JPH06218701A - のこ鎖 - Google Patents

のこ鎖

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JPH06218701A
JPH06218701A JP28349393A JP28349393A JPH06218701A JP H06218701 A JPH06218701 A JP H06218701A JP 28349393 A JP28349393 A JP 28349393A JP 28349393 A JP28349393 A JP 28349393A JP H06218701 A JPH06218701 A JP H06218701A
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JP
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cutter
chain
link
links
connector
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Application number
JP28349393A
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English (en)
Inventor
Michael D Harfst
デニス ハルフスト マイケル
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Oregon Tool Inc
Original Assignee
Blount Inc
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27BSAWS FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; COMPONENTS OR ACCESSORIES THEREFOR
    • B27B33/00Sawing tools for saw mills, sawing machines, or sawing devices
    • B27B33/14Saw chains

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Sawing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価で簡単に製造できるワイヤ製コネクタリ
ンクをもち、良好な切断特性をもつと共に、ワイヤ製コ
ネクタリンクが工作物を傷めないようになした切断鎖を
提供する。 【構成】 のこ鎖は水平に配置されたワイヤ製コネクタ
リンク32、34によって連結されたほぼ直立した板状
カッタリンク22〜28をもつ。カッタリンクはコネク
タリンクを保護するためにコネクタリンクより幅の広い
切り溝を切る。カッタリンク中の穴40、42はコネク
タリンクの横断面寸法より大きく、カッタとコネクタリ
ンク間に一定限度の垂直移動を可能ならしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的にはのこ鎖に関
し、詳細には直立板状リンクがワイヤ製コネクタリンク
によって相互連結されたのこ鎖に関するものである。
【0002】
【従来の技術】切断鎖技術は通常、重金属のリンクとこ
れらのリンクを枢着するための大きな連結リベットを必
要とする大形の、強力な鎖のこに特色を有していた。最
近は、切断鎖技術と動力ヘッド構造の改良と進歩によっ
て、ずっと小さい鎖と動力ヘッドの使用が可能になり、
色々な新しい用途と新しいユーザーに鎖のこの使用が広
がってきた。
【0003】小さい動力ヘッドを使用するための極めて
軽量の切断鎖の1型式が1989年5月9日発行の“Sa
w Chain ”と題する本出願人に譲渡された米国特許第
4,827,821号に示されている。この米国特許は
ワイヤ製コネクタリンクによって相互連結された板状カ
ッタリンクの使用法を開示している。しかし、これに開
示された構造には欠点があった。実質上水平のコネクタ
リンクは鎖中の直立リンクの切断幅より大きい距離だけ
鎖の中心ラインの反対側へ横外方に延在する。従って水
平コネクタリンクはそれらの対面するへりに切断へりを
研ぐ必要がある。コネクタリンクは閉じたループに形成
されるので、コネクタリンクの研がれたへりが木材に掛
合したときそれに及ぼされる力はワイヤ形コネクタリン
