JPH06225809A - 折畳み可能なバスケット構造体 - Google Patents
折畳み可能なバスケット構造体Info
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- JPH06225809A JPH06225809A JP5213015A JP21301593A JPH06225809A JP H06225809 A JPH06225809 A JP H06225809A JP 5213015 A JP5213015 A JP 5213015A JP 21301593 A JP21301593 A JP 21301593A JP H06225809 A JPH06225809 A JP H06225809A
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45C—PURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
- A45C7/00—Collapsible or extensible purses, luggage, bags or the like
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62B—HAND-PROPELLED VEHICLES, e.g. HAND CARTS OR PERAMBULATORS; SLEDGES
- B62B3/00—Hand carts having more than one axis carrying transport wheels; Steering devices therefor; Equipment therefor
- B62B3/02—Hand carts having more than one axis carrying transport wheels; Steering devices therefor; Equipment therefor involving parts being adjustable, collapsible, attachable, detachable or convertible
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45C—PURSES; LUGGAGE; HAND CARRIED BAGS
- A45C3/00—Flexible luggage; Handbags
- A45C3/04—Shopping bags; Shopping nets
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D7/00—Containers having bodies formed by interconnecting or uniting two or more rigid, or substantially rigid, components made wholly or mainly of metal
- B65D7/12—Containers having bodies formed by interconnecting or uniting two or more rigid, or substantially rigid, components made wholly or mainly of metal characterised by wall construction or by connections between walls
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Handcart (AREA)
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 例えば、ショッピングバスケットとして使用
可能な、容易に折畳み可能でありかつ容易に組み立て可
能な構造体において、構造体のアームのうちのあるアー
ムの有効長を選択的に調節することにより、組み立てら
れた構造体の容量を変更するように随意に容易に調節可
能とする。 【構成】 構造体１０は折畳み位置から伸長位置まで移
動可能な複数個の伸縮腕フレーム（１２ａ、１２ｂ、１
２ｃ、１２ｄ）の配列からなり、伸長位置において、伸
縮腕フレームは、支持棒により構成された床を有する組
み立てられた構造体を構成する。これらの支持棒は囲い
の下部と連結された長い支持棒（２６）および短い支持
棒（２８）を含む。長い支持棒（２６）の有効長を選択
的に調節することにより、組み立てられた構造体の囲い
の容量を変更することができる。この構造体には、容易
に移動可能なショッピングカートのバスケットとして機
能するように、車輪（８２）およびハンドル（８４）を
取り付けることができる。
可能な、容易に折畳み可能でありかつ容易に組み立て可
能な構造体において、構造体のアームのうちのあるアー
ムの有効長を選択的に調節することにより、組み立てら
れた構造体の容量を変更するように随意に容易に調節可
能とする。 【構成】 構造体１０は折畳み位置から伸長位置まで移
動可能な複数個の伸縮腕フレーム（１２ａ、１２ｂ、１
２ｃ、１２ｄ）の配列からなり、伸長位置において、伸
縮腕フレームは、支持棒により構成された床を有する組
み立てられた構造体を構成する。これらの支持棒は囲い
の下部と連結された長い支持棒（２６）および短い支持
棒（２８）を含む。長い支持棒（２６）の有効長を選択
的に調節することにより、組み立てられた構造体の囲い
の容量を変更することができる。この構造体には、容易
に移動可能なショッピングカートのバスケットとして機
能するように、車輪（８２）およびハンドル（８４）を
取り付けることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、折畳み可能なバスケッ
ト構造体、特に、折畳まれた状態から組み立てられた状
態に容易に組み立て可能であり、しかも使用者の選択に
より設定されるいくつかのバスケットサイズまたはバス
ケット容量のうちの任意の１つに組み立て可能であり、
さらに組み立て状態でロックが可能な折畳み可能なバス
ケット構造体に関する。
ト構造体、特に、折畳まれた状態から組み立てられた状
態に容易に組み立て可能であり、しかも使用者の選択に
より設定されるいくつかのバスケットサイズまたはバス
ケット容量のうちの任意の１つに組み立て可能であり、
さらに組み立て状態でロックが可能な折畳み可能なバス
ケット構造体に関する。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】容易に折畳み可能でかつ容
易に組み立て可能な構造体の種々の構造が知られてい
る。これらの構造は、関節連結アームの配列、伸縮腕フ
レーム、または構造体を構成するためにある態様で移動
可能で、折畳みかつ展開可能な部材等を一般に使用して
