JPH06233662A - ホットパック用自動整列冷却システム - Google Patents
ホットパック用自動整列冷却システムInfo
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- JPH06233662A JPH06233662A JP5020038A JP2003893A JPH06233662A JP H06233662 A JPH06233662 A JP H06233662A JP 5020038 A JP5020038 A JP 5020038A JP 2003893 A JP2003893 A JP 2003893A JP H06233662 A JPH06233662 A JP H06233662A
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- Japan
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- cooling
- hot
- conveyor
- pack
- cooling tank
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型かつ単純な構造で、冷却性能が高く、冷
却槽の清掃などの保守が容易で、しかも、効率的な製造
ラインが構築可能な、優れたホットパック用自動整列冷
却システムを提供する。 【構成】 冷却槽1の一端側を、高温のパック豆腐2H
を投入するための投入部3とし、冷却槽1の他端側を、
冷却済みパック豆腐2Cを排出するための排出部4とす
る。前記冷却槽1の投入部3側には、前工程から高温の
パック豆腐2Hを搬送する投入側連結コンベア5と、パ
ック豆腐2を冷却槽1内に投入する投入ロボット6を設
ける。一方、冷却槽1の排出部4側には、冷却済みパッ
ク豆腐2Cを次工程へ搬送する排出側連結コンベア7
と、冷却済みパック豆腐2Cを冷却槽1から排出する排
出ロボット8を設ける。排出側連結コンベア7の終端側
には、冷却済みパック豆腐2Cをコンテナ詰めするフル
オートケーサー9を設ける。
却槽の清掃などの保守が容易で、しかも、効率的な製造
ラインが構築可能な、優れたホットパック用自動整列冷
却システムを提供する。 【構成】 冷却槽1の一端側を、高温のパック豆腐2H
を投入するための投入部3とし、冷却槽1の他端側を、
冷却済みパック豆腐2Cを排出するための排出部4とす
る。前記冷却槽1の投入部3側には、前工程から高温の
パック豆腐2Hを搬送する投入側連結コンベア5と、パ
ック豆腐2を冷却槽1内に投入する投入ロボット6を設
ける。一方、冷却槽1の排出部4側には、冷却済みパッ
ク豆腐2Cを次工程へ搬送する排出側連結コンベア7
と、冷却済みパック豆腐2Cを冷却槽1から排出する排
出ロボット8を設ける。排出側連結コンベア7の終端側
には、冷却済みパック豆腐2Cをコンテナ詰めするフル
オートケーサー9を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高温のパック豆腐のよ
うないわゆるホットパックを、連続自動的に整列させて
冷却するホットパック用自動整列冷却システムの改良に
関するもので、特に、小型かつ単純な構造で、冷却性能
が高く、清掃などの保守が容易で、しかも、効率的な製
造ラインを構築可能としたものに係る。
うないわゆるホットパックを、連続自動的に整列させて
冷却するホットパック用自動整列冷却システムの改良に
関するもので、特に、小型かつ単純な構造で、冷却性能
が高く、清掃などの保守が容易で、しかも、効率的な製
造ラインを構築可能としたものに係る。
【0002】
【従来の技術】従来から、パック豆腐などの食品に代表
されるパック製品(本明細書において「パック」とい
う。)の製造において、ホットパック用自動整列冷却シ
ステムが用いられている。このシステムは、前記のよう
なパックの製造ラインの一部を構成するもので、前工程
において高温となっているパック(本明細書において
「ホットパック」という。)を整列させたうえ、冷却水
を満たした冷却槽で冷却するものである。
されるパック製品(本明細書において「パック」とい
う。)の製造において、ホットパック用自動整列冷却シ
ステムが用いられている。このシステムは、前記のよう
なパックの製造ラインの一部を構成するもので、前工程
において高温となっているパック(本明細書において
「ホットパック」という。)を整列させたうえ、冷却水
を満たした冷却槽で冷却するものである。
【0003】例えば、合成樹脂などのパックに封入され
たいわゆるパック豆腐の製造ラインでは、豆乳の加熱・
凝固・所定寸法への切断・切断された豆腐のパック詰め
という前工程に続いて、上記のホットパック用自動整列
冷却システムが用いられる。すなわち、これらの前工程
から送り出されたパック豆腐は、60℃程度のホットパ
ックとなっており、このパック豆腐は、ホットパック用
自動整列冷却システムによって、保存に適する5℃程度
の低温に冷却される。
たいわゆるパック豆腐の製造ラインでは、豆乳の加熱・
凝固・所定寸法への切断・切断された豆腐のパック詰め
という前工程に続いて、上記のホットパック用自動整列
冷却システムが用いられる。すなわち、これらの前工程
から送り出されたパック豆腐は、60℃程度のホットパ
ックとなっており、このパック豆腐は、ホットパック用
自動整列冷却システムによって、保存に適する5℃程度
の低温に冷却される。
【0004】ところで、このようなホットパック用自動
整列冷却システムにおける冷却槽としては、複数の冷却
槽を組み合わせたクールクール槽と称される形式のもの
が用いられている。ここで、図12は、クールクール槽
を用いた従来のホットパック用自動整列冷却システムの
一例を示すものである。この図に示すクールクール槽
は、別個独立に形成された2つの冷却槽A,Bを上下2
段に配設したもので、このシステムでは、ホットパック
を搭載するコンベアCが、これら複数の冷却槽A,B中
を順次周回走行するように構成されている。
整列冷却システムにおける冷却槽としては、複数の冷却
槽を組み合わせたクールクール槽と称される形式のもの
が用いられている。ここで、図12は、クールクール槽
を用いた従来のホットパック用自動整列冷却システムの
一例を示すものである。この図に示すクールクール槽
は、別個独立に形成された2つの冷却槽A,Bを上下2
段に配設したもので、このシステムでは、ホットパック
を搭載するコンベアCが、これら複数の冷却槽A,B中
を順次周回走行するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ホットパック用自動整列冷却システムは、上記のような
クールクール槽を用いていた結果、次のような問題点を
有していた。すなわち、従来のシステムでは、複数の冷
却槽が別個独立に設けられていたため、大きな設置スペ
ースを要するのみならず、構成が複雑となって保守上の
負担が増大していた。特に、従来のシステムでは、複数
の冷却槽が上下2段に配設されていたため、上段の冷却
槽に妨害されて下段の冷却槽の清掃が困難であった。
ホットパック用自動整列冷却システムは、上記のような
クールクール槽を用いていた結果、次のような問題点を
有していた。すなわち、従来のシステムでは、複数の冷
却槽が別個独立に設けられていたため、大きな設置スペ
ースを要するのみならず、構成が複雑となって保守上の
負担が増大していた。特に、従来のシステムでは、複数
の冷却槽が上下2段に配設されていたため、上段の冷却
槽に妨害されて下段の冷却槽の清掃が困難であった。
【0006】また、従来のシステムでは、上下2段に配
設された冷却槽中をホットパック冷却用コンベアが1往
復するのみであり、冷却済みパックは、システムのう
ち、ホットパックを投入するための投入部と同一の側か
ら排出されていた。このため、製造ライン上を終端側に
向かって移動していたホットパックがラインを逆戻りし
た位置でシステムから排出される結果となり、従来のシ
ステムを含む製造ラインでは単一線状の効率的なレイア
ウト構築が困難であった。
設された冷却槽中をホットパック冷却用コンベアが1往
復するのみであり、冷却済みパックは、システムのう
ち、ホットパックを投入するための投入部と同一の側か
ら排出されていた。このため、製造ライン上を終端側に
向かって移動していたホットパックがラインを逆戻りし
た位置でシステムから排出される結果となり、従来のシ
ステムを含む製造ラインでは単一線状の効率的なレイア
ウト構築が困難であった。
【0007】さらに、従来のシステムでは、システムへ
のホットパックの搬送・投入や、システムからの冷却済
みパックの排出、冷却済みパックの箱詰めなどの作業
が、すべて手作業で行われていたため、効率的な製造ラ
インの構築が一層困難であった。
のホットパックの搬送・投入や、システムからの冷却済
みパックの排出、冷却済みパックの箱詰めなどの作業
が、すべて手作業で行われていたため、効率的な製造ラ
インの構築が一層困難であった。
【0008】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたもので、その目的は、小型
かつ単純な構造で、冷却性能が高く、冷却槽の清掃など
の保守が容易で、しかも、効率的な製造ラインが構築可
能な、優れたホットパック用自動整列冷却システムを提
供することにある。
を解決するために提案されたもので、その目的は、小型
かつ単純な構造で、冷却性能が高く、冷却槽の清掃など
の保守が容易で、しかも、効率的な製造ラインが構築可
能な、優れたホットパック用自動整列冷却システムを提
供することにある。
【0009】なお、パックの冷却のみならず温熱につい
ても、上記と同様の問題点が存在しており、本発明は、
パックの冷却のみならず温熱をも包含するものである。
この場合、特許請求の範囲を含む本明細書において、
「冷却」とあるのは「温熱」と、「高温」とあるのは