クをはぎ取る傾向を示し、その結果鎖を損傷し、鎖の交
換を必要ならしめる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は安価で
簡単に製造でき、従来装置の欠点を解消するワイヤ製コ
ネクタリンクをもつ新規なのこ鎖を提供することにあ
る。
【0005】他の目的は良好な切断特性をもつと共に、
ワイヤ製コネクタリンクが工作物を傷めないようになし
た切断鎖を提供することにある。本発明の更に他の目的
は、直立リンクと実質上水平のワイヤ製リンク間の相互
連結が、鎖の振動を減らすために垂直リンクの回転移動
又は水平と垂直のリンク間の或る一定限度の垂直移動を
可能ならしめるような新規なのこ鎖を提供することにあ
る。
【0006】本発明の他の目的は、実質上同様な平らな
素材から形成され、カッタリンクの或るものが素材の中
心面から第1の距離曲げられた上端をもち、リンクの第
2の組が素材の平面からより大きい距離曲げられた上部
カッタ部分をもつような、複数の板状の直立カッタリン
クをもつ新規なのこ鎖を提供することにある。リンクの
第2の組は切り溝壁の繊維剪断のためのコイン加工した
(coined)領域をもつことができる。これらのカッタリ
ンクはすべて普通の手法で頂部研ぎされ、色々な切断幅
特性をもつ鎖中のリンクを作ることができる。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明ののこ鎖は、対向端に隣接して貫通する穴をもつ
鎖の中心軸線に沿って整列した複数のほぼ直立した板状
リンクを含み、前記リンクの内の或る一定のリンクは鎖
の横に計って予め選択された幅をもつ切り溝−切断連続
作業をなすために鎖の中心軸線から横に向いたカッタ部
分をもち、更に、複数の細長いワイヤ製コネクタリンク
を含み、前記コネクタリンクの各々は前記鎖中で実質上
水平に配列され、1対の隣接リンク間に延在しそして隣
接リンクを枢着するため前記リンク中の前記穴を貫通す
るその対向端部に湾曲部を形成する湾曲部分をもち、前
記コネクタリンクは鎖の横に測った側端から側端までの
寸法が前記予め選択された幅より小さいことを特徴とす
る。
【0008】
【実施例】特に図1を参照すれば、鎖のこ案内バーが1
0で示され、前記バーは1対の対向する側面レール1
2、14をもち、前記レール間には鎖受入れ溝16が形
成される。
【0009】バー上に取付けられるのは本発明により構
成された細長いのこ鎖20の1セクションである。鎖の
短い長さのみを図示しているが、鎖は連続ループに形成
されており、前記ループは案内バーの周囲をめぐりかつ
動力ヘッド上の駆動スプロケットをめぐって延在する。
前記動力ヘッドには、バーをめぐって鎖を駆動するよう
にバーと鎖が連結されている。
【0010】鎖は複数のリンクを含み、前記リンクの幾
つかは直立板状カッタリンクであり、他のものは、実質
上水平に配列されたワイヤ製コネクタリンクである。直
立板状カッタリンクは22、24、26、28で示し、
カッタ駆動リンクと称される。カッタリンクは以下詳述
するように、複数の実質上水平のワイヤ製コネクタリン
ク32、34によって相互連結される。
【0011】カッタリンク22、24は、それらのカッ
タ部分が互いに面対称となるように反対側に湾曲してい
ることを除外すれば、実質上同じである。カッタリンク
26、28もまた実質上同じであり、唯一の相違点はそ
れらの上部カッタ部分が反対側に湾曲して、面対称にな
っていることである。それ故、鎖中のカッタリンクの各
型式について唯1つを詳述するが、ほぼ同じ構造が適用
されることは理解されるだろう。
【0012】各カッタリンクは図5、6にカッタリンク
用の図示の如き実質上平らな鋼板素材から形成される。
前記素材は下がった舌片部分22a、中間部分22b、
上方突出カッタ部分22c及び上方突出深さゲージ部分
22dを含み、前記深さゲージ部分は開放した溝領域3
8によってカッタ部分22cから離間する。図5、6に
示すように、カッタ部分22cは深さゲージ部分22d
の高さより上に延在する。1対の円形穴又は開口40、
42は中間部分22dの対向端に隣接して形成される。
【0013】カッタ部分22cは対向側面の表面22
f、22gと前面の表面22hをもつ。前記表面は溝領
域38の一側を画成する。カッタを形成するために、カ
ッタ部分22cは図3、7に示すように駆動舌片とカッ
タの中間部分の中心面46の一側に角度44だけ曲げら
れる。図示の実施例では、カッタを製造する材料は0.
