JPH0622967U - 負荷電流表示システム - Google Patents

負荷電流表示システム

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JPH0622967U
JPH0622967U JP5969892U JP5969892U JPH0622967U JP H0622967 U JPH0622967 U JP H0622967U JP 5969892 U JP5969892 U JP 5969892U JP 5969892 U JP5969892 U JP 5969892U JP H0622967 U JPH0622967 U JP H0622967U
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JP
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current
load current
load
signal
cable
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Pending
Application number
JP5969892U
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English (en)
Inventor
勝久 森
久蔵 山方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichifu Terminal Industries Co Ltd
Original Assignee
Nichifu Terminal Industries Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP5969892U priority Critical patent/JPH0622967U/ja
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  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分電盤からの配線組合わせの如何によらず個
々の差込み接続器、つまりコンセントの個所で現在の負
荷と定格との関係を一目で判定できる負荷電流表示シス
テム。 【構成】 電力量計(10)を経て受電する分電盤(12)の主
開閉器(14)から分岐した配線用遮断器(16),(16)と、該
遮断器(16)から負荷側の差込み接続器(18),(18)へ配線
されたケーブル(20),(20)とからなる屋内配線設備にお
いて、前記遮断器(16)は定格電流に対する現負荷電流の
割合を検知する検出機構を内蔵したものであり、該検出
機構に接続され、その出力信号電流を通す信号線(22)が
前記ケーブル(20)の電力線(24)と共に該ケーブルの絶縁
被覆(26)内に封埋されていて、該信号線(22)を通して供
給される信号電流により作動する可視若しくは可聴信号
を発生する負荷電流表示部(28)が、前記の差込み接続器
(18)に設けてある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、一般家庭あるいは各種ビルディング等の内部の屋内配線設備につい て、一般にノーヒューズブレーカー(NFB)等と称されている配線用遮断器の各々 から複数の負荷側差込み接続器が分岐して配設されている場合において、該接続 器に個々の遮断器ごとの合計負荷電流を定格電流との関係で表示する負荷電流表 示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来一般に各遮断器から複数の負荷側コンセント等の接続器が分岐して配設さ れている場合に、これら接続器へ差し込み使用されるアイロン、トースター、洗 濯機、パーソナルコンピュータ等々、各種電気機器の負荷電流合計値が千差万様 であり、しかも時々刻々変動するため、各時点ごとの残存容量が簡単には分から ず、突如としてブレーカーが開いてしまい、その室内が停電するという事態がか なり頻繁に発生する。その瞬間には、日常生活ないしはビルディング内部での業 務が一時的に混乱し、特に近年普及しているパーソナルコンピューターやワード プロセッサー等が予期せぬ停電にあえば、作成中の文書等が破壊されてしまう、 という不都合がある。
【0003】 そのため、ブレーカーに定格電流に対する現負荷電流の割合を検知する検出機 構を内蔵し、その検出値をON-OFF式で該ブレーカー表面に表示する、という提案 は既になされ、一部では実用に供されてもいるが、分電盤は天井近くに設置され ているため見にくいばかりでなく、どのブレーカーがどの室へ行っている配線の ものかを見分けることは必ずしも容易でない。特に、1つのブレーカーから2室 以上に跨がった配線がなされている場合には、各コンセント等への接続電気機器 の負荷電流合計値を目算することも家庭の主婦などにとっては面倒かつ困難なこ とである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