「低温」と、「ホットパック」とあるのは「コールドパ
ック」と、それぞれ読み替えるものとする。
ても、上記と同様の問題点が存在しており、本発明は、
パックの冷却のみならず温熱をも包含するものである。
この場合、特許請求の範囲を含む本明細書において、
「冷却」とあるのは「温熱」と、「高温」とあるのは
「低温」と、「ホットパック」とあるのは「コールドパ
ック」と、それぞれ読み替えるものとする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するた
め、請求項1の発明は、冷却水を満たすための冷却槽
と、この冷却槽中を走行する冷却用コンベアと、前記冷
却用コンベアに高温のホットパックを投入するための投
入部と、冷却済みの前記パックを前記冷却用コンベアか
ら排出するための排出部とを有するホットパック用自動
整列冷却システムにおいて、前記冷却槽は単一に形成さ
れ、前記冷却用コンベアは前記冷却槽内をつづら折り状
に走行するように構成され、前記排出部は前記冷却槽の
一端側に設けられ、前記投入部は前記冷却槽の他端側に
設けられたことを特徴とする。
め、請求項1の発明は、冷却水を満たすための冷却槽
と、この冷却槽中を走行する冷却用コンベアと、前記冷
却用コンベアに高温のホットパックを投入するための投
入部と、冷却済みの前記パックを前記冷却用コンベアか
ら排出するための排出部とを有するホットパック用自動
整列冷却システムにおいて、前記冷却槽は単一に形成さ
れ、前記冷却用コンベアは前記冷却槽内をつづら折り状
に走行するように構成され、前記排出部は前記冷却槽の
一端側に設けられ、前記投入部は前記冷却槽の他端側に
設けられたことを特徴とする。
【0011】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
ホットパック用自動整列冷却システムにおいて、前記冷
却用コンベアはチェーンを用いたチェーンコンベアであ
り、前記チェーンを支持するチェーンガイドを設けたこ
とを特徴とする。
ホットパック用自動整列冷却システムにおいて、前記冷
却用コンベアはチェーンを用いたチェーンコンベアであ
り、前記チェーンを支持するチェーンガイドを設けたこ
とを特徴とする。
【0012】また、請求項3の発明は、請求項2記載の
ホットパック用自動整列冷却システムにおいて、前記冷
却槽中には前記チェーンを駆動するための駆動用歯車が
設けられ、この駆動用歯車の回転軸は、密封された軸受
けを介して前記冷却槽の側面を貫通し、かつ、冷却槽外
部に設けられた駆動源に連結されたことを特徴とする。
ホットパック用自動整列冷却システムにおいて、前記冷
却槽中には前記チェーンを駆動するための駆動用歯車が
設けられ、この駆動用歯車の回転軸は、密封された軸受
けを介して前記冷却槽の側面を貫通し、かつ、冷却槽外
部に設けられた駆動源に連結されたことを特徴とする。
【0013】また、請求項4の発明は、請求項1記載の
ホットパック用自動整列冷却システムにおいて、前記冷
却用コンベアは前記ホットパックを収納する収納手段を
複数備え、前記各収納手段はそれぞれ、複数の前記ホッ
トパックをその進行方向に対して一列横隊に収納するよ
うに構成されたことを特徴とする。
ホットパック用自動整列冷却システムにおいて、前記冷
却用コンベアは前記ホットパックを収納する収納手段を
複数備え、前記各収納手段はそれぞれ、複数の前記ホッ
トパックをその進行方向に対して一列横隊に収納するよ
うに構成されたことを特徴とする。
【0014】また、請求項5の発明は、請求項4記載の
ホットパック用自動整列冷却システムにおいて、前記収
納手段として複数平行に設けられたシャフトを用いたこ
とを特徴とする。
ホットパック用自動整列冷却システムにおいて、前記収
納手段として複数平行に設けられたシャフトを用いたこ
とを特徴とする。
【0015】また、請求項6の発明は、請求項4記載の
ホットパック用自動整列冷却システムにおいて、前記収
納手段としてバケットを用い、前記各バケットの側面及
び底面には前記冷却水を前記ホットパックに接触させる
ための通水孔が設けられたことを特徴とする。
ホットパック用自動整列冷却システムにおいて、前記収
納手段としてバケットを用い、前記各バケットの側面及
び底面には前記冷却水を前記ホットパックに接触させる
ための通水孔が設けられたことを特徴とする。
【0016】また、請求項7の発明は、請求項4記載の
ホットパック用自動整列冷却システムにおいて、前記各
収納手段は、前記ホットパックを当該収納手段内にロッ
クするロックシャフトと、このロックシャフトを支持す
るために前記収納手段に設けられ、前記ロックシャフト
が前記ホットパックを当該収納手段内にロックするロッ
ク位置と、前記ロックシャフトが前記ホットパックをア
ンロックする開放位置とに回動するシャフトアームと、
このシャフトアームを前記ロック位置側及び前記解放位
置に回動させる回動手段を備えたことを特徴とするま
た、請求項8の発明は、請求項7記載のホットパック用
自動整列冷却システムにおいて、前記回動手段としてカ
ム機構を用いたことを特徴とする。
ホットパック用自動整列冷却システムにおいて、前記各
収納手段は、前記ホットパックを当該収納手段内にロッ
クするロックシャフトと、このロックシャフトを支持す
るために前記収納手段に設けられ、前記ロックシャフト
が前記ホットパックを当該収納手段内にロックするロッ
ク位置と、前記ロックシャフトが前記ホットパックをア
ンロックする開放位置とに回動するシャフトアームと、
このシャフトアームを前記ロック位置側及び前記解放位
置に回動させる回動手段を備えたことを特徴とするま
た、請求項8の発明は、請求項7記載のホットパック用
自動整列冷却システムにおいて、前記回動手段としてカ
ム機構を用いたことを特徴とする。
【0017】また、請求項9の発明は、請求項7記載の
ホットパック用自動整列冷却システムにおいて、前記回
動手段として、前記シャフトアームを前記ロック位置側
に付勢するばねと、前記投入部及び前記排出部に設けら
れ前記シャフトアームを前記開放位置に回動させるカム
とを用いたことを特徴とする。
ホットパック用自動整列冷却システムにおいて、前記回
動手段として、前記シャフトアームを前記ロック位置側
に付勢するばねと、前記投入部及び前記排出部に設けら
れ前記シャフトアームを前記開放位置に回動させるカム
とを用いたことを特徴とする。
【0018】また、請求項10の発明は、請求項1記載
のホットパック用自動整列冷却システムにおいて、前記
ホットパックを前工程から前記投入部に搬送する投入側
連結コンベアと、前記排出部から排出された冷却済みの
前記パックを次工程に搬送する排出側連結コンベアとを
有し、前記投入部には、前記ホットパックを前記投入側
連結コンベアから前記冷却用コンベアに投入する投入手
段が設けられ、前記排出部には、冷却済みパックを前記
冷却用コンベアから排出して前記排出側連結コンベアに
搭載する排出手段が設けられたことを特徴とする。
のホットパック用自動整列冷却システムにおいて、前記
ホットパックを前工程から前記投入部に搬送する投入側
連結コンベアと、前記排出部から排出された冷却済みの
前記パックを次工程に搬送する排出側連結コンベアとを
有し、前記投入部には、前記ホットパックを前記投入側
連結コンベアから前記冷却用コンベアに投入する投入手
段が設けられ、前記排出部には、冷却済みパックを前記
冷却用コンベアから排出して前記排出側連結コンベアに
搭載する排出手段が設けられたことを特徴とする。
【0019】また、請求項11の発明は、請求項10記
載のホットパック用自動整列冷却システムにおいて、前
記投入手段及び前記排出手段は、所定数の前記ホットパ
ックの両側部を把持する把持手段を備えたことを特徴と
する。
載のホットパック用自動整列冷却システムにおいて、前
記投入手段及び前記排出手段は、所定数の前記ホットパ
ックの両側部を把持する把持手段を備えたことを特徴と
する。
【0020】また、請求項12の発明は、請求項11記
載のホットパック用自動整列冷却システムにおいて、前
記把持手段として、所定数の前記ホットパックの両側部
に対して進退し、それぞれ略L字型の断面を有する2本
の把持部材を用いたことを特徴とする。
載のホットパック用自動整列冷却システムにおいて、前
記把持手段として、所定数の前記ホットパックの両側部
に対して進退し、それぞれ略L字型の断面を有する2本
の把持部材を用いたことを特徴とする。
【0021】また、請求項13の発明は、請求項11記
載のホットパック用自動整列冷却システムにおいて、前
記把持手段として、所定数の前記ホットパックの両側部
に対してそれぞれ進退する2本の把持シャフトを用いた
ことを特徴とする。
載のホットパック用自動整列冷却システムにおいて、前
記把持手段として、所定数の前記ホットパックの両側部
に対してそれぞれ進退する2本の把持シャフトを用いた
ことを特徴とする。
【0022】また、請求項14の発明は、請求項1記載
のホットパック用自動整列冷却システムにおいて、前記
冷却槽内の冷却水を強制的に循環させる強制循環手段を
備えたことを特徴とする。
のホットパック用自動整列冷却システムにおいて、前記
冷却槽内の冷却水を強制的に循環させる強制循環手段を
備えたことを特徴とする。
【0023】また、請求項15の発明は、請求項10記
載のホットパック用自動整列冷却システムにおいて、前
記排出側連結コンベアの終端側には、冷却済みの前記パ
ックをコンテナ詰めするオートケーサーが設けられたこ
とを特徴とする。
載のホットパック用自動整列冷却システムにおいて、前
記排出側連結コンベアの終端側には、冷却済みの前記パ
ックをコンテナ詰めするオートケーサーが設けられたこ
とを特徴とする。
【0024】
【作用】以上のような構成を有する本発明は、次のよう
な作用を有する。すなわち、請求項1の発明では、前記
冷却槽が単一に形成されているので、複数の冷却槽が上
下2段に重なることがなく、小型かつ単純な構造で、冷
