JPH06229809A - 流量データ格納装置 - Google Patents

流量データ格納装置

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JPH06229809A
JPH06229809A JP5034307A JP3430793A JPH06229809A JP H06229809 A JPH06229809 A JP H06229809A JP 5034307 A JP5034307 A JP 5034307A JP 3430793 A JP3430793 A JP 3430793A JP H06229809 A JPH06229809 A JP H06229809A
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JP5034307A
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JP3212401B2 (ja
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Katsuto Sakai
克人 酒井
Yuichi Nagano
裕一 長野
Tatsuro Sato
達朗 佐藤
Masahiko Ito
雅彦 伊藤
Satotomo Yokosuka
識友 横須賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kimmon Manufacturing Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Kimmon Manufacturing Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、流量を長期間計測し、その結果を
記憶させることができる流量データ格納装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 管9に取り付けられた流量計4からは単位流
量が流れたことを示す信号(パルス)が区分手段7に出
力される。区分手段7は、予め設定された区分に従って
流量信号を区分し、区分に属する流量信号の数もしくは
時間を積算する。記憶手段8は、このように区分手段7
で積算された数値を記憶する。したがって、区分を逐一
行なうので正確に区分でき、記憶されたデータを使用す
る際処理が簡易にでき、記憶量を減少させて長期間の計
測、記憶が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流量計からの流量信号
を得て、流量の時間的変化データを格納する流量データ
格納装置に関する。
【0002】
【従来技術】各家庭や事業所など個々の使用場所におい
て、ガス、水道などの流体がどのように使用されている
かの状況を把握することを目的として、所定期間ガス管
等の管体に記録装置を設置して流量の時間的変化を記録
することがある。従来この種の記録装置としては、ある
所定量の流通を単位として、この流量信号の数を一定時
間毎に集計して、その集計結果を記憶させたり、流量信
号の発生時刻を個々に記憶させたものなどが知られてい
る。
【0003】具体的には、図3に示すように管9内に設
けた翼車14の回転軸16に回転板18を同軸に固定
し、この回転板18の表面に磁石20を配置し、この磁
石20が管9内を通る流体によって回転されるのを近傍
に設置した感知部12で感知し、翼車14半回転で1発
の流量信号を出力する流量計の信号(パルス)を処理手
段に送り、パルスの時間的間隔が一定のときには個々に
記憶せず、流量が変化して、パルスの時間的間隔が変化
したときかかる流量データを上述したように記憶手段に
送り記録させるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来は、
最適な配管の太さを求めるためのデータやメータの号数
を決定するためのデータの収集の場合には、上記のよう
にして得られた流量データをいくつかの流量範囲に区分
し、各区分毎に積算された流量データを比較検討に用い
ていた。そのため、記憶させた流量データをまず区分し
なくてはならないが、計測したデータ量が数か月におよ
ぶものの場合は、区分するだけの処理に1〜2日要して
おり、非常に手間がかかっていた。
【0005】又、一定時間毎に流量信号の数を集計して
記憶させた場合は、得られる流量がこの一定時間内の平
均値となってしまうため、正確な流量データを得ること
ができなかった。更に、流量信号の発生時刻を記憶させ
るものの場合は、流量信号数が増加する程記憶するデー
タが増加してしまい、記憶手段に多くの記憶容量を必要
とし、長期間の計測記憶ができなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、デー
タ処理の正確化、および簡略化を図るとともに、長期間
におよぶ計測結果の記録ができることを目的として、流
量信号を予め設定した流量範囲に区分する区分手段と、
この区分手段に積算された流量信号を記憶する記憶手段
とを備えて流量データ格納装置を構成したのである。
【0007】
【作用】流量信号は、逐一区分されるので区分を正確に
行なわせることができ、また記憶手段には流量範囲毎に
区分された積算値を記憶させていくので、後日データを
処理する際、記憶されているデータを用いて直ちに比較
検討することができ、処理時間を短くすることができ
る。更に、積算値を記憶することから、計測時間を長く
して入力される流量信号が増加しても、記憶に要する容
量はそれほど増加することがないので、記憶手段の記憶
容量が飽和する時期を先に延ばすことができ、長期間に
わたって流量を計測し、その計測結果を記憶させること
ができる。
【0008】
【実施例】以下本発明にかかる流量データ格納装置の一
実施例について説明する。流量データ格納装置2は、図
2に示すように流量計4に接続しており、この流量計4
からの信号を区分し、区分された流量信号を積算する区
分手段7と、この区分手段7からのデータを記憶する記
憶手段8等から構成され、区分手段7には区分範囲等を
入力する設定手段5が接続し、流量計4を取り付けた管
9内の流量を区分し、かつその情報を記憶できるように
したものである。
【0009】流量計4は、図3に示すように水道管等の
管9の内部に設けられた回転部10と、回転部10の回
転を感知する感知部12からなり、感知部12が処理手
段6に接続し、信号を出力している。回転部10は、管
9内に設けられた翼車14と、回転軸16により翼車1
4と一体に連結された回転板18からなり、管9内を流
通する水道水によって翼車14が回転されると、同じ回
転数で回転板18も回転する。翼車14の一回転がどれ
