
【0059】この後、抽出スイッチPB3 を押すと、マ
イクロコンピュータ30の出力側の給水電磁弁7が開
き、流量制御弁5、流量検出器6を備えた給水管系10
を介して湯沸槽1に給水される。このとき、給水された
水は、湯沸槽1内に設けられた導水管9により湯沸槽1
の底部に給水される。
【0060】そして、湯沸槽1内の水位が上昇し、基準
水位LV1 に達すると、第1の水位検出器3内に設けら
れた基準水位検出スイッチSW1 が動作し、給湯ポンプ
15を作動させる。これにより、湯沸槽1内上部の湯
は、出湯管系18を介して散水器16に導かれ、抽出器
22内のコーヒー粉21に散湯される。
【0061】給水管系10から給水される水量は、流量
検出器6とマイクロコンピュータ30により所定量にな
ったか否かが検出される。すなわち、流量検出器6の単
位流量毎に発生するパルスがマイクロコンピュータ30
に入力されて、予め設定された小容量コーヒー抽出の出
湯量に相当するパルス数と比較される。そして、所定の
パルス数、すなわち所定の水量に達するとマイクロコン
ピュータ30から給水電磁弁7のドライバ7Aに駆動信
号が出力され、これにより給水電磁弁7が閉じられて湯
沸槽1内への給水が停止される。
【0062】一方、前記給湯ポンプ15の運転による給
湯動作に伴い、湯沸槽1内の水位は低下して行き、やが
て待機水位LV2 に達すると第2の水位検出器4に設け
られた待機水位検出スイッチSW2 が作動する。そし
て、給湯ポンプ15が停止し同時に散水器21からの出
湯も停止する。
【0063】抽出器22内では散水器16から散水され
た湯が、コーヒー粉21およびペーパーフィルタ20を
通過してコーヒー液となって貯液タンク26に流下し貯
液される。
【0064】ここで給湯ポンプ15の単位時間当たりの
吐出量は、小容量コーヒー抽出に適した流量になるよう
に回転数制御するようにマイクロコンピュータ30内に
プログラム化されているため理想的な抽出条件で小容量
コーヒー抽出が行なわれることになる。これにより良質
のコーヒー液が得られるものである。
【0065】上記のように、この実施例にあっては、湯
沸槽1内で予め適温で貯湯されている湯を給湯ポンプ1
5を使用して出湯を行なうので給湯ポンプ15の回転数
を制御して出湯流量を調整することができるため、コー
ヒー液の抽出量に応じた最適の出湯時間で抽出器22内
のコーヒー粉21に散布できるので、常に最良の味と香
りのコーヒー液を得ることができる。
【0066】この小容量抽出において、給水管系10か
らの給水は、流量検出器6とマイクロコンピュータ30
により規定の条件が確保されているか否かが判定され
る。すなわち、流量検出器6の単位流量毎に発生するパ
ルスがマイクロコンピュータ30に入力されて予め設定
されたサンプリング時間(例えば10秒)内の判定基準
パルス数と測定パルス数とが比較される。
【0067】そして、サンプリング時間内の測定パルス
数が規定のパルス数に達していない場合は給水電磁弁7
のドライバ7Aに駆動信号が出力され、これにより給水
電磁弁7が閉じて湯沸槽1内への給水が停止されると同
時に給水圧低下表示灯PL5のドライバPL5 Aに駆動
信号が出力されて、これにより給水圧低下表示灯が点灯
し警告を表示する。
【0068】上記のように、この実施例にあっては、給
水管系10から供給される水圧は、流量検出器で単位流
量毎に発生するパルス数がマイクロコンピュータ30に
入力されて予め設定されたサンプリング時間内の判定基
準パルス数と測定パルス数とが比較される。
【0069】そして、サンプリング時間内の測定パルス
が判定基準パルス数に達していない場合は給水電磁弁を
閉じ、給水圧低下表示灯を点灯させるため大容量抽出、
小容量抽出等任意の抽出量に対応できる。
【0070】また、サンプリング時間を湯沸槽1内の待
機水位LV2 から基準水位LV3 の間の給水時に設定し
ておけば、給水条件が得られない場合散水器16からコ
ーヒー粉21に散湯する前に給水を停止するためコーヒ
ー粉21を無駄にしない。
【0071】また、給水条件検出にコーヒー抽出時の出
湯量制御用流量検出器6を兼用しているため、新たな部
品を必要としないためコスト面の増加を省くことができ