却槽の清掃などの保守が容易なホットパック用自動整列
冷却システムを提供することができる。また、請求項1
の発明では、前記冷却用コンベアが前記冷却槽内をつづ
ら折り状に走行するので、前記冷却槽の底面積を広げる
ことなく前記冷却槽中における冷却用コンベアの走行距
離を確保することができ、十分な冷却能力を得ることが
できる。また、請求項1の発明では、前記排出部側が前
記投入部側の反対側に位置しているので、冷却済みの前
記パックが前記投入部側に戻ることがなく、単一線状の
効率的な製造ラインを構築することができる。
な作用を有する。すなわち、請求項1の発明では、前記
冷却槽が単一に形成されているので、複数の冷却槽が上
下2段に重なることがなく、小型かつ単純な構造で、冷
却槽の清掃などの保守が容易なホットパック用自動整列
冷却システムを提供することができる。また、請求項1
の発明では、前記冷却用コンベアが前記冷却槽内をつづ
ら折り状に走行するので、前記冷却槽の底面積を広げる
ことなく前記冷却槽中における冷却用コンベアの走行距
離を確保することができ、十分な冷却能力を得ることが
できる。また、請求項1の発明では、前記排出部側が前
記投入部側の反対側に位置しているので、冷却済みの前
記パックが前記投入部側に戻ることがなく、単一線状の
効率的な製造ラインを構築することができる。
【0025】また、請求項2の発明では、前記冷却用コ
ンベアとこれに搭載された前記ホットパックの重量が前
記チェーンガイドによって支持されるので、前記チェー
ンの張力や強度を増大させなくとも、前記冷却用コンベ
アの前記冷却槽内における撓みを防止することができ
る。
ンベアとこれに搭載された前記ホットパックの重量が前
記チェーンガイドによって支持されるので、前記チェー
ンの張力や強度を増大させなくとも、前記冷却用コンベ
アの前記冷却槽内における撓みを防止することができ
る。
【0026】また、請求項3の発明では、前記冷却槽中
の前記駆動用歯車が前記駆動源の提供する駆動力を前記
チェーンに伝達するので、前記冷却用コンベアが長大な
場合でも当該冷却用コンベアの全体を確実に駆動するこ
とができる。また、請求項3の発明では、前記駆動用歯
車の前記回転軸が前記冷却槽の側面を貫通する部分に、
密封された軸受けが用いられているので、その部分から
前記冷却水が漏水することがない。
の前記駆動用歯車が前記駆動源の提供する駆動力を前記
チェーンに伝達するので、前記冷却用コンベアが長大な
場合でも当該冷却用コンベアの全体を確実に駆動するこ
とができる。また、請求項3の発明では、前記駆動用歯
車の前記回転軸が前記冷却槽の側面を貫通する部分に、
密封された軸受けが用いられているので、その部分から
前記冷却水が漏水することがない。
【0027】また、請求項4の発明では、複数の前記収
納手段がそれぞれ、複数の前記ホットパックをその進行
方向に対して一列横隊に収納するので、ホットパックを
所定数ずつ整列させて効率的に冷却することができる。
納手段がそれぞれ、複数の前記ホットパックをその進行
方向に対して一列横隊に収納するので、ホットパックを
所定数ずつ整列させて効率的に冷却することができる。
【0028】また、請求項5の発明では、前記収納手段
として複数平行に設けられたシャフトを用いているの
で、前記ホットパックの前記冷却水に対する接触面積が
十分確保され、前記ホットパックの冷却を効果的に行う
ことができる。
として複数平行に設けられたシャフトを用いているの
で、前記ホットパックの前記冷却水に対する接触面積が
十分確保され、前記ホットパックの冷却を効果的に行う
ことができる。
【0029】また、請求項6の発明では、前記収納手段
として通水孔が設けられたバケットを用いているので、
前記ホットパックの前記冷却水に対する接触面積を十分
確保しながら、前記ホットパックを安定的に保持するこ
とができる。
として通水孔が設けられたバケットを用いているので、
前記ホットパックの前記冷却水に対する接触面積を十分
確保しながら、前記ホットパックを安定的に保持するこ
とができる。
【0030】また、請求項7の発明では、前記ホットパ
ックを前記収納手段内にロックする手段として前記ロッ
クシャフトを用いているので、前記ロックシャフトを十
分細く形成すれば、前記ホットパックに前記冷却水が十
分接触し、前記ホットパックの冷却が妨げられることが
ない。このように、請求項7の発明によれば、簡易な構
成で、冷却能力を損なうことなく、前記ホットパックを
前記バケット中にロックすることができる。
ックを前記収納手段内にロックする手段として前記ロッ
クシャフトを用いているので、前記ロックシャフトを十
分細く形成すれば、前記ホットパックに前記冷却水が十
分接触し、前記ホットパックの冷却が妨げられることが
ない。このように、請求項7の発明によれば、簡易な構
成で、冷却能力を損なうことなく、前記ホットパックを
前記バケット中にロックすることができる。
【0031】また、請求項8の発明では、前記回動手段
としてカム機構を用いているので、各収納手段の前記冷
却槽における位置に応じて、前記シャフトアーム及び前
記ロックシャフトの位置を前記ロック位置及び前記解放
位置に正確に制御することができる。
としてカム機構を用いているので、各収納手段の前記冷
却槽における位置に応じて、前記シャフトアーム及び前
記ロックシャフトの位置を前記ロック位置及び前記解放
位置に正確に制御することができる。
【0032】また、請求項9の発明では、前記投入部及
び前記排出部以外の部分においては、前記ばねが前記シ
ャフトアームを前記ロック位置側に付勢するので、カム
を設ける必要がない。
び前記排出部以外の部分においては、前記ばねが前記シ
ャフトアームを前記ロック位置側に付勢するので、カム
を設ける必要がない。
【0033】また、請求項10の発明では、前記投入側
連結コンベアが前記ホットパックを前工程から前記冷却
槽に搬送し、前記排出側連結コンベアが前記冷却槽から
排出された冷却済みの前記パックを次工程に搬送する。
また、請求項10の発明では、前記投入手段が前記ホッ
トパックを前記投入側連結コンベアから前記冷却用コン
ベアに投入し、前記排出手段が冷却済みの前記パックを
前記冷却用コンベアから排出して前記排出側連結コンベ
アに搭載する。このため、請求項10の発明によれば、
前記ホットパックについて、これら搬送・投入・排出な
どの操作を、人手によって行う必要がない。
連結コンベアが前記ホットパックを前工程から前記冷却
槽に搬送し、前記排出側連結コンベアが前記冷却槽から
排出された冷却済みの前記パックを次工程に搬送する。
また、請求項10の発明では、前記投入手段が前記ホッ
トパックを前記投入側連結コンベアから前記冷却用コン
ベアに投入し、前記排出手段が冷却済みの前記パックを
前記冷却用コンベアから排出して前記排出側連結コンベ
アに搭載する。このため、請求項10の発明によれば、
前記ホットパックについて、これら搬送・投入・排出な
どの操作を、人手によって行う必要がない。
【0034】また、請求項11の発明では、前記投入手
段及び前記排出手段において、前記把持手段が所定数の
前記ホットパックの両側部を把持するので、前記投入及
び前記排出を効率的に行うことができる。
段及び前記排出手段において、前記把持手段が所定数の
前記ホットパックの両側部を把持するので、前記投入及
び前記排出を効率的に行うことができる。
【0035】また、請求項12の発明では、前記把持手
段として、所定数の前記ホットパックの両側部に対して
進退し、それぞれ略L字型の断面を有する2本の把持部
材を用いているので、前記ホットパックの把持を確実に
行うことができる。
段として、所定数の前記ホットパックの両側部に対して
進退し、それぞれ略L字型の断面を有する2本の把持部
材を用いているので、前記ホットパックの把持を確実に
行うことができる。
【0036】また、請求項13の発明では、前記把持手
段として、所定数の前記ホットパックの両側部に対して
それぞれ進退する2本の把持シャフトを用いているの
で、前記把持手段の軽量化を図ることができる。
段として、所定数の前記ホットパックの両側部に対して
それぞれ進退する2本の把持シャフトを用いているの
で、前記把持手段の軽量化を図ることができる。
【0037】また、請求項14の発明では、前記強制循
環手段が前記冷却槽内の冷却水を強制的に循環させるの
で、前記冷却槽内における前記冷却水の温度を均一に維
持することができる。
環手段が前記冷却槽内の冷却水を強制的に循環させるの
で、前記冷却槽内における前記冷却水の温度を均一に維
持することができる。
【0038】また、請求項15の発明では、前記排出側
連結コンベアが搬送した冷却済みの前記パックを前記オ
ートケーサーがコンテナ詰めするので、前記ホットパッ
クの冷却からコンテナ詰めまでを自動連続的にかつ単一
線状に処理する効率的なラインを提供することができ
る。
連結コンベアが搬送した冷却済みの前記パックを前記オ
ートケーサーがコンテナ詰めするので、前記ホットパッ
クの冷却からコンテナ詰めまでを自動連続的にかつ単一
線状に処理する効率的なラインを提供することができ
る。
【0039】
【実施例】以下、本発明の複数の実施例について、図面
に従って具体的に説明する。
に従って具体的に説明する。
【0040】A.第1実施例 (1)第1実施例の構成…図1〜9 [概略的構成]第1実施例は、パック豆腐用自動整列冷
却及び箱詰めシステム(以下、「本システム」とい
う。)であり、図1は、本システムの構成図である。本
システムは、この図に示すように、冷却水を満たすため
の冷却槽1を有し、この冷却槽1の図1における左側が
高温のパック豆腐2Hを投入するための投入部3となっ
ている。また、冷却槽1のうち、投入部3とは反対側の
右側が冷却済みパック豆腐2Cを排出するための排出部
4となっている。
却及び箱詰めシステム(以下、「本システム」とい
う。)であり、図1は、本システムの構成図である。本
システムは、この図に示すように、冷却水を満たすため
