JPH06230950A - 分散処理環境におけるタスク管理方法 - Google Patents

分散処理環境におけるタスク管理方法

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JPH06230950A
JPH06230950A JP5013198A JP1319893A JPH06230950A JP H06230950 A JPH06230950 A JP H06230950A JP 5013198 A JP5013198 A JP 5013198A JP 1319893 A JP1319893 A JP 1319893A JP H06230950 A JPH06230950 A JP H06230950A
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JP
Japan
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computer
developer
management method
task management
software
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Withdrawn
Application number
JP5013198A
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English (en)
Inventor
Yasushi Yuasa
也寸志 湯浅
Kazuhiko Sakamoto
和彦 坂元
Kazuhiro Honma
一宏 本間
Shigeki Tate
茂樹 楯
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Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Keiyo Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Keiyo Engineering Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • General Factory Administration (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ソフトウェア開発作業が遅れているソフトウ
ェア開発者の作業進行を支援する。 【構成】 ソフトウェアの開発作業が行われる複数のネ
ットワークで接続された複数の計算機の間で、(a)ソ
フトウェア開発に携わる開発者毎の進捗状況を実績情報
として抽出するステップ、(b)予め定義したソフトウ
ェアの開発計画が登録されている開発計画情報を記憶装
置から抽出するステップ、(c)抽出した情報の内容と
を比較するステップ、(d)開発者が計算機上で行う全
ての処理に優先順位を表す値を自動的に決定するステッ
プを有することより達成される。 【効果】 ソフトウェア開発における作業工程におい
て、各開発者が行う処理毎に、処理に関する作業進捗状
況と予め定義した開発計画とを比較し、処理に付ける優
先順位を表す値を自動的に決定するので、ソフトウェア
開発作業を効率化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタスク管理方法に関し、
特にソフトウェア開発における作業工程において、各ソ
フトウェア開発者が行う処理単位に、処理についての作
業進捗状況と予め定義したソフトウェア開発計画とを比
較し、処理に優先順位を表す値を自動的に付けることに
より、協調しあいながらソフトウェア開発作業を行うの
に好適なタスク管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ソフトウェア開発期間の短縮と急速なソ
フトウェアの成長に対応するために、ソフトウェアの分
散開発が始まっている。分散開発においては、物理的に
離れた開発拠点にまたがる開発管理が極めて困難であ
る。特にソフトウェア開発に携わる開発者の進捗管理が
重要課題となっている。ソフトウェア開発は常に共同作
業で行うため、共同作業を行うグループの中で一人でも
作業が遅れているものがいれば、それはグループとして
の作業の遅れとなり、ひいてはソフトウェア開発全体の
遅れにつながる。
【0003】この問題を解決する方法として、ソフトウ
ェア開発を行う前に予め定義したソフトウェア開発計画
と、現在の各ソフトウェア開発者毎の進捗状況を比較し
て、比較結果に対応した作業指示をソフトウェア開発者
毎に自動的に送るといった適切な対策を講じる方法があ
る。また、ソフトウェア開発者が行う各処理毎に優先度
を自由に設定して実行させる方法がある。また、ネット
ワークで接続された計算機の中から最適な計算機を選択
