JPH06237200A - 地球局送受信装置 - Google Patents

地球局送受信装置

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JPH06237200A
JPH06237200A JP4174293A JP4174293A JPH06237200A JP H06237200 A JPH06237200 A JP H06237200A JP 4174293 A JP4174293 A JP 4174293A JP 4174293 A JP4174293 A JP 4174293A JP H06237200 A JPH06237200 A JP H06237200A
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JP
Japan
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transmission
section
frequency
signal
reception
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JP4174293A
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Takaya Saito
隆弥 斉藤
Shigeo Otsu
茂雄 大津
Hideki Mizuno
秀樹 水野
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 異なった通信衛星の任意のトランスポンダと
通信することが可能な地球局送受信装置を提供する。 【構成】 変換周波数が異なる複数のRF部を設け、送
信IF周波数変換器(4) の出力部と各RF部の送信RF
周波数変換器(6-1-6-n) の入力部との間に設けられ、信
号の周波数帯域に応じたRF部に切り替わる第1のスイ
ッチ(14)と、受信IF周波数変換器(13)の入力部と各R
F部の受信RF周波数変換器(11-1-11-n) の出力部との
間に設けられ、同様に切り替わり信号を供給する第2の
スイッチ(18)とからなるIFスイッチと、IFスイッチ
を制御する制御回路(19)とをIF部に設け、さらにアン
テナ装置の送受信分波器を多周波数帯共用型送受信分波
器(16)とし、IFスイッチの出入力端子と複数のRF部
の入出力端子間を伝送路(5-1-5-n,12-1-12-n) で接続し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星通信用トランスポ
ンダホッピング形地球局送受信装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、14/12GHz帯又は30/2
0GHz帯を用いた衛星通信用地球局送受信装置は送受
信装置とアンテナ装置間の給電系損失を軽減するため
に、大電力増幅器、低雑音増幅器等の高周波回路部をア
ンテナ装置に隣接設置し、また変復調装置等の低周波回
路部は屋内に設置されている。
【0003】図1は従来の衛星通信用トランスポンダホ
ッピング形地球局送受信装置の構成を示すブロック図で
ある。同図において、1はTDMA装置、2はTDMA
装置1からの制御信号に従い、送信IF周波数変換器及
び受信IF周波数変換器用LO の局発周波数選択・切替
信号を後述する局部発振器3に送出するインタフェース
部(以下INTFと称す)、3はINTF2からの制御
信号に従い、周波数切替スイッチを駆動し、内蔵する特
定の周波数の局発信号を供給する局部発振器(以下LO
と称す)、4はTDMA信号を第二中間周波数に変換す
る送信IF周波数変換器(以下IF UCと称す)、5
はIF部からRF部への第二中間周波数信号伝送用同軸
ケーブル、6は第二中間周波数の信号を送信用無線周波
数に変換する送信RF周波数変換器(以下RF UCと
称す)、7は送信用無線周波数に変換された通信信号を
所定の送信電力に増幅する大電力増幅器(以下HPAと
称す)、8は後述するアンテナ9に対して送受信用無線
周波数帯の送受信信号の入出力端子を有し、送受信無線
周波数の信号を分波する送受分波器(以下FEEDと称
す)、9は衛星に信号を送信又は、衛星からの電波を受
信するアンテナ(以下ANTと称す)、10は受信した
無線周波数を増幅する低雑音増幅器(以下LNAと称
す)、11は受信周波数の信号を第二中間周波数に変換
する受信RF周波数変換器(以下RF DCと称す)、
12はRF部からIF部への第二中間周波数信号伝送用
同軸ケーブル、13は第二中間周波数の信号をTDMA
装置用中間周波数信号に変換する受信IF周波数変換器
(以下IF DCと称す)である。IF部はINTF
2、LO 3、IF UC4及びIF DC13から構成
され、RF部はRF UC6、HPA7、RF DC1