の冷却槽1を有し、この冷却槽1の図1における左側が
高温のパック豆腐2Hを投入するための投入部3となっ
ている。また、冷却槽1のうち、投入部3とは反対側の
右側が冷却済みパック豆腐2Cを排出するための排出部
4となっている。
【0041】前記冷却槽1の投入部3側には、包装機な
どの前工程から高温のパック豆腐2Hを投入部3に搬送
する投入側連結コンベア5と、パック豆腐2Hを投入側
連結コンベア5から冷却槽1内に投入する投入ロボット
6(前記投入手段に相当するもの)とが設けられてい
る。一方、冷却槽1の排出部4側には、冷却槽1から排
出された冷却済みパック豆腐2Cを次工程へ搬送する排
出側連結コンベア7と、冷却済みパック豆腐2Cを冷却
槽1から排出する排出ロボット8(前記排出手段に相当
するもの)が設けられている。
どの前工程から高温のパック豆腐2Hを投入部3に搬送
する投入側連結コンベア5と、パック豆腐2Hを投入側
連結コンベア5から冷却槽1内に投入する投入ロボット
6(前記投入手段に相当するもの)とが設けられてい
る。一方、冷却槽1の排出部4側には、冷却槽1から排
出された冷却済みパック豆腐2Cを次工程へ搬送する排
出側連結コンベア7と、冷却済みパック豆腐2Cを冷却
槽1から排出する排出ロボット8(前記排出手段に相当
するもの)が設けられている。
【0042】また、排出側連結コンベア7の終端側に
は、冷却済みパック豆腐2Cをコンテナ詰めするフルオ
ートケーサー9(前記オートケーサーに相当するもの)
が設けられている。なお、図示はしないが、本システム
には、冷却水を冷却するための氷蓄熱システムと、本シ
ステムの各部に設けられたセンサと、これらセンサから
の出力に基づいてシステム各部を制御する制御装置とが
設けられている。次に、本システムの上記各部の具体的
構成について、図を参照しながら説明する。
は、冷却済みパック豆腐2Cをコンテナ詰めするフルオ
ートケーサー9(前記オートケーサーに相当するもの)
が設けられている。なお、図示はしないが、本システム
には、冷却水を冷却するための氷蓄熱システムと、本シ
ステムの各部に設けられたセンサと、これらセンサから
の出力に基づいてシステム各部を制御する制御装置とが
設けられている。次に、本システムの上記各部の具体的
構成について、図を参照しながら説明する。
【0043】[冷却槽1]図2は、冷却槽1をその長手
方向に直交する側方からみた断面図であり、図3は、冷
却槽1を、図2に示すA−A部から切断して冷却槽1の
長手方向からみた冷却槽1内部の断面図である。これら
の図に示すように、冷却槽1は単一のもので、この冷却
槽1には、冷却水10中を走行するコンベア11(前記
冷却用コンベアに相当するもの)が設けられている。こ
のコンベア11は、チェーンを用いたいわゆるチェーン
コンベアの一種であり、冷却槽1内外を循環する2本の
ループ状チェーン12の間に、多数の収納部13が懸架
されたもので(図3)、各収納部13は所定数のパック
豆腐2を1列ずつ収納するように構成されている。
方向に直交する側方からみた断面図であり、図3は、冷
却槽1を、図2に示すA−A部から切断して冷却槽1の
長手方向からみた冷却槽1内部の断面図である。これら
の図に示すように、冷却槽1は単一のもので、この冷却
槽1には、冷却水10中を走行するコンベア11(前記
冷却用コンベアに相当するもの)が設けられている。こ
のコンベア11は、チェーンを用いたいわゆるチェーン
コンベアの一種であり、冷却槽1内外を循環する2本の
ループ状チェーン12の間に、多数の収納部13が懸架
されたもので(図3)、各収納部13は所定数のパック
豆腐2を1列ずつ収納するように構成されている。
【0044】これら2本のチェーン12はそれぞれ、冷
却槽1の長手方向に平行な両側面の内側と冷却槽1の下
側を走行するように、複数の歯車14a〜14jによっ
て張架されている(図2)。すなわち、各チェーン12
とその間に懸架された収納部13は、冷却槽1の投入部
3側から冷却槽1内に進入し、冷却槽1内において下方
から順次つづら折り状に1往復半走行した後、冷却槽1
の排出部4側に持ち上げられ、冷却槽1の下方を通過し
て冷却槽1の投入部3側に戻るようになっている。
却槽1の長手方向に平行な両側面の内側と冷却槽1の下
側を走行するように、複数の歯車14a〜14jによっ
て張架されている(図2)。すなわち、各チェーン12
とその間に懸架された収納部13は、冷却槽1の投入部
3側から冷却槽1内に進入し、冷却槽1内において下方
から順次つづら折り状に1往復半走行した後、冷却槽1
の排出部4側に持ち上げられ、冷却槽1の下方を通過し
て冷却槽1の投入部3側に戻るようになっている。
【0045】なお、チェーン12を張架する歯車14a
〜14jのうち、歯車14c,14g,14jは、図示
しない駆動源に接続された駆動用歯車であり、3つの駆
動用歯車14c,14g,14jのうち歯車14cは、
冷却水10に没する状態で、冷却槽1中に設けられてい
る。すなわち、この駆動用歯車14cの回転軸15は、
図3に示すように、密封された軸受け16を介して前記
冷却槽1の側面を貫通し、冷却槽1外部の駆動源17に
連結されている。また、チェーン12は冷却槽1の内側
面に固定されたチェーンガイド18によって支持されて
いる。
〜14jのうち、歯車14c,14g,14jは、図示
しない駆動源に接続された駆動用歯車であり、3つの駆
動用歯車14c,14g,14jのうち歯車14cは、
冷却水10に没する状態で、冷却槽1中に設けられてい
る。すなわち、この駆動用歯車14cの回転軸15は、
図3に示すように、密封された軸受け16を介して前記
冷却槽1の側面を貫通し、冷却槽1外部の駆動源17に
連結されている。また、チェーン12は冷却槽1の内側
面に固定されたチェーンガイド18によって支持されて
いる。
【0046】[収納部]上記のように設けられたコンベ
ア11の各収納部13は、図3に示すように、その進行
方向と直交する方向に長く形成されている。この収納部
13は、両側のチェーン12にそれぞれ取り付けられた
略U字型の金具30と、両金具30間に2本平行に設け
られた支持シャフト21(前記収納手段に相当するも
の)とを有するもので、両支持シャフト21間には略コ
の字型の補強部材22が数個設けられている。なお、図
4は、収納部13をその長手方向からみた側面図であ
り、この図においては金具30は省略されている。
ア11の各収納部13は、図3に示すように、その進行
方向と直交する方向に長く形成されている。この収納部
13は、両側のチェーン12にそれぞれ取り付けられた
略U字型の金具30と、両金具30間に2本平行に設け
られた支持シャフト21(前記収納手段に相当するも
の)とを有するもので、両支持シャフト21間には略コ
の字型の補強部材22が数個設けられている。なお、図
4は、収納部13をその長手方向からみた側面図であ
り、この図においては金具30は省略されている。
【0047】なお、本システムが冷却対象とするパック
豆腐2は、図5(パック豆腐2の斜視図)に示すよう
に、鍔状の上縁部24を有する容器の上面をフィルムで
シールしたもので、収納部13は、このようなパック豆
腐2を所定数一列横隊に収納し、各パック豆腐2の上縁
部24の下面を各支持シャフト21が支持するようにな
っている。
豆腐2は、図5(パック豆腐2の斜視図)に示すよう
に、鍔状の上縁部24を有する容器の上面をフィルムで
シールしたもので、収納部13は、このようなパック豆
腐2を所定数一列横隊に収納し、各パック豆腐2の上縁
部24の下面を各支持シャフト21が支持するようにな
っている。
【0048】この収納部13は、図3に示すように、両
端の金具30を介してチェーン12に懸架されている。
そして、図3及び図4に示すように、各金具30のU字
型部分には、収納部13の長手方向に平行な回動軸31
がそれぞれ設けられ、これら各回動軸31には、その回
動軸31を中心に回動可能なシャフトアーム32が取り
付けられている。これらシャフトアーム32は各収納部
13両端において1対になっており、1対のシャフトア
ーム32の間には、パック豆腐を収納部13内にロック
するロックシャフト33が支持されている。
端の金具30を介してチェーン12に懸架されている。
そして、図3及び図4に示すように、各金具30のU字
型部分には、収納部13の長手方向に平行な回動軸31
がそれぞれ設けられ、これら各回動軸31には、その回
動軸31を中心に回動可能なシャフトアーム32が取り
付けられている。これらシャフトアーム32は各収納部
13両端において1対になっており、1対のシャフトア
ーム32の間には、パック豆腐を収納部13内にロック
するロックシャフト33が支持されている。
【0049】各ロックシャフト33は回動軸31を中心
として、ロックシャフト33がパック豆腐2を収納部1
3内にロックするロック位置(図4において実線で示
す)と、ロックシャフト33が収納部13の上方から退
避してパック豆腐2をアンロックする開放位置(図4に
おいて破線で示す)に、回動可能となっている。
として、ロックシャフト33がパック豆腐2を収納部1
3内にロックするロック位置(図4において実線で示
す)と、ロックシャフト33が収納部13の上方から退
避してパック豆腐2をアンロックする開放位置(図4に
おいて破線で示す)に、回動可能となっている。
【0050】なお、シャフトアーム32の回動軸31は
ロック位置におけるロックシャフト33よりもロック位
置側に偏寄している。また、シャフトアーム32の先端
にはカムシャフト35が設けられている。
ロック位置におけるロックシャフト33よりもロック位
置側に偏寄している。また、シャフトアーム32の先端
にはカムシャフト35が設けられている。
【0051】[投入ロボット]冷却槽1の投入部3に
は、上記のような収納部13にパック豆腐2Hを投入す
る投入ロボット6が設けられている。ここで、図6は、
冷却槽1の投入部3周辺を収納部13の長手方向からみ