いる。このような構造の大部分は、組立てまたは折畳み
を行うためにしばしば複雑な手操作を必要とする。これ
らの既知の構造体に付随する別の欠点は、ある場合に
は、例えば、折畳み可能な型式のショッピングカートの
単一サイズの容量が使用者の要求または便宜に対して大
きすぎるかまたは小さすぎることにある。すなわち、使
用者が購入したいと思っているすべての品物をショッピ
ングカートに収納できなかったり、また他方では、カー
トの組み立てられたときのサイズが、運搬しようとする
物品の小さい容積に対して不必要であると共に、使用時
現在の要求に対して取扱いが厄介であるという欠点があ
る。これらより、運搬しようとするある物体の形状およ
び容積によって、バスケットのサイズおよび容量を変更
可能であることが望まれる。
易に組み立て可能な構造体の種々の構造が知られてい
る。これらの構造は、関節連結アームの配列、伸縮腕フ
レーム、または構造体を構成するためにある態様で移動
可能で、折畳みかつ展開可能な部材等を一般に使用して
いる。このような構造の大部分は、組立てまたは折畳み
を行うためにしばしば複雑な手操作を必要とする。これ
らの既知の構造体に付随する別の欠点は、ある場合に
は、例えば、折畳み可能な型式のショッピングカートの
単一サイズの容量が使用者の要求または便宜に対して大
きすぎるかまたは小さすぎることにある。すなわち、使
用者が購入したいと思っているすべての品物をショッピ
ングカートに収納できなかったり、また他方では、カー
トの組み立てられたときのサイズが、運搬しようとする
物品の小さい容積に対して不必要であると共に、使用時
現在の要求に対して取扱いが厄介であるという欠点があ
る。これらより、運搬しようとするある物体の形状およ
び容積によって、バスケットのサイズおよび容量を変更
可能であることが望まれる。
【０００３】従って、本発明の一つの目的は、従来技術
の欠点を解消した、容易に折畳み可能でありかつ容易に
組み立て可能である構造体、例えば、ショッピングバス
ケットを提供することにある。本発明のさらに一つの目
的は、例えば、バスケットとして使用可能な容易に折畳
み可能でありかつ容易に組み立て可能な構造体を提供す
ることにあり、この構造体は組み立てられた構造体の容
量を変更するように随意に容易に調節可能であり、これ
は構造体のあるアームの有効長を選択的に調節すること
により行われる。
の欠点を解消した、容易に折畳み可能でありかつ容易に
組み立て可能である構造体、例えば、ショッピングバス
ケットを提供することにある。本発明のさらに一つの目
的は、例えば、バスケットとして使用可能な容易に折畳
み可能でありかつ容易に組み立て可能な構造体を提供す
ることにあり、この構造体は組み立てられた構造体の容
量を変更するように随意に容易に調節可能であり、これ
は構造体のあるアームの有効長を選択的に調節すること
により行われる。
【０００４】本発明の別の一つの目的は、組み立てられ
た構造体が種々の広い平面領域の形状、例えば、三角
形、長方形またはその他の多角形の形状を有することが
でき、容易に折畳み可能でありかつ容易に組み立て可能
である構造体を提供することにある。本発明のさらに一
つの目的は、構造体に車輪およびハンドルを取り付ける
ことにより、ショッピングカートとして使用するために
特に適した可変容量でかつ容易に組み立て可能な構造体
を提供することにある。
た構造体が種々の広い平面領域の形状、例えば、三角
形、長方形またはその他の多角形の形状を有することが
でき、容易に折畳み可能でありかつ容易に組み立て可能
である構造体を提供することにある。本発明のさらに一
つの目的は、構造体に車輪およびハンドルを取り付ける
ことにより、ショッピングカートとして使用するために
特に適した可変容量でかつ容易に組み立て可能な構造体
を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明に係る折
畳可能なバスケット構造体は、簡単に言えば、折畳まれ
た位置から伸長位置まで移動可能である複数個の伸縮腕
フレームの配列からなる構造体であって、伸長位置にお
いてこれらのフレームが複数の支持棒により構成された
床を有する組み立てられた囲い構造体を構成し、これら
の支持棒は囲いの下部に連結された長い支持棒および短
い支持棒を含んでいる。長い支持棒の有効長を選択的に
調節することにより、組み立て状態の構造体の囲いの容
量を変更することができる。この構造体は、バスケット
が容易に移動可能なショッピングカートの役目をするよ
うに車輪およびハンドルを備えることができる。
畳可能なバスケット構造体は、簡単に言えば、折畳まれ
た位置から伸長位置まで移動可能である複数個の伸縮腕
フレームの配列からなる構造体であって、伸長位置にお
いてこれらのフレームが複数の支持棒により構成された
床を有する組み立てられた囲い構造体を構成し、これら
の支持棒は囲いの下部に連結された長い支持棒および短
い支持棒を含んでいる。長い支持棒の有効長を選択的に
調節することにより、組み立て状態の構造体の囲いの容
量を変更することができる。この構造体は、バスケット
が容易に移動可能なショッピングカートの役目をするよ
うに車輪およびハンドルを備えることができる。
【０００６】本発明のこれらの目的およびその他の目的
によれば、折畳まれた状態から組み立てられた状態に組
み立て可能な構造体が提供され、この構造体は、組み立
てられた状態において、複数の側面を有する直立した囲
いと、囲いの下部から支持された床とを構成する。この
構造体は互いに関連する複数個の伸縮腕フレームを備
え、前記フレームの各々は、向き合ったフレームの側部
の両方において前記伸縮腕フレームのうちの別のフレー
ムと連結され、それにより任意の１個の伸縮腕フレーム
を引っ込み位置から伸長位置まで伸長させることによ
り、その他の伸縮腕フレームの伸長を生じ、伸長した伸
縮腕フレームは囲いを形成する。この囲いの床は複数個
の支持棒を備え、これらの複数個の棒は長い支持棒と短
い支持棒とを含む。各々の長い支持棒の第１端部は、１
個の伸縮腕フレームの側部が隣接する伸縮腕フレームの
側部と連結された位置において囲いの下部と連結されて
いる。短い支持棒の第１端部は、１個の伸縮腕フレーム
の対向する両側部の中間位置において囲いの下部と連結
され、長い支持棒の各々の反対側の第２端部および短い
支持棒の各々の反対側の第２端部はハブ取付け具と連結
され、ハブ取付け具のまわりには、囲いが組み立てられ
た状態において、すべての支持棒が放射状に配列され
る。短い支持棒は、囲いの中心からフレーム側部の中間
位置までの距離が囲いの中心からその隅部までの距離よ
りも短いという事実のために、構造体の組立ておよび折
畳みの間に入れ子式に長さが調節される入れ子部材であ
る。
によれば、折畳まれた状態から組み立てられた状態に組
み立て可能な構造体が提供され、この構造体は、組み立
てられた状態において、複数の側面を有する直立した囲