1及びLNA10から構成される。
【0004】次に、従来の装置の動作を説明する。TD
MA装置1からの通信信号は、IF部のIF UC4で
第二中間周波数に変換され、第二中間周波数信号伝送用
同軸ケーブル5によりRF部のRF UC6に入力され
る。RF UC6に入力されたIF信号は、通信衛星用
の無線周波数に変換され、HPA7で所定の電力に増幅
された後、ANT9のFEED8を経て、ANT9から
衛星に向けて送出される。
【0005】一方、衛星から送信された地球局に到来す
る微弱信号はANT9により受信され、FEED8を経
て、LNA10により低雑音増幅され、RF部のRF
DC11で第二中間周波数に変換された後、第二中間周
波数信号伝送用同軸ケーブル12によりIF部のIF
DC13に入力される。IF DC13に入力された信
号は、TDMA信号に変換され、TDMA装置1に送出
される。
【0006】IF部のINTF2は、TDMA装置1か
らの周波数指定情報に基づき、TDMAのバースト単位
でIF UC4及びIF DC13用LO 3が内蔵する
送受信周波数切替スイッチを駆動させ、内蔵する複数の
O の中から1つの波を選択し、IF UC4及びIF
DC13に送出する。このLO を元にIF UC4に
おいては、IF UC4の出力周波数を衛星のトランス
ポンダの周波数に対応する周波数に変更し、IF DC
13においては、トランスポンダ用周波数をTDMA信
号に戻す機能をもつ。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
衛星通信用地球局送受信装置では、通信衛星の決められ
た周波数帯域のトランスポンダとしか通信ができず、他
の帯域のトランスポンダが空いていても、それを利用し
て通信することは不可能であった。また、異なった衛星
のトランスポンダが空いていても、それを利用して通信
することは不可能であった。更に、同軸ケーブルは、距
離及び周波数に比例してケーブル損失及び帯域内傾斜特
性が大きくなり、その補償回路は複雑になりIF部とR
F部間の距離に制限が生じてしまう問題点があった。
【0008】本発明はこれらの問題点を解決するための
もので、通信衛星の帯域の異なる任意のトランスポンダ
とバースト単位で通信ができると共に、異なった通信衛
星の帯域の異なる任意のトランスポンダとバースト単位
で通信することが可能になり、かつIF部とRF部間の
距離を任意に設定できる地球局送受信装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、IF部との間の第二中間周波数は同じで
変換周波数が異なる複数のRF部を設け、送信IF周波
数変換器の出力部と各RF部の送信RF周波数変換器の
入力部との間に設けられ、通信信号の周波数帯域に応じ
たRF部に切り替わり当該通信信号を供給する第1のス
イッチと、受信IF周波数変換器の入力部と各RF部の
受信RF周波数変換器の出力部との間に設けられ、通信
信号の周波数帯域に応じたRF部に切り替わり当該通信
信号を供給する第2のスイッチとからなるIFスイッチ
と、当該IFスイッチを制御する制御回路とをIF部に
設け、さらにアンテナ装置の送受信分波器を多周波数帯
共用型送受信分波器とし、IFスイッチの出入力端子と
複数のRF部の入出力端子間を伝送路で接続し、IFス
イッチに制御回路からの制御信号により第二中間周波数
の通信信号を制御信号に対応するRF部に切替え、通信
衛星に搭載されている同じ周波数帯のトランスポンダ及
び異なった周波数帯のトランスポンダにホッピングさせ
て通信を行うことに特徴がある。また、各々のRF部の
出力側にRF部に対応して、少なくとも送受信分波器及
びアンテナから構成されるアンテナ装置を各々設けたこ
とにも特徴がある。更に、前記IF部と前記RF部との
間の伝送路が光ファイバケーブルであり、IF部及びR
F部に電気信号を光信号に変換する電気/光変換器及び
光信号を電気信号に変換する光/電気変換器を前記光フ
ァイバケーブルの送受信端子毎に設けたことも特徴であ
る。
【0010】
【作用】以上のような構成を有する本発明によれば、I
F部の送信IF周波数変換器の出力端子及び受信IF周
波数変換器の入力端子に制御回路からの制御信号で駆動
する1対nポートのIFスイッチの対RF部側のnポー
トの出入力信号端子と新規に設ける複数の出力周波数の
異なるRF部の入出力信号端子とを伝送路で接続し、複
数のRF部の出力とアンテナ装置間に異なった周波数帯
域の信号を分波合成できる多周波数帯共用型送受信分波
器を設けることにより、衛星が搭載する周波数帯域の異
なるトランスポンダに任意にアクセスさせて通信でき
る。また複数のRF部の出力側に少なくとも送受信分波
器及びアンテナからなるアンテナ装置を各々設けること
により、衛星が搭載する周波数帯域の異なるトランスポ
ンダ及び異なった衛星のトランスポンダに任意にアクセ
