JPH06236393A - 電子化辞書装置及び自然言語処理装置 - Google Patents
電子化辞書装置及び自然言語処理装置Info
- Publication number
- JPH06236393A JPH06236393A JP5022324A JP2232493A JPH06236393A JP H06236393 A JPH06236393 A JP H06236393A JP 5022324 A JP5022324 A JP 5022324A JP 2232493 A JP2232493 A JP 2232493A JP H06236393 A JPH06236393 A JP H06236393A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- word
- information
- rule
- change
- irregular
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種電子化文書を解析する際に用いられる自
然言語処理装置に関するもので、不規則変化語に規則語
尾がついた単語を解析する際に形態素解析の失敗や未知
語解析の結果を待たずにその語を不規則変化する語に誤
って規則変化の語尾がついた語と認識し、その情報を出
力することを目的とする。 【構成】 入力部11、検索部12、電子化辞書13、
不規則変化語に規則変化ルールを適用して得た情報をも
とに得られる、不規則変化語が規則変化した場合にでき
る単語の情報14、出力部15を用意する。入力部11
から電子化辞書13にない単語が入力された場合、それ
が不規則変化語に規則変化語尾がついた語であれば、不
規則変化語が規則変化した場合にできる単語の情報14
を参照することにより、形態素解析の失敗や未知語解析
の結果を待たずに出力部15にその情報を出力すること
ができる。
然言語処理装置に関するもので、不規則変化語に規則語
尾がついた単語を解析する際に形態素解析の失敗や未知
語解析の結果を待たずにその語を不規則変化する語に誤
って規則変化の語尾がついた語と認識し、その情報を出
力することを目的とする。 【構成】 入力部11、検索部12、電子化辞書13、
不規則変化語に規則変化ルールを適用して得た情報をも
とに得られる、不規則変化語が規則変化した場合にでき
る単語の情報14、出力部15を用意する。入力部11
から電子化辞書13にない単語が入力された場合、それ
が不規則変化語に規則変化語尾がついた語であれば、不
規則変化語が規則変化した場合にできる単語の情報14
を参照することにより、形態素解析の失敗や未知語解析
の結果を待たずに出力部15にその情報を出力すること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子化された文章を解析
する自然言語処理装置に関するものである。
する自然言語処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自然言語処理においては未知語解
析技術が進んでいるが、それらは形態素解析の失敗を受
けて起動される処理であった。すなわち、従来の自然言
語処理装置では不規則変化語に規則語尾がついた語が入
力されると不規則変化語と規則語尾が連接に失敗して入
力語を未知語と認識したのちに、未知語処理を起動して
情報を得るという方法をとっていた。
析技術が進んでいるが、それらは形態素解析の失敗を受
けて起動される処理であった。すなわち、従来の自然言
語処理装置では不規則変化語に規則語尾がついた語が入
力されると不規則変化語と規則語尾が連接に失敗して入
力語を未知語と認識したのちに、未知語処理を起動して
情報を得るという方法をとっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術では不規則変化語に規則変化語尾がついた語を処
理するには未知語として認識したのち改めて未知語解析
処理を起動しなければならないという課題を有してい
た。このため不規則変化語に規則変化語尾がついたよう
な規則的に綴を誤った単語についてもまずは形態素解析
が必要だった。
の技術では不規則変化語に規則変化語尾がついた語を処
理するには未知語として認識したのち改めて未知語解析
処理を起動しなければならないという課題を有してい
た。このため不規則変化語に規則変化語尾がついたよう
な規則的に綴を誤った単語についてもまずは形態素解析
が必要だった。
【0004】だが例えばスペルチェックだけを行ないた
い場合には形態素解析をしないでチェックすることも考
えられる。不規則変化語を規則変化語と間違って規則変
化させたような場合、書きては単語を正しいものと思い
込みがちで自分では間違いに気づきにくいのでこのよう
な場合には正しい単語の情報を示すことが効果的であ
る。このとき形態素解析をせずに正しい単語の情報を得
るには誤った綴の単語とその語の情報が必要であるが、
これが従来の自然言語処理装置にはなかった。
い場合には形態素解析をしないでチェックすることも考
