JPH0621666U - 剣道の面 - Google Patents

剣道の面

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JPH0621666U
JPH0621666U JP4948392U JP4948392U JPH0621666U JP H0621666 U JPH0621666 U JP H0621666U JP 4948392 U JP4948392 U JP 4948392U JP 4948392 U JP4948392 U JP 4948392U JP H0621666 U JPH0621666 U JP H0621666U
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JP
Japan
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face
kendo
pedestal
bamboo sword
rubber member
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Pending
Application number
JP4948392U
Other languages
English (en)
Inventor
治司 長谷川
Original Assignee
真和工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 真和工業株式会社 filed Critical 真和工業株式会社
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Publication of JPH0621666U publication Critical patent/JPH0621666U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 剣道の面の縫製技術をもった熟練者がいなく
なっていること、及び縫製された面縁皮が竹刀による殴
打によって切損し金属製の台座が露出し竹刀の破損等が
起っていること、の欠点を除去することを目的とする。 【構成】 台座及び横ひごから成る面体と面ぶとんとを
ゴム部材によって接合固着して成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、剣道の面に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来から存する剣道の面の面金具は、顔の輪郭に成る金属製の台座の裏側に藁 縄を配置しこれを布地で台座の表側にも及んで包囲被覆し、この被覆した布地を 糸によって縫い着けて固定し、このように成る面金具に面ぶとんの当該部分を面 縁皮を介して縫製し全体を構成していた。
【０００３】 しかし、今日わが国にはそのような縫製技術をもった熟練者が殆どいなくなっ たため、需要に供給が追いつかない状況であり、国技である剣道競技の普及に支 障をきたす原因になっている。
【０００４】 また、このような面の構成では、竹刀による殴打が面の頭上に繰返されると、 最外側の面縁皮部分が切れて金属製の台座が露出してしまうため、竹刀に対し大 きな影響を与えていた。
【０００５】 即ち、面の頭上の台座に繰返し殴打することによって竹刀を構成する竹部分に 切断や破損が起り、竹刀の寿命を短縮する原因となっていた。
【０００６】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来物のこのような諸欠点を除去することを目的とした剣道の面を 提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本考案は、台座及び横ひごから成る面体と面ぶとんとをゴム部材によって接合 固着して成るものである。
【０００８】
【作用】
いま面体の周囲部と面ぶとんの周囲部とをゴム部材によって接合固着した剣道 の面をつけて試合をしたとき、竹刀を頭上に振り下ろしても面体上のゴム部材に 殴打して跳ね返されるようになる
【０００９】
【実施例】
１は台座２及び多数の横ひご３・・から成る面体で、この面体は金属製である。
【００１０】 ４はこの面体１の台座２の周囲に取付く面ぶとんである。
【００１１】 ５は前記台座２部と前記面ぶとん４の周囲部とを接合固着するゴム部材で、こ のゴム部材の厚さは適当とする。
【００１２】 ゴム部材５によって、面体１部と面ぶとん４の周囲部とを一体に接合するとき は、所定の金型に面体１を載置するとともにこの面体に向けて面ぶとんの周囲部 を配置し、しかる後に加熱したゴム材を注入して成形する。
【００１３】 ここで使用するゴム材とは合成・天然を問わず、粘弾性のある熱可塑性材であ ればよい。
【００１４】 ６は前記面体１の下端中央部に、前記と同様の方法によってゴム材を注入して 上端部を接合固着した前垂れである。
【００１５】 ７・・は厚手の前記面ぶとん４の適当個所に多数設けた通孔である。
【００１６】
【考案の効果】
第１に、従来、面金具の台座に藁縄を媒体としこれを被覆して縫いつけたり、 面ぶとんを面金具に面縁皮を介して縫製するという手数のかかる手段を廃止する ことができ、したがって今日わが国では数少なくなった縫製技術の熟練者を必要 としなくなり、製造コストも低下する。
【００１７】 第２に、ゴム部材によって面体の周囲を被覆するものであるから、竹刀を振り 下ろしたときでもその衝撃を殆ど吸収することができ、良好な緩衝効果を発揮す ることができる。
【００１８】 第３に、竹刀に対する影響が殆どなくなるから、竹刀の切断や破損が起らず、 その寿命を長く保つことができるとともに安全に競技を続けることができる。
【００１９】 第４に、面ぶとんには適所に通孔を設けるから、面の内部の汗による蒸れをあ る程度防止することができるようになり、身体上も精神上も健康的になり、競技 を気持よく続けることができる。
【提出日】平成４年７月２４日
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００７
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本考案は、台座及び横ひごから成る面体と面ぶとんとを熱可塑性材によって接 合固着して成るものである。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００８
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００８】
【作用】
いま面体の周囲部と面ぶとんの周囲部とを熱可塑性材によって接合固着した剣 道の面をつけて試合をしたとき、竹刀を頭上に振り下ろしても面体上のゴム部材 に殴打して跳ね返されるようになる
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１７
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１７】 第２に、熱可塑性材によって面体の周囲を被覆するものであるから、竹刀を振 り下ろしたときでもその衝撃を殆ど吸収することができ、良好な緩衝効果を発揮 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】全体の正面図
【図２】図１のＡ−Ａ線拡大断面図
【符号の説明】
２ 台座 ４ 面ぶとん ５ ゴム部材 ６ 前垂れ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成４年７月２４日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項１
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 台座及び横ひごから成る面体と面ぶとん
    とをゴム部材によって接合固着して成ることを特徴とす
    る剣道の面。
  2. 【請求項２】 面ぶとんに適当数の通孔を設けて成るこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲１に記載した剣
    道の面。
JP4948392U 1992-06-23 1992-06-23 剣道の面 Pending JPH0621666U (ja)

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JP4948392U JPH0621666U (ja) 1992-06-23 1992-06-23 剣道の面

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JPH0621666U true JPH0621666U (ja) 1994-03-22

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4516895Y1 (ja) * 1968-03-08 1970-07-13
JPS4980137A (ja) * 1972-12-06 1974-08-02
JPS5327088U (ja) * 1976-08-16 1978-03-08
JPS601751U (ja) * 1983-06-17 1985-01-08 富士ゼロックス株式会社 ロ−ル紙給紙型複写機におけるカ−ル矯正装置

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