スさせて通信することを可能とするものである。更にI
F部とRF部間の設置距離を任意に設定可能にするため
同軸ケーブルの代わりに光ファイバケーブルを用いて信
号伝送する。
【0011】したがって、本発明の地球局送受信装置
は、通信衛星の帯域の異なる任意のトランスポンダとバ
ースト単位で通信することが可能になる。また、1地球
局における通信設備として、従来の様に通信衛星が搭載
する周波数帯毎の送受信装置を設ける必要がなくなる。
異なった通信衛星の帯域の異なる任意のトランスポンダ
とバースト単位で通信することが可能になる。またIF
部とRF部間の距離を任意に設定できることが可能にな
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の第1の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。IF部のIFUC4の出力部に設けられる
TX SW14はl(入力):n(出力)端子を、IF
DC13の入力部に設けられるRX SW18はn
(入力):l(出力)端子を有するスイッチで、TX
SW14の入力端子はIF UC4の出力端子と接続さ
れており、n個の出力端子はn本の伝送路5を介してn
台のRF部のRF UC6−1〜6−nの入力端子と接
続されている。
【0013】また、RX SW18の入力端子はn本の
伝送路12を介してn台のRF部のRF DC11−1
〜11−nの出力端子と接続されており、出力端子はI
FDC13の入力端子に接続されている。そして、各々
のSW14,18はSWCONT19からの制御信号に
追従して動作する。
【0014】SW CONT19は、INTF2を経由
してくるTDMA装置1からバースト単位で送られてく
るTX SW14及びRX SW18の切替制御信号
(リモート制御)を一定のタイミングで各SWに送出す
るとともに、前面(ローカル制御)に設けられるマニュ
アル形スイッチでも各TX SW14、RX SW18
のn端子を任意に切替える機能を有するものである。
【0015】RF部1、RF部2、・・・、RF部n
は、IF部との間の送受信第二中間周波数は同じである
が、アンテナ装置との出入力周波数(RF)帯は各々異
なっており、かつ通信衛星が搭載している各周波数帯毎
の全トランスポンダと通信できる帯域を有しており、説
明のためここでは、RF部1の送受信RF周波数は6/
4GHz帯、RF部2は14/12GHz帯、RF部n
は30/20GHz帯とする。
【0016】ANT9−3の多周波数帯共用型送受分波
器16は、アンテナ9−3に対して複数の周波数帯域の
異なる送受信信号の入出力端子を有しており、この例で
は6/4GHz帯、14/12GHz帯、30/20G
Hz帯の信号を送受信(合成分波)できるものとする。
【0017】アンテナ9−3は、広帯域特性を有し、多
周波数帯において送受信できるものであり、この説明で
は6/4GHz帯、14/12GHz帯、30/20G
Hz帯が共用できるアンテナとする。
【0018】次に、第1の実施例の装置の動作を説明す
る。TDMA装置1からの通信信号は、IF UC4で
第二中間周波数に変換され、TX SW14に入る。T
X SW14はl(入力):n(出力)端子を有してお
り、SW CONT19からの制御により指定されたT
X SW14の出力端子、例えば伝送路5−1用のポー
トが選択され、伝送路5−1を経てRF部1(6/4G
Hz帯用)のRF UC6−1に入り、6GHz帯RF
周波数に変換され、さらに6GHz帯HPA7−1で所
定の電力に増幅された後、多周波数帯共用型送受信分波
器16の6GHz帯入力端子15−1に入り、アンテナ
9−3を経て、通信衛星のCバンド(6/4GHz帯)
トランスポンダに向けて送出される。
【0019】アンテナ9−3で受信されたCバンドトラ
ンスポンダからの4GHz帯通信信号は、多周波数帯共
用型送受信分波器16の4GHz帯出力端子17−1か
らRF部1の4GHz帯LNA10−1に入り、増幅さ
れた後、RF DC11−1で4GHz帯周波数から第
二中間周波数に周波数変換され、伝送路12−1を経
て、IF部のRX SW18に入る。
【0020】この時、RX SW18ではTX SW1
4と同様にIF DC13の入力端につながる対RF部
1用のポート12−1が選択されており、IF DC1
3によりTDMA装置用信号に周波数変換され、TDM
A装置1に送出される。
【0021】また、SW CONT19によりIF部の
TX SW14の出力ポートが5−2の伝送路用ポート
が選択されると、通信信号はRF部2(14/12GH
z帯用)に送られ、RF UC6−2においてRF周波
数は14GHz帯となり、HPA7−2を経て多周波数
帯共用型送受信分波器16の14GHz帯入力端子15
−2に入り、アンテナ9−3を経て通信衛星のKuバン