042インチ程度の厚さとする。カッタ部分22cは素
材の残余部分の中心面46から約10°の角度44で外
方に曲げられる。
【0014】図4A、8Aに示すように、同様の素材が
カッタ26を形成するために使用されるが、上部カッタ
部分26cは、カッタの残余部分の中心面52から、カ
ッタ22に形成される角度44より大きい角度50だけ
曲げられる。図示のカッタの角度50は30°程度とす
る。カッタリンク26のカッタ部分26cは対向側面の
表面26f、26g及び前面の表面26hをもつ。
【0015】図4B、8Bには、カッタリンク26、2
8の所定位置に使用されるカッタリンクを示す。それは
下がった舌片部分90a、中間部分90b及び上方突出
のカッタ部分90cを含む。またそれは他のカッタにつ
いて図示した如く、開放した溝領域によってカッタ部分
から離間した上方突出の深さゲージ部分をもつ。同様
に、それは中間部分90bの対向端に隣接した1対の円
形穴40、42をもつ。カッタ部分90cは対向側面の
表面90f、90g及び開放した溝領域の一側を画成す
る前面の表面90hをもつ。
【0016】この実施例では、カッタ部分90cはカッ
タ26の上部の曲げ角度50より幾分大きな角度だけ曲
げられる。次いで、部分90の最上部領域は対向側面を
コイン加工(coined)されて、カッタの残余部分の中心
面98に実質上平行な内面90jと、外面90kを作
る。前記外面はカッタの残余部分の面98に平行なライ
ン96から僅かな角度94をなして形成される。このコ
イン加工された外面90kは先側の切断へりを作る。前
記切断へりは鎖に切り溝壁の繊維剪断へりを提供する。
【0017】カッタの最終成形は既知の頂部研削法を用
いてカッタ部分の上面を頂部研削することによって行わ
れる。深さゲージは研削しても又はしなくてもよい。頂
部研ぎされた鎖について既知の如く、鎖は組立て後に研
がれ、そうする際、すべてのカッタ部分は実質上同じ高
さに研削される。このことは図3、4A、4B、7、8
A、8Bに示し、この場合カッタ22は頂面22eを形
成するために水平ラインに沿って研削され、カッタ26
は頂面26eを形成するため水平ラインに沿って研削さ
れ、カッタ90は頂面90eを形成するため研削され
る。
【0018】図2、3に示すように、22eの頂面と前
面22hの集合部がそれらの間に頂板切断へり54を形
成する。前面22hと側面22fの集合部がほぼ直立し
た側部切断へり56を形成する。頂面22eと側面22
fの集合部がそれらの間に頂板へり58を形成する。こ
れらの3つのへり54、56、58の集合部が外方に突
出する切断刃先60を形成する。
【0019】頂板切断へり54は鎖の中心ライン65に
対してかなりの角度67をなして配列される。鎖の中心
ライン65と頂板切断へり54間の角度67はほぼ82
°乃至88°の範囲内にある。
【0020】カッタ26、28はカッタ22、24に用
いたのと同じ方法によって形成されるので、カッタ26
は頂板切断へり64、側板切断へり66、頂板へり68
をもつ。切断刃先70はへり64、66、68の集合点
に形成される。
【0021】カッタ26、28の頂部切断へり64と鎖
の中心ライン65間の角度74は60°乃至75°の範
囲内にある。前記角度はカッタリンク22、24につい
て頂板切断へり54のための角度67より小さい。
【0022】特に図3、4、7、8に示す如く、カッタ
22、24のカッタ刃先60はリンクの残余部分の中心
面46の側方に或る距離78だけ延在する。カッタ2
6、28のカッタ刃先70は距離78より大きいリンク
の残余部分の中心面52から距離79だけ延在する。図
示の実施例では、距離78は約0.040インチであ
り、79は約0.100インチである。これは約0.2
00インチの切り溝切断幅を提供する。
【0023】コネクタリンク32、34については、そ
の各々は丸いワイヤから作られる。コネクタリンク32
については、それは細長い中心部分32a、1対の対向
端部分32b、32c、1対の湾曲部分32d、32e
を含む。図1に示すように、端部分32cは曲げられ
て、下に位置する端部分32bの上に横たわってそれを
保護する。更に、ワイヤの端32f、32gは鈍くされ