た側面図である。すなわち、冷却槽1の投入部3には、
投入側連結コンベア5の終端が達しており、投入側連結
コンベア5の終端はパック豆腐2Hをストックするスト
ック部5aになっている。このストック部5aは、図6
に示すように、収納部13と平行に形成されており、投
入ロボット6は、このストック部5aに滞留したパック
豆腐2Hを収納部13に投入するものである。
は、上記のような収納部13にパック豆腐2Hを投入す
る投入ロボット6が設けられている。ここで、図6は、
冷却槽1の投入部3周辺を収納部13の長手方向からみ
た側面図である。すなわち、冷却槽1の投入部3には、
投入側連結コンベア5の終端が達しており、投入側連結
コンベア5の終端はパック豆腐2Hをストックするスト
ック部5aになっている。このストック部5aは、図6
に示すように、収納部13と平行に形成されており、投
入ロボット6は、このストック部5aに滞留したパック
豆腐2Hを収納部13に投入するものである。
【0052】すなわち、投入ロボット6は、図6に示す
ように、図示しないシャーシに固定され、かつ、収納部
13進行方向に平行なレール61と、このレール61に
スライド自在にはめ合わされたスライド軸受け62を有
する。このスライド軸受け62には第1のステー63
と、第1のステー63をレール61上で進退させる第1
のアクチュエータ64とが設けられている。
ように、図示しないシャーシに固定され、かつ、収納部
13進行方向に平行なレール61と、このレール61に
スライド自在にはめ合わされたスライド軸受け62を有
する。このスライド軸受け62には第1のステー63
と、第1のステー63をレール61上で進退させる第1
のアクチュエータ64とが設けられている。
【0053】第1のステー63には、図7(投入ロボッ
ト6を収納部13の進行方向からみた側面図)及び図6
に示すように、収納部13長手方向と平行な方向に長い
第2のステー65がスライドシャフト66及びスライド
軸受け67を介して昇降自在に懸架されており、第1の
ステー63には、この第2のステー65を上下に駆動す
る第2のアクチュエータ68が設けられている。第2の
ステー65には、収納部13と平行に取り付けられ、断
面略L時型の2本の把持部材69(前記把持手段に相当
するもの)が設けられている。これら把持部材69は、
これら把持部材69をパック豆腐2の両側面に対して接
離させる第3のアクチュエータ71を介して第2のステ
ー65に取り付けられている。
ト6を収納部13の進行方向からみた側面図)及び図6
に示すように、収納部13長手方向と平行な方向に長い
第2のステー65がスライドシャフト66及びスライド
軸受け67を介して昇降自在に懸架されており、第1の
ステー63には、この第2のステー65を上下に駆動す
る第2のアクチュエータ68が設けられている。第2の
ステー65には、収納部13と平行に取り付けられ、断
面略L時型の2本の把持部材69(前記把持手段に相当
するもの)が設けられている。これら把持部材69は、
これら把持部材69をパック豆腐2の両側面に対して接
離させる第3のアクチュエータ71を介して第2のステ
ー65に取り付けられている。
【0054】なお、本システムには、チェーン12の全
走行経路に沿って図示しないカム板が設けられており、
このカム板には、収納部13のシャフトアーム32を制
御するカム72が形成されている。カム72は、冷却槽
1の投入部3においては、図6に示すように、パック豆
腐2H投入時に、パック豆腐2Hを投入すべき空き収納
部13のカムシャフト35に当接してシャフトアーム3
2を開放位置に倒すような形状になっている。また、カ
ムシャフト35及びカム72は、前記回動手段である前
記カム機構を構成している。
走行経路に沿って図示しないカム板が設けられており、
このカム板には、収納部13のシャフトアーム32を制
御するカム72が形成されている。カム72は、冷却槽
1の投入部3においては、図6に示すように、パック豆
腐2H投入時に、パック豆腐2Hを投入すべき空き収納
部13のカムシャフト35に当接してシャフトアーム3
2を開放位置に倒すような形状になっている。また、カ
ムシャフト35及びカム72は、前記回動手段である前
記カム機構を構成している。
【0055】[排出ロボット]冷却槽1の排出部4に
は、上記のような収納部13から冷却済みパック豆腐2
Cを排出する排出ロボット8が設けられている。ここ
で、図8は、冷却槽1の排出部4を収納部13長手方向
からみた側面図である。すなわち、この図に示すよう
に、冷却槽1の排出部4近傍には、収納部13と平行に
形成された排出側連結コンベア7の発端部7aが位置し
ており、排出ロボット8は、冷却されたパック豆腐2C
を収納部13から排出側連結コンベア7の発端部7aに
移し替えるものである。
は、上記のような収納部13から冷却済みパック豆腐2
Cを排出する排出ロボット8が設けられている。ここ
で、図8は、冷却槽1の排出部4を収納部13長手方向
からみた側面図である。すなわち、この図に示すよう
に、冷却槽1の排出部4近傍には、収納部13と平行に
形成された排出側連結コンベア7の発端部7aが位置し
ており、排出ロボット8は、冷却されたパック豆腐2C
を収納部13から排出側連結コンベア7の発端部7aに
移し替えるものである。
【0056】この排出ロボット8は、収納部13底面の
通水孔25からパック豆腐2Cを突き上げるための突き
上げピストン73を有する点で投入ロボット6と異なる
が、それ以外の構成は投入ロボット6と略同一である。
したがって、排出ロボット8の構成に関する他の説明は
省略し、排出ロボット8に関する以下の説明において
は、投入ロボット6と同一の符号を用いる。
通水孔25からパック豆腐2Cを突き上げるための突き
上げピストン73を有する点で投入ロボット6と異なる
が、それ以外の構成は投入ロボット6と略同一である。
したがって、排出ロボット8の構成に関する他の説明は
省略し、排出ロボット8に関する以下の説明において
は、投入ロボット6と同一の符号を用いる。
【0057】(2)第1実施例の作用 以上のような構成を有する第1実施例は、次のような作
用を有する。
用を有する。
【0058】[作用の概略]包装機などの前工程から送
り出されたパック豆腐2Hは、投入側連結コンベア5に
よって冷却槽1に搬送され(図1)、投入ロボット6に
よってコンベア11の収納部13に投入される(図
6)。収納部13にセットされたパック豆腐2Hは冷却
槽1内を循環する間に冷却され(図2)、排出ロボット
8によって収納部13から取り出される(図8)。冷却
槽1から取り出されたパック豆腐2Cは、排出側連結コ
ンベア7によってフルオートケーサー9に搬送され、フ
ルオートケーサー9によってコンテナ詰めされる(図
1)。以下、これら各段階ごとに、本システム各部の具
体的作用を説明する。
り出されたパック豆腐2Hは、投入側連結コンベア5に
よって冷却槽1に搬送され(図1)、投入ロボット6に
よってコンベア11の収納部13に投入される(図
6)。収納部13にセットされたパック豆腐2Hは冷却
槽1内を循環する間に冷却され(図2)、排出ロボット
8によって収納部13から取り出される(図8)。冷却
槽1から取り出されたパック豆腐2Cは、排出側連結コ
ンベア7によってフルオートケーサー9に搬送され、フ
ルオートケーサー9によってコンテナ詰めされる(図
1)。以下、これら各段階ごとに、本システム各部の具
体的作用を説明する。
【0059】[パック豆腐の収納部への投入]…図6 前工程から送り出されたパック豆腐2Hは、投入側連結
コンベア5によって1列縦隊で搬送され、投入側連結コ
ンベア5のストック部5aに滞留する。ストック部5a
に所定数が揃うとこれをセンサが感知し、次のような投
入動作が開始される。
コンベア5によって1列縦隊で搬送され、投入側連結コ
ンベア5のストック部5aに滞留する。ストック部5a
に所定数が揃うとこれをセンサが感知し、次のような投
入動作が開始される。
【0060】まず、パック豆腐2Hを投入すべき空の収
納部13が所定位置にくるようにコンベア11が停止す
る。このとき、当該収納部13のシャフトアーム32先
端に設けられたカムシャフト35はカム72によって押
し下げられる。このため、シャフトアーム32が開放位
置に倒れることによってロックシャフト33は収納部1
3上方から退避し、収納部13はパック豆腐2Hを投入
可能な状態となる。
納部13が所定位置にくるようにコンベア11が停止す
る。このとき、当該収納部13のシャフトアーム32先
端に設けられたカムシャフト35はカム72によって押
し下げられる。このため、シャフトアーム32が開放位
置に倒れることによってロックシャフト33は収納部1
3上方から退避し、収納部13はパック豆腐2Hを投入
可能な状態となる。
【0061】そして、投入ロボット6の把持部材69が
ストック部5aの上方に移動して開き、続いて、各把持
部材69の下部がパック豆腐2Hの上縁部24下面に対
応する位置まで、第2のステー65が下降する。その位
置で、把持部材69が閉じてパック豆腐2Hの上縁部2
4を保持すると、第2のステー65は再び上昇し、続い
て第1のステー65が各収納部13の上方まで移動す
る。第2のステー65は、この位置で再度下降し、パッ
ク豆腐2Hが収納部13内に到達すると、把持部材69
が開いてパック豆腐2Hを収納部13内に落とし込む。
ストック部5aの上方に移動して開き、続いて、各把持
部材69の下部がパック豆腐2Hの上縁部24下面に対
応する位置まで、第2のステー65が下降する。その位
置で、把持部材69が閉じてパック豆腐2Hの上縁部2
4を保持すると、第2のステー65は再び上昇し、続い
て第1のステー65が各収納部13の上方まで移動す
る。第2のステー65は、この位置で再度下降し、パッ
ク豆腐2Hが収納部13内に到達すると、把持部材69
が開いてパック豆腐2Hを収納部13内に落とし込む。
【0062】パック豆腐2Hが投入されたコンベア11