いと、囲いの下部から支持された床とを構成する。この
構造体は互いに関連する複数個の伸縮腕フレームを備
え、前記フレームの各々は、向き合ったフレームの側部
の両方において前記伸縮腕フレームのうちの別のフレー
ムと連結され、それにより任意の１個の伸縮腕フレーム
を引っ込み位置から伸長位置まで伸長させることによ
り、その他の伸縮腕フレームの伸長を生じ、伸長した伸
縮腕フレームは囲いを形成する。この囲いの床は複数個
の支持棒を備え、これらの複数個の棒は長い支持棒と短
い支持棒とを含む。各々の長い支持棒の第１端部は、１
個の伸縮腕フレームの側部が隣接する伸縮腕フレームの
側部と連結された位置において囲いの下部と連結されて
いる。短い支持棒の第１端部は、１個の伸縮腕フレーム
の対向する両側部の中間位置において囲いの下部と連結
され、長い支持棒の各々の反対側の第２端部および短い
支持棒の各々の反対側の第２端部はハブ取付け具と連結
され、ハブ取付け具のまわりには、囲いが組み立てられ
た状態において、すべての支持棒が放射状に配列され
る。短い支持棒は、囲いの中心からフレーム側部の中間
位置までの距離が囲いの中心からその隅部までの距離よ
りも短いという事実のために、構造体の組立ておよび折
畳みの間に入れ子式に長さが調節される入れ子部材であ
る。
【０００７】別の見地において、本発明は、折畳まれた
状態から組み立てられた状態に組み立て可能な構造体で
あり、組み立てられた状態において、直立した長方形の
囲いと囲いの下部から支持された床とを構成する。この
構造体は４個の伸縮腕フレームを備え、前記フレームの
各々は、フレームの対向する両側部において前記伸縮腕
フレームのうちの別のフレームと連結され、それにより
任意の１個の伸縮腕フレームを引っ込み位置から伸長位
置まで伸長させることにより、その他の伸縮腕フレーム
の伸長を生ずる。囲いの床は複数個の支持棒を備え、こ
れらの複数個の棒は長い支持棒と短い支持棒とを含む。
長い支持棒の各々の第１端部は、１個の伸縮腕フレーム
の側部が隣接する伸縮腕フレームの側部と連結された位
置において、囲いの下部と連結されている。短い支持棒
の各々の第１端部は、１個の伸縮腕フレームの対向する
両側部の中間位置において囲いの下部と連結され、長い
支持棒の各々の反対側の第２端部および短い支持棒の各
々の反対側の第２端部はハブ取付け具に取り付けられて
いる。ハブ取付け具のまわりには、囲いが組み立てられ
た状態にあるときに、すべての支持棒が放射状に配列さ
れる。長い支持棒の各々の長さを所定の範囲内の一つの
値に選択的に調節する装置が設けられており、それによ
り長い支持棒の長さを変えることにより、組み立てられ
た状態の囲いにおいて、囲いの平面広がり領域が変化
し、それに応じて囲いの容積が変化する。短い支持棒
は、囲いの平面広がり領域の変化に応じて入れ子式に長
さが調節される入れ子部材である。
状態から組み立てられた状態に組み立て可能な構造体で
あり、組み立てられた状態において、直立した長方形の
囲いと囲いの下部から支持された床とを構成する。この
構造体は４個の伸縮腕フレームを備え、前記フレームの
各々は、フレームの対向する両側部において前記伸縮腕
フレームのうちの別のフレームと連結され、それにより
任意の１個の伸縮腕フレームを引っ込み位置から伸長位
置まで伸長させることにより、その他の伸縮腕フレーム
の伸長を生ずる。囲いの床は複数個の支持棒を備え、こ
れらの複数個の棒は長い支持棒と短い支持棒とを含む。
長い支持棒の各々の第１端部は、１個の伸縮腕フレーム
の側部が隣接する伸縮腕フレームの側部と連結された位
置において、囲いの下部と連結されている。短い支持棒
の各々の第１端部は、１個の伸縮腕フレームの対向する
両側部の中間位置において囲いの下部と連結され、長い
支持棒の各々の反対側の第２端部および短い支持棒の各
々の反対側の第２端部はハブ取付け具に取り付けられて
いる。ハブ取付け具のまわりには、囲いが組み立てられ
た状態にあるときに、すべての支持棒が放射状に配列さ
れる。長い支持棒の各々の長さを所定の範囲内の一つの
値に選択的に調節する装置が設けられており、それによ
り長い支持棒の長さを変えることにより、組み立てられ
た状態の囲いにおいて、囲いの平面広がり領域が変化
し、それに応じて囲いの容積が変化する。短い支持棒
は、囲いの平面広がり領域の変化に応じて入れ子式に長
さが調節される入れ子部材である。
【０００８】
【実施例】本発明の上記の目的およびその他の目的、特
徴ならびに利点は、添付図面について読まれる以下の説
明から明らかになろう。添付図面において、同様な符号
は同じ部材を示す。本発明は、折畳まれた状態から組み
立て状態に容易に組み立て可能な構造体であって、組み
立て状態において、いくつかの形状、例えば、三角形、
長方形等のうちの一つの形状を有する直立した囲いおよ
び床を形成し、それによりその内部に物品を収容するこ
とを含む種々の目的のために使用することができる構造
体に関する。この構造体は、例えば、商業用の施設にお
いて貯蔵容器として用いることができ、また、装置の迅
速なかつ便利な組立ておよび分解が好まれる公共の行事
に使用することができる。この構造体は、基本的な囲い
構造体に車輪を取り付けることによりショッピングカー
トとして適応させることができる。この構造体は、容易
に取り扱われかつ運搬され、そしてその製造を容易に、
そして経済的に行うことができる。
徴ならびに利点は、添付図面について読まれる以下の説
明から明らかになろう。添付図面において、同様な符号
は同じ部材を示す。本発明は、折畳まれた状態から組み
立て状態に容易に組み立て可能な構造体であって、組み
立て状態において、いくつかの形状、例えば、三角形、
長方形等のうちの一つの形状を有する直立した囲いおよ
び床を形成し、それによりその内部に物品を収容するこ
とを含む種々の目的のために使用することができる構造
体に関する。この構造体は、例えば、商業用の施設にお
いて貯蔵容器として用いることができ、また、装置の迅
速なかつ便利な組立ておよび分解が好まれる公共の行事
に使用することができる。この構造体は、基本的な囲い
構造体に車輪を取り付けることによりショッピングカー
トとして適応させることができる。この構造体は、容易
に取り扱われかつ運搬され、そしてその製造を容易に、
そして経済的に行うことができる。
【０００９】図１は、構造体１０を組み立て状態で示し
ている。本発明により得られるこの組み立て状態は、い
くつかの組み立て形状のうちの１つであり、囲いにより
密閉された空間の容積、すなわち、容量が変化する。ま
た構造体の平面広がり領域は、囲い底部に設けられた長
い支持棒（後述）の選択された長さに応じて変化する。
これらの長い支持棒の長さを伸ばすことにより、囲いの
平面広がり領域が容積と同様に増大する。その理由は、
容積は、構造体の平面領域を広げることに付随する構造
体の高さの減少に応じてよりも、平面領域の変化に応じ