ていて、前記端部が切断すべき材料に引っ掛かることが
あまり起こらないようになす。前記引っ掛かかりが起こ
ると、望ましくない応力がコネクタリンクに加えられ
る。そのようなことは切断をなす研がれた端をもつ従来
装置では起こった。これら2つの端部分は強度を追加す
るため例えば溶接によって互いに固着される。
【0024】湾曲部分32d、32eは夫々鎖の連続す
るリンク中の穴42、40を貫通する。コネクタリンク
の側端から側端までの又は横の寸法82はカッタリンク
26、28上の切断刃先70の横の、側端から側端まで
の寸法より小さい。図示の実施例では、寸法82は約
0.145インチである。従って、刃先70はコネクタ
リンク34の外側を越えて距離81だけ突出する。これ
は図示の実施例では約0.0275インチとする。
【0025】コネクタリンク32、34が貫通する穴4
0、42はコネクタリンクを作るワイヤの直径より実質
上大きな直径をもつ。十分に加工された実施例では、穴
40、42はほぼ0.060インチの直径をもち、コネ
クタリンクを形成するワイヤはほぼ0.045インチの
直径をもつ。
【0026】作業状態では、直立したカッタリンクは下
がった駆動舌片部分を案内バーの溝16内に受入れた状
態に置かれる。コネクタリンクは実質上水平に横たわ
り、それらの下側は案内バーの案内レール12、14の
頂部に載っている。
【0027】作業に際して、鎖はバー10の回りに矢印
80の方向に駆動される。その間、カッタリンクは木材
の如き材料に切り溝を切っていく。それは鎖の対向側面
のカッタリンク26、28の刃先70間の、横又は側端
から側端までの距離と少なくとも同じ幅をもつ。コネク
タリンク32、34は側端から側端までの、又は横の距
離が切り溝の幅より小さく、従って切断している材料と
実質上接触しない。もしコネクタリンクリンクを作るワ
イヤの端部が鈍くされ、ワイヤコネクタの前向きの端が
上に後ろ向きの端をかぶせられるならば、ループを分離
しようとする引っ掛かりを起こす可能性は小さくなる。
従って、コネクタリンクには従来の鎖のようにリンクを
引き離そうとする大きな力は及ぼされない。
【0028】鎖の走行中、鎖はバー上でピンと引っ張ら
れる。カッタリンクとコネクタリンクリンクのワイヤ中
の穴は円形であるので、コネクタリンクの湾曲部分は通
常、カッタリンクの中心から最も遠方側の穴部分へ移動
する。
【0029】これは穴の頂部と底部に対してコネクタリ
ンクの湾曲部を心出ししようとする(即ち、図1の実線
輪郭で示すように、コネクタリンクの湾曲部分はカッタ
リンク中の穴40、42内で実質上垂直に心出しされ
る)。しかし、穴とワイヤの寸法の差異に起因して、ワ
イヤコネクタリンクとその関連するカッタリンク間に垂
直運動が起こり得る。このためカッタは、図1のカッタ
24について破線輪郭で示すように後方に揺動すること
ができる。穴とコネクタ間の垂直寸法の差異は、カッタ
が揺動する角度84を2°乃至10°の範囲内となすた
めには実質的に十分である。
【0030】切断作用中深さゲージ設定値を減少させる
ためにカッタを後方に揺動させることは鎖振動の減少を
助ける手段となることは前に認められた。
【0031】更に説明すれば、カッタリンクが切り口に
入ったとき、それは実線輪郭で示す位置にくる。木材片
の如き加工片に掛合すると、もし切断抵抗が大き過ぎれ
ば、鎖リンクは破線輪郭で示すように後方へ揺動し、深
さゲージ設定値を減少させてカッタの食い込みを減少さ
せ、従って振動を発生させる切断システムに伝えられる
力を減少させる。木材からカッタを外すと、鎖中の張力
によってそれは実線輪郭で示す心出しされた切断位置へ
引き戻される。
【0032】コネクタリンクのワイヤの直径とカッタリ
ンクの穴の寸法の差異によって与えられる鎖部品の組立
て弛みはのこ鎖にしばしば起こる捩れを減少させる助け
となる。また、それは鎖が駆動スプロケットから案内バ
ー溝に向かって移動しているとき、鎖を短縮させ、又は
縦方向で調和させる。これは鎖が作業中バーから投げ出
される可能性を減少させる。
【0033】上記説明は単なる例示であり、鎖の寸法は
増減させることができ、また部品の寸法関係は変更可能