し、選択した計算機に処理を依頼する方法がある。
【0004】この作業を支援する従来技術として、以下
のものがある。第1の従来技術として、分析・設計・製
造・テスト等の各作業工程において、ソフトウェア開発
計画に対しての作業期間途中での客観的な数字による進
捗実績の比較が容易になる技術があり、例えば「ソフト
ウェア開発進捗管理装置」(特願平4ー141730)
に示されている。
【0005】その他には、第2の従来技術として、ソフ
トウェア開発計画に従ってソフトウェア開発工程の進捗
管理を自動的に実行できるようにし、作業の進行状況を
ソフトウェア開発者が正確に把握することができる技術
があり、例えば「ソフトウェア開発管理システム」(特
願平4ー77921)に示されている。資源をより有効
に利用できるようにした技術があり、例えば「分散処理
装置」(特願平4ー223547)に示されている。
【0006】その他には、第3の従来技術として、複数
のネットワークで接続された複数の計算機で構成された
環境において、ある計算機で発生した処理を、必要に応
じて他の計算機に処理を依頼する分散処理装置に係わ
り、特に、計算機資源をより有効に利用できるようにし
た技術があり、例えば「分散処理装置」(特願平4−2
23547)に示されている。
【0007】その他には、第4の従来技術として、各処
理毎に優先順位を表す値を付け、実行可能な処理の中
で、最も優先順位が高い処理から処理を実行する、計算
機中のオペレーティング・システムで用意されている優
先度スケジューリングという技術がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】第1の従来技術は、全
体の状態や特定の工程での遅れの状態を明確にし、問題
のある作業項目や作業工程が発見しやすくなることによ
り、適切な進捗管理や適切な対策を講じる技術である。
第2の従来技術は、実際の進捗と予め決められたソフト
ウェア開発計画との比較結果に対応した作業指示が作業
を担当しているソフトウェア開発者に自動的に送られる
ので、管理者による管理作業を軽減することができる技
術である。第3の従来技術は、ネットワーク内に存在す
る複数の計算機の中で、ある計算機で発生した処理を、
ネットワーク上の最適な計算機を探しだし、該当する計
算機に処理を依頼することができる技術である。第4の
従来技術は、ソフトウェア開発者が行う各処理毎に優先
順位を表す値を付けて、優先順位の高い処理から処理を
実行させることができる技術である。
【0009】しかし、第1の従来技術は、特定の工程の
遅れを明確にすることにより、適切な進捗管理や適切な
対策を講じるだけで、管理者の負担が多くなり、かつ作
業が遅れている者を間接的にしか支援しないことから、
協調しあいながらソフトウェア開発作業を行うことがで
きなかった。同様に第2の従来技術は、現在の進捗状況
を実績情報として採取し、予め存在するソフトウェア開
発計画との比較結果に対応した作業指示を該当するソフ
トウェア開発者に自動的に送るだけで、作業が遅れてい
る者を間接的にしか支援しないことから、協調しあいな
がらソフトウェア開発作業を行うことができなかった。
【0010】同様に第3の従来技術は、ネットワーク内
の最適な計算機に処理を依頼することから、作業が遅れ
ている開発者が現在作業を行っている計算機上に、他の
開発者の処理が計算機上に依頼された場合、計算機のC
PU負荷がかかるため、該計算機を利用しているソフト
ウェア開発者の作業のが遅れてしまう可能性があること
から、協調しあいながらソフトウェア開発作業を行うこ
とができなかった。
【0011】同様に第4の従来技術は、各ソフトウェア
開発者が優先順位を表す値を自由に設定できることか
ら、作業が進んでいる開発者よりも作業が遅れている開
発者が行う処理の優先順位が低い場合、作業が遅れてい
る開発者は、作業が進んでいる開発者が行う処理を終え
るまで、自分の処理が行えない状況ができてしまう問題
があるため、協調しあいながらソフトウェア開発作業を
行うことができなかった。
【0012】したがって従来の技術では、協調しあいな
がらソフトウェア開発作業を行っていくことができなか
った。
【0013】本発明の目的は、各開発者が行う処理単位
に、処理に関する作業進捗状況と予め定義したソフトウ
ェア開発計画とを比較し、作業が遅れているものについ
ては優先順位を表す値を自動的に高くし、処理に優先順
位を付け、処理を依頼する計算機をネットワークで接続
された計算機の中から自動的に選択、そして選択した計
算機上で優先順位の高い処理を先に実行することによ
り、協調しあいながらソフトウェア開発作業を行うこと
にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ため、本発明のタスク管理方法は、少なくとも一人のソ
フトウェア開発者を含むソフトウェア開発において、ソ
フトウェアの開発作業が行われる複数のネットワークで