は、把持部材65が再び上方に退避するのを待って再度
始動する。このとき、パック豆腐2Hが投入された収納
部13のカムシャフト35はカム72によって押し上げ
られるので、シャフトアーム32はロック位置に復帰
し、ロックシャフト33が投入されたパック豆腐2Hを
収納部13内にロックする。
は、把持部材65が再び上方に退避するのを待って再度
始動する。このとき、パック豆腐2Hが投入された収納
部13のカムシャフト35はカム72によって押し上げ
られるので、シャフトアーム32はロック位置に復帰
し、ロックシャフト33が投入されたパック豆腐2Hを
収納部13内にロックする。
【0063】[パック豆腐の冷却]…図2、図3 このようにパック豆腐2Hが投入された収納部13は、
チェーン12に駆動されて冷却槽1内を移動し、パック
豆腐2Hはその間に冷却水10によって冷却される(図
2、図3)。このとき、各パック豆腐2は棒状の支持シ
ャフト21によって収納部13内に支持されており、ま
た、パック豆腐2上面に位置しているのは棒状のロック
シャフト33のみである。このため、パック豆腐2のほ
ぼ全体が冷却水10中に露出され、パック豆腐2は冷却
水10によって十分冷却される。このように収納部13
が冷却槽1内を1往復半すると、冷却済みパック豆腐2
Cは冷却槽1の排出部4に到達し、収納部13から次の
ように排出される。
チェーン12に駆動されて冷却槽1内を移動し、パック
豆腐2Hはその間に冷却水10によって冷却される(図
2、図3)。このとき、各パック豆腐2は棒状の支持シ
ャフト21によって収納部13内に支持されており、ま
た、パック豆腐2上面に位置しているのは棒状のロック
シャフト33のみである。このため、パック豆腐2のほ
ぼ全体が冷却水10中に露出され、パック豆腐2は冷却
水10によって十分冷却される。このように収納部13
が冷却槽1内を1往復半すると、冷却済みパック豆腐2
Cは冷却槽1の排出部4に到達し、収納部13から次の
ように排出される。
【0064】[パック豆腐の収納部からの排出]…図8 冷却済みパック豆腐2Cを収納している収納部13が、
排出ロボット8下方に到達すると、その収納部13が所
定位置にくるようにコンベア11が停止する。このとき
も、投入時と同様、カムシャフト35がカム72によっ
て押し下げられることによってシャフトアーム32が開
放位置に倒れ、ロックシャフト33は収納部13上方か
ら退避する。
排出ロボット8下方に到達すると、その収納部13が所
定位置にくるようにコンベア11が停止する。このとき
も、投入時と同様、カムシャフト35がカム72によっ
て押し下げられることによってシャフトアーム32が開
放位置に倒れ、ロックシャフト33は収納部13上方か
ら退避する。
【0065】この排出時には、パック豆腐2Cの上縁部
24下面が収納部13の把持部材65と略密着状態にあ
るので、まず、突き上げピストン73が下方からパック
豆腐2C底面を押し上げ、収納部13内のパック豆腐2
C1列全体を収納部13から浮き上がらせる。続いて、
排出ロボット8が投入ロボット6と逆の動作を行い、パ
ック豆腐2Cを収納部13から排出側連結コンベア7に
移し替える。なお、この移し替えの手順も投入時と略同
様であるが、排出時の移し替えでは、把持部材69は、
突き上げピストン73によって浮き上がったパック豆腐
2Cの上縁部24下面と収納部13の支持シャフト21
との間に挿入される。
24下面が収納部13の把持部材65と略密着状態にあ
るので、まず、突き上げピストン73が下方からパック
豆腐2C底面を押し上げ、収納部13内のパック豆腐2
C1列全体を収納部13から浮き上がらせる。続いて、
排出ロボット8が投入ロボット6と逆の動作を行い、パ
ック豆腐2Cを収納部13から排出側連結コンベア7に
移し替える。なお、この移し替えの手順も投入時と略同
様であるが、排出時の移し替えでは、把持部材69は、
突き上げピストン73によって浮き上がったパック豆腐
2Cの上縁部24下面と収納部13の支持シャフト21
との間に挿入される。
【0066】[コンテナ詰め]…図1 前記のように排出側連結コンベア7に搭載されたパック
豆腐2Cは、排出側連結コンベア7によってフルオート
ケーサー9に搬送され、このフルオートケーサー9によ
ってコンテナ詰めされる。
豆腐2Cは、排出側連結コンベア7によってフルオート
ケーサー9に搬送され、このフルオートケーサー9によ
ってコンテナ詰めされる。
【0067】(3)第1実施例の効果 以上のような第1実施例では、冷却槽1が単一に形成さ
れているので、システム全体が小形化されて小さなスペ
ースにも設置可能となるだけでなく、システムの構成が
単純化されて保守上の負担が軽減される。また、第1実
施例では、複数の冷却槽が上下2段に重なることがない
ため、上段の冷却槽に阻害されて下段の冷却槽の清掃が
困難になるというクールクール槽の問題点を回避するこ
とができる。また、第1実施例では、コンベア11が冷
却槽1内をつづら折り状に走行するので、コンベア11
の走行距離を確保するために長大な冷却槽1を用いる必
要がなく、小さな底面積の冷却槽1によって十分な冷却
能力を得ることができる。また、第1実施例では、コン
ベア11が冷却槽1内を1往復半走行するように構成さ
れているので、排出部4が投入部3とは反対側に位置す
ることとなる。このため、パック豆腐2Cが製造ライン
上の製品の流れに逆行して投入部3側に戻ることがな
く、単一線状の効率的な製造ラインを構築することがで
きる。
れているので、システム全体が小形化されて小さなスペ
ースにも設置可能となるだけでなく、システムの構成が
単純化されて保守上の負担が軽減される。また、第1実
施例では、複数の冷却槽が上下2段に重なることがない
ため、上段の冷却槽に阻害されて下段の冷却槽の清掃が
困難になるというクールクール槽の問題点を回避するこ
とができる。また、第1実施例では、コンベア11が冷
却槽1内をつづら折り状に走行するので、コンベア11
の走行距離を確保するために長大な冷却槽1を用いる必
要がなく、小さな底面積の冷却槽1によって十分な冷却
能力を得ることができる。また、第1実施例では、コン
ベア11が冷却槽1内を1往復半走行するように構成さ
れているので、排出部4が投入部3とは反対側に位置す
ることとなる。このため、パック豆腐2Cが製造ライン
上の製品の流れに逆行して投入部3側に戻ることがな
く、単一線状の効率的な製造ラインを構築することがで
きる。
【0068】特に、第1実施例では、コンベア11とこ
れに搭載されたパック豆腐2の重量がチェーンガイド1
8によって支持されるので、コンベア11を水平に維持
するために、チェーン12の張力や強度を増大させる必
要がない。また、第1実施例では、歯車14g,14j
のみならず冷却槽1中の駆動用歯車14cがチェーン1
2を駆動するので、コンベア11が全長に亘って確実に
駆動される。また、第1実施例では、駆動用歯車14g
の回転軸が、密封された軸受け16を介して冷却槽1の
側面を貫通しているので、軸受け16から冷却水10が
漏水することがない。
れに搭載されたパック豆腐2の重量がチェーンガイド1
8によって支持されるので、コンベア11を水平に維持
するために、チェーン12の張力や強度を増大させる必
要がない。また、第1実施例では、歯車14g,14j
のみならず冷却槽1中の駆動用歯車14cがチェーン1
2を駆動するので、コンベア11が全長に亘って確実に
駆動される。また、第1実施例では、駆動用歯車14g
の回転軸が、密封された軸受け16を介して冷却槽1の
側面を貫通しているので、軸受け16から冷却水10が
漏水することがない。
【0069】また、第1実施例では、複数の収納部13
がそれぞれ、複数のパック豆腐2をその進行方向に対し
て一列横隊に収納するので、パック豆腐2を所定数ずつ
整列させて効率的に冷却することができる。また、第1
実施例では、前記収納手段として2本平行に設けられた
支持シャフト21を用いているので、パック豆腐2の冷
却水10に対する接触面積が十分確保され、パック豆腐
2の冷却を効果的に行うことができる。
がそれぞれ、複数のパック豆腐2をその進行方向に対し
て一列横隊に収納するので、パック豆腐2を所定数ずつ
整列させて効率的に冷却することができる。また、第1
実施例では、前記収納手段として2本平行に設けられた
支持シャフト21を用いているので、パック豆腐2の冷
却水10に対する接触面積が十分確保され、パック豆腐
2の冷却を効果的に行うことができる。
【0070】また、第1実施例では、冷却中にはロック
シャフト33が収納部13上方に位置して収納部13か
らのパック豆腐2の脱落を阻止するが、このロックシャ
フト33は棒状であるから、パック豆腐2と冷却水10
の接触を妨げることがなく、前記のようにパック豆腐2
が効果的に冷却される。このように、第1実施例によれ
ば、簡易な構成で、冷却能力を損なうことなく、パック
豆腐2を収納部13中にロックすることができる。
シャフト33が収納部13上方に位置して収納部13か
らのパック豆腐2の脱落を阻止するが、このロックシャ
フト33は棒状であるから、パック豆腐2と冷却水10
の接触を妨げることがなく、前記のようにパック豆腐2
が効果的に冷却される。このように、第1実施例によれ
ば、簡易な構成で、冷却能力を損なうことなく、パック
豆腐2を収納部13中にロックすることができる。
【0071】また、第1実施例では、前記回動手段とし
てカム機構を用いているので、各収納部13の冷却槽1
における位置に応じて、シャフトアーム32及びロック
シャフト33の位置を前記ロック位置及び前記解放位置
に正確に制御することができる。
てカム機構を用いているので、各収納部13の冷却槽1
における位置に応じて、シャフトアーム32及びロック
シャフト33の位置を前記ロック位置及び前記解放位置
に正確に制御することができる。
【0072】また、第1実施例では、シャフトアーム3
2の回動軸31がロック位置におけるロックシャフト3