えられる。不規則変化語を規則変化語と間違って規則変
化させたような場合、書きては単語を正しいものと思い
込みがちで自分では間違いに気づきにくいのでこのよう
な場合には正しい単語の情報を示すことが効果的であ
る。このとき形態素解析をせずに正しい単語の情報を得
るには誤った綴の単語とその語の情報が必要であるが、
これが従来の自然言語処理装置にはなかった。
【0005】また語を認識した後で別の処理、たとえば
意味解析処理を行なう場合には間違いの指摘をするより
も間違いを意識せずに本来の単語の情報を得られること
が望ましい。
意味解析処理を行なう場合には間違いの指摘をするより
も間違いを意識せずに本来の単語の情報を得られること
が望ましい。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、不規則変化語に規則変化ルールを適用して不規則変
化語に誤って規則変化語尾がつけられた結果できる単語
の情報を作成しこれを用いることにより、形態素解析の
失敗や未知語解析の結果を待たずにそのような綴の単語
を解析することを目的とする。
で、不規則変化語に規則変化ルールを適用して不規則変
化語に誤って規則変化語尾がつけられた結果できる単語
の情報を作成しこれを用いることにより、形態素解析の
失敗や未知語解析の結果を待たずにそのような綴の単語
を解析することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明では解析すべき単語を受けとる入力部と、そ
の単語をもとに電子化辞書などの情報を検索する検索部
と、不規則変化語に規則変化ルールを適用することによ
って得られる、不規則変化語が規則変化した場合の単語
の情報と、電子化辞書と、出力部を備えている。
に、本発明では解析すべき単語を受けとる入力部と、そ
の単語をもとに電子化辞書などの情報を検索する検索部
と、不規則変化語に規則変化ルールを適用することによ
って得られる、不規則変化語が規則変化した場合の単語
の情報と、電子化辞書と、出力部を備えている。
【0008】
【作用】本発明は上記構成により、辞書未登録語のうち
不規則変化語に規則変化語尾がついた語が入力された場
合、不規則変化語に規則変化ルールを適用した結果得ら
れた情報を利用することにより、形態素解析の失敗や未
知語解析の結果をまたずに不規則変化語に規則変化語尾
がついたものであることを認識し、その単語の情報を得
ることができる。
不規則変化語に規則変化語尾がついた語が入力された場
合、不規則変化語に規則変化ルールを適用した結果得ら
れた情報を利用することにより、形態素解析の失敗や未
知語解析の結果をまたずに不規則変化語に規則変化語尾
がついたものであることを認識し、その単語の情報を得
ることができる。
【0009】
(実施例1)以下に本発明の第1の実施例として、本発
明を用いたスペルチェック装置について図面を参照しな
がら説明する。
明を用いたスペルチェック装置について図面を参照しな
がら説明する。
【0010】図1において、11は入力部、12は検索
部、13は電子化辞書、14は不規則変化語が規則変化
した場合にできる単語の情報、15は出力部である。以
下、14のことを不規則変化語情報14と呼ぶ。
部、13は電子化辞書、14は不規則変化語が規則変化
した場合にできる単語の情報、15は出力部である。以
下、14のことを不規則変化語情報14と呼ぶ。
【0011】入力部11から入力された単語は検索部1
2によって電子化辞書13と不規則変化語情報14にあ
るか調べられる。電子化辞書13に該当するエントリが
あれば、この単語の綴は正しいと判断される。不規則変
化語情報14に該当するものがあれば、その情報をもと
に不規則変化する語に規則変化語尾がついた、綴の誤っ
た語だと判断され、必要に応じて正しい語の情報も出力
される。13、14どちらにも載っていない語について
は、それ以外の綴の誤った語だと判断される。
2によって電子化辞書13と不規則変化語情報14にあ
るか調べられる。電子化辞書13に該当するエントリが
あれば、この単語の綴は正しいと判断される。不規則変
化語情報14に該当するものがあれば、その情報をもと
に不規則変化する語に規則変化語尾がついた、綴の誤っ
た語だと判断され、必要に応じて正しい語の情報も出力
される。13、14どちらにも載っていない語について
は、それ以外の綴の誤った語だと判断される。
【0012】不規則変化語情報14は、不規則変化語に
規則変化ルールを適用して得られる。この規則変化ルー
ルとは図2のようなもので、もとの単語の語尾の形態か
ら一意の結果を得ることができる。このルールに不規則
変化語を適用して不規則変化語が誤って規則変化させら
れた場合にできる語の情報、あるいは誤って規則変化す
る場合に接続する語尾の種類を得る。これについては不
規則変化語のうち、名詞を例にとり、名詞複数形をつく
る規則ルールの動作について図3を用いて説明する。
規則変化ルールを適用して得られる。この規則変化ルー
ルとは図2のようなもので、もとの単語の語尾の形態か
ら一意の結果を得ることができる。このルールに不規則