したがって、このような従来の屋内配線設備における過電流保護用遮断器に関 する問題点を解消すべくなされた本考案の課題は、壁面埋込みコンセント等の各 接続器の表面に、該接続器が属しているブレーカーの現時点における合計電流の レベルを表示する表示部を設けた構成の負荷電流表示システムを提供することに ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するための本考案の概要を、実施例に対応する図1〜図4を参 照して説明すると、本考案の負荷電流表示システムは電力量計(10)を経て受電す る分電盤(12)の主開閉器(14)から分岐した配線用遮断器(16),(16)と、該遮断器( 16)から負荷側の差込み接続器(18),(18)へ配線されたケーブル(20),(20)とから なる屋内配線設備において、前記遮断器(16)は定格電流に対する現負荷電流の割 合を検知する検出機構を内蔵したものであり、該検出機構に接続され、その出力 信号電流を通す信号線(22)が前記ケーブル(20)の電力線(24)と共に該ケーブルの 絶縁被覆(26)内に封埋されていて、該信号線(22)を通して供給される信号電流に より作動する可視若しくは可聴信号を発生する負荷電流表示部(28)が、前記の差 込み接続器(18)に設けられた構成としたものである。
【0006】 前記の配線用遮断器(以下「ブレーカー」と記す)にはマグネット式やバイメ タル式のものが汎用されているが、検出機構としては、負荷電流のレベルに応じ て比例的もしくは段階的に増大する信号電流を発生させるものであることが望ま しい。その場合には、本考案における最も好ましい実施態様として、例えば信号 電流の強弱に応じて点・消灯する発光ダイオードの複数個を、各差込み接続器( 以下「コンセント」と記す)ごとに並設することができる。その場合には、複数 の発光ダイオード等の点・消灯の状態にもとづき残存容量の目安を一層正確に得 ることができ、今から接続使用しようとする電気機器容量と残存容量との関係か ら接続の可否を確実に見極めることができ好都合である。
【0007】 勿論、個々の負荷電流表示部における発光ダイオード或は豆電球などの個数は 、必ずしも複数でなくてよく、しかも、そのような光線点滅の可視信号のほか、 電子音やブザー等の可聴信号を発生するものであってもよい。
【0008】
【作用】
本考案は、このような構成としたものであるから、各コンセント等の表面には 当該コンセント等が属しているブレーカー(汎用型にあっては20アンペアの定 格容量、つまり約2000ワットの容量)の負荷電流合計が常時表示されており 、しかも好ましくは、その電流合計値のレベルを段階的に区分してあるから、今 から接続しようとする電気機器の容量の大小を考慮して、差込み接続の可否を簡 単に判断できる。例えば、「残存容量大」の表示であればアイロン、トースター 、ヘヤードライヤー等、千数百ワット容量の電熱発生機器であっても接続可、「 残存容量中程度」の表示であればラジオ受信機やテレビジョン受像機など百ワッ ト内外の電気機器が接続可であり、「残存容量小」の表示の場合には数十ワット の蛍光灯や中小型ワードプロセッサ等の接続が可能、といった判断をすることが できる。
【0009】 従って、本考案にあっては、1つのブレーカーから数室に別れた配線がなされ る場合であっても、ブレーカー・コンセント間のケーブルとして、信号線が電力 線と並行して絶縁被覆内に封埋されたケーブルを用いるから、コンセントとして 前記の負荷電流表示部を備えたものを用いるかぎり、全く普通の配線工事を行う のみで自然に本考案の負荷電流表示システムが現出することになり、配線工事の 作業能率を低下させる虞れはない。
【0010】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、図中、図1および図2は屋 内配線の一例を概示し、図3および図4は本考案の要部を示すものであり、本考 案の負荷電流表示システムは、例えば引込み線(H)から家屋(K)の外壁面(G)へ据 付けた電力量計(10)に受電し、この電力量計が、家屋内の天井近傍壁面に設置さ れた分電盤(12)へ幹線(Y)を介し接続されている場合、における該分電盤上のブ レーカー(16)と端末コンセント(18)との間で構築されるシステムである。
【0011】 すなわち、分電盤(12)には電源側の主開閉器(14)から負荷側分岐配線用のブレ ーカー(16),(16)が取付けてあり、これらブレーカーからは、例えばケーブル(20 )のうち第1ケーブル(20a)が各室(R1),(R2),(R3),(R4)に配置された複数個のコ ンセント(18),(18)へ配線され、第2ケーブル(20b)が室(R2),(R3)の天井灯(T)と 廊下(E)の天井灯(T)へ配線されている。なお、図2において符号(J)はジョイン トを示し、符号(S)はスイッチを示す。
【0012】 一例としての、このような屋内配線設備において、本考案の負荷電流表示シス テムは、次のように構成されている。すなわち、前記ブレーカー(16)は定格電流 に対する現負荷電流の割合を検知する検出機構を内蔵したものであると共に、該 検出機構の出力信号電流を通す信号線(22)が前記ケーブル(20)の電力線(24)に伴 い該ケーブルの絶縁被覆(26)内に図4のように封埋されている。そして、該信号 線(22)を通して供給される信号電流により点灯する3つのパイロットランプ(P1) ,(P2),(P3)からなる負荷電流表示部(28)が、前記コンセント(18)の、差込み口(1 8a)周りの表面板(18b)上部に並設してある。なお本例では、信号線(22)が小径の 銅撚線、電力線(24)が大径の銅撚線であり、絶縁被覆(26)はポリエチレンである 。