接続された複数の計算機の間で、(a)ソフトウェア開
発に携わるソフトウェア開発者毎の現在の仕事の進捗状
況を実績情報として抽出するステップ、(b)予め定義
したソフトウェア開発計画が登録されている開発計画情
報を記憶装置から抽出するステップ、(c)抽出した実
績情報と開発計画情報の内容とを比較するステップ、
(d)該ソフトウェア開発者が計算機上で行う全ての処
理に優先順位を表す値を自動的に付けるステップ、
(e)ソフトウェア開発者が行う処理を依頼する最適な
計算機をネットワークで接続された計算機の中から自動
的に選択するステップ、(f)選択した計算機に処理を
依頼するステップ、(g)選択した計算機上で優先順位
の高い処理を先に実行させるステップを有することを手
段とする。
【0015】
【作用】本発明の目的を達成するため、少なくとも一人
のソフトウェア開発者を含むソフトウェア開発におい
て、ソフトウェアの開発作業が行われる複数のネットワ
ークで接続された複数の計算機の間で、ソフトウェア開
発に携わる各ソフトウェア開発者が行う処理毎に、処理
に関する作業進捗状況と予め定義した開発計画とを比較
し、作業が遅れているものについては優先順位を表す値
を自動的に高くし、処理に優先順位を付け、処理を依頼
する計算機をネットワークで接続された計算機の中から
自動的に選択、そして選択した計算機上で優先順位の高
い処理を先に実行させることにより、優先順位の高い処
理、つまり作業が遅れている者の処理を最優先させるこ
とができ、ひいては協調しあいながらソフトウェア開発
作業を行っていくことにある。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明の実施例における処理手順を
示す図である。図2は本実施例のハードウェア環境を示
す図である。例えば、205は開発拠点内で複数の計算
機を接続する通信路を、206は開発拠点と開発拠点と
を接続する通信路を、201、202、203はソフト
ウェア開発を行う計算機を、204は計算機に接続され
た記憶装置をそれぞれ示している。ここで記憶装置20
4はソフトウェア開発で作成されるテストデータ、仕様
書、プログラム等の全ての情報を一元管理する。またネ
ットワークで接続された計算機の内部構成で、入力装置
207は利用者が実行する指示を入力するキーボード、
マウス等の装置を、CPU208はコンピュータの演算
装置や制御装置を、メモリ209は一時的にデータやプ
ログラム等を記憶する内部記憶装置を、出力装置210
はディスプレイやプリンタ等にCPU208で処理され
た情報を利用者に見える形で出力する装置を示してい
る。
【0017】以下、本実施例のタスク管理方法を、図1
に従って説明する。「計算機利用者名、パスワード入
力」(ステップ101)は、ソフトウェア開発に携わる
開発者が計算機を利用する際の利用者名とパスワードを
入力する。その際、入力した計算機利用者名である開発
者の名称をメモリ内に記憶する。図3は図2で示す計算
機201に表示している初期画面301で開発者Aが、
そして図2で示す計算機202に表示している初期画面
302で開発者Bが計算機を利用するため、計算機利用
者名とパスワードを入力した例を示す。それぞれ計算機
内のメモリに開発者名A、開発者名Bを記憶する。
【0018】処理要求(ステップ102)は、ステップ
101で計算機利用者名とパスワードを入力した開発者
が計算機上で行いたい処理を入力する。図4は図2で示
す計算機201を利用している開発者Aが計算機上で要
求を出した画面の例と、図2で示す計算機202を利用
している開発者Bが計算機上で要求を出した画面の例を
それぞれ示す。ここで開発者Aの使用している計算機の
画面は401で、開発者Bの使用している計算機の画面
は402である。
【0019】開発者Aが使用している計算機の403は
処理の内容を表し、403中の404はコンパイルする
命令を、そして405はコンパイルするモジュールの名
前をそれぞれ表す。同様に開発者Bが使用している計算
機の406中の407は単体テストを行う命令を、そし
て408は単体テストを行うモジュールの名称をそれぞ
れ表す。
【0020】ステップ103はステップ101でメモリ
内に記憶した開発者の名前をメモリ内から抽出し、開発
者が属する開発拠点の開発計画情報を記憶装置から抽出
する。図5は図2で示す記憶装置204に格納されてい
る、ソフトウェア開発を行う前に予め定義した開発計画
情報の内容を示す図である。開発計画501中の502
は、開発者A、開発者Bが共に所属する、互いに地理的
に離れた開発拠点「工場X」での開発計画を示す。例え
ば、502中の503は開発拠点「工場X」でのコーデ
ィング作業の期間が92年6月21日から92年8月2
0日であることを示している。
【0021】ステップ104はステップ101でメモリ
内に記憶した開発者の名前をメモリ内から抽出し、現段