である。以上、本発明の好適実施例を図につき説明した
が、本発明は上述した処に限定されることなく,本発明
の範囲内で種々の変更を加えることができるのは当業者
には明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】案内バー上に置かれた鎖を示す本発明の1実施
例の短い長さの切断鎖の側立面図である。
【図2】図1の鎖の上面図である。
【図3】図1の線3−3上の拡大断面図である。
【図4】Aは図1の線4−4上の拡大断面図である。B
は鎖のカッタリンクの他の実施例を示す、図4Aに類似
の拡大断面図である。
【図5】カッタリンクを形成する平らな金属素材の拡大
側立面図である。
【図6】図5の素材の端面図である。
【図7】図5の線7−7上の横断面図で、図5の素材か
ら作ったカッタ輪郭の1例を示す図である。
【図8】Aは図5の線7−7上の横断面図で、図5の素
材から作ったカッタ輪郭の他の例を示す図である。Bは
図5の線7−7上の横断面図で、図5の素材から作った
カッタ輪郭の更に他の例を示す図である。
【符号の説明】
10 案内バー 12、14 側面レール 16 鎖受入れ溝 20 のこ鎖 22、24、26、28 カッタリンク 32、34 コネクタリンク 40、42 穴 54 頂板切断へり 56 側部切断へり 58 頂部へり 60 切断刃先

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向端に隣接して貫通する穴をもつ鎖の
    中心軸線に沿って整列した複数のほぼ直立した板状リン
    クを含み、前記リンクの内の或る一定のリンクは鎖の横
    に計って予め選択された幅をもつ切り溝−切断連続作業
    をなすために鎖の中心軸線から横に向いたカッタ部分を
    もち、更に、複数の細長いワイヤ製コネクタリンクを含
    み、前記コネクタリンクの各々は前記鎖中で実質上水平
    に配列され、1対の隣接リンク間に延在しそして隣接リ
    ンクを枢着するため前記リンク中の前記穴を貫通するそ
    の対向端部に湾曲部を形成する湾曲部分をもち、前記コ
    ネクタリンクは鎖の横に計った側端から側端までの寸法
    が前記予め選択された幅より小さいことを特徴とするの
    こ鎖。
  2. 【請求項2】 コネクタリンクが細長いループに形成さ
    れたワイヤからなることを特徴とする請求項1に記載の
    のこ鎖。
  3. 【請求項3】 前記ワイヤの対向端は重なり、互いに定
    着されることを特徴とする請求項2に記載ののこ鎖。
  4. 【請求項4】 前記ワイヤの端部はのこ鎖によって切断
    される加工片に引っ掛かからないように鈍くされている
    ことを特徴とする請求項2に記載ののこ鎖。
  5. 【請求項5】 鎖の中心ラインを横切って延びるカッタ
    部分をもつ第1のカッタリンクと、前記鎖の一側に横外
    方に鎖の前記一側上の前記予め選択された幅寸法まで突
    出するカッタ部分をもつ第2カッタリンクを含むことを
    特徴とする請求項1に記載ののこ鎖。
  6. 【請求項6】 前記第1と第2のカッタリンクの各々は
    鎖の進行方向で前方に向いた切断へりをもち、第1カッ
    タリンクの切断へりは鎖の中心ラインに対して第2カッ
    タリンクの切断へりがなす角度よりも大きい角度をなし
    て形成されていることを特徴とする請求項5に記載のの
    こ鎖。
  7. 【請求項7】 前記カッタリンクは下がった舌片部分を
    もち、前記第1と第2のカッタリンクの各々は前記舌片
    部分と前記カッタ部分の中間に中心領域をもち、前記第
    1カッタリンクのカッタ部分は第1の角度で前記中心部
    分の平面から横に湾曲し、前記第2カッタリンクのカッ
    タ部分は前記中心部分の平面から横に前記第1角度より
    大きい第2角度をなして湾曲していることを特徴とする
    請求項6に記載ののこ鎖。
  8. 【請求項8】 コネクタリンクは予め選択された直径を
    もつワイヤからなり、前記コネクタが貫通するカッタリ
    ンク中の穴は前記予め選択された直径より大きい垂直寸