る。また、コーヒー抽出に際して、給水した冷水を湯沸
槽1の底部へ送り込み予め湯沸槽1内に適温で貯湯され
た湯を湯沸槽1の上部から給湯ポンプ15で出湯するた
め、給水温度変化の影響を受けず、常にコーヒー抽出に
適した安定した温度の湯を供給できるので香りの高い味
の良いコーヒーを得ることができる。
【0072】また、コーヒー粉21に散布する湯は、湯
沸槽1内で予め適温で貯湯されており、コーヒー抽出に
際して給水源から給水管系10を介して湯沸槽1底部に
供給された冷水と置き換わる形で予め沸き上がった湯を
給湯ポンプ15で出湯するので、湯沸ヒータ2は給水さ
れた水を次回コーヒー抽出用として今回のコーヒー抽出
サイクル中に加熱すれば良く、長い加熱時間がとれるた
め小容量の湯沸ヒータ2で対応できる。
【0073】また、貯湯式であるため、従来必要であっ
た大容量の湯沸ヒータや長大な長さの熱交換コイルを必
要とせず、装置の小型化や低コスト化が可能となるとと
もに、抽出操作から出湯を開始するまでの時間も短くす
ることができる。
【0074】さらに、貯湯式であるため、コーヒー抽出
の際、コーヒー粉21に散りかける湯の温度は従来のよ
うな熱交換コイル式の如く熱媒体としての水の沸点を考
慮した制御温度の上限の制限を受けてコーヒー抽出に適
した温度から低目になるなどの悪影響を受けないため最
適温度でコーヒー抽出が行なわれ良質の香りの高いコー
ヒーが得られる。
【0075】また、貯湯式であるため、熱交換コイル式
の如く給水された水から昇温により析出した石灰分が熱
交換コイルの管路内に付着して熱交換効率が低下して熱
交換後の出湯温度が低くなったり管路断面積が減少して
流量が低下してコーヒー抽出に適した出湯温度および規
定の出湯時間が得られない等の不具合を発生しないの
で、常に最適条件でコーヒー抽出が行なわれ、常に香り
及び味のよいコーヒーが得られる。
【0076】また、初動沸上時に湯沸槽1内での湯沸か
しによる湯の体積膨張分は、湯沸槽1内の基準水位と待
機水位間に次回出湯の一部として充当されるので計量値
には全く影響を及ぼすことがない。
【0077】なお、上述の実施例の説明では、出湯量を
大小2段切替えとしたものを説明したが、複数の抽出杯
数に合わせた出湯量および出湯時間をマイクロコンピュ
ータ3内にプログラム化しておけば抽出杯数を複数に切
替えることができる。さらに、出湯量を2つに分割して
第1次出湯+休止時間+第2次出湯とプログラム設定す
れば、蒸し抽出もプログラム変更で容易に対応可能とな
る。その他、本発明は本発明の要旨を変えない範囲で種
々変形実施可能なことは勿論である。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果を奏する。
【0079】請求項1記載の飲料抽出装置の給湯装置に
よれば、装置の大型化や高コスト化を招くことなく、長
期に亘って飲料原料に対して安定した温度および量の湯
を所定時間に給湯できて香り及び味のよい飲料を得るこ
とができ、しかも、1回の抽出量を客数に応じて容易に
変更可能にできる。
【0080】請求項2記載の飲料抽出装置の給湯装置に
よれば、給水圧を監視する方法として出湯量計量時の共
通回路を使用し、流量検出手段からのパルス数がサンプ
リング時間内に規定パルス数に達するか否かにより給水
圧が適正か判定するようにしたから、新しい部品を追加
することなしに1回のコーヒー抽出量が20杯、10杯
などの抽出量切替を備えた装置にも同一判定方法が適用
でき、さらに警告回路を付加することにより使い勝手の
よい安全なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の飲料抽出装置の給湯装置の一実施例を
示す概略的構成図。
【図2】同実施例における制御系を示すブロック図。
【図3】同実施例におけるタイムチャート図。
【図4】従来の飲料抽出装置の給湯装置を示す概略的構
成図。
【符号の説明】
1…湯沸槽、2…湯沸ヒータ(発熱手段)、3A…フロ
ート、3…水位検出器(第1の水位検出手段)、4A…
フロート、4…水位検出器(第2の水位検出手段)、5
…流量制御弁(流量制御手段)、6…流量検出器(流量
検出手段)、7…給水電磁弁(管路開閉手段)、8…給