階での開発者及び開発者が所属するグループについての
作業の実績情報を抽出する。図6は開発拠点「工場X」
の開発グループ「GROUP−1」に所属する全ての開
発者の実績情報を示す。ここで、実績情報は日時「92
年10月21日」現在の情報である。601は開発者C
の実績情報を表し、その中の連動テスト遅延本数が
「1」であることから、開発者Cが現在1本のモジュー
ルについて連動テスト603を行っていることを示して
いる。
【0022】図7は開発者Aの実績情報を、図8は開発
者Bの実績情報をそれぞれ示す。図7及び図8の実績情
報は共に日時「92年10月21日」現在の情報であ
る。図7で示す作業状況「コーディング」702は、モ
ジュール「PRG−1」701について開発者Aが現在
コーディングを行っていることを示している。また、
「WAIT」703はモジュール「PRG−34」70
5についてのコーディング作業は終了しているが、他の
モジュールのコーディング作業が終わっていないため、
次の作業に進めない状態を示している。同様に図8で示
す作業状況「単体テスト」801は、モジュール「PR
G−7」802について開発者Bが現在単体テストを行
っていることを示している。
【0023】次に、図1で示すステップ103とステッ
プ104で抽出した開発計画情報と開発者の実績情報か
ら、開発者が利用している計算機で行う処理の優先順位
を表す値を決める(ステップ105)。図9は優先順位
を表す値を決める制御フローを示す。以下、処理に割り
当てる優先順位を決める制御の流れを図9に従って説明
する。但し、本実施例で説明する優先順位を表す値は1
が一番優先順位が低く、4が一番優先順位が高いものと
する。
【0024】図9で示す901は、ステップ103とス
テップ104で図2で示す記憶装置204から抽出した
開発計画情報と開発者の実績情報から、ステップ102
で処理要求を出した際、該当するモジュールについて、
作業が遅れているかを検索する。図7で示す開発者Aの
実績情報704内の702から、92年10月21日現
在で開発者Aはモジュール「PRG−1」についてコー
ディング作業を行っていることがわかる。次に開発者A
が所属する開発拠点「工場X」の92年10月21日現
在の作業内容を図5で示す開発計画情報から検出する
と、開発拠点「工場X」ではその中に属する開発者は全
ての作業、つまり設計、コーディング、そしてテスト作
業を終了していなければならないことがわかる。よって
ステップ102で処理要求した開発者Aの担当モジュー
ル「PRG−1」は現在作業が遅れていることがわか
る。開発者Bについては、実績情報805内の801か
ら、ステップ102で処理要求した開発者Bの担当モジ
ュール「PRG−7」も現在作業が遅れていることがわ
かる。
【0025】次に、901でモジュールの作業が遅れて
いないと判断した場合、モジュールについて行う処理の
優先順位を1とする(904)。そうでない場合は、次
に、その作業の遅れは他の開発者の作業の遅れで発生し
たか、記憶装置の中にある、設計作業時に作成されたモ
ジュールのモジュール仕様書の内容を検索する(90
2)。図10に開発者Aが作成したモジュール名称「P
RG−1」のモジュール仕様書を、図11に開発者Bが
作成したモジュール名称「PRG−7」のモジュール仕
様書を示す。
【0026】図10で示すモジュール仕様書「PRG−
1」1001内の1002は、モジュール「PRG−
1」が内部で他のモジュールを呼び出している呼び出し
先モジュールの内容を示している。ここで1002内の
「なし」1003から、モジュール「PRG−1」は内
部で他のモジュールを呼び出していないことがわかる。
同様に図11で示すモジュール仕様書1101内の11
02の内容から、モジュール「PRG−7」は内部で別
のモジュールを呼び出していないことがわかる。よって
モジュール「PRG−1」、「PRG−7」の作業が遅
れているのは他の開発者の作業遅延が影響したものでは
ないことがわかる。
【0027】次に、902で他の開発者の作業の遅れに
よって開発者の作業に影響を与えている場合、モジュー
ルについて行う処理の優先順位を3とする(906)。
そうでない場合は、次に開発者の作業の遅れによって、
他の開発者の作業に影響を与えているか検索し(90
3)、影響を与えていない場合はモジュールについて行
う処理の優先順位を2と(905)、そうでない場合
は、優先順位を4とする(907)。図12に開発者C
が作成したモジュール名称「PRG−11」のモジュー
ル仕様書を、図13に92年10月21日現在の開発者
Cの実績情報を示す。図12で示すモジュール仕様書
「PRG−11」1201内の1202で示す内容か
ら、モジュール「PRG−11」はモジュール「PRG
−1」を内部で呼び出していることがわかる(120
3)。
【0028】次に、開発者Cが作成したモジュール「P
RG−11」について作業が遅れているか、図13で示