ド(14/12GHz帯)トランスポンダに送出され
る。通信衛星からの12GHz帯通信信号は、アンテナ
9−3及び多周波数帯共用型送受信分波器16の12G
Hz帯出力端子17−2からRF部の12GHz帯LN
A10−2に入り、増幅された後、RFDC11−2で
第二中間周波数に周波数変換され、伝送路12−2を経
てIF部のRX SW18に入る。
【0022】この場合、RX SW18では送信系と同
様にRF部2用の伝送路12−2のポートが選択されて
おり、IF帯通信信号はIF DC13でTDMA装置
用周波数に変換され、TDMA装置1に送出される。
【0023】同様にSW CONT19によりIF部の
TX SW 14の5−nの伝送路用ポートが選択され
ると、通信信号はRF部n(30/20GHz帯用)に
送られ、RF UC6−nにおいてRF周波数は30G
Hz帯となり、HPA7−nを得て、多周波数帯共用型
送受信分波器16の30GHz帯入力端子15−nに入
り、アンテナ9−3を経て通信衛星のKaバンド(30
/20GHz帯)トランスポンダに送出される。通信衛
星からの20GHz帯通信信号は、アンテナ9−3及び
多周波数帯共用型送受信分波器16の20GHz帯出力
端子17−nからRF部nの20GHz帯LNA10−
nに入り、増幅された後、RF DC11−nで第二中
間周波数に周波数変換され、伝送路12−nを経て、I
F部のRX SW18に入る。
【0024】この場合、RX SW18はRF部nがつ
ながる伝送路12−nのポートが選択されており、IF
帯通信信号はIF DC13でTDMA装置用周波数に
変換され、TDMA装置1に送出される。
【0025】なお、TX SW14、RX SW18は
高速で切替動作が可能であり、外部からのSW CON
T信号によりSW CONT19で、これを制御すれ
ば、バースト単位で、各RF部に切替えることができ、
通信衛星の周波数帯域の異なった任意のトランスポンダ
とバースト単位でアクセスすることができる。
【0026】図2は本発明の第2の実施例の構成を示す
ブロック図である。本実施例は、IF部に送受信用切替
器(送信系はl入力:n出力、受信系はn入力:l出
力)を付加し、RF部に複数のRF部を設け、IF部と
複数のRF部間を独立した複数の伝送路で接続し、そし
て各RF部ごとに送受信分波器及びアンテナを各々設け
た構成である。
【0027】次に、第2の実施例の装置の動作を説明す
る。TDMA装置1からの通信信号は、IF部のIF
UC4で第二中間周波数に周波数変換され、TX SW
14に入る。TX SW14は外部からの制御信号によ
りn個の出力端子中の1つが選択されており、例えば、
伝送路5−1用端子が選択されていると、通信信号であ
る第二中間周波数は伝送路5−1を経てRF部1のRF
UC6−1に送出される。RF部1に入力された通信
信号はRFUC6−1で通信衛星用の無線周波数に周波
数変換され、さらにHPA7−1で所定の送信電力に増
幅された後、FEED8−1を経てANT9−1へ送出
される。ANT9−1は、各々通信衛星と対向して設置
されており、ANT9−1からの通信信号は目的とする
通信衛星に送出される。
【0028】一方、衛星通信からの通信信号は、ANT
9−1により受信され、FEED8−1を経てLNA1
0−1で低雑音増幅され、RF部1のRF DC11−
1で第二中間周波数に変換された後、同軸ケーブル12
−1を経てIF部のRX SW18へ送出される。IF
部のRX SW18の多入力端子は、外部からの制御信
号により、TX SW14が選択しているRF部と同じ
RF部1が選択されており、通信信号はRX SW18
の出力端子からIF DC13に入り、IFDC 13
でTDMA信号に変換され、TDMA装置1へ送出され
る。
【0029】TX SW14及びRX SW18が外部
からの制御信号により伝送路5−2(RF部2の送信
系)及び、伝送路12−2(RF部2の受信系)を選択
している場合は、TDMA装置1からの通信信号はRF
部2及びANT9−2により通信衛星と信号の送受信を
行う。
【0030】図3は本発明の第3の実施例の構成を示す
ブロック図である。本実施例は伝送路に光ファイバケー
ブルを使用した場合の例で、IF部とRF部1〜n間を
接続する伝送路を光ファイバケーブル21−1〜21−
n、24−1〜24−nに、伝送路の前後に電気信号を
光信号に、又光信号を電気信号に相互に変換する電気/
光変換器20−1〜20−n、22−1〜22−n、2
3−1〜23−n、25−1〜25−nを挿入すること
で実現を図ったものである。
【0031】伝送路に光ケーブルを使用しているが、信
号の流れ及び、各部の機能動作は、第1の実施例と何ら
変わらない。
【0032】この場合は伝送路損失が低減するため、I
F部とRF部1〜nとの間の距離には、特に制限がなく