変化語を適用して不規則変化語が誤って規則変化させら
れた場合にできる語の情報、あるいは誤って規則変化す
る場合に接続する語尾の種類を得る。これについては不
規則変化語のうち、名詞を例にとり、名詞複数形をつく
る規則ルールの動作について図3を用いて説明する。
【0013】図3において、入力された不規則変化語を
する名詞は語尾を評価され(302、303、30
4)、規則変化語であればそれぞれ対応する複数形語尾
を得るはずであると判断される(306、307、30
8、309)。これらの語尾をつけた綴の単語につい
て、他の単語としてすでに辞書に存在するか確かめる
(305)。すでに存在する語であればこの綴がでてき
ても不規則変化語に規則変化語尾がついたものとは断定
できないので、この情報は無効とする(310)。辞書
に存在していなければ、不規則変化語に規則変化語尾が
ついたものと判断してもいいものとし、この不規則変化
語と規則変化語尾の情報を有効とする(311)。
する名詞は語尾を評価され(302、303、30
4)、規則変化語であればそれぞれ対応する複数形語尾
を得るはずであると判断される(306、307、30
8、309)。これらの語尾をつけた綴の単語につい
て、他の単語としてすでに辞書に存在するか確かめる
(305)。すでに存在する語であればこの綴がでてき
ても不規則変化語に規則変化語尾がついたものとは断定
できないので、この情報は無効とする(310)。辞書
に存在していなければ、不規則変化語に規則変化語尾が
ついたものと判断してもいいものとし、この不規則変化
語と規則変化語尾の情報を有効とする(311)。
【0014】14の不規則変化語が規則変化した場合に
できる単語の情報はこのように不規則変化語に規則変化
ルールを適用して得られるものであり、その形態は複数
考えられる。この実施例では不規則変化語に規則変化語
尾がついた単語の表記と辞書情報が13の電子化辞書に
準じた形で入っているものとする。
できる単語の情報はこのように不規則変化語に規則変化
ルールを適用して得られるものであり、その形態は複数
考えられる。この実施例では不規則変化語に規則変化語
尾がついた単語の表記と辞書情報が13の電子化辞書に
準じた形で入っているものとする。
【0015】以上のように構成されたスペルチェック装
置について、図4を用いてその動作を説明する。例とし
て名詞で、複数形を作る際に不規則変化する単語phe
nomenonに規則変化語尾sがついた単語phen
omenonsが入力されたものとする。この単語は検
索部12によって電子化辞書13にあるか調べられる
(42)。単語phenomenonsは電子化辞書1
3にないため、不規則変化語情報14にあるか調べられ
る(44)。このとき不規則変化語情報14のもととな
る規則変化ルールでは、単語phenomenonの語
尾はnであることから図3のフローに基づき、この形に
対応する規則変化語尾はsであることがわかっている。
そこで、不規則変化語情報14には単語phenome
nonsとその情報が不規則変化語phenomeno
nに誤って規則変化ルールを適用させた結果できたもの
として入っている。そこで単語phenomenons
は不規則変化語phenomenonの複数形の間違い
であると判断される(45)。
置について、図4を用いてその動作を説明する。例とし
て名詞で、複数形を作る際に不規則変化する単語phe
nomenonに規則変化語尾sがついた単語phen
omenonsが入力されたものとする。この単語は検
索部12によって電子化辞書13にあるか調べられる
(42)。単語phenomenonsは電子化辞書1
3にないため、不規則変化語情報14にあるか調べられ
る(44)。このとき不規則変化語情報14のもととな
る規則変化ルールでは、単語phenomenonの語
尾はnであることから図3のフローに基づき、この形に
対応する規則変化語尾はsであることがわかっている。
そこで、不規則変化語情報14には単語phenome
nonsとその情報が不規則変化語phenomeno
nに誤って規則変化ルールを適用させた結果できたもの
として入っている。そこで単語phenomenons
は不規則変化語phenomenonの複数形の間違い
であると判断される(45)。
【0016】このように本発明の自然言語処理装置を用
いたスペルチェック装置は形態素解析を行なわずに不規
則変化語に規則変化語尾がついた単語を認識し、その正
しい綴を指摘することが可能である。
いたスペルチェック装置は形態素解析を行なわずに不規
則変化語に規則変化語尾がついた単語を認識し、その正
しい綴を指摘することが可能である。
【0017】(実施例2)次に本発明の第2の実施例と
して、本発明の自然言語処理装置を意味解析装置に用い
た例について図面を参照しながら説明する。これは 本
発明の自然言語処理装置の処理後に別の処理が入ってき
た場合、綴が誤っていることを意識せずに処理できるこ
とを示すものである。
して、本発明の自然言語処理装置を意味解析装置に用い
た例について図面を参照しながら説明する。これは 本
発明の自然言語処理装置の処理後に別の処理が入ってき