てより変化するからである。
ている。本発明により得られるこの組み立て状態は、い
くつかの組み立て形状のうちの１つであり、囲いにより
密閉された空間の容積、すなわち、容量が変化する。ま
た構造体の平面広がり領域は、囲い底部に設けられた長
い支持棒（後述）の選択された長さに応じて変化する。
これらの長い支持棒の長さを伸ばすことにより、囲いの
平面広がり領域が容積と同様に増大する。その理由は、
容積は、構造体の平面領域を広げることに付随する構造
体の高さの減少に応じてよりも、平面領域の変化に応じ
てより変化するからである。
【００１０】構造体１０は、例えば、４個の伸縮腕フレ
ーム１２ａ〜１２ｄからなり、これらのフレームはよく
知られた態様で複数個の互いに回動自在に支持されたア
ーム１４からなり、各々の図示したフレームはこのよう
な６個のアーム１４を有している。伸縮腕フレーム１２
ａ〜１２ｄは、引込み位置および伸長位置をとり、引込
み位置から伸長位置まで移動する際に、フレームのアー
ム１４は共通の平面内ではさみのように移動する。伸長
位置において、フレーム１２ａ〜１２ｄの各々は、対向
するフレーム側部と頂部および底部の広がりとを有する
開放パネルまたは壁要素を形成する。フレーム１２ａ〜
１２ｄの各々は、フレームの側部において、隣接したフ
レームの側部と連結されている。
ーム１２ａ〜１２ｄからなり、これらのフレームはよく
知られた態様で複数個の互いに回動自在に支持されたア
ーム１４からなり、各々の図示したフレームはこのよう
な６個のアーム１４を有している。伸縮腕フレーム１２
ａ〜１２ｄは、引込み位置および伸長位置をとり、引込
み位置から伸長位置まで移動する際に、フレームのアー
ム１４は共通の平面内ではさみのように移動する。伸長
位置において、フレーム１２ａ〜１２ｄの各々は、対向
するフレーム側部と頂部および底部の広がりとを有する
開放パネルまたは壁要素を形成する。フレーム１２ａ〜
１２ｄの各々は、フレームの側部において、隣接したフ
レームの側部と連結されている。
【００１１】フレームの各側部は、図１で明らかなよう
に、符号１８で示した囲いの頂部、符号２０で示した底
部および符号２２で示した頂部と底部との中間の位置に
おいて、図示のような回動自在に連結されている。ピボ
ット継手１６（図４）は一例として立方体の形状で例示
してある。継手のその他の形状も、継手に対して２組の
別個のはさみの作用をするアームを回動させる必要性を
満たす限りは、使用することができる。
に、符号１８で示した囲いの頂部、符号２０で示した底
部および符号２２で示した頂部と底部との中間の位置に
おいて、図示のような回動自在に連結されている。ピボ
ット継手１６（図４）は一例として立方体の形状で例示
してある。継手のその他の形状も、継手に対して２組の
別個のはさみの作用をするアームを回動させる必要性を
満たす限りは、使用することができる。
【００１２】伸縮腕フレーム相互間において、１個のフ
レームを図３に示した引込み位置から伸長させると、そ
の他のフレームもまた伸長するように連結されており、
これらのフレームの各々は、４つの側面（辺）を有する
囲いの場合には、伸長する間に、隣接したフレームの移
動平面に直交した平面内で移動する。異なる数の伸縮腕
フレームが囲いを構成している場合には、伸縮腕の移動
平面の相対的な位置決めも異なってくる。
レームを図３に示した引込み位置から伸長させると、そ
の他のフレームもまた伸長するように連結されており、
これらのフレームの各々は、４つの側面（辺）を有する
囲いの場合には、伸長する間に、隣接したフレームの移
動平面に直交した平面内で移動する。異なる数の伸縮腕
フレームが囲いを構成している場合には、伸縮腕の移動
平面の相対的な位置決めも異なってくる。
【００１３】また、引込み位置から伸長位置への伸縮腕
フレームの組立て、つまり囲いの組立ては以下のように
してなされる。すなわち、後述するハブリング３４を押
し下げ、底部においてハブリング３４を伸縮腕フレーム
と連結する支持棒を回動させ、それにより伸縮腕フレー
ムのはさみのアームが離間し、それに応じて折畳まれた
囲い構造体が組立てのために開く。
フレームの組立て、つまり囲いの組立ては以下のように
してなされる。すなわち、後述するハブリング３４を押
し下げ、底部においてハブリング３４を伸縮腕フレーム
と連結する支持棒を回動させ、それにより伸縮腕フレー
ムのはさみのアームが離間し、それに応じて折畳まれた
囲い構造体が組立てのために開く。
【００１４】各々の伸縮腕フレーム１２ａ〜１２ｄに設
けられたアーム１４の数は６個として示してあるが、こ
れは例示にすぎない。当業者により理解されるように、
組み立てられた囲いのフレームの開き具合により、フレ
ーム１個についてより多数のアームを使用することがで
きる。例えば、小さい物品を囲い内に貯蔵する場合は、
アームの個数およびアームの幅は、組み立て構造体に、
使用される物品よりも小さい開口部を形成する。
けられたアーム１４の数は６個として示してあるが、こ
れは例示にすぎない。当業者により理解されるように、
組み立てられた囲いのフレームの開き具合により、フレ
ーム１個についてより多数のアームを使用することがで
きる。例えば、小さい物品を囲い内に貯蔵する場合は、
アームの個数およびアームの幅は、組み立て構造体に、
使用される物品よりも小さい開口部を形成する。
【００１５】また、この囲いは図１に全体を符号２４で
示した床を有しており、床２４を構成する支持棒は放射
状に配列され、そして共通の平面内に配置されている。
これらの支持棒は、この構造体が図２に示すように部分
的に組み立てられた状態にあるときに、傘のような形態
に配置される。支持棒は、長い支持棒２６および短い支
持棒２８を含み、長い支持棒は各々の第１端部において
１個の伸縮腕フレームが別の伸縮腕フレームと連結され
た囲いの下部と連結され、この連結は図２において符号
３０で示してある。この囲いが組み立てられたときに、
支持棒２６の前記第１端部は底部において連結され、底
部において、囲いの隅部は隣接した伸縮腕フレームの側
部が交わることにより形成される。
示した床を有しており、床２４を構成する支持棒は放射
状に配列され、そして共通の平面内に配置されている。
これらの支持棒は、この構造体が図２に示すように部分
的に組み立てられた状態にあるときに、傘のような形態
に配置される。支持棒は、長い支持棒２６および短い支
持棒２８を含み、長い支持棒は各々の第１端部において
１個の伸縮腕フレームが別の伸縮腕フレームと連結され
た囲いの下部と連結され、この連結は図２において符号
３０で示してある。この囲いが組み立てられたときに、
支持棒２６の前記第１端部は底部において連結され、底
部において、囲いの隅部は隣接した伸縮腕フレームの側
部が交わることにより形成される。
【００１６】短い支持棒２８は、第１端部において、符
号３２（図２）で示したフレームの両側部の中間の位置