す実績情報を検索すると、モジュール「PRG−11」
1301について「連動テスト」1302から、開発者
Cがモジュール「PRG−1」の作業遅延によって連動
テストを終了できない状況を示している。よって開発者
Aが要求した処理の優先順位は4と決まる。開発者Bに
ついては、本実施例でモジュール「PRG−7」を内部
で呼び出しているモジュールが存在しないとすると、開
発者Bが要求した処理の優先順位は2と決まる。
【0029】ステップ106は、ネットワークで接続さ
れた全ての計算機の中で、ステップ102で処理要求し
た処理を依頼する最適な計算機を選びだす上記第3の従
来技術を用いて行う。本実施例では、図2で示す計算機
203が、開発者A及び開発者Bが要求した処理を依頼
するのに最適な計算機と判断したとする。また現在図2
で示す計算機203では開発者Bが要求した処理を既に
行っているものとする。ステップ106において、上記
第3の従来技術を用いずに開発者が処理を実行させる計
算機を直接指定する方法がある。図14に開発者Bが処
理を依頼する計算機を指定する画面を示す。図14で示
す1401は、開発者Bが自分の処理を依頼する計算機
をネットワークで接続された「計算機203」と指定し
たことを示す。
【0030】またネットワークで接続された全ての計算
機から最適な計算機を選び出すのでなく、予め開発者毎
に処理を依頼する計算機を限定する方法がある。図15
に図2で示す記憶装置204に格納されている計算機利
用者情報の内容を示す。図15で示す「開発者E」15
01は、ネットワークで接続された計算機を表す150
2の中からしか処理を依頼できる計算機がないことを表
し、ここでは開発者E1501の処理を行う計算機は1
502で示す計算機の中から上記第3の従来技術を用い
て最適な計算機が選び出される。
【0031】またネットワークで接続された全ての計算
機から最適な計算機を選び出すのでなく、処理の内容に
より、処理を依頼する計算機を限定する方法がある。図
16に図2で示す記憶装置204に格納されている計算
機処理情報の内容を示す。図16で示す「コンパイル」
1601は、ネットワークで接続された計算機を表す1
602の中からしか処理を依頼できる計算機がないこと
を表し、ここでは1602で示す計算機の中から上記第
3の従来技術を用いて最適な計算機が選び出される。
【0032】次にステップ106で、選択した計算機上
で現在処理が行われているか検索し(ステップ10
7)、計算機上で何も処理が行われていない場合、ステ
ップ102で要求した処理を計算機上で行わせる(ステ
ップ114)。そうでない場合は、処理に付けられた優
先順位の値を比較する(ステップ108)。その結果、
優先順位の値が同じ場合は、現在ステップ106で選択
した計算機の中で行っている処理が終わるまで待ち、処
理が終わった後にステップ102で要求した処理を依頼
する(ステップ111)。優先順位の値が同じでない場
合は、次に現在ステップ106で選択した計算機の中で
行っている処理の優先順位が低いか検索する。優先順位
が高い場合は、現在行っている処理が終わるまで待ち、
処理が終わった後にステップ102で要求した処理を行
わせる(ステップ111)。低い場合は、現在行ってい
る処理を中断し、ステップ102で要求した処理を最初
に実行させる(ステップ112)。そしてステップ10
2で要求した処理が終了した時点で中断している処理を
実行させる(ステップ113)。
【0033】開発者Aが要求した処理を図2で示す計算
機203に行わせようとすると、計算機上では開発者B
が要求した処理を行っているので、両者の処理の優先順
位を比較する。すると開発者Aの要求した処理の優先順
位が4で、開発者Bの要求した処理の優先順位が2であ
ることから、開発者Aの要求した処理の優先順位が高
い。よって図2で示す計算機203で現在行っている開
発者Bの処理は中断し、開発者Aの要求した処理を計算
機上で行わせる。開発者Bの処理については開発者Aの
要求した処理が終了した時点で実行する。
【0034】本実施例は、ソフトウェア開発作業が遅れ
ているソフトウェア開発者の作業進行を支援することに
より、協調しあいながらソフトウェア開発作業を行うこ
とが可能である。
【0035】図17は第2の実施例における処理手順を
示す図である。本実施例は、図1で示す第1の実施例に
ステップ1701を加えた処理手順である。追加した機
能以外は、第1の実施例と同じである。
【0036】ステップ1701はステップ101で利用
している計算機上で計算機利用者である開発者が要求す
る処理の対象となる全てのファイルについて優先順位を
表す値を決定するまで繰り返し行う。ここで、全てのフ
ァイルについて優先順位を表す値を決定した後、開発者
の優先順位を加えた実績情報の内容を開発者が利用して
いる計算機に表示する方法もある。図18、図19は開
発拠点「工場Y」の開発グループ「GROUP−29」
に所属する開発者Sの実績情報を示すが、図18は「9