なる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信はトラヒックの少ないトランスポンダを選択・使用
し、又トラヒックが集中してきた時には、新たな呼に対
しては別の周波数帯のトランスポンダを選定し、通信を
行うことができるため、あふれ呼がなくなり、この結果
衛星上のトランスポンダも有効に使われることになる。
また、1つの地球局においては、通信衛星が搭載する周
波数帯毎の送受信装置を設ける必要がなくなり、経済化
にも寄与する。さらに、干渉を考慮して、各々周波数帯
毎に設置場所を変えることが可能になる。また、IF部
とRF部間の距離を任意に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図3】本発明の第3の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図4】従来の従来の衛星通信用トランスポンダホッピ
ング形地球局送受信装置の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 TDMA装置 2 インタフェース部 3 局部発振器 4 送信IF周波数変換器 5,5−1〜5−n 伝送用同軸ケーブル 6,6−1〜6−n 送信RF周波数変換器 7,7−1〜7−n 大電力増幅器 8,8−1,8−2 送受信分波器 9,9−1〜9−3 アンテナ 10,10−1〜10−n 低雑音増幅器 11,11−1〜11−n 受信RF周波数変換器 12,12−1〜12−n 伝送用同軸ケーブル 13 受信IF周波数変換器 14 送信IFスイッチ 15−1〜15−n 多周波数帯共用型送受信分波器入
力端子 16 多周波数帯共用型送受信分波器 17−1〜17−n 多周波数帯共用型送受信分波器出
力端子 18 受信IFスイッチ 19 スイッチ制御器 20−1〜20−n 電気/光変換器 21−1〜21−n 伝送用光ファイバケーブル 22−1〜22−n 光/電気変換器 23−1〜23−n 電気/光変換器 24−1〜24−n 伝送用光ファイバケーブル 25−1〜25−n 光/電気変換器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも変調装置から送られてくる第
    一中間周波数に変換された通信信号を第二中間周波数に
    変換する送信IF周波数変換器と第二中間周波数の信号
    を復調装置に送出するための通信信号に変換する受信I
    F周波数変換器とから構成されるIF部と、少なくとも
    第二中間周波数の通信信号を衛星用の無線周波数に変換
    する送信RF周波数変換器と衛星からの受信信号を第二
    中間周波数に変換する受信RF周波数変換器とから構成
    されるRF部と、少なくとも送受信分波器及びアンテナ
    から構成されるアンテナ装置とから成る地球局送受信装
    置において、 前記IF部との間の第二中間周波数は同じで変換周波数
    が異なる複数のRF部を設け、 前記送信IF周波数変換器の出力部と各前記RF部の前
    記送信RF周波数変換器の入力部との間に設けられ、通
    信信号の周波数帯域に応じた前記RF部に切り替わり当
    該通信信号を供給する第1のスイッチと、前記受信IF
    周波数変換器の入力部と各前記RF部の前記受信RF周
    波数変換器の出力部との間に設けられ、通信信号の周波
    数帯域に応じた前記RF部に切り替わり当該通信信号を
    供給する第2のスイッチとからなるIFスイッチと、 前記IFスイッチを制御する制御回路とを前記IF部に
    設け、 さらに前記アンテナ装置の前記送受信分波器を多周波数
    帯共用型送受信分波器とし、 前記IFスイッチの出入力端子と複数の前記RF部の入
    出力端子間を伝送路で接続し、 前記IFスイッチに前記制御回路からの制御信号により
    第二中間周波数の通信信号を制御信号に対応する前記R
    F部に切替え、通信衛星に搭載されている同じ周波数帯
    のトランスポンダ及び異なった周波数帯のトランスポン
    ダにホッピングさせて通信を行うことを特徴とする地球
    局送受信装置。
  2. 【請求項2】 各々の前記RF部の出力側に前記RF部
    に対応して、少なくとも送受信分波器及びアンテナから
    構成されるアンテナ装置を各々設けた請求項1記載の地
    球局送受信装置。
  3. 【請求項3】 前記IF部と前記RF部との間の伝送路
    が光ファイバケーブルであり、前記IF部及び前記RF
    部に電気信号を光信号に変換する電気/光変換器及び光
    信号を電気信号に変換する光/電気変換器を前記光ファ
    イバケーブルの送受信端子毎に設けた請求項1又は2記
    載の地球局送受信装置。
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