【0013】 本実施例にあっては、各パイロットランプ(P1),(P2),(P3)は、表面に小さな長 方形の色ガラス、例えば向かって右から「青」、「黄」及び「赤」色のガラスを 窓状に取付け、その背部に作動電圧を異にする発光ダイオード(図示せず)を配 置してある。そしてこれらダイオードは信号線(22)、具体的にはプラス側の線(2 2a)とマイナス側の線(22b)との間へ並列に接続されており、ブレーカー(16)から の信号電流の電圧の高低に応じて、「青」のみの1灯点灯、「青」と「黄」の2 灯点灯、「青」と「黄」と「赤」の全灯点灯の何れかの状態にある。
【0014】 このような点灯制御のための回路は、コンセント(18)の本体部(18c)の中に収 納してあるが、ここでは図示を省略する。
【0015】 3個のパイロットランプのうちもし「青」のみの点灯ならば、1000ワット 内外の高負荷電気機器の接続が可能であると判断でき、「黄」までの2灯が点灯 していれば、数百ワット以下の中程度の負荷の電気機器を新たに接続でき、「赤 」を含む全灯が点灯していれば数十ワット程度の軽負荷機器しか接続できない、 といった判断ができる。しかも、このような判断は、どのコンセントとどのコン セントとが同一ブレーカーからの配線であるかという点には無関係に、個々のコ ンセントごとに、その場その場で即座に行えるから、家庭の主婦等にとっては極 めて便利である。このようにして、不測のブレーカー「落ち」を解消でき、突然 の停電により使用中の電気機器の作動に悪影響を及ぼす虞れもなくなる。
【0016】 以上本考案の代表的と思われる実施例について説明したが、本考案は必ずしも これらの実施例構造のみに限定されるものではなく、前記の構成要件を備え、か つ前記の目的を達し、下記の効果を有する範囲内において適宜改変できる。例え ば、パイロットランプは3個に限らず、2個あるいは1個のみであってもよく、 2個の場合には上記実施例における「青」と「赤」、1個の場合には「赤」の表 示とすれば上記実施例における場合とほぼ同様の効果が得られる。また点・消灯 のための制御回路が多少複雑化するきらいはあるが「青」、「黄」、「赤」の何 れか1灯のみ点灯し、他は消灯する方式をとること、或は、表示をディジタル方 式とすることも可能である。さらに、そのような可視信号に代え、ブザーなどの 可聴信号を発生させるものを用い、或は可視信号と併用することも可能である。
【0017】
【考案の効果】
以上の説明から既に明らかなように、本考案は、ブレーカーからのケーブルと して電力線と信号線を封埋したものを用い、コンセントには該信号線の電流強度 もしくは電圧に応答する負荷電流表示部を設けたものを使用することにより簡単 に構成できる負荷電流表示システムを提供するものであるから、屋内配線工事を いたずらに煩雑化する虞れは皆無であり、しかも、居ながらにして当該コンセン トへの新たな差込み接続の可否を瞬間的に判定でき、その実用上の効果は多大で ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における屋内配線を示した立
面図。
【図2】同じく平面図。
【図3】本考案を構成する一要部としてのコンセントの
斜視図。
【図4】同じく他の要部としてのケーブルの断面図。
【符号の説明】
(10) 電力量計 (12) 分電盤 (14) 主開閉器 (16) 配線用遮断器(つまり、ブレーカー) (18) 差込み接続器(つまり、コンセント) (20) ケーブル (22) 信号線 (24) 電力線 (26) 絶縁被覆 (28) 負荷電流表示部
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02J 3/00 D 7509−5G

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力量計(10)を経て受電する分電盤(12)
    の主開閉器(14)から分岐した配線用遮断器(16),(16)
    と、該遮断器(16)から負荷側の差込み接続器(18),(18)
    へ配線されたケーブル(20),(20)とからなる屋内配線設
    備において、前記遮断器(16)は定格電流に対する現負荷
    電流の割合を検知する検出機構を内蔵したものであり、
    該検出機構に接続され、その出力信号電流を通す信号線
    (22)が前記ケーブル(20)の電力線(24)と共に該ケーブル
    の絶縁被覆(26)内に封埋されていて、該信号線(22)を通
    して供給される信号電流により作動する可視若しくは可
    聴信号を発生する負荷電流表示部(28)が、前記の差込み
    接続器(18)に設けてある構成の負荷電流表示システム。
JP5969892U 1992-07-30 1992-07-30 負荷電流表示システム Pending JPH0622967U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004170276A (ja) * 2002-11-20 2004-06-17 Tempearl Ind Co Ltd 電流表示装置
JP2015076912A (ja) * 2013-10-07 2015-04-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 配線容量表示システム

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