た場合、綴が誤っていることを意識せずに処理できるこ
とを示すものである。
【0018】図5において51は入力部、52は検索
部、53は電子化辞書、54は不規則変化語情報、55
は意味解析部、56は出力部である。
部、53は電子化辞書、54は不規則変化語情報、55
は意味解析部、56は出力部である。
【0019】図1との違いは単語の解析結果がさらに意
味解析部に渡されることである。以上のように構成され
た意味解析装置について、図6を用いてその動作を説明
する。
味解析部に渡されることである。以上のように構成され
た意味解析装置について、図6を用いてその動作を説明
する。
【0020】まず正しい綴の単語が入力された場合につ
いて説明する。正しい綴の語が入力された場合、検索部
52は電子化辞書53を検索した時点(62)でこの単
語の情報が得られるので、ここで単語の情報を得(6
3)、得られた情報を意味解析部55に渡す。意味解析
部55はその情報をもとに意味解析を行ない、結果を出
力部56に出力する(67)。
いて説明する。正しい綴の語が入力された場合、検索部
52は電子化辞書53を検索した時点(62)でこの単
語の情報が得られるので、ここで単語の情報を得(6
3)、得られた情報を意味解析部55に渡す。意味解析
部55はその情報をもとに意味解析を行ない、結果を出
力部56に出力する(67)。
【0021】次に名詞で、複数形を作る際に不規則変化
する単語manに規則変化語尾sがついた単語mans
が入力されたものとする。この単語は検索部52によっ
て電子化辞書53にあるか調べられる(62)。単語m
ansは電子化辞書53にないため、不規則変化語情報
54にあるか調べられる(64)。このとき不規則変化
語情報54には単語manの語尾はnであることから図
3の規則変化ルールのフローに基づき、この形に対応す
る規則変化語尾はsであり、単語mansとその情報と
して、不規則変化語manに誤って規則変化ルールを適
用させた結果できたものだという情報が入っている。そ
こで単語mansは不規則変化語manの複数形men
の間違いであると判断され、正しい語menの情報が取
得される(65)。意味解析部55はこの正しい語の情
報をもとに意味解析をおこない、結果を出力部56に出
力する(67)。
する単語manに規則変化語尾sがついた単語mans
が入力されたものとする。この単語は検索部52によっ
て電子化辞書53にあるか調べられる(62)。単語m
ansは電子化辞書53にないため、不規則変化語情報
54にあるか調べられる(64)。このとき不規則変化
語情報54には単語manの語尾はnであることから図
3の規則変化ルールのフローに基づき、この形に対応す
る規則変化語尾はsであり、単語mansとその情報と
して、不規則変化語manに誤って規則変化ルールを適
用させた結果できたものだという情報が入っている。そ
こで単語mansは不規則変化語manの複数形men
の間違いであると判断され、正しい語menの情報が取
得される(65)。意味解析部55はこの正しい語の情
報をもとに意味解析をおこない、結果を出力部56に出
力する(67)。
【0022】このように、本発明の自然言語処理装置を
用いた意味解析装置は不規則変化語に誤って規則変化語
尾がついた語が入力された場合も未知語処理をおこなう
ことなく正しい綴の語が入力された場合と同様に意味解
析を行なうことができる。
用いた意味解析装置は不規則変化語に誤って規則変化語
尾がついた語が入力された場合も未知語処理をおこなう
ことなく正しい綴の語が入力された場合と同様に意味解
析を行なうことができる。
【0023】なお、不規則変化語情報(14、54)の
形態について、本実施例では不規則変化語に規則変化ル
ールを適用して得られる静的なデータベースで、電子化
辞書とは別のものだと仮定したが、この情報自体は不規
則変化語の情報とそれに対応する規則語尾の組さえあれ
ばいいので、できた単語を電子化辞書のエントリにをそ
のまま追加記述してもよい。また形態素解析結果を用い
るのであれば、不規則変化語のエントリに規則変化語尾
と連接する情報を追加してもよいし、連接情報をテーブ
ルに書いておいて辞書情報とリンクすることにより、動
的にアクセスする方法も考えられる。
形態について、本実施例では不規則変化語に規則変化ル
ールを適用して得られる静的なデータベースで、電子化
辞書とは別のものだと仮定したが、この情報自体は不規
則変化語の情報とそれに対応する規則語尾の組さえあれ
ばいいので、できた単語を電子化辞書のエントリにをそ
のまま追加記述してもよい。また形態素解析結果を用い
るのであれば、不規則変化語のエントリに規則変化語尾
と連接する情報を追加してもよいし、連接情報をテーブ
ルに書いておいて辞書情報とリンクすることにより、動
的にアクセスする方法も考えられる。
【0024】また、本実施例では対処する不規則変化の
例として名詞複数形をつくる不規則変化を用いたが、形
容詞/副詞の比較変化および動詞の時制変化について
も、規則変化ルールをそれぞれの形態にもとづいた規則