水管、9…導水管、10…給水管系、15…給湯ポンプ
(送出手段)、15A…吸込管、16…散水器、17…
出湯管、18…出湯管系、19…温度センサ、20…ペ
ーパーフィルタ、21…コーヒー粉(原料粉)、22…
抽出器、25…給湯装置、26…貯液タンク、27…飲
料注出管、28…注出弁、30…マイクロコンピュータ
(制御手段)、LV1 …基準水位(計量水位)、LV2
…待機水位、LV3 …空焚防止水位、SW1 …基準水位
検出スイッチ、SW2 …待機水位検出スイッチ、SW3
…空焚防止水位検出スイッチ、PB1 …大容量切替スイ
ッチ、PB2 …小容量切替スイッチ、PB3…抽出スイ
ッチ、PL1 …電源表示灯、PL2 …適温表示灯、PL
3 …大容量切替表示灯、PL4 …小容量切替表示灯、P
5 …給水圧低下表示灯。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 康博 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株式 会社沼津事業所内 (72)発明者 小黒 晴二 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株式 会社沼津事業所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱手段を備えた湯沸槽と、 この湯沸槽の底部に給水源の水を導く給水管系と、 この給水管系の途中に設けられ流量を制御する流量制御
    手段と、 前記給水管系内の流量を検出する流量検出手段と、 前記給水管系に設けられ給水を制御する管路開閉手段
    と、 前記湯沸槽内の水位を検出する水位検出手段と、 前記湯沸槽内の上部の湯を散水器へ導くための出湯管系
    と、 この出湯管系の途中に設けられ前記湯沸槽内の湯を前記
    散水器に送出する送出手段と、 前記水位検出手段により前記湯沸槽内の水位が上位の所
    定レベルに達すると前記送出手段の運転を開始すると同
    時に前記流量検出手段からの出力パルスが予め設定され
    た規定パルスに達すると前記管路開閉手段を閉じ、かつ
    前記湯沸槽内の水位が下位レベルに達すると前記送出手
    段の運転を停止するように制御する制御手段と、を具備
    してなることを特徴とする飲料抽出装置の給湯装置。
  2. 【請求項2】 発熱手段を備えた湯沸槽と、 この湯沸槽の底部に給水源の水を導く給水管系と、 この給水管系の途中に設けられ流量を制御する流量制御
    手段と、 前記給水管系内の流量を検出する流量検出手段と、 前記給水管系に設けられ給水を制御する管路開閉手段
    と、 前記湯沸槽内の水位を検出する水位検出手段と、 前記湯沸槽内の上部の湯を散水器へ導びくための出湯管
    路系と、 この出湯管路系の途中に設けられ前記湯沸槽内の湯を散
    水器に送出する手段と、 前記流量検出手段からの出力パルスがサンプリング時間
    内に規定のパルス数に達しない場合は前記管路開閉手段
    を閉じ、かつ警報手段を作動させるよう制御する制御手
    段と、を具備してなることを特徴とする飲料抽出装置の
    給湯装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015039409A (ja) * 2013-08-20 2015-03-02 タイガー魔法瓶株式会社 コーヒーメーカー
WO2017161949A1 (zh) * 2016-03-24 2017-09-28 佛山市顺德区美的饮水机制造有限公司 饮水设备及其出水检测方法
CN108903648A (zh) * 2018-08-08 2018-11-30 湖北统讯智能科技有限公司 一种校园智能饮水系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03109011A (ja) * 1989-09-21 1991-05-09 Sanyo Electric Co Ltd 給湯装置

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