3よりもロック位置側に偏寄した位置に取り付けられて
いるので、回動するロックシャフト33が収納部13に
当接して回動動作が妨げられることがない。すなわち、
パック豆腐2を確実にロックするためには、ロックシャ
フト33は収納部13にできる限り接近して設けること
が望ましい。このとき、シャフトアーム32の回動軸3
1がロック位置におけるロックシャフト33と垂直な同
一線上に位置していると、シャフトアーム32がロック
位置に回動する時にロックシャフト33の移動する動線
が収納部13と重複するので、シャフトアーム32の回
動が収納部13によって妨げられる。これに対して第1
実施例によれば、ロックシャフト33の移動する動線が
収納部13と重複しないので、このような不利益を回避
することができる。
2の回動軸31がロック位置におけるロックシャフト3
3よりもロック位置側に偏寄した位置に取り付けられて
いるので、回動するロックシャフト33が収納部13に
当接して回動動作が妨げられることがない。すなわち、
パック豆腐2を確実にロックするためには、ロックシャ
フト33は収納部13にできる限り接近して設けること
が望ましい。このとき、シャフトアーム32の回動軸3
1がロック位置におけるロックシャフト33と垂直な同
一線上に位置していると、シャフトアーム32がロック
位置に回動する時にロックシャフト33の移動する動線
が収納部13と重複するので、シャフトアーム32の回
動が収納部13によって妨げられる。これに対して第1
実施例によれば、ロックシャフト33の移動する動線が
収納部13と重複しないので、このような不利益を回避
することができる。
【0073】また、第1実施例によれば、パック豆腐2
Hを前工程から搬送し冷却槽1に投入する作業、及び、
冷却済みパック豆腐2Cを冷却槽1から排出してオート
ケーサー9へ搬送する作業を、投入側連結コンベア5、
投入ロボット6、排出ロボット8、排出側連結コンベア
7が連続自動的に行う。このため、人手によるこれらの
作業を省略し、無人化ラインを実現することも可能とな
る。また、第1実施例によれば、各ロボット6,8が所
定数のパック豆腐2を一度に保持して収納部13から投
入・排出するので、単純な構成でパック豆腐2の整列を
実現することができる。なお、各ロボット6,8は、平
行な2本の把持部材69がパック豆腐の上縁部24の下
面を支持するように構成されているので、パック豆腐2
に限らず、パック豆腐2の上縁部24と同様、鍔状の張
り出し部を有するパック製品一般に適している。
Hを前工程から搬送し冷却槽1に投入する作業、及び、
冷却済みパック豆腐2Cを冷却槽1から排出してオート
ケーサー9へ搬送する作業を、投入側連結コンベア5、
投入ロボット6、排出ロボット8、排出側連結コンベア
7が連続自動的に行う。このため、人手によるこれらの
作業を省略し、無人化ラインを実現することも可能とな
る。また、第1実施例によれば、各ロボット6,8が所
定数のパック豆腐2を一度に保持して収納部13から投
入・排出するので、単純な構成でパック豆腐2の整列を
実現することができる。なお、各ロボット6,8は、平
行な2本の把持部材69がパック豆腐の上縁部24の下
面を支持するように構成されているので、パック豆腐2
に限らず、パック豆腐2の上縁部24と同様、鍔状の張
り出し部を有するパック製品一般に適している。
【0074】また、第1実施例では、前記把持手段とし
て、2本の把持部材54を用いているので、パック豆腐
2の把持を確実に行うことができる。
て、2本の把持部材54を用いているので、パック豆腐
2の把持を確実に行うことができる。
【0075】また、第1実施例によれば、排出側連結コ
ンベア7が搬送した冷却済みパック豆腐2Cをフルオー
トケーサー9がコンテナ詰めするので、パック豆腐2の
冷却からコンテナ詰めまでを自動連続的にかつ単一線状
に処理する効率的なラインを提供することができる。
ンベア7が搬送した冷却済みパック豆腐2Cをフルオー
トケーサー9がコンテナ詰めするので、パック豆腐2の
冷却からコンテナ詰めまでを自動連続的にかつ単一線状
に処理する効率的なラインを提供することができる。
【0076】B.第2実施例…図9 上記実施例では、コンベア11は冷却槽1中を水平方向
に走行させたが、図910に示すように、必要な深さの
冷却槽1を設けて、コンベア11をその冷却槽1中で垂
直方向に走行させることもできる(第2実施例)。この
ような第2実施例によれば、冷却槽1を水平方向に長く
形成する必要がないので、システムの設置所要スペース
を一層縮小し、狭い場所に設置することもできる。
に走行させたが、図910に示すように、必要な深さの
冷却槽1を設けて、コンベア11をその冷却槽1中で垂
直方向に走行させることもできる(第2実施例)。この
ような第2実施例によれば、冷却槽1を水平方向に長く
形成する必要がないので、システムの設置所要スペース
を一層縮小し、狭い場所に設置することもできる。
【0077】C.第3実施例…図10、図11 本発明では、冷却槽内の冷却水を強制的に循環させる強
制循環手段を備えてもよい。この強制循環手段として
は、例えば、図10、図11に示すように、冷却水を循
環させる循環パイプ73及びこの循環パイプ73に設け
られたラインポンプ74を用いることができる(第3実
施例)。このような第3実施例では、循環パイプ73及
びラインポンプ74が冷却槽1内の冷却水10を強制的
に循環させるので、冷却槽内における前記冷却水の温度
を均一に維持することができる。
制循環手段を備えてもよい。この強制循環手段として
は、例えば、図10、図11に示すように、冷却水を循
環させる循環パイプ73及びこの循環パイプ73に設け
られたラインポンプ74を用いることができる(第3実
施例)。このような第3実施例では、循環パイプ73及
びラインポンプ74が冷却槽1内の冷却水10を強制的
に循環させるので、冷却槽内における前記冷却水の温度
を均一に維持することができる。
【0078】D.他の実施例 なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものではな
く、次のような他の実施例を包含する。例えば、上記各
実施例はパック豆腐2を処理対象としているが、本発明
は、パック豆腐2以外の他のパック製品にも当然適用可
能である。また、冷却水10の種類も本来の意味の水に
は限定されず、いかなる熱媒質をも冷却水10として用
いることができる。また、本発明の冷却用コンベアは、
前記第1実施例におけるチェーンコンベアには限定され
ず、他の形式のコンベアを冷却用コンベアとして用いる
ことも自由である。
く、次のような他の実施例を包含する。例えば、上記各
実施例はパック豆腐2を処理対象としているが、本発明
は、パック豆腐2以外の他のパック製品にも当然適用可
能である。また、冷却水10の種類も本来の意味の水に
は限定されず、いかなる熱媒質をも冷却水10として用
いることができる。また、本発明の冷却用コンベアは、
前記第1実施例におけるチェーンコンベアには限定され
ず、他の形式のコンベアを冷却用コンベアとして用いる
ことも自由である。
【0079】また、第1実施例において、収納部13に
用いる支持シャフト21の本数は自由であり、また、前
記収納手段として通水孔を形成したバケットを用いるこ
ともできる。バケットを用いた場合は、前記ホットパッ
クの前記冷却水に対する接触面積を十分確保しながら、
前記ホットパックを安定的に保持することができる。ま
た、前記投入手段及び前記排出手段は、前記各実施例に
示す投入ロボット6及び排出ロボット8には限定され
ず、他の形式の装置を用いてもよい。例えば、前記投入
手段又は前記排出手段における前記把持手段として、所
定数の前記ホットパックの両側部に対してそれぞれ進退
する2本の把持シャフトを用いてもよい。
用いる支持シャフト21の本数は自由であり、また、前
記収納手段として通水孔を形成したバケットを用いるこ
ともできる。バケットを用いた場合は、前記ホットパッ
クの前記冷却水に対する接触面積を十分確保しながら、
前記ホットパックを安定的に保持することができる。ま
た、前記投入手段及び前記排出手段は、前記各実施例に
示す投入ロボット6及び排出ロボット8には限定され
ず、他の形式の装置を用いてもよい。例えば、前記投入
手段又は前記排出手段における前記把持手段として、所
定数の前記ホットパックの両側部に対してそれぞれ進退
する2本の把持シャフトを用いてもよい。
【0080】また、前記回動手段としては、シャフトア
ームを前記ロック位置側に付勢するばねと、前記投入部
及び前記排出部に設けられ前記シャフトアームを前記開
放位置に回動させるカムを用いてもよい。この場合は、
前記投入部及び前記排出部以外の部分においては、前記
ばねが前記シャフトアームを前記ロック位置側に付勢す
るので、カムを設ける必要がない。
ームを前記ロック位置側に付勢するばねと、前記投入部
及び前記排出部に設けられ前記シャフトアームを前記開
放位置に回動させるカムを用いてもよい。この場合は、
前記投入部及び前記排出部以外の部分においては、前記
ばねが前記シャフトアームを前記ロック位置側に付勢す
るので、カムを設ける必要がない。
【0081】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、小型か
つ単純な構造で、冷却性能が高く、冷却槽の清掃などの
保守が容易で、しかも、効率的な製造ラインが構築可能
な、優れたホットパック用自動整列冷却システムを提供
することができる。
つ単純な構造で、冷却性能が高く、冷却槽の清掃などの
保守が容易で、しかも、効率的な製造ラインが構築可能
な、優れたホットパック用自動整列冷却システムを提供
することができる。
【図1】本発明の第1実施例のパック豆腐用自動整列冷
却及び箱詰めシステムの構成図。
却及び箱詰めシステムの構成図。
【図2】同実施例における冷却槽をその長手方向に直交
する側方からみた断面図。
する側方からみた断面図。