においてフレームの底部の伸縮腕フレームと連結されて
いる。支持棒２６，２８の反対側の第２端部は、図１、
図２および図８に全般的に示しかつ図６にさらに詳細に
示すように、ハブリング３４と連結されている。ハブリ
ング３４と支持棒２６，２８とは、図８から最も良く理
解されるように、回動自在に連結されている。支持棒２
６，２８の第１端部もまた、囲いに回動自在に連結され
ている。長い支持棒２６について、隣接した伸縮腕フレ
ームの互いのフレーム側部が回動自在に連結された囲い
の下部において、ピボット継手１６もまた、図５から理
解されるように、長い支持棒２６を回動可能に装着する
ための構成部分として機能する。
号３２（図２）で示したフレームの両側部の中間の位置
においてフレームの底部の伸縮腕フレームと連結されて
いる。支持棒２６，２８の反対側の第２端部は、図１、
図２および図８に全般的に示しかつ図６にさらに詳細に
示すように、ハブリング３４と連結されている。ハブリ
ング３４と支持棒２６，２８とは、図８から最も良く理
解されるように、回動自在に連結されている。支持棒２
６，２８の第１端部もまた、囲いに回動自在に連結され
ている。長い支持棒２６について、隣接した伸縮腕フレ
ームの互いのフレーム側部が回動自在に連結された囲い
の下部において、ピボット継手１６もまた、図５から理
解されるように、長い支持棒２６を回動可能に装着する
ための構成部分として機能する。
【００１７】ハブリング３４はキャップピース３６（図
６）で蔽うことができ、キャップピース３６は軸線方向
フランジ３８を有するディスクの形態に構成されてい
る。フランジ３８には、この構造体が組み立て状態にあ
るときに長い支持棒２６および短い支持棒２８を収容す
るために、スロット４０が形成されている。ハブリング
３４との連結部に最も近いこれらの支持棒の長手方向の
部分は、この構造体が組み立て状態にあるときに、キャ
ップピース３６の下面の周囲部分と接する。この当接
は、囲い内に収容された物品の荷重を受けたときに支持
棒の配列が平面内に維持されるのを助ける。
６）で蔽うことができ、キャップピース３６は軸線方向
フランジ３８を有するディスクの形態に構成されてい
る。フランジ３８には、この構造体が組み立て状態にあ
るときに長い支持棒２６および短い支持棒２８を収容す
るために、スロット４０が形成されている。ハブリング
３４との連結部に最も近いこれらの支持棒の長手方向の
部分は、この構造体が組み立て状態にあるときに、キャ
ップピース３６の下面の周囲部分と接する。この当接
は、囲い内に収容された物品の荷重を受けたときに支持
棒の配列が平面内に維持されるのを助ける。
【００１８】構造体１０は、折畳まれた状態において
は、図３から理解されるように、コンパクトな人目につ
かない形態になる。この理由から、構造体１０は、家
庭、商業用施設または車両内に便利良く保管することが
できる。この構造物を所定の目的のために使用すること
が必要であるときに、使用者は伸縮腕フレーム１２ａ〜
１２ｄのうちの１個のフレームを引っ込み位置から伸長
位置まで伸長しさえすればよく、これによりすべてのフ
レームが伸長する。なお、２個のフレームを手操作して
すべてのフレームを伸長させることもできる。
は、図３から理解されるように、コンパクトな人目につ
かない形態になる。この理由から、構造体１０は、家
庭、商業用施設または車両内に便利良く保管することが
できる。この構造物を所定の目的のために使用すること
が必要であるときに、使用者は伸縮腕フレーム１２ａ〜
１２ｄのうちの１個のフレームを引っ込み位置から伸長
位置まで伸長しさえすればよく、これによりすべてのフ
レームが伸長する。なお、２個のフレームを手操作して
すべてのフレームを伸長させることもできる。
【００１９】構造体の組み立て時には、伸縮腕フレーム
のアームシザーおよびフレームが広がって、頂部から底
部までの長さが短かくなる。これは図２に示した中間の
組み立て位置を参照すれば明白である。また、この組み
立て時の作動のもとで、直立した状態で集束されていた
支持棒２６，２８は、フレームおよびハブリング３４の
両方において回動しながら下方に移動する。完全に組み
立てられた状態においては、伸縮腕フレームが長方形ま
たはその他の形状の構造体を形成し、そして図１に示し
たように放射状に配列された支持棒が水平面内に整列す
る。
のアームシザーおよびフレームが広がって、頂部から底
部までの長さが短かくなる。これは図２に示した中間の
組み立て位置を参照すれば明白である。また、この組み
立て時の作動のもとで、直立した状態で集束されていた
支持棒２６，２８は、フレームおよびハブリング３４の
両方において回動しながら下方に移動する。完全に組み
立てられた状態においては、伸縮腕フレームが長方形ま
たはその他の形状の構造体を形成し、そして図１に示し
たように放射状に配列された支持棒が水平面内に整列す
る。
【００２０】この構造体の組み立ておよび折畳みが簡単
であることは上記の説明から明白であり、そしてこのよ
うな簡単さおよびそれを達成するための手段が本発明の
特徴であることが理解されよう。長方形の囲いのサイズ
は、組み立て状態においては、各々について設定され、
そして同じでなければならない長い支持棒の長さにより
設定される。長い支持棒の長さは囲いの平面広がり領域
を設定し、従って、囲いの容積、すなわち、容量値を設
定する。短い支持棒はばね負荷された入れ子式の構成部
材であり、特定の囲いの平面形状パラメータと関連した
各々の長さに自動的に調節される。長い支持棒は１つの
長さのみを有するように構成することができ、または以
下に述べる目的のために、ある範囲の長さを有するよう
に構成することができる。
であることは上記の説明から明白であり、そしてこのよ
うな簡単さおよびそれを達成するための手段が本発明の
特徴であることが理解されよう。長方形の囲いのサイズ
は、組み立て状態においては、各々について設定され、
そして同じでなければならない長い支持棒の長さにより
設定される。長い支持棒の長さは囲いの平面広がり領域
を設定し、従って、囲いの容積、すなわち、容量値を設
定する。短い支持棒はばね負荷された入れ子式の構成部
材であり、特定の囲いの平面形状パラメータと関連した
各々の長さに自動的に調節される。長い支持棒は１つの
長さのみを有するように構成することができ、または以
下に述べる目的のために、ある範囲の長さを有するよう
に構成することができる。
【００２１】囲い１０の容量は、必要であれば、変更す
ることができる。これは図５、図６および図８について
以下に説明する態様で長い支持棒２６の長さを変えるこ
とにより行われる。支持棒の長さは支持棒２６に設けら
れたもどり止め装置５０により変更され、または選択的
に調節される。もどり止め装置５０は、ロッド部５２と
内部でロッドが滑動可能である管部５４とを備えてい
る。
ることができる。これは図５、図６および図８について
以下に説明する態様で長い支持棒２６の長さを変えるこ