変化ルールにおきかえ、それぞれの不規則変化語を入力
として誤って変化させられた単語の情報を用意すること
により、同様に処理できることはいうまでもない。
例として名詞複数形をつくる不規則変化を用いたが、形
容詞/副詞の比較変化および動詞の時制変化について
も、規則変化ルールをそれぞれの形態にもとづいた規則
変化ルールにおきかえ、それぞれの不規則変化語を入力
として誤って変化させられた単語の情報を用意すること
により、同様に処理できることはいうまでもない。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明は、不規則変化語に
規則変化ルールを適用して不規則変化語が誤って規則変
化させられた場合にできる単語の情報を用意することに
より、形態素解析の失敗や未知語解析の結果を待たずに
不規則変化語に規則変化語尾がついた語を認識し、その
情報を得ることができる。
規則変化ルールを適用して不規則変化語が誤って規則変
化させられた場合にできる単語の情報を用意することに
より、形態素解析の失敗や未知語解析の結果を待たずに
不規則変化語に規則変化語尾がついた語を認識し、その
情報を得ることができる。
【0026】こうして得られた情報を用いた自然言語処
理装置についてはこの種類の誤った綴の語が入力された
場合、綴の誤りを意識せずに次の処理に移行できる。
理装置についてはこの種類の誤った綴の語が入力された
場合、綴の誤りを意識せずに次の処理に移行できる。
【0027】また、このとき予測に利用されるデータは
規則変化ルールにもとづいて自動的に生成できるので、
他の方法と比較して作成の負担が軽く維持が容易であ
る。
規則変化ルールにもとづいて自動的に生成できるので、
他の方法と比較して作成の負担が軽く維持が容易であ
る。
【図1】本発明の第1の実施例におけるスペルチェック
装置の構成を示す概念図
装置の構成を示す概念図
【図2】名詞複数形をつくるための規則変化ルールの例
を示す概念図
を示す概念図
【図3】名詞複数形をつくるための規則変化ルールの動
作フロー図
作フロー図
【図4】本発明の第1の実施例におけるスペルチェック
装置の動作フロー図
装置の動作フロー図
【図5】本発明の第2の実施例における意味解析処理装
置の構成を示す概念図
置の構成を示す概念図
【図6】本発明の第2の実施例におけるス意味解析装置
の動作フロー図
の動作フロー図
11 入力部 12 検索部 13 電子化辞書 14 不規則変化語に規則変化語尾がついた場合の単語
の情報 15 出力部
の情報 15 出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清野 正樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 不規則変化語が規則変化した場合に得ら
れる単語の情報である不規則変化語情報を格納すること
を特徴とする電子化辞書装置。 - 【請求項2】 解析すべき文字列を入力する入力部と、
単語情報を格納する電子辞書と、前記入力部から入力さ
れた文字列に基づき前記電子化辞書を検索する検索部と
を備え、前記検索部が不規則変化語に規則変化ルールを
適用して得られる不規則変化語が規則変化した場合にで
きる単語の情報に基づき不規則変化語に規則変化語尾の
ついた単語を認識することを特徴とする自然言語処理装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5022324A JPH06236393A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 電子化辞書装置及び自然言語処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5022324A JPH06236393A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 電子化辞書装置及び自然言語処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06236393A true JPH06236393A (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=12079538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5022324A Pending JPH06236393A (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 電子化辞書装置及び自然言語処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06236393A (ja) |
-
1993
- 1993-02-10 JP JP5022324A patent/JPH06236393A/ja active Pending
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