【図3】同実施例における冷却槽を、図2に示すA−A
部から切断して冷却槽の長手方向からみた冷却槽内部の
断面図。
部から切断して冷却槽の長手方向からみた冷却槽内部の
断面図。
【図4】同実施例におけるコンベアの収納部を収納部の
長手方向からみた側面図。
長手方向からみた側面図。
【図5】同実施例におけるパック豆腐の斜視図。
【図6】同実施例における冷却槽の投入部周辺を収納部
の長手方向からみた側面図。
の長手方向からみた側面図。
【図7】同実施例における投入ロボットを収納部の進行
方向からみた側面図。
方向からみた側面図。
【図8】同実施例における冷却槽の排出部周辺を収納部
の長手方向からみた側面図。
の長手方向からみた側面図。
【図9】本発明の第2実施例のホットパック用自動整列
冷却システムの構成図。
冷却システムの構成図。
【図10】本発明の第3実施例のホットパック用自動整
列冷却システムの平面図。
列冷却システムの平面図。
【図11】本発明の第3実施例のホットパック用自動整
列冷却システムの側面図。
列冷却システムの側面図。
【図12】従来のホットパック自動整列冷却システムの
一例の側面図。
一例の側面図。
A,B:冷却槽 C:コンベア 1:冷却槽 2:パック豆腐 3:投入部 4:排出部 5:投入側連結コンベア 6:投入ロボット 7:出口用連結コンベア 8:排出ロボット 9:フルオートケーサー 10:冷却水 11:コンベア 12:チェーン 13:収納部 14:歯車 15:回転軸 16:軸受け 17:駆動源 18:チェーンガイド 21:支持シャフト 22:補強部材 24:上縁部 30:金具 31:回動軸 32:シャフトアーム 33:ロックシャフト 35:カムシャフト 61:レール 62,67:スライド軸受け 63,65:ステー 64,68,71:アクチュエータ 66:スライドシャフト 69:把持部材 72:カム 73:循環パイプ 74:ラインポンプ
Claims (15)
- 【請求項1】 冷却水を満たすための冷却槽と、この冷
却槽中を走行する冷却用コンベアと、前記冷却用コンベ
アに高温のホットパックを投入するための投入部と、冷
却済みの前記パックを前記冷却用コンベアから排出する
ための排出部とを有するホットパック用自動整列冷却シ
ステムにおいて、 前記冷却槽は単一に形成され、 前記冷却用コンベアは前記冷却槽内をつづら折り状に走
行するように構成され、 前記排出部は前記冷却槽の一端側に設けられ、 前記投入部は前記冷却槽の他端側に設けられたことを特
徴とするホットパック用自動整列冷却システム。 - 【請求項2】 前記冷却用コンベアはチェーンを用いた
チェーンコンベアであり、 前記チェーンを支持するチェーンガイドを設けたことを
特徴とする請求項1記載のホットパック用自動整列冷却
システム。 - 【請求項3】 前記冷却槽中には前記チェーンを駆動す
るための駆動用歯車が設けられ、 この駆動用歯車の回転軸は、密封された軸受けを介して
前記冷却槽の側面を貫通し、かつ、冷却槽外部に設けら
れた駆動源に連結されたことを特徴とする請求項2記載
のホットパック用自動整列冷却システム。 - 【請求項4】 前記冷却用コンベアは前記ホットパック
を収納する収納手段を複数備え、 前記各収納手段はそれぞれ、複数の前記ホットパックを
その進行方向に対して一列横隊に収納するように構成さ
れたことを特徴とする請求項1記載のホットパック用自
動整列冷却システム。 - 【請求項5】 前記収納手段として複数平行に設けられ
た支持シャフトを用いたことを特徴とする請求項4記載
のホットパック用自動整列冷却システム。 - 【請求項6】 前記収納手段としてバケットを用い、 前記各バケットの側面及び底面には前記冷却水を前記ホ
ットパックに接触させるための通水孔が設けられたこと
を特徴とする請求項4記載のホットパック用自動整列冷
却システム。 - 【請求項7】 前記各収納手段は、前記ホットパックを
当該収納手段内にロックするロックシャフトと、 このロックシャフトを支持するために前記収納手段に設
けられ、前記ロックシャフトが前記ホットパックを当該
収納手段内にロックするロック位置と、前記ロックシャ
フトが前記ホットパックをアンロックする開放位置と、
に回動するシャフトアームと、 このシャフトアームを前記ロック位置側及び前記解放位
置に回動させる回動手段を備えたことを特徴とする請求
項4記載のホットパック用自動整列冷却システム。 - 【請求項8】 前記回動手段としてカム機構を用いたこ
とを特徴とする請求項7記載のホットパック用自動整列
冷却システム。 - 【請求項9】 前記回動手段として、前記シャフトアー
ムを前記ロック位置側に付勢するばねと、前記投入部及
び前記排出部に設けられ前記シャフトアームを前記開放
位置に回動させるカムとを用いたことを特徴とする請求
項7記載のホットパック用自動整列冷却システム。 - 【請求項10】 前記ホットパックを前工程から前記投
入部に搬送する投入側連結コンベアと、 前記排出部から排出された冷却済みの前記パックを次工
程に搬送する排出側連結コンベアとを有し、 前記投入部には、前記ホットパックを前記投入側連結コ
ンベアから前記冷却用コンベアに投入する投入手段が設
けられ、 前記排出部には、冷却済みパックを前記冷却用コンベア
から排出して前記排出側連結コンベアに搭載する排出手
段が設けられたことを特徴とする請求項1記載のホット
パック用自動整列冷却システム。 - 【請求項11】 前記投入手段及び前記排出手段は、所
定数の前記ホットパックの両側部を把持する把持手段を
備えたことを特徴とする請求項10記載のホットパック
用自動整列冷却システム。 - 【請求項12】 前記把持手段として、所定数の前記ホ
ットパックの両側部に対して進退し、それぞれ略L字型
の断面を有する2本の把持部材を用いたことを特徴とす
る請求項11記載のホットパック用自動整列冷却システ
ム。 - 【請求項13】 前記把持手段として、所定数の前記ホ
ットパックの両側部に対してそれぞれ進退する2本の把
持シャフトを用いたことを特徴とする請求項11記載の
ホットパック用自動整列冷却システム。 - 【請求項14】 前記冷却槽内の冷却水を強制的に循環
させる強制循環手段を備えたことを特徴とする請求項1
記載のホットパック用自動整列冷却システム。 - 【請求項15】 前記排出側連結コンベアの終端側に
は、冷却済みの前記パックをコンテナ詰めするオートケ
ーサーが設けられたことを特徴とする請求項7記載のホ
ットパック用自動整列冷却システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5020038A JPH06233662A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | ホットパック用自動整列冷却システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5020038A JPH06233662A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | ホットパック用自動整列冷却システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06233662A true JPH06233662A (ja) | 1994-08-23 |
Family
ID=12015896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5020038A Pending JPH06233662A (ja) | 1993-02-08 | 1993-02-08 | ホットパック用自動整列冷却システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06233662A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109049623A (zh) * | 2018-09-27 | 2018-12-21 | 常州融信医学微创科技有限公司 | 一种塑胶造粒挤管复合制管机的管体冷却装置 |
CN109049601A (zh) * | 2018-09-27 | 2018-12-21 | 常州融信医学微创科技有限公司 | 一种塑胶造粒挤出复合节能制管机 |
CN109291395A (zh) * | 2018-09-27 | 2019-02-01 | 常州融信医学微创科技有限公司 | 一种将塑胶造粒机与挤管机串联高效节能生产塑胶管的方法 |
JP2020520868A (ja) * | 2017-05-24 | 2020-07-16 | スティーブン・ケリーSteven Kelley | 物品を液体に浸漬するためのスパイラルコンベヤシステム |
-
1993
- 1993-02-08 JP JP5020038A patent/JPH06233662A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020520868A (ja) * | 2017-05-24 | 2020-07-16 | スティーブン・ケリーSteven Kelley | 物品を液体に浸漬するためのスパイラルコンベヤシステム |
CN109049623A (zh) * | 2018-09-27 | 2018-12-21 | 常州融信医学微创科技有限公司 | 一种塑胶造粒挤管复合制管机的管体冷却装置 |
CN109049601A (zh) * | 2018-09-27 | 2018-12-21 | 常州融信医学微创科技有限公司 | 一种塑胶造粒挤出复合节能制管机 |
CN109291395A (zh) * | 2018-09-27 | 2019-02-01 | 常州融信医学微创科技有限公司 | 一种将塑胶造粒机与挤管机串联高效节能生产塑胶管的方法 |
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