位の量の水の流通に相当するかは予め定められている。
回転板18には磁石20が取り付けられており、中心の
回転軸16を挟んで回転板18の両端にN極とS極が形
成されている。感知部12は、磁石20のN極及びS極
に反応し、これらの接近を感知することができ、前述し
たようにその信号を区分手段7に出力する。区分手段7
では流量信号が入力されると、設定された区分に従って
流量信号を区分し、それぞれの区分毎に値を積算し、記
憶手段8に出力する。記憶手段8は、区分手段7からの
値を計測期間にわたって記憶する。
【0010】次に、区分手段7での区分処理について説
明する。まず、得ようとする流量の区分範囲を、流量信
号の時間間隔を用いて定め、設定手段5からその区分枠
の最大値THと最小値TLをそれぞれの区分に対して入
力する。更に、区分数Nの値と、求める値Sが各区分に
入力される流量信号の数か、あるいは各区分に属する流
量信号の積算時間なのかを定め、流量信号の数を求める
ときはCを0にし、信号の積算時間を求めるときにはC
を1に設定する。
【0011】図1に区分処理のフローチャートを示す。
まずF−1では、流量計4から送られてくる流量信号を
受信し、F−2でこの信号の直前に他の信号を受信した
か否かを判別する。他に信号を受信していなければ、F
−1に戻り、他の信号を受信していれば、F−3にて、
今回受信した信号と前回受信した信号との時間間隔tを
求める。F−4では、区分番号iを0にし、次のF−5
でこのiに1を加える。F−6では、tがTL(1)よ
り大きいか否かを判別し、大きくなければF−8に進
み、一方大きければF−7に進む。F−7では、tがT
H(1)より小さいか否かを判別し、小さければF−9
に進み、Cが0であるか否かを判別し、0であればF−
10に進み、S(1)に1を加えF−1に戻る。一方C
が1に設定されていればF−11に進み、S(1)にt
を加算し、F−1に戻る。一方F−7でtがTH(1)
より小さくなければF−8に進み、区分の数Nとiとが
等しいか否かを判別し、等しくなければF−5に戻り、
iに1を加えてiを2として上記と同様に処理を進め、
iが2の場合の処理を行ない、処理を連続させる。そし
て、F−8にてiとNが等しくなればF−1に戻る。
【0012】すなわち、F−6およびF−7で1からN
までiの値を順次1ずつ加算していき、tとTL
(i)、およびTH(i)と比較し、この比較をtがい
ずれに対しても該当するようになるまで循環させ、これ
ら最大値と最小値の幅内に収まったときに、S(i)に
1もしくは時間tを加算する。記憶手段8では、このよ
うに区分手段7で順次積算される積算値S(i)を区分
毎に積算し記憶させる。
【0013】したがって、流量データ格納装置2は、流
量計4から送られてきた流量信号を時間間隔としてとら
え、この時間間隔を予め定められた流量範囲にしたがっ
て区分し、それぞれの区分毎に流量データを積算し、こ
の積算値を記憶手段8に記憶させるようにしたので、個
々の流量信号が区分手段7において区分されるため、流
量の区分を正確にすることができる。又、区分した状態
で記憶手段8に記憶させることから、例えばメータの最
適な大きさを決定する場合等のデータ収集においては、
記憶させたデータを直ちに使用できるので後のデータ処
理に要する時間を非常に短縮させることができる。更
に、記憶手段8には区分された結果を積算値として記憶
させるので、逐一流量を記憶させる場合に比較して記憶
量を減少でき、長期間にわたって計測し、その計測結果
を記憶させることができる。
【0014】
【発明の効果】本発明の流量データ格納装置によれば、
所定量の流量があったことを出力する流量計からの流量
信号を流量に応じて区分し積算する区分手段と、この区
分手段によって区分された流量信号の積算値を記憶する
記憶手段とを備えて構成したことから、流量信号の区分
を正確にすることができ、また区分した状態で流量信号
を記憶手段に記憶させることから、後のデータ処理を簡
易にすることができ、更に、記憶手段に記憶させる記憶
量を減少できることから、記憶手段の記憶容量の飽和を
延長でき、長期間にわたり計測して、その計測結果を記
憶させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流量データ格納装置の記憶処理を示す
フローチャートである。
【図2】本発明の流量データ格納装置を示す構成図であ
る。
【図3】流量計を示す断面図である。
【符号の説明】
2 流量データ格納装置 4 流量計 5 設定手段 7 区分手段 8 記憶手段 9 管 10 回転部 12 感知部 14 翼車 16 回転軸 18 回転板 20 磁石
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 雅彦 東京都北区赤羽3−6−4−102 マンシ ョンオークス (72)発明者 横須賀 識友 埼玉県川越市霞ケ関北5−29−1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単位量の流体が通過する毎に流量計より
    出力される流量信号に変動があったとき流量データを記
    憶する流量データ格納装置において、予め設定した区分
    に従って流量信号を区分し、該区分毎に流量データを積
    算する区分手段と、該積算値を記憶する記憶手段とを備
    えたことを特徴とする流量データ格納装置。
JP03430793A 1993-01-29 1993-01-29 流量データ格納装置 Expired - Fee Related JP3212401B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002048620A (ja) * 2000-08-03 2002-02-15 Toyo Keiki Co Ltd 多機能型水道カウンタおよび多機能型水道メータ
JP2011200803A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Kazumi Shimomura 浄化槽管理用の風量センサ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002048620A (ja) * 2000-08-03 2002-02-15 Toyo Keiki Co Ltd 多機能型水道カウンタおよび多機能型水道メータ
JP2011200803A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Kazumi Shimomura 浄化槽管理用の風量センサ装置

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