とにより行われる。支持棒の長さは支持棒２６に設けら
れたもどり止め装置５０により変更され、または選択的
に調節される。もどり止め装置５０は、ロッド部５２と
内部でロッドが滑動可能である管部５４とを備えてい
る。
【００２２】もどり止め装置５０は、例えば、ロッド部
５２内に担持されたバイアス荷重用のピン５３と、管部
５４に所定の間隔をあけて形成された複数個の開口部５
６とを備えることができる。このピンを各々の支持棒２
６の選択された同一の開口部に移動させることにより、
支持棒２６の長さを長くしたり、または短くしたりする
ことができる。図６は最小の長さを与える開口部内のピ
ンのもどり止め位置を示し、一方、図５はアームに最大
の長さを与えるもどり止めされた状態を示す。図８の破
線は、支持棒２６の長さを増大させた場合、管部がどの
位置まで移動するかを示している。
５２内に担持されたバイアス荷重用のピン５３と、管部
５４に所定の間隔をあけて形成された複数個の開口部５
６とを備えることができる。このピンを各々の支持棒２
６の選択された同一の開口部に移動させることにより、
支持棒２６の長さを長くしたり、または短くしたりする
ことができる。図６は最小の長さを与える開口部内のピ
ンのもどり止め位置を示し、一方、図５はアームに最大
の長さを与えるもどり止めされた状態を示す。図８の破
線は、支持棒２６の長さを増大させた場合、管部がどの
位置まで移動するかを示している。
【００２３】図７は囲いを組み立て状態にロックするた
めに使用されるロックユニット６０を示す。また、この
ロックユニット６０は、囲いを折畳まれた状態にロック
するためにも使用することができる。ロックユニット６
０は、伸縮腕フレームのアーム１４ａ、１４ｂと連結さ
れたスリーブ６２と、同じフレームのその他のアーム１
４ｃ、１４ｄと連結されたスリーブ６２内で移動可能な
ロッド６４とを有する入れ子式の支柱とすることができ
る。スリーブ６２内に担持された止めねじ６６または同
様な部材は、ロッド６４をロックした状態にセットし、
従って、フレームとアームの関係をロックする。
めに使用されるロックユニット６０を示す。また、この
ロックユニット６０は、囲いを折畳まれた状態にロック
するためにも使用することができる。ロックユニット６
０は、伸縮腕フレームのアーム１４ａ、１４ｂと連結さ
れたスリーブ６２と、同じフレームのその他のアーム１
４ｃ、１４ｄと連結されたスリーブ６２内で移動可能な
ロッド６４とを有する入れ子式の支柱とすることができ
る。スリーブ６２内に担持された止めねじ６６または同
様な部材は、ロッド６４をロックした状態にセットし、
従って、フレームとアームの関係をロックする。
【００２４】図９は、この囲いをショッピングカート８
０として適応させた場合を示している。この囲い構造物
には、伸縮腕フレームのアームの下端部に車輪８２を取
り付けることができる。それに加えて、ハンドル構成部
材をフレームアーム内に滑動可能に収納し、ハンドルと
して機能させるために、収納位置から図示した伸長位置
まで伸長させることができる。このハンドルにより、こ
の囲いを車輪やその他の方法で移動させることができ
る。
０として適応させた場合を示している。この囲い構造物
には、伸縮腕フレームのアームの下端部に車輪８２を取
り付けることができる。それに加えて、ハンドル構成部
材をフレームアーム内に滑動可能に収納し、ハンドルと
して機能させるために、収納位置から図示した伸長位置
まで伸長させることができる。このハンドルにより、こ
の囲いを車輪やその他の方法で移動させることができ
る。
【００２５】前述したように、組み立てられた構造体の
形状は、一例として示した長方形に加えて、種々の形状
とすることができる。囲いの別の形状を図１０（Ａ）に
示す。図１０（Ａ）において、略図で示した構造体１０
０は３個の伸縮腕フレーム１０２を有し、その２個のフ
レームは破線で示されており、組み立てられた構造体の
包絡線が破線により描かれている。これらのフレーム１
０２は前述したのと同じ態様で互いに連結される。図１
３は、床を形成する支持棒１２６、１２８が構造体を組
み立てた状態でどのように形成されているかを示してお
り、３つの側面を有する構造体は、３個の長い支持棒１
２６と、３個の短い支持棒１２８とを有している。すな
わち、囲いの所定の形状に対して、囲いの側面と同じ数
の長い支持棒および短い支持棒が存在する。
形状は、一例として示した長方形に加えて、種々の形状
とすることができる。囲いの別の形状を図１０（Ａ）に
示す。図１０（Ａ）において、略図で示した構造体１０
０は３個の伸縮腕フレーム１０２を有し、その２個のフ
レームは破線で示されており、組み立てられた構造体の
包絡線が破線により描かれている。これらのフレーム１
０２は前述したのと同じ態様で互いに連結される。図１
３は、床を形成する支持棒１２６、１２８が構造体を組
み立てた状態でどのように形成されているかを示してお
り、３つの側面を有する構造体は、３個の長い支持棒１
２６と、３個の短い支持棒１２８とを有している。すな
わち、囲いの所定の形状に対して、囲いの側面と同じ数
の長い支持棒および短い支持棒が存在する。
【００２６】なお、図１０（Ｂ）は図１０（Ａ）に示し
た構造体の折畳まれた状態を示している。図１１（Ａ）
は５個の伸縮腕フレーム１３２により形成された５つの
側面を有する五角形の組み立てられた状態の囲い１３０
を示している。この構造体の包絡線は、中空の五角形状
である。この囲いの折畳まれた状態を図１１（Ｂ）に示
しており、そしてこの囲いと組み合わされた長い支持棒
１２６および短い支持棒１２８の配列を図１４に示し、
そして伸縮腕フレームをその図に破線で示している。
た構造体の折畳まれた状態を示している。図１１（Ａ）
は５個の伸縮腕フレーム１３２により形成された５つの
側面を有する五角形の組み立てられた状態の囲い１３０
を示している。この構造体の包絡線は、中空の五角形状
である。この囲いの折畳まれた状態を図１１（Ｂ）に示
しており、そしてこの囲いと組み合わされた長い支持棒
１２６および短い支持棒１２８の配列を図１４に示し、
そして伸縮腕フレームをその図に破線で示している。
【００２７】６つの側面を有する構造体、すなわち、六
角形の構造体１４０を図１２（Ａ）に示し、そして構造
体１４０の折畳まれた状態を図１２（Ｂ）に示してい
る。この構造体は６個の伸縮腕フレーム１４２を有し、
そして図１５は組み立てられた構造体に組み合わされた
長い支持棒１２６および短い支持棒１２８の配列を示し
ている。
角形の構造体１４０を図１２（Ａ）に示し、そして構造
体１４０の折畳まれた状態を図１２（Ｂ）に示してい
る。この構造体は６個の伸縮腕フレーム１４２を有し、
そして図１５は組み立てられた構造体に組み合わされた
長い支持棒１２６および短い支持棒１２８の配列を示し
ている。
【００２８】以上、本発明の好ましい実施例を添付図面
について説明したが、本発明がこれらの正確な実施例に