    法をもち、カッタリンクを前記コネクタに対して垂直に
    移動させることができることを特徴とする請求項1に記
    載ののこ鎖。
  9. 【請求項9】 鎖がピンと引っ張られたとき関連するカ
    ッタリンク穴の頂部と底部間の実質上中心にコネクタリ
    ンクを解放自在に位置させるための手段を含むことを特
    徴とする請求項8に記載ののこ鎖。
  10. 【請求項10】 カッタリンクの対向端の穴はそれを貫
    通するコネクタリンクの直径より大きい直径をもち、カ
    ッタリンクの対向端をその関連するコネクタリンクに対
    して垂直に移動させることができることを特徴とする請
    求項1に記載ののこ鎖。
  11. 【請求項11】 バー溝内に受入れられる下がった舌片
    部分と前記舌片部分の上方でその対向端に隣接して貫通
    する穴をもつ前記鎖の中心軸線に沿って整列した複数の
    ほぼ直立した板状リンクを含み、前記リンクの内の或る
    一定のものは、前記鎖の横に測って予め選択された幅の
    切り溝−切断連続作業をなすために鎖の中心軸線の横に
    向いたカッタ部分をもつカッタリンクとなし、更に、前
    記鎖中に実質上水平に配置され、かつ隣接したリンクを
    枢着するために前記リンク中の前記穴を貫通する対向端
    に湾曲部を形成する湾曲部分をもつ複数のワイヤ製コネ
    クタリンクを含み、前記コネクタリンクは鎖の横に測っ
    た側端から側端までの寸法が前記予め選択された幅より
    小さいことを特徴とするのこ鎖。
  12. 【請求項12】 前記鎖に連続して相互枢着された複数
    の板状カッタリンクを含み、第1のカッタリンクは前記
    鎖の中心ラインから第1の距離横に延在する頂部切断へ
    りをもち、第2のカッタリンクは前記鎖の中心ラインの
    前記一側に対して横に前記第1距離より大きい距離だけ
    延在する頂部切断へりをもち、前記カッタリンクの各々
    は実質上平らな中間部分と上方に延在するカッタ部分を
    もつ同様な素材から形成され、前記カッタ部分は夫々前
    記第1と第2の距離だけ前記中間部分から横外方へ湾曲
    していることを特徴とするのこ鎖。
  13. 【請求項13】 カッタリンクを形成する素材は上前方
    に傾斜した前へりをもち、切断へりは中間部分の平面に
    実質上直角をなす平面に研削された頂面と前記前へりの
    交差部によって形成されたことを特徴とする請求項12
    に記載ののこ鎖。
  14. 【請求項14】 前記第1と第2のカッタリンクのカッ
    タ部分は鎖の中心ラインの反対に位置する前記カッタ部
    分の側に側板面をもち、切断へりと側板面の交差部が夫
    々のカッタの切断刃先を形成し、第2カッタリンク上の
    切断刃先に隣接して成す角度が第1カッタリンク上の切
    断刃先に隣接して成す角度より小さいことを特徴とする
    請求項13に記載ののこ鎖。
  15. 【請求項15】 複数のほぼ直立した板状リンクを含
    み、各板状リンクはリンクの対向端に隣接して貫通する
    開口をもち、開口は選択された垂直寸法をもち、更に、
    各リンクを鎖中の隣接リンクに連結するために前記開口
    を貫通するコネクタを含み、コネクタはその関連する開
    口の垂直寸法より実質上小さい垂直寸法をもち、リンク
    を前記コネクタに対して垂直に移動させることができる
    ことを特徴とするのこ鎖。
  16. 【請求項16】 鎖がピンと引っ張られたとき関連する
    開口の頂部と底部間の実質上中心にコネクタを解放自在
    に位置させるための手段を含むことを特徴とする請求項
    15に記載ののこ鎖。
  17. 【請求項17】 開口は円形穴とし、コネクタは円形横
    断面をもち、前記穴の直径はそれを貫通するコネクタの
    直径より実質上大きいことを特徴とする請求項15に記
    載ののこ鎖。
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