2年9月3日」時点の、図19は「92年9月4日」時
点の実績情報をそれぞれ示す。例えば開発者Sは図5で
示す「92/9/2〜92/10/8」503から、モ
ジュール名「YS−PRG−1」1801、「YS−P
RG−3」1802、「YS−PRG−31」1803
だけについて作業が遅れていることを示している。本実
施例では開発者Sが日時「92年9月3日」の時点で全
てのモジュールについて単体テストを終了させたことと
する。開発者Sが日時「92年9月4日」に計算機を利
用した時点で、開発者Sが所属する開発拠点の開発計画
情報、及び開発者Sの実績情報を抽出し、開発者Sが担
当する全てのファイル、つまりモジュールについて優先
順位を付けると、図18で示すモジュール「YS−PR
G−1」1801、「YS−PRG−3」1802、
「YS−PRG−31」1803は単体テストを前日に
終了したことから、開発者Sが担当するモジュールの作
業状況は全て連動テスト(1901)と変わり、日時
「92年9月4日」は開発者Sの連動テストを行う期間
であることから、優先順位の値は1(1902)とな
る。
【0037】本実施例は、第1の実施例と同様に、ソフ
トウェア開発作業が遅れているソフトウェア開発者の作
業進行を支援することにより、協調しあいながらソフト
ウェア開発作業を行うことが可能である。
【0038】図20は第3の実施例における処理手順を
示す図である。本実施例は、図1で示す第1の実施例の
ステップ112、ステップ113がなくし、ステップ2
001、ステップ2002を加えた処理手順である。追
加した機能以外は、第1の実施例と同じである。ステッ
プ2001は、現在計算機上で行っている処理の優先順
位よりも依頼された処理の優先順位が高い場合、優先順
位が低い処理を行わせる計算機を上記第3の従来技術を
用いて、処理を行っていた計算機を除く、ネットワーク
で接続された計算機から最適な計算機を選び出し処理を
依頼する。ステップ2002は、処理が最適な計算機で
実行され終了した時、処理を依頼した開発者に、処理を
依頼した計算機名、実行結果等の内容を電子化された文
書で通知する。図21は処理を依頼した開発者Aに送付
された電子化された文書の内容を示す図である。本実施
例は、第1の実施例と同様に、ソフトウェア開発作業が
遅れているソフトウェア開発者の作業進行を支援するこ
とにより、協調しあいながらソフトウェア開発作業を行
うことが可能である。
【0039】
【発明の効果】本発明は、少なくとも一人のソフトウェ
ア開発者を含むソフトウェア開発において、ソフトウェ
アの開発作業が行われる複数のネットワークで接続され
た複数の計算機の間で、ソフトウェア開発に携わる各ソ
フトウェア開発者が行う処理毎に、処理に関する作業進
捗状況と予め定義した開発計画とを比較し、作業が遅れ
ている者については優先順位を表す値を自動的に高く
し、処理に優先順位を付け、処理を依頼する計算機をネ
ットワークで接続された計算機の中から自動的に選択、
そして選択した計算機上で優先順位の高い処理を先に実
行させることにより、ソフトウェア開発作業が遅れてい
る開発者の作業進行を支援することができ、ひいては協
調しあいながらソフトウェア開発作業を行っていくこ
と、及びソフトウェア開発作業期間の延長を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の処理手順を示す図
【図2】本実施例のハードウェア構成を示す図
【図3】該当する計算機上で開発者Aと開発者Bが利用
者名とパスワードを入力した画面を示す図
【図4】該当する計算機上で開発者Aと開発者Bが処理
を入力した画面を示す図
【図5】記憶装置に格納されているソフトウェア開発に
関する開発計画情報の内容を示す図
【図6】開発グループ「GROUP−1」に属する全て
の開発者の実績情報の内容を示す図
【図7】開発者Aの92年10月21日時点での実績情
報の内容を示す図
【図8】開発者Bの92年10月21日時点での実績情
報の内容を示す図
【図9】優先順位を表す値を決定する制御フローを示す
【図10】開発者Aが作成したモジュール仕様書「PR
G−1」の内容を示す図
【図11】開発者Bが作成したモジュール仕様書「PR
G−7」の内容を示す図
【図12】開発者Cが作成したモジュール仕様書「PR
G−11」の内容を示す図
【図13】開発者Cの92年10月21日時点での実績
情報の内容を示す図
【図14】開発者Bが処理を依頼する計算機を指定する
画面を示す図
【図15】計算機利用者情報の内容を示す図
【図16】計算機処理情報の内容を示す図
【図17】第2の実施例の処理手順を示す図
【図18】開発者Sの92年9月3日時点での実績情報
の内容を示す図
【図19】開発者Sの92年9月4日時点での実績情報
の内容を示す図
【図20】第2の実施例の処理手順を示す図
【図21】処理を依頼した開発者Aに送付した電子化さ
れた文書の内容を示す図