限定されるものではなく、当業者により種々の変更およ
び変形を特許請求の範囲に記載の本発明の範囲、すなわ
ち、精神から逸脱することなく実施しうることを理解す
べきである。
について説明したが、本発明がこれらの正確な実施例に
限定されるものではなく、当業者により種々の変更およ
び変形を特許請求の範囲に記載の本発明の範囲、すなわ
ち、精神から逸脱することなく実施しうることを理解す
べきである。
【００２９】
【発明の効果】以上のように本発明に係るバスケット構
造体では、容易に折畳み及び組み立てが可能で、しかも
構造体の容量を容易に変更することができ、ショッピン
グカート等に用いて有用である。
造体では、容易に折畳み及び組み立てが可能で、しかも
構造体の容量を容易に変更することができ、ショッピン
グカート等に用いて有用である。
【図１】ショッピングバスケットの役目をすることがで
き、そして本発明の原理により構成された容易に折畳み
可能でありかつ容易に組み立て可能な構造体の完全に組
み立てられた状態を示した斜視図。
き、そして本発明の原理により構成された容易に折畳み
可能でありかつ容易に組み立て可能な構造体の完全に組
み立てられた状態を示した斜視図。
【図２】図１に示した構造体の組み立ての中間の状態を
示した斜視図。
示した斜視図。
【図３】折畳まれた状態の構造体の側面図。
【図４】１個の伸縮腕フレームの側部が、隣接した同様
なフレームの側部に、囲いの上部および中間高さ位置に
おいてピボット継手により連結された態様を示した部分
斜視図。
なフレームの側部に、囲いの上部および中間高さ位置に
おいてピボット継手により連結された態様を示した部分
斜視図。
【図５】１個の伸縮腕フレームの側部が、隣接した同様
なフレームの側部に、構造体の下部において連結された
態様を示した部分斜視図であって、この目的に使用され
るピボット継手もまた長い支持棒の端部をそこに連結す
る役目をする状態を示した図。
なフレームの側部に、構造体の下部において連結された
態様を示した部分斜視図であって、この目的に使用され
るピボット継手もまた長い支持棒の端部をそこに連結す
る役目をする状態を示した図。
【図６】支持棒の端部が連結されたハブ部材を示した部
分的に分解した部分図であって、ハブ部材の上方にハブ
部材上に着座するハブキャップを示し、そして構造体が
部分的に折畳まれた状態にあるときの位置における支持
棒を示した図。
分的に分解した部分図であって、ハブ部材の上方にハブ
部材上に着座するハブキャップを示し、そして構造体が
部分的に折畳まれた状態にあるときの位置における支持
棒を示した図。
【図７】伸縮腕フレームのうちの１個のフレーム上に担
持され、そして囲いを組み立て状態にロックするために
使用されるロック部材を示した部分立面図。
持され、そして囲いを組み立て状態にロックするために
使用されるロック部材を示した部分立面図。
【図８】構造体が組み立て状態にあるときの支持棒の放
射状の配列により形成された囲いの床構造体の平面図で
あって、長い支持棒の第１の選択された長さを実線で示
し、囲い構造体の容量を増大させるためにこれらの長い
支持棒を第２の選択された位置まで伸長した状態を破線
で示した図。
射状の配列により形成された囲いの床構造体の平面図で
あって、長い支持棒の第１の選択された長さを実線で示
し、囲い構造体の容量を増大させるためにこれらの長い
支持棒を第２の選択された位置まで伸長した状態を破線
で示した図。
【図９】支持車輪およびハンドルが取り付けられたショ
ッピングカートに適応された組み立て状態の構造体の斜
視図。
ッピングカートに適応された組み立て状態の構造体の斜
視図。
【図１０】３つの側面を有する組み立てられた構造体を
示した略図およびその構造体の折畳まれた状態を示した
図。
示した略図およびその構造体の折畳まれた状態を示した
図。
【図１１】５つの側面を有する組み立てられた構造体を
示した略図およびその構造体の折畳まれた状態を示した
図。
示した略図およびその構造体の折畳まれた状態を示した
図。
【図１２】組み立てられた６つの側面を有する構造体を
示した略図およびその構造体の折畳まれた状態を示した
図。
示した略図およびその構造体の折畳まれた状態を示した
図。
【図１３】３つの側面を有する構造体が組み立てられた
ときの構造体の床構造体の平面図。
ときの構造体の床構造体の平面図。
【図１４】組み立てられた５つの側面を有する構造体の
床構造体の平面図。
床構造体の平面図。
【図１５】６つの側面を有する構造体の床構造体の支持
棒の配列の平面図。
棒の配列の平面図。
１０ 構造体 １２ａ１２ｂ，１２ｃ，１２ｄ 伸縮腕フレーム １４ アーム １６ ピボット継手 ２４ 床 ２６ 長い支持棒 ２８ 短い支持棒 ３４ ハブリング ３６ キャップピース ５０ もどし止め装置 ５２ ロッド部 ５３ ピン ５４ 管部 ５６ 開口部 ６０ ロックユニット ６２ スリーブ ６４ ロッド ６６ 止めねじ ８２ 車輪 ８４ ハンドル
Claims (19)
- 【請求項１】折畳まれた状態から組み立てられた状態に
組み立て可能であり、組み立てられた状態において複数
の側面を有する直立した囲いと、前記囲いの下部から支
持された床とを備えた構造体であって、 互いに関連する複数個の伸縮腕フレームを備え、前記フ
レームの各々はフレームの対向する両側部において前記
複数の伸縮腕フレームのうちの別のフレームと連結さ
れ、それにより任意の１個の伸縮腕フレームを引っ込み
位置から伸長位置まで伸長させることによりその他の伸
縮腕フレームの伸長を生じさせ、伸長された前記伸縮腕
フレームが前記囲いを形成し、 前記床は複数個の支持棒を備え、前記複数個の支持棒が
複数の長い支持棒と短い支持棒とを含み、前記長い支持
棒の各々の第１端部は、１つの伸縮腕フレームの側部が
隣接した伸縮腕フレームの側部と連結された位置におい
て前記囲いの下部と連結され、前記短い支持棒の各々の
第１端部は、１つの伸縮腕フレームの対向する両側部の
中間の位置において前記囲いの下部と連結され、前記長
い支持棒の各々の反対側の第２端部および前記短い支持
棒の各々の反対側の第２端部がハブ取付け具に連結さ
れ、前記ハブ取付け具のまわりには、前記囲いが組み立
てられた状態にあるときに、すべての前記支持棒が放射
状に配列され、前記短い支持棒が前記囲いの折畳みおよ
び組立ての間に入れ子式に長さが調節される入れ子部材
である、折畳み可能な構造体。 - 【請求項２】請求項１に記載の構造体において、前記伸
縮腕フレームは、各々の対向する両側部において、隣接
して配置されたフレームの側部に、それぞれピボット継
手により回動自在に連結されている。 - 【請求項３】請求項１に記載の構造体において、前記伸
縮腕フレームは、各々の対向する両側部において、隣接
して配置されたフレームの側部と、各々の側部の上側お
よび下側の位置と、前記上側位置と下側位置の中間の少
なくとも一つの位置とにおいて回動可能な連結により連
結されている。 - 【請求項４】請求項３に記載の構造体において、前記回
動可能な連結がピボット継手を含み、前記フレーム部材
のアームが前記ピボット継手に回動自在に装着されてい
る。 - 【請求項５】請求項３に記載の構造体において、前記支
持棒の共通の端部と前記フレームの下部との連結が前記
端部を前記フレームに回動自在に装着することによりな
されている。 - 【請求項６】請求項１に記載の構造体において、前記ハ
ブ取付け具は、前記支持棒の反対側の端部が連結される
リングと、前記リングにかぶせられる横方向に広く形成
されたキャップピースとを含み、前記構造体が組み立て
られた状態にあるときの前記キャップピースの下側が、
前記構造体が組み立てられた状態にあるときの前記支持
棒の各々の長手方向の部分と緊密に係合し、それにより
所定の配列の平面状の配置からの前記支持棒の撓みが阻
止される。 - 【請求項７】請求項１に記載の構造体は、前記構造体を
組み立てられた状態にロックする手段をさらに備えてい
る。 - 【請求項８】請求項７に記載の構造体において、前記ロ
ック手段は、前記伸縮腕フレームのうちの少なくとも一
つのフレームのアーム上に担持され、そしてそのフレー
ムのいくつかのアームをその他のアームに固定された関
係にロックするように作用可能なロックユニットを含
み、それによりフレームアームの移動およびそれに対応
した前記囲いの移動が阻止される。 - 【請求項９】請求項８に記載の構造体において、前記ロ
ックユニットは、第１端部において最初に述べた前記フ
レームアームに固定された入れ子支柱を備え、前記支柱
の反対側の端部が前記フレームのその他のアームに固定
され、前記支柱がスリーブ内で移動可能なロッドを含
み、前記ロッドを前記スリーブ内の選択された位置にロ
ックするためのもどり止めを有している。 - 【請求項１０】請求項１に記載の構造体は、前記長い支
持棒の各々の長さを所定の範囲の１つの値に選択的に調
節する手段をさらに含み、それにより前記長い支持棒の
長さを変えることにより、組み立てられた状態の囲いに
おいて、前記囲いの平面広がり領域が変化し、そしてそ
れに応じて前記囲いの容積が変化し、前記短い支持棒が
前記囲いの平面広がり領域の変化に応じて入れ子式に長
さが調節される入れ子部材である。 - 【請求項１１】請求項１０に記載の構造体において、前
記長い支持棒の各々は、ロッドと、前記長い支持棒の有
効長を変更するために前記ロッド上を滑動可能な管状片
とを備え、前記長い支持棒の長さを選択的に調節する前
記手段は、前記ロッドおよび管状片を選択された有効長
においてロックするために長い支持棒のロッド上に担持
されたもどり止め手段を含む。 - 【請求項１２】請求項１１に記載の構造体において、前
記もどり止め手段は、前記ロッドおよび管状片のうちの
一方に設けられた付勢部材と、前記ロッドおよび管状片
のうちの他方に担持され、前記付勢部材を収納する複数
個の開口部とを備えている。 - 【請求項１３】請求項１に記載の構造体において、前記
囲いの複数の側面およびそれに対応した複数の伸縮腕フ
レームの数が３またはそれ以上である。 - 【請求項１４】請求項１３に記載の構造体において、前
記複数個の支持棒のうちの長い支持棒の数が前記構造体
の複数の側面の数と同じである。 - 【請求項１５】請求項１３に記載の構造体において、前
記複数個の支持棒のうちの短い支持棒の数が前記構造体
の複数の側面の数と同じである。 - 【請求項１６】折畳まれた状態から組み立てられた状態
に組み立て可能であり、組み立てられた状態において、
直立した長方形の囲いと、前記囲いの下部から支持され
た床とを備えた構造体であって、 ４個の伸縮腕フレームを備え、前記フレームの各々はフ
レームの対向する両側部において前記複数の伸縮腕フレ
ームのうちの別のフレームと連結され、それにより任意
の１個の伸縮腕フレームを引っ込み位置から伸長位置ま
で伸長させることにより、その他の伸縮腕フレームの伸
長を生じさせ、伸長された前記伸縮腕フレームが前記囲
いを形成し、 前記床は、複数個の支持棒を備え、前記複数個の支持棒
が複数の長い支持棒と短い支持棒とを含み、前記長い支
持棒の各々の第１端部は、１つの伸縮腕フレームの側部
が隣接した伸縮腕フレームの側部と連結された位置にお
いて前記囲いの下部と連結され、前記短い支持棒の第１
端部の各々は、１つの伸縮腕フレームの対向する両側部
の中間の位置において前記囲いの下部と連結され、前記
長い支持棒の各々の反対側の第２端部および前記短い支
持棒の各々の反対側の第２端部がハブ取付け具に連結さ
れ、前記ハブ取付け具のまわりには、前記囲いが組み立
てられた状態にあるときに、すべての前記支持棒が放射
状に配列され、 さらに、前記長い支持棒のそれぞれの長さを所定の範囲
の一つの値に選択的に調節する装置を備え、それにより
前記長い支持棒の長さを変えることにより、組み立てら
れた状態の囲いにおいて、前記囲いの平面広がり領域が
変化し、そしてそれに応じて前記囲いの容積が変化し、
前記短い支持棒が前記囲いの平面広がり領域の変化に応
じて入れ子式に長さが調節される入れ子部材である構造
体。 - 【請求項１７】請求項１に記載の構造体は、少なくとも
１組の対向する前記伸縮腕フレームの下部に担持された
車輪を備えている。 - 【請求項１８】請求項１に記載の構造体において、前記
伸縮腕フレームの各々が複数個のフレームアームからな
り、前記フレームアームがその他のフレームアームの各
々に回動自在に装着され、前記構造体が対向する１組の
伸縮腕フレームのフレームアームのうちの組み合わされ
たフレームアームと連結されたハンドルを含む。 - 【請求項１９】請求項１８に記載の構造体において、前
記ハンドルが１組の対向する伸縮腕フレームのフレーム
アームのうちの組み合わされたフレームアーム内に入れ
子式に収納可能なハンドルアームを含む。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/938,424 US5290050A (en) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | Collapsible basket structure |
| US07/938424 | 1992-08-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06225809A true JPH06225809A (ja) | 1994-08-16 |
| JP2515083B2 JP2515083B2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=25471414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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