【符号の説明】
計算機利用者名,パスワード入力…101、処理要求…
102、入力装置…207、CPU…208、メモリ…
209、出力装置…210、C…602、連動テスト…
603、PRG−1…701、コーディング…702、
WAIT…703、PRG−34…705、単体テスト
…801、PRG−7…802、なし…1003、なし
…1103、連動テスト…1302、計算機203…1
401、E…1501、コンパイル…1601、YS−
PRG−1…1801、YS−PRG−3…1802、
YS−PRG−31…1803。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂元 和彦 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 本間 一宏 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立マイコンシステム内 (72)発明者 楯 茂樹 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立マイコンシステム内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一人のソフトウェア開発者を含
    むソフトウェア開発において、ソフトウェアの開発作業
    が行われる複数のネットワークで接続された複数の計算
    機の間で、(a)ソフトウェア開発に携わるソフトウェ
    ア開発者毎の現在の仕事の進捗状況を実績情報として抽
    出するステップ、(b)予め定義したソフトウェア開発
    計画が登録されている開発計画情報を記憶装置から抽出
    するステップ、(c)抽出した実績情報と開発計画情報
    の内容とを比較するステップ、(d)該ソフトウェア開
    発者が計算機上で行う全ての処理に優先順位を表す値を
    自動的に付けるステップを有することを特徴とするタス
    ク管理方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のタスク管理方法において、
    (e)該ソフトウェア開発者が行う処理を依頼する最適
    な計算機をネットワークで接続された計算機の中から自
    動的に選択するステップ、(f)選択した計算機に該処
    理を依頼するステップ、(g)選択した計算機上で優先
    順位の高い処理を先に実行させるステップを有すること
    を特徴とするタスク管理方法。
  3. 【請求項3】請求項2記載のタスク管理方法において、
    選択した計算機上で行っていた優先順位の低い処理は優
    先順位の高い処理が終るまで処理を中断することを特徴
    とするタスク管理方法。
  4. 【請求項4】請求項2記載のタスク管理方法において、
    優先順位の低い処理は選択した計算機を除く、ネットワ
    ークで接続された複数の計算機の中で最適な計算機を自
    動的に選択し、選択した計算機に該処理を依頼すること
    を特徴とするタスク管理方法。
  5. 【請求項5】請求項2記載のタスク管理方法において、
    処理を依頼する計算機を指定することを特徴とするタス
    ク管理方法。
  6. 【請求項6】請求項2、3記載のタスク管理方法におい
    て、依頼した処理が実行し終了した場合に、該処理を依
    頼したソフトウェア開発者に、該処理を実行した計算機
    名、該処理の実行結果等を含んだ内容を電子化された文
    書で送付することを特徴とするタスク管理方法。
  7. 【請求項7】請求項2、4、5記載のタスク管理方法に
    おいて、ソフトウェア開発者毎に処理を依頼する計算機
    を予め限定することを特徴とするタスク管理方法。
  8. 【請求項8】請求項2、4、5記載のタスク管理方法に
    おいて、依頼する処理の内容により、依頼する計算機を
    予め限定することを特徴とするタスク管理方法。
  9. 【請求項9】請求項1記載のタスク管理方法において、
    計算機を利用する毎に、該ソフトウェア開発者の実績情
    報を該ソフトウェア開発者に見える形に表示することを
    特徴とするタスク管理方法。
JP5013198A 1993-01-29 1993-01-29 分散処理環境におけるタスク管理方法 Withdrawn JPH06230950A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017141432A1 (ja) * 2016-02-19 2017-08-24 三菱電機株式会社 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム

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